谈恋爱喜欢重要还是合适重要?
喜欢和合适都不是最重要的,最重要的是:恋爱情商。
换言之,你要有足够的能力经营关系,处理问题,挽救得了死气沉沉的平淡,撑得过困难重重的过程,否则:
一开始的喜欢会被消耗,变成争吵无度的恐惧;
一开始的合适会被打败,变成相看两厌的腻烦。
于是,无论你身处哪种情况,都会由衷悔过:“当初不如找一个合适的/喜欢的人算了,何必受这种罪?”
但当局势逆反,两人在亲密关系中都揣有足够的恋爱情商,都懂得如何正确经营感情,无论开始所处局势如何,后续都会越来越好:
一开始的喜欢,会逐渐磨合,剔除多余棱角,变得默契合适;
一开始的合适,会日久生情,逐渐欣赏彼此,爱得也足够深厚。
所以,“喜欢”和“合适”都只是关系起始时的单一状态,各有优劣,没法准确衡量哪个比另一个性价比更高——就算衡量出来了,差距也极小,指望那点儿小差距去成功,纯属天方夜谭。
真正能让关系走向牢靠的,永远是你在关系中的表现。情商够用,就能驾驭感情,掌握全局。
那么,什么才算是感情中的“情商”?
1、勇于付出,也敢于索取
我从不认同你要在关系中做付出方或索取方,真正想长期走下去的,应该是勇敢付出,大方索取的。
不要计较得失,更不必在心里打什么算盘:“今天他这样对我,那我明天就如此对他。”因为在你进行这一切内心较量的时候,你就已经在患得患失,离输不远了。
你需要一种健康的努力,记住,要努力,但一定要建立在健康的前提下:你可以付出,但不必牺牲自我,不必掏心掏肺;你也可以索取,但不要超越应得,强制要求。
你的一切付出与努力不是为了维持关系绝对的平等,而是为了维持自我内心的平衡。
只有内心平衡了,人才不会在关系中患得患失,才不会各种考验,才不会用极端方式来试探对方,你此后的所言所行才有效进行,才能保证感情的基本稳定。
2、不要试图用卑微来感动对方
卑微,是一个典型自我感动的词汇。
它不恶,甚至从你的角度而言是个褒义词;但其实,它无论对对方还是对关系而言,都是一个百害而无一利的存在。
首先,你要想好一件事:
你喜欢“卑微”吗?
你不会喜欢的,你只不过是想通过这种方式来精神折磨,来感动对方,颇有一种“你看我都这样了,还不行吗”的极端鞭挞。
你以为难过的尽头就是幸福,所以宁可给自己制造难过;但很遗憾,你这属于作弊,顶多能带来对方的一点同情(时间久了这点儿同情都不给你),但指望他能以此来大获感动,来爱你更深,那是完全不可能的。
3、懂事可以,但要让他买账
懂事完全没问题,但要建立在他买账的前提下。
换言之,不要自己偷偷懂事,暗自牺牲,只呈现一个完美的结果出来——因为这在他看来太容易太平常了,甚至以为这是你的理所应当。
你的一切懂事也好、委屈也好,要做好,也要让他看到;你要让他明白你的懂事和付出是有原因的,是你的退步和爱,是有成本和价值的。
4、别让爱情阻挡你原本的脚步
爱情的存在,只能让你在原有精力上多加努力,而不是吸取你原本投入给自己的精力。
如果曾经的你,爱臭美爱工作爱生活,那就不要让爱情插手你原本的脚步,改变真正原本积极美好的你。
5、学会制造情调
在能力范围内,减少长期关系带来的平淡和无趣,制造些情调与波澜。
这不仅有助于感情的亲密,还能时时刻刻提醒对方你的可爱与魅力,及时提起他对你的好感和吸引。
所以,不要为了稳定而一成不变,小心会适得其反。人性中本就对“变化”有着无法抵抗的好奇心和迷惑性,在安全范围内的变动,会让对方更加爱你,更迷恋你。
