10种顶级思维,悟透人生!
1.隧道思维
一个人身处隧道,他眼前所能看到的,就只是非常狭窄的视野。
视野不宽,脚下的路也会愈走愈窄。
一件事情,重要的不是现在怎样,而是将来会怎样。
要看到事物的将来,就必须有高远的眼光。
曾国藩有言:“凡办大事,以识为主,以才为辅。”
见识比努力更重要,没有见识的努力,都是瞎忙。
明智的人,会在放弃微小利益的同时,获得更大的利益。
认准方向,坚定不移地去做,事业就已经成功了一半。
2.正向思维
日本著名实业家稻盛和夫,曾在其著作《思维方式》中写道:
“人生过得幸福的人,都持有积极的思维方式。”
即便在别人看来是灾难般的境遇,他们照样乐观开朗,积极面对。
甚至把灾难看作促使自己成长的机会,因而心存感谢。
人生总是苦乐参半,关键在于我们自己。
不要被困难吓倒,不要对别人眼红,守好自己的心。
坚持正向思维,总有时来运转的那一天。
3.螃蟹思维
把一只螃蟹放进篓里,它能自己爬出来;
把几只螃蟹都放进去,却一只也爬不出来。
在下面的螃蟹,会拼命拉扯上面的螃蟹。
一个踩一个,我出不去,你也别想跑。
这就是典型的“螃蟹思维”。
人性最大的恶,就是见不得身边人好。
下等人踩人,中等人挤人,上等人捧人。
世上最可怕的,不是来自于敌人的明枪,而是来自身边人的暗箭。
人和人之间,彼此成就,远比互相争斗更有意义。
4.蜕变思维
沙拉斯特说:每个人都是自己命运的建筑师。
你想成为什么样的人,完全由你自己决定。
星光不问赶路人,时光不负有心人。
当你披星戴月努力时,命运的礼物,正在来时的路上。
命运就掌握在自己手中,这就是蜕变思维。
5.独立思维
雨果曾说:“我宁愿靠自己的力量,打开我的前途,而不愿求有力者的垂青。”
如果你不够优秀,所谓的圈子、人脉就只是笑话。
求人不如求己,受气不如争气。
有些事,只能一个人做;有些关,只能一个人过;有些路,只能一个人走。
记住:谁都靠不住,除非你有用!
人生只有一次,要活就靠自己而活。
6.变通思维
朱熹说过这样一句话:
“要在看得活络,无所拘泥,则无不通耳。”
水随形而方圆,人随势而变通。
与其横冲直撞或者停滞不前,不如绕一绕、转个弯。
很多时候,看似无解的难题,只需换个思路,便能迎刃而解。
为人处事唯有灵活变通,跳出固定思维,才能事事顺利、路路畅通。
7.沉默思维
静坐常思己过,闲谈莫论人非。
为人处世,看破不说破,这是一种大智慧
话不说尽,是一种修养,让你我都舒坦。
很多事情自己心知肚明就好,看透不点透,看穿不揭穿。
不嚼口舌,不与人争论,更不在背后议论人长短。
世上没有不透风的墙,还需谨言慎行为好。
8.木桶思维
阿喀琉斯是希腊神话中最伟大的英雄之一。
他的母亲为了使他长生不死,将他浸入冥河洗礼。
阿喀琉斯从此刀枪不入,百毒不侵。
只有一点除外——他的脚踵被提在女神手里,未能浸入冥河。
于是“阿喀琉斯之踵”就成了这位英雄的唯一弱点。
在特洛伊战争中,敌方的将领抓住了阿喀琉斯的弱点。
一箭射中他的脚踵,阿喀琉斯最终不治而亡。
这个故事告诉我们,要想战胜对手,必须抓住对手的弱点。
从另一个方面也提醒我们,要想取得胜利,必须克服掉自身的弱点。
有一种现象,叫“木桶效应”。
一只木桶能盛多少水,取决于最短的那块木板。
如果想要木桶多装水,那么就要补齐短板。
9.合作思维
刘邦总结自己成功经验的时候所说:
“运筹帷幄之中,决胜千里之外,我不如张良;
镇守国家,安抚百姓,供给军粮,畅通粮道,我不如萧何;
连兵百万,战必胜,攻必克,我不如韩信。
这三个人,都是人中俊杰,我能任用他们,这是我所以取得天下的原因。
项羽有一个范增而不能任用,这是他所以被我擒杀的原因。”
没有人是一座孤岛,一个人要想成事,就必须有合作思维。
要懂得借力,整合各方人脉和资源,想尽办法把事情做成功。
10.细节思维
《中庸》有言:“致广大而尽精微。”
能成大事的人,比普通人掌握更多的细节。
细节,就是一言一行之微,一沙一石之细。
细微之处见真章,学会大处着眼,小处着手。
把细节做到极致,我们也就离成功不远了。
1.隧道思维
