事断于法。
君人者,舍法而以身治,则诛赏予夺,从君心出矣。然则受赏者虽当,望多无穷;受罚者虽当,望轻无已。君舍法,而以心裁轻重,则同功殊赏,同罪殊罚矣,怨之所由生也。是以分马者之用策,分田者之用钩,非以策、钩为过于人智也,所以去私塞怨也。故曰:大君任法而弗躬,则事断于法矣。法之所加,各以其分,蒙其赏罚而无望于君也,是以怨不生而上下和矣。
---先秦《慎子.君人》
以法治国。
所谓治国者,主道明也;所谓乱国者,臣术胜也。夫尊君卑臣,非计亲也,以势胜也;百官识,非惠也,刑罚必也。故君臣共道则乱,专授则失。夫国有四亡:令求不出谓之灭,出而道留谓之拥,下情求不上通谓之塞,下情上而道止谓之侵。故夫灭、侵、塞、拥之所生,从法之不立也。是故先王之治国也,不淫意于法之外,不为惠于法之内也。动无非法者,所以禁过而外私也。威不两错,政不二门。以法治国则举错而已。是故有法度之制者,不可巧以诈伪;有权衡之称者,不可欺以轻重;有寻丈之数者,不可差以长短。今主释法以誉进能,则臣离上而下比周矣;以党举官,则民务交而不求用矣。是故官之失其治也,是主以誉为赏,以毁为罚也。然则喜赏恶罚之人,离公道而行私木矣。比周以相为慝,是忘主私佼,以进其誉。故交众者誉多,外内朋党,虽有大奸,其蔽主多矣。是以忠臣死于非罪,而邪臣起于非功。所死者非罪,所起者非功也,然则为人臣者重私而轻公矣。十至私人之门,不一至于庭;百虑其家,不一图国。属数虽众,非以尊君也;百官虽具,非以任国也;此之谓国无人。国无人者,非朝臣之衰也,家与家务于相益,不务尊君也;大臣务相贵,而不任国;小臣持禄养交,不以官为事,故官失其能。是故先王之治国也,使法择人,不自举也;使法量功,不自度也。故能匿而不可蔽,败而不可饰也;誉者不能进,而诽者不能退也。然则君臣之间明别,明别则易治也,主虽不身下为,而守法为之可也。
---《管子.明法》
垂法而治。
凡将立国,制度不可不察也,治法不可不慎也,国务不可不谨也,事本不可不抟也。制度时,则国俗可化,而民从制;治法明,则官无邪;国务壹,则民应用;事本抟,则民喜农而乐战。夫圣人之立法、化俗,而使民朝夕从事于农也,不可不变也。夫民之从事死制也,以上之设荣名、置赏罚之明也,不用辩说私门而功立矣。故民之喜农而乐战也,见上之尊农战之士,而下辩说技艺之民,而贱游学之人也。故民壹务,其家必富,而身显于国。上开公利而塞私门,以致民力;私劳不显于国,私门不请于君。若此,而功臣劝,则上令行而荒草辟,淫民止而奸无萌。治国能抟民力而壹民务者,强;能事本而禁末者,富。
夫圣人之治国也,能抟力,能杀力。制度察则民力抟,抟而不化则不行,行而无富则生乱。故治国者,其抟力也,以富国强兵也;其杀力也,以事敌劝民也。夫开而不塞,则短长;长而不攻,则有奸。塞而不开,则民浑;浑而不用,则力多;力多而不攻,则有奸虱。故抟力以壹务也,杀力以攻敌也。
治国者贵民壹,民壹则朴,朴则农,农则易勤,勤则富。富者废之以爵,不淫;淫者废之以刑,而务农。故能抟力而不能用者必乱,能杀力而不能抟者必亡。故明君知齐二者,其国强;不知齐二者,其国削。
夫民之不治者,君道卑也;法之不明者,君长乱也。故明君不道卑、不长乱也;秉权而立,垂法而治,以得奸于上,而官无不;赏罚断,而器用有度。若此,则国制明而民力竭,上爵尊而伦徒举。今世主皆欲治民,而助之以乱;非乐以为乱也,安其故而不窥于时也。是上法古而得其塞,下修令而不时移,而不明世俗之变,不察治民之情,故多赏以致刑,轻刑以去赏。夫上设刑而民不服,赏匮而奸益多。故民之于上也,先刑而后赏。故圣人之为国也,不法古,不修今,因世而为之治,度俗而为之法。故法不察民之情而立之,则不成;治宜于时而行之,则不干。故圣王之治也,慎为、察务,归心于壹而已矣。
