你拿到极乐世界的签证了吗?
一年又翻新篇。在过去的这一年当中,你的内心可有收获?还记得一位大德曾说过,如果你已经做好了往生的准备,那么过新年是很有意义的;如果还没有做好准备,那就没什么值得高兴的,不过是离死亡更进了一步。
生命无常,若我们对死亡没有把握,今生在走向终点时,身心只能任由业风摆布。若你已心有所属,有了往生的方向和把握,那么生生世世的风雨飘摇就此止息,净土将成为最终的归宿。
如果把往生比作星际移民,第一步,你需要锁定目的地,去月球、火星或某个刹土。第二步,根据移民政策做好功课。第三步,下定决心,哪怕遇到天大的困难,也不能放弃拿到签证的机会。等签证到手的时候,信心百倍的你就可以从容上路,顺利到达心心念念的去处。倘若你对往生的目的地举棋不定,那就参照成就者们提供的最佳方案吧。
在关于临终窍诀的开示中曾讲过,当我们活着时,需要做一个选择:是期望往生莲花生大师的刹土,还是往生阿弥陀佛的极乐世界……以便在中阴身或是临终时,能够一心一意地再三祈祷,往生至自己选择的清净刹土。这种十分确定的渴望往生之心非常重要。
阿弥陀佛修法对大多数人来说,原本就是非常重要的。已经证悟大圆满的人,或者是修持密法已臻很高境界的人,不一定需要修阿弥陀佛的修法,因为他们即生便可以成就,最晚在中阴之时也可以解脱,所以他们不会有来世,也就不需要选择往生的刹土。但对其他人来说,往生极乐世界却是相当重要的。
从佛教历史上来看,即使是达到很高境界的龙树菩萨,最终也是去了极乐世界;一些大圆满成就者,从表面上看,还是选择去往极乐世界。当然,这只是劝勉后人要向往极乐世界的一种方便示现,对于那些大成就者来说,去极乐世界或是其他地方都是一样,哪里有度化众生的事业,他们就会到哪里去,不会有这样的分别,但从表面上来看,是会有这样的选择。这也更突显了阿弥陀佛修法对一般修行人的重要性。
阿弥陀佛修法既没有深奥的理论,也没有复杂的仪轨,简单易行、方便快捷,所以无论是藏地还是汉地,在没有文化,连字也不认识的老婆婆、老爷爷当中,也出现了很多成功往生极乐世界的例子。他们在临终时,亲眼看到往生的前兆,因而对死亡毫无恐惧,高高兴兴地就去了西方极乐世界。这一切,都是因为此修法很简单,能修成的几率也很高的缘故。
密宗可以“即生成就”,即在几十年的时间当中就可以成佛,而往生极乐世界的修法也具有同样的能力。如果这一生当中念佛念得非常好,那么下一世就不会投生到别处,而将直接往生极乐世界。这种人一到极乐世界,即可花开见佛,成为一地菩萨,因为极乐世界中的所有众生,都是一地以上的菩萨。
但有一种情况也许是例外,就是在修持阿弥陀佛修法时,对阿弥陀佛和极乐世界有信心和渴望心,同时也抱持怀疑态度的那些人,他们虽然能够往生极乐,却会在莲花里待上五百年而不能出来,在此期间只能听到阿弥陀佛的声音,却不能见到佛陀。
对于这种人,有一种说法认为,他们很可能还没有登地,即不是一地以上的菩萨。因为一地菩萨在刹那间可以面见一百尊佛,而不会有这些障碍。
由此可见,除了上述这种人以外,正常往生极乐世界的人,都是一地以上的菩萨。
显宗的很多经典里也讲过,西方极乐世界一地以上的菩萨,如果愿意,七天之内便可以成佛;如果不愿意那么快成就佛果,而希望以菩萨的身份去度化众生,也可以在几百、几千甚至几亿个大劫当中都不成佛。这里所说的七天,是人间的时间。
这样看来,如果一个人专心专意地念佛,几十年后死亡并立即往生极乐世界,就算加上在极乐世界的七天,也是在几十年的时间里便成佛了。虽然这不是即生成佛(从这个角度来讲,密宗的修法还是要快些),但往生极乐世界后可以如此快速地成就,则是不是即生也无太大差别了。因此阿弥陀佛的修法也能很快成就。
