#日剧美丽的他[超话]#经过多日验证,包括翻转镜像,调色让字更清晰等操作(特别是看过荔酒今天发的亲笔信之后验证笔迹),终于看出来八木没有抹掉的在荔酒的年贺状上写的几个字是:
第一行(荔酒脖子处):お世話に
第二行(荔酒领结处):した
第三行完全看不到。
第四行不小心只留下了一个字母:す。
合理推理第一句话可能是这样的(括号里是我自己根据惯用补足的,也可能不是这个):
(いつも)お世話に
なりました
翻译成:(一直以来)承蒙你照顾了。
但是后面两行看不到,严重怀疑能够露出“お世話”是八木觉得没什么问题。
关键还是第三、第四行的那句话。
牙白[二哈]到底是有啥不能让我们知道的。
第一行(荔酒脖子处):お世話に
第二行(荔酒领结处):した
第三行完全看不到。
第四行不小心只留下了一个字母:す。
合理推理第一句话可能是这样的(括号里是我自己根据惯用补足的,也可能不是这个):
(いつも)お世話に
なりました
翻译成:(一直以来)承蒙你照顾了。
但是后面两行看不到,严重怀疑能够露出“お世話”是八木觉得没什么问题。
关键还是第三、第四行的那句话。
牙白[二哈]到底是有啥不能让我们知道的。
空蝉之父官居卫门督,对空蝉的教养颇为看重,一直有意让她入宫为妃。空蝉嫁人之前,也一向有自矜的名声。奈何父母早亡,家道不济,只能嫁于年长的地方官伊予介作为续弦,而伊予介与前妻有一子一女。而紫式部或有一兄,身为地方官之女,曾作为公卿的外室,为其生下一女。那位公卿意外离世后,她又为公卿的唐弟教养女儿,以期该女可以随侍君侧。后来公卿的唐弟也对紫式部有意,展开追求。这其中,颇有巧合之处,似乎作者将自己代入到了空蝉这一角色之中。当然,这些想法并没有经过正经地考据,寻求旁证。不过这样一想,文章就更加有意思了。
还是回到《源氏物语》的原文中来,翻译就是要将各个版本放在一起比较着看,才能显出其中的趣味来。
古文原文是:
まことに心やましくて、あながちなる御心ばへを、言ふかたなしと思ひて、泣くさまなどいとあはれなり。心苦しくはあれど、見ざらましかば口惜しからましと思す。(源氏物語「帚木」)
将《源氏物语》的古文改写成现代文的日本文人也有许多位,与谢野晶子、谷崎润一郎、円地文子、田边圣子等等。此处选取与谢野晶子的版本和原文给出的版本进行比较:
谢野晶子版本:きわめて弱い人が強さをしいてつけているのは弱竹《なよたけ》のようで、さすがに折ることはできなかった。
真からあさましいことだと思うふうに泣く様子などが可憐《かれん》であった。気の毒ではあるがこのままで別れたらのちのちまでも後悔が自分を苦しめるであろうと源氏は思ったのであった。もうどんなに勝手な考え方をしても救われない過失をしてしまった。
原文给出的现代文:空蝉は、人柄が柔和であるのに、無理に強い態度を加えて光源氏に対応しているので、細くしなやかな竹のように思え、さすがに手折ることはできそうもない。
空蝉は心底辛くて、無理無体ななさりようを本当にひどいと思って泣いている様子など、とても風情がある。気の毒ではあるけれど、会わなかったら残念であったろうと光源氏はお思いになる
而中文译本也有很多,这里只选取丰子恺和林文月的版本,当然还要厚着脸皮添上自译版。
丰子恺版本:原来空蝉这个人的性情,温柔中含有刚强,好似一枝细竹,看似欲折,却终于不断。此刻她心情愤激,痛恨源氏公子的非礼行为,只管吞声饮泣,样子煞是可怜。源氏公子虽然觉得对这女子不起,但是空空放过机会,又很可惜。
