石川祐希选择“职业”的生活方式,“世界的宏阔,我想看看那样的景色”

米虫紀子
2018年3月26日 11:35

3月25日,全日本男子排球的主力石川祐希宣布成为职业选手。
25日是他就读的中央大学的毕业典礼。由于本赛季在意大利甲级联赛中拉蒂纳队还有比赛,所以他没有出席毕业典礼,但在毕业典礼结束的日子,他表明了今后作为职业排球选手的生活方式。
石川以前就表达过“想去海外联赛打球”的愿望。在海外打球有很多方法,既有去年离开三得利成为职业选手,本赛季效力于德国Bundesliga 的柳田将洋的例子,也有一边效力于V联赛球队一边前往海外的例子。
中央大学的同学大竹壱青虽然已经决定进入V联赛的松下,但是本赛季在德国联赛的法兰克福(united vallezleinamine)效力。过去也有丰田合成的古贺太一郎(现在作为职业选手在波兰联赛效力)、松下的福泽达哉等,在V联赛的球队效力却远渡海外的选手。在这样的情况下,石川讲述了自己选择成为职业选手的理由以及未来的目标。

[雪花]本赛季是为职业生涯做准备

——本赛季是继2014 - 15赛季的摩德纳、上赛季的拉蒂纳之后的第三个意甲赛季。球队在常规赛14支球队中排名第11位,需要进行附加赛。无论是对团队来说,还是对石川选手自己来说,是不是都和想象中的不一样呢?
祐希:是啊。虽然有很多有实力的选手,但我认为这是队伍没能很好地团结起来的结果。再次感受到,并不是有了好的队员就能取得胜利,而是只有发挥团队的作用才能取得胜利。
——即使选手都很齐全,如果没有组织的话就赢不了?
祐希:与其说是组织,我认为选手能够很好地完成教练要求的东西的球队才是强的。本赛季的拉蒂纳,感觉教练的要求和选手想做的事情有些不匹配。所以没能进入(由前8名球队组成的)季后赛。
——我想本赛季是你临近大学毕业,一边考虑今后的前途和生活方式一边度过的赛季。
祐希:是啊。首先没有作为(V联赛的队伍)官方选手被发表的时候,大家可能知道了“是职业选手吧”(笑)。成为职业选手后,如果不做出成绩,下一年就没有球队可去。现在虽然也有经纪人来找我,但不能保证会一直持续下去,所以我觉得这方面非常严峻。
虽然这个赛季还不是职业选手,但是今后必须要以排球为生。感觉是一边抱着事关生活的意识和觉悟,一边准备作为职业选手生活的赛季。

[雪花]决定成为职业选手的理由是?

——最终决定成为职业选手的理由是?
祐希:在现在日本大部分排球选手都不是职业选手的情况下,想要成为职业选手,并不是每个人都能做到的。在这种只有有限的选手能成为职业选手的情况下,如果自己也有机会成为职业选手的话,我想尝试一下。
——石川选手认为的“职业选手”是?
祐希:很难说。我想我现在还在寻找中,单纯地把生活和自己的将来都寄托在排球上。因为排球是我的工作,所以我必须以此为生。
——我认为在V联赛打球的职员选手们在现役期间排球也是工作。职业选手会一年又一年更加严格的追求结果吧。
祐希:那当然。如果自己拿不出成果的话,什么都会结束。没有什么绝对的保证,走得越远越有风险。但是如果在那里成功了的话,之后的世界会变得更加广阔,我想看看那个景色。
如果作为职员进入的话,中途可以转为职业选手,但是只要是职员,基本上都会一直在那一家公司打排球。即使(作为职员)被派遣去海外,最终也必须回来,时间也有限。
我想经历各种各样的事情。我觉得这样无论是对芭蕾还是对人生,对自己都有好处。虽然一旦受伤或失去实力,一切就都结束了。尽管如此,我还是决定选择能积累各种经验的职业选手。
如果是职业选手的话,自己的努力和成果就是一切,如果做出了成果并受到好评的话,就会进入强队,年薪也会提高。这也是我选择职业生涯的理由之一。

[雪花]“将来想在顶级俱乐部获得冠军”

