将在6月举办的安纳西国际动画电影节2019将聚焦介绍日本的动画文化,这是时隔20年日本再次被安纳西国际动画电影节评选为“Tribute Country(名誉国)”。《鲁邦三世 卡里奥斯特罗之城》将在安纳西进行户外上映。
在电影节举办期间(6月10日至15日),将实施“NEW MOTION Creator's File 2019”,上映展示评选出的日本动画界的26位次代年轻创作者:如内海纮子、中武哲也、吉田健一、金子雄司、小林宽、押山清高等人的作品。
另外,在见本市MIFA设置了专门会场展示介绍最新技术,其中包括新海诚监督与开发组合AR三兄弟合作的AR新作展示、以及NHK人气番组《知子酱开骂!》CG技术介绍。
担当综合监督的是东京艺术大学的冈本美津子,她认为本次的特集项目应该向世界传递日本动画的新动向。具体上映内容详见如下列表↓
【电影节官方上映】
〈名誉嘉宾〉小田部羊一
〈长篇参赛部门〉審査員:西村義明
・湯浅政明監督『きみと、波にのれたら』
・原恵一監督『バースデー・ワンダーランド』
・櫻木優平監督『あした世界が終わるとしても』
〈Contrechamp参赛部门〉
・渡辺歩監督『海獣の子供』
〈短篇参赛部门〉審査員:山村浩二
・水江未来監督『The Dawn of Ape』
〈Off-Limits部门〉
・林俊作監督『Leaking Life』
〈学生毕业制作部门〉
・木山瑞嬉監督(東京藝術大学大学大学院映像研究科アニメーション専攻)『くじらの湯』
・しばたたかひろ監督(東京藝術大学大学大学院映像研究科アニメーション専攻)『何度でも忘れよう』
・ワーラ・ヤリ監督(多摩美術大学)『THE HUNTER』
・吉成慧恵監督(ノルウェーVOLDA大学)『Somewhere Soft』
〈Commissioned&TV Film 部门〉
・しぎのあきら監督『恐竜少女ガウ子』
〈Commissioned Film 参赛部门〉
『Powder "New Tribe" AC部』
〈放映活动〉
米林宏昌・百瀬義行・山下明彦監督『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』
〈户外上映〉
米林宏昌監督『メアリと魔女の花』
竹之内和久・西尾大介・立仙裕俊監督『インターステラ 5555』
【日本动画特集上映·活动】
〈NEW MOTION Creator's File 2019〉
(選定委員:岡本美津子、山村浩二、土居伸彰、川村真司、石川光久、瀬谷新二、南雅彦)
1.Sarina Nihei 短編『Rabbit's Blood』
2.折笠良 短編『Notre Chambre』
3.水尻自子 短編『幕』
4.冠木佐和子 短編『えーん』
5.平岡政展 短編『L'Ceil du Cyclone』
6.ひらのりょう 短編『パラダイス』
7.Tao Tajima MV「Waxing Moon」
8.牧野惇 MV「戯言スピーカー」
9.ユーフラテス 短編『Layers Act』
10.大西景太 短編『ロックンロールマーチ』
11.薄羽涼彌 短編『見なれぬものたち』
12.板津匡覧 短編『みつあみの神様』
13.小林寛 TV「ひそねとまそたん」
14.内海紘子 TV「BANANA FISH」
15.押山清高 TV「スペース☆ダンディ『ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ』」
16.久野遥子 短編『Airy Me』
17.橋本麦 短編『imai -Fly ft.79, kaho Nakamura』
18.柴田大平 短編『がまんギリギリライン』
19.矢萩利幸 ゲーム内アニメ「PERSONA5-ペルソナ5-」
20.中武哲也 TV「進撃の巨人」
21.佐藤広大 短編『えんぎもん』
22.吉田健一 TV「ガンダム Gのレコンギスタ」
23.新井伸浩 長編『文豪ストレイドッグスDEAD APPLE』
24.金子雄司 TV「キルラキル」
25.坂本サク 長編『アラーニェの虫籠』
26.近藤聡乃 短編『てんとう虫のおとむらい』
〈和田淳特集〉
『係』、『鼻の日』、『声が出てきた人』、『そういう眼鏡』、『わからないブタ』、『春のしくみ』、『グレートラビット』、『Anomalies』、『秋 アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より』