林文月版本:她原本是娇柔不堪的人儿,却故作坚强态,这就像那弱竹在风中摇摆,似折不折,教人看着焦急,又教人敬佩和爱怜。看着她那无限幽怨,吞声哭泣的样子,虽然于心不忍,但是如果就此分别,又恐日后必将遗憾追悔。
自译版:空蝉虽为人柔和,但面对光源氏的无理相迫,却表现得犹如弱竹一般。其杆虽细,却也不能信手摧折。光源氏的非礼强逼,让空蝉心中气苦,认为光源氏实在是恣意妄为。可她这般梨花带雨,偏又别具风情。光源氏未必出于本意,心中也有不忍,又觉若无此会,着实可惜。
这里值得一提的是林译虽然出版早,但成书是晚于丰译的,由于一些原因并没有参考丰译。在下奉丰老为偶像,不过自译时,也没有看过两位老师的译本,不然肯定会在脑子里留下不可磨灭的印象。译文之间的这种隔绝,使得各个译文自称体系,这也正是翻译的魅力之一。
当然,还有《源氏物语》的漫画关于这一段的描述。(附图1)
附图2选自大河和纪的《源氏物语》,正是光源氏倾(非)诉(礼)衷(强)肠(逼)的场景。
关于这一段的与谢野晶子版本:
「ずっと前からあなたを思っていたのです。それを聞いていただきたいのでこんな機会を待っていたのです。だからすべて皆|前生《ぜんしょう》の縁が導くのだと思ってください」
译文原文版本:
「ずっと前からあなたを慕い続けてこういう機会を狙っていたんだ。あなたとこうして出会うのは、前世からの縁だと思える」
丰译:
其实我私心倾慕,已历多年;常想和你罄吐衷曲,苦无机会。今宵幸得邂逅,因缘非浅。万望曲谅愚诚,幸赐青睐!(是我的错觉吗,这里仿佛显出了某种老练来)
林译:
我想要把这郁积心头已久的思慕向您来倾诉。今晚有这个机会,也算是冥冥中有些缘分的吧。
自译:
私心倾慕,已历多时。终觅此良机,始与卿一会,莫不是前世宿缘。
这里肯定是不知何时何地瞄过丰译了,译的时候第一句话自然而然出现在脑子里。
还是回到《源氏物语》的原文中来,翻译就是要将各个版本放在一起比较着看,才能显出其中的趣味来。
古文原文是:
まことに心やましくて、あながちなる御心ばへを、言ふかたなしと思ひて、泣くさまなどいとあはれなり。心苦しくはあれど、見ざらましかば口惜しからましと思す。(源氏物語「帚木」)
将《源氏物语》的古文改写成现代文的日本文人也有许多位,与谢野晶子、谷崎润一郎、円地文子、田边圣子等等。此处选取与谢野晶子的版本和原文给出的版本进行比较:
谢野晶子版本:きわめて弱い人が強さをしいてつけているのは弱竹《なよたけ》のようで、さすがに折ることはできなかった。
真からあさましいことだと思うふうに泣く様子などが可憐《かれん》であった。気の毒ではあるがこのままで別れたらのちのちまでも後悔が自分を苦しめるであろうと源氏は思ったのであった。もうどんなに勝手な考え方をしても救われない過失をしてしまった。
原文给出的现代文:空蝉は、人柄が柔和であるのに、無理に強い態度を加えて光源氏に対応しているので、細くしなやかな竹のように思え、さすがに手折ることはできそうもない。
空蝉は心底辛くて、無理無体ななさりようを本当にひどいと思って泣いている様子など、とても風情がある。気の毒ではあるけれど、会わなかったら残念であったろうと光源氏はお思いになる
而中文译本也有很多,这里只选取丰子恺和林文月的版本,当然还要厚着脸皮添上自译版。