现代社会中,人们的生活压力比较大,为了日常起居、工作等各项事物,整日都是匆匆忙忙,难得空闲。只有少数人,才能具备修持一个完整正规的生起次第和圆满次第的条件。为数众多的佛弟子虽然仍在坚持修行,可条件却极为有限,困难重重。所以,要是能在兼顾其他修法的同时,还修持往生极乐世界的修法,则成就的把握就更大。
建议如果是年纪比较大、文化水准又偏低的人,修行重点就要放在阿弥陀佛修法上,其他人若不具备时间等条件,也可以这样做;但只要有一点可能,还是应该尽量闻思、修学密法。这两种法都要修,这一点至关重要。
《佛说阿弥陀经》是往生净土最重要的一部经典,其中讲了往生极乐世界需要远离两个违缘,具足四个因素。
需要远离的两个违缘是什么呢?《佛说阿弥陀经》中讲道:第一是五无间罪;第二是谤法、舍法罪。除了这两种罪业以外,其他如杀、盗、淫、妄等所有罪业,都不会障碍往生极乐世界。为什么呢?因为,这些罪业虽然也很严重,但我们对阿弥陀佛的信心和对极乐世界的向往之心,本身就具有很大的功德,以此功德就能消除这些罪障;而上面所说的两个违缘却是极其严重的罪业,必须通过其他方法才能忏悔清净。
断除这两个违缘是第一步,然后在违缘消失的前提下,再创造四个因素,即四个顺缘。
1
观想净土和阿弥陀佛
观想极乐世界、阿弥陀佛及其眷属,这是第一个顺缘。
显宗具体的观想方法,可参阅《大藏经》中有关极乐世界的描述,例如:净土宗所推广的《净土五经》,特别是《佛说阿弥陀经》;以及藏传佛教中乔美仁波切所撰写的《极乐愿文》;还有拉喇曲智仁波切所著的《极乐愿文大疏》。在这些经论中,非常清晰地描述了西方极乐世界的环境和阿弥陀佛及其眷属的庄严。看了这些经论以后,对极乐世界有了大概的印象,即应时刻不忘地去观想净土。
这是第一个因素。
2
积累资粮
这里所讲的积累资粮的方法,主要是指七支供。极乐世界修法中七支供的供养对境,是阿弥陀佛、观音菩萨、大势至菩萨,以及住于阿弥陀佛净土当中的诸大菩萨。
其实,积累资粮还有很多方法,比如守戒、放生、布施、念咒等。尤其是在佛陀诞辰日、涅槃日等佛教节日里,守戒、放生或做其他善行,其功德更是会呈十亿倍地增长;而日食、月食出现的时候,也是非常重要的行善修法之机。
但净土修法中的积累资粮,用的是窍诀性的方法。窍诀是什么呢?就是七支供。也许由于我们天天在念七支供,司空见惯了,觉得好像没有什么了不起,但实际上却不应该这样轻视七支供,因为它是整个大乘显宗和密宗最殊胜的积累资粮的方法。当然,积累资粮的方法还有供曼荼罗等,但这里就不再多讲了。
这是第二个往生极乐世界的因素。
3
发菩提心
如果不发菩提心,这个修法就不会成为大乘的法,所以务必要发菩提心。
这是第三个因素。
4
回向和发愿
今后,我们无论是回向或是发愿时,一定要在普通的发愿和回向的基础上,加入一个往生极乐世界的愿望,每次都要加,这点非常非常重要。
这是第四个往生极乐世界的因素。
修此法时,如果时间充裕,最好能常念《极乐愿文》。念诵时,不能只念仪轨而不作思维、观想,因为仪轨是为了方便观想而造的,二者皆不能忽略。
我们在走路、坐车等日常生活中,随时随地都要这样发心,并观想阿弥陀佛,祈祷阿弥陀佛。要祈请阿弥陀佛加持自己,于临终之时能够立即往生西方极乐世界。然后念诵阿弥陀佛的圣号“南无阿弥陀佛” (“南无”,音nāmó,是顶礼的意思),另外也可以念诵阿弥陀佛的心咒“嗡阿弥得哇 阿耶色德吽舍”,或是念诵“顶礼供养皈依出有坏善逝应供正等觉阿弥陀佛”等。念诵这些圣号和心咒要达到一百万遍,藏地很早以前就有这样的规矩。
只要能避免两个违缘,同时又能具备四个条件,就可以往生极乐世界,这是有佛陀教证的。只要能这样照着去做,就可以保证,此人必定能往生极乐世界。
以上是往生极乐世界四种顺缘的修法。
有人会怀疑:仅仅有信心和渴望心能否往生极乐世界呢?好像在汉地也有关于带业往生的争论。那么究竟能不能这样往生呢?
