北陸・近畿周辺に大雪 短時間で急激に積雪が増えるおそれ
2022年1月14日 0時51分
上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北陸や近畿周辺に発達した雪雲が流れ込み、大雪になっています。このあとも、短時間で急激に積雪が増えるおそれがあり、気象庁は、車の立往生など、交通への影響に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと強い冬型の気圧配置と寒気の影響で北日本から西日本の広い範囲で雪が降り、新潟県や長野県、北陸周辺に発達した雪雲が流れ込んでいます。
富山県砺波市では13日午後10時までの3時間に20センチの雪が降り、気象庁は大規模な交通障害のおそれが高まっているとして「顕著な大雪に関する情報」を発表しました。
この時間、近畿や岐阜県にも発達した雪雲は流れ込んでいて午前0時までの3時間の降雪量は▽岐阜県白川村で16センチ、▽福井県大野市で12センチ、▽京都府南丹市美山で9センチなどとなっています。
一段と強い寒気の流入で積雪急増おそれ
北陸や新潟県、近畿では発達した雪雲が流れ込みやすい状況が続き短時間で積雪が増える見通しです。
14日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▽新潟県と群馬県で80センチ▽北陸で70センチ、▽近畿と長野県、岐阜県で60センチ、▽北海道と中国地方で50センチと予想されています。
ふだんあまり雪の降らない近畿や東海の平地でも積もるところがある見込みです。
北日本中心に車の運転が難しい猛吹雪のおそれ
また、北日本を中心に風の強い状態が続き、車の運転が難しくなるような猛吹雪となるおそれがあります。
14日予想される最大風速は▽北海道と北陸で23メートル、▽近畿と中国地方で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見通しです。
波も高く、近畿、北陸、中国地方では大しけが続く見込みです。
気象庁は猛吹雪や吹きだまり、積雪による車の立往生など、交通への影響のほか、高波への警戒を呼びかけるとともになだれや屋根からの落雪にも十分注意するよう呼びかけています。
夜間の大雪が予想されています。
停電に備えて▽スマートフォンや携帯ラジオなどの充電のほか▽電気を使わない暖房器具の確認なども重要です。
2022年1月14日 0時51分
上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北陸や近畿周辺に発達した雪雲が流れ込み、大雪になっています。このあとも、短時間で急激に積雪が増えるおそれがあり、気象庁は、車の立往生など、交通への影響に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと強い冬型の気圧配置と寒気の影響で北日本から西日本の広い範囲で雪が降り、新潟県や長野県、北陸周辺に発達した雪雲が流れ込んでいます。
富山県砺波市では13日午後10時までの3時間に20センチの雪が降り、気象庁は大規模な交通障害のおそれが高まっているとして「顕著な大雪に関する情報」を発表しました。
この時間、近畿や岐阜県にも発達した雪雲は流れ込んでいて午前0時までの3時間の降雪量は▽岐阜県白川村で16センチ、▽福井県大野市で12センチ、▽京都府南丹市美山で9センチなどとなっています。
一段と強い寒気の流入で積雪急増おそれ
北陸や新潟県、近畿では発達した雪雲が流れ込みやすい状況が続き短時間で積雪が増える見通しです。
14日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▽新潟県と群馬県で80センチ▽北陸で70センチ、▽近畿と長野県、岐阜県で60センチ、▽北海道と中国地方で50センチと予想されています。
ふだんあまり雪の降らない近畿や東海の平地でも積もるところがある見込みです。
北日本中心に車の運転が難しい猛吹雪のおそれ
また、北日本を中心に風の強い状態が続き、車の運転が難しくなるような猛吹雪となるおそれがあります。
14日予想される最大風速は▽北海道と北陸で23メートル、▽近畿と中国地方で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見通しです。
波も高く、近畿、北陸、中国地方では大しけが続く見込みです。
気象庁は猛吹雪や吹きだまり、積雪による車の立往生など、交通への影響のほか、高波への警戒を呼びかけるとともになだれや屋根からの落雪にも十分注意するよう呼びかけています。
夜間の大雪が予想されています。
停電に備えて▽スマートフォンや携帯ラジオなどの充電のほか▽電気を使わない暖房器具の確認なども重要です。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第4号
2022年01月11日17時11分 気象庁発表
急速に発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本と北陸地方では14日頃にかけて暴風雪や大しけ、大雪となる所があるでしょう。猛ふぶきや大雪による交通障害、高波に警戒してください。また、北海道地方では高潮に厳重に警戒してください。
[気圧配置など]
日本海北部と関東の東にある低気圧が、急速に発達しながら12日には北海道付近へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。強い冬型の気圧配置は14日頃にかけて続く見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では雪を伴い非常に強い風が吹いて、海は大しけとなる所があるでしょう。
