#大森美優##AKB48[超话]#210916 755
好久没在家里看到虫子了,心脏扑通扑通直跳。
然后被它逃了。
是只大块头。
我想应该是只蟑螂吧,总之呢,
我期待着再次相见之日的到来~
久しぶりに家の中で虫をみて、
心臓バクバクしたそして逃げられました
大きめの子でした
多分Gさんだったけど、とりあえず、
また再会する日を待ちたいと思います〜☺
好久没在家里看到虫子了,心脏扑通扑通直跳。
然后被它逃了。
是只大块头。
我想应该是只蟑螂吧,总之呢,
我期待着再次相见之日的到来~
久しぶりに家の中で虫をみて、
心臓バクバクしたそして逃げられました
大きめの子でした
多分Gさんだったけど、とりあえず、
また再会する日を待ちたいと思います〜☺
#女性能被谈论的只有婚姻吗# 日本民间故事-鲷鱼妻子
むかしむかし、あるところに、一人ひとりの漁師りょうしがいました。
很久很久以前,在某个地方,有一个渔夫。
ある日ひの事こと、漁師りょうしはピカピカとうろこが光輝ひかりかがやく大おおきな赤あかダイを釣つり上あげました。「これは大物おおものだ」
漁師りょうしが新鮮しんせんなうちに手てカギを入いれて、血抜ちぬきをしようとすると、(殺ころさないで!)と、うったえるような声こえを感かんじました。
「うん?このタイが言いったのか?・・・まさかな」
漁師りょうしがもう一度いちど、手てカギを振ふり上あげると、(殺ころさないで!)と、また声こえが聞きこえたような気きがしたのです。
「うーん、仕方しかたない、逃にがしてやるか」漁師りょうしは赤あかダイを、海うみに逃にがしてやりました。
有一天,渔夫钓上来一条鱼鳞闪闪发光的大红鲷鱼。“这可真是个好家伙。”
渔夫想趁着新鲜,插入鹰嘴钩,抽血出来时,听到了控诉般的声音“不要杀!”
“咦?是这条鲷鱼在说吗?・・・怎么可能”
渔夫再次举起鹰嘴钩时,又听到了一声“不要杀!”
“额,没办法,放走吧”渔夫就把那条红鲷鱼放回到了海里。
それからしばらくたったある日ひ、漁師りょうしは人ひとのすすめで、今いままで見みた事こともないほど赤あから顔がおの女おんなの人ひとを女房にょうぼうにもらいました。
その女房にょうぼうは料理りょうりが大変上手たいへんじょうずで、特とくにみそ汁しるやおすましなどは天下一てんかいちの味あじです。
あまりにもおいしいので、漁師りょうしは女房にょうぼうに、「こんなにうまい料理りょうり、どうやって作つくるんだ?」と、聞きいたのですが、女房にょうぼうはそれには答こたえず、はずかしそうに顔かおを赤あからめて、「男おとこの人ひとが、そんな事ことを気きにするもんでねえ」と、笑わらうだけで答こたえてくれません。
「まあ、それもそうだな」漁師りょうしはそう言いいましたが、やっぱり料理りょうりの作つくり方かたが気きになって、翌朝早起よくあさはやおきすると、台所だいどころで料理りょうりを作つくる女房にょうぼうの姿すがたをのぞき見みました。
「ほほう。今日きょうはすましか。あれがなかなかにうまいんだ」
女房にょうぼうの作つくるところをジッと見みていましたが、別べつに変かわったところはありません。