〈动画之卵〉
佐藤広大監督 短編『えんぎもん』
益山 亮司監督 『Hello WeGo!』
西山映一郎監督 『チャックシメゾウ』
〈维瓦尔第「四季」现场动画演奏会〉
アンナ・ブダノヴァ監督(ロシア) 『春』
プリート&オルガ・パルン監督(エストニア) 『夏』
和田淳監督 『秋』
テオドル・ウシェフ監督(カナダ) 『冬』
〈『卡里奥斯特罗之城』户外上映〉
宮崎駿監督 『ルパン三世 カリオストロの城』
在电影节举办期间(6月10日至15日),将实施“NEW MOTION Creator's File 2019”,上映展示评选出的日本动画界的26位次代年轻创作者:如内海纮子、中武哲也、吉田健一、金子雄司、小林宽、押山清高等人的作品。
另外,在见本市MIFA设置了专门会场展示介绍最新技术,其中包括新海诚监督与开发组合AR三兄弟合作的AR新作展示、以及NHK人气番组《知子酱开骂!》CG技术介绍。
担当综合监督的是东京艺术大学的冈本美津子,她认为本次的特集项目应该向世界传递日本动画的新动向。具体上映内容详见如下列表↓
【电影节官方上映】
〈名誉嘉宾〉小田部羊一
〈长篇参赛部门〉審査員:西村義明
・湯浅政明監督『きみと、波にのれたら』
・原恵一監督『バースデー・ワンダーランド』
・櫻木優平監督『あした世界が終わるとしても』
〈Contrechamp参赛部门〉
・渡辺歩監督『海獣の子供』
〈短篇参赛部门〉審査員:山村浩二
・水江未来監督『The Dawn of Ape』
〈Off-Limits部门〉
・林俊作監督『Leaking Life』
〈学生毕业制作部门〉
・木山瑞嬉監督(東京藝術大学大学大学院映像研究科アニメーション専攻)『くじらの湯』
・しばたたかひろ監督(東京藝術大学大学大学院映像研究科アニメーション専攻)『何度でも忘れよう』
・ワーラ・ヤリ監督(多摩美術大学)『THE HUNTER』
・吉成慧恵監督(ノルウェーVOLDA大学)『Somewhere Soft』
〈Commissioned&TV Film 部门〉
・しぎのあきら監督『恐竜少女ガウ子』
〈Commissioned Film 参赛部门〉
『Powder "New Tribe" AC部』
〈放映活动〉
米林宏昌・百瀬義行・山下明彦監督『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』
〈户外上映〉
米林宏昌監督『メアリと魔女の花』
竹之内和久・西尾大介・立仙裕俊監督『インターステラ 5555』
【日本动画特集上映·活动】
〈NEW MOTION Creator's File 2019〉
(選定委員:岡本美津子、山村浩二、土居伸彰、川村真司、石川光久、瀬谷新二、南雅彦)
1.Sarina Nihei 短編『Rabbit's Blood』
2.折笠良 短編『Notre Chambre』
3.水尻自子 短編『幕』
4.冠木佐和子 短編『えーん』
5.平岡政展 短編『L'Ceil du Cyclone』
6.ひらのりょう 短編『パラダイス』
7.Tao Tajima MV「Waxing Moon」
8.牧野惇 MV「戯言スピーカー」
9.ユーフラテス 短編『Layers Act』
10.大西景太 短編『ロックンロールマーチ』
11.薄羽涼彌 短編『見なれぬものたち』
12.板津匡覧 短編『みつあみの神様』
13.小林寛 TV「ひそねとまそたん」
14.内海紘子 TV「BANANA FISH」
15.押山清高 TV「スペース☆ダンディ『ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ』」
16.久野遥子 短編『Airy Me』
17.橋本麦 短編『imai -Fly ft.79, kaho Nakamura』
18.柴田大平 短編『がまんギリギリライン』
19.矢萩利幸 ゲーム内アニメ「PERSONA5-ペルソナ5-」
20.中武哲也 TV「進撃の巨人」
21.佐藤広大 短編『えんぎもん』
22.吉田健一 TV「ガンダム Gのレコンギスタ」
23.新井伸浩 長編『文豪ストレイドッグスDEAD APPLE』
24.金子雄司 TV「キルラキル」
25.坂本サク 長編『アラーニェの虫籠』
26.近藤聡乃 短編『てんとう虫のおとむらい』
〈和田淳特集〉
