《两分铜币》【日】江户川乱步(下)
#露花倒影# 读书笔记010
*图是两分铜币的解题
◆百面演员
前面也说过,这是个阴霾得仿佛随时会打雷的阴天。当时还没有电车,我们走了大约半里路后已经浑身大汗。一路上,周围的气氛就跟天气一样闷得化不开,流露出一种诡谲的寂静。R不时转头对我说话,声音犹如来自一町之外。我想,若人会发疯,一定就是在这样的日子吧!
p.s.最后还特别让人轻松下来也太贴心了吧!
◆疑惑
◇第五天
“所以,我才更加焦躁难安。倘使能尽快查个水落石出有个交代,即便是坏的结果也好。可是目前情况如此暧昧不清,彼此都陷在致命的怀疑旋涡中,真是有种令人快要窒息的感觉!”
◇约一个月后
“有的。说到这里,你听过弗洛伊德①的潜意识吗?总之,大意是说,我们心中不断萌生的欲望,大部分都因为无法实现而被深埋至心底,有些是不可能的妄想,有些是虽可能实现却被法律、社会禁止的欲望。这些数不清的,无法实现的欲望,是被我们亲手幽禁在无意识的世界里。换言之,就是遗忘。然而此举并非将欲望完全消灭,只不过是关在我们内心最深处,不让它出来罢了,死不瞑目的欲望亡魂就在我们心底暗处幽幽徘徊。耐心等待着,不时跃跃欲试,一有机会便会随时蹿出。它趁着我们睡眠的空当,在梦中乔装成各种样态大胆现形。情况严重的话,无法经受这种折磨的人不是歇斯底里就是变成疯子;然运气好的话,经其升华,即可成就大艺术或大事业。只要找一本精神分析学的书来看,你必会十分惊讶,遭到幽禁的欲望拥有令人难以想象的可怕力量,而我以前对这些事一直有兴趣,也可说是稍有涉猎。
“在该派学说中有所谓的‘遗忘说’。也就是说,一个人忽然忘记本来很清楚的事,之后不论怎么想就是想不起来,亦即俗话所说的失忆,那绝非偶然。既然遗忘,必有原因。也许是基于某种原因不便回想,却在不知不觉中将记忆幽禁在无意识世界。这种实例很多,有个故事即可说明一二。
“以前,某人忘记了瑞士神经学家海拉格斯①这个名字,而且怎么也想不起来,几小时后却突然闪过心头。平时熟知的名字,怎么会忘记呢?他觉得很不可思议,于是依照联想的顺序回溯,海拉格斯—海拉巴特—巴特(浴室)—沐浴—矿泉,这些词逐一浮现脑海。这下子谜底总算解开了。原来此人曾经在瑞士罹患某种非以矿泉浴治疗不可的疾病。正是这段不愉快的联想阻碍了他的记忆。
“此外精神分析学者琼斯②也曾发表过一则实验。此人很爱抽烟,他心想抽这么多烟对身体不好,就在那一瞬间他忘了烟斗放在哪里,怎么找都找不到。没想到之后却又在令他意外的地方找到,原来是他在无意识中将烟斗藏起来了……听起来好像在上课,不过这种遗忘心理学的愿望,正是解决这次事件的重要关键。
“我自己,其实也遗忘了某件惊人事实。那就是杀死我爸的人,原来就是我……”
就算他再怎么罪大恶极,毕竟还是父亲,我居然想杀了他,我这还算是人吗?我命令自己赶紧抹消这惊世骇俗的妄想。于是,这大逆不道的欲望就此被幽禁在潜意识里了。未料那把斧头沾染了我的恶念,在树杈上不时地等待着时机来临。按照弗洛伊德的学说,将斧头遗忘在树上的行为正是我的潜意识所下达的指令。名义上是潜意识,但我指的并非一般的偶然造成的错误,那完全是出于我自己的意志。只要把斧头遗留在树上,应该有机会掉下来吧!到时候,如果我爸正好坐在树下,应该可以顺利杀了他吧!这个复杂周全的计划被隐藏在黑暗中,更可怕的是,这个邪恶的企图连我自己都不知情。我准备好将我爸置于死地的机关,却又刻意遗忘,表面上若无其事般装得像个好人。更明白地说,是我潜意识层面的坏人欺骗了意识层面的好人。
“就这点而言,我也是松了一口气。家人表面上看来彼此怀疑,其实是在互相保护,即便是有那样的老爸,也没人坏到狠心杀了他。大家都是难得的大好人。而唯一的恶人,就是怀疑家人的我,疑心病特别重的我,才是道道地地的恶棍。”
◆火绳枪
【本篇是作者在学生时代的试写处女作,并未发表。当时,作者先将故事概要写在日记本的空白处,之后才委请友人誊稿。由于只是故事概要,在架构与文笔上都未臻成熟,趣味稍乏,无奈作者已无心力根据概要重新改写了。
作者曾在原作的前文部分,以大量笔墨描写了主角——业余侦探橘梧朗的为人,但因内容不够生动有趣,故本文收录时直接将这部分删除了。
橘是高等学校的学生,醉心推理小说与犯罪学,旁人甚至称其为福尔摩斯,算是位怪胎。而“我”这个人物是橘的同学,在故事里扮演了华生的角色。
平凡社版《江户川乱步全集》第十一卷(昭和七年四月)】
是太阳与玻璃瓶共同作用下的离奇杀人事件。
请看,玻璃瓶受到从窗口射入的强烈阳光的照射,如火焰般炯炯发亮,光线穿过那装满水的球形玻璃瓶,太阳的光线在此凝聚成一束强光,照射在放于桌上的火绳枪上,并形成了一个诅咒的焦点。
焦点随着太阳的移动也同步缓缓移动位置,眼看着那炽热的焦点已投射在点火孔上。瞬间,尖锐的枪声响遍室内,只见枪口冉冉升起一缕白烟,
众人一同将视线移向床铺。
胸口遭到枪击的稻草人,已然冒烟起火,滚落一旁。
p.s.能看到未发表内容也太幸福了
#露花倒影# 读书笔记010
*图是两分铜币的解题
◆百面演员
前面也说过,这是个阴霾得仿佛随时会打雷的阴天。当时还没有电车,我们走了大约半里路后已经浑身大汗。一路上,周围的气氛就跟天气一样闷得化不开,流露出一种诡谲的寂静。R不时转头对我说话,声音犹如来自一町之外。我想,若人会发疯,一定就是在这样的日子吧!
p.s.最后还特别让人轻松下来也太贴心了吧!
