#模玩资讯# 万代 网限 HG 1/144 极限高达 雷奥斯type 日蚀面
发售日期 21年3月 售价 2,970
t y p e - レ オ ス
射 撃 * 化 形 態 ― 誕 生 。
ゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブースト ON』より
*化するモビルスーツ「エクストリームガンダム」の射撃*化形態のエクリプス・フェースがレオスカラーで商品化決定。
武装の展開ギミックを再現。
● エクリプス・フェースの造形、カラーリングを徹底再現
頭部や背部の大型武装の形状を忠実に再現。レッド、ホワイト、クリアイエロー基調のカラーリングも成形色で再現。
頭部
バージョンアップされ、よりゲームに近い造形に
背面
背部へ装備された「エクリプス・クラスター」、「カルネージ・ストライカー」を再現。
● 各種武装のギミックを再現
「ヴァリアブル・サイコ・ライフル 」、「カルネージ・ストライカー」、は連結・展開ギミックを搭載。
躍動的なアクションポーズを再現可能。
ヴァリアブル・サイコ・ライフル
2丁のライフルは連結することでクロスバスターモードを再現可能。付属する専用手首により、射撃ポーズをとらせることが可能。
カルネージ・ストライカー
カルネージ・ストライカーは展開し、長大な砲撃形態を再現可能。
● エクストリームガンダムの武装が付属
特徴的なシールドとライフルも付属。「エクストリームガンダム」の装備を再現可能。
付属武装 : ヴァリアブル・サイコ・ライフル / ブラスター・カノン / エクリプス・クラスター / カルネージ・ストライカー / ビーム・ライフル / シールド
付属物:ディスプレイスタンド
1/144スケール組み立て式プラモデル
対象年齢:8才以上
製品素材:PS・PE
・組み立てに接着剤は使用しません
发售日期 21年3月 售价 2,970
t y p e - レ オ ス
射 撃 * 化 形 態 ― 誕 生 。
ゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブースト ON』より
*化するモビルスーツ「エクストリームガンダム」の射撃*化形態のエクリプス・フェースがレオスカラーで商品化決定。
武装の展開ギミックを再現。
● エクリプス・フェースの造形、カラーリングを徹底再現
頭部や背部の大型武装の形状を忠実に再現。レッド、ホワイト、クリアイエロー基調のカラーリングも成形色で再現。
頭部
バージョンアップされ、よりゲームに近い造形に
背面
背部へ装備された「エクリプス・クラスター」、「カルネージ・ストライカー」を再現。
● 各種武装のギミックを再現
「ヴァリアブル・サイコ・ライフル 」、「カルネージ・ストライカー」、は連結・展開ギミックを搭載。
躍動的なアクションポーズを再現可能。
ヴァリアブル・サイコ・ライフル
2丁のライフルは連結することでクロスバスターモードを再現可能。付属する専用手首により、射撃ポーズをとらせることが可能。
カルネージ・ストライカー
カルネージ・ストライカーは展開し、長大な砲撃形態を再現可能。
● エクストリームガンダムの武装が付属
特徴的なシールドとライフルも付属。「エクストリームガンダム」の装備を再現可能。
付属武装 : ヴァリアブル・サイコ・ライフル / ブラスター・カノン / エクリプス・クラスター / カルネージ・ストライカー / ビーム・ライフル / シールド
付属物:ディスプレイスタンド
1/144スケール組み立て式プラモデル
対象年齢:8才以上
製品素材:PS・PE
・組み立てに接着剤は使用しません
先週の金曜日は、仕事が早く終わったのと、最近、少し寒くなってきたので、久しぶりに家でビーフシチューを作りました
基本的に、ビーフシチューは少し作るのが面倒なので、毎年、クリスマスの時期と年末年始しか作らないんですけど、なんか・・・ガツン!とくるお肉が食べたくなったのでちょっと頑張っちゃいました(笑)
ビーフシチューのお肉と言ったら、アメリカ産ビーフか、オーストラリア産のビーフかの2択です。
僕はアメリカ産はあまり好きではないので、今回もオーストラリア産のビーフ250gを使用しました♫
オージービーフは、良質な赤身が特徴なので、ステーキだけでなくて、シチューにも合うですよ
ビーフシチューは作り慣れているので、失敗はあり得ないです。
問題なのは・・・このビーフシチューに合う赤ワインです。