12日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 25メートル(35メートル)
北陸地方 23メートル(35メートル)
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 20から24メートル(30から40メートル)
12日にかけて予想される波の高さは、
東北地方、北陸地方 8メートル
北海道地方 7メートル
13日に予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方
6メートル
の見込みです。
その後14日頃にかけて暴風雪や大しけが続く所があります。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
<大雪>
北日本や北陸地方を中心に大雪となる所があるでしょう。
12日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
東北地方 70センチ
北海道地方、北陸地方 60センチ
近畿地方 40センチ
その後、13日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
東北地方、北陸地方 40から60センチ
北海道地方、近畿地方 30から50センチ
の見込みです。
その後14日頃にかけて大雪が続くおそれがあります。
大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
<高潮>
低気圧の接近により、北海道地方では12日は潮位が高くなる所がある見込みです。
高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は12日5時頃に発表する予定です。
2022年01月11日17時11分 気象庁発表
急速に発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本と北陸地方では14日頃にかけて暴風雪や大しけ、大雪となる所があるでしょう。猛ふぶきや大雪による交通障害、高波に警戒してください。また、北海道地方では高潮に厳重に警戒してください。
[気圧配置など]
日本海北部と関東の東にある低気圧が、急速に発達しながら12日には北海道付近へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。強い冬型の気圧配置は14日頃にかけて続く見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
北日本と北陸地方では雪を伴い非常に強い風が吹いて、海は大しけとなる所があるでしょう。
12日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方、東北地方 25メートル(35メートル)
北陸地方 23メートル(35メートル)
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 20から24メートル(30から40メートル)
12日にかけて予想される波の高さは、
東北地方、北陸地方 8メートル
北海道地方 7メートル
13日に予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方
6メートル
の見込みです。
その後14日頃にかけて暴風雪や大しけが続く所があります。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
<大雪>
北日本や北陸地方を中心に大雪となる所があるでしょう。
12日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
東北地方 70センチ
北海道地方、北陸地方 60センチ
近畿地方 40センチ
その後、13日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
東北地方、北陸地方 40から60センチ
北海道地方、近畿地方 30から50センチ
の見込みです。
その後14日頃にかけて大雪が続くおそれがあります。
大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
<高潮>
低気圧の接近により、北海道地方では12日は潮位が高くなる所がある見込みです。
高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は12日5時頃に発表する予定です。
小笠原の地震 気象庁 “落石の危険も 今後の地震や雨に注意”
2022年1月4日 8時36分
東京・小笠原村で震度5強の揺れを観測した今回の地震について、気象庁の束田進也地震津波監視課長は午前8時10分から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので、今後の地震活動や雨の状況に十分注意してほしい。揺れの強かった地域では1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意してほしい。特に2~3日程度は規模の大きな地震が発生することがあり、注意が必要だ」と呼びかけました。
大雨警報などの基準引き下げ
4日発生した小笠原諸島の父島近海を震源とする地震で震度5強の揺れを観測した小笠原村について、気象庁は強い揺れで地盤が緩み雨による土砂災害の危険性がふだんより高くなっているとして、「大雨警報」と「大雨注意報」、それに東京都と共同で発表する「土砂災害警戒情報」の基準を通常の8割に引き下げました。
気象庁は、当分この基準で運用することにしていて、揺れが強かった地域では雨の降り方に十分注意し、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表された場合には早めの避難など安全の確保を心がけてほしいとしています。