◆疑惑
◇第五天
“所以,我才更加焦躁难安。倘使能尽快查个水落石出有个交代,即便是坏的结果也好。可是目前情况如此暧昧不清,彼此都陷在致命的怀疑旋涡中,真是有种令人快要窒息的感觉!”
◇约一个月后
“有的。说到这里,你听过弗洛伊德①的潜意识吗?总之,大意是说,我们心中不断萌生的欲望,大部分都因为无法实现而被深埋至心底,有些是不可能的妄想,有些是虽可能实现却被法律、社会禁止的欲望。这些数不清的,无法实现的欲望,是被我们亲手幽禁在无意识的世界里。换言之,就是遗忘。然而此举并非将欲望完全消灭,只不过是关在我们内心最深处,不让它出来罢了,死不瞑目的欲望亡魂就在我们心底暗处幽幽徘徊。耐心等待着,不时跃跃欲试,一有机会便会随时蹿出。它趁着我们睡眠的空当,在梦中乔装成各种样态大胆现形。情况严重的话,无法经受这种折磨的人不是歇斯底里就是变成疯子;然运气好的话,经其升华,即可成就大艺术或大事业。只要找一本精神分析学的书来看,你必会十分惊讶,遭到幽禁的欲望拥有令人难以想象的可怕力量,而我以前对这些事一直有兴趣,也可说是稍有涉猎。
“在该派学说中有所谓的‘遗忘说’。也就是说,一个人忽然忘记本来很清楚的事,之后不论怎么想就是想不起来,亦即俗话所说的失忆,那绝非偶然。既然遗忘,必有原因。也许是基于某种原因不便回想,却在不知不觉中将记忆幽禁在无意识世界。这种实例很多,有个故事即可说明一二。
“以前,某人忘记了瑞士神经学家海拉格斯①这个名字,而且怎么也想不起来,几小时后却突然闪过心头。平时熟知的名字,怎么会忘记呢?他觉得很不可思议,于是依照联想的顺序回溯,海拉格斯—海拉巴特—巴特(浴室)—沐浴—矿泉,这些词逐一浮现脑海。这下子谜底总算解开了。原来此人曾经在瑞士罹患某种非以矿泉浴治疗不可的疾病。正是这段不愉快的联想阻碍了他的记忆。
“此外精神分析学者琼斯②也曾发表过一则实验。此人很爱抽烟,他心想抽这么多烟对身体不好,就在那一瞬间他忘了烟斗放在哪里,怎么找都找不到。没想到之后却又在令他意外的地方找到,原来是他在无意识中将烟斗藏起来了……听起来好像在上课,不过这种遗忘心理学的愿望,正是解决这次事件的重要关键。
“我自己,其实也遗忘了某件惊人事实。那就是杀死我爸的人,原来就是我……”
就算他再怎么罪大恶极,毕竟还是父亲,我居然想杀了他,我这还算是人吗?我命令自己赶紧抹消这惊世骇俗的妄想。于是,这大逆不道的欲望就此被幽禁在潜意识里了。未料那把斧头沾染了我的恶念,在树杈上不时地等待着时机来临。按照弗洛伊德的学说,将斧头遗忘在树上的行为正是我的潜意识所下达的指令。名义上是潜意识,但我指的并非一般的偶然造成的错误,那完全是出于我自己的意志。只要把斧头遗留在树上,应该有机会掉下来吧!到时候,如果我爸正好坐在树下,应该可以顺利杀了他吧!这个复杂周全的计划被隐藏在黑暗中,更可怕的是,这个邪恶的企图连我自己都不知情。我准备好将我爸置于死地的机关,却又刻意遗忘,表面上若无其事般装得像个好人。更明白地说,是我潜意识层面的坏人欺骗了意识层面的好人。
“就这点而言,我也是松了一口气。家人表面上看来彼此怀疑,其实是在互相保护,即便是有那样的老爸,也没人坏到狠心杀了他。大家都是难得的大好人。而唯一的恶人,就是怀疑家人的我,疑心病特别重的我,才是道道地地的恶棍。”
◆火绳枪
【本篇是作者在学生时代的试写处女作,并未发表。当时,作者先将故事概要写在日记本的空白处,之后才委请友人誊稿。由于只是故事概要,在架构与文笔上都未臻成熟,趣味稍乏,无奈作者已无心力根据概要重新改写了。
作者曾在原作的前文部分,以大量笔墨描写了主角——业余侦探橘梧朗的为人,但因内容不够生动有趣,故本文收录时直接将这部分删除了。
橘是高等学校的学生,醉心推理小说与犯罪学,旁人甚至称其为福尔摩斯,算是位怪胎。而“我”这个人物是橘的同学,在故事里扮演了华生的角色。
平凡社版《江户川乱步全集》第十一卷(昭和七年四月)】
是太阳与玻璃瓶共同作用下的离奇杀人事件。
请看,玻璃瓶受到从窗口射入的强烈阳光的照射,如火焰般炯炯发亮,光线穿过那装满水的球形玻璃瓶,太阳的光线在此凝聚成一束强光,照射在放于桌上的火绳枪上,并形成了一个诅咒的焦点。
焦点随着太阳的移动也同步缓缓移动位置,眼看着那炽热的焦点已投射在点火孔上。瞬间,尖锐的枪声响遍室内,只见枪口冉冉升起一缕白烟,
众人一同将视线移向床铺。
胸口遭到枪击的稻草人,已然冒烟起火,滚落一旁。
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京アニ放火事件 青葉真司容疑者を逮捕 放火や殺人などの疑い
2020年5月27日 8時07分
去年7月、京都市にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、警察は治療が続けられていた青葉真司容疑者(42)を事件から10か月余りがたった27日、放火や殺人などの疑いで逮捕しました。入院していた京都市内の病院から警察署に移送し、本格的な取り調べを始めることにしています。
去年7月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオが放火された事件では、社員36人が死亡、33人が重軽傷を負いました。
この事件で、警察はスタジオに押し入ってガソリンをまいて火をつけ多数の死傷者を出したとして、みずからも重いやけどを負って治療を受けていたさいたま市見沼区の無職、青葉真司容疑者(42)を27日午前7時すぎに入院していた京都市の病院で逮捕しました。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
