『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』放送決定!
7月21日(木)20時~『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』
『LOVE LOVE あいしてる』が5年ぶりに復活します。
KinKi Kids(堂本光一さん、堂本剛さん)と吉田拓郎さんという異色のタッグによる、伝説の音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(1996年10月~2001年3月/フジテレビ)が、特別番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(7月21日放送)として、5年ぶりに放送されます。
放送は、KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える、7月21日(木)20時~。
吉田拓郎 最後のテレビ出演はKinKi Kidsと
また、吉田さんは、この番組が最後のテレビ出演となり、番組も最終回を迎えることとなります。
吉田さんの“卒業式”には、篠原ともえさんや坂崎幸之助(THE ALFEE)さんら番組レギュラー陣に加えて、吉田さんが「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーした超豪華ゲストも集結。
さらに、今回のためにKinKi Kidsと吉田さん、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露します。
『LOVE LOVE あいしてる』の歴史
『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月~2001年3月まで、毎週土曜23時30分~にレギュラー番組として放送。
番組開始当初から、CDデビュー前で10代だったKinKi Kidsと、カリスマ的人気を誇るシンガーソングライター・吉田さんの異色の組み合わせが大きな話題に。
ゲストとの軽妙なトークや、番組オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」の生演奏にこだわったパフォーマンスが好評を得ました。
吉田さんが作曲を担当した番組テーマソング「全部だきしめて」を、KinKi KidsがカバーしたCDシングル「全部だきしめて/青の時代」(1998年)はミリオンセラーを記録。
番組は、ゴールデンプライム帯での不定期特番や、年末年始の大型特番として放送し、フジテレビを代表する番組となりました。
今回の放送は、KinKi KidsがCDデビュー20年目を迎えた、2017年7月21日(金)に放送した特番『LOVE LOVE あいしてる16年ぶりの復活SP』以来、5年ぶりのこと。
KinKi Kidsは、『LOVE LOVE~』初回放送(1996年10月19日)から、約9ヵ月後の1997年7月21日(月)に「硝子の少年」でCDデビュー。同時に発売した「A album」とともにミリオンセラーを記録しました。
今年、デビュー25周年を飾る第1弾シングルとして発売されたシングルCD「高純度romance」が、「硝子の少年」から44作連続1位、及び、26年連続1位を獲得(オリコン調べ)。
日本のチャートにおいてデビュー時から最も多く連続でNo.1を獲得しているシングル数、また日本のチャートにおいてシングル1位獲得最多連続年数を記録し、ギネス世界記録を自己更新しました(2022年4月18日、ギネスワールドレコーズジャパンより発表)。
吉田さんは、1970年6月1日(月)にシングル「イメージの詩」でデビュー。
シングル「結婚しようよ」「旅の宿」(ともに1972年)などヒット作を連発する中、国内初の単独全国ツアーを開催したり、ラジオ「吉田拓郎のオールナイトニッポン」で活躍したりと、若者たちを中心に不動の人気を獲得。
数多くのアーティストたちにも影響を与え、「吉田拓郎がいなければ、今のJ-POPはない」ともいえるカリスマ的存在です。
そんな吉田さんとの出会いは、KinKi Kidsにも大きな影響を与えました。今でこそ、作詞作曲をも手掛ける2人ですが、番組開始当初は、楽器を触ったこともありませんでした。
『LOVE LOVE~』内の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」で、吉田さんや坂崎さんからギターを教わったり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」では、作曲を光一さん、作詞を剛さんが担当。初めての曲作りに挑んだりする中で、音楽性を高めていきました。
番組終了後も続く、“共演者”を超えた深い関係
そして、番組終了後も、KinKi Kidsと吉田さんの交流は続きました。最近では、52年のアーティスト活動にピリオドをうつ吉田さんの集大成ともいえるラストアルバム「ah-面白かった」(6月29日発売)の題字を、光一さんが執筆し、剛さんが編曲とギター演奏で参加。
“共演者”を超えた深い関係を築いています。
今回の特番が実現したきっかけは、光一さんが吉田さんへ宛てたメッセージでした。
年始のあいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と、光一さんから返信がきたといいます。
吉田さんは、すぐに剛さん、篠原さんらとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打ち合わせしませんか?」と連絡。
かくして5年ぶりの復活、そして吉田さんがかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出したのです。
さらに、今回のために、KinKi Kidsと吉田さん、3人は初の合作曲の制作にも挑みました。
番組開始から26年の集大成を飾る『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』は、7月21日(木)20時より、フジテレビで放送されます。
