KinKi Kids、CDデビュー25周年。ニューシングル「高純度romance」で松本隆が描いた2人の姿
text by その他
https://t.cn/A66Iu3dB
3月16日にリリースされる、KinKi Kids、44枚目のシングル「高純度romance」は、25年前、彼らのデビュー曲「硝子の少年」を手掛けた、松本隆による作詩である。CDデビュー25周年を迎えるこのアニヴァーサリーの始まりに、彼を起用した意味は大きい。この楽曲の歌詩について、昨年、松本隆50年の軌跡を追った評伝「風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年」（KADOKAWA）を上梓した音楽評論家、田家秀樹による考察を軸に「高純度romance」を分析する。2人を傍で、つかず離れず、ずっと見続けてきた人だからこそわかることがある。これは愛に溢れた1曲だ。
（これは『音楽と人』4月号に掲載された記事です）
松本さんらしい歌詩だな、という印象を受けました。
過剰な言葉も使わないし、説明もしないんだけど、何を唄いたいのかがすごくよくわかる。
〈絆〉ですよね。そしてこんな美しい曲なのに、美化してないし、綺麗事にもしていない。すごくリアリティがある。
〈引きこもってた日もあったよね／悩んだり凹んだり〉
何かを肯定する時に、こういう否定的なことも呼び込みながら、絶妙なバランスで書く。これは、松本隆の技以外の何者でもないですよ。
はっぴいえんどの頃からずっとそうなんですけど、松本さんは1曲の中で、光と影のどちらも書くんです。どちらかではなく全体を。すごくフラットに物を見ながら、その中にあるいろんなデコボコから目を背けない。そしてそれを肯定的に描けるから、嘘っぽさが全然ない。どんな人にも影があって、美しいだけじゃないことをわかって書いている。この曲は、言ってみれば結成25周年のお祝いソングですよね。そんなおめでたい曲に普通、〈引きこもってた日もあったよね〉なんて引き合いに出さないでしょう？ でもそれが、この歌のリアリティに繋がっています。
有名なエピソードですけど、松本さんがKinKi Kidsのデビュー曲を依頼された時、なかなかジャニーさんからOKが出なかったんです。ミリオンヒットを獲れる曲という至上命令が出ていて、「Kissからはじまるミステリー」と「ジェットコースター・ロマンス」を先に書き上げていたものの、デビュー曲としてはOKがもらえなかった。煮詰まった松本さんが、仕事場の居間でテレビをつけたら偶然KinKi Kidsが唄っていて、その姿を見た松本さんは「あ、硝子の少年だ」と思った、と。
硝子は脆くて崩れやすく、だからこそピュアで透明、そして美しい。今回のタイトルの〈高純度〉とは、そういうことでもありますよね。この関係がこのままで壊れないでほしい、という願いもあったと思います。そこに松本さん自身を重ねたところもあるでしょうね。
松本さんが分身だと言ってる人が3人いるんです。細野晴臣、大滝詠一、筒美京平。きっと、自分とその人たちの間にあった、他の人にはわからない独特な関係性を、光一くんと剛くんの関係に見たんだと思います。ずっと傍にいるけど交わらない。でも絶対に離れられない。そして誰よりもお互いを理解してる。
だから、この人にはこうであってほしい、という願いが歌詩にこもってるんですよね。松本さんがそんなスタンスで歌詩を描いた唄い手は、おそらくKinKi Kidsと松田聖子さんだけだと思います。松田さんには、等身大の彼女より、ちょっとだけ大人なテーマの歌詩をつねに与えてきたんですよ。彼女は飛び抜けた歌唱力でそれを唄い、それによって、歌手としても人間としても大人になっていった。
KinKi Kidsもそうだと思うんです。デビューがいきなり「硝子の少年」じゃないですか。18歳で、自分たちのあり方のようなものを提示されて以降、その後の松本さんの歌詩は、つねに彼らの生き方のようなものを提示してきている気がします。「ボクの背中には羽根がある」も「スワンソング」もそう。そんな長年のいろんな積み重ねのうえに「高純度romance」が生まれている。それを思うと、25年という時間を背景に、大人になった2人に対し、その次、みたいなものを指し示してるのかもしれません。〈家庭〉という言葉もかなり踏み込んでるように聴こえますけど、でもそれが、さっき話したようなどんな人でも思い当たるリアリティを曲に与えてくれるんです。
〈純度高めの日々育んだ〉という一節もそうですね。つまり自分たちがやっている活動があって、お互いがその純度を高め続けている。プライドもあるし、自負もあるから折れない。そう簡単には交わらない。そんな状態で続けてきた彼らのことを、松本さんはちゃんと見てるということですよね。