事件から10か月余りがたっての逮捕について、警察は複数の医師の意見などをもとに青葉容疑者が取り調べができるまで回復したと判断したことや、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたことも考慮したとしています。
青葉容疑者の身柄は午前8時すぎ、捜査本部が置かれている伏見警察署に移送され、警察はこのあと会見を開いて、逮捕に至った経緯などを説明する方針です。
逮捕前の任意の事情聴取に対し青葉容疑者は「自分の小説を盗用されたから火をつけた」などと供述していて、警察は今後、動機の解明を含め、本格的な取り調べを行う方針です。
【青葉真司容疑者は】
警察や関係者によりますと、青葉容疑者は現在のさいたま市で生まれました。幼い頃に両親が離婚し、父親と兄と妹の4人で暮らしていました。
市内の定時制高校を卒業したあとは平成10年までの3年間、埼玉県の文書課で非常勤職員として働きました。翌年、21歳の時に父親は病死しています。
その後、兄弟とも連絡をとらなくなり、埼玉県春日部市のアパートで1人で暮らしていたとみられています。
平成21年には、母親の自宅近くの茨城県常総市に移り住みましたが、34歳の時にコンビニに包丁を持って押し入り、現金を奪ったとして逮捕されました。
当時住んでいた集合住宅の管理人によりますと、青葉容疑者の部屋はゴミが散乱していて、壁やパソコンの画面が、ハンマーで壊されていたということです。
管理人の男性は「夜中に目覚まし時計が鳴ったり、窓ガラスがベランダに散乱していたりと、苦情があった。片づけた状態というより蹴り飛ばした状態だった。逮捕されたあとの面会では終始、下を向きながら返事をして、ほとんど会話はなかった」と話していました。この事件の裁判では実刑判決を受けていました。
平成28年に出所し、38歳になった青葉容疑者は、さいたま市の更生保護施設に滞在したあと、現住所のさいたま市見沼区のアパートで、1人で生活していたとみられています。
施設の関係者は「青葉容疑者はおとなしい様子で周囲とトラブルはなく、あいさつやお礼、日常会話はできていた。読書が好きで、近くの図書館で本を読んだり借りたりしていた」と話していました。
【病院での様子は】
病院関係者への取材で入院中の青葉容疑者の状況がわかってきました。
青葉容疑者は事件の際に自らも重いやけどを負い、これまで10か月余りにわたって、大阪と京都の病院で治療を受けてきました。全身の大部分をやけどしていて、当初、予断を許さない容体でしたが、皮膚の移植手術などを繰り返し受けて、会話ができる状態にまでは回復したということです。
ただ、両足のやけどは重く、現在もほとんどベッドに寝たきりの状態で、介助なしでは、食事もできず車いすに座ることもできないということです。
顔を除いて、全身のほとんどにガーゼや包帯が巻かれている状態で、軟こうを塗るなどして、治療を続けているということです。
青葉容疑者は病院のスタッフに対して、当初は趣味の電車の話をしたり、「頑張ります。治します」などと治療に意欲を見せていましたが、最近は「かゆい、痛い」などとたびたび不満を訴え、リハビリにも積極的には取り組もうとしなかったということです。
また、入院中は慢性的に38度ほどの発熱が続き40度近くの高熱が出ることもあったということですが、今月に入ってからは、比較的、体調が安定していたということです。
【事件の経緯とこれまでの捜査】
容疑者は事件3日前の7月15日、さいたま市の自宅から新幹線で京都駅に来たあと、宇治市にある京都アニメーションの本社や京都市伏見区にある現場の第1スタジオの周辺を行き来する姿が目撃されていました。警察は事前に下見をしていたとみています。
そして事件前日の7月17日、現場から5キロほど離れたホームセンターで、ガソリンを入れる携行缶やライター、大型のハンマーなどを購入し、台車に載せて移動していました。
この夜、第1スタジオの近くで野宿し、当日の18日は近くのガソリンスタンドでガソリンを購入。その30分後にスタジオに火をつけたとみられています。
事件後、青葉容疑者は現場近くで身柄を取り押さえられていましたが、警察によりますと、その際、「小説を盗用されたからやった」などと叫んでいたということです。
また入院中に行われた任意の事情聴取に対しても同様の趣旨の話をしたうえで、第1スタジオを狙った理由については、「いちばん多くの人が働いていて多くの負傷者を出せそうだと思った」と事前の計画性をうかがわせる話をしていたということです。
現場で複数の包丁が見つかったことについては、「犯行を邪魔する人がいたら、襲うつもりだった」、「埼玉の自宅を出る時から事件を起こすつもりだった」などと話し、病院の関係者に対しては「どうせ死刑になる」とも話していたということです。
警察はこれまでに青葉容疑者のさいたま市の自宅アパートを捜索していますが、この際、京都アニメーションの関連商品のほか、小説を書くためとみられる大量の原稿用紙を押収しています。
また、京都アニメーションがアニメの原作となる小説を公募した際、青葉容疑者が少なくとも2点の小説を応募していたことが明らかになっていますが、会社側は「形式が整っていなかったため、1次審査を通らなかった。内容に自社の作品との類似性はない」と説明しています。