麦彭仁波切和很多高僧大德用了大量教证来证明:只要有信心和对极乐世界的向往之心,普通人也可以往生极乐世界。
修持净土法门之所以可以如此轻松地往生极乐,并不全是依靠我们自身的功德,其中的绝大多数功德都是由阿弥陀佛的愿力所致。当然,仅仅依靠阿弥陀佛的愿力,自己不修也不行,只有将二者结合起来,才能往生极乐世界,对此不需要有丝毫的怀疑。
最后,愿大家都能拿到西方极乐世界的签证,顺利通关,成就大愿!
一年又翻新篇。在过去的这一年当中,你的内心可有收获?还记得一位大德曾说过,如果你已经做好了往生的准备,那么过新年是很有意义的;如果还没有做好准备,那就没什么值得高兴的,不过是离死亡更进了一步。
生命无常,若我们对死亡没有把握,今生在走向终点时,身心只能任由业风摆布。若你已心有所属,有了往生的方向和把握,那么生生世世的风雨飘摇就此止息,净土将成为最终的归宿。
如果把往生比作星际移民,第一步,你需要锁定目的地,去月球、火星或某个刹土。第二步,根据移民政策做好功课。第三步,下定决心,哪怕遇到天大的困难,也不能放弃拿到签证的机会。等签证到手的时候,信心百倍的你就可以从容上路,顺利到达心心念念的去处。倘若你对往生的目的地举棋不定,那就参照成就者们提供的最佳方案吧。
在关于临终窍诀的开示中曾讲过,当我们活着时,需要做一个选择:是期望往生莲花生大师的刹土,还是往生阿弥陀佛的极乐世界……以便在中阴身或是临终时,能够一心一意地再三祈祷,往生至自己选择的清净刹土。这种十分确定的渴望往生之心非常重要。
阿弥陀佛修法对大多数人来说,原本就是非常重要的。已经证悟大圆满的人,或者是修持密法已臻很高境界的人,不一定需要修阿弥陀佛的修法,因为他们即生便可以成就,最晚在中阴之时也可以解脱,所以他们不会有来世,也就不需要选择往生的刹土。但对其他人来说,往生极乐世界却是相当重要的。
从佛教历史上来看,即使是达到很高境界的龙树菩萨,最终也是去了极乐世界;一些大圆满成就者,从表面上看,还是选择去往极乐世界。当然,这只是劝勉后人要向往极乐世界的一种方便示现,对于那些大成就者来说,去极乐世界或是其他地方都是一样,哪里有度化众生的事业,他们就会到哪里去,不会有这样的分别,但从表面上来看,是会有这样的选择。这也更突显了阿弥陀佛修法对一般修行人的重要性。
阿弥陀佛修法既没有深奥的理论,也没有复杂的仪轨,简单易行、方便快捷,所以无论是藏地还是汉地,在没有文化,连字也不认识的老婆婆、老爷爷当中,也出现了很多成功往生极乐世界的例子。他们在临终时,亲眼看到往生的前兆,因而对死亡毫无恐惧,高高兴兴地就去了西方极乐世界。这一切,都是因为此修法很简单,能修成的几率也很高的缘故。
密宗可以“即生成就”,即在几十年的时间当中就可以成佛,而往生极乐世界的修法也具有同样的能力。如果这一生当中念佛念得非常好,那么下一世就不会投生到别处,而将直接往生极乐世界。这种人一到极乐世界,即可花开见佛,成为一地菩萨,因为极乐世界中的所有众生,都是一地以上的菩萨。
但有一种情况也许是例外,就是在修持阿弥陀佛修法时,对阿弥陀佛和极乐世界有信心和渴望心,同时也抱持怀疑态度的那些人,他们虽然能够往生极乐,却会在莲花里待上五百年而不能出来,在此期间只能听到阿弥陀佛的声音,却不能见到佛陀。
对于这种人,有一种说法认为,他们很可能还没有登地,即不是一地以上的菩萨。因为一地菩萨在刹那间可以面见一百尊佛,而不会有这些障碍。
由此可见,除了上述这种人以外,正常往生极乐世界的人,都是一地以上的菩萨。
显宗的很多经典里也讲过,西方极乐世界一地以上的菩萨,如果愿意,七天之内便可以成佛;如果不愿意那么快成就佛果,而希望以菩萨的身份去度化众生,也可以在几百、几千甚至几亿个大劫当中都不成佛。这里所说的七天,是人间的时间。
这样看来,如果一个人专心专意地念佛,几十年后死亡并立即往生极乐世界,就算加上在极乐世界的七天,也是在几十年的时间里便成佛了。虽然这不是即生成佛(从这个角度来讲,密宗的修法还是要快些),但往生极乐世界后可以如此快速地成就,则是不是即生也无太大差别了。因此阿弥陀佛的修法也能很快成就。