丰子恺版本:原来空蝉这个人的性情,温柔中含有刚强,好似一枝细竹,看似欲折,却终于不断。此刻她心情愤激,痛恨源氏公子的非礼行为,只管吞声饮泣,样子煞是可怜。源氏公子虽然觉得对这女子不起,但是空空放过机会,又很可惜。
林文月版本:她原本是娇柔不堪的人儿,却故作坚强态,这就像那弱竹在风中摇摆,似折不折,教人看着焦急,又教人敬佩和爱怜。看着她那无限幽怨,吞声哭泣的样子,虽然于心不忍,但是如果就此分别,又恐日后必将遗憾追悔。
自译版:空蝉虽为人柔和,但面对光源氏的无理相迫,却表现得犹如弱竹一般。其杆虽细,却也不能信手摧折。光源氏的非礼强逼,让空蝉心中气苦,认为光源氏实在是恣意妄为。可她这般梨花带雨,偏又别具风情。光源氏未必出于本意,心中也有不忍,又觉若无此会,着实可惜。
这里值得一提的是林译虽然出版早,但成书是晚于丰译的,由于一些原因并没有参考丰译。在下奉丰老为偶像,不过自译时,也没有看过两位老师的译本,不然肯定会在脑子里留下不可磨灭的印象。译文之间的这种隔绝,使得各个译文自称体系,这也正是翻译的魅力之一。
当然,还有《源氏物语》的漫画关于这一段的描述。(附图1)
附图2选自大河和纪的《源氏物语》,正是光源氏倾(非)诉(礼)衷(强)肠(逼)的场景。
关于这一段的与谢野晶子版本:
「ずっと前からあなたを思っていたのです。それを聞いていただきたいのでこんな機会を待っていたのです。だからすべて皆|前生《ぜんしょう》の縁が導くのだと思ってください」
译文原文版本:
「ずっと前からあなたを慕い続けてこういう機会を狙っていたんだ。あなたとこうして出会うのは、前世からの縁だと思える」
丰译:
其实我私心倾慕,已历多年;常想和你罄吐衷曲,苦无机会。今宵幸得邂逅,因缘非浅。万望曲谅愚诚,幸赐青睐!(是我的错觉吗,这里仿佛显出了某种老练来)
林译:
我想要把这郁积心头已久的思慕向您来倾诉。今晚有这个机会,也算是冥冥中有些缘分的吧。
自译:
私心倾慕,已历多时。终觅此良机,始与卿一会,莫不是前世宿缘。
这里肯定是不知何时何地瞄过丰译了,译的时候第一句话自然而然出现在脑子里。
【日本民间故事】笠地蔵(戴斗笠的地藏菩萨)
#双世宠妃为何能拍到第三季#
笠地蔵
戴斗笠的地藏菩萨
昔々、ある所にお爺さんとお婆さんがいました。お爺さんは、編み笠のを作って暮らしていました。お爺さんとお婆さんは貧乏で、
从前,有一个地方住着一对老爷爷和老奶奶。他们靠老爷爷编斗笠过日子,家里十分贫穷。
ある年の大晦日にはお正月のお餅を買うお金もありませんでした。それでお爺さんは編み笠を売るために町に行くことにしました。お爺さんは編み笠を五つ背負って出掛けました。
有一年除夕,他们连买年糕的钱都没有,所以老爷爷决定去集市卖斗笠,他背着五顶斗笠出发了。
町は遠くて長い間野原を歩きました。やっと町に着いて、お爺さんは「編み笠、編み笠は如何ですか。文夫な編み笠。」と言いながら売り歩きのました。
集市非常远,他步行穿过漫长的原野,终于来到了集市。老爷爷一边走一边叫卖:“卖斗笠!卖斗笠!结实的斗笠,买一顶吧。”
町はとても賑やかで、お正月の準備をしている人がたくさんいました。お魚、お酒、お餅を買って皆は自分の家に帰りました。誰も編み笠を買ってくれませんでした。
集市非常热闹,大家都在为了准备年货而忙碌。他们买了鱼、酒和年糕之后就各自回家了。
お正月には誰も外を歩かないので編み笠は要りません。
没有一个人买他的斗笠,这是因为正月不出门,没必要戴斗笠。