結構、味がしっかりしているので、それなりに強い赤ワインじゃないと、ビーフシチューに味も香りもかき消されてしまいますからね(苦笑)
そんな時に、強い味方なのが、、、やっぱり、フランスのボルドー(Bordeaux)かな♫
まぁ、ボルドーワインなら、どんな力強い料理が来ても、その圧倒的な香り・味わい・見た目で間違いなく見事な調和が期待できます。
Chateau La Rimbaud MEDOC Cru Bourgeois 2015
今回は、メドックのクリュブルジョワの2015年ビンテージをチョイスです♫
大体、4,000円くらいなので、まぁまぁ・・・かな。
ボルドーなら、5,000円以上のワインの方が無難なんですけど、ワインショップの店員さんに質問したら、今回のメドックもかなりオススメ♫とのことなので、とりあえず信じてみました(笑)
ちなみに、ボルドーは結構、難しいので・・・まぁ、ワインに興味が無い人はあまり気にしなくても良いです。
ボルドーというのはフランスの地名でして、メドックというのは、ボルドー地方の中にある地名です。
つまり、「 Bordeaux 」と書いてあるワインよりも、「 MEDOC(メドック)」と書いてあるワインの方が、高価で美味しいのです。
そして、このメドック地方で有名なのが「 シャトー(Chateau)」です。
これは、フランス語で「 お城 」という意味なんですけど、ワインを理解する上で重要なのは、「 ワインの栽培・醸造・製造を全て自社のワイナリーで行っている」のがシャトーなんです。
なので、MEDOCと書いてあって、Chateauと書いてあり、価格が5,000円以上であれば、間違いなく美味しいBordeauxです(笑)
ちなみに、後半の、「Cru Bourgeois(クリュブルジョワ) 」というのは、MEDOCワインの格付け(ランキング)です。
格付け的には下の方ですけど、普通の人が楽しむには十分なランキングです。
ビジネスで接待する時に注文しても、全然、恥ずかしくないレベルです。
ちなみに、上位の格付けになると、1本数万円するので、正直、僕なんかは一生、飲む事がないと思っています(笑)
なので、今回、覚えておいた方が良いのは、
MEDOCと書いてあって、Chateauと書いてあり、価格が5,000円以上であれば、間違いなく美味しいBordeaux、ということです。
赤ワインにお金を使ってしまったので、スパークリングワインはお手頃なやつを。
僕の大のお気に入りの1つである、オーストラリアのSTONY HILL・シャルドネ・ピノノワールです。
これ、1本1,000円くらいなんですけど、泡立ちも十分ですし、後味がほんのりフルーティーなので、女性が特に喜ぶスパークリングワインです
基本的に辛口なので、どんな料理にも合う、というのも大きな特徴です。
さて、料理ですが、今回は、ビーフシチューだけでなくて、チーズにもこだわりました♫
ドイツのブルーチーズです。
これ、ナチュラルチーズの中では、相当に濃厚で匂いが強烈ですけど、ワインとの相性が抜群なんです。
(やっぱり、僕って、変態?笑)
正直言うと、ビーフシチューよりも、このブルーチーズの方が、今回のメドックワイン(赤ワイン)に合っていました。
口の中で2つが混ざると、まるでクリームの様に味が変化したので、衝撃的でした
やっぱり、ワインは本当に面白いです。
その他には、ローストビーフ、ソーセージ、イカのフリット、シーザーサラダ、ラザニアです。
ラザニアは、イタリアの家庭料理なんですけど、最近は手軽に作れるので便利な世の中になりました。
もちろん、赤ワインとの相性も抜群なので、文句なしです
さて、主役のビーフシチューですけど、もちろん最高でした。
ジャガイモとブロッコリーは別の鍋で茹でておいて、形が崩れないようにしておいて、最後、お皿に盛り付けたので見た目も、歯応えも、味も最高です。
そして、シチューにとろけたビーフも最高です。
もちろん、スープにも旨味が溶けているので、最後は、食パンと一緒に。
ちなみに、この食パンもホテルのパンを買ってきたので、しっとりしてて香りも最高。
これ、普通のお店で食べたら・・・20,000円くらいになるんじゃないかな
でも、家で、自分で料理すれば・・・ワイン代込みで大体9,000円くらいなか。
(使い過ぎ? 笑)
でも、今回も最高の家飲みでした
#今天的学日语#
基本的に、ビーフシチューは少し作るのが面倒なので、毎年、クリスマスの時期と年末年始しか作らないんですけど、なんか・・・ガツン!とくるお肉が食べたくなったのでちょっと頑張っちゃいました(笑)