现代社会中,人们的生活压力比较大,为了日常起居、工作等各项事物,整日都是匆匆忙忙,难得空闲。只有少数人,才能具备修持一个完整正规的生起次第和圆满次第的条件。为数众多的佛弟子虽然仍在坚持修行,可条件却极为有限,困难重重。所以,要是能在兼顾其他修法的同时,还修持往生极乐世界的修法,则成就的把握就更大。
建议如果是年纪比较大、文化水准又偏低的人,修行重点就要放在阿弥陀佛修法上,其他人若不具备时间等条件,也可以这样做;但只要有一点可能,还是应该尽量闻思、修学密法。这两种法都要修,这一点至关重要。
《佛说阿弥陀经》是往生净土最重要的一部经典,其中讲了往生极乐世界需要远离两个违缘,具足四个因素。
需要远离的两个违缘是什么呢?《佛说阿弥陀经》中讲道:第一是五无间罪;第二是谤法、舍法罪。除了这两种罪业以外,其他如杀、盗、淫、妄等所有罪业,都不会障碍往生极乐世界。为什么呢?因为,这些罪业虽然也很严重,但我们对阿弥陀佛的信心和对极乐世界的向往之心,本身就具有很大的功德,以此功德就能消除这些罪障;而上面所说的两个违缘却是极其严重的罪业,必须通过其他方法才能忏悔清净。
断除这两个违缘是第一步,然后在违缘消失的前提下,再创造四个因素,即四个顺缘。
1
观想净土和阿弥陀佛
观想极乐世界、阿弥陀佛及其眷属,这是第一个顺缘。
显宗具体的观想方法,可参阅《大藏经》中有关极乐世界的描述,例如:净土宗所推广的《净土五经》,特别是《佛说阿弥陀经》;以及藏传佛教中乔美仁波切所撰写的《极乐愿文》;还有拉喇曲智仁波切所著的《极乐愿文大疏》。在这些经论中,非常清晰地描述了西方极乐世界的环境和阿弥陀佛及其眷属的庄严。看了这些经论以后,对极乐世界有了大概的印象,即应时刻不忘地去观想净土。
这是第一个因素。
2
积累资粮
这里所讲的积累资粮的方法,主要是指七支供。极乐世界修法中七支供的供养对境,是阿弥陀佛、观音菩萨、大势至菩萨,以及住于阿弥陀佛净土当中的诸大菩萨。
其实,积累资粮还有很多方法,比如守戒、放生、布施、念咒等。尤其是在佛陀诞辰日、涅槃日等佛教节日里,守戒、放生或做其他善行,其功德更是会呈十亿倍地增长;而日食、月食出现的时候,也是非常重要的行善修法之机。
但净土修法中的积累资粮,用的是窍诀性的方法。窍诀是什么呢?就是七支供。也许由于我们天天在念七支供,司空见惯了,觉得好像没有什么了不起,但实际上却不应该这样轻视七支供,因为它是整个大乘显宗和密宗最殊胜的积累资粮的方法。当然,积累资粮的方法还有供曼荼罗等,但这里就不再多讲了。
这是第二个往生极乐世界的因素。
3
发菩提心
如果不发菩提心,这个修法就不会成为大乘的法,所以务必要发菩提心。
这是第三个因素。
4
回向和发愿
今后,我们无论是回向或是发愿时,一定要在普通的发愿和回向的基础上,加入一个往生极乐世界的愿望,每次都要加,这点非常非常重要。
这是第四个往生极乐世界的因素。
修此法时,如果时间充裕,最好能常念《极乐愿文》。念诵时,不能只念仪轨而不作思维、观想,因为仪轨是为了方便观想而造的,二者皆不能忽略。
我们在走路、坐车等日常生活中,随时随地都要这样发心,并观想阿弥陀佛,祈祷阿弥陀佛。要祈请阿弥陀佛加持自己,于临终之时能够立即往生西方极乐世界。然后念诵阿弥陀佛的圣号“南无阿弥陀佛” (“南无”,音nāmó,是顶礼的意思),另外也可以念诵阿弥陀佛的心咒“嗡阿弥得哇 阿耶色德吽舍”,或是念诵“顶礼供养皈依出有坏善逝应供正等觉阿弥陀佛”等。念诵这些圣号和心咒要达到一百万遍,藏地很早以前就有这样的规矩。
只要能避免两个违缘,同时又能具备四个条件,就可以往生极乐世界,这是有佛陀教证的。只要能这样照着去做,就可以保证,此人必定能往生极乐世界。
以上是往生极乐世界四种顺缘的修法。
有人会怀疑:仅仅有信心和渴望心能否往生极乐世界呢?好像在汉地也有关于带业往生的争论。那么究竟能不能这样往生呢?