---《商君书.壹言》
法者,所以兴功惧暴;律者,所以定分止争也;令者,所以令人知事也。--《管子七臣七主》
法禁变易,号令数下者,可亡也。--《韩非子.亡征》
故圣人为法,必使之明白易知,名正,愚知遍能知之。--《商君书.定分》
不别亲疏,不殊贵贱,一断于法。--《法经》
君人者,舍法而以身治,则诛赏予夺,从君心出矣。然则受赏者虽当,望多无穷;受罚者虽当,望轻无已。君舍法,而以心裁轻重,则同功殊赏,同罪殊罚矣,怨之所由生也。是以分马者之用策,分田者之用钩,非以策、钩为过于人智也,所以去私塞怨也。故曰:大君任法而弗躬,则事断于法矣。法之所加,各以其分,蒙其赏罚而无望于君也,是以怨不生而上下和矣。
---先秦《慎子.君人》
以法治国。
所谓治国者,主道明也;所谓乱国者,臣术胜也。夫尊君卑臣,非计亲也,以势胜也;百官识,非惠也,刑罚必也。故君臣共道则乱,专授则失。夫国有四亡:令求不出谓之灭,出而道留谓之拥,下情求不上通谓之塞,下情上而道止谓之侵。故夫灭、侵、塞、拥之所生,从法之不立也。是故先王之治国也,不淫意于法之外,不为惠于法之内也。动无非法者,所以禁过而外私也。威不两错,政不二门。以法治国则举错而已。是故有法度之制者,不可巧以诈伪;有权衡之称者,不可欺以轻重;有寻丈之数者,不可差以长短。今主释法以誉进能,则臣离上而下比周矣;以党举官,则民务交而不求用矣。是故官之失其治也,是主以誉为赏,以毁为罚也。然则喜赏恶罚之人,离公道而行私木矣。比周以相为慝,是忘主私佼,以进其誉。故交众者誉多,外内朋党,虽有大奸,其蔽主多矣。是以忠臣死于非罪,而邪臣起于非功。所死者非罪,所起者非功也,然则为人臣者重私而轻公矣。十至私人之门,不一至于庭;百虑其家,不一图国。属数虽众,非以尊君也;百官虽具,非以任国也;此之谓国无人。国无人者,非朝臣之衰也,家与家务于相益,不务尊君也;大臣务相贵,而不任国;小臣持禄养交,不以官为事,故官失其能。是故先王之治国也,使法择人,不自举也;使法量功,不自度也。故能匿而不可蔽,败而不可饰也;誉者不能进,而诽者不能退也。然则君臣之间明别,明别则易治也,主虽不身下为,而守法为之可也。
---《管子.明法》
垂法而治。
凡将立国,制度不可不察也,治法不可不慎也,国务不可不谨也,事本不可不抟也。制度时,则国俗可化,而民从制;治法明,则官无邪;国务壹,则民应用;事本抟,则民喜农而乐战。夫圣人之立法、化俗,而使民朝夕从事于农也,不可不变也。夫民之从事死制也,以上之设荣名、置赏罚之明也,不用辩说私门而功立矣。故民之喜农而乐战也,见上之尊农战之士,而下辩说技艺之民,而贱游学之人也。故民壹务,其家必富,而身显于国。上开公利而塞私门,以致民力;私劳不显于国,私门不请于君。若此,而功臣劝,则上令行而荒草辟,淫民止而奸无萌。治国能抟民力而壹民务者,强;能事本而禁末者,富。
夫圣人之治国也,能抟力,能杀力。制度察则民力抟,抟而不化则不行,行而无富则生乱。故治国者,其抟力也,以富国强兵也;其杀力也,以事敌劝民也。夫开而不塞,则短长;长而不攻,则有奸。塞而不开,则民浑;浑而不用,则力多;力多而不攻,则有奸虱。故抟力以壹务也,杀力以攻敌也。