一个人身处隧道,他眼前所能看到的,就只是非常狭窄的视野。
视野不宽,脚下的路也会愈走愈窄。
一件事情,重要的不是现在怎样,而是将来会怎样。
要看到事物的将来,就必须有高远的眼光。
曾国藩有言:“凡办大事,以识为主,以才为辅。”
见识比努力更重要,没有见识的努力,都是瞎忙。
明智的人,会在放弃微小利益的同时,获得更大的利益。
认准方向,坚定不移地去做,事业就已经成功了一半。
2.正向思维
日本著名实业家稻盛和夫,曾在其著作《思维方式》中写道:
“人生过得幸福的人,都持有积极的思维方式。”
即便在别人看来是灾难般的境遇,他们照样乐观开朗,积极面对。
甚至把灾难看作促使自己成长的机会,因而心存感谢。
人生总是苦乐参半,关键在于我们自己。
不要被困难吓倒,不要对别人眼红,守好自己的心。
坚持正向思维,总有时来运转的那一天。
3.螃蟹思维
把一只螃蟹放进篓里,它能自己爬出来;
把几只螃蟹都放进去,却一只也爬不出来。
在下面的螃蟹,会拼命拉扯上面的螃蟹。
一个踩一个,我出不去,你也别想跑。
这就是典型的“螃蟹思维”。
人性最大的恶,就是见不得身边人好。
下等人踩人,中等人挤人,上等人捧人。
世上最可怕的,不是来自于敌人的明枪,而是来自身边人的暗箭。
人和人之间,彼此成就,远比互相争斗更有意义。
4.蜕变思维
沙拉斯特说:每个人都是自己命运的建筑师。
你想成为什么样的人,完全由你自己决定。
星光不问赶路人,时光不负有心人。
当你披星戴月努力时,命运的礼物,正在来时的路上。
命运就掌握在自己手中,这就是蜕变思维。
5.独立思维
雨果曾说:“我宁愿靠自己的力量,打开我的前途,而不愿求有力者的垂青。”
如果你不够优秀,所谓的圈子、人脉就只是笑话。
求人不如求己,受气不如争气。
有些事,只能一个人做;有些关,只能一个人过;有些路,只能一个人走。
记住:谁都靠不住,除非你有用!
人生只有一次,要活就靠自己而活。
6.变通思维
朱熹说过这样一句话:
“要在看得活络,无所拘泥,则无不通耳。”
水随形而方圆,人随势而变通。
与其横冲直撞或者停滞不前,不如绕一绕、转个弯。
很多时候,看似无解的难题,只需换个思路,便能迎刃而解。
为人处事唯有灵活变通,跳出固定思维,才能事事顺利、路路畅通。
7.沉默思维
静坐常思己过,闲谈莫论人非。
为人处世,看破不说破,这是一种大智慧
话不说尽,是一种修养,让你我都舒坦。
很多事情自己心知肚明就好,看透不点透,看穿不揭穿。
不嚼口舌,不与人争论,更不在背后议论人长短。
世上没有不透风的墙,还需谨言慎行为好。
8.木桶思维
阿喀琉斯是希腊神话中最伟大的英雄之一。
他的母亲为了使他长生不死,将他浸入冥河洗礼。
阿喀琉斯从此刀枪不入,百毒不侵。
只有一点除外——他的脚踵被提在女神手里,未能浸入冥河。
于是“阿喀琉斯之踵”就成了这位英雄的唯一弱点。
在特洛伊战争中,敌方的将领抓住了阿喀琉斯的弱点。
一箭射中他的脚踵,阿喀琉斯最终不治而亡。
这个故事告诉我们,要想战胜对手,必须抓住对手的弱点。
从另一个方面也提醒我们,要想取得胜利,必须克服掉自身的弱点。
有一种现象,叫“木桶效应”。
一只木桶能盛多少水,取决于最短的那块木板。
如果想要木桶多装水,那么就要补齐短板。
9.合作思维
刘邦总结自己成功经验的时候所说:
“运筹帷幄之中,决胜千里之外,我不如张良;
镇守国家,安抚百姓,供给军粮,畅通粮道,我不如萧何;
连兵百万,战必胜,攻必克,我不如韩信。
这三个人,都是人中俊杰,我能任用他们,这是我所以取得天下的原因。
项羽有一个范增而不能任用,这是他所以被我擒杀的原因。”
没有人是一座孤岛,一个人要想成事,就必须有合作思维。
要懂得借力,整合各方人脉和资源,想尽办法把事情做成功。
10.细节思维
《中庸》有言:“致广大而尽精微。”
能成大事的人,比普通人掌握更多的细节。
细节,就是一言一行之微,一沙一石之细。
细微之处见真章,学会大处着眼,小处着手。
把细节做到极致,我们也就离成功不远了。
【わたし達はおとな】
