一位胰腺癌患者的绝处逢生



马不停题2021-04-21 20:08

【前言】：作者本人，教师职业，住鄂西南山区松滋市洈水镇。文中胰腺癌患者姓杨，住松滋洈水镇。2004年患胰腺癌，后治愈至今。本人郑重承诺文中所述情况完全属实，有据可查。

【正文】

在鄂西南山区，有亚洲第一大人工土坝-----松滋洈水水库。总面积三万多平米。水库以灌溉为主，修有南北两渠。南渠向南，供湖南省使用。北渠往北，蜿蜒曲折，流经丘陵山地，供松滋、公安农田灌溉使用。

北渠边上，住个一户人家。男主人姓杨，聪明能干，勤奋励志。性情随和，待人热情。八十年代，年青时曾在村里当过多年村官，后任过副书记。老百姓称杨书记。任职期间，杨书记能秉公办事，热心为民，深受百姓拥护。

那时任村官，公资低待遇差，也没有考公务员一说。杨书记觉得仕途不明朗，后来转行去村小任教，成了一名代课教师。工作中，杨老师任劳任怨，总是来得早走的迟，认真负责。学生都很喜欢他，愿意亲近他。

然而，天有不问风云，人有旦夕祸福。2004年春天，杨老师左上腹肋下隐隐作痛，身体不适日渐消瘦。在老婆的一再劝说下，才来到松滋市人民医院。经过全面检查，医生认为胰腺有问题，初步认定胰腺癌，住了十多天院却不见任何好转。

后到转院到荆州中心医院，作进一步治疗。在中心医院又住了一段时间，还是不见有好转。

几位内科专家经过会诊，确认杨老师患的是胰腺癌。并将病情如实告诉了病人家属。其老婆央求医生：一定要治好我丈夫的病，他才五十出头。医生安慰说，我们一定会尽力的。

再后来，杨老师患病部位皮肤红肿，颜色开始变紫。因疼痛难忍，有时他会休克过去，只能靠注射杜冷丁来减轻疼痛。患病期问，杨老师体重由原来的130斤下将到不足90斤，已是瘦骨嶙峋。

眼看病情越来越重，医生只得建议患者出院。家属心里也清楚，回家后只能听天由命，过一天算一天了。

从荆州医院出院回家，正值六月份，天气炎热。杨老师躺在床上，有气无力，靠老婆喂一点点稀饭艰难度日，疼痛时，依然靠注射杜冷丁来缓解。

状况越来越差，老婆对杨老师的病已经不抱任何希望了。因为医生曾说过，胰腺癌不可能治愈，要她回来准备后事。



然而，天无绝人之路。冥冥之中，奇迹是有可能出现的。

后来，这奇迹还真的就出现了。一天傍晚，妻子安顿好丈夫，坐在门边朝着门外正沉思着，一只老蟾蜍慢慢爬来，靠近门槛突然停下。妻子想：你这畜生，莫不是来救的老公来的。抱着试一试的想法，妻子用双手把这只老蟾蜍捧到丈夫的怀里，放到疼痛处。哪曾想，蟾蜍呆在这里一动不动。过了好一会才开始慢慢爬动，并没有想逃跑的意思，只是在丈夫的怀里爬过来爬过去。



到了后半夜，蟾蜍不动了，也没劲了。这时，丈夫张嘴慢慢告诉老婆说，患处没先前那么疼了。老婆听后喜出望外，连忙将这个消息通知给孩子们。并和孩子们拿上手电筒，连夜去野外找寻蟾蜍。他们用刚找来的蟾蜍替换掉先前的那只。后来，许多好心人和邻居听说后，也都帮忙寻找并送来。用过的蟾蜍放到院子里，过几天再用。