——作为职业选手在海外比赛时,有没有“将来想在这里打球”的队伍?
祐希:虽然还没有这样的队伍,但我想在意大利前四名(佩鲁贾、奇维塔诺瓦、摩德纳、特伦蒂诺)的某个球队打球。在这样的上游队伍中,不仅要努力,还要以冠军为目标。每个队伍都有(优胜的)机会,因为那里是不尝试就不知道的世界,想在其中战斗。
——其中摩德纳是3年前加入的球队,是一直很难参加比赛的球队。有想再在那里打球这种特别的想法吗?
祐希:虽然没有特别“想在摩德纳做!”,但好歹也是老东家(笑)。因为上次是“客人”的感觉,下次想成为能一决胜负的选手再去。还有,对波兰也很感兴趣。日本人的对决也还不错(苦笑)。
因为现在在海外打球的日本选手很少,所以有时候只是去了海外就能引起关注。但是,我想把那个舞台变高。因为现在自己还只是在下游的队伍里打球,所以为了能让大家看到自己在顶级球队里打球的样子,必须要有所成长。如果是日本人对决的话,希望大家都能进入顶尖队伍,比如决赛之类的。

石川祐希が選択した“プロ”という生き方 「世界が広がる、その景色を見てみたい」

米虫紀子
2018年3月26日 11:35

3月25日、バレーボール全日本男子のエース・石川祐希が、プロ選手になることが発表された。

 25日はこれまで在籍していた中央大学の卒業式。まだイタリア・セリエAラティーナで今季の試合が残っているため卒業式に出席することはなかったが、区切りの日に合わせて、バレーボール選手として今後の生き方を表明した。

 石川は以前から「海外のリーグでプレーしたい」という希望を口にしていた。海外でプレーするにはいろいろな方法がある。昨年、サントリーを退社してプロ選手となり、今季ドイツのバレーボール・バイソンズ・ビュールでプレーしている柳田将洋の例もあれば、Vリーグのチームに所属しながら海外に渡る例もある。

 中央大の同級生、大竹壱青はVリーグのパナソニックへの入社が決まっているが、今季はドイツリーグのフランクフルト(ユナイテッド・バレーズ・ラインマイン)でプレーしている。過去にも豊田合成の古賀太一郎(現在はプロ選手としてポーランドリーグでプレー)や、パナソニックの福澤達哉など、Vリーグのチームに所属しながら海外に渡った選手はいた。そんな中で、石川が“プロ”という選択に至った理由や、この先の目標について語ってくれた。

[雪花]プロとして生きる準備をしてきた今シーズン

――今シーズンは、2014−15シーズンのモデナ、昨季のラティーナに続き、3度目のセリエAでのシーズンでした。チームはレギュラーラウンドで14チーム中11位に終わり、下位のプレーオフを戦うことになりました。チームとして、また石川選手自身としても、思い描いていたものとは違ったのではありませんか?

 そうですね。実力のある選手は多くいるんですけれど、チームがうまくまとまらなかった結果だと思います。あらためて、いいメンバーがいれば勝てるわけではなく、チームとして機能しないと勝てないと感じました。

――選手がそろっていても、組織になっていなければ勝てない?

 組織というか、監督が求めていることを選手がしっかりできているチームが強いと思います。今シーズンのラティーナは、監督が求めていることと、選手のやりたいことが少しマッチしていないと感じていました。なので(上位8チームによる)プレーオフにいけず、という結果でした。

――今シーズンは大学卒業を控え、この先の進路や生き方を考えながら過ごしたシーズンだったと思います。

 そうですね。まず内定選手として(Vリーグのチームから)発表されていない時点で、「プロかな」というのは皆さん分かったかもしれませんけど(笑)。プロになったらやっぱり結果を出さないと、次の年に行くチームがない。今はエージェントの方から声をかけていただいていますけれど、それがいつまでも続く保証はないので、そのあたりはすごくシビアだなと思います。

 今シーズンはまだプロではなかったですけれど、これからはバレーボールで生きていかないといけない。生活がかかってくる、そういう意識や覚悟を持ちつつ、プロとして生きる準備をしつつやってきたシーズンという感じです。

[雪花]プロ選手になると決断した理由は?

――最終的にプロ選手になると決断した理由は?

 今、日本ではほとんどのバレー選手がプロではない中、プロでやっていくというのは、みんなができることではない。限られた選手しかプロになっていない中で、自分にもプロで挑戦できるチャンスがあるならトライしたいと思いました。

――石川選手が考える「プロ」とは?

