世界との差は詰まったか…石川祐希、西田有志、高橋藍にバレー復権の夢を抱く
1972年ミュンヘン五輪、バレーボール男子の全日本を知っているだろうか。初の金メダルから半世紀もの時が流れた。再び、夢が見たいのである。スター選手たちが、世界一になる夢を-。
ストーリーズ2022.08.23 11:04
益子浩一
ネーションズリーグ・ブラジル戦に感じた希望
結果と、抱いた感覚-
そこに大きな隔たりがある。
結果は0-3で強国ブラジルにストレート負け。
そこに言い訳の余地はないだろう。
勝負の世界。
ことスポーツに関しては、汗と涙にまみれた努力の過程が感動を呼ぶことが多々あっても、結果こそが重要視される。
負けは負け。
オリンピック競技であれば10年、20年、たとえ半世紀が過ぎたとしても、メダリストは称賛され、歴史にも記憶にも刻まれる。
ただ、確かな感覚が、あったのである。
世界に近づいている。
五輪のメダルはそう遠くはない。
そう思える感覚が。
それは、コートに立った選手にしか分からないものだった。
もしかすると、錯覚なのかも知れない。
これから歩む過程に、その答えはある。
2024年パリ五輪へと続く道に。
その途中に世界選手権(8月26日開幕)を控える。
あるいは、そこで答えは見えるのかも知れない。
ただ、1つ言えること。
それは、バレーボール男子の日本は、近年になく期待が持てそうだという事実。
主将でエースの石川祐希に西田有志、成長著しい高橋藍。
可能性を秘めるスター選手がそろっている。
彼らには、夢を抱いてしまう何かが、あるような気がしている。
同じ「結果」でも、違った「感触」
朝潮橋駅からほど近い丸善インテックアリーナ大阪は連日、満員の観衆で埋まった。
7月に開催されたバレーボール・ネーションズリーグ男子の大阪大会。
予選ラウンドの最終週、その最終戦を終えた西田有志は悔しさとともに、どこか手応えのようなものをつかんでいるように見えた。
記者会見場。彼の言葉は印象的だった。
「4連勝を目指していた中で1、2点の差。やっとブラジルを相手に、ここまで来れたという思いです」
大観衆の後押しを受けた大阪大会はオーストラリア、カナダ、ドイツと破り3連勝。大会時点で世界ランク7位に上昇していた日本は、1993年のワールドリーグ以来、公式戦では長らく勝てていない同2位のブラジルと対戦した。
東京五輪の準々決勝でもストレート負けした相手。
雪辱を期したが、またしても0-3(23-25、23-25、22-25)の敗戦。
「結果」は同じ。
だが-。
「感覚」は違った。
コート上、西田が肌で感じたのはこんなものだった。
「僕が初めてブラジルとやったのは2019年のネーションズリーグ、東京ラウンドでした。
あの時は、『打っても決まらないだろうな』というメンタルでやっていた。キャパがなかったんですね。選手としての小ささを感じたのを覚えています。
今回はイタリア(セリエA)で何回も試合をしたことのあるメンバーで、ブロックでどう(ブラジルが)跳んでくるかという、クセも分かる。
なので、自分がこうすれば決まるというというのがありました。
迷いなくプレーできるまでに近づいている。
チームスポーツは1人では取れないんでね。でも、組織や(チームメートとの)関係性でもだんだんと。
0-3で負けても、組織としても(ブラジルに)近づいている」
本気で勝ちに行ったからこその収穫
数字には表れることのない感覚-。
彼の言葉を借りるなら、相手の「クセ」を見抜いた上で生まれるちょっとした余裕が、選手としての「キャパ」になるのだろう。