就这样，过了十多天，丈夫的疼痛越来越轻，疼痛次数也逐渐减少，直到后来不疼了。病患处皮肤也由紫转红再转正常，并且可以下床活动了。

一个多月后，丈夫的病居然奇迹般的好了。后来食欲大增，并开始大口大口吃饭了。又经过半年的调养，能下地干体力活了。

这还真是一个奇迹，一个令人难以置信的奇迹。一位被多位专家会诊确认是胰腺癌，并要求出院回家准备后事的患者，通过用活蟾蜍治疗，居然奇迹般的痊愈了！

杨老师患胰腺癌的事，我2004年就听别人说起过，我终是不太相信。2005年春，我回老家时路过他家的菜园边，发现他正在挑粪浇菜，我很诧异。经过交谈，证实了用蟾蜍治好他病的真实性。后又采访杨老师家人，再次证实了事情的经过。

本人当年在电脑上，曾将此事留言在央视《走近科学》视频上，并附上联系方式，终究是没人引起重视。那时通讯没现在这么发达，抖音等传媒也是近几年才盛行。



古中医就有用蟾蜍治疗疑难杂症一说，现在也有用蟾衣（蟾蜍蜕的皮）加工药丸防癌治癌的做法。对于利用蟾蜍活体防治癌症的相关药理和临床效果，还有待研究。希望相关部门和医学专家引起高度重视，以造福更多患者。