そしてラストにある〈真実の蝶結び〉という言葉。〈蝶結び〉って、すぐ解けてしまう脆さがあるじゃないですか。ギュッと固く結ぶのではなく、綺麗だけど、紐を引いたらすぐに解けてしまう〈蝶結び〉。純度が高いからそれができるということでもあるし、そこに到達したということでもある。でも壊れやすいものでもある。これは「硝子の少年」にあった儚さ、脆さの象徴ですよね。そういうものが25年を経てもちゃんと結ばれている。
やはり松本さんがKinKi Kidsにずっと見ているのは、壊れそうで陰りのある、でもとても儚くて、ピュアな青春なんですよ。それを最初、近藤真彦さんに見たと思うんですけど、彼はソロだから、1人の人物の視点でしか描けない。KinKi Kidsはそこに2人の関係性が加わるから、近藤さんよりも歌で表現する視点が深くなる。そこにあの時代のいろんな青春群像が散りばめられているのが「硝子の少年」ですけど、それから25年経って、大人になった時に、いろんなことを言わなくてももういろいろ経験してるから、以前よりも言葉数が少なくなって、整理されて唄われていますね。
松本さんは作詞家として、太田裕美や寺尾聰、南佳孝や松田聖子の作品で、歌謡界で一時代を築いた後、89年から94年まで、作詞家としての活動を休憩するんですが、最前線に復帰したのがKinKi Kidsでした。おそらく松本さんは、2人と出会い、「硝子の少年」がミリオンヒットを飛ばし、代表曲として唄い継がれてきたことで、彼が70年代からずっと描いてきた〈青春の永遠性〉みたいなものを確信できたんじゃないでしょうか。つまり古い新しいは関係なく、みんなが持っているものなんだ、と。
松本さんの歌詩には、時折〈ジェームス・ディーン〉がモチーフとして出てきます。青春のシンボルとでも言うべきもので、矢沢永吉さんの「サブウェイ特急」や原田真二さんの「てぃーんずぶるーす」にも出てきます。若々しく孤独感があり、陰りもある。ジェームス・ディーンのそんなイメージが、松本さんの中にある普遍的な青春でしょう。それがKinKi Kidsにも繋がっているんですけど、さっきお話したように、ジェームス・ディーンは1人だけど、その精神を、2人の関係性として描けるのがKinKi Kidsなんだと思います。
ジェームス・ディーンは若くして亡くなっています。つまり孤独感や陰りというのは、それを抱えたまま死ぬことでしか永遠にならない。人によっては、歳を重ねるごとに、そういうものが失われていく。むしろそのほうが多い。でもKinKi Kidsは、2人の関係が続いていく中で、孤独や陰りが失われることがない。その素晴らしさがある。松本さんが描いてきた〈青春の永遠性〉。その先にあるものを彼らは見せてくれている。あんな硝子のように脆く、儚い美しさを湛えてきた2人の25年。この記念すべきアニヴァーサリーに書いた「高純度romance」は、松本さんが描きたかった世界観の集大成に近い。そして松本さんが、KinKi Kidsの2人に言いたかったであろう一言が、この曲の中にありました。
〈ほんとに愛してるよ〉
これが2人に伝えたかったことですよ。松本さんは大切なタイミングで、歌詩にそういうことを盛り込みますね。松田さんとのコンビを解消したアルバム『Citron』の最後の曲「林檎酒の日々」では〈もうさよならね〉と書いてますけど、それと同じです。この〈ほんとに愛してるよ〉は、松本さんがKinKi Kidsの2人に伝えたかったメッセージだと思います。
よく松本さんは「人の心を引きつける詞は、5%の真実と95%の想像から出来ている」とおっしゃっているんですが、その5%の真実が、25周年というタイミングもあって、そういうところににじみ出た気がします。それと、〈そんな時背中をポンと叩く／君の手に救われたのさ〉という一節は、ジャニーさんの病室で光一さんと剛さんが交わした光景を、KinKi Kidsとして歌にしていると編集長の金光さんから聞いたんですが（註：「YOU... ～ThanKs 2 YOU～」のKinKi Kidsヴァージョン。『KinKi Kids Concert Tour2019-2020 ThanKs 2 YOU』で披露）、松本さんはその話を知らなかったかもしれないですね。というのは、マーケットリサーチみたいなことをする人じゃないんですよ。人から聞かされたのなら別ですけど、自分から最近のKinKi Kidsについて細かく調べたりはしてないと思います。だとしたらすごい話ですけど、松本隆という人とKinKi Kidsの関係を知れば、そんな偶然もありそうだなと、そんな気持ちになりますね。
談=田家秀樹
構成＝金光裕史
text by その他
https://t.cn/A66Iu3dB