お爺さんが一日中町を歩いても、声を出しても、編み笠は一つも売れませんでした。そしてお爺さんは仕方なく、お餅を買わずに帰ることにしました。
尽管老爷爷一整天都穿梭于市场叫卖,却没有卖掉一顶斗笠。老爷爷没办法买回年糕,只好踏上返程之路。
お爺さんが町出て歩き出した時、雪が降り始めました。疲れたお爺さんは雪の中で凍えながら野原を歩いて行くと地蔵様の姿が見えました。石の地蔵様は六つ並んで、頭の上に雪が積もっていて、氷柱も下がっていました。
老爷爷离开集市时,天开始下起了雪。老爷爷累得精疲力竭。当他冒雪穿行于冰冻的原野时,看见了六位石头做成的地藏菩萨并排在一起,头上积满了雪,身上还挂着冰柱。
優しい心のお爺さんは「地蔵様は寒いだろう。」と思いました。お爺さんは地蔵様の頭を拭いて、雪を取ってあげました。
“地藏菩萨一定很冷吧。”善良的老爷爷一边想,一边把每一位地藏菩萨头上的积雪拂掉。
そして、売れなかった編み笠を地蔵様に被せてあげて、「売れ損ないの編み笠ですけど、被ってくだされ…」と言いました。
接着,又把没有卖掉的斗笠戴在地藏菩萨的头上。“这斗笠既然没卖出去,就让我帮你们戴上吧。”老爷爷说。
でも編み笠が五つありますが、地蔵様は六つです。編み笠が一つ足りないので、お爺さんは自分が被っていた編み笠を地蔵様に被せてあげました。
可是,斗笠只有五顶,而地藏菩萨有六位,于是老爷爷就把自已戴的那一顶也给菩萨戴上了。
「古くて汚いですが、これを被ってくだされ。」とお爺さんが言いました。そしてお爺さんは雪の中でまた歩き出して、家に帰りました。
“这一顶虽然又旧又脏,可请您戴上吧!”说完,他又继续迎着风雪往家赶。
お爺さんは家についた時、編み笠を被っていなかったので雪で真っ自でした。お婆さんはお爺さんを見ると聞きました。
老爷爷到家时,因没有戴斗笠,全身上下覆盖着一层白雪。老奶奶一看老爷爷这个模样,就问个究竟。
それでお爺さんは「実は町で編み笠が全然売れなかったんだ。帰り道で地蔵様を見て、寒いだろうと思って、傘を差しあげた。一つ足りなかったので、自分のを被せてあげた。」と答えました。
老爷爷回答:“在集市上一顶斗笠也没卖掉。回家的路上我看见了地藏菩萨,心想他们肯定很冷,就把斗笠给他们戴上了。因为还少一顶,又把我自己的也给他们戴上了。”
その話を聞い、お婆さんは喜んで「それはいいことをしました。貧乏でもわたしたちには家があってありがたいことですね。」と言いました。そして凍えるお爺さんを囲炉裏で暖めてあげました。
听完老爷爷的话,老奶奶高兴地说:“你做了件大好事啊!我们虽然很穷,但幸运的是,还有一个家。”老奶奶用被炉给老爷爷暖和身子。
編み笠は売れなかったので、お餅もほかの食べ物もありませんでした。お爺さんとお婆さんは漬物だけでご飯を食べて布団に入りました。
因为没能够卖掉一顶斗笠,所以他们既没年糕也没其他食物。老爷爷和老奶奶只好就着咸菜吃了米饭,睡觉了。
明け方まだ暗い内に、お爺さんとお婆さんは外から歌が聞こえたので目を覚ましました。
天还没亮,突然从外边传来了一阵歌声,把老爷爷和老奶奶吵醒了。
まず遠くから聞こえた歌声はだんだん近付いてきました。「地蔵に編み笠をくれたお爺さん、お爺さんの家はどこだ、お爺さんの家はここか」と言う歌でした。
歌声由远及近:“给地藏菩萨戴斗笠的老爷爷家在哪儿?老爷爷的家在这儿吗?”