单念大悲咒里这一句，就是成就法，求什么都会成功的（宣化上人）

宣化上人 大悲咒专弘平台 2021-04-14

大悲咒（万佛圣城）来自大悲咒专弘平台00:0005:11

用我们的身心性命

皈依给十方三世无尽无尽的三宝

◎ 宣化上人 讲述

慈观悲观喜舍观   普度众生化大千有缘无缘同摄受   离苦得乐返本源
"南无喝啰怛那(nuo) 哆啰夜耶"：用我们的身心性命，皈依给十方三世无尽无尽的三宝，我们向三宝来叩头顶礼。
我们人人会念“南无阿弥陀佛”、“南无本师释迦牟尼佛”，念都会念，究竟“南无”两个字是怎样讲法呢？很少人知道。我前几年，曾经问过“南无”两个字是怎么讲，就没有人有满意的答复，都不知道。
“南无”是梵语，翻译过来，就是“皈依”的意思，也就是“皈命敬投”。“皈命”，把我的生命交给佛，我自己不要了，佛叫我生我就生，叫我死我就死，听佛的指挥。“敬投”，敬，是恭敬；投，是投靠。敬投，就是恭敬地投靠佛，这是“南无”的意思。我们“皈命”，这就是我们身也皈依给佛，心也皈依给佛，身心都皈依给佛。
“喝啰怛那哆啰夜耶”：总而言之，就是皈依十方无量无尽的三宝。图片上说是“观世音菩萨的本身，须慈悲用心诵读，勿高声性急。”虽然是观世音菩萨的本身，这也就是皈依十方诸佛──过去诸佛，现在诸佛，未来诸佛。
这一句咒念出来，不是单单叫我自己皈依十方无尽常住三宝，也是令一切众生都闻到这种的密语，都皈命敬投给十方三世无量无尽的常住三宝。
三宝，你知道是佛宝、法宝、僧宝。你们要知道，世界上最高贵的，也就是佛宝；最高贵的，也就是法宝；最高贵的，也就是僧宝。再没有比这三宝再高贵的。不但世界上，就是出世界，乃至于非想非非想处天，也不能高贵过佛法僧三宝。所以在十法界里面，佛法界是最高的。最高的是三宝，我们就应该要皈依，要恭敬，要信受，不要有丝毫的怀疑心，要生一种深信心，深深地信受。
皈依三宝有什么好处呢？皈依佛，就不堕地狱；皈依法，就不转饿鬼；皈依僧，就不堕畜生。这是皈依三宝的最浅近的道理。
可是你皈依，要众善奉行才可以。你要是还像以前那样去杀人、放火，杀、盗、淫、妄、酒无所不做──尽量去杀生，尽量去偷盗，尽量去邪淫，尽量地打妄语，尽量地去饮酒，你还是躲不了这三恶道。因为在佛法里边，没有什么人情讲。不是说：“啊！你皈依佛了，皈依法了，皈依僧了。皈依佛，不堕地狱；皈依法，不转饿鬼；皈依僧，不堕畜生。那么你就随便什么都可以做了。”不是的，你要改恶向善，永远不做坏事情才可以。你还做坏事，一样堕地狱。
不像其他外道所说的：“啊！你只要信了主，你就是造罪业也上天堂；你不信主，你就做功德也堕地狱。”不是这个道理。你就是信佛，你要就造罪业，也一定要堕地狱的。你甚至于不信佛，你若做功德，也一样生天的。
佛法不是一种迷人的道理，说：“啊！你要信我，就什么都可以了。”不是这样的。你信佛，也要不造罪业才可以，你造罪业，一样堕地狱。既然一样堕地狱，为什么还要皈依三宝呢？皈依三宝，你就是要改恶向善，改过自新。从此之后，只做好事，不做坏事，这才能得到利益。所以这一句，就是皈依十方无尽无尽三宝。
你念这句咒，也能给你消灾。你有什么灾难，常念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”，你的灾难就解除──大的灾难，就会变成小的灾难；小的灾难，也能变成没有灾难。所以是消灾法。
念 “南无喝啰怛那哆啰夜耶”，又是个增益法。增益法，就是你本来已经有善根了，你念这个咒，你的善根又增加了，得到的益处更多了，所以就叫作增益法。
你能念〈大悲咒〉，就单单念 “南无喝啰怛那哆啰夜耶”这一句，不要说多，这就是成就法，无论你想什么，希望什么，你所求如意，所愿遂心，你求什么都会成功的。譬如没有儿子的，想求儿子，那你念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”，就可以了，就会得儿子了。没有朋友的，你想找一个好朋友，那你就念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”，也会得到好朋友。但是你要诚心，不是念一天、两天的，最低限度你要先念三年，懂吗? 你若能全念更好，不能全念，就念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”这一句，也是成就不可思议的功德。
好像在北方，有一种外道叫理门。这个理门，不念旁的，就是念这一句。最高的领袖，他坐在那地方受人的礼拜，人人都向他叩头顶礼，他的心里就专念什么呢? 就念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”这一句。这就是法，这就是理门的灵应法。有人像他装模作样的，坐在那法座上，正中间坐的叫“领正”，旁边的叫“帮正”，三个人坐在那地方，就像放焰口似的。这个就是理门。
若有人去“在理”，他传什么呢?就传一个密法。他这个密法，叫你伸出手来，就这么样“观、世、音、菩、萨”几个字。在理完了，这就算是篆上了，篆上了以后，就不要出口念，要念在心里念“观世音菩萨、观世音菩萨......”不出口。这个法，“父子不过，妻子不传”──父亲和儿子也不能说的，就夫妇也不能讲的。得到这五个字了，就叫“五字真言”。然后就再告诉你，在理不这么念，要“闭口藏舌”，把口闭上，舌头藏起来，“舌尖顶上颚”，“气托心念”，在心里念，“意根法现”，这讲得好妙，好神秘的。
在北方有一个“戒烟酒会”，是怎样呢？主要是不喝酒、不抽烟，就叫“在理公所”。在中国近一百多年以来，公所是很盛行的道，他所仗的是什么呢？就是这一句。做法师的，坐在正座的座里，就念“南无喝啰怛那哆啰夜耶”这么一句。因为在以前，这些门径我都走过，所以我都知道。
这一句也就是降伏法，它能降伏天魔，制诸外道。一切的天魔外道，听见这一句咒，都亡命而逃。所以就这一句咒，它是降伏法，但是它可不是“钩召法”。钩召法，就是一念这个咒，就把妖魔鬼怪捉来。所以“南无喝啰怛那哆啰夜耶”这一句咒，就有不可思议的功能。要是往多了讲，那是无穷无尽的。
“南无喝啰怛那哆啰夜耶”，“南无”两个字是皈命敬投，“喝啰怛那”，是三宝的“宝”字，“哆啰夜”，是“三”字，“耶”，是个“礼”字。这合起来，意思就是说，用我们的身心性命，都皈依给十方三世无尽无尽的三宝，我们向三宝来叩头顶礼。什么叫无尽呢？过去诸佛没有穷尽，现在诸佛没有穷尽，未来的诸佛也没有穷尽，这叫无尽无尽的三宝。