『係』、『鼻の日』、『声が出てきた人』、『そういう眼鏡』、『わからないブタ』、『春のしくみ』、『グレートラビット』、『Anomalies』、『秋 アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より』
〈动画之卵〉
佐藤広大監督 短編『えんぎもん』
益山 亮司監督 『Hello WeGo!』
西山映一郎監督 『チャックシメゾウ』
〈维瓦尔第「四季」现场动画演奏会〉
アンナ・ブダノヴァ監督(ロシア) 『春』
プリート&オルガ・パルン監督(エストニア) 『夏』
和田淳監督 『秋』
テオドル・ウシェフ監督(カナダ) 『冬』
〈『卡里奥斯特罗之城』户外上映〉
宮崎駿監督 『ルパン三世 カリオストロの城』
「真っすぐな夫婦を、勘九郎さんと一緒に面白く、温かく演じられたら」綾瀬はるか(春野スヤ)【「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」インタビュー】
東京高等師範学校に入学し、ついにマラソンとの出会いを果たした金栗四三(中村勘九郎)。やがて日本初のオリンピック選手となる四三だが、そのマラソン人生を支えるのが、故郷・熊本の幼なじみで、後に妻となる春野スヤだ。演じているのは、主演作「八重の桜」(13)以来、2度目の大河ドラマ出演となる綾瀬はるか。役作りの裏話や作品の見どころを聞いた。
-スヤはどんな女性でしょうか。
とにかく前向きで、太陽のような女性です。真っすぐでりんとした強さがあり、とても明るくて、いつも元気に「自転車節」を歌っています。四三さんが最初にオリンピックに出場したときは、現地から届いた手紙を、負けたと分かっているのにあえて元気に読むんです。そんなところからも、ものすごくポジティブな人だと感じました。
-スヤは後に金栗四三の妻となりますが、四三役の中村勘九郎さんと共演した中で、印象に残っている場面は?
初登場した第2回、成長したスヤさんが四三さんに再会するシーンです。橋の上でたたずんでいる四三さんを見掛けて、元気に「金栗さーん!」と近寄っていくんです。でも実は、四三さんは海軍兵学校の入学試験に落ちた直後で、ものすごく落ち込んでいる四三さんに嫌そうな顔をされるのですが、気にせずどんどん話し掛ける…。本当にパワフルな人だなあ…と(笑)。これからどんどん撮影は進んでいきますが、四三さんとスヤさんの真っすぐな夫婦を、勘九郎さんと一緒に面白く、温かく演じられたらいいなと思っています。
-元気のいいところがスヤの長所ですね。
そうですね。心配になって、監督に「やり過ぎじゃないですか?」と聞いてみたら、「もっと元気に」と言われたので、ものすごく振り切った感じで演じています(笑)。
-熊本でスヤさんの娘さんたちにも会われたそうですが、どんなお話をしたのですか。
世話好きで、行動が早く、とても元気な方だったと聞きました。この作品で大竹しのぶさんが演じている義母の幾江さんにものすごく気に入られていたらしく、「いつも『スヤ、スヤ』と呼ぶので、自分たちのお母さんなのに、おばあちゃんに取られていた」とおっしゃっていました(笑)。とにかく元気でパワフルで、お亡くなりになる直前まで、お酒を飲んでみんなの前で「自転車節」を歌われていたそうです。そういうお話を伺って、私も「できるだけ近づけるように頑張ります」とお伝えしました。
-第2回の初登場シーンでも歌っていたスヤの「自転車節」は見どころになりそうですね。
場面によっていろいろな歌い方をしています。最初は1人で自転車に乗って「会いたかばってん~♪」と大声で元気よく歌っていましたが、四三さんがオリンピックに初出場したとき、金栗家に集まって応援する場面では、みんなを盛り上げるために踊りながら歌うんです。踊りも覚えなければいけなかったので大変でしたが、頑張りました(笑)。基本的に、スヤさんは明るくて元気な方なので、はつらつと歌うことを心掛けています。皆さんも「自転車節」で元気になってくれたらいいですね。
-熊本弁の印象は?
どの言葉を聞いても、親しみやすくてかわいらしいです。おかげで、耳に入ってきやすいのもいいですね。ただ、自分がしゃべる上では、大阪弁ほどイントネーションを上げず、フラットな感じにしなければいけないので難しいです。監督からは「その中間のいいバランスで」と言われているので、先生に「厳しくチェックしてください」とお願いして、細かく教わりながらやっています。
-宮藤官九郎さんの脚本の印象は?