公式HP:https://t.cn/A6a4ViJM
7月21日(木)20時~『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』
『LOVE LOVE あいしてる』が5年ぶりに復活します。
KinKi Kids(堂本光一さん、堂本剛さん)と吉田拓郎さんという異色のタッグによる、伝説の音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(1996年10月~2001年3月/フジテレビ)が、特別番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(7月21日放送)として、5年ぶりに放送されます。
放送は、KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える、7月21日(木)20時~。
吉田拓郎 最後のテレビ出演はKinKi Kidsと
また、吉田さんは、この番組が最後のテレビ出演となり、番組も最終回を迎えることとなります。
吉田さんの“卒業式”には、篠原ともえさんや坂崎幸之助(THE ALFEE)さんら番組レギュラー陣に加えて、吉田さんが「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーした超豪華ゲストも集結。
さらに、今回のためにKinKi Kidsと吉田さん、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露します。
『LOVE LOVE あいしてる』の歴史
『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月~2001年3月まで、毎週土曜23時30分~にレギュラー番組として放送。
番組開始当初から、CDデビュー前で10代だったKinKi Kidsと、カリスマ的人気を誇るシンガーソングライター・吉田さんの異色の組み合わせが大きな話題に。
ゲストとの軽妙なトークや、番組オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」の生演奏にこだわったパフォーマンスが好評を得ました。
吉田さんが作曲を担当した番組テーマソング「全部だきしめて」を、KinKi KidsがカバーしたCDシングル「全部だきしめて/青の時代」(1998年)はミリオンセラーを記録。
番組は、ゴールデンプライム帯での不定期特番や、年末年始の大型特番として放送し、フジテレビを代表する番組となりました。
今回の放送は、KinKi KidsがCDデビュー20年目を迎えた、2017年7月21日(金)に放送した特番『LOVE LOVE あいしてる16年ぶりの復活SP』以来、5年ぶりのこと。
KinKi Kidsは、『LOVE LOVE~』初回放送(1996年10月19日)から、約9ヵ月後の1997年7月21日(月)に「硝子の少年」でCDデビュー。同時に発売した「A album」とともにミリオンセラーを記録しました。
今年、デビュー25周年を飾る第1弾シングルとして発売されたシングルCD「高純度romance」が、「硝子の少年」から44作連続1位、及び、26年連続1位を獲得(オリコン調べ)。
日本のチャートにおいてデビュー時から最も多く連続でNo.1を獲得しているシングル数、また日本のチャートにおいてシングル1位獲得最多連続年数を記録し、ギネス世界記録を自己更新しました(2022年4月18日、ギネスワールドレコーズジャパンより発表)。
吉田さんは、1970年6月1日(月)にシングル「イメージの詩」でデビュー。
シングル「結婚しようよ」「旅の宿」(ともに1972年)などヒット作を連発する中、国内初の単独全国ツアーを開催したり、ラジオ「吉田拓郎のオールナイトニッポン」で活躍したりと、若者たちを中心に不動の人気を獲得。
数多くのアーティストたちにも影響を与え、「吉田拓郎がいなければ、今のJ-POPはない」ともいえるカリスマ的存在です。
そんな吉田さんとの出会いは、KinKi Kidsにも大きな影響を与えました。今でこそ、作詞作曲をも手掛ける2人ですが、番組開始当初は、楽器を触ったこともありませんでした。
『LOVE LOVE~』内の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」で、吉田さんや坂崎さんからギターを教わったり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」では、作曲を光一さん、作詞を剛さんが担当。初めての曲作りに挑んだりする中で、音楽性を高めていきました。
番組終了後も続く、“共演者”を超えた深い関係
そして、番組終了後も、KinKi Kidsと吉田さんの交流は続きました。最近では、52年のアーティスト活動にピリオドをうつ吉田さんの集大成ともいえるラストアルバム「ah-面白かった」(6月29日発売)の題字を、光一さんが執筆し、剛さんが編曲とギター演奏で参加。
“共演者”を超えた深い関係を築いています。
今回の特番が実現したきっかけは、光一さんが吉田さんへ宛てたメッセージでした。
年始のあいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と、光一さんから返信がきたといいます。
吉田さんは、すぐに剛さん、篠原さんらとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打ち合わせしませんか?」と連絡。
かくして5年ぶりの復活、そして吉田さんがかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出したのです。
さらに、今回のために、KinKi Kidsと吉田さん、3人は初の合作曲の制作にも挑みました。
番組開始から26年の集大成を飾る『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』は、7月21日(木)20時より、フジテレビで放送されます。
