如果人生如茶,煎熬就是一种成全
筑梦茶乡 福地湄潭 湄江印象一生一世只为一杯好茶
喝茶是一种心情,品茶却是一种心境。
真我时刻,手执香茗,心素如简,人淡如茶。
人需要一种淡然、朴实、淡名利、淡世绘、淡荣辱、淡诱惑,虽无蝶来,清香依旧。在物欲横流的滚滚红尘中,更需要一份淡泊的心境,谢绝繁华,回归简朴。
在茶的深深禅意中,做不去惊扰他人幸福的人,用茶的完美姿态,养水的清灵洁净,用水的柔美坚韧,养茶的宁静从容。
人生如茶,空杯以对,你才会有喝不完的好茶、装不完的欢喜和感动。
茶,是无所不容的,天地之间,可包容万物。你可两人成友,多人成饮,畅所欲言;同时茶又是静谧安逸的,你可以独自品饮,闻香悟道,独立沉思。
如果人生如茶,煎熬就是一种成全。
遇茶既是缘,再差也要尊重。品茶求滋味,再少也要知足。茶需遇好水,再好也求地利人和。
水雾萦绕的清香夜,伴一曲古典乐,品的是茶,静的是心,悟的是人生,涤的是灵魂。坐在夕阳里,沏一壶茶,让回忆渐渐退去。悠然品茗,寻一种世外淡然的心境,让灵魂如缕缕茶香,随烟轻扬,袅袅升腾。
看杯盏茶心,茶遇水是缘,亦如人生之情缘。以一颗无尘的心,还原生命的本真;以一颗感恩的心对待生活中的所有。只因,每一杯茶,都经历了或长或短的等待。从孕育到长成,从土木到金火,从沉寂到复活于水,千回百转。
茶等的是一个懂它的人,人等的是一杯倾心的茶,你若愿等,茶不负你。生命由薄变厚,由厚变薄,如烟的岁月里,懂茶人与茶嫣然成为知己,默然静守,寂然喜欢。
一杯茶在手,便可将最平淡的日子梳理成诗意的风景。与茶相伴,有着岁月沉淀后的平静与追忆,轻捻苦涩,口中咀嚼,心内回忆。风月的往事,都挂在了嘴角那一抹笑靥上。
泡一壶暖心茶,与岁月,与那个怜惜的人,共老。一起活着,爱着,陪着。别等到遗憾!
有些人,一旦错过就不再;有些茶,一旦错过,再遇见,已是另一番境遇。
一辈子 一件事(做杯好茶),一杯好茶 敬天下有缘人
我有一杯千年传承好茶与你分享,我有一杯千年传承好酒与你同饮
我有黑茶“金花”提取物破壁粉及破壁粉胶囊,为你健康保驾护航
我有千年传承的黑茶虫茶,与你一起煮烹!