几天之后,渔夫经人推荐,和至今都没有见过的红红脸的女人结了婚。
这位妻子很擅长做菜,特别是酱汤和高汤可以说是天下一绝。
实在是太美味了,所以渔夫就问妻子:“这么好吃的菜,是怎么做的呀?”妻子没有回答,害羞似的红了脸,笑着说:“男人不必介意这种小事吧。”
“是哦,的确如此。”渔夫虽然这样说,但是还是很想知道料理的制作方法。于是第二天早起后,就在厨房偷看正在做料理的妻子的身影。
“呵呵。今天是高汤啊。那可真好喝啊。”
一直偷偷得看着妻子做菜,可是也没有发现特别之处。
「さて、いよいよ味付あじつけだが、いったいどうやって。・・・なっ、なんと!」のぞいていた漁師りょうしは、ビックリです。
なんと女房にょうぼうは、すましを入いれたナベの上うえにまたがって、味付あじつけ代がわりにシャーシャーとおしっこをしていたのです。
漁師りょうしの声こえに見みられた事ことを知しった女房にょうぼうは、全すべてを話はなしました。「実じつはわたしは、あなたに命いのちを助たすけてもらった赤あかダイなのです。恩返おんがえしをしようとこうしてやってきたのですが、正体しょうたいを見みられたからには、これ以上いじょうここにいることは出来できません」
そして追おいかける漁師りょうしを振ふりきって、女房にょうぼうは岬みさきから海うみに飛とび込こんだのです。
するとまもなく海面かいめんに大おおきな赤あかダイが現あらわれて、なごりおしそうに男おとこの姿すがたを振ふり返かえりながら波なみの中なかに消きえていきました。
“话说,该到了加味的时候了,但是会怎么做呢。・・・什,什么!”偷看的渔夫大吃一惊。
妻子居然站在放高汤的锅上面,不是加味,而是撒尿。
妻子听到渔夫的声音,知道被看到了,就把一切跟他坦白了:“其实我是你救下来的红鲷鱼。为了报恩,所以才会这么做,但是既然被你看到了真身,那就不能再待下去了。”
然后甩开追上来的渔夫,妻子从海角跳进了海里。
不久之后海面就出现了红鲷鱼,恋恋不舍得一边回头看男人的身影,一边消失在海浪里。
むかしむかし、あるところに、一人ひとりの漁師りょうしがいました。
很久很久以前,在某个地方,有一个渔夫。
ある日ひの事こと、漁師りょうしはピカピカとうろこが光輝ひかりかがやく大おおきな赤あかダイを釣つり上あげました。「これは大物おおものだ」
漁師りょうしが新鮮しんせんなうちに手てカギを入いれて、血抜ちぬきをしようとすると、(殺ころさないで!)と、うったえるような声こえを感かんじました。
「うん?このタイが言いったのか?・・・まさかな」
漁師りょうしがもう一度いちど、手てカギを振ふり上あげると、(殺ころさないで!)と、また声こえが聞きこえたような気きがしたのです。
「うーん、仕方しかたない、逃にがしてやるか」漁師りょうしは赤あかダイを、海うみに逃にがしてやりました。
有一天,渔夫钓上来一条鱼鳞闪闪发光的大红鲷鱼。“这可真是个好家伙。”
渔夫想趁着新鲜,插入鹰嘴钩,抽血出来时,听到了控诉般的声音“不要杀!”
“咦?是这条鲷鱼在说吗?・・・怎么可能”
渔夫再次举起鹰嘴钩时,又听到了一声“不要杀!”