現時点でそれがスコアにつながることはなくても、小さな積み重ねが結果という大きな収穫になる。
それが分かっているからこそ、こう続けた。
「格上の相手にこういう勝負をすることができた。
本気で(ブラジルに)勝ちにいって負けたからこそ、次につながる。
(負けて)仕方がないではなく、これをこうすれば勝てるというところまで来た。
あとは体現するだけです」
ストレート負けした3セット中、2セットが2点差、1セットが3点差。
特に石川、西田のサービスエースで食らいついた第1セットは終盤、23-24までもつれた。
第2セットも14-14、19-19と大接戦。一時は大塚のスパイクが決まって22-21と勝ち越した。
23-23ともつれながら、最後に連続得点を許した。
世界トップレベルの国との真剣勝負。
確かに日本は、手を伸ばせば届くところまで世界に近づいているのである。
それは高橋藍の言葉からもうかがい知ることができる。
「世界のトップと戦う力がついてきた。そう感じることができました。
最後の1本のスパイク、0・1秒の差の駆け引き。
試合中に修正しながら、どう対応するか。今回はゲーム中にやれなかったことが課題として残った。
ちょっとした気の緩みでスピードや高さにもっていかれてしまう。
レベルが上がるにつれて、もっと集中力を研ぎ澄ませないといけないです」
予選を9勝3敗で終えた日本は、ネーションズリーグで初めて上位8カ国(16カ国中)による決勝大会(イタリア・ボローニャ)に進む。
だが、現地入り後に主将でエースの石川祐希が左足首を負傷。精神的支柱を欠き、準々決勝で東京五輪金メダルのフランスに0-3のストレートで敗れる。
差は埋まっているのか-
やはり、錯覚だったのか-
世界選手権がパリ五輪の試金石に
8月26日には世界選手権(ポーランド、スロベニア共催)が幕を開ける。
ネーションズリーグで敗れたのはブラジル、フランス、アメリカの3カ国。24年パリ五輪でのメダル獲得への道の途中で、世界ランク上位国に勝つことが必要になってくる。
この夏、石川は治療とリハビリに専念してきた。
「勝って自信をつけるしかない。
勝つ回数を増やしていくしかないです」
まずは予選突破。
日本は世界選手権の1次リーグB組でカタール、ブラジル、キューバと対戦する。
「カタール、キューバには勝って、ブラジルにもチャンスがあると思う。ベスト8には入って、準々決勝で勝つことを大事にしたい」
確実に8強入り。
その先、4強の壁を越えることができれば、進む道に光が差し込む。
世界選手権は1970、74年の銅メダルが最高成績。
オリンピックは1964年東京五輪金の東洋の魔女から遅れること8年。
1972年ミュンヘン五輪で、団体では日本男子初の金を獲得したのを最後にメダルから遠ざかる。
当時の「一人時間差攻撃」「Bクイック」は革新的だった。
あれから半世紀の時が流れた。
世界選手権を経て、パリ五輪へ。
世界に近づいているという、あの「感覚」。
大阪で感じたものが間違いではなかったということを、示す舞台。
進む道は、明確になったのである。
Victoria
1972年ミュンヘン五輪、バレーボール男子の全日本を知っているだろうか。初の金メダルから半世紀もの時が流れた。再び、夢が見たいのである。スター選手たちが、世界一になる夢を-。
ストーリーズ2022.08.23 11:04
益子浩一
ネーションズリーグ・ブラジル戦に感じた希望
結果と、抱いた感覚-
そこに大きな隔たりがある。
結果は0-3で強国ブラジルにストレート負け。
そこに言い訳の余地はないだろう。
勝負の世界。