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高杉真宙、役者としての“武器”は「『何もないところ』かな、と思っています」＜Interview＞
2021.04.10 12:00
提供：ザテレビジョン
高杉真宙が、公開中の映画「バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～」に出演している。同作は、2017年に「バイプレイヤーズ～もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら～」、2018年に「バイプレイヤーズ～もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら～」、2021年1月期には今までの規模を大きく超え、若手からベテランまで100人を超えるバイプレイヤーが集結した第3弾「バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～」としてテレビ東京系で放送され、話題を呼んだシリーズの劇場版だ。
シリーズ初の映画となる今作の舞台は、さまざまなテレビ局の連ドラチームが隣り合わせのスタジオで撮影している、富士山の麓ののどかな撮影所「バイプレウッド」。100人の役者が出演する自主映画の撮影を始めていた濱田岳、柄本時生ら若手バイプレイヤーは、トラブル続きで撮影が難航する。

とある配信ドラマの撮影に挑んでいる田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の手助けを受けながらも、それぞれの思いが交錯し、やがて役者同士のぶつかり合いに発展。連ドラ、大河、朝ドラ、映画チームなど、バイプレウッド全体に嵐を呼ぶ大騒動を巻き起こす。

今回、WEBザテレビジョンでは同作に若手バイプレイヤーとして本人役で出演している高杉にインタビューを実施。「バイプレイヤーズ」シリーズについてや“本人役”での演技について、そして“濱田組”の印象、もし自分が映画を撮るとしたら？など、高杉に語ってもらった。

――ドラマへの出演を経て、映画版でも活躍。映画が公開となった今の気持ちを教えてください。

この作品に出演できて良かったなと思いましたね。ドラマでも出演させていただきましたし、映画でも1人の役者として出演できることは幸せなことだと思います。こうやって選んでいただいて、さらに頑張ろうと思いました。

――「バイプレイヤーズ」という作品にはどんな印象を持っていましたか？

もともと作品は見ていて、スーツを着たオープニングがカッコいいなと思っていたし、皆さんが並んでいるポスターも印象的でした。なので今回映画のポスターでスーツを着て写真を撮りますって言われたとき、テンションが上がりましたね。

あの写真の一つに自分がなれるんだって実感して、いつか出演したいなと思っていたので、すごくうれしかったです。

――実際に作品に入って、感じたことはありますか？

この作品には、撮影をしている側の代弁というか、「そうだよな」と思わせてくれる感情が盛り込まれているんですよね。

もちろんフィクションではあるんですけど、撮影ってこうだよねって言うのを見せてくれる。そこがすごく好きで、感動するシーンじゃなくても感動してしまったりするんです。一人一人が集まってできている作品ってこうだよね、っていうのが魅力だと思います。

――普通の作品とは違って、本作は“高杉真宙”役ですね。

現場でも役名で呼ばれず、「高杉さん」とか「真宙」って呼ばれるのが不思議な感覚でした。ちょっと気を抜くと、高杉真宙を演じるんじゃなくてそのままの本人でやってしまいそうになるのが怖かったですね。台本があるので、役の高杉真宙と、本人の高杉真宙をいかにブレンドできるかを考えてました。

高杉真宙役は、撮影現場の僕というよりも、普段の僕の方が近いなと思いました。ちょっとフラフラしたところとか(笑)。素の高杉真宙に近いなって思うことが結構あって、喋り方なんて普段のままですからね。語尾が聞こえない感じとか(笑)。