“额,没办法,放走吧”渔夫就把那条红鲷鱼放回到了海里。
それからしばらくたったある日ひ、漁師りょうしは人ひとのすすめで、今いままで見みた事こともないほど赤あから顔がおの女おんなの人ひとを女房にょうぼうにもらいました。
その女房にょうぼうは料理りょうりが大変上手たいへんじょうずで、特とくにみそ汁しるやおすましなどは天下一てんかいちの味あじです。
あまりにもおいしいので、漁師りょうしは女房にょうぼうに、「こんなにうまい料理りょうり、どうやって作つくるんだ?」と、聞きいたのですが、女房にょうぼうはそれには答こたえず、はずかしそうに顔かおを赤あからめて、「男おとこの人ひとが、そんな事ことを気きにするもんでねえ」と、笑わらうだけで答こたえてくれません。
「まあ、それもそうだな」漁師りょうしはそう言いいましたが、やっぱり料理りょうりの作つくり方かたが気きになって、翌朝早起よくあさはやおきすると、台所だいどころで料理りょうりを作つくる女房にょうぼうの姿すがたをのぞき見みました。
「ほほう。今日きょうはすましか。あれがなかなかにうまいんだ」
女房にょうぼうの作つくるところをジッと見みていましたが、別べつに変かわったところはありません。
几天之后,渔夫经人推荐,和至今都没有见过的红红脸的女人结了婚。
这位妻子很擅长做菜,特别是酱汤和高汤可以说是天下一绝。
实在是太美味了,所以渔夫就问妻子:“这么好吃的菜,是怎么做的呀?”妻子没有回答,害羞似的红了脸,笑着说:“男人不必介意这种小事吧。”
“是哦,的确如此。”渔夫虽然这样说,但是还是很想知道料理的制作方法。于是第二天早起后,就在厨房偷看正在做料理的妻子的身影。
“呵呵。今天是高汤啊。那可真好喝啊。”
一直偷偷得看着妻子做菜,可是也没有发现特别之处。
「さて、いよいよ味付あじつけだが、いったいどうやって。・・・なっ、なんと!」のぞいていた漁師りょうしは、ビックリです。
なんと女房にょうぼうは、すましを入いれたナベの上うえにまたがって、味付あじつけ代がわりにシャーシャーとおしっこをしていたのです。
漁師りょうしの声こえに見みられた事ことを知しった女房にょうぼうは、全すべてを話はなしました。「実じつはわたしは、あなたに命いのちを助たすけてもらった赤あかダイなのです。恩返おんがえしをしようとこうしてやってきたのですが、正体しょうたいを見みられたからには、これ以上いじょうここにいることは出来できません」
そして追おいかける漁師りょうしを振ふりきって、女房にょうぼうは岬みさきから海うみに飛とび込こんだのです。
するとまもなく海面かいめんに大おおきな赤あかダイが現あらわれて、なごりおしそうに男おとこの姿すがたを振ふり返かえりながら波なみの中なかに消きえていきました。
“话说,该到了加味的时候了,但是会怎么做呢。・・・什,什么!”偷看的渔夫大吃一惊。
妻子居然站在放高汤的锅上面,不是加味,而是撒尿。
妻子听到渔夫的声音,知道被看到了,就把一切跟他坦白了:“其实我是你救下来的红鲷鱼。为了报恩,所以才会这么做,但是既然被你看到了真身,那就不能再待下去了。”
然后甩开追上来的渔夫,妻子从海角跳进了海里。
不久之后海面就出现了红鲷鱼,恋恋不舍得一边回头看男人的身影,一边消失在海浪里。
#魔道祖師##魔道祖师#
忘羨
R18
「あっ、藍湛まっ……! それ俺のっ……天子笑……」
あーあ、と俺は思わず溜息を溢す。藍湛に酒を飲ませてはいけない。なのに藍湛は俺の天子笑に誤って口をつけた。
「ら、藍湛……さん?」
