毎日日本語

「このまま夜の海がどこまでも満ちてくればいいのに」
夜の海が満ちて、あたしたちを沈めて、そうしたらあたしたちは小さな蟹になればいい。小さな蟹になって、お互いのことを知らず、潮（しお）が満ちれば穴に戻ればいい
————川上弘美（かわかみ　ひろみ）

自分の殻（から）にこもることは簡単だ。
誰かに干渉（かんしょう）されない人生は気楽だし、
人にふり回されない暮らしは快適なものに違いない。
そうやって、人を見ると素早く巣穴（すあな）に逃げ込む蟹のように、他者に怯えてひとりで暮らすことも、許される時代となった。
だが、一度でも誰かのぬくもりを知り、
一度でも誰かに心を奪われた経験があるのなら......。
殻をやぶって砂（すな）の上を歩きたくなるものだ。

川上弘美
1958年4月1日生まれ。小説家。東京出身。1994年、『神様』でパスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年には『蛇を踏む』で第115回芥川賞を受賞する。主な作品に『溺（でき）レる』『センセイの鞄（かばん）』『真鶴（まなづる）』など。幻想的（げんそうてき）でシュールな世界観を持つ。

#南宁[超话]# #梧州[超话]# 广西特产中日双语版-原创 如有错误希望得到小伙伴指正
#炒粉#
中字：梧州毗邻广东，不论语言还是饮食都与广东非常相近。猛油下锅，爆炒劲道的牛肉、香嫩的鸡蛋，香气充分炒入粉中出锅装盘。试问两广人民，谁能抵挡这样的色、香、味？
日字：梧州は廣東に隣接するため、飲食も廣東から大きく影響を受けています。その故か、梧州の住民は、牛肉、卵といった食材を米粉と一緒に炒めたその好ましい香りに心を奪われたという。

今年の桜もそろそろ見納めでしょうか。４年ぶりの日本での桜、もう随分と満喫しました。今天开车去了#奈良县# 的吉野山，在回家的路上还去看了「又兵衛桜」[给你小心心]
「吉野山　花の散りにし　木の下に　とめし心は　われを待つらむ」（西行）
意味：吉野山の散った桜の下に私の心は奪われたままだ。あの桜は今年も私を待っているのだろう。
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