治国者贵民壹,民壹则朴,朴则农,农则易勤,勤则富。富者废之以爵,不淫;淫者废之以刑,而务农。故能抟力而不能用者必乱,能杀力而不能抟者必亡。故明君知齐二者,其国强;不知齐二者,其国削。
夫民之不治者,君道卑也;法之不明者,君长乱也。故明君不道卑、不长乱也;秉权而立,垂法而治,以得奸于上,而官无不;赏罚断,而器用有度。若此,则国制明而民力竭,上爵尊而伦徒举。今世主皆欲治民,而助之以乱;非乐以为乱也,安其故而不窥于时也。是上法古而得其塞,下修令而不时移,而不明世俗之变,不察治民之情,故多赏以致刑,轻刑以去赏。夫上设刑而民不服,赏匮而奸益多。故民之于上也,先刑而后赏。故圣人之为国也,不法古,不修今,因世而为之治,度俗而为之法。故法不察民之情而立之,则不成;治宜于时而行之,则不干。故圣王之治也,慎为、察务,归心于壹而已矣。
---《商君书.壹言》
法者,所以兴功惧暴;律者,所以定分止争也;令者,所以令人知事也。--《管子七臣七主》
法禁变易,号令数下者,可亡也。--《韩非子.亡征》
故圣人为法,必使之明白易知,名正,愚知遍能知之。--《商君书.定分》
不别亲疏,不殊贵贱,一断于法。--《法经》
my family受赏 脚本赏
黑岩勉 访问全文
「マイファミリー」で脚本賞を初受賞した感想を聞かせてください。
選んでいただいて、ありがとうございます。「週刊ザテレビジョン」は高校時代、お金がない中で買って読んでいただけに、すごくうれしいです。これまで脚本を担当した「グランメゾン東京」(2019年、TBS系)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年、TBS系)が作品賞を取ったときもうれしかったですが、脚本賞では縁がないのかなと思っていました。
「マイファミリー」は連続ドラマの新しいフォーマットを見せるという挑戦をした作品だったので、脚本を評価していただいたのはありがたいです。
投票した審査員や記者からは「連続ドラマの特性を生かし、事件を決着させながら次へとつないでいく展開が見事だった」と評価されました。原作のないドラマオリジナルですが、そもそもこの物語はどうやって発想したのですか?
昔から誘拐事件を描くサスペンスが好きで、誘拐ものがやりたかったんです。それを全10話の連続ドラマでやってみようと思いました。誘拐ものは映画のフォーマットには当てはまりやすいけれど、連続ドラマでは一つの事件で引っ張るのは難しい。何か新しいフォーマットを作れればいいなと考えたのが始まりでした。
リアルタイムで連続誘拐事件を見ているような感じで、1回も休みを入れずに作れるように構成を考えました。そして、二宮和也さんが主演だということも早い段階で決まったので、主人公・鳴沢温人のキャラクターは基本的に二宮さんに“当て書き”をしました。
温人は最初、娘を誘拐された“被害者”だったのに、第4話以降、犯人に利用され、まるで“共犯者”のような立場になってしまいます。そこが誘拐ものとして斬新でしたね。
僕も主人公の立場が入れ替わるところがポイントだと思いました。被害者だったはずが、犯人が誰だか分からないままにどんどん巻き込まれていく。そして、「マイファミリー」のタイトルどおり、犯人から「私たちはファミリーですから」と言われ仲間として扱われてしまう場面が一番ゾッとするところになるので、中盤のピークに持っていこうと考えました。
その後も温人の周囲の人が誘拐され、二転三転して最後に真犯人が判明しましたが、この展開は第1話執筆時から決めていましたか?