途端に藍湛の目が据わる。他人ならぱっと見ではわかりづらいかもしれないが、俺は最近ようやく藍湛の表情を読み取れるようになってきた。今晩は荒れそうだな、と俺はそっと腹をさすった。
藍湛の抱き方は乱暴だ。
吸って、噛んで、縛って、叩く。
涼しそうな無表情を崩さないまま、粗い呼吸の合間に俺の名前を何度も呼ぶ。額から頬を伝った汗が背中にぽつぽつと落ちてくる。
「あっ、らん、ざ……んぅ、んっ!」
後ろから抱きすくめられて、片方のその大きな手だけで頭上に腕を繋ぎ止められ、逃れることができない。
頸に朱い痕を残したかと思えば、肩に噛みつかれる。繋がった箇所からは濡らした油と体から溢れた粘液の音が、そして、肌と肌のぶつかる音も静室に響く。
俺の粗い呼吸も、声も、寝台が軋む音も、しんとした室内に漏れた。
「らんっざ、も、早い……っ、ゆっく、りってぇ……っ」
これで何度目だろうか、吐精した回数はもう覚えていない。段々、溢す量が減っていって、もう出ないと俺は首を振ったけど、藍湛が俺を繋ぎ止める力を緩める気はないようだった。
「……ゆっくり?」
そう、確かめるように藍湛に尋ねられる。けれど藍湛には加減する気はないのだから、なんの問いかけでもない。
何度も出さずに達して、いつもそこからが始まりだと言ってもいい。
「らん、らんざ……んうっ、あっ、あっ、も、ゆるし……も、出ないからあっ!」
吐精せずに達した後、俺は布団に頽れた。藍湛が俺の様子を見るように少し止まってくれたから、俺は短く粗い呼吸を繰り返した。
「はっ……っ、は、はっ……っ」
立てていた膝はがくがくと震えているし、肌がぶつかっていた尻たぶはじん、っと熱をもっている。喉はからからだし、意識はぼんやりとしていた。
けれど、これだけ俺が翻弄されているのに、藍湛はまだ一度も達していない。俺の胎内で存在を主張するように、硬く大きなままだ。
少し呼吸が整うと、また藍湛が腰を進める。ごりごりと傘の部分で何度もしこりを押されて、潰されて、急に奥まで差し込まれると、結腸を抉られる。その快感に顔をそらせると、口角から唾液がこぼれ落ちた。
「あ゛っ、あ……っ! そこ、そこだめぇっ」
吐精した白濁だったものと解すのに使った油がじゅくじゅくと音を立てる。ぎりぎりまで引き抜かれたかと思えば大きく穿たれる。
「魏嬰……、魏嬰…………っ」
藍湛の腰の動きが早くなって、肌同士がぶつかる音も大きくなった。
耳元で切ないように囁かれる自分の名に、まるで電気が背筋を這い上がっていく感じがした。
「あっ、は……っ、んぐ……っ、んぅ……っ」
全身に多幸感が広がって、胸がきゅうと引き絞られる。
藍湛が愛おしい、かわいい、かっこいい、抱きしめたい。
「藍湛……っ、なあ、……なあってっ!」
「魏嬰?」
俺が手首を解くようにと腕を動かすと、藍湛がようやく繋ぎ止めていた大きな手を離してくれた。
俺の手首には藍湛の指の形までしっかりと残っている。
「らんざん……俺、前からが、いい……っ、藍湛のこと抱きしめて、した、っんむ、っ」
最後まで言わせてもらえなかった。
藍湛は一度雄を引き抜き、その怪力で俺の体を軽々とひっくり返すと、唇を奪った。噛み付くみたいに、貪るって言った方が正しい。
唾液が頬へと溢れるまま、舌が俺の口内を蹂躙する。歯列をなぞられ、上顎を舐められる。舌同士が絡まって、唾液を飲み込む事ができずにいると、藍湛はそれすら自分のものだと言わんばかりにそれを吸い、飲み下した。
「ん、ぢゅ……っ、ん、く……んぅ」
そのまま、また、藍湛が挿ってきた。剛直なそれは壁を押し広げ、後ろから交わっていた時とは違う場所を押し広げながら中へ中へと進んでいく。