“自分”の範疇を超えていく――木竜麻生&藤原季節に訪れた、カメラの存在を完全に忘れた瞬間
――本作には、どのような経緯で参加することになったのでしょうか? 木竜さんは、加藤監督とは初タッグとなりました。
木竜:送られてきた脚本を読ませていただき、すぐにマネージャーさんと話したんです。「(脚本が)面白い。この作品はやろう」と。脚本は、最初から最後まで面白いと、純粋に感じましたし「2人(=優実と直哉)の事を見てみたい」と思いました。
――藤原さんは、加藤監督が演出した舞台「まゆをひそめて、僕を笑って」(2017)、「貴方なら生き残れるわ」(18)、「誰にも知られず死ぬ朝」(20)、「ぽに」(21)に出演されていますよね。
藤原:加藤さんとは付き合いが長いですね。「わたし達はおとな」に関しては、舞台の本番と重なっていて、元々出演することができなかったんです。「主人公は木竜さんに決まった」と加藤さんから報告を受けて「おめでとうございます。あとは相手役だけですね」と励ます立場だったんですが……参加するはずだった舞台が、コロナの影響で中止になったんです。それで加藤さんから声をかけていただき、すぐに脚本を読みました。
――どのように感じられましたか?
藤原:直哉を演じられるのは「僕しかいないな」と思いましたね(笑)。
一同:爆笑
藤原:脚本が本当に面白かった。「『面白い』。しかし、こんなことを言ってしまってもいいのだろうか」と感じる面白さがありましたね。二つ返事で出演が決まりました。
――では、クランクイン前に準備をしていたことはありますか?
藤原:加藤さんがリハーサルの機会を用意してくれて、何度も何度も繰り返していました。本作はラストに向かって、優実と積み上げていくものが必要になります。それには、役を演じる本人同士のコミュニケーションも大切です。なので、リハーサルの最中には、木竜さんと頻繁にコミュニケーションをとっていました。そういう時間は、加藤さんが用意してくれたんです。
木竜:今回の現場には、加藤監督と普段から仕事をしている方々が何人もいらっしゃったんです。リハーサルでは、共通言語を作る時間もとっていただけましたし、皆さんの作る“空気”に巻き込んでもらいながらセッションさせていただいた、という感じでした。
藤原:このリハーサルには、カメラも入っていたんです。まずは芝居の中で、僕たちが動きを作っていく。その後“カメラを何処に置けば、必要最低限のカットで、優実の表情の変化を撮れるのか”という点を、加藤さんたちが計算しながら探っていく。その一方で、僕らは芝居の精度を高める。スタッフと俳優のリハーサルが同時に行われているような感じだったんです。
――このリハーサルは、かなり重要な機会だったんですね。ちなみに、おふたりは初共演ですよね?
木竜:はい。でも、共通の友達がいるので、お互いの事を知ってはいたんです。
――“顔見知り”ではあったわけですね。では、今回の共演を通じて感じた「俳優・藤原季節」について教えていただけますか?
木竜:お芝居をすることに対して、何よりもまっすぐで強い。そんな印象を受けました。こんなにも芝居に対して夢中になれるのか……そんな風に感じてしまう方です。それは今回、実際に共演してみて強く思ったこと。「私も頑張らないと」「負けたくないな」という思いと、「でも、敵わないんだろうな」という考えが同時によぎってしまう俳優さんだと思っています。
――藤原さんは、いかがでしょうか?
藤原:木竜さんの出演作はほとんど見ています。ガラスのハートのように繊細なものを持ちながらも、それを突き抜ける“俳優としての強度”があるんです。同世代だと他に例がない。そうでなければ「菊とギロチン」のヒロインなんてできませんよ。
木竜:この事、いつも言ってくれるんですよ(笑)。
藤原:いやいや、誰にでもできる事じゃないから。“強度のある俳優”だということは、周知の事実だと思っています。
――では、加藤監督とのやりとりに話を転じましょう。木竜さんは、どのような対話を経て、優実の人物像を作り上げていきましたか?