湄潭手筑黑茶 佰联品牌领先
品茶咨询:0851-24257527
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喝茶是一种心情,品茶却是一种心境。
真我时刻,手执香茗,心素如简,人淡如茶。
人需要一种淡然、朴实、淡名利、淡世绘、淡荣辱、淡诱惑,虽无蝶来,清香依旧。在物欲横流的滚滚红尘中,更需要一份淡泊的心境,谢绝繁华,回归简朴。
在茶的深深禅意中,做不去惊扰他人幸福的人,用茶的完美姿态,养水的清灵洁净,用水的柔美坚韧,养茶的宁静从容。
人生如茶,空杯以对,你才会有喝不完的好茶、装不完的欢喜和感动。
茶,是无所不容的,天地之间,可包容万物。你可两人成友,多人成饮,畅所欲言;同时茶又是静谧安逸的,你可以独自品饮,闻香悟道,独立沉思。
如果人生如茶,煎熬就是一种成全。
遇茶既是缘,再差也要尊重。品茶求滋味,再少也要知足。茶需遇好水,再好也求地利人和。
水雾萦绕的清香夜,伴一曲古典乐,品的是茶,静的是心,悟的是人生,涤的是灵魂。坐在夕阳里,沏一壶茶,让回忆渐渐退去。悠然品茗,寻一种世外淡然的心境,让灵魂如缕缕茶香,随烟轻扬,袅袅升腾。
看杯盏茶心,茶遇水是缘,亦如人生之情缘。以一颗无尘的心,还原生命的本真;以一颗感恩的心对待生活中的所有。只因,每一杯茶,都经历了或长或短的等待。从孕育到长成,从土木到金火,从沉寂到复活于水,千回百转。
茶等的是一个懂它的人,人等的是一杯倾心的茶,你若愿等,茶不负你。生命由薄变厚,由厚变薄,如烟的岁月里,懂茶人与茶嫣然成为知己,默然静守,寂然喜欢。
一杯茶在手,便可将最平淡的日子梳理成诗意的风景。与茶相伴,有着岁月沉淀后的平静与追忆,轻捻苦涩,口中咀嚼,心内回忆。风月的往事,都挂在了嘴角那一抹笑靥上。
泡一壶暖心茶,与岁月,与那个怜惜的人,共老。一起活着,爱着,陪着。别等到遗憾!
有些人,一旦错过就不再;有些茶,一旦错过,再遇见,已是另一番境遇。
一辈子 一件事(做杯好茶),一杯好茶 敬天下有缘人
我有一杯千年传承好茶与你分享,我有一杯千年传承好酒与你同饮
我有黑茶“金花”提取物破壁粉及破壁粉胶囊,为你健康保驾护航
我有千年传承的黑茶虫茶,与你一起煮烹!
湄潭手筑黑茶 佰联品牌领先
品茶咨询:0851-24257527
平和,是灵魂深处最美的浅吟低唱
人生,有风飘絮,雨打萍的不称心;生活,也有日色薄,春山瘦的不如意。
起风时,不如依风而舞;雨打枝头,何不淡看雨花溅起一帘春的涟漪;夕阳薄暮,不妨端起身心醉饮花朝月夜;残红绿瘦几时休,不如学古人吟一卷好事近。
万般生活,千姿百态,皆有活法。唯平和悠然自在,唯平和孤芳清远,唯平和闲雅静怡。
平和是一方休憩的净土,是灵魂深处最动听都低吟浅唱,亦是雅量候风雨,宽心待朝夕的人生境界。
生活中,总有人争渡于山遥水长,抱怨天高星稀。
是的,岁月无期路遥遥,光阴悠悠月迢迢。
然,若是以一颗平和之心接纳岁岁年年,自然万物,那么路总会有归途,月也会有人家。
有句俗话说得好:
“生活,就像一面镜子,你对它笑,它就对你笑;你对它哭,它就会对你放声大哭。”
是的,我们不能把玩生活,但可以平和自我,清简日色,迎风卓立,沐雨拥抱。
平和,是涩中生蜜
平和,是红尘里的客栈,是灵魂深处安安静静的小栖,是昏黄西窗烛下咏月把酒的舒缓。
平和,是一种昂扬的姿态,是过尽千帆的淡然,是世事变迁的不染。
平和,是最和节平仄的韵脚,是淡看人生锦瑟,心定外物清的明朗。
这世上没有如意的人生,只有平和的心境。
他的一生,风雨摇曳,雷电影罩。几度被贬,征途荒凉。
然他泥里生活,雨里写诗,笑把烟雨任平生;苦水涩涩,他荔枝添蜜,醉把岭南当故乡。
他把生活的不易,人生的艰辛,付之东流,以平和之心铸就一首首诗里生香,词中和美的流传千载的诗词世界。
他就是唐宋八大家之一苏轼。
平和,是静谧而有力量
平和,是空谷幽兰。素心以往,守尘世清欢,拨弄高山流水,清风幽韵。
平和,是山中月色。踏遍曲径,望穿秋水,照亮夜路漫漫。
杨绛先生曾过这样一句话:
人能够凝炼成一颗石子,潜伏见底,让时光像水一般在身上湍急而过,而自己只知身在水中,不觉水流。
人若石子,有卑微的常态,亦有深潜的力量。水越石畔,有冲击,有流逝,有不舍。而最美的风景是枕石留欢,不觉水流,是身在心外,更是静谧从容。
杨绛,她便是那枕石留欢,不觉水流不争不屑的女子。
女儿钱瑗和丈夫钱钟书的相继去世,她以笔触情,泼文抒怀,于92岁高龄时写下《我们仨》一书。
她回忆,我们仨其实是最平凡不过的。我们这个家,很朴素;我们三个人,很单纯。我们与世无求,与人无争,只求相聚在一起,相守在一起,各自做力所能及的事。
她就是那不争的幽兰,兰心以往;那朴素的月色,悲恸中自寻光芒;那单纯的花下人,静而旖旎。
人事变迁,皆在一念之间。清心一念,花开香无边。平和相待,自在须臾间。
平和,是禅心之阔
浮生未歇,繁华百般。熙熙攘攘,在心底笙一曲箫默,是何等的珍贵。
老子在《道德经》里说:大音希声,大象无形。
大概意思是越好的音乐越寂静无声,越好的形象越飘渺无形。
平和就是这样,于喧嚣处,拢着一屋子的澄静清透;于繁华间,守着自己的一方天地。
平和的人,是有着如古琴般的静美,如诗般的飘雅和如禅般的心之阔。
不言繁华,不梦幻想。自有春风拂面,柳丝点水。
不争不觉,不慕名利。自有天地高深,超于物外。
春有百花秋有月,夏有凉风冬有雪。
莫将闲事挂心头,便是人间好时节。
平眉生活,和美静香。这是平平淡淡的人间烟火,是和和美美的流水无音。
是心如明溪般的云水禅心,亦是一种阔达万物,不愠不怒的雅量情怀。
愿你于红尘岸边,静看水穷云起,自赏百花丛中笑;
愿你在人生起落中,随缘心安,守一颗白云意,住一间流水心;
愿你在世事变迁里,掬一捧兰草,听一曲禅心孤芳。
人生,有风飘絮,雨打萍的不称心;生活,也有日色薄,春山瘦的不如意。
起风时,不如依风而舞;雨打枝头,何不淡看雨花溅起一帘春的涟漪;夕阳薄暮,不妨端起身心醉饮花朝月夜;残红绿瘦几时休,不如学古人吟一卷好事近。
万般生活,千姿百态,皆有活法。唯平和悠然自在,唯平和孤芳清远,唯平和闲雅静怡。