俺は思わず藍湛の背にしがみついた。
ぎゅうと抱きつくと、唇を合わせたまま胎内を圧迫感する感覚に、小さく声が詰まった。
「ん、っ、っぐ、っ……ぅ」
痛くはないけれど、藍湛の雄は大きいから内臓がぐっと押される。最奥まで収まると、薄い腹の上からどこまで挿っているのかがわかるくらいだ。
向き合って雄を埋め込んでくる藍湛の顔を見ると相変わらず表情はそんなに変わらないのに、頬が蒸気して、眦まで朱い。汗が顎から滴って俺の頬へと落ちる。
「っ、……魏嬰っ」
限界が近いのか、はっと大きく息を吐いた藍湛が腰を振る。ぐっぐっとまるで押しつけられるように奥を穿つ。
俺はした事はないから春画の受け売りだけど、もし俺が女の子だったら最奥っていうのは胎内で。そこに穿たれて、白濁を吐き出されるっていうのは子供ができるってことだ。頭のどこかで俺には無理だけど、と聞こえた気もしたけれど、そんな事を考えているうちに内臓が迫り上がる。
「藍湛っ、まっ、て……あっ、あ゛っ、くる、っいつもの、くるから……止まっ、止まって……っ、」
唇を重ねて、耳元で吐息を感じて、藍湛の黒くて長くて艶やかな髪が頬を撫でるたびに、肌がぞわぞわと泡立つ。気持ちが良すぎて、藍湛が体を起こした頃には俺は半開きにした唇からただただ甘い声を漏らしていた。
いつもの、内側からじわっと溢れるような達し方。その前兆がある。藍湛の背中に爪を立てて堪えようとしたけれど、そんなのは無意味だった。
何度も前で達するよりも深くて長い快感を思い出すだけで、後孔がぎゅうと藍湛を締め付けた。
「まっ、まって……あ゛、っだめ、だめ、っ……くる、く、ぐ……っ……ぁ、あ゛ぁぁあ、っ」
藍湛が俺の太腿に噛み付いた事でその蓋が外れたように体の中心から蜜にも似た快感が体中に広がる。目の前がちかちかと明滅して、涙が溢れ、体が震える。つま先は突っ張って、背中が反った。胎内の藍湛の剛直の形がわかるくらいに締め付けているのがわかる。
「っ、ぅう、っ! あ、ぁ……っ」
「っ、魏嬰……っ」
藍湛の腹と俺の尻たぶが一際大きな音を立てると、藍湛の剛直も震えた。胎内でどくどくと鼓動のように跳ね、熱い白濁が中を濡らす。粘度のあるそれを擦り付けるように何度か腰をぐっと押しつけた藍湛は、大きく呼吸を繰り返してからゆっくりと体を屈めて、俺と唇を合わせる。
「魏嬰」
唇が触れる前のほんの一瞬、名を呼ばれた。ただでさえ達した余韻ではくはくと呼吸をしていたのに、また体が熱くなる。もう限界だと思っていても、彼に愛されるのが好きだ。
それから今晩もまた、疼く体で藍湛を抱きしめるのだ。
毎日のように体を合わせているけど、嫌だと思ったことなんて一度もない。ちょっと体が重いかな、とか、気怠い気がしたりはあるけれど、体には藍湛が付けてくれた跡がたくさんあって、それが愛されてる証拠だと思うと自然と顔が緩む。
俺は藍湛が大好きだ。
「けどな」
「……魏嬰」
俺は酔った藍湛とするのは好きじゃない。いや嫌いじゃない。藍湛とするのはいつだって気持ちがいい。
でも。
「どうせ覚えてないんだろう?」
「……うん」
「……はあ。いや、今後は藍湛の目の前に酒を置かないように気をつける。藍湛も飲まないように気をつけろよ?」
「うん」
藍湛の酒癖の悪さが嫌いだ。
面白いけどな。
覚えてないのはつまらん。
忘羨
R18
「あっ、藍湛まっ……! それ俺のっ……天子笑……」
あーあ、と俺は思わず溜息を溢す。藍湛に酒を飲ませてはいけない。なのに藍湛は俺の天子笑に誤って口をつけた。