 難しいですね。まだこれから発見していくんだと思いますけれど、単純にバレーボールに生活が、自分の将来がかかっているというのはあります。バレーボールが仕事なので、それで生活していかないといけない。

――Vリーグでプレーする社員の選手も、現役の間はバレーボールが仕事だと思います。プロはよりシビアに1年1年、結果が問われるということでしょうか。

 それはもちろんあります。自分が結果を出さないと、ただ終わっていくだけ。保証は間違いなくないですし。その中で極めていくのは、すごくリスクがあります。でもそこで成功したら、その先の世界がすごく広がっていくと思うので、その景色を見てみたいんです。

 社員として入れば、途中でプロに変わることはできますけれど、社員でいる限りは基本的にずっとその会社でバレーボールをすることになる。たとえ(社員として)海外に行かせてもらえても、戻ってこなければいけないとか、期間も限られてしまうと思います。

 自分はいろいろな経験をしたいんです。その方が、バレー的にも人生的にも、自分のためになると思うので。けがをしたり、実力がなくなったりしたらもう終わりというリスクはあります。それでも自分は、いろいろな経験ができる方に、プロでやっていく方に決めました。

 プロだと自分の努力と結果がすべてなので、結果を出して評価されれば、たとえば強いチームに行けたり、年俸が上がったり。そういうところもプロとして生きていく道を選んだ理由の1つです。

[雪花]「将来は上位クラブで優勝を目指したい」

――プロとして海外でやっていく上で、「将来的にここでやりたい」と思うチームはありますか?

 ここ、というチームはないんですけれど、イタリアの上位4つ(ペルージャ、チビタノーバ、モデナ、トレンティーノ)のどこかでプレーしたいです。そういう上位チームで、やるだけではなく優勝を目指したい。どのチームにも(優勝の)チャンスがあって、そこはやってみないと分からない世界なので、その中で戦いたいと思いますね。

――その中でモデナは3年前に所属して、なかなか試合に出られなかったチームです。またそこでプレーしたいという特別な思いはありますか?

 特別「モデナでやりたい!」というのはないですけれど、一応、古巣ではあるので(笑)。前回は「お客さん」みたいな感じだったので、次は勝負できる選手になってまた行きたいなと思ったりはしますね。あとは、ポーランドも興味がありますね。でも、日本人対決はまだいいかなって(苦笑)。

 今は海外でプレーしている日本人選手が少ないので、海外に行っているだけで注目していただけることもあります。でも、そのステージをもっと上にあげたいんです。現状で自分はまだ下位のチームでしかやれていないので、そこはこれから自分がトップチームでやっている姿を見てもらえるように、成長していかないといけない。もし日本人同士で対決するのであれば、お互いにトップチームに行って、例えば決勝とか、そういうところで戦いたいと思いますね。

