1/17芥川賞に上田岳弘さん・町屋良平さん 直木賞は真藤順丈さん。
第160回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞に上田岳弘(うえだたかひろ)さん(39)の「ニムロッド」(群像12月号)と町屋良平(まちやりょうへい)さん(35)の「1R(いちラウンド)1分34秒」(新潮11月号)の2作、直木賞に真藤順丈(しんどうじゅんじょう)さん(41)の「宝島」(講談社)が選ばれた。副賞は各100万円。贈呈式は2月下旬、東京都内で開かれる。▼2面=真藤さんの「ひと」
上田さんは1979年、兵庫県明石市生まれ。早大卒業後、法人向けソフトウェア販売のITベンチャーに参加し、現在は広報・販売担当の役員。2013年「太陽」で新潮新人賞を受けてデビュー。15年「私の恋人」で三島由紀夫賞、18年「塔と重力」で芸術選奨文部科学大臣新人賞。3度目の候補で芥川賞を射止めた。
受賞作は、ネットで仮想通貨の「採掘」を命じられた男が主人公。ビットコインや出生前診断などを採り入れながら、生産性や合理化が優先される現代社会で生きる意味を問う。
受賞会見で上田さんは「執筆を重ねるごとに、深く、広く読んでほしいと試行錯誤してきた。価値があるかどうかわからないものに、人間存在の根本があると思う」と話した。
町屋さんは83年、東京都台東区生まれ。現在は荒川区在住で、ペンネームは「町屋」の地名から。高校卒業後、フリーターなどを経て、現在は営業職の会社員。16年「青が破れる」で文芸賞を受賞しデビュー。昨年発表した「しき」は芥川賞と野間文芸新人賞の候補に。2度目で受賞が決まった。
受賞作は、負けが先行している21歳のプロボクサーの男が主人公の青春小説。過去の自分にとらわれていた主人公が、新しいトレーナーとの出会いを機に、肥大した自意識が薄れ、闘志が生まれるまでの内面の変化を描く。
町屋さんは「ボクシングの言葉で喜びを表すと?」と問われ、「TKO。がむしゃらに頑張っていたら終わっていた。今作は、思いをしっかり文章にのせることができた」と語った。
選考委員を代表して選評した奥泉光さんは、上田さんについては「大変な跳躍度と完成度の高さ、大きな世界観と日常をつなげる手際の良さ」、町屋さんについては「ボクシングのトレーニングを徹底して描く筆の迫力」がそれぞれ評価されたと話した。
真藤さんは77年、東京都品川区生まれ。08年「地図男」でダ・ヴィンチ文学賞大賞を受けてデビュー。同年「庵堂(あんどう)三兄弟の聖職」で日本ホラー小説大賞など、四つの新人賞をそれぞれ別の作品で受賞。今回、初めての候補で直木賞に決まった。
受賞作の舞台は52~72年、ある英雄を失った米占領下の沖縄。米軍基地から食料などを奪う「戦果アギヤー」と呼ばれた若者たちの青春を活写する。小学校を直撃した米軍機墜落事故など、実際に起きた悲惨な事件・事故を盛り込みつつ、尊厳を踏みにじられながらも、沖縄の未来を考えてそれぞれの道を歩む3人の男女を描く。
真藤さんは「今は辺野古湾への土砂投入の件が注目されているが、沖縄には常にアクチュアルな、我々日本人が考えなければいけない問題がある。総合小説をやりたくて沖縄という器を借りました」と話した。
選考委員の林真理子さんは「平成最後の直木賞にふさわしい作品。非常な熱量で圧倒的な評価を集めた。ちゃちゃを入れる語りなど、突き抜けた明るさがあり、沖縄の戦後史を描くのに必要だった」と評価した。
第160回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の「新喜楽」で開かれ、芥川賞に上田岳弘(うえだたかひろ)さん(39)の「ニムロッド」(群像12月号)と町屋良平(まちやりょうへい)さん(35)の「1R(いちラウンド)1分34秒」(新潮11月号)の2作、直木賞に真藤順丈(しんどうじゅんじょう)さん(41)の「宝島」(講談社)が選ばれた。副賞は各100万円。贈呈式は2月下旬、東京都内で開かれる。▼2面=真藤さんの「ひと」
上田さんは1979年、兵庫県明石市生まれ。早大卒業後、法人向けソフトウェア販売のITベンチャーに参加し、現在は広報・販売担当の役員。2013年「太陽」で新潮新人賞を受けてデビュー。15年「私の恋人」で三島由紀夫賞、18年「塔と重力」で芸術選奨文部科学大臣新人賞。3度目の候補で芥川賞を射止めた。