麦彭仁波切和很多高僧大德用了大量教证来证明:只要有信心和对极乐世界的向往之心,普通人也可以往生极乐世界。
修持净土法门之所以可以如此轻松地往生极乐,并不全是依靠我们自身的功德,其中的绝大多数功德都是由阿弥陀佛的愿力所致。当然,仅仅依靠阿弥陀佛的愿力,自己不修也不行,只有将二者结合起来,才能往生极乐世界,对此不需要有丝毫的怀疑。
最后,愿大家都能拿到西方极乐世界的签证,顺利通关,成就大愿!
亀梨和也が元外科医の天才弁護士に! 思わず縁を感じた役との共通点とは?――「正義の天秤」インタビュー
亀梨和也さんが外科医から転職した天才弁護士・鷹野和也を演じる土曜ドラマ「正義の天秤」(NHK総合)が9月25日からスタートします! 本作は、師団坂法律事務所の刑事部門“ルーム1”を立て直すためにやって来た鷹野(亀梨)が、戦力外のチームを率いて難事件の真相を暴いていく本格法廷ミステリーです。今回は主演の亀梨さんに鷹野の人物像や、ドラマ初共演となる北山宏光さんとのエピソードを伺いました!
――本作は本格法廷ミステリーとのことですが、亀梨さんが感じた作品の印象を教えてください。
「最初にお話をいただいた印象よりもキャラクターや作品のつくりにエンタメ性があって、これまでの法廷ドラマとは違うなと感じています。僕が演じる鷹野は常識的ではないのですが、根底には“魂”みたいなものがあって。鷹野のセリフに『俺にとって、弁護は治療だ』という言葉がありますが、弁護士として、表面的な解決の仕方をするのではなく、奥底にある真実に対して、どういうふうに弁護し、治療ができるかというところがポイントです」
――鷹野という人物を演じるにあたって、しぐさや特徴など、工夫していることはありますか?
「監督が持っているイメージと日々すり合わせて、いろんなアイデアをいただきながらやっています。特徴でいうと、スーパーボールを触っていますね(笑)。また、話し方一つにしても自分の声のトーンを落とすように意識していますし、会話をする時も、ダダダって畳みかけるところと、ねっとりさせるところのスピードコントロールをしています。法廷シーンは結構華やかにお芝居をしていますね。第1話の法廷シーンでいえば、被告人に向かって話しながらも裁判官や“ルーム1”のメンバー、傍聴席の方たちにもアンテナを広げながら話したりしているので、あえて濃いお芝居にしています」
――法廷シーンも見どころの一つになりそうですね。
「そうですね。どういう弁護をするのかが、このドラマの一番の見どころですね。大きなヤマになると思いますし、鷹野がどうやって真実にたどり着くのかも見せ場ではありますけど、最後に法廷で鷹野の口から『えっ! そういうことなの?』ということが発せられるので、その辺も楽しみにしてほしいです」
――今回演じる鷹野の名前は亀梨さんと同じ“和也”ですが、親近感を感じていたりしますか?