Victoria

エキドナ#艾姬多娜#:
「君が持つ特性、『死に戻り』はすさまじい権能だ。
その有用さが、君は本当の意味で理解できていない。
自分の望まない終わりを許容しない、何度でもやり直す、未来へ何度でも手を伸ばせる— —それは、探究者にとって究極に近い理想だ。
だって、そうだろう?本来、ある物事への結果というものは、一つの結果が出てしまったらそこから動かせないんだ。
結果が出るまでの過程でならば、その結果がどうなるかについての仮説は様々なものが立てられる。
こういったアプローチをすれば、あるいはこういう条件にしてみれば、様々な仮説や検証は可能だ。
けれど、実際にその結果を出そうと実験に臨むとなれば、結果も試せる仮説も検証も、一つに集約されざるを得ない。
まったく、本当の意味でまったく同じ条件を作り出すことは不可能なんだ。
どんなに条件を整えたとしても、その時点とまったく同じ条件は絶対に作り出せない。
あのとき、別のやり方をしていたらどんな結果が出ていたのか――それは、ボクたち探究者にとっては決して手を届かせることのできない、理想のその先にある夢想でしかない。
『世界の記憶』を持つボクには、その答えを『知る』手段は確かにあるさ、あるとも。
あるけれど、それを使うことを、用いることをボクはよしとしない。
ボクは『知りたい』んであって、『知っていたい』わけじゃない。ひどく矛盾を生む、ボクにとっては忌むべき物体であるといえるね。
話がそれそうだから本題に戻すけれど……
そう、そんなボクたち、あるべき結果を一つのものとしか受け入れられない、観測手段を一つしか持たないボクたちからすれば、君という存在は、その権能は喉から手が出るほど欲しいものなんだ。
『同じ条件』で、『違う検証』ができ、『本来の結果』とは『別の結果』を見ることができる、究極的な権能— —これを、欲さずにいられるだろうか。
これを目の前にして、あらゆることを試さずにいられるだろうか。
もちろん、ボクとしても決して君にそれを強要するつもりなんてない。
あくまで、君は君の目的のために、その『死に戻り』を大いに利用するべきだ。ボクもまた、君が求める未来へ辿り着くために最善を尽くそう。
そして、その過程でできるならボク自身の好奇心を満たすことにも大いに貢献してもらいたい。
これぐらいは望んでも罰は当たらないはずだ。
君は答えを見られる。
ボクは好奇心を満たせる。
互いの利害は一致している。
ボクだって答えを知っているわけではないから、わざと間違った選択肢に君を誘導して、その上で惨たらしい結末を迎えるような真似はできるはずもない。
直面する問題に対して、最初から正しい答えを持たないという意味ではボクと君はあくまで対等だ。
共に同じ問題に悩み、足掻き、答えを出そうともがくという意味では正しく同志であるというべきだろう。
そのことについてはボクは恥じることなくはっきりと断言できる。
検証する手段が増える、という意味でボクは君をとても好意的に思っているから、君を無碍にするような真似は絶対にしないと誓おう。
もちろん、答えが出ない問題に直面して、ボクの協力があったとしても簡単には乗り越えられない事態も当然あり得るだろう。
知識の面で力を貸すことができても、ボクは決して現実に干渉できるわけではない。
立ちはだかる障害が肉体的な、物理的な力を必要とする問題だった場合、ボクは君の助けになることはできない。
幾度も幾度も、あるいは数百、数千と君は心と体を砕かれるかもしれない。
もしもそうなったとしても、ボクは君の心のケアを行っていきたいと本心から思っている。
そこには君という有用な存在を失いたくないという探究心からなる感情が一片も混じらないとは断言できない。
けれど、君という存在を好ましく思って、君の力になりたいとそう思う気持ちがあるのも本当なんだ。
だから悪いようには思ってもらいたくない。
繰り返しになってしまうが、ボクは君の目的に対して有用な存在だと胸を張れる。
そう、ボクがボクの好奇心といった強欲を満たすために、君の存在をある意味では利用しようと考えるのと同じように、君もまたボクという存在を君の『最善の未来へ至る』という目的のために利用したらいい。
そうやって都合のいい女として、君に扱われるのもボクとしては本望だ。
それで君がやる気になってくれるというのなら、ボクは喜んでボクという存在を捧げよう。
貧相な体ですでに死者であるこの身を、君が望んでくれるかは別としてだけどね。
おっと、こんなことを言っては君の思い人に悪いかな。
君の思い人— —銀色のハーフエルフ、そして青い髪の鬼の少女。
そう君が必ず助け出すと、守ってみせると、心で誓い行動で示している少女たちだ。
二人に対して、そんな強い感情を抱く君の心のありように対するボクの考えはこの場では述べないこととして、しかし純粋に君の前に立ちはだかる壁の高さは想像を絶するものであると断言しよう。
現状、すでにわかっている障害だけでどれだけ君の手に負えないものが乱立していることか。
それらを一人で乗り越えようとする君の覚悟は貴く、そしてあまりにも悲愴なものだ。
ボクがそんな君の道筋の力になりたい、なれればと思う気持ちにも決して偽りはない。
そして、君はボクのそんな気持ちを利用するべきなんだ。
君は、君が持ちえる全てを、君が利用できる全てを利用して、それだけのことをして絆を結んだ人々を助けなくてはならない。
それが君が君自身に誓った誓いで、必要なことであると苦痛の道のりの上で割り切った信念じゃないか。
だからボクは君に問う、君に重ねる、君を想おう。君が自分の命を使い捨てて、それで歩いてきた道のりのことは皮肉にもつい今、第二の『試練』という形で証明された。