ことスポーツに関しては、汗と涙にまみれた努力の過程が感動を呼ぶことが多々あっても、結果こそが重要視される。
負けは負け。
オリンピック競技であれば10年、20年、たとえ半世紀が過ぎたとしても、メダリストは称賛され、歴史にも記憶にも刻まれる。
ただ、確かな感覚が、あったのである。
世界に近づいている。
五輪のメダルはそう遠くはない。
そう思える感覚が。
それは、コートに立った選手にしか分からないものだった。
もしかすると、錯覚なのかも知れない。
これから歩む過程に、その答えはある。
2024年パリ五輪へと続く道に。
その途中に世界選手権(8月26日開幕)を控える。
あるいは、そこで答えは見えるのかも知れない。
ただ、1つ言えること。
それは、バレーボール男子の日本は、近年になく期待が持てそうだという事実。
主将でエースの石川祐希に西田有志、成長著しい高橋藍。
可能性を秘めるスター選手がそろっている。
彼らには、夢を抱いてしまう何かが、あるような気がしている。
同じ「結果」でも、違った「感触」
朝潮橋駅からほど近い丸善インテックアリーナ大阪は連日、満員の観衆で埋まった。
7月に開催されたバレーボール・ネーションズリーグ男子の大阪大会。
予選ラウンドの最終週、その最終戦を終えた西田有志は悔しさとともに、どこか手応えのようなものをつかんでいるように見えた。
記者会見場。彼の言葉は印象的だった。
「4連勝を目指していた中で1、2点の差。やっとブラジルを相手に、ここまで来れたという思いです」
大観衆の後押しを受けた大阪大会はオーストラリア、カナダ、ドイツと破り3連勝。大会時点で世界ランク7位に上昇していた日本は、1993年のワールドリーグ以来、公式戦では長らく勝てていない同2位のブラジルと対戦した。
東京五輪の準々決勝でもストレート負けした相手。
雪辱を期したが、またしても0-3(23-25、23-25、22-25)の敗戦。
「結果」は同じ。
だが-。
「感覚」は違った。
コート上、西田が肌で感じたのはこんなものだった。
「僕が初めてブラジルとやったのは2019年のネーションズリーグ、東京ラウンドでした。
あの時は、『打っても決まらないだろうな』というメンタルでやっていた。キャパがなかったんですね。選手としての小ささを感じたのを覚えています。
今回はイタリア(セリエA)で何回も試合をしたことのあるメンバーで、ブロックでどう(ブラジルが)跳んでくるかという、クセも分かる。
なので、自分がこうすれば決まるというというのがありました。
迷いなくプレーできるまでに近づいている。
チームスポーツは1人では取れないんでね。でも、組織や(チームメートとの)関係性でもだんだんと。
0-3で負けても、組織としても(ブラジルに)近づいている」
本気で勝ちに行ったからこその収穫
数字には表れることのない感覚-。
彼の言葉を借りるなら、相手の「クセ」を見抜いた上で生まれるちょっとした余裕が、選手としての「キャパ」になるのだろう。
現時点でそれがスコアにつながることはなくても、小さな積み重ねが結果という大きな収穫になる。
それが分かっているからこそ、こう続けた。
「格上の相手にこういう勝負をすることができた。
本気で(ブラジルに)勝ちにいって負けたからこそ、次につながる。
(負けて)仕方がないではなく、これをこうすれば勝てるというところまで来た。
あとは体現するだけです」
ストレート負けした3セット中、2セットが2点差、1セットが3点差。
特に石川、西田のサービスエースで食らいついた第1セットは終盤、23-24までもつれた。