受賞作は、ネットで仮想通貨の「採掘」を命じられた男が主人公。ビットコインや出生前診断などを採り入れながら、生産性や合理化が優先される現代社会で生きる意味を問う。
受賞会見で上田さんは「執筆を重ねるごとに、深く、広く読んでほしいと試行錯誤してきた。価値があるかどうかわからないものに、人間存在の根本があると思う」と話した。
町屋さんは83年、東京都台東区生まれ。現在は荒川区在住で、ペンネームは「町屋」の地名から。高校卒業後、フリーターなどを経て、現在は営業職の会社員。16年「青が破れる」で文芸賞を受賞しデビュー。昨年発表した「しき」は芥川賞と野間文芸新人賞の候補に。2度目で受賞が決まった。
受賞作は、負けが先行している21歳のプロボクサーの男が主人公の青春小説。過去の自分にとらわれていた主人公が、新しいトレーナーとの出会いを機に、肥大した自意識が薄れ、闘志が生まれるまでの内面の変化を描く。
町屋さんは「ボクシングの言葉で喜びを表すと?」と問われ、「TKO。がむしゃらに頑張っていたら終わっていた。今作は、思いをしっかり文章にのせることができた」と語った。
選考委員を代表して選評した奥泉光さんは、上田さんについては「大変な跳躍度と完成度の高さ、大きな世界観と日常をつなげる手際の良さ」、町屋さんについては「ボクシングのトレーニングを徹底して描く筆の迫力」がそれぞれ評価されたと話した。
真藤さんは77年、東京都品川区生まれ。08年「地図男」でダ・ヴィンチ文学賞大賞を受けてデビュー。同年「庵堂(あんどう)三兄弟の聖職」で日本ホラー小説大賞など、四つの新人賞をそれぞれ別の作品で受賞。今回、初めての候補で直木賞に決まった。
受賞作の舞台は52~72年、ある英雄を失った米占領下の沖縄。米軍基地から食料などを奪う「戦果アギヤー」と呼ばれた若者たちの青春を活写する。小学校を直撃した米軍機墜落事故など、実際に起きた悲惨な事件・事故を盛り込みつつ、尊厳を踏みにじられながらも、沖縄の未来を考えてそれぞれの道を歩む3人の男女を描く。
真藤さんは「今は辺野古湾への土砂投入の件が注目されているが、沖縄には常にアクチュアルな、我々日本人が考えなければいけない問題がある。総合小説をやりたくて沖縄という器を借りました」と話した。
選考委員の林真理子さんは「平成最後の直木賞にふさわしい作品。非常な熱量で圧倒的な評価を集めた。ちゃちゃを入れる語りなど、突き抜けた明るさがあり、沖縄の戦後史を描くのに必要だった」と評価した。
#西川怜# 6/16
世界選抜総選挙ありがとうございました!
世界总选举十分感谢
残念ながら、ランクインすることは出来ませんでしたが。
十分残念 没有能够入圈呢
目標である速報ランクインを果たせたことで確実に1歩を踏み出せたと思います!
明日は、いつも通り笑顔で話そうね(*¨*)
在速报的时候实现了目标 我想这确实是踏出了一步!
明天 和往常一样笑着说话吧!(*^*)
悔しさもあるけど、切り替えて楽しもうね
虽然也有后悔 但是也要转换一下心情开心起来呢
世界選抜総選挙ありがとうございました!
世界总选举十分感谢
残念ながら、ランクインすることは出来ませんでしたが。
十分残念 没有能够入圈呢
目標である速報ランクインを果たせたことで確実に1歩を踏み出せたと思います!
明日は、いつも通り笑顔で話そうね(*¨*)
在速报的时候实现了目标 我想这确实是踏出了一步!
明天 和往常一样笑着说话吧!(*^*)
悔しさもあるけど、切り替えて楽しもうね
虽然也有后悔 但是也要转换一下心情开心起来呢
#けやき坂46# 6月17日ひらがな推し
【1stアルバム発売記念!バンジージャンプでヒット祈願!】
けやき坂46、1stアルバムのヒット祈願のためバンジージャンプに挑戦。何も知らされていなかったメンバーは大パニック。どうしても一歩踏み出せないメンバーをあの手この手で応援するが…?果たしてバンジージャンプでヒット祈願は出来るのか?
出演者
オードリー
けやき坂46
【ゲスト】どきどきキャンプ
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オードリー
けやき坂46
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