3月16日にリリースされる、KinKi Kids、44枚目のシングル「高純度romance」は、25年前、彼らのデビュー曲「硝子の少年」を手掛けた、松本隆による作詩である。CDデビュー25周年を迎えるこのアニヴァーサリーの始まりに、彼を起用した意味は大きい。この楽曲の歌詩について、昨年、松本隆50年の軌跡を追った評伝「風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年」（KADOKAWA）を上梓した音楽評論家、田家秀樹による考察を軸に「高純度romance」を分析する。2人を傍で、つかず離れず、ずっと見続けてきた人だからこそわかることがある。これは愛に溢れた1曲だ。
（これは『音楽と人』4月号に掲載された記事です）
松本さんらしい歌詩だな、という印象を受けました。
過剰な言葉も使わないし、説明もしないんだけど、何を唄いたいのかがすごくよくわかる。
〈絆〉ですよね。そしてこんな美しい曲なのに、美化してないし、綺麗事にもしていない。すごくリアリティがある。
〈引きこもってた日もあったよね／悩んだり凹んだり〉
何かを肯定する時に、こういう否定的なことも呼び込みながら、絶妙なバランスで書く。これは、松本隆の技以外の何者でもないですよ。
はっぴいえんどの頃からずっとそうなんですけど、松本さんは1曲の中で、光と影のどちらも書くんです。どちらかではなく全体を。すごくフラットに物を見ながら、その中にあるいろんなデコボコから目を背けない。そしてそれを肯定的に描けるから、嘘っぽさが全然ない。どんな人にも影があって、美しいだけじゃないことをわかって書いている。この曲は、言ってみれば結成25周年のお祝いソングですよね。そんなおめでたい曲に普通、〈引きこもってた日もあったよね〉なんて引き合いに出さないでしょう？ でもそれが、この歌のリアリティに繋がっています。
有名なエピソードですけど、松本さんがKinKi Kidsのデビュー曲を依頼された時、なかなかジャニーさんからOKが出なかったんです。ミリオンヒットを獲れる曲という至上命令が出ていて、「Kissからはじまるミステリー」と「ジェットコースター・ロマンス」を先に書き上げていたものの、デビュー曲としてはOKがもらえなかった。煮詰まった松本さんが、仕事場の居間でテレビをつけたら偶然KinKi Kidsが唄っていて、その姿を見た松本さんは「あ、硝子の少年だ」と思った、と。
硝子は脆くて崩れやすく、だからこそピュアで透明、そして美しい。今回のタイトルの〈高純度〉とは、そういうことでもありますよね。この関係がこのままで壊れないでほしい、という願いもあったと思います。そこに松本さん自身を重ねたところもあるでしょうね。
松本さんが分身だと言ってる人が3人いるんです。細野晴臣、大滝詠一、筒美京平。きっと、自分とその人たちの間にあった、他の人にはわからない独特な関係性を、光一くんと剛くんの関係に見たんだと思います。ずっと傍にいるけど交わらない。でも絶対に離れられない。そして誰よりもお互いを理解してる。
だから、この人にはこうであってほしい、という願いが歌詩にこもってるんですよね。松本さんがそんなスタンスで歌詩を描いた唄い手は、おそらくKinKi Kidsと松田聖子さんだけだと思います。松田さんには、等身大の彼女より、ちょっとだけ大人なテーマの歌詩をつねに与えてきたんですよ。彼女は飛び抜けた歌唱力でそれを唄い、それによって、歌手としても人間としても大人になっていった。
KinKi Kidsもそうだと思うんです。デビューがいきなり「硝子の少年」じゃないですか。18歳で、自分たちのあり方のようなものを提示されて以降、その後の松本さんの歌詩は、つねに彼らの生き方のようなものを提示してきている気がします。「ボクの背中には羽根がある」も「スワンソング」もそう。そんな長年のいろんな積み重ねのうえに「高純度romance」が生まれている。それを思うと、25年という時間を背景に、大人になった2人に対し、その次、みたいなものを指し示してるのかもしれません。〈家庭〉という言葉もかなり踏み込んでるように聴こえますけど、でもそれが、さっき話したようなどんな人でも思い当たるリアリティを曲に与えてくれるんです。
〈純度高めの日々育んだ〉という一節もそうですね。つまり自分たちがやっている活動があって、お互いがその純度を高め続けている。プライドもあるし、自負もあるから折れない。そう簡単には交わらない。そんな状態で続けてきた彼らのことを、松本さんはちゃんと見てるということですよね。
そしてラストにある〈真実の蝶結び〉という言葉。〈蝶結び〉って、すぐ解けてしまう脆さがあるじゃないですか。ギュッと固く結ぶのではなく、綺麗だけど、紐を引いたらすぐに解けてしまう〈蝶結び〉。純度が高いからそれができるということでもあるし、そこに到達したということでもある。でも壊れやすいものでもある。これは「硝子の少年」にあった儚さ、脆さの象徴ですよね。そういうものが25年を経てもちゃんと結ばれている。