6、别让任何属性成为你的束缚
你是温柔的,但你不是不会发脾气;你是懂事的,但你从不委曲求全;你是笨拙的,但你却总是能在关系中掌握大方向,第一时间做出正确引导。
你在他的印象中必然会有某些属性,但不要让这些属性成为你的标签。因为,一旦被标签化,对方就会对你的另一个极端产生好奇。
就像是吃素久了就馋肉,喝酒太多想喝茶一样的道理——但当一盘菜既有肉又有素,吃过之后可能就不会格外琢磨吃别的。
换言之,你可以有属性偏向,但不要完全固定,否则容易激发起对方人性中丑陋的一面:越得不到什么,就越对什么蠢蠢欲动。
7、提升自我,长期吸引
在两个人的关系中,最重要也是最稳定的联系,就是吸引力。
吸引力是自愿的、主动的一种内在驱动力,无需任何外部压力,是他心甘情愿去爱你的唯一长期法则。
你对他好、你值得同情、他对你有责任... ...这一切的一切充其量算是被动的,无奈的,必须执行但随时可终止的情感;唯有吸引力不是,因为那是你的独一无二。
8、制造不可替代性
谈到独一无二,就不得不延伸出一个小tip:关系中的不可替代性有多重要。
不可替代性,是唯一能让一段看似终结的感情起死回生的必要条件,甚至会在起死回生后更加被人珍惜。
想方设法寻找自己身上的独特之处,制造在关系中其他人无法取替的事件或状态,这是你在关系中重要地位的保险之一。
喜欢和合适都不是最重要的,最重要的是:恋爱情商。
换言之,你要有足够的能力经营关系,处理问题,挽救得了死气沉沉的平淡,撑得过困难重重的过程,否则:
一开始的喜欢会被消耗,变成争吵无度的恐惧;
一开始的合适会被打败,变成相看两厌的腻烦。
于是,无论你身处哪种情况,都会由衷悔过:“当初不如找一个合适的/喜欢的人算了,何必受这种罪?”
但当局势逆反,两人在亲密关系中都揣有足够的恋爱情商,都懂得如何正确经营感情,无论开始所处局势如何,后续都会越来越好:
一开始的喜欢,会逐渐磨合,剔除多余棱角,变得默契合适;
一开始的合适,会日久生情,逐渐欣赏彼此,爱得也足够深厚。
所以,“喜欢”和“合适”都只是关系起始时的单一状态,各有优劣,没法准确衡量哪个比另一个性价比更高——就算衡量出来了,差距也极小,指望那点儿小差距去成功,纯属天方夜谭。
真正能让关系走向牢靠的,永远是你在关系中的表现。情商够用,就能驾驭感情,掌握全局。
那么,什么才算是感情中的“情商”?
1、勇于付出,也敢于索取
我从不认同你要在关系中做付出方或索取方,真正想长期走下去的,应该是勇敢付出,大方索取的。
不要计较得失,更不必在心里打什么算盘:“今天他这样对我,那我明天就如此对他。”因为在你进行这一切内心较量的时候,你就已经在患得患失,离输不远了。
你需要一种健康的努力,记住,要努力,但一定要建立在健康的前提下:你可以付出,但不必牺牲自我,不必掏心掏肺;你也可以索取,但不要超越应得,强制要求。
你的一切付出与努力不是为了维持关系绝对的平等,而是为了维持自我内心的平衡。
只有内心平衡了,人才不会在关系中患得患失,才不会各种考验,才不会用极端方式来试探对方,你此后的所言所行才有效进行,才能保证感情的基本稳定。
2、不要试图用卑微来感动对方
卑微,是一个典型自我感动的词汇。
它不恶,甚至从你的角度而言是个褒义词;但其实,它无论对对方还是对关系而言,都是一个百害而无一利的存在。
首先,你要想好一件事:
你喜欢“卑微”吗?