テンポのいい脚本で、悲しい出来事もポジティブに捉えて、笑いに変えていくところが宮藤さんらしいな…と。おかげで、重苦しい雰囲気にはならないのですが、軽い方向に持っていく分、かえってジーンとくるところもあって…。その辺りのバランスが絶妙です。
-「八重の桜」(13)以来、2度目となる大河ドラマ出演の感想は?
「八重の桜」のとき、いい経験をさせてもらったので、また大河ドラマに参加できることがとてもうれしいです。気心の知れた「八重の桜」と同じスタッフさんがいらっしゃるので、「帰ってきた」という気持ちにもなりますし…。今回は、2020年の東京オリンピックに向けたオリンピックの物語ということで、お祭り感のある作品に参加できることも幸せに感じています。
-この作品に参加して、オリンピックについて新しい発見はありましたか。
今まで、オリンピックに参加することを当たり前のように考えていましたが、初めて参加したときの苦労や、開催自体が困難な時代を乗り越えて続いてきたと知ることができたのは、大きな発見でした。それと同時に、世界中の国々が1カ所に集まって同じ競技で競い合うのも、平和だからこそできることなんだと、改めて感じました。おかげで、オリンピックが「平和の祭典」と呼ばれる理由もよく分かりました。
-この作品の見どころを。
全ての登場人物が個性的で魅力的です。みんな自分の信念があって、真っすぐに生きている人たちばかり。そのぶつかり合いがとても面白く描かれています。激動の時代の中で、オリンピックを断念せざるを得ないなど、悲しいことやつらいこと、苦しいことも起こりますが、どんなときもポジティブな人たちの姿には胸を打たれます。人の絆や信念みたいなものがものすごく詰まっているので、笑って、心が熱くなって、皆さんに「自分も頑張らなきゃ」と思ってもらえる作品になるのではないでしょうか。
(取材・文/井上健一)
https://t.cn/E5xpPGQ
東京高等師範学校に入学し、ついにマラソンとの出会いを果たした金栗四三(中村勘九郎)。やがて日本初のオリンピック選手となる四三だが、そのマラソン人生を支えるのが、故郷・熊本の幼なじみで、後に妻となる春野スヤだ。演じているのは、主演作「八重の桜」(13)以来、2度目の大河ドラマ出演となる綾瀬はるか。役作りの裏話や作品の見どころを聞いた。
-スヤはどんな女性でしょうか。
とにかく前向きで、太陽のような女性です。真っすぐでりんとした強さがあり、とても明るくて、いつも元気に「自転車節」を歌っています。四三さんが最初にオリンピックに出場したときは、現地から届いた手紙を、負けたと分かっているのにあえて元気に読むんです。そんなところからも、ものすごくポジティブな人だと感じました。
-スヤは後に金栗四三の妻となりますが、四三役の中村勘九郎さんと共演した中で、印象に残っている場面は?
初登場した第2回、成長したスヤさんが四三さんに再会するシーンです。橋の上でたたずんでいる四三さんを見掛けて、元気に「金栗さーん!」と近寄っていくんです。でも実は、四三さんは海軍兵学校の入学試験に落ちた直後で、ものすごく落ち込んでいる四三さんに嫌そうな顔をされるのですが、気にせずどんどん話し掛ける…。本当にパワフルな人だなあ…と(笑)。これからどんどん撮影は進んでいきますが、四三さんとスヤさんの真っすぐな夫婦を、勘九郎さんと一緒に面白く、温かく演じられたらいいなと思っています。
-元気のいいところがスヤの長所ですね。
そうですね。心配になって、監督に「やり過ぎじゃないですか?」と聞いてみたら、「もっと元気に」と言われたので、ものすごく振り切った感じで演じています(笑)。
-熊本でスヤさんの娘さんたちにも会われたそうですが、どんなお話をしたのですか。
世話好きで、行動が早く、とても元気な方だったと聞きました。この作品で大竹しのぶさんが演じている義母の幾江さんにものすごく気に入られていたらしく、「いつも『スヤ、スヤ』と呼ぶので、自分たちのお母さんなのに、おばあちゃんに取られていた」とおっしゃっていました(笑)。とにかく元気でパワフルで、お亡くなりになる直前まで、お酒を飲んでみんなの前で「自転車節」を歌われていたそうです。そういうお話を伺って、私も「できるだけ近づけるように頑張ります」とお伝えしました。
-第2回の初登場シーンでも歌っていたスヤの「自転車節」は見どころになりそうですね。
場面によっていろいろな歌い方をしています。最初は1人で自転車に乗って「会いたかばってん~♪」と大声で元気よく歌っていましたが、四三さんがオリンピックに初出場したとき、金栗家に集まって応援する場面では、みんなを盛り上げるために踊りながら歌うんです。踊りも覚えなければいけなかったので大変でしたが、頑張りました(笑)。基本的に、スヤさんは明るくて元気な方なので、はつらつと歌うことを心掛けています。皆さんも「自転車節」で元気になってくれたらいいですね。
-熊本弁の印象は?