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バラエティ
『LOVE LOVE あいしてる』が5年ぶりに復活します。
KinKi Kids(堂本光一さん、堂本剛さん)と吉田拓郎さんという異色のタッグによる、伝説の音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(1996年10月~2001年3月/フジテレビ)が、特別番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(7月21日放送)として、5年ぶりに放送されます。
放送は、KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える、7月21日(木)20時~。
吉田拓郎 最後のテレビ出演はKinKi Kidsと
また、吉田さんは、この番組が最後のテレビ出演となり、番組も最終回を迎えることとなります。
吉田さんの“卒業式”には、篠原ともえさんや坂崎幸之助(THE ALFEE)さんら番組レギュラー陣に加えて、吉田さんが「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーした超豪華ゲストも集結。
さらに、今回のためにKinKi Kidsと吉田さん、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露します。
『LOVE LOVE あいしてる』の歴史
『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月~2001年3月まで、毎週土曜23時30分~にレギュラー番組として放送。
番組開始当初から、CDデビュー前で10代だったKinKi Kidsと、カリスマ的人気を誇るシンガーソングライター・吉田さんの異色の組み合わせが大きな話題に。
ゲストとの軽妙なトークや、番組オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」の生演奏にこだわったパフォーマンスが好評を得ました。
吉田さんが作曲を担当した番組テーマソング「全部だきしめて」を、KinKi KidsがカバーしたCDシングル「全部だきしめて/青の時代」(1998年)はミリオンセラーを記録。
番組は、ゴールデンプライム帯での不定期特番や、年末年始の大型特番として放送し、フジテレビを代表する番組となりました。
今回の放送は、KinKi KidsがCDデビュー20年目を迎えた、2017年7月21日(金)に放送した特番『LOVE LOVE あいしてる16年ぶりの復活SP』以来、5年ぶりのこと。
KinKi Kidsは、『LOVE LOVE~』初回放送(1996年10月19日)から、約9ヵ月後の1997年7月21日(月)に「硝子の少年」でCDデビュー。同時に発売した「A album」とともにミリオンセラーを記録しました。
今年、デビュー25周年を飾る第1弾シングルとして発売されたシングルCD「高純度romance」が、「硝子の少年」から44作連続1位、及び、26年連続1位を獲得(オリコン調べ)。
日本のチャートにおいてデビュー時から最も多く連続でNo.1を獲得しているシングル数、また日本のチャートにおいてシングル1位獲得最多連続年数を記録し、ギネス世界記録を自己更新しました(2022年4月18日、ギネスワールドレコーズジャパンより発表)。
吉田さんは、1970年6月1日(月)にシングル「イメージの詩」でデビュー。
シングル「結婚しようよ」「旅の宿」(ともに1972年)などヒット作を連発する中、国内初の単独全国ツアーを開催したり、ラジオ「吉田拓郎のオールナイトニッポン」で活躍したりと、若者たちを中心に不動の人気を獲得。
数多くのアーティストたちにも影響を与え、「吉田拓郎がいなければ、今のJ-POPはない」ともいえるカリスマ的存在です。
そんな吉田さんとの出会いは、KinKi Kidsにも大きな影響を与えました。今でこそ、作詞作曲をも手掛ける2人ですが、番組開始当初は、楽器を触ったこともありませんでした。
『LOVE LOVE~』内の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」で、吉田さんや坂崎さんからギターを教わったり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」では、作曲を光一さん、作詞を剛さんが担当。初めての曲作りに挑んだりする中で、音楽性を高めていきました。
番組終了後も続く、“共演者”を超えた深い関係
そして、番組終了後も、KinKi Kidsと吉田さんの交流は続きました。最近では、52年のアーティスト活動にピリオドをうつ吉田さんの集大成ともいえるラストアルバム「ah-面白かった」(6月29日発売)の題字を、光一さんが執筆し、剛さんが編曲とギター演奏で参加。
“共演者”を超えた深い関係を築いています。
今回の特番が実現したきっかけは、光一さんが吉田さんへ宛てたメッセージでした。
年始のあいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と、光一さんから返信がきたといいます。
吉田さんは、すぐに剛さん、篠原さんらとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打ち合わせしませんか?」と連絡。
かくして5年ぶりの復活、そして吉田さんがかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出したのです。
さらに、今回のために、KinKi Kidsと吉田さん、3人は初の合作曲の制作にも挑みました。
番組開始から26年の集大成を飾る『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』は、7月21日(木)20時より、フジテレビで放送されます。