你不会喜欢的,你只不过是想通过这种方式来精神折磨,来感动对方,颇有一种“你看我都这样了,还不行吗”的极端鞭挞。
你以为难过的尽头就是幸福,所以宁可给自己制造难过;但很遗憾,你这属于作弊,顶多能带来对方的一点同情(时间久了这点儿同情都不给你),但指望他能以此来大获感动,来爱你更深,那是完全不可能的。
3、懂事可以,但要让他买账
懂事完全没问题,但要建立在他买账的前提下。
换言之,不要自己偷偷懂事,暗自牺牲,只呈现一个完美的结果出来——因为这在他看来太容易太平常了,甚至以为这是你的理所应当。
你的一切懂事也好、委屈也好,要做好,也要让他看到;你要让他明白你的懂事和付出是有原因的,是你的退步和爱,是有成本和价值的。
4、别让爱情阻挡你原本的脚步
爱情的存在,只能让你在原有精力上多加努力,而不是吸取你原本投入给自己的精力。
如果曾经的你,爱臭美爱工作爱生活,那就不要让爱情插手你原本的脚步,改变真正原本积极美好的你。
5、学会制造情调
在能力范围内,减少长期关系带来的平淡和无趣,制造些情调与波澜。
这不仅有助于感情的亲密,还能时时刻刻提醒对方你的可爱与魅力,及时提起他对你的好感和吸引。
所以,不要为了稳定而一成不变,小心会适得其反。人性中本就对“变化”有着无法抵抗的好奇心和迷惑性,在安全范围内的变动,会让对方更加爱你,更迷恋你。
6、别让任何属性成为你的束缚
你是温柔的,但你不是不会发脾气;你是懂事的,但你从不委曲求全;你是笨拙的,但你却总是能在关系中掌握大方向,第一时间做出正确引导。
你在他的印象中必然会有某些属性,但不要让这些属性成为你的标签。因为,一旦被标签化,对方就会对你的另一个极端产生好奇。
就像是吃素久了就馋肉,喝酒太多想喝茶一样的道理——但当一盘菜既有肉又有素,吃过之后可能就不会格外琢磨吃别的。
换言之,你可以有属性偏向,但不要完全固定,否则容易激发起对方人性中丑陋的一面:越得不到什么,就越对什么蠢蠢欲动。
7、提升自我,长期吸引
在两个人的关系中,最重要也是最稳定的联系,就是吸引力。
吸引力是自愿的、主动的一种内在驱动力,无需任何外部压力,是他心甘情愿去爱你的唯一长期法则。
你对他好、你值得同情、他对你有责任... ...这一切的一切充其量算是被动的,无奈的,必须执行但随时可终止的情感;唯有吸引力不是,因为那是你的独一无二。
8、制造不可替代性
谈到独一无二,就不得不延伸出一个小tip:关系中的不可替代性有多重要。
不可替代性,是唯一能让一段看似终结的感情起死回生的必要条件,甚至会在起死回生后更加被人珍惜。
想方设法寻找自己身上的独特之处,制造在关系中其他人无法取替的事件或状态,这是你在关系中重要地位的保险之一。
KinKi Kids、CDデビュー25周年。ニューシングル「高純度romance」で松本隆が描いた2人の姿
text by その他
https://t.cn/A66Iu3dB
3月16日にリリースされる、KinKi Kids、44枚目のシングル「高純度romance」は、25年前、彼らのデビュー曲「硝子の少年」を手掛けた、松本隆による作詩である。CDデビュー25周年を迎えるこのアニヴァーサリーの始まりに、彼を起用した意味は大きい。この楽曲の歌詩について、昨年、松本隆50年の軌跡を追った評伝「風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年」(KADOKAWA)を上梓した音楽評論家、田家秀樹による考察を軸に「高純度romance」を分析する。2人を傍で、つかず離れず、ずっと見続けてきた人だからこそわかることがある。これは愛に溢れた1曲だ。
(これは『音楽と人』4月号に掲載された記事です)
松本さんらしい歌詩だな、という印象を受けました。
過剰な言葉も使わないし、説明もしないんだけど、何を唄いたいのかがすごくよくわかる。
〈絆〉ですよね。そしてこんな美しい曲なのに、美化してないし、綺麗事にもしていない。すごくリアリティがある。
〈引きこもってた日もあったよね/悩んだり凹んだり〉
何かを肯定する時に、こういう否定的なことも呼び込みながら、絶妙なバランスで書く。これは、松本隆の技以外の何者でもないですよ。