第2セットも14-14、19-19と大接戦。一時は大塚のスパイクが決まって22-21と勝ち越した。
23-23ともつれながら、最後に連続得点を許した。
世界トップレベルの国との真剣勝負。
確かに日本は、手を伸ばせば届くところまで世界に近づいているのである。
それは高橋藍の言葉からもうかがい知ることができる。
「世界のトップと戦う力がついてきた。そう感じることができました。
最後の1本のスパイク、0・1秒の差の駆け引き。
試合中に修正しながら、どう対応するか。今回はゲーム中にやれなかったことが課題として残った。
ちょっとした気の緩みでスピードや高さにもっていかれてしまう。
レベルが上がるにつれて、もっと集中力を研ぎ澄ませないといけないです」
予選を9勝3敗で終えた日本は、ネーションズリーグで初めて上位8カ国(16カ国中)による決勝大会(イタリア・ボローニャ)に進む。
だが、現地入り後に主将でエースの石川祐希が左足首を負傷。精神的支柱を欠き、準々決勝で東京五輪金メダルのフランスに0-3のストレートで敗れる。
差は埋まっているのか-
やはり、錯覚だったのか-
世界選手権がパリ五輪の試金石に
8月26日には世界選手権(ポーランド、スロベニア共催)が幕を開ける。
ネーションズリーグで敗れたのはブラジル、フランス、アメリカの3カ国。24年パリ五輪でのメダル獲得への道の途中で、世界ランク上位国に勝つことが必要になってくる。
この夏、石川は治療とリハビリに専念してきた。
「勝って自信をつけるしかない。
勝つ回数を増やしていくしかないです」
まずは予選突破。
日本は世界選手権の1次リーグB組でカタール、ブラジル、キューバと対戦する。
「カタール、キューバには勝って、ブラジルにもチャンスがあると思う。ベスト8には入って、準々決勝で勝つことを大事にしたい」
確実に8強入り。
その先、4強の壁を越えることができれば、進む道に光が差し込む。
世界選手権は1970、74年の銅メダルが最高成績。
オリンピックは1964年東京五輪金の東洋の魔女から遅れること8年。
1972年ミュンヘン五輪で、団体では日本男子初の金を獲得したのを最後にメダルから遠ざかる。
当時の「一人時間差攻撃」「Bクイック」は革新的だった。
あれから半世紀の時が流れた。
世界選手権を経て、パリ五輪へ。
世界に近づいているという、あの「感覚」。
大阪で感じたものが間違いではなかったということを、示す舞台。
進む道は、明確になったのである。
Victoria
STU48 新公演「花は誰のもの?」8/14首次登陸東京
STU48は過去計2本のオリジナル劇場公演を開催してきた。2020年の「僕たちの恋の予感」公演開幕以来、約2年半ぶりとなるオリジナル新公演「花は誰のもの?」が、先月7/30(土)香川県高松市のfesthalleにて幕開けしたばかりだが、早くもその公演が東京に上陸。こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて、東京初日公演が14日、昼夜2公演行われた。
まずはUSENロングヒットで話題沸騰中の『花は誰のもの?』で公演がスタート。『花は誰のもの?』のセンターは公演ごとに日替わりとなっており、この日は昼公演は石田千穂、夜公演は中村舞がセンターを務めた。続いてデビュー曲である『暗闇』を披露し、スタートからSTU48を代表する名曲を2曲続けて披露し会場を魅了した。