あるいはあの『試練』は、君にこれまで歩いてきた道のりを理解させるためにあったんじゃないかとすら錯覚させるほど、必要なものにすら思える。確かに必要のない、自覚することで心がすり減る類の光景であったことは事実だ。
でも、知らなかった状態と知っている状態ならば、ボクはどんな悲劇的な事実であったとしても後者の方を尊く思いたい。
君はこれまで、そしてこれからも、自分の命を『死に戻り』の対価として差し出し、そして未来を引き寄せる必要があるんだ。
そのために犠牲になるものが、世界が、こういった形で『あるのかもしれない』と心に留め置くことは必要なことだったんだ。
いずれ、自分の命を支払うことに何ら感傷を抱かなくなり、人間的な感情が希薄になって、大切な人たちの『死』にすら心を動かさなくなり、無感動で無感情で無気力な日々に沈み、最善の未来へ辿り着いたとしても、そこに君という存在が欠けた状態で辿り着く— —
そんな、徒労感だけが残る未来へ辿り着かないためにも、必要なことだったんだ。
そう、世界の全てに無駄なことなんてものはなく、全ては必要な道行、必要なパズルのピ— —スなんだ。
それを理解するために『試練』はあった。
君が今、こうして足を止めてしまっている理由に、原因にもっともらしい意味をつけて割り切ることが必要なら、こう考えるといい。そして、ボクは君のその考えを肯定する。
君が前へ進むために必要な力を、ボクが言葉で与えられるのならどんな言葉でもかけよう。
それが慰めでも、発破をかけるのでも、愛を囁くのでも、憎悪を掻き立てるものであっても、それが君の力になるのであればボクは躊躇うことなくそれを行使できる。
君はそれを厭うかもしれないが、君のこれからの歩みには必ずボクのような存在の力が必要なんだ。
君がこれから、傷付くことを避けられない孤独の道を歩んでゆくというのなら、その道のりを目を背けることなく一緒に歩ける存在が必ず必要なんだ。
そしてその役割をボクならば、他の誰でもなく、このボクならば何の問題もなく一緒に歩いていくことができる。
繰り返そう、重ねよう、何度だって君に届くように伝えよう。
君には、ボクが必要なはずだ。そして、ボクには君が必要なんだ。
君の存在が、必要なんだ。ボクの好奇心はもはや、君という存在をなくしては決して満たされない。
君という存在だけが、ボクを満たしてくれる。
ボクに、ボクの決して満たされることのない『強欲』に、きっと満足を与えてくれる。
君の存在はもはやボクの、この閉ざされた世界に住まうボクにとっては欠かせない。
君が誰かの希望でありたいと、世界を切り開くために力を行使するのであれば、ボクという哀れな存在にそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。
ボクは君がその温情をボクに傾けてくれるというのなら、この身を、知識を、魂を、捧げることを何ら躊躇いはしない。
だからお願いだ。
ボクを信じてほしい。
こうしてこれまで本心を伝えようとしなかったのは、決して君を騙そうとしたりだとか、隠し立てをしようとしていたわけじゃない。
時期を見計らっていただけだ。今、この瞬間に本心の欠片を訴えかけていたとしたら、きっと君はボクから離れてしまったことだろう。
ボクにとってそれは耐え難い損失なんだ。もちろん、それは君にとっても、求める未来を遠ざけるという意味で正しく損失というべきだろう。
いずれ、君は『死に戻り』という特性上、きっと求める未来へ辿り着くことだろう。
けれど、その辿り着ける未来に対し、君が支払う代償は少ない方がいいに決まっている。
ボクは、ボクならばそれを軽減することが可能だ。
最終的に求める結果に辿り着ければいい、などと大目的を理由に小目的を蔑ろにするような、人でなしな考えをするとは誤解しないでほしいんだ。
確かに誘惑に駆られて、こうした場合の結果を見たいがために、最善の道行きに必要な要素に気付いていながら言葉にしない— —というような行いを絶対にしないと断言できるほど、ボクはボクの欲望を抑制できていない。そのことは認めよう。
けれど、誤魔化しはしない。もし仮にそんな信頼に背くような行いに手を染めるようなことがあれば、それを隠すようなことだけは絶対にしない。
必ず打ち明ける。
そして、失った信頼に応えられるよう、何度でも君のために力を尽くそう。
どんなことがあっても、必ずボクは君を君が望む最善の未来へ送り出す。
絶対に、絶対にだ。だからそのために必要な手段であると割り切って、ボクを選んではくれないだろうか。
ボクが君に望み、君に求める要求は契約の際に述べたこと通りだ。
あとは君が、君自身が、欲しいと欲する願いに対してどこまで身を切れるか、という話になってくる。
ボクの覚悟は今述べた通りだ。
あとは、君の覚悟を聞きたい。
君の方こそ、ボクとの契約を交わし、ボクの協力を得て、その上で必ず未来へ辿り着くのだと、その気概があるのだとボクに証明してみせてほしい。
それができてこそ初めて、君は第二の『試練』に打ち勝ったと胸を張って言えるんだ。
第三の『試練』に進み、そしてそれを乗り越えて『聖域』の解放を果たす。
今後、『聖域』と君の思い人、そして大切な人々に降りかかる災厄を思えば、これは越えなくてはならない正しく『試練』なんだ。それを乗り越える力が、覚悟が君にあるのだと、ボクに教えてほしい。
そしてその上で、ボクを奪って、ボクの知識を利用して、その先にあるものを得ていこう。
ボクが君に望み、君に求め、そして代わりに君に差し出せるものは以上だ。
ボクは真摯に、正直に、全てを打ち明けたつもりだ。
その上で、君がどういった判断をするのか— —それを、ボクに教えてほしい。ボクという存在の、好奇心の一端を満たすためにも、ね」
動畫只有1/4的量,原作4000字的超長超硬台詞!