木竜:リハーサルの最初から最後まで言われていたのは「今回は、どれだけ隠せるかが大切」ということです。心の中で思っている事、感情の動き、言いたい事、言えない事、言いたくはない事……これらをどれだけ隠せるのか。現場では、それらについて「出過ぎかな」「もう少しだけ出そう」と微調整を行ってもらったり、丁寧に強弱をつけていただいていました。もうひとつ言われていたのは「今回は暮らしを撮る。生活のある映画になる」ということ。この指針は、自分の中に持ち続けていたと思います。
――藤原さんは、前述の通り、加藤監督とは何度もご一緒されていますよね。加藤監督の魅力は、どのような点に表れていると思いますか?
藤原:“変化し続ける男”といえばいいんでしょうか……作品のカラーが、毎回異なる。そこがすごいですよね。でも、共通していることもあります。「善、悪」「好き、嫌い」「付き合う、付き合わない」「結婚する、結婚しない」という形では白黒がつけられない、“名前がつく前の曖昧な部分”を表現し続けているんだなと思っています。
――「映画の現場」だからこそ感じられた面白みはありましたか?
藤原:ワンカット・長回しを多用しているので、そういう意味では演劇に近いんです。演劇は“再現”をしないといけないので「感情をどこで出すか」という点は、稽古の時点で決まっていきます。「わたし達はおとな」のラストシーンは、ワンカット1発勝負をかけたところなんです。舞台上での“ライブ感”をそのまま生かした、たった1回のチャンス。俳優から何が出てくるのかは、誰もわからない。ここで感じた緊張感というのは、演劇の時よりも上だったかもしれません。どんなに良い芝居が撮れたとしても、例えば救急車の音が入ってしまったら、NGになってしまいますから。木竜さんの演技を見ているうちに「このワンカットで決まる。これは最後までいかないと、撮り直しがきかない」と感じたんです。だからこそ、ラストシーンは“目撃”してほしいんです。
――木竜さんの芝居を見て「ワンカットで決まる」と感じられた。それは、どのようなタイミングだったのでしょうか?
藤原:「わたし達はおとな」は、優実の物語なんです。優実が目的地まで運ばれるために、直哉と加藤さんという存在がいる。僕たちはラストシーンに勝負をかけていましたが、最後に戦うのは木竜さんひとり。最終的には、サポートできる部分が無くなっていくんです。カメラが回ってしまえば、任せるしかない。その時、木竜さんがしっかりと自分の足で立ち、優実になりきっている姿を見ました。それは木竜さんの範疇を超えているというか……。僕が演じている直哉も、僕の範疇から抜け出していく。次第に、優実と直哉の物語になる。木竜さんと僕はどこかに行ってしまった――そういう瞬間が、本番中にあったんです。
木竜:仰っていることが、とてもよくわかります。時間の感覚がない感じというか……。時間が止まっているわけでもなく、進んでいるわけでもないんです。
藤原:カメラの存在を、完全に忘れていますから。
木竜:そう、忘れていました! 映像を見返してみると、信じられない間(ま)ができていたり。でも、そんな間(ま)を作ろうという意識はなかったんです。初号試写を見た時に感じたのですが、自分の知らない声や顔がたくさんありました。(全編に)そういう自分がちらばっていて、少し変な感じだったんです。物語の後半になればなるほど、優実は直哉に思いの丈をぶつけていきます。藤原さんには、それを全部受け止めてもらいましたし、加藤組の皆さんの“芝居中の見守り方”も素晴らしかったんです。委ねることができた自分が、そこにいた――そう思えたのは、とても幸せな事でした。
藤原:芝居をする上では、全てが整っていた現場だったと思います。穏やかで、完璧でした。
――では、最後の質問とさせていただきます。「わたし達はおとな」というタイトルは“ヤングアダルトの時期”の象徴として付けられています。このタイトルは、改めて「おとな(=大人)」について考えるきっかけになりました。「おとなは『私はおとなだ』とは言わないのかもしれない」「『自分はおとなだ』と発言しなくなった頃から、本当の意味でおとなになるのではないか……?」等々。お二人にとって“おとなになる”とは、どういうことだと思いますか?