ビーフシチューのお肉と言ったら、アメリカ産ビーフか、オーストラリア産のビーフかの2択です。
僕はアメリカ産はあまり好きではないので、今回もオーストラリア産のビーフ250gを使用しました♫
オージービーフは、良質な赤身が特徴なので、ステーキだけでなくて、シチューにも合うですよ
ビーフシチューは作り慣れているので、失敗はあり得ないです。
問題なのは・・・このビーフシチューに合う赤ワインです。
結構、味がしっかりしているので、それなりに強い赤ワインじゃないと、ビーフシチューに味も香りもかき消されてしまいますからね(苦笑)
そんな時に、強い味方なのが、、、やっぱり、フランスのボルドー(Bordeaux)かな♫
まぁ、ボルドーワインなら、どんな力強い料理が来ても、その圧倒的な香り・味わい・見た目で間違いなく見事な調和が期待できます。
Chateau La Rimbaud MEDOC Cru Bourgeois 2015
今回は、メドックのクリュブルジョワの2015年ビンテージをチョイスです♫
大体、4,000円くらいなので、まぁまぁ・・・かな。
ボルドーなら、5,000円以上のワインの方が無難なんですけど、ワインショップの店員さんに質問したら、今回のメドックもかなりオススメ♫とのことなので、とりあえず信じてみました(笑)
ちなみに、ボルドーは結構、難しいので・・・まぁ、ワインに興味が無い人はあまり気にしなくても良いです。
ボルドーというのはフランスの地名でして、メドックというのは、ボルドー地方の中にある地名です。
つまり、「 Bordeaux 」と書いてあるワインよりも、「 MEDOC(メドック)」と書いてあるワインの方が、高価で美味しいのです。
そして、このメドック地方で有名なのが「 シャトー(Chateau)」です。
これは、フランス語で「 お城 」という意味なんですけど、ワインを理解する上で重要なのは、「 ワインの栽培・醸造・製造を全て自社のワイナリーで行っている」のがシャトーなんです。
なので、MEDOCと書いてあって、Chateauと書いてあり、価格が5,000円以上であれば、間違いなく美味しいBordeauxです(笑)
ちなみに、後半の、「Cru Bourgeois(クリュブルジョワ) 」というのは、MEDOCワインの格付け(ランキング)です。
格付け的には下の方ですけど、普通の人が楽しむには十分なランキングです。
ビジネスで接待する時に注文しても、全然、恥ずかしくないレベルです。
ちなみに、上位の格付けになると、1本数万円するので、正直、僕なんかは一生、飲む事がないと思っています(笑)
なので、今回、覚えておいた方が良いのは、
MEDOCと書いてあって、Chateauと書いてあり、価格が5,000円以上であれば、間違いなく美味しいBordeaux、ということです。
赤ワインにお金を使ってしまったので、スパークリングワインはお手頃なやつを。
僕の大のお気に入りの1つである、オーストラリアのSTONY HILL・シャルドネ・ピノノワールです。
これ、1本1,000円くらいなんですけど、泡立ちも十分ですし、後味がほんのりフルーティーなので、女性が特に喜ぶスパークリングワインです
基本的に辛口なので、どんな料理にも合う、というのも大きな特徴です。
さて、料理ですが、今回は、ビーフシチューだけでなくて、チーズにもこだわりました♫
ドイツのブルーチーズです。
これ、ナチュラルチーズの中では、相当に濃厚で匂いが強烈ですけど、ワインとの相性が抜群なんです。
(やっぱり、僕って、変態?笑)
正直言うと、ビーフシチューよりも、このブルーチーズの方が、今回のメドックワイン(赤ワイン)に合っていました。
口の中で2つが混ざると、まるでクリームの様に味が変化したので、衝撃的でした
やっぱり、ワインは本当に面白いです。
その他には、ローストビーフ、ソーセージ、イカのフリット、シーザーサラダ、ラザニアです。
ラザニアは、イタリアの家庭料理なんですけど、最近は手軽に作れるので便利な世の中になりました。
もちろん、赤ワインとの相性も抜群なので、文句なしです
さて、主役のビーフシチューですけど、もちろん最高でした。
ジャガイモとブロッコリーは別の鍋で茹でておいて、形が崩れないようにしておいて、最後、お皿に盛り付けたので見た目も、歯応えも、味も最高です。
そして、シチューにとろけたビーフも最高です。
もちろん、スープにも旨味が溶けているので、最後は、食パンと一緒に。