《類經》
【类经五卷】

脉色类(二)

三部九候(《素问.三部九候论》O五)

黄帝问曰:余闻九针于夫子,众多博大,不可胜数。余愿闻要道,以属子孙,传之后世,著之骨髓,藏之肝肺,歃血而受,不敢妄泄。(属,付也。著,纪也。歃血,饮血而誓也。O数,上声。歃。所甲切。)令合天道,必有终始,上应天光,星辰历纪,下副四时五行,贵贱更立,冬阴夏阳,以人应之奈何?愿闻其方。

岐伯对曰:妙乎哉问也!此天地之至数。(天地虽大,万物虽多,莫有能出乎数者,数道大矣,故曰至数。)帝曰:愿闻天地之至数,合于人形血气,通决死生,为之奈何?

岐伯曰:天地之至数,始于一,终于九焉。(数始于一而终于九,天地自然之数也。如易有太极,是生两仪,两仪生四象,四象生八卦,而太极运行乎其中,阳九之数也,又如四象之位,则老阳一,少阴二,少阳三,老阴四;四象之数,则老阳九,少阴八,少阳七,老阴六。以一二三四,连九八七六,而五居乎中,亦阳九之数也。故以天而言岁,则一岁统四季,一季九十日,是天数之九也。以地而言位,则戴九履一,左三右七,二四为肩,六八为足,五促中宫,是洛书之九也。以人而言事,则黄钟之数起于九,九而九之,则九九八十一分,以为万事之本,是人事之九也。九数之外是为十,十则复变为一矣,故天地之至数,始于一终于九焉。)一者天,二者地,三者人,因而三之,三三者九,以应九野。(一者奇也,故应天。二者偶也,故应地。三者参也,故应人,故曰天开于子,地辟于丑,人生于寅,所谓三才也。三而三之,以应九野。九野者,即洛书九宫、禹责九州之义,详见九宫星野等图。)故人有三部,部有三候,以决死生,以处百病,以调虚实,而除邪疾。(以天地人言上中下,谓之三才。以人身而言上中下,谓之三部。于三部中而各分其三,谓之三候。三而三之,是谓三部九候。其通勿经隧由此出入,故可以决死生,处百病,调虚实,而除邪疾也。O愚按:三部九候,本经明指人身上中下动脉如大文所云者,盖上古诊法,于人身三部九候之脉,各有所候,以诊渚脏之气,而针除邪疾,非独以寸口为言也。如仲景脉法,上取寸口,下取跌阳,是亦此意。观《十八难》曰:三部者,寸关尺也;九候者,浮中沉也。乃单以寸口而分三部九候之诊,后世言脉者皆宗之,虽亦诊家捷法,然非轩岐本旨,学者当并详其义。)

帝曰:何谓三部?