やはり松本さんがKinKi Kidsにずっと見ているのは、壊れそうで陰りのある、でもとても儚くて、ピュアな青春なんですよ。それを最初、近藤真彦さんに見たと思うんですけど、彼はソロだから、1人の人物の視点でしか描けない。KinKi Kidsはそこに2人の関係性が加わるから、近藤さんよりも歌で表現する視点が深くなる。そこにあの時代のいろんな青春群像が散りばめられているのが「硝子の少年」ですけど、それから25年経って、大人になった時に、いろんなことを言わなくてももういろいろ経験してるから、以前よりも言葉数が少なくなって、整理されて唄われていますね。
松本さんは作詞家として、太田裕美や寺尾聰、南佳孝や松田聖子の作品で、歌謡界で一時代を築いた後、89年から94年まで、作詞家としての活動を休憩するんですが、最前線に復帰したのがKinKi Kidsでした。おそらく松本さんは、2人と出会い、「硝子の少年」がミリオンヒットを飛ばし、代表曲として唄い継がれてきたことで、彼が70年代からずっと描いてきた〈青春の永遠性〉みたいなものを確信できたんじゃないでしょうか。つまり古い新しいは関係なく、みんなが持っているものなんだ、と。
松本さんの歌詩には、時折〈ジェームス・ディーン〉がモチーフとして出てきます。青春のシンボルとでも言うべきもので、矢沢永吉さんの「サブウェイ特急」や原田真二さんの「てぃーんずぶるーす」にも出てきます。若々しく孤独感があり、陰りもある。ジェームス・ディーンのそんなイメージが、松本さんの中にある普遍的な青春でしょう。それがKinKi Kidsにも繋がっているんですけど、さっきお話したように、ジェームス・ディーンは1人だけど、その精神を、2人の関係性として描けるのがKinKi Kidsなんだと思います。
ジェームス・ディーンは若くして亡くなっています。つまり孤独感や陰りというのは、それを抱えたまま死ぬことでしか永遠にならない。人によっては、歳を重ねるごとに、そういうものが失われていく。むしろそのほうが多い。でもKinKi Kidsは、2人の関係が続いていく中で、孤独や陰りが失われることがない。その素晴らしさがある。松本さんが描いてきた〈青春の永遠性〉。その先にあるものを彼らは見せてくれている。あんな硝子のように脆く、儚い美しさを湛えてきた2人の25年。この記念すべきアニヴァーサリーに書いた「高純度romance」は、松本さんが描きたかった世界観の集大成に近い。そして松本さんが、KinKi Kidsの2人に言いたかったであろう一言が、この曲の中にありました。
〈ほんとに愛してるよ〉
これが2人に伝えたかったことですよ。松本さんは大切なタイミングで、歌詩にそういうことを盛り込みますね。松田さんとのコンビを解消したアルバム『Citron』の最後の曲「林檎酒の日々」では〈もうさよならね〉と書いてますけど、それと同じです。この〈ほんとに愛してるよ〉は、松本さんがKinKi Kidsの2人に伝えたかったメッセージだと思います。
よく松本さんは「人の心を引きつける詞は、5%の真実と95%の想像から出来ている」とおっしゃっているんですが、その5%の真実が、25周年というタイミングもあって、そういうところににじみ出た気がします。それと、〈そんな時背中をポンと叩く／君の手に救われたのさ〉という一節は、ジャニーさんの病室で光一さんと剛さんが交わした光景を、KinKi Kidsとして歌にしていると編集長の金光さんから聞いたんですが（註：「YOU... ～ThanKs 2 YOU～」のKinKi Kidsヴァージョン。『KinKi Kids Concert Tour2019-2020 ThanKs 2 YOU』で披露）、松本さんはその話を知らなかったかもしれないですね。というのは、マーケットリサーチみたいなことをする人じゃないんですよ。人から聞かされたのなら別ですけど、自分から最近のKinKi Kidsについて細かく調べたりはしてないと思います。だとしたらすごい話ですけど、松本隆という人とKinKi Kidsの関係を知れば、そんな偶然もありそうだなと、そんな気持ちになりますね。
談=田家秀樹
構成＝金光裕史
《三谢世涂》（含剧透）
一谢当下 悬壶济世杏林人
二谢过往 生养爹娘与故乡
三谢余生 即使此身世涂不再得 但留眷恋在人间
[呦呦鹿鸣，食野之苹]
[簌簌落叶知了声，年年盛夏曲未绝]
“我明明有那么多爱，但是为什么我却抓不住”
『一谢父亲 予过往』
“为什么要当医生”
“我想走一遍当年父亲走过的路，我想看看到底是什么值得让父亲放弃一切走下去。如果我不幸，真的理解了你，那我就真正的原谅你。在原谅你之前，我不会再来看你了。”
我想我应该和父亲道歉。父亲，作为一个人，我没法怪你;但作为一个女儿，我没法原谅你。游乐园的票我一直留着，已经泛黄了也没能等到你，我不该摔坏那盆山地玫瑰，但是我真的好想你能陪陪我。我已经不记得母亲了，你答应过我不会像母亲一样离开我，但你还是离开了。我这辈子最后悔的事就是那时挂了你的电话，我只是想给你一个教训，你那天挂了我那么多电话……您送我的那最后的蝉鸣，我会铭记终生的，它们唱绝连年盛夏。