この公演の特色としては、初めて全ての楽曲がSTU48のオリジナル曲フルバージョンで構成されている点が挙げられる。その中でも、あえて『花は誰のもの?』をオープニング曲に据えること、更に『暗闇』を含む冒頭の4曲で畳み掛けることで、これまでの公演とは全く違う没入感を生み出すことに成功しており、並々ならぬこの公演にかける意気込みが伝わり、まさに今のSTU48の勢いを受けてこそ成立するオープニングパートとなっている。
福田朱里は、「STU48が単独ライブで東京に来るのって武道館ぶりなんです!!結構アイドルイベントとかには出させて頂くことが多いんですけど、こうやってSTU48単独で東京に来られて嬉しいです。」と東京での公演を喜んだ。
さらに、この公演ではSTU48の過去の人気楽曲だけではなく、この公演のために書き下ろされた新曲『夏の“好き”はご用心』、『そして人間は無力と思い知る』や、メンバーと楽曲が公演毎に変わる日替わりのユニット楽曲も盛り込まれている。この日の日替わりユニットは、昼公演で沖 侑果 . 高雄さやか・中村 舞・福田朱里の4人で『あの日から僕は変わった』、夜公演では石田千穂と吉田彩良2人で『短日植物』を披露し、普段とは違った組み合わせでの新鮮なパフォーマンスを届けた。最後まで勢いを落とすことなく、ラストには『サングラスデイズ』『ヘタレたちよ』『ペダルと車輪と来た道と』とパワフルな人気楽曲3曲をSTU48らしさ全開で力強く披露。
瀧野由美子が「私たちは普段瀬戸内で活動していますが、本日はそんな私たちSTU48の楽曲だけのセットリストで行いました。私たちの楽曲、そして私たちのことをもっともっと好きになったよという方は、瀬戸内でみなさんをお待ちしていますので、またお会いできると嬉しいです。」とコメントした。
あらためてSTU48の楽曲の特色でもある、メッセージ色の強い楽曲たちの持つパワーに、メンバーたちの積み重ねてきたスキルがケミストリーを起こして瞬きする間もなく終演を迎えた。訪れたファンの帰路につく顔には満足感が溢れ、年末に向けて更なる飛躍の期待が高まる公演となった。
【公演概要】
■日時:8/14(日)
昼公演:13:15開場/14:00開演
夜公演:17:15開場/18:00開演
■会場:こくみん共済 coop ホール/スペース . ゼロ
■出演メンバー:石田千穂 . 石田みなみ . 岩田陽菜 . 内海里音 . 沖 侑果 . 川又あん奈 . 小島愛子 . 信濃宙花 . 高雄さやか . 瀧野由美子 . 中村 舞 . 福田朱里 . 峯吉愛梨沙 . 吉田彩良 . 立仙百佳 . 岡田あずみ
【セットリスト】
昼公演
1 花は誰のもの?
2 暗闇
3 僕はこの海を眺めてる
4 僕らの春夏秋冬
5 夏の“好き”はご用心
6 そして人間は無力と思い知る
7 Sure、じゃあね
8 ポニーテールをほどいた君を見た
9 あの日から僕は変わった
10瀬戸内の妹
11一瞬のスリル
12原点
13船から降りた僕たちは…
14サングラスデイズ
15ヘタレたちよ
16ペダルと車輪と来た道と
夜公演
1 花は誰のもの?
2 暗闇
3 僕はこの海を眺めてる
4 僕らの春夏秋冬
5 夏の“好き”はご用心
6 そして人間は無力と思い知る
7 Sure、じゃあね
8 ポニーテールをほどいた君を見た
9 短日植物
10一杯の水
11一瞬のスリル
12原点
13船から降りた僕たちは…
14サングラスデイズ
15ヘタレたちよ
16ペダルと車輪と来た道と
【告知】
■「花は誰のもの?」公演 ダイジェスト版放送決定!
7月からスタートしたSTU48 オリジナル新公演「花は誰のもの?」のダイジェスト版が、
石川テレビ(ITC)秋田テレビ(AKT)にて放送が決定!
今後も全国の放送局でのオンエアが続々決定していく予定です!