【事件で36人が犠牲に】
事件が起きたのは去年7月18日の午前10時半すぎでした。
京都市伏見区にある「京都アニメーション」第1スタジオの正面玄関から男が押し入り、直後にガソリンをまいて火をつけました。
警察と消防によりますと、3階建ての建物は吹き抜けになっていて、巻き上がった黒煙はらせん階段をつたうなどして、あっという間に全体に広がったとみられています。
当時、中には、1階に12人2階に31人3階に27人の合わせて70人の社員が仕事にあたっていましたが、このうち36人が煙にまかれるなどして死亡しました。
一方、半数近くの社員がベランダや窓から飛び降りるなどして避難しましたが、多くが重いやけどやけがをして事件から10か月余りたったいまも、1人が入院を続けています。けががなかったのは1人だけでした。
36人が犠牲となった今回の事件。殺人事件としての死者数は平成以降で最も多くなりました。
【事件後の京都アニメーションは】
京都府宇治市に本社がある京都アニメーションは昭和56年に創業し、「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など数々の作品を地方から発信してきました。
風景の緻密な描写や繊細な表現が特徴で、日本だけでなく海外のファンも多く、事件後に設けられた献花台には連日、大勢の人たちが訪れました。
また、33億円を超える寄付金も寄せられ、京都府の配分委員会を通じて、遺族や被害者に順次、届けられることになっています。
京都アニメーションは去年9月から業務を再開し、このうち事件後に初めて本格的に制作された映画、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期になっていますが、近く上映が始まる予定です。
また中断していた若手アニメーターの養成塾も再開され、新たな塾生を迎え入れるなど、人材の育成も進められています。
一方、全焼した第1スタジオの建物は先月までに解体されました。跡地をどうするかはまだ決まっていません。
2020年5月27日 8時07分
去年7月、京都市にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、警察は治療が続けられていた青葉真司容疑者(42)を事件から10か月余りがたった27日、放火や殺人などの疑いで逮捕しました。入院していた京都市内の病院から警察署に移送し、本格的な取り調べを始めることにしています。
去年7月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオが放火された事件では、社員36人が死亡、33人が重軽傷を負いました。
この事件で、警察はスタジオに押し入ってガソリンをまいて火をつけ多数の死傷者を出したとして、みずからも重いやけどを負って治療を受けていたさいたま市見沼区の無職、青葉真司容疑者(42)を27日午前7時すぎに入院していた京都市の病院で逮捕しました。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
事件から10か月余りがたっての逮捕について、警察は複数の医師の意見などをもとに青葉容疑者が取り調べができるまで回復したと判断したことや、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたことも考慮したとしています。
青葉容疑者の身柄は午前8時すぎ、捜査本部が置かれている伏見警察署に移送され、警察はこのあと会見を開いて、逮捕に至った経緯などを説明する方針です。
逮捕前の任意の事情聴取に対し青葉容疑者は「自分の小説を盗用されたから火をつけた」などと供述していて、警察は今後、動機の解明を含め、本格的な取り調べを行う方針です。
【青葉真司容疑者は】
警察や関係者によりますと、青葉容疑者は現在のさいたま市で生まれました。幼い頃に両親が離婚し、父親と兄と妹の4人で暮らしていました。
市内の定時制高校を卒業したあとは平成10年までの3年間、埼玉県の文書課で非常勤職員として働きました。翌年、21歳の時に父親は病死しています。
その後、兄弟とも連絡をとらなくなり、埼玉県春日部市のアパートで1人で暮らしていたとみられています。
平成21年には、母親の自宅近くの茨城県常総市に移り住みましたが、34歳の時にコンビニに包丁を持って押し入り、現金を奪ったとして逮捕されました。
当時住んでいた集合住宅の管理人によりますと、青葉容疑者の部屋はゴミが散乱していて、壁やパソコンの画面が、ハンマーで壊されていたということです。
管理人の男性は「夜中に目覚まし時計が鳴ったり、窓ガラスがベランダに散乱していたりと、苦情があった。片づけた状態というより蹴り飛ばした状態だった。逮捕されたあとの面会では終始、下を向きながら返事をして、ほとんど会話はなかった」と話していました。この事件の裁判では実刑判決を受けていました。
平成28年に出所し、38歳になった青葉容疑者は、さいたま市の更生保護施設に滞在したあと、現住所のさいたま市見沼区のアパートで、1人で生活していたとみられています。
施設の関係者は「青葉容疑者はおとなしい様子で周囲とトラブルはなく、あいさつやお礼、日常会話はできていた。読書が好きで、近くの図書館で本を読んだり借りたりしていた」と話していました。