「ちょっとご縁を感じています。役のスペック的には弁護士という僕の人生からは一番遠いような存在で…。最初、大丈夫かなと思っていましたが、名前や野球が好きという共通点があるから、違和感なくやれているのかもしれません」
――野球が好きな鷹野が“ルーム1”のメンバーとキャッチボールをするシーンがありますが、元ニートの弁護士・杉村徹平役を演じる北山さんとキャッチボールをやった感想を教えてください。
「地下の駐車場で蒸し暑かったです(笑)。北山くんとのシーンはボールをすごく強く投げ込まなければいけないところがあったので、いろいろ工夫しながらやりましたが、しっかり受け取ってくれました」
――北山さんとはこれまでにも交流があったと思いますが、実際に共演した印象はいかがですか?
「Kis-My-Ft2にはKAT-TUNのバックで踊ってもらっていたのですが、プライベートで会っていたわけではなかったんです。連絡先は知っていたんですけど、しょっちゅう連絡を取り合うこともなくて。北山くんは年齢が同じなのにずっと敬語を使ってくれていたので、何年か前に『同い年だし、敬語やめてよ』って話したことがあって。だから今回もすっと入れました。北山くんの印象はすごく堅実な方だなと。詳しくは言えないですけど、撮影の合間に35、6歳の男子が考える現実的な話をしていたら、僕の知らない『へー』って思うようなことがいっぱいあって。自分は本当に未熟だなと感じました。もっと人生についていろいろ考えなきゃなと思いました」
――では、役者として現場で向き合った印象はどうでしたか?
「今回は事実を分かりやすくするために説明的なセリフが非常に多い作品でもあったりするので、いい緊張感の中でやれています。鷹野と杉村には上下関係があって、あまり感情的にぶつかる役ではないのですが、第1話で鷹野が杉村に対して、若干あたりが強いシーンがあって、その時に細かくリアクションをしてくれました。柔軟性があって、受け取って返してくれる感覚です」
――先ほど、法廷シーンは華やかにお芝居をされているとおっしゃっていましたが、具体的にどんなことをされたのでしょうか?
「身振り手振りをオーバーにすることや、法廷で新たな真実を導き出す、照らし出すというところでは、言葉の抑揚に気を付けています。すごく細かい話になるんですけど、第1話の被告人に強く感情を出しているように見せているけれども、狙いはそこだけではなくて。弁護することに対して感情をむき出しにして熱をもってやっているふうに見せながら、実はちょっとした計算が鷹野にはあるので、そこを意識してやっていました」
――頭が良く、したたかなんですね。
「鷹野の何が本当の姿で、どれが本心なのか見えないんですよね。鷹野にも単純な部分はあるんだけど、見ている方たちにとって、分かりやすくつかみやすいというキャラクターでもないのかなと」
――鷹野のように癖があって個性的なキャラクターを演じることに対して、どのように感じていますか?
「お芝居に正解はないと思うんだけれども、いろいろなやり方がある役でやりすぎることもできちゃうので、どんなキャラクターにするのかを監督と相談しながら進めています。鷹野はバックボーンの部分が回を追うごとに非常に大事になってくるんです。癖を際立たせすぎると、今後人間らしさのすり合わせが難しくなると思うので、やりすぎず、立たせすぎずに立たせるみたいな(笑)。その辺はいいあんばいにするのが難しいですね」
――鷹野は合理主義ですが、亀梨さんご自身は合理主義ですか?
「どちらかといったら人情とか、そっちのタイプだと思います。損得とかであまり生きてないですね。『これは損をするんだろうな』と思っても、気持ちが動いたらやりたいなと思うので、非合理な部分がたくさんありますね」
――演じていて鷹野のいいなと思うところや好感が持てるところはありますか?
「合理的とは言いながら、根っからの合理主義ではないものをちょっと自分の中で意識しているんです。セリフでは合理主義的な感じでバババッと端的に話す見せ方をしていますが、キャラクターづくりに溺れないように気を付けています。…というのも、鷹野には恋人である雨宮久美子(大島優子)という存在があるので…。これが久美子などのバックボーンがないキャラクターだったら、もっと癖のあるキャラクターでバシバシ押せるんですけど、どうしてもそこが重要になってくるので、合理的な鷹野もいるけれど、そうじゃないものに気付かせてもらった恋人の存在を僕の中では意識しているんです。でも、合理的に生きられるのはいいですよね。鷹野のセリフに『感情が混じるとベストな判断ができなくなる』という言葉がありますが、感情論で言うとジャッジが難しくなることもあるので、合理的か非合理的かで判断できるのはうらやましいです。合理的って人に冷たくするとかそういうことではないですし。今後、合理的になりたい願望はありますけど、これまで感情で生きてきたので、なかなかなれないでしょうね」
――最後に見どころをお願いします!