そうですね。最初の段階で結末までのプロットは完成していました。だから、脚本に取り掛かってから「どういう展開にしよう」と悩むことはなかったのですが、真相が明らかになるタイミングは悩みました。
東堂(濱田岳)の娘が過去に誘拐されたことはどの段階で明かすか、東堂はいつ自分の罪を告白するのか、それらを同時に伝えるのか小出しにするのかなど…。ドラマの撮影が始まると、役者さんの演技によってそこは調整しましたし、隠してもしょうがない部分は早めに明かすなど、いろいろ考えました。
スマホの通信機能やゲームアプリなどを駆使した展開は、考えるのが大変だったのではないでしょうか。
実は令和になってから身代金目的の誘拐事件は発生していないんですよね。昭和から平成の初期までしか起きていない。これだけ防犯カメラが多くなり、GPS追跡システムが発達し、ほとんどの人がスマホを持っている。そんな中で、誘拐事件が起きたらどうなるかということは、何度もシミュレーションしました。
犯人からの電話連絡も「無機質で無感情な声が最も怖いのでは」と思い、これまでのドラマではボイスチェンジャーを使っていたところを、AIによるテキスト読み上げ機能という設定にしました。
視聴者の皆さんも「誘拐犯は誰なのか」と盛り上がっていましたね。
その反応は感じていました。ただ、プロデューサーさんたちと一致していたのは「考察ドラマにはならないようにしよう」ということ。誘拐事件が起きてしまうけれど、結果的にそれによって各家族の絆が強くなる。温人の会社の仲間を含めてファミリーが絆を深める話にしたかった。
元々、この連続誘拐事件は一人の女の子が「家庭を壊したくない」と思ったことから始まっているわけで、その子の家はハッピーになれなかったけれど、彼女のその強い思いが、最終的にいろいろな家族を幸せに導いたというように見えればいいなとも思っていました。
ところで、黒岩さんは、こういったアクション・サスペンス作も書く一方で、アニメ「ONE PIECE」の脚本を手掛けたり、前作「消えた初恋」(2021年、テレビ朝日系)ではボーイズラブ(BL)に挑戦したりするなど、ジャンルレスに仕事をしてらっしゃいますね。
意識的に違うジャンルを選んでいるわけではないけれど、一つのジャンルしかできない人と思われたくはない。どんなジャンルも書ける作家になりたいですね。
以前から「ラブコメを書きたい」とも言ってきたんですが、なかなかチャンスがなく、「消えた初恋」は「深夜枠でBLですがラブコメです」と振っていただいたので、二つ返事で引き受けました。BLというジャンルではあったけれど、人間愛というか、「人を好きになるって素晴らしいことだよね」ということを描いたつもりです。
「マイファミリー」もそうですよね。サスペンス要素はあるけれど、家族愛で人間愛。「TOKYO MER―」もコロナ禍の中、奮闘している医療従事者の姿を描きたいという思いがありました。脚本家になったばかりの頃は、展開や構成に一番、興味があったんですけれど、最近は歳を取ったからか、人間ドラマを描きたいという思いが強くなりましたね。
2022年4月クールはTVerでの全局ライブ配信が始まる一方、地上波でのドラマ視聴率が全体的に下がってしまうなど、動きがありました。ドラマの作り手として、この状況をどう見ていますか?
そうですね。僕らドラマの脚本家は芸術家ではないので、世の中が求めている商品を作らないといけない。では、「求められているものは何か?」と考えると、やっぱりシンプルな家族の物語というよりは、もうちょっとスピード感のあるパッケージでないと見てもらえないだろうなと…。今回は、その仕掛けを作ったことで、根底にある家族のドラマを見てもらえたらという挑戦でした。
よく言われるように、TVerも録画視聴もあるから、「もはや視聴率は関係ないのか?」と考えると、やはり作り手には数字が宿命としてつきまとうし、「どうやってリアルタイムで見てもらうのか」という工夫を放棄してしまうのは違うという気がしますね。それを放棄したら、ドラマはどんどんダメになっていくような気がして、すごく怖い。
「マイファミリー」は4月クールで平均視聴率トップ。最終回の視聴率は16%を超えました。どうしたらこんなヒット作を作れるのでしょうか?