【病院での様子は】
病院関係者への取材で入院中の青葉容疑者の状況がわかってきました。
青葉容疑者は事件の際に自らも重いやけどを負い、これまで10か月余りにわたって、大阪と京都の病院で治療を受けてきました。全身の大部分をやけどしていて、当初、予断を許さない容体でしたが、皮膚の移植手術などを繰り返し受けて、会話ができる状態にまでは回復したということです。
ただ、両足のやけどは重く、現在もほとんどベッドに寝たきりの状態で、介助なしでは、食事もできず車いすに座ることもできないということです。
顔を除いて、全身のほとんどにガーゼや包帯が巻かれている状態で、軟こうを塗るなどして、治療を続けているということです。
青葉容疑者は病院のスタッフに対して、当初は趣味の電車の話をしたり、「頑張ります。治します」などと治療に意欲を見せていましたが、最近は「かゆい、痛い」などとたびたび不満を訴え、リハビリにも積極的には取り組もうとしなかったということです。
また、入院中は慢性的に38度ほどの発熱が続き40度近くの高熱が出ることもあったということですが、今月に入ってからは、比較的、体調が安定していたということです。
【事件の経緯とこれまでの捜査】
容疑者は事件3日前の7月15日、さいたま市の自宅から新幹線で京都駅に来たあと、宇治市にある京都アニメーションの本社や京都市伏見区にある現場の第1スタジオの周辺を行き来する姿が目撃されていました。警察は事前に下見をしていたとみています。
そして事件前日の7月17日、現場から5キロほど離れたホームセンターで、ガソリンを入れる携行缶やライター、大型のハンマーなどを購入し、台車に載せて移動していました。
この夜、第1スタジオの近くで野宿し、当日の18日は近くのガソリンスタンドでガソリンを購入。その30分後にスタジオに火をつけたとみられています。
事件後、青葉容疑者は現場近くで身柄を取り押さえられていましたが、警察によりますと、その際、「小説を盗用されたからやった」などと叫んでいたということです。
また入院中に行われた任意の事情聴取に対しても同様の趣旨の話をしたうえで、第1スタジオを狙った理由については、「いちばん多くの人が働いていて多くの負傷者を出せそうだと思った」と事前の計画性をうかがわせる話をしていたということです。
現場で複数の包丁が見つかったことについては、「犯行を邪魔する人がいたら、襲うつもりだった」、「埼玉の自宅を出る時から事件を起こすつもりだった」などと話し、病院の関係者に対しては「どうせ死刑になる」とも話していたということです。
警察はこれまでに青葉容疑者のさいたま市の自宅アパートを捜索していますが、この際、京都アニメーションの関連商品のほか、小説を書くためとみられる大量の原稿用紙を押収しています。
また、京都アニメーションがアニメの原作となる小説を公募した際、青葉容疑者が少なくとも2点の小説を応募していたことが明らかになっていますが、会社側は「形式が整っていなかったため、1次審査を通らなかった。内容に自社の作品との類似性はない」と説明しています。
【事件で36人が犠牲に】
事件が起きたのは去年7月18日の午前10時半すぎでした。
京都市伏見区にある「京都アニメーション」第1スタジオの正面玄関から男が押し入り、直後にガソリンをまいて火をつけました。
警察と消防によりますと、3階建ての建物は吹き抜けになっていて、巻き上がった黒煙はらせん階段をつたうなどして、あっという間に全体に広がったとみられています。
当時、中には、1階に12人2階に31人3階に27人の合わせて70人の社員が仕事にあたっていましたが、このうち36人が煙にまかれるなどして死亡しました。
一方、半数近くの社員がベランダや窓から飛び降りるなどして避難しましたが、多くが重いやけどやけがをして事件から10か月余りたったいまも、1人が入院を続けています。けががなかったのは1人だけでした。
36人が犠牲となった今回の事件。殺人事件としての死者数は平成以降で最も多くなりました。
【事件後の京都アニメーションは】
京都府宇治市に本社がある京都アニメーションは昭和56年に創業し、「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など数々の作品を地方から発信してきました。
風景の緻密な描写や繊細な表現が特徴で、日本だけでなく海外のファンも多く、事件後に設けられた献花台には連日、大勢の人たちが訪れました。
また、33億円を超える寄付金も寄せられ、京都府の配分委員会を通じて、遺族や被害者に順次、届けられることになっています。
京都アニメーションは去年9月から業務を再開し、このうち事件後に初めて本格的に制作された映画、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期になっていますが、近く上映が始まる予定です。
また中断していた若手アニメーターの養成塾も再開され、新たな塾生を迎え入れるなど、人材の育成も進められています。
一方、全焼した第1スタジオの建物は先月までに解体されました。跡地をどうするかはまだ決まっていません。
via 相泽沙呼 twi
Kiramune Reading Live 2019『密室中的亡灵 幻视侦探』公演落下帷幕。非常感谢前来观看的各位。虽然是有所不足的剧本,但多亏了各位演绎者、舞台安排、音乐、工作人员,最终得以呈现超乎标准的故事。