「ら、藍湛……さん?」
途端に藍湛の目が据わる。他人ならぱっと見ではわかりづらいかもしれないが、俺は最近ようやく藍湛の表情を読み取れるようになってきた。今晩は荒れそうだな、と俺はそっと腹をさすった。
藍湛の抱き方は乱暴だ。
吸って、噛んで、縛って、叩く。
涼しそうな無表情を崩さないまま、粗い呼吸の合間に俺の名前を何度も呼ぶ。額から頬を伝った汗が背中にぽつぽつと落ちてくる。
「あっ、らん、ざ……んぅ、んっ!」
後ろから抱きすくめられて、片方のその大きな手だけで頭上に腕を繋ぎ止められ、逃れることができない。
頸に朱い痕を残したかと思えば、肩に噛みつかれる。繋がった箇所からは濡らした油と体から溢れた粘液の音が、そして、肌と肌のぶつかる音も静室に響く。
俺の粗い呼吸も、声も、寝台が軋む音も、しんとした室内に漏れた。
「らんっざ、も、早い……っ、ゆっく、りってぇ……っ」
これで何度目だろうか、吐精した回数はもう覚えていない。段々、溢す量が減っていって、もう出ないと俺は首を振ったけど、藍湛が俺を繋ぎ止める力を緩める気はないようだった。
「……ゆっくり?」
そう、確かめるように藍湛に尋ねられる。けれど藍湛には加減する気はないのだから、なんの問いかけでもない。
何度も出さずに達して、いつもそこからが始まりだと言ってもいい。
「らん、らんざ……んうっ、あっ、あっ、も、ゆるし……も、出ないからあっ!」
吐精せずに達した後、俺は布団に頽れた。藍湛が俺の様子を見るように少し止まってくれたから、俺は短く粗い呼吸を繰り返した。
「はっ……っ、は、はっ……っ」
立てていた膝はがくがくと震えているし、肌がぶつかっていた尻たぶはじん、っと熱をもっている。喉はからからだし、意識はぼんやりとしていた。
けれど、これだけ俺が翻弄されているのに、藍湛はまだ一度も達していない。俺の胎内で存在を主張するように、硬く大きなままだ。
少し呼吸が整うと、また藍湛が腰を進める。ごりごりと傘の部分で何度もしこりを押されて、潰されて、急に奥まで差し込まれると、結腸を抉られる。その快感に顔をそらせると、口角から唾液がこぼれ落ちた。
「あ゛っ、あ……っ! そこ、そこだめぇっ」
吐精した白濁だったものと解すのに使った油がじゅくじゅくと音を立てる。ぎりぎりまで引き抜かれたかと思えば大きく穿たれる。
「魏嬰……、魏嬰…………っ」
藍湛の腰の動きが早くなって、肌同士がぶつかる音も大きくなった。
耳元で切ないように囁かれる自分の名に、まるで電気が背筋を這い上がっていく感じがした。
「あっ、は……っ、んぐ……っ、んぅ……っ」
全身に多幸感が広がって、胸がきゅうと引き絞られる。
藍湛が愛おしい、かわいい、かっこいい、抱きしめたい。
「藍湛……っ、なあ、……なあってっ!」
「魏嬰?」
俺が手首を解くようにと腕を動かすと、藍湛がようやく繋ぎ止めていた大きな手を離してくれた。
俺の手首には藍湛の指の形までしっかりと残っている。
「らんざん……俺、前からが、いい……っ、藍湛のこと抱きしめて、した、っんむ、っ」
最後まで言わせてもらえなかった。
藍湛は一度雄を引き抜き、その怪力で俺の体を軽々とひっくり返すと、唇を奪った。噛み付くみたいに、貪るって言った方が正しい。
唾液が頬へと溢れるまま、舌が俺の口内を蹂躙する。歯列をなぞられ、上顎を舐められる。舌同士が絡まって、唾液を飲み込む事ができずにいると、藍湛はそれすら自分のものだと言わんばかりにそれを吸い、飲み下した。
「ん、ぢゅ……っ、ん、く……んぅ」