你说蝉鸣是生命的延续，那现在，陆九鼎你听见了吗，陆鸣原谅你了，你的女儿原谅你了。现在在另一个世界，不要再迟到了，不要再一次辜负母亲了。我是母亲就给您最后的礼物，你们给予我的曾经也是一份礼物。
只是有些可惜，我从来没抓住过你们的爱。
您说蝉鸣是生命的延续，我想你们也一直陪在我的身边
『二谢惊落，予当下』
谢谢你，我的小天使。但是宝贝啊，你知不知道你越懂事，我就越心疼。你还那么小的时候就说“我在天上选妈妈，看到了你，就特别想做你的孩子”“我真的好害怕，没有那个运气做你的孩子”宝贝，你还在选妈妈的时候，我也在做选择，选择自己，还是选择你。但我一想到我的小宝贝会长得很像星星，我就舍不得你，我想总得带你来世界上看一看。惊落，你是爸爸送给妈妈最好的一份礼物。真的很抱歉没能参与你的成长，因为妈妈必须踏上你外公的路，不然妈妈一辈子无法释怀。你从小就懂事，刚刚二年级就会给爸爸妈妈做饭，知道爸爸妈妈忙，就不再打电话给我们。你把妹妹和爸爸妈妈照顾的很好，还天天给爸爸妈妈送便当。你那么聪明，一定知道我们很爱你的对不对。其实爸爸妈妈给你准备了一份成人礼，爸爸已经递交了辞职报告，我们准备弥补你的童年。但是为什么呢……妈妈不该不接你的电话，妈妈不该这么久以来忽视你，五个电话……太绝望了。惊落啊，你的人生，也只有一次，妈妈还想看你长大，看你结婚。妈妈也才知道，你也想做一名医生，你已经签了器官捐献。同意书是爸爸去签的，抱歉，妈妈已经没有力气了。现在你的器官已经救了四个人的命，给了两个孩子光明，你应该也会开心吧……但是妈妈永远都不能原谅自己。当时为了迎接宝宝的到来，妈妈失去了一些东西，但是没关系，反正惊落就只会是妈妈唯一的一个宝贝了。
一鲸落，万物生。
但是爸爸妈妈，会和小鱼虾，一直等着那条巨鲸回来
以前一直是你等我们回家，这次换我们等你
『三谢思泷，予余生』
星星，这是我给你取得名字，你说你眼睛里的痣不好看，但我说，那可是老天给你盖的戳，你可是星星。繁星会一直陪伴着蝉鸣。我的脾气一点也不好，但你总是会宠着我，这么多年，我一直被你保护的很好。其实我每次跟你任性以后就开始后悔，但是又不愿意跟你说，好吧，我确实是被你惯的恃宠而骄了。好啦，谢谢你，叶思泷，谢谢我的星星找到我，谢谢我的星星一辈子爱我。我记得有人“第一次”见我就说要给我做饭，刚刚确认关系就恶劣的偷亲我。我们的热恋期好像特别长，小的时候你爬上乌柏树给我抓知了不小心摔了下来，现在我让你去抓知了，明明知道书上没有知了，还是为了给我一个惊喜爬了上去，这次有人犯规，还故意摔在了我身上。我的小男朋友，我好喜欢你，谢谢你在危险的时候紧紧的抱着我说“呦呦，我在”在事业上一直支持我，谢谢你，你说要一辈子陪着我，这次拉勾可不能反悔了。
思泷，我只剩下你了，谢谢你，我的余生就拜托你了，我的星星。
呦呦不能再没有星星了，陆鸣一辈子也不会再离开叶思泷了。
“思泷，我在，我们一起。”
我们的热恋期很长，我想应该是一生
【愿时间美好与你环环相扣】
【三谢世涂，有缘再见】
这个本真的直接让我哭崩了，哭到最后眼睛痛头痛，完全听不下去接下来的剧情了。呦呦是任性的小孩，因为被爱就有任性的资本。设定幸运是她最大的能力，但我觉得很讽刺，最后大家都一家团圆，而呦呦以同样的方式，作为女儿，作为母亲，失去了亲人。她明明有那么多爱，但是她什么也抓不住，她记不起曾经，也握不住当下。她的任性也是因为害怕啊……真的很感谢叶思泷愿意接纳这样的她，真的护着她了一生。
小的时候等不到父亲，长大了留不住孩子。我当时心里就是，如果没有星星，呦呦可能真的活不下去了。太难了。呦呦原谅父亲了。听音频的时候我真的哭崩，宣布妻子死亡和不被女儿理解真的一定很痛苦吧，但是如果女儿是妻子唯一留下的礼物，为什么还是和以前一样呢，呦呦她，真的很害怕啊……你心中都是大家，到没有小家哪来大家
惊落宝贝离世前，还把便当像父母推了推，真的是懂事到让人心痛不已。虽然确实有点按头哭的感觉，但以母亲的视角见过他的的曾经，我真没没法不难受，我当时满脑子都是你们为什么要那么权衡利弊，我们已经对患者仁至义尽，为什么不去救我的孩子。那个时候真的哭到没有力气，跟思泷说，你去签同意捐献书的时候，真的已经没力气了，很多年没有因为一个故事哭到这种程度了。一鲸落，万物生。虽然知道惊落活不下来，但还是控制不住的想如果当时接电话了会不会就可以救活我的宝贝了。呦呦是任性的妈妈，惊落能不能来世还做我的宝贝，你只是，提前去给爸爸妈妈布置新家了对不对。没事，我们和小鱼虾会一直一直等你。
虽然说这个剧情还是有离谱和漏洞，但是总体来说还是很不错的，够的上一个城限的资格，就是机制离谱＋内容离谱 我觉得这种情况应该是可以就会惊落的……但是最后dm说惊落无论如何都救不活 本子内容总体可以打7分左右 但是有两个角色真挺坐牢的
但是一开始的一些环节，内容也让我体验到了医生的不易。尊重每一位医生，医生其实也是弱势群体。