按道理来说言及幕后内情不太合适,但于我而言这一次能参与Reading Live制作是印象很深刻的事,而且作为一名观众观看演出后也深受感动,便想讲讲花絮,讲什么好呢……。
怎么说,想说的话有很多。但又想收藏在自己心底又想分享给大家,选择有些困难……(笑)
首先简单说说制作剧本的经过吧……。能跟水岛监督认识是多亏了こじま(蝉)这位共通的熟人,当时说了也想做一些写动画剧本的工作,便马上受到邀请观看了2018的Reading Live 2018 カラーズ,然后被打破了『朗读剧』的固有概念非常震撼。
看完朗读剧想着「哗—,太腻害了……」然后发呆,在不知不觉间就被水岛监督带着去见了神谷桑。可能大家会觉得不知道我在讲什么,但我也不知道自己被做了什么……。
「以后想要做悬疑,想着到时候请他来协助就带他来了」水岛监督这么说道。神谷桑则说「那到时候就拜托您了」。Sakomoko便结结巴巴地说「哇,能让我协助制作这么有趣的朗读剧我一定会竭尽全力加油滴」。
所谓「以后」,估计最快也是几年后的事吧,当时的Sakomoko漫不经心地这么想着……。
踏入新的一年没多久,水岛监督就给我发offer了。真的也就过了三个月左右而已……。刚好是在我写medium的时候。然后就开了碰头会,听他讲了Reading Live的特征,以及想要表现的东西等等……。
当时还在写medium,其他稿子的截稿日期也很赶,其实不太确定自己能不能接下来,但想到如果不参与这么有趣的工作一定会超级后悔,便下意识接下来了……。其他稿子们对不起了……。
剧本的要求大概是这样的。「悬疑」「想有横沟正史那种感觉的氛围」「舞台背景是一个建筑物」「事件穿梭于过往和未来的故事构成」「出场人物的人数是一定的」「过往最好是昭和或大正时代」
Sakomoko「果然是悬疑啊〜」
监督「神谷君一直说想挑战」
Sakomoko「神谷桑!原来如此!那我会努力的!!」
我听信了他的话!!!(笑)
看了某一回公演谢幕的人应该会懂(笑)但不知道为什么监督和周围的人都深信不疑神谷桑是想做悬疑的……。不,神谷桑似乎也是想做的,但好像是没想到自己又要演侦探的角色了……。
不管如何,在最开始的碰头会听完「大家想做的」「Reading Live的特征」,其实已经大概想到三种故事情节了。其实在挺早的阶段就想到「多重解决」应该是最合适的。
这一次的故事在悬疑作品的世界里从属被称为『多重解决』或者『多重推理』的分类。对于一个案件,会有若干个解决方案,而这些都有可能是正确的……。多数是这样的构造。
这是听完水岛监督说就算是同一个剧本,通过A组和B组不同的演绎,都会变成完全不一样的故事氛围,而产生的联想。那A和B有不同的犯人应该也有意思→但这样成本实在过高→但如果是「多重解决」的话……。大概就是这样的思考过程。
还有就是如果按普通悬疑来做的话,会不可避免地出现一出场就马上死掉的角色,只是负责误导读者的角色,只是提供情报的角色……。怎么说,很容易就会有路人角色。
平时只要按照「面向想看悬疑的读者写悬疑」「面向想看相泽沙呼作品的读者写相泽沙呼的作品」来写就好了,但这一次需要把各位观众的需求考虑进去。应该有不少人不擅长看悬疑,各位也不是为了看悬疑来到剧场的。
大家的需求应该是「自己的推在故事里活跃表演的身影」……!估计是……。一定是……。是这样没错……。应该是的……。
不管如何,面向这样的需求,『多重解决』的情节应该很贴切。每一个嫌疑人都有他们作为主角的故事,于是分别描写了他们的杀人动机、杀害场景……。需要以最大限度让站在舞台上的各位有足够的戏份,这种情况下『多重解决』很合适。
第一次碰头会结束后,在回家的电车上已经想到这一步了。然后开始写大纲……。最开始的剧情里有四个嫌疑人和四种行凶方案和结局,但是很抱歉,时长上来讲四个实在是做不到……(笑)
想做侦探和助手搭档这一点在最开始就说了,也向水岛监督提出了侦探的台词量会有很多且有所偏颇的问题,问他这样没关系吗。
监督「没问题!多长的台词神谷都没问题的!」
Sakomoko「原来如此!神谷桑的话确实应该没问题!」
监督「毕竟是推理剧,侦探的台词量肯定会很多。这没办法。神谷自己也说想做悬疑他肯定也理解的!」
Sakomoko「那我就能毫无顾忌地写了!!!」
回想这段对话实在是太搞笑了。
好了,然后在朗读剧做悬念剧令人惦记的是「不能回读伏笔」这一点。即使巧妙地埋下伏笔,在得知真相后也没有办法再读一遍。我也听说了一票难求,即使观众们能看两遍也不一定能看那么多遍……。
还有就是密室的构造、推理的解说,不知道在朗读剧中能多细致地传达这些信息。这些地方就只能信任负责演出的伊藤桑了。不过在看完カラーズ的时候觉得只要能结合「幻视」的特效影像,让伊藤桑来做一定能清晰明了地传递给观众。
从结果来说是大功告成了。伊藤桑太强了。「幻视侦探」这个玄机在小说里表现的话很困难,所以一直没用,但这一次觉得跟Reading Live一定会很契合便拿出来用了。跟伊藤桑的安排的演出也很契合,果然没选择错。
不过「不能回读伏笔」这个问题还是难以解决,所以想着埋下容易理解又好记的伏笔,让能注意到的观众从中途开始关注,享受着这些伏笔迎来结尾也不错,以这样的感觉创作了本次的故事。
为了创作故事还稍微查了一下Kiramune的资料,便发现今年是创立第十年。其实我也是在今年秋天迎来了作家出道的十周年。虽然是碰巧,但对于十这个数字还是感受到了奇妙的机缘巧合和缘分。