ただ、あそこまで先輩にツンケンしたり突っかかったりはしないですね！　監督からは「負けないで」と言われました。先輩や共演者の方の圧がすごいので、そこに負けないようにガシガシいかなきゃなと思っていました。

役所広司との再共演は「毎回お会いするたびに緊張していました」
――物語では、濱田岳さん、柄本時生さん、菜々緒さん、芳根京子さんら若手役者たちと一緒に、濱田監督作品の映画「月のない夜の銀河鉄道」の撮影を行っている設定。濱田組の印象は？

すごく楽しかったですね。芳根さん以外の方とは初めましてだったんですが、休みの日は何をしているの？とか、先輩方が僕のことを聞いてくださいました。

濱田組の感想は、以前学生さんが制作した映画に出演させていただいたことがあるんですが、そのスタッフ側に回った気分でした。こういう自主映画から始まって、皆さん業界に入ってくるのかなとあらためて思いました。この感じがすごく良いなぁと思って、自分もそういう学校に入っていたらまた違っていたのかなとも考えたりしましたね。

ただ、濱田組には役所広司さんがいらっしゃって、録音部として参加されるので、その光景だけは違和感でした(笑)。役所さんとは以前、映画「渇き。」(2014年)でご一緒させていただいたんですが、そのときのことを覚えていてくださって、うれしかったですね。毎回お会いするたびに緊張していました。

――今作には劇中ドラマがたくさん登場しますが、気になったのは？

北村一輝さんが出演されている大河ドラマ「宮本武蔵」ですね。撮影の日がめちゃくちゃ猛暑で撮影も大変だったはずなのに、映像を見たらすごくカッコ良くて。あの豪華メンバーの「宮本武蔵」を見たいなと素直に思っちゃいましたね。

もし、実際にこの作品が撮影されるならぜひ出演したいですね。時代劇であのメンバーは強過ぎます！　ちょっと濃過ぎる感じはしますけど(笑)。その他の作品は……「しばいであそぼ」はちょっと厳しそうだから怖いなぁ(笑)。

――もし、自身が監督となって、作品を作るなら？

映画「グーニーズ」(1985年)とか冒険モノが好きなんです。でも、作品を作る才能がないと思うんですよね。できることなら、助監督とか…皆さんが撮影しやすい環境を作る側に回りたいなと思います(笑)。

――では、俳優を100人集めて作るならどんな作品にしますか？

学園モノが良いですね！　年代ごとにクラス分けをした自由度の高い学園モノなんて、楽しそうでいいじゃないですか(笑)。

――そもそも、バイプレイヤーズという存在は、作品を支える大切な存在。高杉さんは主演も助演も経験されていますが、共演者の方に助けられたことは？

たくさんありますね。一番覚えているのは、連ドラ初主演をやらせていただいた「明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜」(2015年、フジテレビ系)で、富田靖子さんが母親役だったんです。

そのときは、本当のお母さんのような富田さんの優しさに救われていました。あまり寝ることができなくて、セリフも全部飛んじゃったことがあったんですね。そのときに「寝てないでしょ！　寝なさい！」って言われて、芝居だけじゃなくて普段のことを気遣ってくださって。

健康管理はお芝居に直結すると思うので、ハッとさせられましたね。愛にあふれる富田さんだったからこそ、本当の母親に対するようなお芝居ができたのかなと思います。それ以降お会いできてないので、お会いしたいですね。

――個性豊かな俳優さんが本作にもたくさん出演されていますが、高杉さん自身の役者としての武器は何だと思いますか？

「何もないところ」かな、と思っています。現場ごとに、求められているものを100％自分の色なく出せたらいいなと。できるだけ自分の色は出したくないなと思うんです。まぁ、自分の色ってなんだろう？って考えたときに、何もなかったからなんですけどね(笑)。

役がどう見えるかなので、高杉真宙は出さなくていいんですよ。自分というものが目立たないようにお芝居を続けていきたいですね。

◆取材・文＝横前さやか