最后还是要感谢车友cp[泪][泪]p7p9是我们互相写的小作文，他真的凭一己之力把我的体验感拉满，呦呦和叶思泷的爱情是真实的，这种细水长流相互拯救包容一生的小爱我真的太喜欢了[泪][泪]在我崩溃的时候来安慰我，他自己写的那句“我辞职不是牺牲，是我发自内心的愿望”他说他全程想的都是，支持呦呦的梦想，守护呦呦的余生[泪][泪]还有陆含章姐姐，当时她哽咽的跟我说“我也就你一个亲人了，我在这个世界上除了你也没有什么在意的人了”[泪][泪]呦呦最好的姐姐[泪]第一次拼到这么给力的车友[泪]都代入的很好
三谢世涂，有缘再见
#阿珺今天拼到车了吗#
一谢当下 悬壶济世杏林人
二谢过往 生养爹娘与故乡
三谢余生 即使此身世涂不再得 但留眷恋在人间
[呦呦鹿鸣，食野之苹]
[簌簌落叶知了声，年年盛夏曲未绝]
“我明明有那么多爱，但是为什么我却抓不住”
『一谢父亲 予过往』
“为什么要当医生”
“我想走一遍当年父亲走过的路，我想看看到底是什么值得让父亲放弃一切走下去。如果我不幸，真的理解了你，那我就真正的原谅你。在原谅你之前，我不会再来看你了。”
我想我应该和父亲道歉。父亲，作为一个人，我没法怪你;但作为一个女儿，我没法原谅你。游乐园的票我一直留着，已经泛黄了也没能等到你，我不该摔坏那盆山地玫瑰，但是我真的好想你能陪陪我。我已经不记得母亲了，你答应过我不会像母亲一样离开我，但你还是离开了。我这辈子最后悔的事就是那时挂了你的电话，我只是想给你一个教训，你那天挂了我那么多电话……您送我的那最后的蝉鸣，我会铭记终生的，它们唱绝连年盛夏。
你说蝉鸣是生命的延续，那现在，陆九鼎你听见了吗，陆鸣原谅你了，你的女儿原谅你了。现在在另一个世界，不要再迟到了，不要再一次辜负母亲了。我是母亲就给您最后的礼物，你们给予我的曾经也是一份礼物。
只是有些可惜，我从来没抓住过你们的爱。
您说蝉鸣是生命的延续，我想你们也一直陪在我的身边
『二谢惊落，予当下』
谢谢你，我的小天使。但是宝贝啊，你知不知道你越懂事，我就越心疼。你还那么小的时候就说“我在天上选妈妈，看到了你，就特别想做你的孩子”“我真的好害怕，没有那个运气做你的孩子”宝贝，你还在选妈妈的时候，我也在做选择，选择自己，还是选择你。但我一想到我的小宝贝会长得很像星星，我就舍不得你，我想总得带你来世界上看一看。惊落，你是爸爸送给妈妈最好的一份礼物。真的很抱歉没能参与你的成长，因为妈妈必须踏上你外公的路，不然妈妈一辈子无法释怀。你从小就懂事，刚刚二年级就会给爸爸妈妈做饭，知道爸爸妈妈忙，就不再打电话给我们。你把妹妹和爸爸妈妈照顾的很好，还天天给爸爸妈妈送便当。你那么聪明，一定知道我们很爱你的对不对。其实爸爸妈妈给你准备了一份成人礼，爸爸已经递交了辞职报告，我们准备弥补你的童年。但是为什么呢……妈妈不该不接你的电话，妈妈不该这么久以来忽视你，五个电话……太绝望了。惊落啊，你的人生，也只有一次，妈妈还想看你长大，看你结婚。妈妈也才知道，你也想做一名医生，你已经签了器官捐献。同意书是爸爸去签的，抱歉，妈妈已经没有力气了。现在你的器官已经救了四个人的命，给了两个孩子光明，你应该也会开心吧……但是妈妈永远都不能原谅自己。当时为了迎接宝宝的到来，妈妈失去了一些东西，但是没关系，反正惊落就只会是妈妈唯一的一个宝贝了。
一鲸落，万物生。
但是爸爸妈妈，会和小鱼虾，一直等着那条巨鲸回来
以前一直是你等我们回家，这次换我们等你
『三谢思泷，予余生』
星星，这是我给你取得名字，你说你眼睛里的痣不好看，但我说，那可是老天给你盖的戳，你可是星星。繁星会一直陪伴着蝉鸣。我的脾气一点也不好，但你总是会宠着我，这么多年，我一直被你保护的很好。其实我每次跟你任性以后就开始后悔，但是又不愿意跟你说，好吧，我确实是被你惯的恃宠而骄了。好啦，谢谢你，叶思泷，谢谢我的星星找到我，谢谢我的星星一辈子爱我。我记得有人“第一次”见我就说要给我做饭，刚刚确认关系就恶劣的偷亲我。我们的热恋期好像特别长，小的时候你爬上乌柏树给我抓知了不小心摔了下来，现在我让你去抓知了，明明知道书上没有知了，还是为了给我一个惊喜爬了上去，这次有人犯规，还故意摔在了我身上。我的小男朋友，我好喜欢你，谢谢你在危险的时候紧紧的抱着我说“呦呦，我在”在事业上一直支持我，谢谢你，你说要一辈子陪着我，这次拉勾可不能反悔了。
思泷，我只剩下你了，谢谢你，我的余生就拜托你了，我的星星。
呦呦不能再没有星星了，陆鸣一辈子也不会再离开叶思泷了。
“思泷，我在，我们一起。”
我们的热恋期很长，我想应该是一生
【愿时间美好与你环环相扣】
【三谢世涂，有缘再见】
这个本真的直接让我哭崩了，哭到最后眼睛痛头痛，完全听不下去接下来的剧情了。呦呦是任性的小孩，因为被爱就有任性的资本。设定幸运是她最大的能力，但我觉得很讽刺，最后大家都一家团圆，而呦呦以同样的方式，作为女儿，作为母亲，失去了亲人。她明明有那么多爱，但是她什么也抓不住，她记不起曾经，也握不住当下。她的任性也是因为害怕啊……真的很感谢叶思泷愿意接纳这样的她，真的护着她了一生。