僕が偉そうに言うことではないですけど、やっぱり諦めずに工夫をするしかないですね。エンターテインメントとして工夫する、全てのシーンを面白くするという意気込みで作るしかないんですよね。
今は、面白いものが他にもたくさんあるから、一瞬でも「面白くない」と思われてしまう隙(すき)があると、見る人はそっぽを向いてしまう。テレビ屋にとっては本当にきつい状況だけれど、やっていくしかない。
そうやって、ドラマの作り手はみんな頑張っているとは思うけれど、特にこの日曜劇場枠はキャスト、スタッフの皆さんが深いこだわりを持ってクオリティーを追求してくれるので、脚本を書く立場としても喜びが大きい。今回、良いチームで仕事できたことが本当にうれしかったです。
黑岩勉 访问全文
「マイファミリー」で脚本賞を初受賞した感想を聞かせてください。
選んでいただいて、ありがとうございます。「週刊ザテレビジョン」は高校時代、お金がない中で買って読んでいただけに、すごくうれしいです。これまで脚本を担当した「グランメゾン東京」(2019年、TBS系)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年、TBS系)が作品賞を取ったときもうれしかったですが、脚本賞では縁がないのかなと思っていました。
「マイファミリー」は連続ドラマの新しいフォーマットを見せるという挑戦をした作品だったので、脚本を評価していただいたのはありがたいです。
投票した審査員や記者からは「連続ドラマの特性を生かし、事件を決着させながら次へとつないでいく展開が見事だった」と評価されました。原作のないドラマオリジナルですが、そもそもこの物語はどうやって発想したのですか?
昔から誘拐事件を描くサスペンスが好きで、誘拐ものがやりたかったんです。それを全10話の連続ドラマでやってみようと思いました。誘拐ものは映画のフォーマットには当てはまりやすいけれど、連続ドラマでは一つの事件で引っ張るのは難しい。何か新しいフォーマットを作れればいいなと考えたのが始まりでした。
リアルタイムで連続誘拐事件を見ているような感じで、1回も休みを入れずに作れるように構成を考えました。そして、二宮和也さんが主演だということも早い段階で決まったので、主人公・鳴沢温人のキャラクターは基本的に二宮さんに“当て書き”をしました。
温人は最初、娘を誘拐された“被害者”だったのに、第4話以降、犯人に利用され、まるで“共犯者”のような立場になってしまいます。そこが誘拐ものとして斬新でしたね。
僕も主人公の立場が入れ替わるところがポイントだと思いました。被害者だったはずが、犯人が誰だか分からないままにどんどん巻き込まれていく。そして、「マイファミリー」のタイトルどおり、犯人から「私たちはファミリーですから」と言われ仲間として扱われてしまう場面が一番ゾッとするところになるので、中盤のピークに持っていこうと考えました。
その後も温人の周囲の人が誘拐され、二転三転して最後に真犯人が判明しましたが、この展開は第1話執筆時から決めていましたか?
そうですね。最初の段階で結末までのプロットは完成していました。だから、脚本に取り掛かってから「どういう展開にしよう」と悩むことはなかったのですが、真相が明らかになるタイミングは悩みました。
東堂(濱田岳)の娘が過去に誘拐されたことはどの段階で明かすか、東堂はいつ自分の罪を告白するのか、それらを同時に伝えるのか小出しにするのかなど…。ドラマの撮影が始まると、役者さんの演技によってそこは調整しましたし、隠してもしょうがない部分は早めに明かすなど、いろいろ考えました。
スマホの通信機能やゲームアプリなどを駆使した展開は、考えるのが大変だったのではないでしょうか。
実は令和になってから身代金目的の誘拐事件は発生していないんですよね。昭和から平成の初期までしか起きていない。これだけ防犯カメラが多くなり、GPS追跡システムが発達し、ほとんどの人がスマホを持っている。そんな中で、誘拐事件が起きたらどうなるかということは、何度もシミュレーションしました。
犯人からの電話連絡も「無機質で無感情な声が最も怖いのでは」と思い、これまでのドラマではボイスチェンジャーを使っていたところを、AIによるテキスト読み上げ機能という設定にしました。
視聴者の皆さんも「誘拐犯は誰なのか」と盛り上がっていましたね。
その反応は感じていました。ただ、プロデューサーさんたちと一致していたのは「考察ドラマにはならないようにしよう」ということ。誘拐事件が起きてしまうけれど、結果的にそれによって各家族の絆が強くなる。温人の会社の仲間を含めてファミリーが絆を深める話にしたかった。
元々、この連続誘拐事件は一人の女の子が「家庭を壊したくない」と思ったことから始まっているわけで、その子の家はハッピーになれなかったけれど、彼女のその強い思いが、最終的にいろいろな家族を幸せに導いたというように見えればいいなとも思っていました。