お爺さんとお婆さんはびっくりしました。そして「どっすん」と大きな音が開こえました。お爺さんとお婆さんは戸を開けて見て驚きました。
老爷爷和老奶奶吓坏了。接着,他们听到“扑通”一声。打开门一看,他们被眼前的情景惊呆了。
家の前に、荷物が一杯ありました。お米、お酒、お餅、お魚、お正月の飾り、暖かい布団と着物、いろいろありました。
只见家门前摆满了东西,有大米、酒、年糕、鱼、正月用的装饰、暖和的被子和衣服等年货。
お爺さんとお婆さんが回りを見ると、編み笠を被っている六つの地蔵様が帰って行くのが見えました。
他们往四周一看,发现六位戴着斗笠的地藏菩萨渐行渐远的背影。
地蔵様達は優しい心のお爺さんに楽しいお正月を過ごしてもらうために、思返しをしに来たのでした。
原来是地藏菩萨为了让善良的老爷爷和老奶奶能过个愉快的新年,特地前来报恩的。
#双世宠妃为何能拍到第三季#
笠地蔵
戴斗笠的地藏菩萨
昔々、ある所にお爺さんとお婆さんがいました。お爺さんは、編み笠のを作って暮らしていました。お爺さんとお婆さんは貧乏で、
从前,有一个地方住着一对老爷爷和老奶奶。他们靠老爷爷编斗笠过日子,家里十分贫穷。
ある年の大晦日にはお正月のお餅を買うお金もありませんでした。それでお爺さんは編み笠を売るために町に行くことにしました。お爺さんは編み笠を五つ背負って出掛けました。
有一年除夕,他们连买年糕的钱都没有,所以老爷爷决定去集市卖斗笠,他背着五顶斗笠出发了。
町は遠くて長い間野原を歩きました。やっと町に着いて、お爺さんは「編み笠、編み笠は如何ですか。文夫な編み笠。」と言いながら売り歩きのました。
集市非常远,他步行穿过漫长的原野,终于来到了集市。老爷爷一边走一边叫卖:“卖斗笠!卖斗笠!结实的斗笠,买一顶吧。”
町はとても賑やかで、お正月の準備をしている人がたくさんいました。お魚、お酒、お餅を買って皆は自分の家に帰りました。誰も編み笠を買ってくれませんでした。
集市非常热闹,大家都在为了准备年货而忙碌。他们买了鱼、酒和年糕之后就各自回家了。
お正月には誰も外を歩かないので編み笠は要りません。
没有一个人买他的斗笠,这是因为正月不出门,没必要戴斗笠。
お爺さんが一日中町を歩いても、声を出しても、編み笠は一つも売れませんでした。そしてお爺さんは仕方なく、お餅を買わずに帰ることにしました。
尽管老爷爷一整天都穿梭于市场叫卖,却没有卖掉一顶斗笠。老爷爷没办法买回年糕,只好踏上返程之路。
お爺さんが町出て歩き出した時、雪が降り始めました。疲れたお爺さんは雪の中で凍えながら野原を歩いて行くと地蔵様の姿が見えました。石の地蔵様は六つ並んで、頭の上に雪が積もっていて、氷柱も下がっていました。
老爷爷离开集市时,天开始下起了雪。老爷爷累得精疲力竭。当他冒雪穿行于冰冻的原野时,看见了六位石头做成的地藏菩萨并排在一起,头上积满了雪,身上还挂着冰柱。
優しい心のお爺さんは「地蔵様は寒いだろう。」と思いました。お爺さんは地蔵様の頭を拭いて、雪を取ってあげました。
“地藏菩萨一定很冷吧。”善良的老爷爷一边想,一边把每一位地藏菩萨头上的积雪拂掉。
そして、売れなかった編み笠を地蔵様に被せてあげて、「売れ損ないの編み笠ですけど、被ってくだされ…」と言いました。