どの言葉を聞いても、親しみやすくてかわいらしいです。おかげで、耳に入ってきやすいのもいいですね。ただ、自分がしゃべる上では、大阪弁ほどイントネーションを上げず、フラットな感じにしなければいけないので難しいです。監督からは「その中間のいいバランスで」と言われているので、先生に「厳しくチェックしてください」とお願いして、細かく教わりながらやっています。
-宮藤官九郎さんの脚本の印象は?
テンポのいい脚本で、悲しい出来事もポジティブに捉えて、笑いに変えていくところが宮藤さんらしいな…と。おかげで、重苦しい雰囲気にはならないのですが、軽い方向に持っていく分、かえってジーンとくるところもあって…。その辺りのバランスが絶妙です。
-「八重の桜」(13)以来、2度目となる大河ドラマ出演の感想は?
「八重の桜」のとき、いい経験をさせてもらったので、また大河ドラマに参加できることがとてもうれしいです。気心の知れた「八重の桜」と同じスタッフさんがいらっしゃるので、「帰ってきた」という気持ちにもなりますし…。今回は、2020年の東京オリンピックに向けたオリンピックの物語ということで、お祭り感のある作品に参加できることも幸せに感じています。
-この作品に参加して、オリンピックについて新しい発見はありましたか。
今まで、オリンピックに参加することを当たり前のように考えていましたが、初めて参加したときの苦労や、開催自体が困難な時代を乗り越えて続いてきたと知ることができたのは、大きな発見でした。それと同時に、世界中の国々が1カ所に集まって同じ競技で競い合うのも、平和だからこそできることなんだと、改めて感じました。おかげで、オリンピックが「平和の祭典」と呼ばれる理由もよく分かりました。
-この作品の見どころを。
全ての登場人物が個性的で魅力的です。みんな自分の信念があって、真っすぐに生きている人たちばかり。そのぶつかり合いがとても面白く描かれています。激動の時代の中で、オリンピックを断念せざるを得ないなど、悲しいことやつらいこと、苦しいことも起こりますが、どんなときもポジティブな人たちの姿には胸を打たれます。人の絆や信念みたいなものがものすごく詰まっているので、笑って、心が熱くなって、皆さんに「自分も頑張らなきゃ」と思ってもらえる作品になるのではないでしょうか。
(取材・文/井上健一)
https://t.cn/E5xpPGQ
結成20周年! 野島健児&菅沼久義のユニット“COCO”、2ndアルバムリリース記念ロングインタビュー第1弾をお届け!
今年で結成20周年を迎える野島健児さん&菅沼久義さんのふたりユニット「COCO」。前作のアルバムリリースから11年の時を経て、待望のセカンドアルバム『あぶく』が10月9日に発売に。
結成秘話から最新のアルバムにかける想いまで、たっぷり語っていただいたビーズログ11月号のグラビア&ロングインタビューに引き続き、誌面には入りきらなかったおふたりの熱い想いを2回にわたってお届けします。
さらに、2018年10月6日・7日には、吉祥寺・スターパインズカフェにてCOCO LIVE「あぶく」(2days4ステージ)の開催も決定!
チケットの一般販売は9月22日10時~となっています。あわせてチェックしてください。
――アルバムに収録されるソロ曲はすでにレコーディングされているとのことですが(取材時は8月中旬)、収録はいかがでしたか?
野島 今回は今までのレコーディングとは違う録りかたをしていて。だいたいAメロを歌ってみて、上手く録れたら2番のAメロを歌うというようにパートごとで歌うことが多かったんです。でも今回は、曲の頭から最後まで歌いきるという、生っぽくライブ感のある収録の方法をとっています。集中力や体力も必要になってきますが、ひとつの作品としてのまとまりが初めから掴みやすいです。
菅沼 バラバラに録るのが悪いというわけではなくて。
野島 今回は“生っぽさ”、“ライブ感”を重視してこういった収録のしかたなんですよね。あのライブでお客さんを前にして歌っている時のような。歌の中の世界観とともに、それを聴いてくださっているファンの方々ひとりひとりの顔が思い浮かんできました。そんなことを感じながら歌えたので、それはまさに今回のレコーディングのやりかたあってのことだと思います。今回は歌の“荒”にも捉えられる部分もひとつの世界観として、ひとつの作品となって出来上がっています。そういったものも“味”として完成されていくんだと感じてもらえると嬉しいです。
――デュエットの曲はどういう形で収録をされたんでしょうか?