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7月21日(木)20時~『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』
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バラエティ
『LOVE LOVE あいしてる』が5年ぶりに復活します。
KinKi Kids(堂本光一さん、堂本剛さん)と吉田拓郎さんという異色のタッグによる、伝説の音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』(1996年10月~2001年3月/フジテレビ)が、特別番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(7月21日放送)として、5年ぶりに放送されます。
放送は、KinKi KidsがCDデビュー25年目を迎える、7月21日(木)20時~。
吉田拓郎 最後のテレビ出演はKinKi Kidsと
また、吉田さんは、この番組が最後のテレビ出演となり、番組も最終回を迎えることとなります。
吉田さんの“卒業式”には、篠原ともえさんや坂崎幸之助(THE ALFEE)さんら番組レギュラー陣に加えて、吉田さんが「最後のテレビ出演に会いたい」とオファーした超豪華ゲストも集結。
さらに、今回のためにKinKi Kidsと吉田さん、3人が初の合作に挑んだ楽曲「Sayonara あいしてる」を披露します。
『LOVE LOVE あいしてる』の歴史
『LOVE LOVE あいしてる』は、1996年10月~2001年3月まで、毎週土曜23時30分~にレギュラー番組として放送。
番組開始当初から、CDデビュー前で10代だったKinKi Kidsと、カリスマ的人気を誇るシンガーソングライター・吉田さんの異色の組み合わせが大きな話題に。
ゲストとの軽妙なトークや、番組オリジナルバンド「LOVE LOVE ALL STARS」の生演奏にこだわったパフォーマンスが好評を得ました。
吉田さんが作曲を担当した番組テーマソング「全部だきしめて」を、KinKi KidsがカバーしたCDシングル「全部だきしめて/青の時代」(1998年)はミリオンセラーを記録。
番組は、ゴールデンプライム帯での不定期特番や、年末年始の大型特番として放送し、フジテレビを代表する番組となりました。
今回の放送は、KinKi KidsがCDデビュー20年目を迎えた、2017年7月21日(金)に放送した特番『LOVE LOVE あいしてる16年ぶりの復活SP』以来、5年ぶりのこと。
KinKi Kidsは、『LOVE LOVE~』初回放送(1996年10月19日)から、約9ヵ月後の1997年7月21日(月)に「硝子の少年」でCDデビュー。同時に発売した「A album」とともにミリオンセラーを記録しました。
今年、デビュー25周年を飾る第1弾シングルとして発売されたシングルCD「高純度romance」が、「硝子の少年」から44作連続1位、及び、26年連続1位を獲得(オリコン調べ)。
日本のチャートにおいてデビュー時から最も多く連続でNo.1を獲得しているシングル数、また日本のチャートにおいてシングル1位獲得最多連続年数を記録し、ギネス世界記録を自己更新しました(2022年4月18日、ギネスワールドレコーズジャパンより発表)。
吉田さんは、1970年6月1日(月)にシングル「イメージの詩」でデビュー。
シングル「結婚しようよ」「旅の宿」(ともに1972年)などヒット作を連発する中、国内初の単独全国ツアーを開催したり、ラジオ「吉田拓郎のオールナイトニッポン」で活躍したりと、若者たちを中心に不動の人気を獲得。
数多くのアーティストたちにも影響を与え、「吉田拓郎がいなければ、今のJ-POPはない」ともいえるカリスマ的存在です。
そんな吉田さんとの出会いは、KinKi Kidsにも大きな影響を与えました。今でこそ、作詞作曲をも手掛ける2人ですが、番組開始当初は、楽器を触ったこともありませんでした。
『LOVE LOVE~』内の人気企画「TAK★KINのカムカムGUITAR KIDS」で、吉田さんや坂崎さんからギターを教わったり、番組のオープニング曲「好きになってく 愛してく」では、作曲を光一さん、作詞を剛さんが担当。初めての曲作りに挑んだりする中で、音楽性を高めていきました。
番組終了後も続く、“共演者”を超えた深い関係
そして、番組終了後も、KinKi Kidsと吉田さんの交流は続きました。最近では、52年のアーティスト活動にピリオドをうつ吉田さんの集大成ともいえるラストアルバム「ah-面白かった」(6月29日発売)の題字を、光一さんが執筆し、剛さんが編曲とギター演奏で参加。
“共演者”を超えた深い関係を築いています。
今回の特番が実現したきっかけは、光一さんが吉田さんへ宛てたメッセージでした。
年始のあいさつをメールでやりとりしていると、「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と、光一さんから返信がきたといいます。
吉田さんは、すぐに剛さん、篠原さんらとも話をして、番組プロデューサーに「みんなやる気満々。打ち合わせしませんか?」と連絡。
かくして5年ぶりの復活、そして吉田さんがかねてより決意していた最後のテレビ出演に向けて動き出したのです。
さらに、今回のために、KinKi Kidsと吉田さん、3人は初の合作曲の制作にも挑みました。
番組開始から26年の集大成を飾る『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』は、7月21日(木)20時より、フジテレビで放送されます。
公式HP:https://t.cn/A6a4ViJM
【わたし達はおとな】web MAGAZINE
装苑
木竜麻生×藤原季節 対談、
映画『わたし達はおとな』のバックステージ(2)
――その信頼関係は、優実と直哉が幸せなときの空気感や、何気ない会話の間(ま)に感じました。セリフというよりは現実の会話のような、これはどこまでが台本に書いてあることなのかなと思ってしまうようなやりとりで。演じ手としてはいかがでしたか?