ちなみに、この食パンもホテルのパンを買ってきたので、しっとりしてて香りも最高。
これ、普通のお店で食べたら・・・20,000円くらいになるんじゃないかな
でも、家で、自分で料理すれば・・・ワイン代込みで大体9,000円くらいなか。
(使い過ぎ? 笑)
でも、今回も最高の家飲みでした
#今天的学日语#
【シネマトゥデイ】追悼特集:藤原啓治さんが語った「野原ひろし」https://t.cn/A625OqM9
「クレヨンしんちゃん」野原ひろし役、「交響詩篇エウレカセブン」ホランド・ノヴァク役、映画『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマン=トニー・スターク役の吹替などで知られる声優の藤原啓治さんが4月12日に死去したことが所属事務所より発表された。
筆者は何度か藤原さんに「クレヨンしんちゃん」について話をうかがう機会をいただいたことがある。ここでは、他の媒体に掲載されたインタビューも含め、藤原さんがどのように「理想の父親」とも言われるようになった野原ひろしを作り上げていったかを紐解いてみたい。(大山くまお)
27歳で射止めた野原ひろし役と試行錯誤
1992年にスタートしたアニメ「クレヨンしんちゃん」。藤原さんがオーディションに合格して野原ひろし役を得たのは、声優としてのキャリアを歩みはじめて2年目だった27歳の頃。もちろん、父親を演じるのは初めて。35歳という設定のひろし役を受けたのは年齢層が高い人ばかりで、自分と同世代の声優はオーディション会場で一人も見かけなかったとか。
このときのオーディションは今では珍しい「掛け合い」で行われた。藤原さんは2組のしんのすけ候補の声優と掛け合いを行ったが、2組目でその後しんのすけを演じた矢島晶子さんとペアを組んでいる。
見事にひろし役を射止めた藤原さんだが、「お父さん役を演じるからといって、お父さんを意識したところで、自分に何ができるんだろう?」と感じていたという。当初はセリフも少なく、「ただいま」と言うだけの回も少なくなかった。
そんな中、放送が始まった2年目ぐらいの頃に壁にぶつかってしまう。ひろしを演じていて違和感を覚えるようになったのだ。作画や演出がどんどん変化しているのに、自分の演技がスタート当初から変わっていないことが原因だった。そのことに気づいた藤原さんは、半年ほどかけて試行錯誤しながら演技を変化させていく。
このときに藤原さんが気づいたのは「変化してもいい」ということだった。父親だから、夫だから、ひろしだからといって、何かにとらわれる必要はない。このことについて次のように語っている。
「『ひろしはこういう人です』と決めつけないようにしようと思っていますね。『ひろしはこんなことしないだろ』『こんなことしゃべらないよ』とは思わないように。演じる側の変なこだわりで、こぢんまりしちゃうのはマズいかな、と」(「クレヨンしんちゃん大全」(双葉社))
だからこそ、ロボットになろうが(『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』)、ニワトリに変身しようが(『映画クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国』)、女装しようが(『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』ほか多数)、ひろしはひろしのままでいられたのだろう。
「このままではひろししかできなくなってしまう」
「クレヨンしんちゃん」は放送開始から半年もすると視聴率がうなぎ上りになり、1993年7月には歴代最高視聴率28.2%を記録。国民的人気作品として不動の地位を得たが、同時に藤原さんはある悩みを抱えることになる。
それは「カッコよさそうな役のオーディションの話がまったく来なくなった」ことだった。ひろしの役のイメージが強すぎて、所属事務所が候補に藤原さんの名前を挙げるだけで先方から断られることがある一方、一気に父親役が4つも5つも来ることがあった。30歳を過ぎたばかりの藤原さんにとっては死活問題だったはずだ。
「このままではひろししかできなくなってしまう」と焦ったが、「しんちゃん」という作品の幅の広さと、「変化してもいい」ことに気づいていたことが功を奏した。藤原さんはひろしを演じることで、演技の幅を自在に広げていき、どんどん新しい役を得るようになったのだ。