ところで、黒岩さんは、こういったアクション・サスペンス作も書く一方で、アニメ「ONE PIECE」の脚本を手掛けたり、前作「消えた初恋」(2021年、テレビ朝日系)ではボーイズラブ(BL)に挑戦したりするなど、ジャンルレスに仕事をしてらっしゃいますね。
意識的に違うジャンルを選んでいるわけではないけれど、一つのジャンルしかできない人と思われたくはない。どんなジャンルも書ける作家になりたいですね。
以前から「ラブコメを書きたい」とも言ってきたんですが、なかなかチャンスがなく、「消えた初恋」は「深夜枠でBLですがラブコメです」と振っていただいたので、二つ返事で引き受けました。BLというジャンルではあったけれど、人間愛というか、「人を好きになるって素晴らしいことだよね」ということを描いたつもりです。
「マイファミリー」もそうですよね。サスペンス要素はあるけれど、家族愛で人間愛。「TOKYO MER―」もコロナ禍の中、奮闘している医療従事者の姿を描きたいという思いがありました。脚本家になったばかりの頃は、展開や構成に一番、興味があったんですけれど、最近は歳を取ったからか、人間ドラマを描きたいという思いが強くなりましたね。
2022年4月クールはTVerでの全局ライブ配信が始まる一方、地上波でのドラマ視聴率が全体的に下がってしまうなど、動きがありました。ドラマの作り手として、この状況をどう見ていますか?
そうですね。僕らドラマの脚本家は芸術家ではないので、世の中が求めている商品を作らないといけない。では、「求められているものは何か?」と考えると、やっぱりシンプルな家族の物語というよりは、もうちょっとスピード感のあるパッケージでないと見てもらえないだろうなと…。今回は、その仕掛けを作ったことで、根底にある家族のドラマを見てもらえたらという挑戦でした。
よく言われるように、TVerも録画視聴もあるから、「もはや視聴率は関係ないのか?」と考えると、やはり作り手には数字が宿命としてつきまとうし、「どうやってリアルタイムで見てもらうのか」という工夫を放棄してしまうのは違うという気がしますね。それを放棄したら、ドラマはどんどんダメになっていくような気がして、すごく怖い。
「マイファミリー」は4月クールで平均視聴率トップ。最終回の視聴率は16%を超えました。どうしたらこんなヒット作を作れるのでしょうか?
僕が偉そうに言うことではないですけど、やっぱり諦めずに工夫をするしかないですね。エンターテインメントとして工夫する、全てのシーンを面白くするという意気込みで作るしかないんですよね。
今は、面白いものが他にもたくさんあるから、一瞬でも「面白くない」と思われてしまう隙(すき)があると、見る人はそっぽを向いてしまう。テレビ屋にとっては本当にきつい状況だけれど、やっていくしかない。
そうやって、ドラマの作り手はみんな頑張っているとは思うけれど、特にこの日曜劇場枠はキャスト、スタッフの皆さんが深いこだわりを持ってクオリティーを追求してくれるので、脚本を書く立場としても喜びが大きい。今回、良いチームで仕事できたことが本当にうれしかったです。
1935年,湖南7岁男童汪云兆,从山洞被救出后,家里请来一位老和尚帮忙治病。老和尚离开前,说道:“53年后,他还会去那个山洞。”结果,汪云兆60岁时,不仅去了山洞,还死在了里面。
世界之大,无奇不有,然而,老和尚莫非有预言的能力?这到底是怎么回事。
在汪云兆7岁的时候,因为独自一人跑出门,找不到回家的路,只能钻进一个山洞里取暖。等父母找到他,把他带回家之后,汪云兆就一病不起了。
说来也奇怪,虽然请了很多医生,但都没能治好孩子的病。无奈之下,夫妻二人不知道从哪里请来了一个云游和尚,想让他帮忙看看,孩子究竟是怎么了。
老和尚过来之后,并没有把脉,只是看了一眼,开了几服药,等过几天再来看的时候,生病的小男孩已经活蹦乱跳了。
老和尚欣慰地点了点头,在他临走的时候,特意叮嘱了孩子的父母:“等到53年之后,你家这个孩子,还是会去那个山洞里。”还不等夫妻二人询问,老和尚便头也不回地离开了。
如果不是那位老和尚,或许他连命都已经丢了。所以,老和尚说的一番话,汪云兆的父母并没有放在心上,他们一门心思放在了孩子身上,为孩子的病好感到开心。
可是老和尚刚走了没一会,汪云兆就坐在床上,很认真地对他的父母说道:“我到60岁的时候,会在你们找到我的那个山洞里死去。”
二人一听儿子说的话,吓得不轻,可是他们也不敢多问,只当是孩子被吓到了。
此后,汪云兆也没有再提起过这件事,他的父母也逐渐忘记了此事,只当是小孩子一时口快,随便说的一句话。
毕竟预测未来这种事情,怎么听都是不靠谱的,更何况他还只是一个平平无奇的孩子。
日子就这么一天一天的过去,汪云兆和所有普通人一样,结婚生子,有了自己的家庭。
当初的预言已经被人们逐渐淡忘,但在1988年,也就是53年后,汪云兆60岁的那一年,怪事发生了。
当时,汪云兆的儿子汪根深,正在外地打工,突然接到了母亲席芝连托人带来的消息:“你爸爸丢了!”