藤原:僕は楽でしかなかったです。それはなんでかというとーーこういう話は今だからできるのですが、相手を想う「好き」っていう気持ちの総量が、優実と直哉ではちょっと違うから。僕(直哉)は、ひょっとしたら優実と話しながら違うことを考えているかもしれない、その要素が多かったんですよね。元カノの存在も、自分がやっている演劇活動のこともありましたし。だから多分、真剣に会話していないんですよ。そういう意味での楽さもあったんです。
直哉は逃げ道が自分の中にいっぱいあるような人間で、そういう人って、ちょっと何考えてるか分からない。それが優実にとっては追いかけてしまうところだったのかもしれないですよね。だから僕はやっぱり、木竜さんとは違っていたんですよね。
木竜:「隠すこと」っていうのを最初に言われた上でセリフを読むと、優実は人格を言葉に委ねていないんです。言葉を信頼しきって書かれているセリフではないから、言っていること=内容に感情があるのではなく、言っている人の中に感情がある。それって本当は俳優として、どの作品でもどの現場でも、きっと真摯に向かい合わなければいけないことなんですけど、特に加藤さんは台本でも現場でもそこを追求していて甘えは許されないので、大変は大変でしたが、幸せでした。
ちょっとの緩みもそうですし、内面に抱えているものの量が減っていることも増えすぎていることもちゃんと指摘して、導いてくださるので。
藤原:なるほどね。
木竜:終わってから改めて感じたことだけどね。
藤原:僕と木竜さんに対しての演出が全然違うんだね、今思うと。
木竜:違うのかもしれない。私は、普段加藤さんが(藤原さんと)一緒にやっているからか、藤原さんに対しての言い方が強いなって思ってた。
藤原:わ、全く思わなかった!
木竜:うん、全然思ってなかったよね。現場でも、むしろ木竜さんに対して当たりが強いなと思ってたって言ってた。
つまりそれって、役者がどういう人で今どういう役でどのシーンを撮っていて、それがどんな役割を持ち、なにを次のシーンにバトンパスしなければいけないか、最低限そこに何がなければいけないかをきちんと考えて、加藤さんが演出も流れもつくって下さっていたということですよね。こうやって話しながらそれに気がつくことができて、今、とても有意義です(笑)。ありがとうございます。
――こちらの方こそ、貴重なお話をありがとうございます!藤原さんは加藤さんとこれまでたくさんタッグを組まれていますが、演出方法は作品によって変わりますか?