はっぴいえんどの頃からずっとそうなんですけど、松本さんは1曲の中で、光と影のどちらも書くんです。どちらかではなく全体を。すごくフラットに物を見ながら、その中にあるいろんなデコボコから目を背けない。そしてそれを肯定的に描けるから、嘘っぽさが全然ない。どんな人にも影があって、美しいだけじゃないことをわかって書いている。この曲は、言ってみれば結成25周年のお祝いソングですよね。そんなおめでたい曲に普通、〈引きこもってた日もあったよね〉なんて引き合いに出さないでしょう? でもそれが、この歌のリアリティに繋がっています。
有名なエピソードですけど、松本さんがKinKi Kidsのデビュー曲を依頼された時、なかなかジャニーさんからOKが出なかったんです。ミリオンヒットを獲れる曲という至上命令が出ていて、「Kissからはじまるミステリー」と「ジェットコースター・ロマンス」を先に書き上げていたものの、デビュー曲としてはOKがもらえなかった。煮詰まった松本さんが、仕事場の居間でテレビをつけたら偶然KinKi Kidsが唄っていて、その姿を見た松本さんは「あ、硝子の少年だ」と思った、と。
硝子は脆くて崩れやすく、だからこそピュアで透明、そして美しい。今回のタイトルの〈高純度〉とは、そういうことでもありますよね。この関係がこのままで壊れないでほしい、という願いもあったと思います。そこに松本さん自身を重ねたところもあるでしょうね。
松本さんが分身だと言ってる人が3人いるんです。細野晴臣、大滝詠一、筒美京平。きっと、自分とその人たちの間にあった、他の人にはわからない独特な関係性を、光一くんと剛くんの関係に見たんだと思います。ずっと傍にいるけど交わらない。でも絶対に離れられない。そして誰よりもお互いを理解してる。
だから、この人にはこうであってほしい、という願いが歌詩にこもってるんですよね。松本さんがそんなスタンスで歌詩を描いた唄い手は、おそらくKinKi Kidsと松田聖子さんだけだと思います。松田さんには、等身大の彼女より、ちょっとだけ大人なテーマの歌詩をつねに与えてきたんですよ。彼女は飛び抜けた歌唱力でそれを唄い、それによって、歌手としても人間としても大人になっていった。
KinKi Kidsもそうだと思うんです。デビューがいきなり「硝子の少年」じゃないですか。18歳で、自分たちのあり方のようなものを提示されて以降、その後の松本さんの歌詩は、つねに彼らの生き方のようなものを提示してきている気がします。「ボクの背中には羽根がある」も「スワンソング」もそう。そんな長年のいろんな積み重ねのうえに「高純度romance」が生まれている。それを思うと、25年という時間を背景に、大人になった2人に対し、その次、みたいなものを指し示してるのかもしれません。〈家庭〉という言葉もかなり踏み込んでるように聴こえますけど、でもそれが、さっき話したようなどんな人でも思い当たるリアリティを曲に与えてくれるんです。
〈純度高めの日々育んだ〉という一節もそうですね。つまり自分たちがやっている活動があって、お互いがその純度を高め続けている。プライドもあるし、自負もあるから折れない。そう簡単には交わらない。そんな状態で続けてきた彼らのことを、松本さんはちゃんと見てるということですよね。
そしてラストにある〈真実の蝶結び〉という言葉。〈蝶結び〉って、すぐ解けてしまう脆さがあるじゃないですか。ギュッと固く結ぶのではなく、綺麗だけど、紐を引いたらすぐに解けてしまう〈蝶結び〉。純度が高いからそれができるということでもあるし、そこに到達したということでもある。でも壊れやすいものでもある。これは「硝子の少年」にあった儚さ、脆さの象徴ですよね。そういうものが25年を経てもちゃんと結ばれている。
やはり松本さんがKinKi Kidsにずっと見ているのは、壊れそうで陰りのある、でもとても儚くて、ピュアな青春なんですよ。それを最初、近藤真彦さんに見たと思うんですけど、彼はソロだから、1人の人物の視点でしか描けない。KinKi Kidsはそこに2人の関係性が加わるから、近藤さんよりも歌で表現する視点が深くなる。そこにあの時代のいろんな青春群像が散りばめられているのが「硝子の少年」ですけど、それから25年経って、大人になった時に、いろんなことを言わなくてももういろいろ経験してるから、以前よりも言葉数が少なくなって、整理されて唄われていますね。
松本さんは作詞家として、太田裕美や寺尾聰、南佳孝や松田聖子の作品で、歌謡界で一時代を築いた後、89年から94年まで、作詞家としての活動を休憩するんですが、最前線に復帰したのがKinKi Kidsでした。おそらく松本さんは、2人と出会い、「硝子の少年」がミリオンヒットを飛ばし、代表曲として唄い継がれてきたことで、彼が70年代からずっと描いてきた〈青春の永遠性〉みたいなものを確信できたんじゃないでしょうか。つまり古い新しいは関係なく、みんなが持っているものなんだ、と。