小的时候等不到父亲，长大了留不住孩子。我当时心里就是，如果没有星星，呦呦可能真的活不下去了。太难了。呦呦原谅父亲了。听音频的时候我真的哭崩，宣布妻子死亡和不被女儿理解真的一定很痛苦吧，但是如果女儿是妻子唯一留下的礼物，为什么还是和以前一样呢，呦呦她，真的很害怕啊……你心中都是大家，到没有小家哪来大家
惊落宝贝离世前，还把便当像父母推了推，真的是懂事到让人心痛不已。虽然确实有点按头哭的感觉，但以母亲的视角见过他的的曾经，我真没没法不难受，我当时满脑子都是你们为什么要那么权衡利弊，我们已经对患者仁至义尽，为什么不去救我的孩子。那个时候真的哭到没有力气，跟思泷说，你去签同意捐献书的时候，真的已经没力气了，很多年没有因为一个故事哭到这种程度了。一鲸落，万物生。虽然知道惊落活不下来，但还是控制不住的想如果当时接电话了会不会就可以救活我的宝贝了。呦呦是任性的妈妈，惊落能不能来世还做我的宝贝，你只是，提前去给爸爸妈妈布置新家了对不对。没事，我们和小鱼虾会一直一直等你。
虽然说这个剧情还是有离谱和漏洞，但是总体来说还是很不错的，够的上一个城限的资格，就是机制离谱＋内容离谱 我觉得这种情况应该是可以就会惊落的……但是最后dm说惊落无论如何都救不活 本子内容总体可以打7分左右 但是有两个角色真挺坐牢的
但是一开始的一些环节，内容也让我体验到了医生的不易。尊重每一位医生，医生其实也是弱势群体。
最后还是要感谢车友cp[泪][泪]p7p9是我们互相写的小作文，他真的凭一己之力把我的体验感拉满，呦呦和叶思泷的爱情是真实的，这种细水长流相互拯救包容一生的小爱我真的太喜欢了[泪][泪]在我崩溃的时候来安慰我，他自己写的那句“我辞职不是牺牲，是我发自内心的愿望”他说他全程想的都是，支持呦呦的梦想，守护呦呦的余生[泪][泪]还有陆含章姐姐，当时她哽咽的跟我说“我也就你一个亲人了，我在这个世界上除了你也没有什么在意的人了”[泪][泪]呦呦最好的姐姐[泪]第一次拼到这么给力的车友[泪]都代入的很好
三谢世涂，有缘再见
#阿珺今天拼到车了吗#
【《冥报记》5、以冥阳之问答为据，宣扬因果两相依】(2)
眭仁蒨的故事
几年之后，仁蒨生病，虽然不大严重，但却无法起床，一个多月都不见好转。仁蒨去问常掌事，掌事说：“不知道。”于是便请他去问成景。成景回话说：“我在国内打听也不知道，趁着后天去朝太山，我到那边打听过后再告诉你。”到了第二个月，长史亲自来说：“你的同乡赵武，现在担任太山主簿，主簿一职现在还缺一位，因此他就写了文案举荐征召你来担任。案子如果批准，你就得死。”仁蒨问：“有什么办法能让我平安脱免呢？”成景说：“你的阳寿应该有六十多岁，现在才四十，只因赵主簿强行征召的缘故，我去为你求情看看。”后来成景说：“赵主簿听我说完后说：‘我与眭兄以前是同学，恩情深重。我现在难得当上太山主簿，刚好又有一主簿空缺，太山府命我挑选人材，我已经禀报上去，太山府已经同意录用。眭兄又不可能长生，终究都会死，死后的因缘际会未定，未必能做官，何必怜惜这一、二十年的寿命，而贪生怕死呢？现在文书已经发出去，没有办法拦下来。希望你下定决心来，不要再犹豫了。‘”仁蒨因此忧心害怕，病得更重了。
成景对仁蒨说：“赵主簿执意要举荐你，你可以亲自去太山，当面向府君陈诉，就可以脱免。”仁蒨问：“怎样能见到府君呢？”成景说：“鬼还是看得到的。你往太山庙东边走，越过一座小山，那平地就是阴府国都，你到那里自然就会见到。”仁蒨把这事告诉文本，于是文本为老师准备行装。
过了几天，成景又来告诉仁蒨说：“文书要批准了，就算你去陈诉，恐怕也免不了了。你赶快造一尊佛像，那文书就会自动失效。”仁蒨告诉文本，文本用三千钱在寺院西面墙壁上为老师画了一尊佛像。随后成景来告诉仁蒨说：“你不必去当主簿了。”
仁蒨本来就不信佛，内心还在怀疑，就问成景：“佛法说有三世因果，这是真的还是假的？”回答说：“是真的。”他又问：“既然是真的，那人死后应当分别投生六道，怎么会都成为鬼呢？而且赵武灵王和你，怎么到现在还在做鬼呢？”成景说：“你住的县有多少户人家？”仁蒨说：“一万多户。”又问：“关在牢里的有多少人？”仁蒨回答：“通常在二十人以下。”又问道：“一万多户中，当五品官的有多少？”仁蒨答道：“没有。”又问：“当九品官以上的有多少？”仁蒨答道：“几十人。”成景说：“六道之中，也好像这个样子。能生天道的，一万户中一个人也没有，就像你县里没有一个五品官；投生人道的有几人，就像当九品官的人数；堕入地狱的也有几十人，就像囚犯的人数；唯有投生鬼道和畜生道的最多，就如同你县内缴税、服役的百姓一样多。这两道中，又有等级之分。”
成景指着他的随从说：“这人就差我一大截，但不如他的就更多了。”仁蒨问：“鬼也会死吗？”回答说：“会的。”仁蒨又问：“死后落入哪一道呢？”回答说：“不知道！就好像人知道会‘死’，但不知道死后的事一样。”