菅沼 デュエットの曲も同じく、最初から最後まで収録するやりかたでレコーディングしています。最初にのじさんが土台作りとして、まず世界観を作って収録をして。
野島 すがぽんのパートもね(笑)。
菅沼 僕のパートだからといって手を抜いているわけではなく、ちゃんと歌っているんです。僕もその気持を踏襲するために、制作過程も聴いておこうと思ってなるべく早くスタジオに入っていました。サウンドプロデューサーのQoonieさんが「次はこういう世界観で歌ってみてください」とおっしゃったら、次にのじさんが歌ったときには世界観がコロッと変わるんですよ。のじさんは直接は聞いていないかもしれないですけど、「今度はこういう感じでと言ったら、これだけ世界観を変えられるのは凄いですよね」というお話をQoonieさんがされていたんです。
野島 超嬉しい話を聞きましたね、いま(笑)。
菅沼 実際、僕もそう思いながら聴いていますからね。そうやってのじさんが作った世界観の上に、僕がまた世界観を乗せていくという作りかたでした。
野島 僕の土台作りという作業も大変だとは思うんですけど、出来上がっている中にすがぽん自身の良さだったり、世界観だったりを乗せていくのも大変だと思うんですよ。僕が早いもの勝ちで歌った部分に寄り添っていくというか。
菅沼 のじさん独自の節回しが最大限に生かされているので、中には譜面通りの歌いかたではない部分もあるんですよ。それで僕がいちばん苦労したのが『みんな探してる』という曲の「もうちょっとだけ」というフレーズです。
野島 ハモっているところだね。「もうちょっとだけ」の“だけ”の部分を、本来のメロディーラインよりもニュアンスでわざと下げたんですよ。
菅沼 それがいいテイクだから生かされているんですけど。言いかたが悪いですけど、それのせいで(笑)、ハモリが難しくなってしまったんですよ! なので、僕は何度も録り直して。でも、何度も歌い直したので、自信があります。ぜひとも皆さん、のじさんがメインを歌っていて、僕がハモっている1回目の「もうちょっとだけ」の部分に注目してください!
野島 2回目の「もうちょっとだけ」は僕がハモリも先に録ってしまったので、1回目のその1箇所しかないんですよ(笑)。
菅沼 最後の「明日のその向こう」というフレーズも少し本来の譜面とは違っているんですよ。
野島 メロディーは変えていないんですけど、リズムを少しゆっくりにしているんです。そもそもこの曲はノリが難しい曲なんですけど、中でも最後をいい空気感にしたくて。
菅沼 これがまた難しかった……。のじさんが収録を終えて帰るときに「すがぽんには宿題を出してあるから」と言っていたんですよ。ドキっとしましたね(笑)。でもきちんと合わさって決まったときは気持ち良かったです!
野島 絶対合わせてくれると確信があってやった部分もあるんですよ。
――確信を持っていたと。
野島 多分、ミュージシャン1本でやっている方だと、そこを合わせてくるって難しいこともあると思うんですよ。でも、僕たちは声優なので。ある意味、仕事の多くは“合わせる”ことでもあると思うんですよ。
菅沼 そういう部分で、“耳のプロフェッショナル”と言われることもありますからね。
野島 よく大人数の収録で、掛け声も言わずにセリフを合わせることがあるんですよ。
菅沼 だいたい真ん中の人が指揮をとるんですけど、「俺がやるよ」とも言わずに。
野島 “息を合わせる”という言葉の通り、その人の息を吸う音を聞いて合わせるんですよ。
菅沼 それは我々の技術ですよね。
野島 そういうことを20年もやっている人だし、僕といっしょに歌をやっていますからね。
菅沼 ただ合わせるだけではなく、そこに表現も乗せて。これは20年の仲だからこそできたことだと思います。そういう部分が『みんな探してる』だけではなく、ふたりで歌っている曲にはふんだんにあります。
――聴き込むといろんな発見がありそうですね。
菅沼 最初は世界観を楽しんでいただいて。何回も聴くにあたっては、そういった細かい部分も聴いて頂けると。
野島 ふたりの寄り添い具合を(笑)。
菅沼 個々に異なる大変さがありますからね。のじさんは0から1を作り出す大変さ、僕はその生み出された1をより大きく広げていくという。
――アルバム発売に合わせて特典やグッズの発売などもあるんですよね。
野島 現在(取材時:8月中旬)は、鋭意制作中ですね。あとは『うっかりCD』もあるという。僕らはアルバムよりも遥かな枚数『うっかりCD』というCDを出しているんですけども。
菅沼 ワンコインで楽しめるものなんですけど。ヒドイ内容ですよね(笑)。いちばんヒドイなと思ったのが、のじさんの家で収録をしているときに宅配便が来ちゃって。「ピンポーン」って。
野島 それはカットしたっけ(笑)?