「実は話数をまたいで撮影をしているので、第1話のエピソードが丸々完結してないんです。だから僕もまだ完成した作品を見ておらず実感はないのですが、シーンの撮影を重ねるごとにちょっとずつ鷹野というキャラクターのつながりを感じて過ごしています。全5話なので、始まったらあっという間だと思いますが、監督と話したイメージでは、編集も特徴のあるものになるんじゃないかと想像していて僕自身も楽しみです」
――ありがとうございました!
明日は、北山宏光さんのインタビューを公開! 亀梨さんとの共演エピソードなどが明かされます!
【番組情報】
土曜ドラマ「正義の天秤」(全5回)
9月25日スタート
NHK総合
土曜 午後9:00~9:49
亀梨和也さんが外科医から転職した天才弁護士・鷹野和也を演じる土曜ドラマ「正義の天秤」(NHK総合)が9月25日からスタートします! 本作は、師団坂法律事務所の刑事部門“ルーム1”を立て直すためにやって来た鷹野(亀梨)が、戦力外のチームを率いて難事件の真相を暴いていく本格法廷ミステリーです。今回は主演の亀梨さんに鷹野の人物像や、ドラマ初共演となる北山宏光さんとのエピソードを伺いました!
――本作は本格法廷ミステリーとのことですが、亀梨さんが感じた作品の印象を教えてください。
「最初にお話をいただいた印象よりもキャラクターや作品のつくりにエンタメ性があって、これまでの法廷ドラマとは違うなと感じています。僕が演じる鷹野は常識的ではないのですが、根底には“魂”みたいなものがあって。鷹野のセリフに『俺にとって、弁護は治療だ』という言葉がありますが、弁護士として、表面的な解決の仕方をするのではなく、奥底にある真実に対して、どういうふうに弁護し、治療ができるかというところがポイントです」
――鷹野という人物を演じるにあたって、しぐさや特徴など、工夫していることはありますか?
「監督が持っているイメージと日々すり合わせて、いろんなアイデアをいただきながらやっています。特徴でいうと、スーパーボールを触っていますね(笑)。また、話し方一つにしても自分の声のトーンを落とすように意識していますし、会話をする時も、ダダダって畳みかけるところと、ねっとりさせるところのスピードコントロールをしています。法廷シーンは結構華やかにお芝居をしていますね。第1話の法廷シーンでいえば、被告人に向かって話しながらも裁判官や“ルーム1”のメンバー、傍聴席の方たちにもアンテナを広げながら話したりしているので、あえて濃いお芝居にしています」
――法廷シーンも見どころの一つになりそうですね。
「そうですね。どういう弁護をするのかが、このドラマの一番の見どころですね。大きなヤマになると思いますし、鷹野がどうやって真実にたどり着くのかも見せ場ではありますけど、最後に法廷で鷹野の口から『えっ! そういうことなの?』ということが発せられるので、その辺も楽しみにしてほしいです」
――今回演じる鷹野の名前は亀梨さんと同じ“和也”ですが、親近感を感じていたりしますか?
「ちょっとご縁を感じています。役のスペック的には弁護士という僕の人生からは一番遠いような存在で…。最初、大丈夫かなと思っていましたが、名前や野球が好きという共通点があるから、違和感なくやれているのかもしれません」
――野球が好きな鷹野が“ルーム1”のメンバーとキャッチボールをするシーンがありますが、元ニートの弁護士・杉村徹平役を演じる北山さんとキャッチボールをやった感想を教えてください。
「地下の駐車場で蒸し暑かったです(笑)。北山くんとのシーンはボールをすごく強く投げ込まなければいけないところがあったので、いろいろ工夫しながらやりましたが、しっかり受け取ってくれました」
――北山さんとはこれまでにも交流があったと思いますが、実際に共演した印象はいかがですか?