得知此事的汪根深立马赶回了家,在报警之后,带着家里人四处寻找,一直都没有父亲的踪迹。一直到半个月之后,汪根深在离村子不算远的一个山洞里,找到了父亲。
此时的汪云兆,就好像只是睡着了一般,静静地平躺在山洞当中。虽然已经过去了15Ian,可尸体却丝毫没有腐烂的迹象。
对此汪根深觉得十分蹊跷,为什么父亲会平白无故地跑到这处山洞呢?
事实上,就在汪云兆出事情的当天,汪云兆有些反常,当时,他一直催促妻子席芝连赶紧做饭,吃完饭后,他又匆匆忙忙地洗了澡,嘴里总说“要快点,再快点”,妻子不明白,便问:“你这么着急做什么?”
“有人在喊我,在门口等我呢,我得赶紧去!”听到丈夫的解释后,席芝连也没想太多,只当是丈夫要去办事,没想到,他一出门,就再也没回来了。实在没办法,才给儿子打了电话。
结果,等来的却是丈夫的死讯。因此,汪根深希望警察能够对此事展开调查,能够找出父亲去世的真相。
就在众人一筹莫展的时候,汪根深的姑姑,脸色大变,提供了关键的信息:莫不是,当年那个预言?
她看到这处山洞,就想到了汪云兆7岁那年,就是在这个山洞里被找到的。
于是,她向众人阐述了那段神秘的往事,众人也非常疑惑,难道汪云兆真的有预测未来的能力?
这一查就是20多年,关于汪云兆死因的秘密,一直都没有一个结果。
无奈之下,汪根深找到了当地的媒体,随后当地的媒体又找来了相关的专家,再次来到了山洞中。
专家发现,这处山洞十分狭小,而且山洞潮湿,待的时间久了,很容易呼吸困难。
再结合汪云兆的病史,专家推断他是因为心血管疾病才会离世的。
当时正值盛夏,爬山本身就很容易引发病情,再加上山洞的特点,这才导致汪云兆在山洞中去世。
至于他小时候的预言,在专家看来,根本就是无稽之谈。
之所以会发生这种巧合,是因为汪云兆一直在进行自我催眠,他不断地提醒自己,在53年后会在山洞中去世。
久而久之,这种想法刻在了他的脑子里,挥之不去,在这种强烈的心理暗示下,汪云兆最终失去了自己的生命。
在重重迷雾被揭开之后,压在汪根深心里的那块石头也终于落下,得知父亲真正的死因是因为自身的原因后,他也选择接受。他明白离别是常态,希望父亲安息,自己也将继续好好生活,不负家人的期望。
不过,对于汪云兆在7岁时的预言,也无人能知晓真相了,只能进行猜测。至于那个和尚为何要那么说,这也成了谜题了。
世界之大,无奇不有,然而,老和尚莫非有预言的能力?这到底是怎么回事。
在汪云兆7岁的时候,因为独自一人跑出门,找不到回家的路,只能钻进一个山洞里取暖。等父母找到他,把他带回家之后,汪云兆就一病不起了。
说来也奇怪,虽然请了很多医生,但都没能治好孩子的病。无奈之下,夫妻二人不知道从哪里请来了一个云游和尚,想让他帮忙看看,孩子究竟是怎么了。
老和尚过来之后,并没有把脉,只是看了一眼,开了几服药,等过几天再来看的时候,生病的小男孩已经活蹦乱跳了。
老和尚欣慰地点了点头,在他临走的时候,特意叮嘱了孩子的父母:“等到53年之后,你家这个孩子,还是会去那个山洞里。”还不等夫妻二人询问,老和尚便头也不回地离开了。
如果不是那位老和尚,或许他连命都已经丢了。所以,老和尚说的一番话,汪云兆的父母并没有放在心上,他们一门心思放在了孩子身上,为孩子的病好感到开心。