気象庁「島しょ部は津波判断に時間」
気象庁は地震からおよそ3分を目標に津波警報や津波注意報などの情報を発表するとしていますが、今回の地震で「津波の心配はない」と発表したのは、地震が発生した午前6時8分から8分後、地震を検知した午前6時9分からは7分後の6時16分でした。
これについて気象庁の束田進也 地震津波監視課長は「津波警報を出すためには父島と母島だけのデータだけでは精度が悪く、伊豆諸島や本州まで主要な地震波が到達するのを確認する必要がある。なるべく早く情報が出せるよう努力してはいるが、今回のような島しょ部では地震の観測点が少ないため、どうしても発表に時間がかかることはある」と述べました。
そのうえで「島しょ部に限ったことではないが、海岸付近で強い揺れを感じたときには津波警報などを待つことなく、まずは避難行動を取るようにしてほしい」と話していました。
小池知事「あらゆる危険に対して対応していく」
東京都の小池知事は小笠原村の母島で震度5強の揺れを観測したことについて、4日午前9時ごろ都庁で記者団に対し「現在、大きな被害は観測されていないが、引き続き、地震が発生するおそれもあり、身の安全を第1に確保していただくようお願いする」と述べました。
そのうえで「新年早々、初日に災害対策の服で来ることになったが、ことし1年、あらゆる危険に対してしっかりと都庁は対応していく。都民の命と健康をお守りしたい」と述べ、危機管理に万全を尽くす考えを示しました。
小笠原村長「けが人確認されていない」
地震をうけて東京都は午前10時から危機管理対策会議を開き、幹部職員などが出席しました。はじめに気象庁の担当者が、揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているとして今後の地震や雨の状況に十分注意する必要があると呼びかけました。
また、オンラインで参加した小笠原村の渋谷正昭村長は、いまのところけが人などは確認されていないことや、村内の避難所に6、7人の住民が避難したことなどを報告しました。
そして、小池知事が引き続き関係機関と連携して情報収集にあたるとともに、今後の地震に注意して対応するよう指示しました。
2022年1月4日 8時36分
東京・小笠原村で震度5強の揺れを観測した今回の地震について、気象庁の束田進也地震津波監視課長は午前8時10分から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので、今後の地震活動や雨の状況に十分注意してほしい。揺れの強かった地域では1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意してほしい。特に2~3日程度は規模の大きな地震が発生することがあり、注意が必要だ」と呼びかけました。
大雨警報などの基準引き下げ
4日発生した小笠原諸島の父島近海を震源とする地震で震度5強の揺れを観測した小笠原村について、気象庁は強い揺れで地盤が緩み雨による土砂災害の危険性がふだんより高くなっているとして、「大雨警報」と「大雨注意報」、それに東京都と共同で発表する「土砂災害警戒情報」の基準を通常の8割に引き下げました。
気象庁は、当分この基準で運用することにしていて、揺れが強かった地域では雨の降り方に十分注意し、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表された場合には早めの避難など安全の確保を心がけてほしいとしています。
気象庁「島しょ部は津波判断に時間」
気象庁は地震からおよそ3分を目標に津波警報や津波注意報などの情報を発表するとしていますが、今回の地震で「津波の心配はない」と発表したのは、地震が発生した午前6時8分から8分後、地震を検知した午前6時9分からは7分後の6時16分でした。
これについて気象庁の束田進也 地震津波監視課長は「津波警報を出すためには父島と母島だけのデータだけでは精度が悪く、伊豆諸島や本州まで主要な地震波が到達するのを確認する必要がある。なるべく早く情報が出せるよう努力してはいるが、今回のような島しょ部では地震の観測点が少ないため、どうしても発表に時間がかかることはある」と述べました。
そのうえで「島しょ部に限ったことではないが、海岸付近で強い揺れを感じたときには津波警報などを待つことなく、まずは避難行動を取るようにしてほしい」と話していました。
小池知事「あらゆる危険に対して対応していく」
東京都の小池知事は小笠原村の母島で震度5強の揺れを観測したことについて、4日午前9時ごろ都庁で記者団に対し「現在、大きな被害は観測されていないが、引き続き、地震が発生するおそれもあり、身の安全を第1に確保していただくようお願いする」と述べました。
そのうえで「新年早々、初日に災害対策の服で来ることになったが、ことし1年、あらゆる危険に対してしっかりと都庁は対応していく。都民の命と健康をお守りしたい」と述べ、危機管理に万全を尽くす考えを示しました。
小笠原村長「けが人確認されていない」
地震をうけて東京都は午前10時から危機管理対策会議を開き、幹部職員などが出席しました。はじめに気象庁の担当者が、揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているとして今後の地震や雨の状況に十分注意する必要があると呼びかけました。
また、オンラインで参加した小笠原村の渋谷正昭村長は、いまのところけが人などは確認されていないことや、村内の避難所に6、7人の住民が避難したことなどを報告しました。
そして、小池知事が引き続き関係機関と連携して情報収集にあたるとともに、今後の地震に注意して対応するよう指示しました。
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