藤原:「おとな」と「こども」。自分の中には、その両方が存在しているんです。「おとな」の部分は、自分自身のことで悩まなくなったこと。僕はそんな「おとな」を嫌っていたんです。でも、そうやって嫌っていた存在に、きちんとなりつつある。それと同時に、自分はまだまだ「こども」なんだろうなと思うこともある。具体例を出すとなると、すぐには思いつきませんが……。役者という職業は、結局、現実逃避の延長線上にあると思っているんです。これしかできないという時点で、永遠に「こども」のままなのかもしれない。この感覚を失ってしまうと、ただのふざけた「おとな」になってしまうんです。映画に対する憧れ、純粋な気持ちを失うと、毎回毎回同じような芝居を繰り返し、それで満足するようになってしまう。それは全く“楽しくない”こと。表現というものには、きちんと向き合っていきたいんです。
木竜:わかりやすい点でいうと、頼る人の数が減ったのかなと思います。以前までは、幅広い関係性の中で甘えたり、頼ったりしていたと思うんです。でも、自分でしっかりと考えて、頼ってもいいと思える人を選択するようになりました。この変化が「おとな」になったのかなと思うんです。でも、誰かに頼ったり、甘えたりする自分を許容している部分は、まだまだ「こども」だなと思います。藤原さんが仰った「自分のことで悩まない」という点、私は「おとな」だなと感じました。私は、どうしても自分にベクトルが向きやすいタイプなので……。自分自身の「こども」の部分、そこもそうなのかなと思いました。
“自分”の範疇を超えていく――木竜麻生&藤原季節に訪れた、カメラの存在を完全に忘れた瞬間
――本作には、どのような経緯で参加することになったのでしょうか? 木竜さんは、加藤監督とは初タッグとなりました。
木竜:送られてきた脚本を読ませていただき、すぐにマネージャーさんと話したんです。「(脚本が)面白い。この作品はやろう」と。脚本は、最初から最後まで面白いと、純粋に感じましたし「2人(=優実と直哉)の事を見てみたい」と思いました。
――藤原さんは、加藤監督が演出した舞台「まゆをひそめて、僕を笑って」(2017)、「貴方なら生き残れるわ」(18)、「誰にも知られず死ぬ朝」(20)、「ぽに」(21)に出演されていますよね。
藤原:加藤さんとは付き合いが長いですね。「わたし達はおとな」に関しては、舞台の本番と重なっていて、元々出演することができなかったんです。「主人公は木竜さんに決まった」と加藤さんから報告を受けて「おめでとうございます。あとは相手役だけですね」と励ます立場だったんですが……参加するはずだった舞台が、コロナの影響で中止になったんです。それで加藤さんから声をかけていただき、すぐに脚本を読みました。
――どのように感じられましたか?
藤原:直哉を演じられるのは「僕しかいないな」と思いましたね(笑)。
一同:爆笑
藤原:脚本が本当に面白かった。「『面白い』。しかし、こんなことを言ってしまってもいいのだろうか」と感じる面白さがありましたね。二つ返事で出演が決まりました。
――では、クランクイン前に準備をしていたことはありますか?
藤原:加藤さんがリハーサルの機会を用意してくれて、何度も何度も繰り返していました。本作はラストに向かって、優実と積み上げていくものが必要になります。それには、役を演じる本人同士のコミュニケーションも大切です。なので、リハーサルの最中には、木竜さんと頻繁にコミュニケーションをとっていました。そういう時間は、加藤さんが用意してくれたんです。
木竜:今回の現場には、加藤監督と普段から仕事をしている方々が何人もいらっしゃったんです。リハーサルでは、共通言語を作る時間もとっていただけましたし、皆さんの作る“空気”に巻き込んでもらいながらセッションさせていただいた、という感じでした。
藤原:このリハーサルには、カメラも入っていたんです。まずは芝居の中で、僕たちが動きを作っていく。その後“カメラを何処に置けば、必要最低限のカットで、優実の表情の変化を撮れるのか”という点を、加藤さんたちが計算しながら探っていく。その一方で、僕らは芝居の精度を高める。スタッフと俳優のリハーサルが同時に行われているような感じだったんです。
――このリハーサルは、かなり重要な機会だったんですね。ちなみに、おふたりは初共演ですよね?
木竜:はい。でも、共通の友達がいるので、お互いの事を知ってはいたんです。
――“顔見知り”ではあったわけですね。では、今回の共演を通じて感じた「俳優・藤原季節」について教えていただけますか?
木竜:お芝居をすることに対して、何よりもまっすぐで強い。そんな印象を受けました。こんなにも芝居に対して夢中になれるのか……そんな風に感じてしまう方です。それは今回、実際に共演してみて強く思ったこと。「私も頑張らないと」「負けたくないな」という思いと、「でも、敵わないんだろうな」という考えが同時によぎってしまう俳優さんだと思っています。
――藤原さんは、いかがでしょうか?