松本さんの歌詩には、時折〈ジェームス・ディーン〉がモチーフとして出てきます。青春のシンボルとでも言うべきもので、矢沢永吉さんの「サブウェイ特急」や原田真二さんの「てぃーんずぶるーす」にも出てきます。若々しく孤独感があり、陰りもある。ジェームス・ディーンのそんなイメージが、松本さんの中にある普遍的な青春でしょう。それがKinKi Kidsにも繋がっているんですけど、さっきお話したように、ジェームス・ディーンは1人だけど、その精神を、2人の関係性として描けるのがKinKi Kidsなんだと思います。
ジェームス・ディーンは若くして亡くなっています。つまり孤独感や陰りというのは、それを抱えたまま死ぬことでしか永遠にならない。人によっては、歳を重ねるごとに、そういうものが失われていく。むしろそのほうが多い。でもKinKi Kidsは、2人の関係が続いていく中で、孤独や陰りが失われることがない。その素晴らしさがある。松本さんが描いてきた〈青春の永遠性〉。その先にあるものを彼らは見せてくれている。あんな硝子のように脆く、儚い美しさを湛えてきた2人の25年。この記念すべきアニヴァーサリーに書いた「高純度romance」は、松本さんが描きたかった世界観の集大成に近い。そして松本さんが、KinKi Kidsの2人に言いたかったであろう一言が、この曲の中にありました。
〈ほんとに愛してるよ〉
これが2人に伝えたかったことですよ。松本さんは大切なタイミングで、歌詩にそういうことを盛り込みますね。松田さんとのコンビを解消したアルバム『Citron』の最後の曲「林檎酒の日々」では〈もうさよならね〉と書いてますけど、それと同じです。この〈ほんとに愛してるよ〉は、松本さんがKinKi Kidsの2人に伝えたかったメッセージだと思います。
よく松本さんは「人の心を引きつける詞は、5%の真実と95%の想像から出来ている」とおっしゃっているんですが、その5%の真実が、25周年というタイミングもあって、そういうところににじみ出た気がします。それと、〈そんな時背中をポンと叩く/君の手に救われたのさ〉という一節は、ジャニーさんの病室で光一さんと剛さんが交わした光景を、KinKi Kidsとして歌にしていると編集長の金光さんから聞いたんですが(註:「YOU... ~ThanKs 2 YOU~」のKinKi Kidsヴァージョン。『KinKi Kids Concert Tour2019-2020 ThanKs 2 YOU』で披露)、松本さんはその話を知らなかったかもしれないですね。というのは、マーケットリサーチみたいなことをする人じゃないんですよ。人から聞かされたのなら別ですけど、自分から最近のKinKi Kidsについて細かく調べたりはしてないと思います。だとしたらすごい話ですけど、松本隆という人とKinKi Kidsの関係を知れば、そんな偶然もありそうだなと、そんな気持ちになりますね。
談=田家秀樹
構成=金光裕史
text by その他
https://t.cn/A66Iu3dB
3月16日にリリースされる、KinKi Kids、44枚目のシングル「高純度romance」は、25年前、彼らのデビュー曲「硝子の少年」を手掛けた、松本隆による作詩である。CDデビュー25周年を迎えるこのアニヴァーサリーの始まりに、彼を起用した意味は大きい。この楽曲の歌詩について、昨年、松本隆50年の軌跡を追った評伝「風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年」(KADOKAWA)を上梓した音楽評論家、田家秀樹による考察を軸に「高純度romance」を分析する。2人を傍で、つかず離れず、ずっと見続けてきた人だからこそわかることがある。これは愛に溢れた1曲だ。
(これは『音楽と人』4月号に掲載された記事です)
松本さんらしい歌詩だな、という印象を受けました。
過剰な言葉も使わないし、説明もしないんだけど、何を唄いたいのかがすごくよくわかる。
〈絆〉ですよね。そしてこんな美しい曲なのに、美化してないし、綺麗事にもしていない。すごくリアリティがある。
〈引きこもってた日もあったよね/悩んだり凹んだり〉