接着,又把没有卖掉的斗笠戴在地藏菩萨的头上。“这斗笠既然没卖出去,就让我帮你们戴上吧。”老爷爷说。
でも編み笠が五つありますが、地蔵様は六つです。編み笠が一つ足りないので、お爺さんは自分が被っていた編み笠を地蔵様に被せてあげました。
可是,斗笠只有五顶,而地藏菩萨有六位,于是老爷爷就把自已戴的那一顶也给菩萨戴上了。
「古くて汚いですが、これを被ってくだされ。」とお爺さんが言いました。そしてお爺さんは雪の中でまた歩き出して、家に帰りました。
“这一顶虽然又旧又脏,可请您戴上吧!”说完,他又继续迎着风雪往家赶。
お爺さんは家についた時、編み笠を被っていなかったので雪で真っ自でした。お婆さんはお爺さんを見ると聞きました。
老爷爷到家时,因没有戴斗笠,全身上下覆盖着一层白雪。老奶奶一看老爷爷这个模样,就问个究竟。
それでお爺さんは「実は町で編み笠が全然売れなかったんだ。帰り道で地蔵様を見て、寒いだろうと思って、傘を差しあげた。一つ足りなかったので、自分のを被せてあげた。」と答えました。
老爷爷回答:“在集市上一顶斗笠也没卖掉。回家的路上我看见了地藏菩萨,心想他们肯定很冷,就把斗笠给他们戴上了。因为还少一顶,又把我自己的也给他们戴上了。”
その話を聞い、お婆さんは喜んで「それはいいことをしました。貧乏でもわたしたちには家があってありがたいことですね。」と言いました。そして凍えるお爺さんを囲炉裏で暖めてあげました。
听完老爷爷的话,老奶奶高兴地说:“你做了件大好事啊!我们虽然很穷,但幸运的是,还有一个家。”老奶奶用被炉给老爷爷暖和身子。
編み笠は売れなかったので、お餅もほかの食べ物もありませんでした。お爺さんとお婆さんは漬物だけでご飯を食べて布団に入りました。
因为没能够卖掉一顶斗笠,所以他们既没年糕也没其他食物。老爷爷和老奶奶只好就着咸菜吃了米饭,睡觉了。
明け方まだ暗い内に、お爺さんとお婆さんは外から歌が聞こえたので目を覚ましました。
天还没亮,突然从外边传来了一阵歌声,把老爷爷和老奶奶吵醒了。
まず遠くから聞こえた歌声はだんだん近付いてきました。「地蔵に編み笠をくれたお爺さん、お爺さんの家はどこだ、お爺さんの家はここか」と言う歌でした。
歌声由远及近:“给地藏菩萨戴斗笠的老爷爷家在哪儿?老爷爷的家在这儿吗?”
お爺さんとお婆さんはびっくりしました。そして「どっすん」と大きな音が開こえました。お爺さんとお婆さんは戸を開けて見て驚きました。
老爷爷和老奶奶吓坏了。接着,他们听到“扑通”一声。打开门一看,他们被眼前的情景惊呆了。
家の前に、荷物が一杯ありました。お米、お酒、お餅、お魚、お正月の飾り、暖かい布団と着物、いろいろありました。
只见家门前摆满了东西,有大米、酒、年糕、鱼、正月用的装饰、暖和的被子和衣服等年货。
お爺さんとお婆さんが回りを見ると、編み笠を被っている六つの地蔵様が帰って行くのが見えました。
他们往四周一看,发现六位戴着斗笠的地藏菩萨渐行渐远的背影。
地蔵様達は優しい心のお爺さんに楽しいお正月を過ごしてもらうために、思返しをしに来たのでした。
原来是地藏菩萨为了让善良的老爷爷和老奶奶能过个愉快的新年,特地前来报恩的。
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