そのまま、また、藍湛が挿ってきた。剛直なそれは壁を押し広げ、後ろから交わっていた時とは違う場所を押し広げながら中へ中へと進んでいく。
俺は思わず藍湛の背にしがみついた。
ぎゅうと抱きつくと、唇を合わせたまま胎内を圧迫感する感覚に、小さく声が詰まった。
「ん、っ、っぐ、っ……ぅ」
痛くはないけれど、藍湛の雄は大きいから内臓がぐっと押される。最奥まで収まると、薄い腹の上からどこまで挿っているのかがわかるくらいだ。
向き合って雄を埋め込んでくる藍湛の顔を見ると相変わらず表情はそんなに変わらないのに、頬が蒸気して、眦まで朱い。汗が顎から滴って俺の頬へと落ちる。
「っ、……魏嬰っ」
限界が近いのか、はっと大きく息を吐いた藍湛が腰を振る。ぐっぐっとまるで押しつけられるように奥を穿つ。
俺はした事はないから春画の受け売りだけど、もし俺が女の子だったら最奥っていうのは胎内で。そこに穿たれて、白濁を吐き出されるっていうのは子供ができるってことだ。頭のどこかで俺には無理だけど、と聞こえた気もしたけれど、そんな事を考えているうちに内臓が迫り上がる。
「藍湛っ、まっ、て……あっ、あ゛っ、くる、っいつもの、くるから……止まっ、止まって……っ、」
唇を重ねて、耳元で吐息を感じて、藍湛の黒くて長くて艶やかな髪が頬を撫でるたびに、肌がぞわぞわと泡立つ。気持ちが良すぎて、藍湛が体を起こした頃には俺は半開きにした唇からただただ甘い声を漏らしていた。
いつもの、内側からじわっと溢れるような達し方。その前兆がある。藍湛の背中に爪を立てて堪えようとしたけれど、そんなのは無意味だった。
何度も前で達するよりも深くて長い快感を思い出すだけで、後孔がぎゅうと藍湛を締め付けた。
「まっ、まって……あ゛、っだめ、だめ、っ……くる、く、ぐ……っ……ぁ、あ゛ぁぁあ、っ」
藍湛が俺の太腿に噛み付いた事でその蓋が外れたように体の中心から蜜にも似た快感が体中に広がる。目の前がちかちかと明滅して、涙が溢れ、体が震える。つま先は突っ張って、背中が反った。胎内の藍湛の剛直の形がわかるくらいに締め付けているのがわかる。
「っ、ぅう、っ! あ、ぁ……っ」
「っ、魏嬰……っ」
藍湛の腹と俺の尻たぶが一際大きな音を立てると、藍湛の剛直も震えた。胎内でどくどくと鼓動のように跳ね、熱い白濁が中を濡らす。粘度のあるそれを擦り付けるように何度か腰をぐっと押しつけた藍湛は、大きく呼吸を繰り返してからゆっくりと体を屈めて、俺と唇を合わせる。
「魏嬰」
唇が触れる前のほんの一瞬、名を呼ばれた。ただでさえ達した余韻ではくはくと呼吸をしていたのに、また体が熱くなる。もう限界だと思っていても、彼に愛されるのが好きだ。
それから今晩もまた、疼く体で藍湛を抱きしめるのだ。
毎日のように体を合わせているけど、嫌だと思ったことなんて一度もない。ちょっと体が重いかな、とか、気怠い気がしたりはあるけれど、体には藍湛が付けてくれた跡がたくさんあって、それが愛されてる証拠だと思うと自然と顔が緩む。
俺は藍湛が大好きだ。
「けどな」
「……魏嬰」
俺は酔った藍湛とするのは好きじゃない。いや嫌いじゃない。藍湛とするのはいつだって気持ちがいい。
でも。
「どうせ覚えてないんだろう?」
「……うん」
「……はあ。いや、今後は藍湛の目の前に酒を置かないように気をつける。藍湛も飲まないように気をつけろよ?」
「うん」
藍湛の酒癖の悪さが嫌いだ。
面白いけどな。
覚えてないのはつまらん。
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