可是老和尚刚走了没一会,汪云兆就坐在床上,很认真地对他的父母说道:“我到60岁的时候,会在你们找到我的那个山洞里死去。”
二人一听儿子说的话,吓得不轻,可是他们也不敢多问,只当是孩子被吓到了。
此后,汪云兆也没有再提起过这件事,他的父母也逐渐忘记了此事,只当是小孩子一时口快,随便说的一句话。
毕竟预测未来这种事情,怎么听都是不靠谱的,更何况他还只是一个平平无奇的孩子。
日子就这么一天一天的过去,汪云兆和所有普通人一样,结婚生子,有了自己的家庭。
当初的预言已经被人们逐渐淡忘,但在1988年,也就是53年后,汪云兆60岁的那一年,怪事发生了。
当时,汪云兆的儿子汪根深,正在外地打工,突然接到了母亲席芝连托人带来的消息:“你爸爸丢了!”
得知此事的汪根深立马赶回了家,在报警之后,带着家里人四处寻找,一直都没有父亲的踪迹。一直到半个月之后,汪根深在离村子不算远的一个山洞里,找到了父亲。
此时的汪云兆,就好像只是睡着了一般,静静地平躺在山洞当中。虽然已经过去了15Ian,可尸体却丝毫没有腐烂的迹象。
对此汪根深觉得十分蹊跷,为什么父亲会平白无故地跑到这处山洞呢?
事实上,就在汪云兆出事情的当天,汪云兆有些反常,当时,他一直催促妻子席芝连赶紧做饭,吃完饭后,他又匆匆忙忙地洗了澡,嘴里总说“要快点,再快点”,妻子不明白,便问:“你这么着急做什么?”
“有人在喊我,在门口等我呢,我得赶紧去!”听到丈夫的解释后,席芝连也没想太多,只当是丈夫要去办事,没想到,他一出门,就再也没回来了。实在没办法,才给儿子打了电话。
结果,等来的却是丈夫的死讯。因此,汪根深希望警察能够对此事展开调查,能够找出父亲去世的真相。
就在众人一筹莫展的时候,汪根深的姑姑,脸色大变,提供了关键的信息:莫不是,当年那个预言?
她看到这处山洞,就想到了汪云兆7岁那年,就是在这个山洞里被找到的。
于是,她向众人阐述了那段神秘的往事,众人也非常疑惑,难道汪云兆真的有预测未来的能力?
这一查就是20多年,关于汪云兆死因的秘密,一直都没有一个结果。
无奈之下,汪根深找到了当地的媒体,随后当地的媒体又找来了相关的专家,再次来到了山洞中。
专家发现,这处山洞十分狭小,而且山洞潮湿,待的时间久了,很容易呼吸困难。
再结合汪云兆的病史,专家推断他是因为心血管疾病才会离世的。
当时正值盛夏,爬山本身就很容易引发病情,再加上山洞的特点,这才导致汪云兆在山洞中去世。
至于他小时候的预言,在专家看来,根本就是无稽之谈。
之所以会发生这种巧合,是因为汪云兆一直在进行自我催眠,他不断地提醒自己,在53年后会在山洞中去世。
久而久之,这种想法刻在了他的脑子里,挥之不去,在这种强烈的心理暗示下,汪云兆最终失去了自己的生命。
在重重迷雾被揭开之后,压在汪根深心里的那块石头也终于落下,得知父亲真正的死因是因为自身的原因后,他也选择接受。他明白离别是常态,希望父亲安息,自己也将继续好好生活,不负家人的期望。
不过,对于汪云兆在7岁时的预言,也无人能知晓真相了,只能进行猜测。至于那个和尚为何要那么说,这也成了谜题了。
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