岐伯曰:有下部,有中部,有上部,部谷有三候,三候者,有天地人也,必指而导之,乃以为真。(指而导之,言必受师之指授,庶得其真也。)上部天两额之动脉;(额旁动脉,当颔厌之分,足少阳脉气所行也。)上部地,两颊之动脉;(两颊之动脉,即地仓大迎之分,足阳明脉气所行也。)上部人,耳前之动脉。(耳前动脉,即和髎之分,手少阳脉气所行也。)中部天,手太阴也;(掌厉寸口动脉,经渠之次,肺经脉气所行也。)中部地,手阳明也;(手大指次指歧骨间动脉,合谷之次,大肠经脉气所行也。)中部人,手少阴也。(掌后锐骨下动脉,神门之次,心经脉气所行也。)下部天,足厥阴也;(气冲大三寸动脉,五里之分,肝经脉气所行也,卧而取之。女子取太冲,在足大指本后二寸陷中。)下部地,足少阴也;(内踝后跟骨旁动脉,太溪之分,肾经脉气所行也。)下部人,足太阴也。(鱼腹上越筋间动脉,直五里下箕门之分,沉取乃得之,脾经脉气所行也。若候胃气者,当取足跗上之冲阳。)故下部之天以候肝,(足厥阴脉也,故以候肝。)地以候肾,(足少阴脉也,故以候肾。)人以候脾胃之气。(足太阴脉也,脾胃以膜相连,故可以候脾胃之气。)

帝曰:中部之候奈何?岐伯曰:亦有天,亦有地,亦有人。天以候肺,(手太阴脉也,故以侯肺。)地以候胸中之气,(手阳明大肠脉也,大肠、小肠皆属于胃,胃脘通于胸中,故以候胸中。)人以候心。(手少阴脉也,故以候心。)

帝曰:上部以何候之?岐伯曰:亦有天,亦有地,亦有人。天以候头角之气,(两额动脉,故以候头角。)地以候口齿之气,(两颊动脉,故以候囗齿。)人以候耳目之气。(耳前动脉,故以候耳目。)三部者,各有天,各有地,各有人。三而成天,三而成地,三而成人。(上郭、中部、下部各有天、地、人是为三部九候。)三而三之,合则为九,九分九野,九野为九藏。故神藏五,形藏四,合为九藏。(九野义见前。九藏,即上文九候之谓。神藏五,以肝藏魂,心藏神,肺藏魄,脾藏意,肾藏志也。形藏四,即头角,耳目,口齿,胸中。共为九藏。此言人之九藏,正应地之九野,乃合于天地之至数。)五脏已败,其色必夭,夭必死矣。(色者神之帜,脏者神之舍,其色夭者其神去,其神去者其脏败,故必死矣。夭者,枯暗不泽而色异常也。)

帝曰:以候奈何?岐伯曰:必光度其形之肥瘦,以调其气之虚实,实则泻之,虚则补之。(候,谓诊候其病情。度,谓度量其虚实。形之肥瘦者,针有浅深之异,如《逆顺肥瘦篇》之谓者是也。病之虚实者,治有补泻之殊,如《终始篇》、《九针》、《针解》等篇者是也。此虽以针法为言,而用药者亦可以类推矣。O愚按:上古针治之法,必察三部九候之脉证,以调九藏之盛衰;今之人,但知按穴以求病,而于诸经虚实之理,茫然不知,曰神曰圣之罕闻者,其在失其本耳。O泻,去声。)必先去其血脉而后调之,(凡有瘀血在脉而为壅塞者,必先刺去壅塞,而后可调虚实也。)无问其病,以平为期。(凡病甚者,奏功非易,故不必问其效之迟速,但当以血气平和为期则耳。O此与后二十五章同篇,所当互究。)

待述……!


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  • 抽一个这次杂志80r以上的妹子画一张大头你点梗让我画小文或者是画你的设都可以不限焚寂只要你喜欢小文不黑他就好了(我本来是想抽3个的但是回头一想上次卖艺的画还没画
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  • "我起来时你还在打呼噜,没惊动你,我捏手捏脚把饭做熟了。"老娘们委屈的掉着眼泪,说:"和着你过了半辈子了,我算把你看透了,一屁仨谎
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