藤原さんは実績を積み重ね、実力派声優としての地位を不動のものにしていく。2009年のインタビューでは「いろいろな顔をもつひろしというキャラクターを通して、自分もものすごく成長したと思います」「ひろしを通していろいろな実験をすることもできたし、あれこれ試行錯誤した結果、27歳ではできなかったことを今やることができています」と振り返っていた(「声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント」主婦の友社)。
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』のひろし
ひろし役を大きく膨らませていった原恵一監督との出会いも大きい。ひろしについて「男のいちばんだらしない部分を持ったキャラクターで、それを描くのがすごく面白かった」という原監督だが、なによりも藤原さんの声の役割が大きかったとも語っている。
「最初は出番が『ただいま』と『いってきます』くらいしかなかったのに、スタッフが藤原さんの上手さを知るにつれてひろしのウェイトが重くなっていったのは間違いないと思います」(「クレヨンしんちゃん大全」(双葉社))。余談だが、原監督は藤原さんとよく飲みに行っていたようで、お酒を飲みながらのトークイベントでは何度も「啓治、好き」と告白(?)していた。
原監督は劇場映画作品でもひろしをフィーチャーしていく。初監督映画の『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』では、ひろしが女刑事の東松山よねと二人で旅する旅情あふれるシーンや兄になったばかりのしんのすけに語りかけるシーンが印象的に描かれた。
藤原さんと原監督のコラボレーションの最たるものが、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』だ。「懐かしさ」で世界を支配しようとする組織イエスタデイ・ワンスモアの陰謀で洗脳されてしまったひろしが記憶を取り戻すシーンは、大きな感動を呼んだ。
しんのすけに嗅がされた自分の靴の匂い(ひろしの足は武器になるほど臭い)によって、ひろしは35年にわたる自分の人生を回想する。大きな父の背中を見ていた子どもの頃、淡い初恋と失恋、上京と就職、みさえとの出会い、長男しんのすけの誕生、マイホームへの引っ越し、どんなに仕事で疲れ切った日でも温かく出迎えてくれる家族たち。いつしか幼い頃の自分のように、しんのすけが自分の大きな背中を見つめるようになっていた。すべてを思い出して、ひろしはむせび泣く。そして組織のリーダー、ケンに向かって「オレの人生はつまらなくなんかない!」と言い切るのだ。
藤原さんもひろしを演じていて最も印象的だったシーンとして『オトナ帝国の逆襲』の回想シーンを挙げている。「収録時は亡くなった父親の姿が常に頭の片隅にありました。誠に勝手ながら、この作品を尊敬する私の父親に捧げています(笑)」(V-STRAGE「しんちゃん通信」スペシャルインタビュー「野原ひろし役藤原啓治」)。ちなみに、最後の「(笑)」は藤原さんが付け足したもの。きっと照れくさかったのだろう。
「普通に家族を守るのって、たいしたことだよ」
ひろしについて「すごくカッコいい男だと思います。あんなバタバタした日常を受け入れて、カラリと生きることができるなんて、現代においてかなり強い人間だと思います」(DVD「クレヨンしんちゃん きっとベスト 凝縮!野原ひろし」ライナーノート)と語っていた藤原さん。器が大きくて、イヤミなところがなく、後ろ向きにならない。そして人間臭い男だという。
藤原さんは「憧れとしては、(野原)ひろしに、なりたいんですよね」とはっきり言う。「『家族を守ること』も『人類を守ること』も“ヒーロー”の根底は一緒な気がします。サラリーマンでああ見えて、ひろしも身近な1人のヒーローなのだなと」(ORICON NEWS、2018年4月22日)。ちなみに自身にとってのヒーローを問われた藤原さんは「両親」と答えている。
筆者が藤原さんに世の中のお父さんたちへのメッセージを求めたところ、次のような答えが帰ってきた。
「『普通に家族を守るのって、たいしたことだよ』ってことですね」
「僕にとっては当たり前じゃないことが、世界中で当たり前のこととして行われている。それってすごいことだと思います」
藤原さんが演じることによって、野原ひろしは世界で一番身近なヒーローになった。当たり前じゃないことを、さも当たり前のように、必死になって毎日のようにこなし、家族を守るために奮闘する父親、母親の姿を映し出しているから、「クレヨンしんちゃん」という作品は今も変わらず人気があるのかもしれない。