藤原:木竜さんの出演作はほとんど見ています。ガラスのハートのように繊細なものを持ちながらも、それを突き抜ける“俳優としての強度”があるんです。同世代だと他に例がない。そうでなければ「菊とギロチン」のヒロインなんてできませんよ。
木竜:この事、いつも言ってくれるんですよ(笑)。
藤原:いやいや、誰にでもできる事じゃないから。“強度のある俳優”だということは、周知の事実だと思っています。
――では、加藤監督とのやりとりに話を転じましょう。木竜さんは、どのような対話を経て、優実の人物像を作り上げていきましたか?
木竜:リハーサルの最初から最後まで言われていたのは「今回は、どれだけ隠せるかが大切」ということです。心の中で思っている事、感情の動き、言いたい事、言えない事、言いたくはない事……これらをどれだけ隠せるのか。現場では、それらについて「出過ぎかな」「もう少しだけ出そう」と微調整を行ってもらったり、丁寧に強弱をつけていただいていました。もうひとつ言われていたのは「今回は暮らしを撮る。生活のある映画になる」ということ。この指針は、自分の中に持ち続けていたと思います。
――藤原さんは、前述の通り、加藤監督とは何度もご一緒されていますよね。加藤監督の魅力は、どのような点に表れていると思いますか?
藤原:“変化し続ける男”といえばいいんでしょうか……作品のカラーが、毎回異なる。そこがすごいですよね。でも、共通していることもあります。「善、悪」「好き、嫌い」「付き合う、付き合わない」「結婚する、結婚しない」という形では白黒がつけられない、“名前がつく前の曖昧な部分”を表現し続けているんだなと思っています。
――「映画の現場」だからこそ感じられた面白みはありましたか?
藤原:ワンカット・長回しを多用しているので、そういう意味では演劇に近いんです。演劇は“再現”をしないといけないので「感情をどこで出すか」という点は、稽古の時点で決まっていきます。「わたし達はおとな」のラストシーンは、ワンカット1発勝負をかけたところなんです。舞台上での“ライブ感”をそのまま生かした、たった1回のチャンス。俳優から何が出てくるのかは、誰もわからない。ここで感じた緊張感というのは、演劇の時よりも上だったかもしれません。どんなに良い芝居が撮れたとしても、例えば救急車の音が入ってしまったら、NGになってしまいますから。木竜さんの演技を見ているうちに「このワンカットで決まる。これは最後までいかないと、撮り直しがきかない」と感じたんです。だからこそ、ラストシーンは“目撃”してほしいんです。
――木竜さんの芝居を見て「ワンカットで決まる」と感じられた。それは、どのようなタイミングだったのでしょうか?
藤原:「わたし達はおとな」は、優実の物語なんです。優実が目的地まで運ばれるために、直哉と加藤さんという存在がいる。僕たちはラストシーンに勝負をかけていましたが、最後に戦うのは木竜さんひとり。最終的には、サポートできる部分が無くなっていくんです。カメラが回ってしまえば、任せるしかない。その時、木竜さんがしっかりと自分の足で立ち、優実になりきっている姿を見ました。それは木竜さんの範疇を超えているというか……。僕が演じている直哉も、僕の範疇から抜け出していく。次第に、優実と直哉の物語になる。木竜さんと僕はどこかに行ってしまった――そういう瞬間が、本番中にあったんです。
木竜:仰っていることが、とてもよくわかります。時間の感覚がない感じというか……。時間が止まっているわけでもなく、進んでいるわけでもないんです。
藤原:カメラの存在を、完全に忘れていますから。
木竜:そう、忘れていました! 映像を見返してみると、信じられない間(ま)ができていたり。でも、そんな間(ま)を作ろうという意識はなかったんです。初号試写を見た時に感じたのですが、自分の知らない声や顔がたくさんありました。(全編に)そういう自分がちらばっていて、少し変な感じだったんです。物語の後半になればなるほど、優実は直哉に思いの丈をぶつけていきます。藤原さんには、それを全部受け止めてもらいましたし、加藤組の皆さんの“芝居中の見守り方”も素晴らしかったんです。委ねることができた自分が、そこにいた――そう思えたのは、とても幸せな事でした。
藤原:芝居をする上では、全てが整っていた現場だったと思います。穏やかで、完璧でした。
――では、最後の質問とさせていただきます。「わたし達はおとな」というタイトルは“ヤングアダルトの時期”の象徴として付けられています。このタイトルは、改めて「おとな(=大人)」について考えるきっかけになりました。「おとなは『私はおとなだ』とは言わないのかもしれない」「『自分はおとなだ』と発言しなくなった頃から、本当の意味でおとなになるのではないか……?」等々。お二人にとって“おとなになる”とは、どういうことだと思いますか?
