#CRI日语新闻# 【宇宙ごみへの喧伝は概念のすり替え=外交部】外交部の趙立堅報道官は29日の定例記者会見で、「宇宙は法外の地ではない。各国はいずれも国際法に基づいて宇宙空間の秩序を守り、宇宙飛行士の命の安全と宇宙施設の安全かつ安定した運行を守るために責任ある態度を取るべきだ」と述べました。https://t.cn/A6JvcGdT
1890年11月27日 ,日本小説家、翻译家、儿童文学家豊島 与志雄(とよしま よしお)出生.
作者の住む世界
豊島与志雄
或る雑誌記者がこんなことを云った――「新進作家に少し書いて貰おうと思って、さて誰に頼んだらよいかと考えてみると、結局誰にしても同じだという気がして、考えるのも厄介になってくる。そう思うと、実に退屈でたまらない。」
この退屈だということは、多くの人の実感であるらしい。
なぜ退屈だかを、もっとよく考えてみると、大抵の作家がみな同じような世界に住んでるからだと思う。
作者の住む世界というのは、作品に現われた材料が所在する、その外部の世界を指すのではない。材料はどんなものでもよい。その材料に対する、作者の感じ方見方腹の据え方など、そんなものをひっくるめた世界、即ち、作者の人としての知情意の内部世界を指すのである。
同じ材料を取扱っても、出来上った作品が作者によって異って、全く別種の感銘を読者に与えるのは、作者の住む世界が異るからである。
そして、新しい文芸は、新らしい世界に住む作者から生れてくる。
明治末年から大正五六年までにかけて、日本の文壇が少しも退屈ではなく、いつも溌剌としていたのは、自然主義的世界に住む作家連の間に、それとは別な世界に住む作家達が頭をもたげてきたからであった。どの国の文壇をみても、文学の主流の変遷は、必ず新しい世界に住む作家連によって齎らされている。
現在の日本の文壇が退屈でなくなり、新たな気運に進展してゆくのには、新しい世界に住む作家が出て来なければいけない。いくら新進作家が出て来ても、いくら既成作家が円熟していっても、彼等の住む世界が変らない限りは、もしくは彼等の住む世界が進展してゆかない限りは、文壇はいつも停滞退屈の感を失わない。
近時批評家の文章などを読んでみると、既成作家と新進作家とが対抗して、既成作家は文壇の地位を確守しようと警戒し、新進作家は文壇を乗っ取ろうと努力してる、とそういった感じを与えられることがある。然しそれは事実にない嘘である。或る人々にはそういうことがあるかも知れないが、本当のいい作家には、既成と新進とを問わず、そうした意識は少しもないし、またあってもいけないのである。
既成作家のよい者は、新進作家などを相手に物を考えてはしない。考えてることはただ、自分の住む世界の進展だけである。新進作家のよい者は、既成作家などを相手に物を考えてはしない。考えてることはただ、新しい世界を開拓しようということだけである。両者は互に取組んでるのではない。別々に別々なことを考えてるのである。それを互に取組んでるかのように云うのは、批評家の僻目である。
既成作家と新進作家とを問わず、新しい世界を開拓してゆく者は、常に新らしく生きてゆく。そういう作家から、文壇に力強い光がさしてくる。そういう作家がいることによってのみ、文壇は沈滞腐敗しないで、常に健かに息づいてゆく。
要は、如何に巧みに作品を書くかということではなくて、如何なる世界を自分のために開拓してゆくかということである。
「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社
作者の住む世界
豊島与志雄
或る雑誌記者がこんなことを云った――「新進作家に少し書いて貰おうと思って、さて誰に頼んだらよいかと考えてみると、結局誰にしても同じだという気がして、考えるのも厄介になってくる。そう思うと、実に退屈でたまらない。」
この退屈だということは、多くの人の実感であるらしい。
なぜ退屈だかを、もっとよく考えてみると、大抵の作家がみな同じような世界に住んでるからだと思う。
作者の住む世界というのは、作品に現われた材料が所在する、その外部の世界を指すのではない。材料はどんなものでもよい。その材料に対する、作者の感じ方見方腹の据え方など、そんなものをひっくるめた世界、即ち、作者の人としての知情意の内部世界を指すのである。
同じ材料を取扱っても、出来上った作品が作者によって異って、全く別種の感銘を読者に与えるのは、作者の住む世界が異るからである。
そして、新しい文芸は、新らしい世界に住む作者から生れてくる。
明治末年から大正五六年までにかけて、日本の文壇が少しも退屈ではなく、いつも溌剌としていたのは、自然主義的世界に住む作家連の間に、それとは別な世界に住む作家達が頭をもたげてきたからであった。どの国の文壇をみても、文学の主流の変遷は、必ず新しい世界に住む作家連によって齎らされている。
現在の日本の文壇が退屈でなくなり、新たな気運に進展してゆくのには、新しい世界に住む作家が出て来なければいけない。いくら新進作家が出て来ても、いくら既成作家が円熟していっても、彼等の住む世界が変らない限りは、もしくは彼等の住む世界が進展してゆかない限りは、文壇はいつも停滞退屈の感を失わない。
