みーぱん「実は、スイカを最近買ったんですよスイカをみたら、友達がスイカ割りしたいって言ってるの思い出しましたした事ないかも、スイカ割りなっちょがこの前、スイカにきな粉かけるのにハマっていると言ってたので、今日はそれをやってみようかなスイカには塩派だけど、はたして美味しいのだろうか？」

ふーちゃん「緊急事態宣言が出された時、この期間を絶対に無駄にしたくないと思って。最初の方は、何をしたら良いのかわからなかったけれど、とりあえず思いついたこと、頭に浮かんだことを時間があるからこそやってみる。自分がやりたいことだったり、好きなことが、どんどん見えてきた気がして…前よりも、毎日が楽しくなったかもしれない☺️」

その子は、小惑星325、326、327、 328、329や330の辺 りまでやってきた。知らないこと、やるべきことを見つけに、とりあえず寄って見ることにした。

最初のところは、王様の住まいだった。王様は、真っ赤な織物とア一ミンの白い毛革を纏って、あっさりながらもでんと
した椅子に腰掛けていた。

「なんと!家来だ。」と、王子くんを見るなり王様は大声をあげた。
王子くんは不思議に思った。

「どうして、僕のことをそう思うんだろう、初めてあったのに!」

王様にかかれば、世界はとてもあっさりしたものになる。誰もかれもみんな、家来。その子は知らなかったんだ。

「ちこう寄れ、よう見たい。」王様は、やっと誰かに王様らしくできると、うれしくてたまらなかった。

王子くんは、どこかに座ろうと、周りを見た。でも、星は大きな毛革の裾で、どこもいっぱいだった。その子はしかたなく立ちっぱなし、しかもへとへとだったから、あくびが出た。

「王の前であくびとは、作法がなっとらん。」と王様は言った。「だめであるぞ。」

「我慢なんてできないよ。」と王子くんは迷惑そうに返事をした。「長旅で、寝てないんだ。」

「ならば、あくびをせよ。人のあくびを見るのも、随分ご無沙汰であるな、あくびとはこれはそそられる。さあ!またあくびせよ、いうことを聞け。」

「そんな迫られても……無理だよ……」と王子くんは、颜を真っ赤にした。

「むむむ！では……こうだ。ある時はあくびをせ上、またある時は……」

王様はちょっと詰まって、ご機嫌斜め。