放送局 石川テレビ(ITC)
放送日 8月17日(水)8月25日(木)9月4日(日)
※同素材を放送いたします。
※放送日は、変更の可能性がございます。
放送時間
水27:05~27:35
木27:05~27:35
日25:58~26:28
※放送時間は、変更になる場合がございます。
放送局 秋田テレビ(AKT)
放送日 8月20日(土)
放送時間 26:30~27:00
STU48は過去計2本のオリジナル劇場公演を開催してきた。2020年の「僕たちの恋の予感」公演開幕以来、約2年半ぶりとなるオリジナル新公演「花は誰のもの?」が、先月7/30(土)香川県高松市のfesthalleにて幕開けしたばかりだが、早くもその公演が東京に上陸。こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて、東京初日公演が14日、昼夜2公演行われた。
まずはUSENロングヒットで話題沸騰中の『花は誰のもの?』で公演がスタート。『花は誰のもの?』のセンターは公演ごとに日替わりとなっており、この日は昼公演は石田千穂、夜公演は中村舞がセンターを務めた。続いてデビュー曲である『暗闇』を披露し、スタートからSTU48を代表する名曲を2曲続けて披露し会場を魅了した。
この公演の特色としては、初めて全ての楽曲がSTU48のオリジナル曲フルバージョンで構成されている点が挙げられる。その中でも、あえて『花は誰のもの?』をオープニング曲に据えること、更に『暗闇』を含む冒頭の4曲で畳み掛けることで、これまでの公演とは全く違う没入感を生み出すことに成功しており、並々ならぬこの公演にかける意気込みが伝わり、まさに今のSTU48の勢いを受けてこそ成立するオープニングパートとなっている。
福田朱里は、「STU48が単独ライブで東京に来るのって武道館ぶりなんです!!結構アイドルイベントとかには出させて頂くことが多いんですけど、こうやってSTU48単独で東京に来られて嬉しいです。」と東京での公演を喜んだ。
さらに、この公演ではSTU48の過去の人気楽曲だけではなく、この公演のために書き下ろされた新曲『夏の“好き”はご用心』、『そして人間は無力と思い知る』や、メンバーと楽曲が公演毎に変わる日替わりのユニット楽曲も盛り込まれている。この日の日替わりユニットは、昼公演で沖 侑果 . 高雄さやか・中村 舞・福田朱里の4人で『あの日から僕は変わった』、夜公演では石田千穂と吉田彩良2人で『短日植物』を披露し、普段とは違った組み合わせでの新鮮なパフォーマンスを届けた。最後まで勢いを落とすことなく、ラストには『サングラスデイズ』『ヘタレたちよ』『ペダルと車輪と来た道と』とパワフルな人気楽曲3曲をSTU48らしさ全開で力強く披露。
瀧野由美子が「私たちは普段瀬戸内で活動していますが、本日はそんな私たちSTU48の楽曲だけのセットリストで行いました。私たちの楽曲、そして私たちのことをもっともっと好きになったよという方は、瀬戸内でみなさんをお待ちしていますので、またお会いできると嬉しいです。」とコメントした。
あらためてSTU48の楽曲の特色でもある、メッセージ色の強い楽曲たちの持つパワーに、メンバーたちの積み重ねてきたスキルがケミストリーを起こして瞬きする間もなく終演を迎えた。訪れたファンの帰路につく顔には満足感が溢れ、年末に向けて更なる飛躍の期待が高まる公演となった。
【公演概要】
■日時:8/14(日)
昼公演:13:15開場/14:00開演
夜公演:17:15開場/18:00開演
■会場:こくみん共済 coop ホール/スペース . ゼロ
■出演メンバー:石田千穂 . 石田みなみ . 岩田陽菜 . 内海里音 . 沖 侑果 . 川又あん奈 . 小島愛子 . 信濃宙花 . 高雄さやか . 瀧野由美子 . 中村 舞 . 福田朱里 . 峯吉愛梨沙 . 吉田彩良 . 立仙百佳 . 岡田あずみ
【セットリスト】
昼公演
1 花は誰のもの?
2 暗闇
3 僕はこの海を眺めてる
4 僕らの春夏秋冬
5 夏の“好き”はご用心
6 そして人間は無力と思い知る
7 Sure、じゃあね
8 ポニーテールをほどいた君を見た
9 あの日から僕は変わった
10瀬戸内の妹
11一瞬のスリル
12原点
13船から降りた僕たちは…
14サングラスデイズ
15ヘタレたちよ
16ペダルと車輪と来た道と
夜公演
1 花は誰のもの?
2 暗闇
3 僕はこの海を眺めてる
4 僕らの春夏秋冬
5 夏の“好き”はご用心
6 そして人間は無力と思い知る
7 Sure、じゃあね
8 ポニーテールをほどいた君を見た
9 短日植物
10一杯の水
11一瞬のスリル
12原点
13船から降りた僕たちは…
14サングラスデイズ
15ヘタレたちよ
16ペダルと車輪と来た道と
【告知】
■「花は誰のもの?」公演 ダイジェスト版放送決定!