近時批評家の文章などを読んでみると、既成作家と新進作家とが対抗して、既成作家は文壇の地位を確守しようと警戒し、新進作家は文壇を乗っ取ろうと努力してる、とそういった感じを与えられることがある。然しそれは事実にない嘘である。或る人々にはそういうことがあるかも知れないが、本当のいい作家には、既成と新進とを問わず、そうした意識は少しもないし、またあってもいけないのである。
既成作家のよい者は、新進作家などを相手に物を考えてはしない。考えてることはただ、自分の住む世界の進展だけである。新進作家のよい者は、既成作家などを相手に物を考えてはしない。考えてることはただ、新しい世界を開拓しようということだけである。両者は互に取組んでるのではない。別々に別々なことを考えてるのである。それを互に取組んでるかのように云うのは、批評家の僻目である。
既成作家と新進作家とを問わず、新しい世界を開拓してゆく者は、常に新らしく生きてゆく。そういう作家から、文壇に力強い光がさしてくる。そういう作家がいることによってのみ、文壇は沈滞腐敗しないで、常に健かに息づいてゆく。
要は、如何に巧みに作品を書くかということではなくて、如何なる世界を自分のために開拓してゆくかということである。
「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社
堂本光一 上白石萌音の変化に気づけず「だから、僕はモテない」と自虐発言
ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」【東京公演】10月6日(水)~11月7日(日)/帝国劇場【福岡公演】11月13日(土)~29日(月)/博多座
2021年10月7日
https://t.cn/A6M6u5dQ
10月6日(水)、ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語」が東京・帝国劇場で初日を迎えるにあたり、堂本光一、井上芳雄らが本番への意気込みを語った。
本作は、シェイクスピア最後の作品を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、大作「レ・ミゼラブル」初演を演出した世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、2018年に帝劇で世界初演。
昨夏には新型コロナウイルス感染予防を考慮したうえで、フルオーケストラを従えたコンサートバージョンを上演し、さらに、今年9月、大阪・梅田芸術劇場メインホールで約1ヵ月にわたって上演。満を持しての帝劇公演が、6日よりスタートした。
主人公の見目麗しい騎士に堂本と井上が扮し、ほかに上白石萌音、音月桂、大澄賢也、岸祐二、島田歌穂らが出演している。
質疑応答のコーナーでは、タイトルにちなみ、女性陣へ「座長2人を『ここがナイト(騎士)だな』と感じた瞬間は?」という質問が。
音月は「お2人とも『俺についてこい』みたいなものをあえて感じさせないフラットさがある。だけど、『この背中についていけばいいんだ』と、カンパニーのみんながきっと感じている」と語り、島田も「どんな状態でも変わらず、そのままでいてくださる」と、何事にも動じない座長の姿を絶賛した。
そんな言葉に堂本は、「芳雄くんが僕と同じ考えなんだと感じたのが、3年前。歌穂さん、3年前のことなのでもう時効にしましょう」と前置き。
そして、「稽古場で歌穂さんが骨折したことがあって、ああいうとき、稽古場が一瞬『あっ』となるんですけど、俺も芳雄くんも歌穂さんのもとには駆け寄らずに、『こういう場合は…』と淡々としていた。(井上も自分と同じで)その状況をしっかりと見て、判断をする人なんだと感じた」と、稽古場で起きたハプニングへの対応に共通点を見出したと告白。
堂本の言葉に井上は「もちろん違うところもあるんですけど、同じところもあって。再演の幕が開くにあたり、『やけに緊張するね』と伝えたら、光一くんも同じことを言っていた」と、ミュージカル界を牽引する存在となってもなお、幕が開ける直前に抱える素直な心情を明かした。
主要キャスト最年少の上白石は「お2人とも絶対に嘘をつかない方。大阪で、お2人が朝から生放送に出演された後に2公演という日があって、元気が出るものをお持ちしようと思い、芳雄さんに『こういうものがあるんですけどいかがですか?』と伝えたら、『俺はいらない』と」。
「その後、光一さんのところへ行って『いりますか?』とお聞きしたら、『あ、いるー』ともらってくださった。『いるものはいる、いらないものはいらない』ときちんと言ってくださることがうれしい」と、堂本と井上の違いを明かした。
ちなみに、上白石が用意したものは栄養ドリンクだったそう。
また、初演から3年が経ち、その間に上白石は映像、舞台と幅広く活躍する人気女優へ成長。その変化に話がおよぶと、堂本が「もとからの完成度がすごい。容姿的にも大人になられて、疲れや“私、忙しいんですオーラ”をいっさい出さない」。