平和是一方休憩的净土,是灵魂深处最动听都低吟浅唱,亦是雅量候风雨,宽心待朝夕的人生境界。
生活中,总有人争渡于山遥水长,抱怨天高星稀。
是的,岁月无期路遥遥,光阴悠悠月迢迢。
然,若是以一颗平和之心接纳岁岁年年,自然万物,那么路总会有归途,月也会有人家。
有句俗话说得好:
“生活,就像一面镜子,你对它笑,它就对你笑;你对它哭,它就会对你放声大哭。”
是的,我们不能把玩生活,但可以平和自我,清简日色,迎风卓立,沐雨拥抱。
平和,是涩中生蜜
平和,是红尘里的客栈,是灵魂深处安安静静的小栖,是昏黄西窗烛下咏月把酒的舒缓。
平和,是一种昂扬的姿态,是过尽千帆的淡然,是世事变迁的不染。
平和,是最和节平仄的韵脚,是淡看人生锦瑟,心定外物清的明朗。
这世上没有如意的人生,只有平和的心境。
他的一生,风雨摇曳,雷电影罩。几度被贬,征途荒凉。
然他泥里生活,雨里写诗,笑把烟雨任平生;苦水涩涩,他荔枝添蜜,醉把岭南当故乡。
他把生活的不易,人生的艰辛,付之东流,以平和之心铸就一首首诗里生香,词中和美的流传千载的诗词世界。
他就是唐宋八大家之一苏轼。
平和,是静谧而有力量
平和,是空谷幽兰。素心以往,守尘世清欢,拨弄高山流水,清风幽韵。
平和,是山中月色。踏遍曲径,望穿秋水,照亮夜路漫漫。
杨绛先生曾过这样一句话:
人能够凝炼成一颗石子,潜伏见底,让时光像水一般在身上湍急而过,而自己只知身在水中,不觉水流。
人若石子,有卑微的常态,亦有深潜的力量。水越石畔,有冲击,有流逝,有不舍。而最美的风景是枕石留欢,不觉水流,是身在心外,更是静谧从容。
杨绛,她便是那枕石留欢,不觉水流不争不屑的女子。
女儿钱瑗和丈夫钱钟书的相继去世,她以笔触情,泼文抒怀,于92岁高龄时写下《我们仨》一书。
她回忆,我们仨其实是最平凡不过的。我们这个家,很朴素;我们三个人,很单纯。我们与世无求,与人无争,只求相聚在一起,相守在一起,各自做力所能及的事。
她就是那不争的幽兰,兰心以往;那朴素的月色,悲恸中自寻光芒;那单纯的花下人,静而旖旎。
人事变迁,皆在一念之间。清心一念,花开香无边。平和相待,自在须臾间。
平和,是禅心之阔
浮生未歇,繁华百般。熙熙攘攘,在心底笙一曲箫默,是何等的珍贵。
老子在《道德经》里说:大音希声,大象无形。
大概意思是越好的音乐越寂静无声,越好的形象越飘渺无形。
平和就是这样,于喧嚣处,拢着一屋子的澄静清透;于繁华间,守着自己的一方天地。
平和的人,是有着如古琴般的静美,如诗般的飘雅和如禅般的心之阔。
不言繁华,不梦幻想。自有春风拂面,柳丝点水。
不争不觉,不慕名利。自有天地高深,超于物外。
春有百花秋有月,夏有凉风冬有雪。
莫将闲事挂心头,便是人间好时节。
平眉生活,和美静香。这是平平淡淡的人间烟火,是和和美美的流水无音。
是心如明溪般的云水禅心,亦是一种阔达万物,不愠不怒的雅量情怀。
愿你于红尘岸边,静看水穷云起,自赏百花丛中笑;
愿你在人生起落中,随缘心安,守一颗白云意,住一间流水心;
愿你在世事变迁里,掬一捧兰草,听一曲禅心孤芳。
ぴあweb:
高杉真宙が貫く役者の心得「僕自身は目立たなくてもいい」
21/4/10(土) 12:00
求められたのは、その場で出し切る力だった
スクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。
「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」
なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。
「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」
本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。
「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」
今までとは違う筋肉が求められる現場でした
映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。
「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」
普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。
「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」
そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。
「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」
ラジオとコントで笑いの勉強をしています
映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。
「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」 目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。
「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」
自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい
自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。
人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。
俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。
「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」
あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。
「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」
大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。
「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」
7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。
「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」
高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。
高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント! ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に応募ボタンがあります。
撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
高杉真宙が貫く役者の心得「僕自身は目立たなくてもいい」
21/4/10(土) 12:00
求められたのは、その場で出し切る力だった
スクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。
「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」
なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。
「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」
本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。
「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」
今までとは違う筋肉が求められる現場でした
映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。
「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」
普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。
「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」
そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。
「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」
ラジオとコントで笑いの勉強をしています
映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。
「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」 目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。
「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」
自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい
自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。
人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。
俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。
「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」
あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。
「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」
大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。
「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」
7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。
「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」
高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。
高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント! ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に応募ボタンがあります。
撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
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