7月からスタートしたSTU48 オリジナル新公演「花は誰のもの?」のダイジェスト版が、
石川テレビ(ITC)秋田テレビ(AKT)にて放送が決定!
今後も全国の放送局でのオンエアが続々決定していく予定です!
放送局 石川テレビ(ITC)
放送日 8月17日(水)8月25日(木)9月4日(日)
※同素材を放送いたします。
※放送日は、変更の可能性がございます。
放送時間
水27:05~27:35
木27:05~27:35
日25:58~26:28
※放送時間は、変更になる場合がございます。
放送局 秋田テレビ(AKT)
放送日 8月20日(土)
放送時間 26:30~27:00
TANG タング』のジャパンプレミアが7月14日(木)に都内で行われ、二宮和也、満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、山内健司(かまいたち)、濱家隆一(かまいたち)、景井ひな、武田鉄矢、三木孝浩監督が登壇した。
ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健は、わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング”と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだった。ポンコツコンビが、日本中を笑顔と感動に包み込む。主演は二宮和也。原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。監督は三木孝浩。
二宮は「憧れのかまいたちさんと共演することができてうれしく思います」と笑いを誘った。満島も「想像よりも背の高いかまいたちさんと共演することができて」と続けるなど、登壇者が次々とかまいたちとの共演について語り、会場を沸かせた。京本は「超がつくほどのナルシストを演じさせていただきました。大先輩の二宮くんと共演させていただいたことも本当にうれしいですし、なにより心温まる素敵な作品に携わることができてうれしく思います」と挨拶した。
本作に出演し、「すごく楽しかったです」という二宮は「CGという技術が上がっていますし、動きの中で規制されることが多いのかと思っていたけどほとんどそういうことがなく」と驚きもあった様子。二宮と夫婦役で出演した満島は「何かを背負う役とか、心が苦しくなる役を多くやっているので、ファンタジーで出会うとは思っていなかった」と二宮や市川との共演を喜んだ。二宮も「まさかこのジャンルで共演するとは」といい、「僕らのレベルで言うとこれはミュージカルです。歌ってないだけで」と普段演じることが多い役柄との違いを表現し、笑いを誘った。
タングについて「すごくかわいくて、完成したものを見ないと分からなかった」という奈緒は「タング以外にも最先端の、きっと未来にあるであろう機械を使うシーンがあって。想像が膨らむ撮影で、未来の話をしながら撮影をするのが楽しかった」と笑顔を見せた。「タングと同じシーンがあったのでうれしかった」という京本だが、ナルシスト役ということで「(監督が)『決めポーズを3つくらい作って現場に来てください』とおっしゃっていて」と明かし、「鏡を見るとか、髪をサッとやるとか、どれだけリアルにやるかが難しかった」と振り返った。
濱家は「普段演じさせてもらうことがないので、とにかくセリフのミスとかで撮影を止めないようにと、2人でセリフだけは入れて行こうと現場に挑んだ。撮影の合間とかニノさんに『どう?』って話しかけられた時に、『本当にやめて』って」と笑いを誘った。また撮影中には二宮から濱家に手品を教える場面もあったという。そんなかまいたちとの共演について聞かれたの二宮は「シンプルに千鳥さんがよかったです」と笑いを誘いつつ、「バラエティでも共演させていただいていたので。現場でも楽しかった。働き過ぎだなと思いました」とコメントした。