藤原:「おとな」と「こども」。自分の中には、その両方が存在しているんです。「おとな」の部分は、自分自身のことで悩まなくなったこと。僕はそんな「おとな」を嫌っていたんです。でも、そうやって嫌っていた存在に、きちんとなりつつある。それと同時に、自分はまだまだ「こども」なんだろうなと思うこともある。具体例を出すとなると、すぐには思いつきませんが……。役者という職業は、結局、現実逃避の延長線上にあると思っているんです。これしかできないという時点で、永遠に「こども」のままなのかもしれない。この感覚を失ってしまうと、ただのふざけた「おとな」になってしまうんです。映画に対する憧れ、純粋な気持ちを失うと、毎回毎回同じような芝居を繰り返し、それで満足するようになってしまう。それは全く“楽しくない”こと。表現というものには、きちんと向き合っていきたいんです。
木竜:わかりやすい点でいうと、頼る人の数が減ったのかなと思います。以前までは、幅広い関係性の中で甘えたり、頼ったりしていたと思うんです。でも、自分でしっかりと考えて、頼ってもいいと思える人を選択するようになりました。この変化が「おとな」になったのかなと思うんです。でも、誰かに頼ったり、甘えたりする自分を許容している部分は、まだまだ「こども」だなと思います。藤原さんが仰った「自分のことで悩まない」という点、私は「おとな」だなと感じました。私は、どうしても自分にベクトルが向きやすいタイプなので……。自分自身の「こども」の部分、そこもそうなのかなと思いました。
【热词创造第一人,丁雄军以“渴望美”定义茅台全景】本文由XN知酒原创 未经授权 不得转载文 | 知酒团队(ID:XNzhijiu) 值班编辑 | 小知文中部分图片来源于新华网6月16日下午2:30,贵州茅台召开2021年度股东大会,茅台集团党委书记、董事长丁雄军带领高层,与266位股东及股东代表、分析师、媒体代表参加本次会议。在营收破千亿后,茅台的各种动作愈发受到关注。“i茅台”上线、“茅台冰淇淋”入市、“茅台1935”等系列新品上市以及系列文化活动的举办,都是丁雄军履新茅台后的新招。实际上,与往年相比,此次股东大会也有着许多新变化。本次股东大会,i茅台可以说是处于绝对C位。笑容可掬的i茅台形象IP小茅首次与600519连在了一起,指引着股东大会的每个环节和细节。除此之外,本次股东大会取消了备受关注的股东购酒活动,改为发放冰淇淋体验券和i茅台形象IP小茅。这两份礼物,也能很好地代表丁雄军履新贵州茅台后创造的两大热点。一手加快渠道改革,一手面向年轻群体开展跨界,茅台今年的伴手礼将这两方面讲得很清楚。而议案数量也成为2021年度股东大会的最大亮点,茅台将审议15项议案,创下了16年来年度之最,仅次于2004年的19项和2005年的16项。有观察者指出,茅台2021年年度股东大会在16年后首次高密度提交15项议案,不仅体现出茅台在千亿新起点上继续高质量发展的目标追求,也彰显管理层与资本市场互信提升,兼顾各方诉求的务实态度。不过最受关注的,依然是承受着巨大行业期待的丁雄军,除了对2021年取得的成绩和问题的总结,他在现场也提出了新的构想。在2021年感恩、敬畏和奋斗三个词的基础上,丁雄军又以“美时代·美生活”为题,分享了茅台的关键词。2022年的茅台,又将怎么走?2021年度股东大会,或将给出答案。目标营收1259亿元,增速15%丁雄军介绍了茅台的生产经营管理情况。过去一年,茅台坚持以高质量发展统揽全局,聚焦目标任务,绘就了“五线”发展的时代画卷,迈上了高质强业的发展新路,实现了“十四五”良好开局。一是新蓝图催人奋进。以高质量发展统揽全局,制定“十四五”发展规划,确定“五线”发展道路,全面开展顶层设计,构建企业治理新体系,绘就了万人筑梦的“同心圆”,开启了高质强业的新篇章。二是新成果积厚成势。2021年,茅台坚守“质量是生命之魂”,树牢新时代五匠质量观,构建“365”质量管理体系,深挖茅台文化“九大系列”。三是新业绩令人瞩目。公司全年实现营业总收入1094.64亿元,同比增长11.71%;利润总额745.28亿元,同比增长12.59%;归属于母公司所有者的净利润524.60亿元,同比增长12.34%,各项指标均保持两位数增长,企业综合实力再上新台阶。