【日本语能力测试Can-do自我评价表】
今日も引き続き、試験の話題です。筆記試験で高得点を取ることと、日本語の運用能力が高いことは残念ながら一致するわけではありませんが、日本語能力試験の合格者の自己評価調査の結果が日本語能力試験ウェブサイトに出ています。「料理の作り方や機械の使い方などの方法を書いて伝えることができる」ことはN1のレベルでも難しく、N5のレベルでも一定程度の人が「相手の都合を聞いて、会う日時を決めることができる」と回答している等、とても興味深い資料になっています。みなさんもぜひ、これはできる、いやこれは結構難しいなと考えながら挑戦してみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらで→https://t.cn/Aigm6ppS

世界の日本語作文コンクールですが、9000以上の作品をいただきました。「日本語コンテストに参加した」と、将来子どもや孫に自慢してもらえるなら、将来的に何万人もの人がこの日本語コンテストにかかわることになります。今回が最後で本当に残念ですが、開催された３回ともお手伝いさせていただくことができて光栄です。今回ご参加くださった皆さま、ご指導された先生方、本当にありがとうございました。また、日本語能力試験が終わり、これから作文を書きたいと思っているみなさま、12月15日までに提出をお願い致します！

ところで、昨日は最初にジョギングをしてくれた徐君と食事をしました。17年前、まだ若い新米教師で、家庭訪問をしてみたいと思って、冬休みに中国各地を駆け巡り、教え子たちのご両親に挨拶に行ったことがあります。その時、徐君のお父さんともたくさん話しました。逆転人生では、オノマトペが取り上げられていましたが、最初はことわざを一緒に覚えて、そろそろ全部覚え終わる頃に、「次は何を覚えようか？オノマトペにしよう！」という流れでした、実は。ことわざやオノマトペ以外にもたくさんおしゃべりもして、「あの時先生と話した未来が次々と現実になりましたが、まさか、あの時の様子が番組に取り上げられるなんて、考えもしませんでしたね」と言われて、はっとしました。だれかに苦労話をするのは難しいせいで、結果、話さない→だから誰も知らない、ということになると思います。すべての人が人知れず苦労をされていると思うのですが、それをわかってくれる人は少ないかもしれません。ここ数日「番組を見ましたよ」とおっしゃるたくさんの方から連絡をいただきました。苦労話を知っていただき、本当にラッキーです。ありがとうございました。

【教育実践レポート】
国際交流基金ウェブサイトには「日本語教育通信」というコーナーがあります。そのなかに面白いものを見つけました。「教育実践レポート」です。残念ながら2001年に終わってしまいましたが、このコーナーでは、特色ある日本語教育を実践している教育機関の先生方による現場のコースデザインやコース運営の状況についての17の報告があります。もう20年前のレポートですが、内容の古さはほとんど気にならないほど興味深い内容です。コースのデザインを考えたい、新しいアイデアを工夫したいと考えている先生はぜひ。→https://t.cn/AigUaUQU