想必也有注意到的观众了,我把「十」这个数字散落在出场人物的名字里,也是出自这个原因。本来在Reading Live第十回的作品里这么做才是最美的安排,但想着很难再有这样的机会,便和作品的核心重叠起来了。
(玄十郎名字里有10,然后虚灵0+宗一1+正次2+三郎3+清/博4=10)
我是很容易受挫的性格,也曾想过很多次「没有办法继续当作家了」。即使如此还是坚持了十年,都是多亏了一直以来看我作品的各位读者。正是因为「你的故事能予人希望」这些话语,我才得以重新振作。
我觉得Kiramune一定也为很多人带来了希望。从更大的范围来说,迄今为止肯定有很多人曾被各位声优的演技所拯救。最后玄十郎和摄理的对话,我也是抱着这样的想法去写的。
所以在现场看到这一幕,我的感情就,感情就……。呜,汗水夺眶而出……。
有了这些经过写完了剧本,进入这个企划后第一次与神谷桑开了碰头会。
「这个……。侦探的台词……很辛苦……吧……」
看着神谷桑察觉到什么而露出茫然的神情,Sakomoko说道「我听说由神谷桑来担任的话是没问题的」。
顺便一提,标题也是在这一次碰头会定下来的。在这之前只是起了「幻视侦探」这一暂定标题。因为也没什么人提出意见,心里想着「幻视侦探 黑书馆杀人事件」这个标题也还可以。
但这样的话过于直白无法细细品味,神谷桑也说「如果能起一个跟故事内容有关联的标题就更好了」,便跟在场的各位一起想标题。话虽如此,但也想不出什么好的标题,跟大家苦思冥想了很长一段时间。
听到神谷桑所希望的是「能联想到两个人的关系或是过往的事件」这个方向的标题,继续沉思。然而我也没能马上想出来,苦恼。心想这下可能得回去继续想了。但从行程安排上来说能在这里定下来是最好的。
我自以为自己很擅长起标题,但久久不能想出点子开始变得焦急。就在这时,一起在想标题的神谷桑嘀咕了一声。
「这些幻视的出场人物,都是只存在于他脑中的是吧……」
作为一语双关&回收标题伏笔的爱好者被一语点醒。虽然把神谷桑比喻成助手角色很过意不去,但当时我觉得自己仿佛是因助手的话语而灵机一动的侦探。正因有这种情况发生,才没有办法放弃创作。
「就是这个。密室中的亡灵!」
过于兴奋情绪高涨,「把脑内比喻成密室!我回去把稿子改改回收伏笔〜〜!」这么说明着的Sakomoko说不定像灵机一动的侦探一样行为可疑……。
就这样完成了剧本。没错。剧本写好了。当时的Sakomoko如此想着。心想自己的工作已经结束了……。
啊,已经很晚了,今天就到此结束吧,欲知后事如何请听下回分解……。
新刊『medium 灵媒侦探城塚翡翠』也请多多支持。想着如果看完Reading Live的观众也能看看的话就好了,所以夹杂了一些小梗。虽然如果有观众提前看了的话是开心的失算(笑)
Kiramune Reading Live 2019『密室中的亡灵 幻视侦探』公演落下帷幕。非常感谢前来观看的各位。虽然是有所不足的剧本,但多亏了各位演绎者、舞台安排、音乐、工作人员,最终得以呈现超乎标准的故事。
按道理来说言及幕后内情不太合适,但于我而言这一次能参与Reading Live制作是印象很深刻的事,而且作为一名观众观看演出后也深受感动,便想讲讲花絮,讲什么好呢……。
怎么说,想说的话有很多。但又想收藏在自己心底又想分享给大家,选择有些困难……(笑)
首先简单说说制作剧本的经过吧……。能跟水岛监督认识是多亏了こじま(蝉)这位共通的熟人,当时说了也想做一些写动画剧本的工作,便马上受到邀请观看了2018的Reading Live 2018 カラーズ,然后被打破了『朗读剧』的固有概念非常震撼。
看完朗读剧想着「哗—,太腻害了……」然后发呆,在不知不觉间就被水岛监督带着去见了神谷桑。可能大家会觉得不知道我在讲什么,但我也不知道自己被做了什么……。
「以后想要做悬疑,想着到时候请他来协助就带他来了」水岛监督这么说道。神谷桑则说「那到时候就拜托您了」。Sakomoko便结结巴巴地说「哇,能让我协助制作这么有趣的朗读剧我一定会竭尽全力加油滴」。
所谓「以后」,估计最快也是几年后的事吧,当时的Sakomoko漫不经心地这么想着……。
踏入新的一年没多久,水岛监督就给我发offer了。真的也就过了三个月左右而已……。刚好是在我写medium的时候。然后就开了碰头会,听他讲了Reading Live的特征,以及想要表现的东西等等……。
当时还在写medium,其他稿子的截稿日期也很赶,其实不太确定自己能不能接下来,但想到如果不参与这么有趣的工作一定会超级后悔,便下意识接下来了……。其他稿子们对不起了……。
剧本的要求大概是这样的。「悬疑」「想有横沟正史那种感觉的氛围」「舞台背景是一个建筑物」「事件穿梭于过往和未来的故事构成」「出场人物的人数是一定的」「过往最好是昭和或大正时代」
Sakomoko「果然是悬疑啊〜」
监督「神谷君一直说想挑战」
Sakomoko「神谷桑!原来如此!那我会努力的!!」
我听信了他的话!!!(笑)
看了某一回公演谢幕的人应该会懂(笑)但不知道为什么监督和周围的人都深信不疑神谷桑是想做悬疑的……。不,神谷桑似乎也是想做的,但好像是没想到自己又要演侦探的角色了……。
不管如何,在最开始的碰头会听完「大家想做的」「Reading Live的特征」,其实已经大概想到三种故事情节了。其实在挺早的阶段就想到「多重解决」应该是最合适的。
这一次的故事在悬疑作品的世界里从属被称为『多重解决』或者『多重推理』的分类。对于一个案件,会有若干个解决方案,而这些都有可能是正确的……。多数是这样的构造。
