…我存档下
異常性
懐かしむという行為は純粋でただただ美しく思う。
その時だけは荒んだ感情を宥めるように穏やかな時間が流れる。
それなのに懐かしむ対象の大概は悲しみに紐付いていて遣る瀬無い。

憂うばかりの人生に救いを求めるように過去を振り返っても彼らは先回りして待ち構えている。
そうして暴力的な毎日が急かすように明日へ連れていく。

平和なんてない。
それは個人的なものから世界規模まで同じ。

平和であって欲しいと思うがそうする力なんて誰も持ち合わせていない。
彼の有名なミュージシャンが平和を歌い、それに共鳴して多くの人がその歌を歌えど戦争は無くならない。

平和という偶像を求めて争い悲しみを生む。
残された者が悼み懐かしむことで各々の世界で平和を生むのかもしれない。

だとすればこのサイクルは異常でいて正常だろう。

p.s.
眠る前にこんなことを考えるべきではない。
話が逸れていき、思考の破綻と終わらない脳内討論会で自己がゲシュタルト崩壊しそうだ。

この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら それに立つこの言葉は　過去の誰とも違う 自惚れて　それを書き足せ その痛みは共通言語だ【若这世上大部分的东西 都是那些完成了心愿的家伙们的血迹 立于它们之上的这些话语 已不再与曾经的谁人相似 现在的我为自己而骄傲 快将这件事也写进去 那份痛苦就是我们的共同言语】秋田ひろむ词「カシオピア係留所」水机智译

レポート：
小鳥遊賢人役の仲村さんは「『いくつからでも何かを目指せる』というこの作品は、過去の自分と重ねて胸が熱くなります！　この作品のキャストに選んでいただいたことがとてもうれしいです。すてきな歌も録ったので、早く皆様に聴いてもらえる日を心待ちにしています。よろしくお願いします！」とコメントを寄せている。