菅沼 カットしたと思いますよ! そのぐらい緩いCDになっているんですけども。『コウントダウセン』という岸尾だいすけさんが来てくださったときは、そこに岸尾さんも交えてもっとヒドイ内容になっていて(笑)。下ネタもありつつ。
野島 年齢制限が必要になるやつですね。
菅沼 でも、ビーズログ読者の中にはもっと年齢の若い方もいらっしゃるとのことですからね。
野島 なので、なるべく若い方のことも考慮した内容にね。
菅沼 できるかなー? 気をつけたいと思います(笑)!
(第2弾につづく)
今年で結成20周年を迎える野島健児さん&菅沼久義さんのふたりユニット「COCO」。前作のアルバムリリースから11年の時を経て、待望のセカンドアルバム『あぶく』が10月9日に発売に。
結成秘話から最新のアルバムにかける想いまで、たっぷり語っていただいたビーズログ11月号のグラビア&ロングインタビューに引き続き、誌面には入りきらなかったおふたりの熱い想いを2回にわたってお届けします。
さらに、2018年10月6日・7日には、吉祥寺・スターパインズカフェにてCOCO LIVE「あぶく」(2days4ステージ)の開催も決定!
チケットの一般販売は9月22日10時~となっています。あわせてチェックしてください。
――アルバムに収録されるソロ曲はすでにレコーディングされているとのことですが(取材時は8月中旬)、収録はいかがでしたか?
野島 今回は今までのレコーディングとは違う録りかたをしていて。だいたいAメロを歌ってみて、上手く録れたら2番のAメロを歌うというようにパートごとで歌うことが多かったんです。でも今回は、曲の頭から最後まで歌いきるという、生っぽくライブ感のある収録の方法をとっています。集中力や体力も必要になってきますが、ひとつの作品としてのまとまりが初めから掴みやすいです。
菅沼 バラバラに録るのが悪いというわけではなくて。
野島 今回は“生っぽさ”、“ライブ感”を重視してこういった収録のしかたなんですよね。あのライブでお客さんを前にして歌っている時のような。歌の中の世界観とともに、それを聴いてくださっているファンの方々ひとりひとりの顔が思い浮かんできました。そんなことを感じながら歌えたので、それはまさに今回のレコーディングのやりかたあってのことだと思います。今回は歌の“荒”にも捉えられる部分もひとつの世界観として、ひとつの作品となって出来上がっています。そういったものも“味”として完成されていくんだと感じてもらえると嬉しいです。
――デュエットの曲はどういう形で収録をされたんでしょうか?