藤原:変わらないですね。必要以上に情感を残したり、人に対して近づきすぎると指摘されることが多いと思います。
例えば、誰かを励ます場面で肩に手を添えたりしたら、ぱって来て「それいらん」とだけ言われるみたいな。それがちょっと強く見えたのかもしれないですね。僕らの間に説明はいらないんです。「それいらん」って言われたら、相手に対して近づきすぎたんだなっていうのが、説明無しでも分かるから。(加藤さんは)人と人との距離をめっちゃ大事にする人ですし、僕もそう言われたら「近づきすぎたか、オッケー」という感じ。僕らは、交わす言葉がすごく少ないかもしれないです。
――『装苑』7月号で監督・脚本の加藤さんにお話を伺った際、演出上「俳優の生理と役の生理に無理が生じないことを目指しています」とおっしゃっていたのですが、それは具体的に現場でどんな演出となり、お二人にどう作用するのか気になりました。
木竜:リハーサルの最初に言われて心に残っていたのは、「今回、特に優実は、どれだけ隠すかです」という言葉でした。なので、思っていても言えなかったり、言いたくないことがあったり・・・そういうものを”どれだけ隠すか”は、すごく意識していました。加藤さんは、本当によく俳優を見てくれているので、撮影中も「出すぎている」や「もうほんの少しだけ出して」などと声をかけてくださり、細かい微妙なニュアンスを調整していく丁寧な作業ができます。
あともう一つ、「しぐさの手数を増やして」と言われたこともよく覚えています。他の現場ではあまり良しとされないと思いますし、やってと言われることもないでしょうけど、「本当に些細なしぐさで良くて、さらにそのしぐさをやろうとはしなくていいけど、しぐさを増やせる時に増やすのは構わないからどんどんやって」と。すごく難しかったのですが、今回の加藤さんの作品だから体感できた難しさだったような気がしますね。
――それは話しながらどう動くかや、ふとした時に何をしているかなどのバリエーションを増やすということですよね。
木竜:はい。「(そういうしぐさが)何かある?」と言われて、「しぐさですか?」って考えるような動きをしたら「それだよ」と。そこで、ああ〜!って分かりました。それこそ生理だと思うんですけど、やろうとするのではなく全部が”通る”ようにしたいと思いましたし、その難しさは感じていました。
藤原:いま聞いていて思い出したのですが、最初のリハーサルの時は、自分がやっているしぐさを、まず意識化するんです。それを重ねて本番に入ると、カメラが回っていても自分の生理に沿った動きが自然と出てくる状態になる。本番には「何もしない」ということができる、整った状態を用意してくれるんですよね。だから、僕はいつも加藤さんの時は楽なんです、演じていて。木竜さんは多分苦しかったと思うのですが、僕は、木竜さんが苦しいところに運ばれていく姿を見ているだけでよかったということもあって・・・(笑)。
木竜:いや、そんなことはない(笑)。今日のインタビューの前も、藤原さんは「俺は何も言うことが無い」ってずーっと言うんだけど、そんなことは全くないんです。現場では藤原さんがちゃんと全部受け止めてくれるので、本当に安心していました。
もともと藤原さんとは友人で、出演されている作品も観ていましたし、良い俳優さんだなぁってずっと思っていましたけど、初めて今回ご一緒して、現場でその大きさを感じました。私のほうこそ、ああもう全部任せよう!って。だから分からないことも不安なこともたくさん相談しましたし、お芝居で何かをする時にも、すごく委ねて現場にいることができました。それは藤原さんがいて、加藤さんがちゃんと見ていてくれるという安心感があったから。
――その信頼関係は、優実と直哉が幸せなときの空気感や、何気ない会話の間(ま)に感じました。セリフというよりは現実の会話のような、これはどこまでが台本に書いてあることなのかなと思ってしまうようなやりとりで。演じ手としてはいかがでしたか?
藤原:僕は楽でしかなかったです。それはなんでかというとーーこういう話は今だからできるのですが、相手を想う「好き」っていう気持ちの総量が、優実と直哉ではちょっと違うから。僕(直哉)は、ひょっとしたら優実と話しながら違うことを考えているかもしれない、その要素が多かったんですよね。元カノの存在も、自分がやっている演劇活動のこともありましたし。だから多分、真剣に会話していないんですよ。そういう意味での楽さもあったんです。
直哉は逃げ道が自分の中にいっぱいあるような人間で、そういう人って、ちょっと何考えてるか分からない。それが優実にとっては追いかけてしまうところだったのかもしれないですよね。だから僕はやっぱり、木竜さんとは違っていたんですよね。
木竜:「隠すこと」っていうのを最初に言われた上でセリフを読むと、優実は人格を言葉に委ねていないんです。言葉を信頼しきって書かれているセリフではないから、言っていること=内容に感情があるのではなく、言っている人の中に感情がある。それって本当は俳優として、どの作品でもどの現場でも、きっと真摯に向かい合わなければいけないことなんですけど、特に加藤さんは台本でも現場でもそこを追求していて甘えは許されないので、大変は大変でしたが、幸せでした。
ちょっとの緩みもそうですし、内面に抱えているものの量が減っていることも増えすぎていることもちゃんと指摘して、導いてくださるので。
藤原:なるほどね。
木竜:終わってから改めて感じたことだけどね。
藤原:僕と木竜さんに対しての演出が全然違うんだね、今思うと。
木竜:違うのかもしれない。私は、普段加藤さんが(藤原さんと)一緒にやっているからか、藤原さんに対しての言い方が強いなって思ってた。
藤原:わ、全く思わなかった!