何かを肯定する時に、こういう否定的なことも呼び込みながら、絶妙なバランスで書く。これは、松本隆の技以外の何者でもないですよ。
はっぴいえんどの頃からずっとそうなんですけど、松本さんは1曲の中で、光と影のどちらも書くんです。どちらかではなく全体を。すごくフラットに物を見ながら、その中にあるいろんなデコボコから目を背けない。そしてそれを肯定的に描けるから、嘘っぽさが全然ない。どんな人にも影があって、美しいだけじゃないことをわかって書いている。この曲は、言ってみれば結成25周年のお祝いソングですよね。そんなおめでたい曲に普通、〈引きこもってた日もあったよね〉なんて引き合いに出さないでしょう? でもそれが、この歌のリアリティに繋がっています。
有名なエピソードですけど、松本さんがKinKi Kidsのデビュー曲を依頼された時、なかなかジャニーさんからOKが出なかったんです。ミリオンヒットを獲れる曲という至上命令が出ていて、「Kissからはじまるミステリー」と「ジェットコースター・ロマンス」を先に書き上げていたものの、デビュー曲としてはOKがもらえなかった。煮詰まった松本さんが、仕事場の居間でテレビをつけたら偶然KinKi Kidsが唄っていて、その姿を見た松本さんは「あ、硝子の少年だ」と思った、と。
硝子は脆くて崩れやすく、だからこそピュアで透明、そして美しい。今回のタイトルの〈高純度〉とは、そういうことでもありますよね。この関係がこのままで壊れないでほしい、という願いもあったと思います。そこに松本さん自身を重ねたところもあるでしょうね。
松本さんが分身だと言ってる人が3人いるんです。細野晴臣、大滝詠一、筒美京平。きっと、自分とその人たちの間にあった、他の人にはわからない独特な関係性を、光一くんと剛くんの関係に見たんだと思います。ずっと傍にいるけど交わらない。でも絶対に離れられない。そして誰よりもお互いを理解してる。
だから、この人にはこうであってほしい、という願いが歌詩にこもってるんですよね。松本さんがそんなスタンスで歌詩を描いた唄い手は、おそらくKinKi Kidsと松田聖子さんだけだと思います。松田さんには、等身大の彼女より、ちょっとだけ大人なテーマの歌詩をつねに与えてきたんですよ。彼女は飛び抜けた歌唱力でそれを唄い、それによって、歌手としても人間としても大人になっていった。
KinKi Kidsもそうだと思うんです。デビューがいきなり「硝子の少年」じゃないですか。18歳で、自分たちのあり方のようなものを提示されて以降、その後の松本さんの歌詩は、つねに彼らの生き方のようなものを提示してきている気がします。「ボクの背中には羽根がある」も「スワンソング」もそう。そんな長年のいろんな積み重ねのうえに「高純度romance」が生まれている。それを思うと、25年という時間を背景に、大人になった2人に対し、その次、みたいなものを指し示してるのかもしれません。〈家庭〉という言葉もかなり踏み込んでるように聴こえますけど、でもそれが、さっき話したようなどんな人でも思い当たるリアリティを曲に与えてくれるんです。
〈純度高めの日々育んだ〉という一節もそうですね。つまり自分たちがやっている活動があって、お互いがその純度を高め続けている。プライドもあるし、自負もあるから折れない。そう簡単には交わらない。そんな状態で続けてきた彼らのことを、松本さんはちゃんと見てるということですよね。
そしてラストにある〈真実の蝶結び〉という言葉。〈蝶結び〉って、すぐ解けてしまう脆さがあるじゃないですか。ギュッと固く結ぶのではなく、綺麗だけど、紐を引いたらすぐに解けてしまう〈蝶結び〉。純度が高いからそれができるということでもあるし、そこに到達したということでもある。でも壊れやすいものでもある。これは「硝子の少年」にあった儚さ、脆さの象徴ですよね。そういうものが25年を経てもちゃんと結ばれている。
やはり松本さんがKinKi Kidsにずっと見ているのは、壊れそうで陰りのある、でもとても儚くて、ピュアな青春なんですよ。それを最初、近藤真彦さんに見たと思うんですけど、彼はソロだから、1人の人物の視点でしか描けない。KinKi Kidsはそこに2人の関係性が加わるから、近藤さんよりも歌で表現する視点が深くなる。そこにあの時代のいろんな青春群像が散りばめられているのが「硝子の少年」ですけど、それから25年経って、大人になった時に、いろんなことを言わなくてももういろいろ経験してるから、以前よりも言葉数が少なくなって、整理されて唄われていますね。