藤原さん、本当にありがとうございました。
「クレヨンしんちゃん」野原ひろし役、「交響詩篇エウレカセブン」ホランド・ノヴァク役、映画『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマン=トニー・スターク役の吹替などで知られる声優の藤原啓治さんが4月12日に死去したことが所属事務所より発表された。
筆者は何度か藤原さんに「クレヨンしんちゃん」について話をうかがう機会をいただいたことがある。ここでは、他の媒体に掲載されたインタビューも含め、藤原さんがどのように「理想の父親」とも言われるようになった野原ひろしを作り上げていったかを紐解いてみたい。(大山くまお)
27歳で射止めた野原ひろし役と試行錯誤
1992年にスタートしたアニメ「クレヨンしんちゃん」。藤原さんがオーディションに合格して野原ひろし役を得たのは、声優としてのキャリアを歩みはじめて2年目だった27歳の頃。もちろん、父親を演じるのは初めて。35歳という設定のひろし役を受けたのは年齢層が高い人ばかりで、自分と同世代の声優はオーディション会場で一人も見かけなかったとか。
このときのオーディションは今では珍しい「掛け合い」で行われた。藤原さんは2組のしんのすけ候補の声優と掛け合いを行ったが、2組目でその後しんのすけを演じた矢島晶子さんとペアを組んでいる。
見事にひろし役を射止めた藤原さんだが、「お父さん役を演じるからといって、お父さんを意識したところで、自分に何ができるんだろう?」と感じていたという。当初はセリフも少なく、「ただいま」と言うだけの回も少なくなかった。
そんな中、放送が始まった2年目ぐらいの頃に壁にぶつかってしまう。ひろしを演じていて違和感を覚えるようになったのだ。作画や演出がどんどん変化しているのに、自分の演技がスタート当初から変わっていないことが原因だった。そのことに気づいた藤原さんは、半年ほどかけて試行錯誤しながら演技を変化させていく。
このときに藤原さんが気づいたのは「変化してもいい」ということだった。父親だから、夫だから、ひろしだからといって、何かにとらわれる必要はない。このことについて次のように語っている。
「『ひろしはこういう人です』と決めつけないようにしようと思っていますね。『ひろしはこんなことしないだろ』『こんなことしゃべらないよ』とは思わないように。演じる側の変なこだわりで、こぢんまりしちゃうのはマズいかな、と」(「クレヨンしんちゃん大全」(双葉社))
だからこそ、ロボットになろうが(『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』)、ニワトリに変身しようが(『映画クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国』)、女装しようが(『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』ほか多数)、ひろしはひろしのままでいられたのだろう。
「このままではひろししかできなくなってしまう」
「クレヨンしんちゃん」は放送開始から半年もすると視聴率がうなぎ上りになり、1993年7月には歴代最高視聴率28.2%を記録。国民的人気作品として不動の地位を得たが、同時に藤原さんはある悩みを抱えることになる。
それは「カッコよさそうな役のオーディションの話がまったく来なくなった」ことだった。ひろしの役のイメージが強すぎて、所属事務所が候補に藤原さんの名前を挙げるだけで先方から断られることがある一方、一気に父親役が4つも5つも来ることがあった。30歳を過ぎたばかりの藤原さんにとっては死活問題だったはずだ。
「このままではひろししかできなくなってしまう」と焦ったが、「しんちゃん」という作品の幅の広さと、「変化してもいい」ことに気づいていたことが功を奏した。藤原さんはひろしを演じることで、演技の幅を自在に広げていき、どんどん新しい役を得るようになったのだ。
藤原さんは実績を積み重ね、実力派声優としての地位を不動のものにしていく。2009年のインタビューでは「いろいろな顔をもつひろしというキャラクターを通して、自分もものすごく成長したと思います」「ひろしを通していろいろな実験をすることもできたし、あれこれ試行錯誤した結果、27歳ではできなかったことを今やることができています」と振り返っていた(「声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント」主婦の友社)。