「Kis-My-Ft2にはKAT-TUNのバックで踊ってもらっていたのですが、プライベートで会っていたわけではなかったんです。連絡先は知っていたんですけど、しょっちゅう連絡を取り合うこともなくて。北山くんは年齢が同じなのにずっと敬語を使ってくれていたので、何年か前に『同い年だし、敬語やめてよ』って話したことがあって。だから今回もすっと入れました。北山くんの印象はすごく堅実な方だなと。詳しくは言えないですけど、撮影の合間に35、6歳の男子が考える現実的な話をしていたら、僕の知らない『へー』って思うようなことがいっぱいあって。自分は本当に未熟だなと感じました。もっと人生についていろいろ考えなきゃなと思いました」
――では、役者として現場で向き合った印象はどうでしたか?
「今回は事実を分かりやすくするために説明的なセリフが非常に多い作品でもあったりするので、いい緊張感の中でやれています。鷹野と杉村には上下関係があって、あまり感情的にぶつかる役ではないのですが、第1話で鷹野が杉村に対して、若干あたりが強いシーンがあって、その時に細かくリアクションをしてくれました。柔軟性があって、受け取って返してくれる感覚です」
――先ほど、法廷シーンは華やかにお芝居をされているとおっしゃっていましたが、具体的にどんなことをされたのでしょうか?
「身振り手振りをオーバーにすることや、法廷で新たな真実を導き出す、照らし出すというところでは、言葉の抑揚に気を付けています。すごく細かい話になるんですけど、第1話の被告人に強く感情を出しているように見せているけれども、狙いはそこだけではなくて。弁護することに対して感情をむき出しにして熱をもってやっているふうに見せながら、実はちょっとした計算が鷹野にはあるので、そこを意識してやっていました」
――頭が良く、したたかなんですね。
「鷹野の何が本当の姿で、どれが本心なのか見えないんですよね。鷹野にも単純な部分はあるんだけど、見ている方たちにとって、分かりやすくつかみやすいというキャラクターでもないのかなと」
――鷹野のように癖があって個性的なキャラクターを演じることに対して、どのように感じていますか?
「お芝居に正解はないと思うんだけれども、いろいろなやり方がある役でやりすぎることもできちゃうので、どんなキャラクターにするのかを監督と相談しながら進めています。鷹野はバックボーンの部分が回を追うごとに非常に大事になってくるんです。癖を際立たせすぎると、今後人間らしさのすり合わせが難しくなると思うので、やりすぎず、立たせすぎずに立たせるみたいな(笑)。その辺はいいあんばいにするのが難しいですね」
――鷹野は合理主義ですが、亀梨さんご自身は合理主義ですか?
「どちらかといったら人情とか、そっちのタイプだと思います。損得とかであまり生きてないですね。『これは損をするんだろうな』と思っても、気持ちが動いたらやりたいなと思うので、非合理な部分がたくさんありますね」
――演じていて鷹野のいいなと思うところや好感が持てるところはありますか?
「合理的とは言いながら、根っからの合理主義ではないものをちょっと自分の中で意識しているんです。セリフでは合理主義的な感じでバババッと端的に話す見せ方をしていますが、キャラクターづくりに溺れないように気を付けています。…というのも、鷹野には恋人である雨宮久美子(大島優子)という存在があるので…。これが久美子などのバックボーンがないキャラクターだったら、もっと癖のあるキャラクターでバシバシ押せるんですけど、どうしてもそこが重要になってくるので、合理的な鷹野もいるけれど、そうじゃないものに気付かせてもらった恋人の存在を僕の中では意識しているんです。でも、合理的に生きられるのはいいですよね。鷹野のセリフに『感情が混じるとベストな判断ができなくなる』という言葉がありますが、感情論で言うとジャッジが難しくなることもあるので、合理的か非合理的かで判断できるのはうらやましいです。合理的って人に冷たくするとかそういうことではないですし。今後、合理的になりたい願望はありますけど、これまで感情で生きてきたので、なかなかなれないでしょうね」
――最後に見どころをお願いします!
「実は話数をまたいで撮影をしているので、第1話のエピソードが丸々完結してないんです。だから僕もまだ完成した作品を見ておらず実感はないのですが、シーンの撮影を重ねるごとにちょっとずつ鷹野というキャラクターのつながりを感じて過ごしています。全5話なので、始まったらあっという間だと思いますが、監督と話したイメージでは、編集も特徴のあるものになるんじゃないかと想像していて僕自身も楽しみです」
――ありがとうございました!
明日は、北山宏光さんのインタビューを公開! 亀梨さんとの共演エピソードなどが明かされます!
【番組情報】
土曜ドラマ「正義の天秤」(全5回)
9月25日スタート
NHK総合
土曜 午後9:00~9:49
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