仁蒨又问：“道家的奏章建醮(jiào)，有任何好处吗？”成景说：“道家尊奉的玉皇大帝统理六道，那里称为天庭；阎罗王就如同人间的天子；太山府君好比尚书令；录五道神好比尚书。像我们这个国家，好比大的州郡。每当人间有事要裁定时，道家就上奏章，请上天赐福，天庭受理后，下达阎罗王，说：‘某月某日，接到某甲陈诉，应合情合理的处理，不可以冤枉乱捕。’阎罗王恭敬受命而遵照办理，如同人接到圣旨一样。如果不合理的就无法豁免，被冤枉的必定得到平反，怎么会说没有好处呢？”
仁蒨又问：“佛家修善积福是怎么回事？”成景说：“佛是大圣人，不会有拘提文书下传。凡是修善积福的人，天神敬奉，小过错往往能够得到原谅。如果福报深厚的人，即使恶道下达拘提文书，也不准追拿缉捕。这方面的情状我就不清楚了，也不知道其中的道理。”成景说完就离开了。一两天后，仁蒨就能下床，病也痊愈了。
文本因父亲去世，就回家乡去。仁蒨写信给他说：“鬼神都是贪图奉承供养，以前想得到你的饮食，才这样献殷勤。如今看到不再有利可图，就算见面也显得冷淡多了。但常掌事还是跟随着我。本县被盗贼攻陷，人几乎被杀光了，我在常掌事的引导下，盗贼总是找不到我，最后才能保全性命。”
眭仁蒨的故事
几年之后，仁蒨生病，虽然不大严重，但却无法起床，一个多月都不见好转。仁蒨去问常掌事，掌事说：“不知道。”于是便请他去问成景。成景回话说：“我在国内打听也不知道，趁着后天去朝太山，我到那边打听过后再告诉你。”到了第二个月，长史亲自来说：“你的同乡赵武，现在担任太山主簿，主簿一职现在还缺一位，因此他就写了文案举荐征召你来担任。案子如果批准，你就得死。”仁蒨问：“有什么办法能让我平安脱免呢？”成景说：“你的阳寿应该有六十多岁，现在才四十，只因赵主簿强行征召的缘故，我去为你求情看看。”后来成景说：“赵主簿听我说完后说：‘我与眭兄以前是同学，恩情深重。我现在难得当上太山主簿，刚好又有一主簿空缺，太山府命我挑选人材，我已经禀报上去，太山府已经同意录用。眭兄又不可能长生，终究都会死，死后的因缘际会未定，未必能做官，何必怜惜这一、二十年的寿命，而贪生怕死呢？现在文书已经发出去，没有办法拦下来。希望你下定决心来，不要再犹豫了。‘”仁蒨因此忧心害怕，病得更重了。
成景对仁蒨说：“赵主簿执意要举荐你，你可以亲自去太山，当面向府君陈诉，就可以脱免。”仁蒨问：“怎样能见到府君呢？”成景说：“鬼还是看得到的。你往太山庙东边走，越过一座小山，那平地就是阴府国都，你到那里自然就会见到。”仁蒨把这事告诉文本，于是文本为老师准备行装。
过了几天，成景又来告诉仁蒨说：“文书要批准了，就算你去陈诉，恐怕也免不了了。你赶快造一尊佛像，那文书就会自动失效。”仁蒨告诉文本，文本用三千钱在寺院西面墙壁上为老师画了一尊佛像。随后成景来告诉仁蒨说：“你不必去当主簿了。”
仁蒨本来就不信佛，内心还在怀疑，就问成景：“佛法说有三世因果，这是真的还是假的？”回答说：“是真的。”他又问：“既然是真的，那人死后应当分别投生六道，怎么会都成为鬼呢？而且赵武灵王和你，怎么到现在还在做鬼呢？”成景说：“你住的县有多少户人家？”仁蒨说：“一万多户。”又问：“关在牢里的有多少人？”仁蒨回答：“通常在二十人以下。”又问道：“一万多户中，当五品官的有多少？”仁蒨答道：“没有。”又问：“当九品官以上的有多少？”仁蒨答道：“几十人。”成景说：“六道之中，也好像这个样子。能生天道的，一万户中一个人也没有，就像你县里没有一个五品官；投生人道的有几人，就像当九品官的人数；堕入地狱的也有几十人，就像囚犯的人数；唯有投生鬼道和畜生道的最多，就如同你县内缴税、服役的百姓一样多。这两道中，又有等级之分。”
成景指着他的随从说：“这人就差我一大截，但不如他的就更多了。”仁蒨问：“鬼也会死吗？”回答说：“会的。”仁蒨又问：“死后落入哪一道呢？”回答说：“不知道！就好像人知道会‘死’，但不知道死后的事一样。”
仁蒨又问：“道家的奏章建醮(jiào)，有任何好处吗？”成景说：“道家尊奉的玉皇大帝统理六道，那里称为天庭；阎罗王就如同人间的天子；太山府君好比尚书令；录五道神好比尚书。像我们这个国家，好比大的州郡。每当人间有事要裁定时，道家就上奏章，请上天赐福，天庭受理后，下达阎罗王，说：‘某月某日，接到某甲陈诉，应合情合理的处理，不可以冤枉乱捕。’阎罗王恭敬受命而遵照办理，如同人接到圣旨一样。如果不合理的就无法豁免，被冤枉的必定得到平反，怎么会说没有好处呢？”
仁蒨又问：“佛家修善积福是怎么回事？”成景说：“佛是大圣人，不会有拘提文书下传。凡是修善积福的人，天神敬奉，小过错往往能够得到原谅。如果福报深厚的人，即使恶道下达拘提文书，也不准追拿缉捕。这方面的情状我就不清楚了，也不知道其中的道理。”成景说完就离开了。一两天后，仁蒨就能下床，病也痊愈了。
文本因父亲去世，就回家乡去。仁蒨写信给他说：“鬼神都是贪图奉承供养，以前想得到你的饮食，才这样献殷勤。如今看到不再有利可图，就算见面也显得冷淡多了。但常掌事还是跟随着我。本县被盗贼攻陷，人几乎被杀光了，我在常掌事的引导下，盗贼总是找不到我，最后才能保全性命。”
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