松本さんは作詞家として、太田裕美や寺尾聰、南佳孝や松田聖子の作品で、歌謡界で一時代を築いた後、89年から94年まで、作詞家としての活動を休憩するんですが、最前線に復帰したのがKinKi Kidsでした。おそらく松本さんは、2人と出会い、「硝子の少年」がミリオンヒットを飛ばし、代表曲として唄い継がれてきたことで、彼が70年代からずっと描いてきた〈青春の永遠性〉みたいなものを確信できたんじゃないでしょうか。つまり古い新しいは関係なく、みんなが持っているものなんだ、と。
松本さんの歌詩には、時折〈ジェームス・ディーン〉がモチーフとして出てきます。青春のシンボルとでも言うべきもので、矢沢永吉さんの「サブウェイ特急」や原田真二さんの「てぃーんずぶるーす」にも出てきます。若々しく孤独感があり、陰りもある。ジェームス・ディーンのそんなイメージが、松本さんの中にある普遍的な青春でしょう。それがKinKi Kidsにも繋がっているんですけど、さっきお話したように、ジェームス・ディーンは1人だけど、その精神を、2人の関係性として描けるのがKinKi Kidsなんだと思います。
ジェームス・ディーンは若くして亡くなっています。つまり孤独感や陰りというのは、それを抱えたまま死ぬことでしか永遠にならない。人によっては、歳を重ねるごとに、そういうものが失われていく。むしろそのほうが多い。でもKinKi Kidsは、2人の関係が続いていく中で、孤独や陰りが失われることがない。その素晴らしさがある。松本さんが描いてきた〈青春の永遠性〉。その先にあるものを彼らは見せてくれている。あんな硝子のように脆く、儚い美しさを湛えてきた2人の25年。この記念すべきアニヴァーサリーに書いた「高純度romance」は、松本さんが描きたかった世界観の集大成に近い。そして松本さんが、KinKi Kidsの2人に言いたかったであろう一言が、この曲の中にありました。
〈ほんとに愛してるよ〉
これが2人に伝えたかったことですよ。松本さんは大切なタイミングで、歌詩にそういうことを盛り込みますね。松田さんとのコンビを解消したアルバム『Citron』の最後の曲「林檎酒の日々」では〈もうさよならね〉と書いてますけど、それと同じです。この〈ほんとに愛してるよ〉は、松本さんがKinKi Kidsの2人に伝えたかったメッセージだと思います。
よく松本さんは「人の心を引きつける詞は、5%の真実と95%の想像から出来ている」とおっしゃっているんですが、その5%の真実が、25周年というタイミングもあって、そういうところににじみ出た気がします。それと、〈そんな時背中をポンと叩く/君の手に救われたのさ〉という一節は、ジャニーさんの病室で光一さんと剛さんが交わした光景を、KinKi Kidsとして歌にしていると編集長の金光さんから聞いたんですが(註:「YOU... ~ThanKs 2 YOU~」のKinKi Kidsヴァージョン。『KinKi Kids Concert Tour2019-2020 ThanKs 2 YOU』で披露)、松本さんはその話を知らなかったかもしれないですね。というのは、マーケットリサーチみたいなことをする人じゃないんですよ。人から聞かされたのなら別ですけど、自分から最近のKinKi Kidsについて細かく調べたりはしてないと思います。だとしたらすごい話ですけど、松本隆という人とKinKi Kidsの関係を知れば、そんな偶然もありそうだなと、そんな気持ちになりますね。
談=田家秀樹
構成=金光裕史
谈恋爱总喜欢倒贴的星座
巨蟹座
心思细腻又极其灵敏的巨蟹座人素日里就很喜爱照料身边的人,在谈爱情的时候对另一半更是处处体贴周全,把对方照料得无微不至。但因为他们非常缺少安全感,很惧怕自个终有一天会被扔掉。他们会肆无忌惮地对另一半好,好到能让对方发生愧疚感。可是他们不求任何物质回报,只求对方不要脱离自个
金牛座
金牛自己很在乎物质享受,所以自然觉得物质能给一个人带来很大满足,金牛讨好另一半的方式其实最常用的就是花钱。是的,有很多人说跟金牛不能谈钱,谈钱感情一定要受到损伤,那是因为说这个话的人真的不太了解金牛,金牛爱一个人的时候,如果确定对方是自己的人生伴侣,就会专心致志地对另一半好,吃经济上的亏是很理所应当的,但是金牛是不是应该先确认一下对方有没有把自己当成人生伴侣了呢?