木竜:うん、全然思ってなかったよね。現場でも、むしろ木竜さんに対して当たりが強いなと思ってたって言ってた。
つまりそれって、役者がどういう人で今どういう役でどのシーンを撮っていて、それがどんな役割を持ち、なにを次のシーンにバトンパスしなければいけないか、最低限そこに何がなければいけないかをきちんと考えて、加藤さんが演出も流れもつくって下さっていたということですよね。こうやって話しながらそれに気がつくことができて、今、とても有意義です(笑)。ありがとうございます。
装苑
木竜麻生×藤原季節 対談、
映画『わたし達はおとな』のバックステージ(2)
――その信頼関係は、優実と直哉が幸せなときの空気感や、何気ない会話の間(ま)に感じました。セリフというよりは現実の会話のような、これはどこまでが台本に書いてあることなのかなと思ってしまうようなやりとりで。演じ手としてはいかがでしたか?
藤原:僕は楽でしかなかったです。それはなんでかというとーーこういう話は今だからできるのですが、相手を想う「好き」っていう気持ちの総量が、優実と直哉ではちょっと違うから。僕(直哉)は、ひょっとしたら優実と話しながら違うことを考えているかもしれない、その要素が多かったんですよね。元カノの存在も、自分がやっている演劇活動のこともありましたし。だから多分、真剣に会話していないんですよ。そういう意味での楽さもあったんです。
直哉は逃げ道が自分の中にいっぱいあるような人間で、そういう人って、ちょっと何考えてるか分からない。それが優実にとっては追いかけてしまうところだったのかもしれないですよね。だから僕はやっぱり、木竜さんとは違っていたんですよね。
木竜:「隠すこと」っていうのを最初に言われた上でセリフを読むと、優実は人格を言葉に委ねていないんです。言葉を信頼しきって書かれているセリフではないから、言っていること=内容に感情があるのではなく、言っている人の中に感情がある。それって本当は俳優として、どの作品でもどの現場でも、きっと真摯に向かい合わなければいけないことなんですけど、特に加藤さんは台本でも現場でもそこを追求していて甘えは許されないので、大変は大変でしたが、幸せでした。
ちょっとの緩みもそうですし、内面に抱えているものの量が減っていることも増えすぎていることもちゃんと指摘して、導いてくださるので。
藤原:なるほどね。
木竜:終わってから改めて感じたことだけどね。
藤原:僕と木竜さんに対しての演出が全然違うんだね、今思うと。
木竜:違うのかもしれない。私は、普段加藤さんが(藤原さんと)一緒にやっているからか、藤原さんに対しての言い方が強いなって思ってた。
藤原:わ、全く思わなかった!
木竜:うん、全然思ってなかったよね。現場でも、むしろ木竜さんに対して当たりが強いなと思ってたって言ってた。
つまりそれって、役者がどういう人で今どういう役でどのシーンを撮っていて、それがどんな役割を持ち、なにを次のシーンにバトンパスしなければいけないか、最低限そこに何がなければいけないかをきちんと考えて、加藤さんが演出も流れもつくって下さっていたということですよね。こうやって話しながらそれに気がつくことができて、今、とても有意義です(笑)。ありがとうございます。
――こちらの方こそ、貴重なお話をありがとうございます!藤原さんは加藤さんとこれまでたくさんタッグを組まれていますが、演出方法は作品によって変わりますか?
藤原:変わらないですね。必要以上に情感を残したり、人に対して近づきすぎると指摘されることが多いと思います。
例えば、誰かを励ます場面で肩に手を添えたりしたら、ぱって来て「それいらん」とだけ言われるみたいな。それがちょっと強く見えたのかもしれないですね。僕らの間に説明はいらないんです。「それいらん」って言われたら、相手に対して近づきすぎたんだなっていうのが、説明無しでも分かるから。(加藤さんは)人と人との距離をめっちゃ大事にする人ですし、僕もそう言われたら「近づきすぎたか、オッケー」という感じ。僕らは、交わす言葉がすごく少ないかもしれないです。
――『装苑』7月号で監督・脚本の加藤さんにお話を伺った際、演出上「俳優の生理と役の生理に無理が生じないことを目指しています」とおっしゃっていたのですが、それは具体的に現場でどんな演出となり、お二人にどう作用するのか気になりました。
木竜:リハーサルの最初に言われて心に残っていたのは、「今回、特に優実は、どれだけ隠すかです」という言葉でした。なので、思っていても言えなかったり、言いたくないことがあったり・・・そういうものを”どれだけ隠すか”は、すごく意識していました。加藤さんは、本当によく俳優を見てくれているので、撮影中も「出すぎている」や「もうほんの少しだけ出して」などと声をかけてくださり、細かい微妙なニュアンスを調整していく丁寧な作業ができます。