这是听完水岛监督说就算是同一个剧本,通过A组和B组不同的演绎,都会变成完全不一样的故事氛围,而产生的联想。那A和B有不同的犯人应该也有意思→但这样成本实在过高→但如果是「多重解决」的话……。大概就是这样的思考过程。
还有就是如果按普通悬疑来做的话,会不可避免地出现一出场就马上死掉的角色,只是负责误导读者的角色,只是提供情报的角色……。怎么说,很容易就会有路人角色。
平时只要按照「面向想看悬疑的读者写悬疑」「面向想看相泽沙呼作品的读者写相泽沙呼的作品」来写就好了,但这一次需要把各位观众的需求考虑进去。应该有不少人不擅长看悬疑,各位也不是为了看悬疑来到剧场的。
大家的需求应该是「自己的推在故事里活跃表演的身影」……!估计是……。一定是……。是这样没错……。应该是的……。
不管如何,面向这样的需求,『多重解决』的情节应该很贴切。每一个嫌疑人都有他们作为主角的故事,于是分别描写了他们的杀人动机、杀害场景……。需要以最大限度让站在舞台上的各位有足够的戏份,这种情况下『多重解决』很合适。
第一次碰头会结束后,在回家的电车上已经想到这一步了。然后开始写大纲……。最开始的剧情里有四个嫌疑人和四种行凶方案和结局,但是很抱歉,时长上来讲四个实在是做不到……(笑)
想做侦探和助手搭档这一点在最开始就说了,也向水岛监督提出了侦探的台词量会有很多且有所偏颇的问题,问他这样没关系吗。
监督「没问题!多长的台词神谷都没问题的!」
Sakomoko「原来如此!神谷桑的话确实应该没问题!」
监督「毕竟是推理剧,侦探的台词量肯定会很多。这没办法。神谷自己也说想做悬疑他肯定也理解的!」
Sakomoko「那我就能毫无顾忌地写了!!!」
回想这段对话实在是太搞笑了。
好了,然后在朗读剧做悬念剧令人惦记的是「不能回读伏笔」这一点。即使巧妙地埋下伏笔,在得知真相后也没有办法再读一遍。我也听说了一票难求,即使观众们能看两遍也不一定能看那么多遍……。
还有就是密室的构造、推理的解说,不知道在朗读剧中能多细致地传达这些信息。这些地方就只能信任负责演出的伊藤桑了。不过在看完カラーズ的时候觉得只要能结合「幻视」的特效影像,让伊藤桑来做一定能清晰明了地传递给观众。
从结果来说是大功告成了。伊藤桑太强了。「幻视侦探」这个玄机在小说里表现的话很困难,所以一直没用,但这一次觉得跟Reading Live一定会很契合便拿出来用了。跟伊藤桑的安排的演出也很契合,果然没选择错。
不过「不能回读伏笔」这个问题还是难以解决,所以想着埋下容易理解又好记的伏笔,让能注意到的观众从中途开始关注,享受着这些伏笔迎来结尾也不错,以这样的感觉创作了本次的故事。
为了创作故事还稍微查了一下Kiramune的资料,便发现今年是创立第十年。其实我也是在今年秋天迎来了作家出道的十周年。虽然是碰巧,但对于十这个数字还是感受到了奇妙的机缘巧合和缘分。
想必也有注意到的观众了,我把「十」这个数字散落在出场人物的名字里,也是出自这个原因。本来在Reading Live第十回的作品里这么做才是最美的安排,但想着很难再有这样的机会,便和作品的核心重叠起来了。
(玄十郎名字里有10,然后虚灵0+宗一1+正次2+三郎3+清/博4=10)
我是很容易受挫的性格,也曾想过很多次「没有办法继续当作家了」。即使如此还是坚持了十年,都是多亏了一直以来看我作品的各位读者。正是因为「你的故事能予人希望」这些话语,我才得以重新振作。
我觉得Kiramune一定也为很多人带来了希望。从更大的范围来说,迄今为止肯定有很多人曾被各位声优的演技所拯救。最后玄十郎和摄理的对话,我也是抱着这样的想法去写的。
所以在现场看到这一幕,我的感情就,感情就……。呜,汗水夺眶而出……。
有了这些经过写完了剧本,进入这个企划后第一次与神谷桑开了碰头会。
「这个……。侦探的台词……很辛苦……吧……」
看着神谷桑察觉到什么而露出茫然的神情,Sakomoko说道「我听说由神谷桑来担任的话是没问题的」。
顺便一提,标题也是在这一次碰头会定下来的。在这之前只是起了「幻视侦探」这一暂定标题。因为也没什么人提出意见,心里想着「幻视侦探 黑书馆杀人事件」这个标题也还可以。
但这样的话过于直白无法细细品味,神谷桑也说「如果能起一个跟故事内容有关联的标题就更好了」,便跟在场的各位一起想标题。话虽如此,但也想不出什么好的标题,跟大家苦思冥想了很长一段时间。
听到神谷桑所希望的是「能联想到两个人的关系或是过往的事件」这个方向的标题,继续沉思。然而我也没能马上想出来,苦恼。心想这下可能得回去继续想了。但从行程安排上来说能在这里定下来是最好的。
我自以为自己很擅长起标题,但久久不能想出点子开始变得焦急。就在这时,一起在想标题的神谷桑嘀咕了一声。
「这些幻视的出场人物,都是只存在于他脑中的是吧……」
作为一语双关&回收标题伏笔的爱好者被一语点醒。虽然把神谷桑比喻成助手角色很过意不去,但当时我觉得自己仿佛是因助手的话语而灵机一动的侦探。正因有这种情况发生,才没有办法放弃创作。
「就是这个。密室中的亡灵!」
过于兴奋情绪高涨,「把脑内比喻成密室!我回去把稿子改改回收伏笔〜〜!」这么说明着的Sakomoko说不定像灵机一动的侦探一样行为可疑……。
就这样完成了剧本。没错。剧本写好了。当时的Sakomoko如此想着。心想自己的工作已经结束了……。
啊,已经很晚了,今天就到此结束吧,欲知后事如何请听下回分解……。
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