一方の井上も「むしろ、疲れてるだろうなというときほど、みんなに話しかけに行っているように見えました。前世でだいぶ徳を積んだのか、俺なんかとはステージが全然違う」とベタ褒めした後に、「舞台上での変化は前髪がなくなったこと」と、初演時におろしていた前髪が今回はなくなっていることに言及。
そんな井上の言葉を受け、上白石が「そうなんですよ!光一さん!?」とやや強めに発言すると、堂本は「僕だけ(前髪がなくなったことに)気づいていなかったんです。だから、モテないんですよね」と苦い表情を浮かべていた。
最新情報は、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」公式サイトまで。
ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」【東京公演】10月6日(水)~11月7日(日)/帝国劇場【福岡公演】11月13日(土)~29日(月)/博多座
2021年10月7日
https://t.cn/A6M6u5dQ
10月6日(水)、ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語」が東京・帝国劇場で初日を迎えるにあたり、堂本光一、井上芳雄らが本番への意気込みを語った。
本作は、シェイクスピア最後の作品を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、大作「レ・ミゼラブル」初演を演出した世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、2018年に帝劇で世界初演。
昨夏には新型コロナウイルス感染予防を考慮したうえで、フルオーケストラを従えたコンサートバージョンを上演し、さらに、今年9月、大阪・梅田芸術劇場メインホールで約1ヵ月にわたって上演。満を持しての帝劇公演が、6日よりスタートした。
主人公の見目麗しい騎士に堂本と井上が扮し、ほかに上白石萌音、音月桂、大澄賢也、岸祐二、島田歌穂らが出演している。
質疑応答のコーナーでは、タイトルにちなみ、女性陣へ「座長2人を『ここがナイト(騎士)だな』と感じた瞬間は?」という質問が。
音月は「お2人とも『俺についてこい』みたいなものをあえて感じさせないフラットさがある。だけど、『この背中についていけばいいんだ』と、カンパニーのみんながきっと感じている」と語り、島田も「どんな状態でも変わらず、そのままでいてくださる」と、何事にも動じない座長の姿を絶賛した。
そんな言葉に堂本は、「芳雄くんが僕と同じ考えなんだと感じたのが、3年前。歌穂さん、3年前のことなのでもう時効にしましょう」と前置き。
そして、「稽古場で歌穂さんが骨折したことがあって、ああいうとき、稽古場が一瞬『あっ』となるんですけど、俺も芳雄くんも歌穂さんのもとには駆け寄らずに、『こういう場合は…』と淡々としていた。(井上も自分と同じで)その状況をしっかりと見て、判断をする人なんだと感じた」と、稽古場で起きたハプニングへの対応に共通点を見出したと告白。
堂本の言葉に井上は「もちろん違うところもあるんですけど、同じところもあって。再演の幕が開くにあたり、『やけに緊張するね』と伝えたら、光一くんも同じことを言っていた」と、ミュージカル界を牽引する存在となってもなお、幕が開ける直前に抱える素直な心情を明かした。
主要キャスト最年少の上白石は「お2人とも絶対に嘘をつかない方。大阪で、お2人が朝から生放送に出演された後に2公演という日があって、元気が出るものをお持ちしようと思い、芳雄さんに『こういうものがあるんですけどいかがですか?』と伝えたら、『俺はいらない』と」。
「その後、光一さんのところへ行って『いりますか?』とお聞きしたら、『あ、いるー』ともらってくださった。『いるものはいる、いらないものはいらない』ときちんと言ってくださることがうれしい」と、堂本と井上の違いを明かした。
ちなみに、上白石が用意したものは栄養ドリンクだったそう。
また、初演から3年が経ち、その間に上白石は映像、舞台と幅広く活躍する人気女優へ成長。その変化に話がおよぶと、堂本が「もとからの完成度がすごい。容姿的にも大人になられて、疲れや“私、忙しいんですオーラ”をいっさい出さない」。
一方の井上も「むしろ、疲れてるだろうなというときほど、みんなに話しかけに行っているように見えました。前世でだいぶ徳を積んだのか、俺なんかとはステージが全然違う」とベタ褒めした後に、「舞台上での変化は前髪がなくなったこと」と、初演時におろしていた前髪が今回はなくなっていることに言及。
そんな井上の言葉を受け、上白石が「そうなんですよ!光一さん!?」とやや強めに発言すると、堂本は「僕だけ(前髪がなくなったことに)気づいていなかったんです。だから、モテないんですよね」と苦い表情を浮かべていた。
最新情報は、ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」公式サイトまで。
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