菅沼 デュエットの曲も同じく、最初から最後まで収録するやりかたでレコーディングしています。最初にのじさんが土台作りとして、まず世界観を作って収録をして。
野島 すがぽんのパートもね(笑)。
菅沼 僕のパートだからといって手を抜いているわけではなく、ちゃんと歌っているんです。僕もその気持を踏襲するために、制作過程も聴いておこうと思ってなるべく早くスタジオに入っていました。サウンドプロデューサーのQoonieさんが「次はこういう世界観で歌ってみてください」とおっしゃったら、次にのじさんが歌ったときには世界観がコロッと変わるんですよ。のじさんは直接は聞いていないかもしれないですけど、「今度はこういう感じでと言ったら、これだけ世界観を変えられるのは凄いですよね」というお話をQoonieさんがされていたんです。
野島 超嬉しい話を聞きましたね、いま(笑)。
菅沼 実際、僕もそう思いながら聴いていますからね。そうやってのじさんが作った世界観の上に、僕がまた世界観を乗せていくという作りかたでした。
野島 僕の土台作りという作業も大変だとは思うんですけど、出来上がっている中にすがぽん自身の良さだったり、世界観だったりを乗せていくのも大変だと思うんですよ。僕が早いもの勝ちで歌った部分に寄り添っていくというか。
菅沼 のじさん独自の節回しが最大限に生かされているので、中には譜面通りの歌いかたではない部分もあるんですよ。それで僕がいちばん苦労したのが『みんな探してる』という曲の「もうちょっとだけ」というフレーズです。
野島 ハモっているところだね。「もうちょっとだけ」の“だけ”の部分を、本来のメロディーラインよりもニュアンスでわざと下げたんですよ。
菅沼 それがいいテイクだから生かされているんですけど。言いかたが悪いですけど、それのせいで(笑)、ハモリが難しくなってしまったんですよ! なので、僕は何度も録り直して。でも、何度も歌い直したので、自信があります。ぜひとも皆さん、のじさんがメインを歌っていて、僕がハモっている1回目の「もうちょっとだけ」の部分に注目してください!
野島 2回目の「もうちょっとだけ」は僕がハモリも先に録ってしまったので、1回目のその1箇所しかないんですよ(笑)。
菅沼 最後の「明日のその向こう」というフレーズも少し本来の譜面とは違っているんですよ。
野島 メロディーは変えていないんですけど、リズムを少しゆっくりにしているんです。そもそもこの曲はノリが難しい曲なんですけど、中でも最後をいい空気感にしたくて。
菅沼 これがまた難しかった……。のじさんが収録を終えて帰るときに「すがぽんには宿題を出してあるから」と言っていたんですよ。ドキっとしましたね(笑)。でもきちんと合わさって決まったときは気持ち良かったです!
野島 絶対合わせてくれると確信があってやった部分もあるんですよ。
――確信を持っていたと。
野島 多分、ミュージシャン1本でやっている方だと、そこを合わせてくるって難しいこともあると思うんですよ。でも、僕たちは声優なので。ある意味、仕事の多くは“合わせる”ことでもあると思うんですよ。
菅沼 そういう部分で、“耳のプロフェッショナル”と言われることもありますからね。
野島 よく大人数の収録で、掛け声も言わずにセリフを合わせることがあるんですよ。
菅沼 だいたい真ん中の人が指揮をとるんですけど、「俺がやるよ」とも言わずに。
野島 “息を合わせる”という言葉の通り、その人の息を吸う音を聞いて合わせるんですよ。
菅沼 それは我々の技術ですよね。
野島 そういうことを20年もやっている人だし、僕といっしょに歌をやっていますからね。
菅沼 ただ合わせるだけではなく、そこに表現も乗せて。これは20年の仲だからこそできたことだと思います。そういう部分が『みんな探してる』だけではなく、ふたりで歌っている曲にはふんだんにあります。
――聴き込むといろんな発見がありそうですね。
菅沼 最初は世界観を楽しんでいただいて。何回も聴くにあたっては、そういった細かい部分も聴いて頂けると。
野島 ふたりの寄り添い具合を(笑)。
菅沼 個々に異なる大変さがありますからね。のじさんは0から1を作り出す大変さ、僕はその生み出された1をより大きく広げていくという。
――アルバム発売に合わせて特典やグッズの発売などもあるんですよね。
野島 現在(取材時:8月中旬)は、鋭意制作中ですね。あとは『うっかりCD』もあるという。僕らはアルバムよりも遥かな枚数『うっかりCD』というCDを出しているんですけども。
菅沼 ワンコインで楽しめるものなんですけど。ヒドイ内容ですよね(笑)。いちばんヒドイなと思ったのが、のじさんの家で収録をしているときに宅配便が来ちゃって。「ピンポーン」って。
野島 それはカットしたっけ(笑)?
菅沼 カットしたと思いますよ! そのぐらい緩いCDになっているんですけども。『コウントダウセン』という岸尾だいすけさんが来てくださったときは、そこに岸尾さんも交えてもっとヒドイ内容になっていて(笑)。下ネタもありつつ。
野島 年齢制限が必要になるやつですね。
菅沼 でも、ビーズログ読者の中にはもっと年齢の若い方もいらっしゃるとのことですからね。
野島 なので、なるべく若い方のことも考慮した内容にね。
菅沼 できるかなー? 気をつけたいと思います(笑)!
(第2弾につづく)
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