双鱼座
关于爱情至上的双鱼座的人来说,他们非常重视自个爱的人。在谈爱情的过程中,他们最不能忍耐的即是被爱人疏忽。只要被疏忽就会在脑海中演出很多的狗血电视剧剧情。他们惧怕被爱人扔掉,为了不让爱人脱离自个,不论对方有啥请求都会去做。一心一意地支付,贡献出自个的全部。
狮子座
狮子非常要面子,所以恋爱的时候很容易吃经济亏。因为狮子无法拒绝另一半提出来的要求,尤其是与钱有关的,可能他会回家以后吃清水挂面,但在恋人面前,却很舍得花钱,不贵的不买,不浪费不奢侈的约会不安排。跟狮子恋爱整个过程倒是蛮奢华的,但是如果狮子的另一半太贪心,可能很容易就把狮子榨干。其实,狮子要是能量力而为,不要死要面子活受罪,可能会避免被那种贪婪的异性盯上。
天蝎座
天蝎座人有着激烈的占有欲和嫉妒心,一旦爱上了某个人就会不惜全部代价都要得到。即使对方一无所有,他们也毫不犹豫为对方供给全部所需的东西,不论是物质仍是金钱。只需可以把对方留在自个的身边,不论要他们做啥都可以,凡事都顺着对方的意。
#日常迷信# #星座恋爱大作战#
巨蟹座
心思细腻又极其灵敏的巨蟹座人素日里就很喜爱照料身边的人,在谈爱情的时候对另一半更是处处体贴周全,把对方照料得无微不至。但因为他们非常缺少安全感,很惧怕自个终有一天会被扔掉。他们会肆无忌惮地对另一半好,好到能让对方发生愧疚感。可是他们不求任何物质回报,只求对方不要脱离自个
金牛座
金牛自己很在乎物质享受,所以自然觉得物质能给一个人带来很大满足,金牛讨好另一半的方式其实最常用的就是花钱。是的,有很多人说跟金牛不能谈钱,谈钱感情一定要受到损伤,那是因为说这个话的人真的不太了解金牛,金牛爱一个人的时候,如果确定对方是自己的人生伴侣,就会专心致志地对另一半好,吃经济上的亏是很理所应当的,但是金牛是不是应该先确认一下对方有没有把自己当成人生伴侣了呢?
双鱼座
关于爱情至上的双鱼座的人来说,他们非常重视自个爱的人。在谈爱情的过程中,他们最不能忍耐的即是被爱人疏忽。只要被疏忽就会在脑海中演出很多的狗血电视剧剧情。他们惧怕被爱人扔掉,为了不让爱人脱离自个,不论对方有啥请求都会去做。一心一意地支付,贡献出自个的全部。
狮子座
狮子非常要面子,所以恋爱的时候很容易吃经济亏。因为狮子无法拒绝另一半提出来的要求,尤其是与钱有关的,可能他会回家以后吃清水挂面,但在恋人面前,却很舍得花钱,不贵的不买,不浪费不奢侈的约会不安排。跟狮子恋爱整个过程倒是蛮奢华的,但是如果狮子的另一半太贪心,可能很容易就把狮子榨干。其实,狮子要是能量力而为,不要死要面子活受罪,可能会避免被那种贪婪的异性盯上。
天蝎座
天蝎座人有着激烈的占有欲和嫉妒心,一旦爱上了某个人就会不惜全部代价都要得到。即使对方一无所有,他们也毫不犹豫为对方供给全部所需的东西,不论是物质仍是金钱。只需可以把对方留在自个的身边,不论要他们做啥都可以,凡事都顺着对方的意。
#日常迷信# #星座恋爱大作战#
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