作品の内容にちなんで“人生の宝物”をフリップで披露。「仕事です」と即答した二宮は「ほかの仕事だったら長続きしなかっただろうし、自分のことに関してそこまで興味を持ったことがないので分かってないんですけど、この仕事だと、この年のこの仕事をやりましたと自然にアーカイブになってくれるので振り返りやすい。あと若いころから働いていたので、テレビに出ることでおじいちゃんとかおばあちゃん、親とかに“健康にやってます”と同時に伝えることができたので、今考えると宝物だなと」と答えた。「あ(『名探偵コナン』作者の)青山剛昌先生のサイン色紙」と答えた京本は「小さいころから『名探偵コナン』の大ファンなんですけど、サインをもらうことを夢見ていたら青山先生から伝わってサインをいただくことができて、家宝のように飾っています」と喜んだ。
ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・春日井健は、わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング”と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだった。ポンコツコンビが、日本中を笑顔と感動に包み込む。主演は二宮和也。原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。監督は三木孝浩。
二宮は「憧れのかまいたちさんと共演することができてうれしく思います」と笑いを誘った。満島も「想像よりも背の高いかまいたちさんと共演することができて」と続けるなど、登壇者が次々とかまいたちとの共演について語り、会場を沸かせた。京本は「超がつくほどのナルシストを演じさせていただきました。大先輩の二宮くんと共演させていただいたことも本当にうれしいですし、なにより心温まる素敵な作品に携わることができてうれしく思います」と挨拶した。
本作に出演し、「すごく楽しかったです」という二宮は「CGという技術が上がっていますし、動きの中で規制されることが多いのかと思っていたけどほとんどそういうことがなく」と驚きもあった様子。二宮と夫婦役で出演した満島は「何かを背負う役とか、心が苦しくなる役を多くやっているので、ファンタジーで出会うとは思っていなかった」と二宮や市川との共演を喜んだ。二宮も「まさかこのジャンルで共演するとは」といい、「僕らのレベルで言うとこれはミュージカルです。歌ってないだけで」と普段演じることが多い役柄との違いを表現し、笑いを誘った。
タングについて「すごくかわいくて、完成したものを見ないと分からなかった」という奈緒は「タング以外にも最先端の、きっと未来にあるであろう機械を使うシーンがあって。想像が膨らむ撮影で、未来の話をしながら撮影をするのが楽しかった」と笑顔を見せた。「タングと同じシーンがあったのでうれしかった」という京本だが、ナルシスト役ということで「(監督が)『決めポーズを3つくらい作って現場に来てください』とおっしゃっていて」と明かし、「鏡を見るとか、髪をサッとやるとか、どれだけリアルにやるかが難しかった」と振り返った。
濱家は「普段演じさせてもらうことがないので、とにかくセリフのミスとかで撮影を止めないようにと、2人でセリフだけは入れて行こうと現場に挑んだ。撮影の合間とかニノさんに『どう?』って話しかけられた時に、『本当にやめて』って」と笑いを誘った。また撮影中には二宮から濱家に手品を教える場面もあったという。そんなかまいたちとの共演について聞かれたの二宮は「シンプルに千鳥さんがよかったです」と笑いを誘いつつ、「バラエティでも共演させていただいていたので。現場でも楽しかった。働き過ぎだなと思いました」とコメントした。
作品の内容にちなんで“人生の宝物”をフリップで披露。「仕事です」と即答した二宮は「ほかの仕事だったら長続きしなかっただろうし、自分のことに関してそこまで興味を持ったことがないので分かってないんですけど、この仕事だと、この年のこの仕事をやりましたと自然にアーカイブになってくれるので振り返りやすい。あと若いころから働いていたので、テレビに出ることでおじいちゃんとかおばあちゃん、親とかに“健康にやってます”と同時に伝えることができたので、今考えると宝物だなと」と答えた。「あ(『名探偵コナン』作者の)青山剛昌先生のサイン色紙」と答えた京本は「小さいころから『名探偵コナン』の大ファンなんですけど、サインをもらうことを夢見ていたら青山先生から伝わってサインをいただくことができて、家宝のように飾っています」と喜んだ。
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