通过多措并举,茅台市场营销稳中有进。有力确保了茅台酒市场和价格总体稳定,综合效益越来越优。全年完成茅台酒、酱香系列酒营业收入分别为935亿元、126亿元。丁雄军还提到,茅台正在用科技创新加速赋能。一方面,聚焦酿造、白酒风味与品质等重点领域,大力推进项目研发、专利培育、成果转化等工作。另一方面,加速推进“智慧茅台”,聚焦“135”目标规划,立项实施信息化基础项目。除了回顾2021年茅台取得的成绩和陈述改进方向,丁雄军也介绍了2022年茅台的重点工作安排。2022年,茅台将坚持稳字当头、稳中求进,紧扣集团公司“双翻番、双巩固、双打造”战略目标,持续走好“五线”发展道路,全力以赴抓好疫情防控、生产经营和改革发展各项工作,奋力推动茅台高质量发展。2022年,茅台有两大经营目标:一是营业总收入较上年度增长15%左右; 二是完成基本建设投资69.69亿元。在此基础上,茅台董事会还将全力以赴抓好以下重点工作:全力确保优质稳产。茅台深入践行“质量是生命之魂”理念,不断优化生产过程分析判断体系,狠抓生产工艺执行和过程管理;坚持科技增能,加强科研技术攻关,构建完善全产业链和全生命周期信息化平台,用现代科学技术加持茅台品质工程,为持续优质稳产提供强大技术支撑。坚持抓好市场营销。强化市场统筹力度,加快产品结构优化升级,精准做好产品投放,提升市场占有率。坚决整治假冒伪劣、囤货居奇等扰乱市场行为,维护市场秩序稳定。加快新型防伪技术落地应用,为茅台打假维权提供技术保障。不断丰富品牌内涵、增强品牌特性,推动消费体验升级,着力将茅台文化体验馆打造成为文化展示店、品牌形象店、品饮体验店和客户服务店,为消费者持续提供更高质量的服务。除此之外,茅台还将持续加强董事会自身建设、优化管理机制、有序推进项目建设、坚守安全环保红线、提升文化建设能级、强化人才队伍建设、持续强化责任担当。渴望美,茅台的关键词说实话,丁雄军身上有一种神奇的魔力,他特别擅长创造热点、热词,i茅台、茅台1935、冰淇淋等都是其杰作,而“五线发展理念”被视为战略构想。今天,他又创造了一个新的热词。在发表主题演讲时,丁雄军认为,中场应该有一种姿态,“渴望美”的姿态。“渴望美”,三个字合起来是茅台对美好发展、美好生活的憧憬表达;分开来讲,“渴”是一种态度,“望”是一种信心,“美”是一种生活。“渴”,是不断奋斗的态度。至于茅台本身,丁雄军认为“渴”是不断满足人们对美好生活的向往和追求,是世界一流企业的目标欲,现代化建设的发展欲,精益求精的品质欲,追求极致的文化欲,永葆绿色的生态欲。“望”,是不断增强的信心。茅台拥有“四个核心势能”,即独一无二的原产地保护、不可复制的微生物菌落群、传承千年的独特酿造工艺、长期贮存的优质基酒资源,以及清晰目标、科学规划和务实的举措。“美”,是不断追求的生活哲学。茅台追求和创造的美生活,至少有“五个方面”的具体内涵:一是美味生活。二是健康生活。三是智慧生活。四是格调生活。四是格调生活。茅台也希望与股东携手创造“美人之美、美美与共”的共美生活。丁雄军介绍,自去年提出“五线”发展道路以来,围绕“高质量发展、大踏步前进和现代化建设”,茅台用9个多月的时间,基本构建起茅台高质量发展的“四梁八柱”,“五线”也在不断丰富和发展,实现了“五个更、五个美”。具体而言,一是“蓝线”要更加美好,打造成为世界一流的上市企业,是股份公司的“十四五”目标,坚持“速度+质量”。二是“绿线”要更具美态。坚定不移走“生态优先、绿色发展”之路,呵护好、保护好茅台赖以生存和发展的生态环境。三是“白线”要更兴美业。我们围绕“改、创、建”,发挥改革的突破先导作用,提高创新在现代化建设全局中的核心地位,坚持以项目建设为发展蓄势蓄能,打出了一系列高质量发展“组合拳”。四是“紫线”要更富美韵。通过构建文化体系、开发文化产品、丰富文化活动、打造文化场景来不断增强文化影响力、凝聚力和感召力,赋能茅台高质量发展。五是“红线”要更讲美行。安全和环保是茅台高质量发展必须牢牢守住的底线和红线,确保企业行稳致远、茅台基业长青。
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