あともう一つ、「しぐさの手数を増やして」と言われたこともよく覚えています。他の現場ではあまり良しとされないと思いますし、やってと言われることもないでしょうけど、「本当に些細なしぐさで良くて、さらにそのしぐさをやろうとはしなくていいけど、しぐさを増やせる時に増やすのは構わないからどんどんやって」と。すごく難しかったのですが、今回の加藤さんの作品だから体感できた難しさだったような気がしますね。
――それは話しながらどう動くかや、ふとした時に何をしているかなどのバリエーションを増やすということですよね。
木竜:はい。「(そういうしぐさが)何かある?」と言われて、「しぐさですか?」って考えるような動きをしたら「それだよ」と。そこで、ああ〜!って分かりました。それこそ生理だと思うんですけど、やろうとするのではなく全部が”通る”ようにしたいと思いましたし、その難しさは感じていました。
藤原:いま聞いていて思い出したのですが、最初のリハーサルの時は、自分がやっているしぐさを、まず意識化するんです。それを重ねて本番に入ると、カメラが回っていても自分の生理に沿った動きが自然と出てくる状態になる。本番には「何もしない」ということができる、整った状態を用意してくれるんですよね。だから、僕はいつも加藤さんの時は楽なんです、演じていて。木竜さんは多分苦しかったと思うのですが、僕は、木竜さんが苦しいところに運ばれていく姿を見ているだけでよかったということもあって・・・(笑)。
木竜:いや、そんなことはない(笑)。今日のインタビューの前も、藤原さんは「俺は何も言うことが無い」ってずーっと言うんだけど、そんなことは全くないんです。現場では藤原さんがちゃんと全部受け止めてくれるので、本当に安心していました。
もともと藤原さんとは友人で、出演されている作品も観ていましたし、良い俳優さんだなぁってずっと思っていましたけど、初めて今回ご一緒して、現場でその大きさを感じました。私のほうこそ、ああもう全部任せよう!って。だから分からないことも不安なこともたくさん相談しましたし、お芝居で何かをする時にも、すごく委ねて現場にいることができました。それは藤原さんがいて、加藤さんがちゃんと見ていてくれるという安心感があったから。
――その信頼関係は、優実と直哉が幸せなときの空気感や、何気ない会話の間(ま)に感じました。セリフというよりは現実の会話のような、これはどこまでが台本に書いてあることなのかなと思ってしまうようなやりとりで。演じ手としてはいかがでしたか?
藤原:僕は楽でしかなかったです。それはなんでかというとーーこういう話は今だからできるのですが、相手を想う「好き」っていう気持ちの総量が、優実と直哉ではちょっと違うから。僕(直哉)は、ひょっとしたら優実と話しながら違うことを考えているかもしれない、その要素が多かったんですよね。元カノの存在も、自分がやっている演劇活動のこともありましたし。だから多分、真剣に会話していないんですよ。そういう意味での楽さもあったんです。
直哉は逃げ道が自分の中にいっぱいあるような人間で、そういう人って、ちょっと何考えてるか分からない。それが優実にとっては追いかけてしまうところだったのかもしれないですよね。だから僕はやっぱり、木竜さんとは違っていたんですよね。
木竜:「隠すこと」っていうのを最初に言われた上でセリフを読むと、優実は人格を言葉に委ねていないんです。言葉を信頼しきって書かれているセリフではないから、言っていること=内容に感情があるのではなく、言っている人の中に感情がある。それって本当は俳優として、どの作品でもどの現場でも、きっと真摯に向かい合わなければいけないことなんですけど、特に加藤さんは台本でも現場でもそこを追求していて甘えは許されないので、大変は大変でしたが、幸せでした。
ちょっとの緩みもそうですし、内面に抱えているものの量が減っていることも増えすぎていることもちゃんと指摘して、導いてくださるので。
藤原:なるほどね。
木竜:終わってから改めて感じたことだけどね。
藤原:僕と木竜さんに対しての演出が全然違うんだね、今思うと。
木竜:違うのかもしれない。私は、普段加藤さんが(藤原さんと)一緒にやっているからか、藤原さんに対しての言い方が強いなって思ってた。
藤原:わ、全く思わなかった!
木竜:うん、全然思ってなかったよね。現場でも、むしろ木竜さんに対して当たりが強いなと思ってたって言ってた。
つまりそれって、役者がどういう人で今どういう役でどのシーンを撮っていて、それがどんな役割を持ち、なにを次のシーンにバトンパスしなければいけないか、最低限そこに何がなければいけないかをきちんと考えて、加藤さんが演出も流れもつくって下さっていたということですよね。こうやって話しながらそれに気がつくことができて、今、とても有意義です(笑)。ありがとうございます。
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