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』のひろし
ひろし役を大きく膨らませていった原恵一監督との出会いも大きい。ひろしについて「男のいちばんだらしない部分を持ったキャラクターで、それを描くのがすごく面白かった」という原監督だが、なによりも藤原さんの声の役割が大きかったとも語っている。
「最初は出番が『ただいま』と『いってきます』くらいしかなかったのに、スタッフが藤原さんの上手さを知るにつれてひろしのウェイトが重くなっていったのは間違いないと思います」(「クレヨンしんちゃん大全」(双葉社))。余談だが、原監督は藤原さんとよく飲みに行っていたようで、お酒を飲みながらのトークイベントでは何度も「啓治、好き」と告白(?)していた。
原監督は劇場映画作品でもひろしをフィーチャーしていく。初監督映画の『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』では、ひろしが女刑事の東松山よねと二人で旅する旅情あふれるシーンや兄になったばかりのしんのすけに語りかけるシーンが印象的に描かれた。
藤原さんと原監督のコラボレーションの最たるものが、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』だ。「懐かしさ」で世界を支配しようとする組織イエスタデイ・ワンスモアの陰謀で洗脳されてしまったひろしが記憶を取り戻すシーンは、大きな感動を呼んだ。
しんのすけに嗅がされた自分の靴の匂い(ひろしの足は武器になるほど臭い)によって、ひろしは35年にわたる自分の人生を回想する。大きな父の背中を見ていた子どもの頃、淡い初恋と失恋、上京と就職、みさえとの出会い、長男しんのすけの誕生、マイホームへの引っ越し、どんなに仕事で疲れ切った日でも温かく出迎えてくれる家族たち。いつしか幼い頃の自分のように、しんのすけが自分の大きな背中を見つめるようになっていた。すべてを思い出して、ひろしはむせび泣く。そして組織のリーダー、ケンに向かって「オレの人生はつまらなくなんかない!」と言い切るのだ。
藤原さんもひろしを演じていて最も印象的だったシーンとして『オトナ帝国の逆襲』の回想シーンを挙げている。「収録時は亡くなった父親の姿が常に頭の片隅にありました。誠に勝手ながら、この作品を尊敬する私の父親に捧げています(笑)」(V-STRAGE「しんちゃん通信」スペシャルインタビュー「野原ひろし役藤原啓治」)。ちなみに、最後の「(笑)」は藤原さんが付け足したもの。きっと照れくさかったのだろう。
「普通に家族を守るのって、たいしたことだよ」
ひろしについて「すごくカッコいい男だと思います。あんなバタバタした日常を受け入れて、カラリと生きることができるなんて、現代においてかなり強い人間だと思います」(DVD「クレヨンしんちゃん きっとベスト 凝縮!野原ひろし」ライナーノート)と語っていた藤原さん。器が大きくて、イヤミなところがなく、後ろ向きにならない。そして人間臭い男だという。
藤原さんは「憧れとしては、(野原)ひろしに、なりたいんですよね」とはっきり言う。「『家族を守ること』も『人類を守ること』も“ヒーロー”の根底は一緒な気がします。サラリーマンでああ見えて、ひろしも身近な1人のヒーローなのだなと」(ORICON NEWS、2018年4月22日)。ちなみに自身にとってのヒーローを問われた藤原さんは「両親」と答えている。
筆者が藤原さんに世の中のお父さんたちへのメッセージを求めたところ、次のような答えが帰ってきた。
「『普通に家族を守るのって、たいしたことだよ』ってことですね」
「僕にとっては当たり前じゃないことが、世界中で当たり前のこととして行われている。それってすごいことだと思います」
藤原さんが演じることによって、野原ひろしは世界で一番身近なヒーローになった。当たり前じゃないことを、さも当たり前のように、必死になって毎日のようにこなし、家族を守るために奮闘する父親、母親の姿を映し出しているから、「クレヨンしんちゃん」という作品は今も変わらず人気があるのかもしれない。
藤原さん、本当にありがとうございました。
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