成本不足一元售价上千元 医美乱象何时休
经济参考报 2021-04-07
近年来,“颜值经济”和“悦己消费”蓬勃增长,医美行业如雨后春笋方兴未艾。旺盛的需求不仅促进了市场的发展,也催生了不少行业乱象。一些爱美人士由于缺乏专业知识,频频“踩坑”。不久前,一起制造并销售假冒医美药品的案件在天津画上句号,再次为人们敲响了警钟。微整形缘何屡变“危整形”?医美药品造假何时休?
仿制假药装进国外包装身价暴涨千余倍
2020年2月1日,一起生产售卖假药的案件被移送至天津市红桥区人民检察院,经过调查人员的抽丝剥茧,一个跨越六省十地、销售额达数千万的犯罪团伙逐步浮出水面。
天津市红桥区人民检察院检察官杜颖介绍,梁某原为重庆某制药公司的技术员,2009年辞职后长期从事化妆品经营。近十年的“摸爬滚打”,练就了他敏锐的市场嗅觉。2018年初,他从同行嘴里听说了“保妥适”。
据同行介绍,“保妥适”是一种临床和美容用注射药品,产自美国,主打祛皱、瘦脸,耐受性高、稳定性强、致敏性较低,听说使用“保妥适”很烧钱,一针就要两三千,梁某动起了歪脑筋。
2018年7月,通过朋友的介绍,梁某认识了此前在生物制药公司任职的“杜博士”。经过反复试验,打磨出一套完整的制作方法:利用简单发酵得到的菌种,用高压设备收集菌种破菌,经过特殊处理得到目的蛋白,然后电泳系统定量。再加入化学物质分装稀释,加盖胶塞后放进冻干机冻干。这样,一瓶底价不足1元的仿冒“保妥适”肉毒素冻干粉就诞生了。
调查人员发现,部分仿冒产品分销到了孙某手中。为了以假乱真,孙某采用制装分离的模式,将冻干粉、说明书、标签、内托、包装盒分别寄送至仓库,由“自己人”进行包装,在外包装上用的是“保妥适”在国外销售的版本。
除此之外,该团伙还对销售人员进行简单的美容知识、包装工作培训,借助网络电商平台、微信群组、参加美博会推广等,销售们锁定目标人群,努力向外推销仿冒“保妥适”的A型肉毒毒素,产品流向众多“黑美容院”、个人整形工作室和广大消费者。
据了解,该产品在“黑美容院”售价普遍在1000元以上,利润翻了上千倍。
成立公司层层分销链条上下“各司其职”
“杜博士”成功研制出仿冒“保妥适”产品后,梁某自己进行了试用,感觉“效果和真的一样”,就将样品发放给客户试用,收获了一些好评。经过市场需求调查,“杜博士”和梁某计划将产业做大。
为此,从2018年底开始,二人陆续在山东日照、重庆永川、河北涿州的代工厂进行工艺试验,前后生产了几批向外销售。但由于设备问题产品合格率不高,且代工费高昂,于是二人投资100万余元成立公司进行批量生产。
资金虽然到位,但人手不足的问题逐渐凸显,“杜博士”找到从事生物医药行业的几位“老朋友”,许诺高额报酬说服他们“技术入股”。几人明知这是生产假药,但想想“占股分红”带来的高额回报,还是壮起胆子干了起来。
在寻找上游“技术”支持时,梁某也没有闲着,从2018年底第一批仿冒产品制成开始,他就积极拓展下游销售渠道,逐渐寻找到几位医美行业的固定客户,并辗转联系到孙某对产品进行分销。
为了更好地进行销售,孙某等人在济宁市某别墅区租用了一幢别墅当“大本营”,并招募了多名年轻销售员向外销售。孙某向销售员们承诺:“产品没有统一价格,大家可以自行加价出售,差价归自己所有;你们只负责卖产品,发货和售后都由‘公司’负责。”
销售渠道打通,几位犯罪嫌疑人有了“成功”的错觉,但假冒产品总会露出马脚。一名家住天津市红桥区的消费者在购买和使用减肥产品后感到不适,怀疑买到了假药并报警。公安机关经侦查后分别在山东省济宁市、湖北省武汉市等多地将11名主要犯罪嫌疑人抓获,并缴获仿冒“保妥适”“粉毒”“白毒”等进口品牌的A型肉毒毒素5万余支。
2020年7月15日,天津市红桥区人民检察院以涉嫌生产、销售假药罪,对11名主要犯罪嫌疑人提起公诉。2020年10月15日,天津市红桥区人民法院全部采纳检察机关提出的诉讼请求,对11人分别判处有期徒刑及罚金。
医美乱象屡禁难绝爱美更要擦亮双眼
随着科技的发展,医疗美容已经从简单的保养变为了更为复杂的手术治疗,医疗美容也早已不再是明星的专属,越来越多的普通人开始尝试用医疗手段让自己的容貌变得更美。中国整形美容行业协会发布的年度报告预测,到2022年,中国整形市场规模将达到3000亿元,巨大的市场带动了相关行业的迅速发展,逐渐成了医美行业乱象丛生的温床。
杜颖介绍,随着近年来打击力度不断加强,医美行业制假售假手段越来越丰富,科技含量也越来越高。在这起案例中,研发生产团队全部具有博士和硕士学历,并且大多有生物工程专业背景,有药厂研发工作经历。“这个研制团队是非常专业的,运用了一些基因工程方面的手段进行仿制,经过专家鉴定,药品也有一定的瘦脸效果。”
有效果并不意味着安全。杜颖介绍,“杜博士”和其他研发生产人员在灌装药品时并不能保证无菌环境,仅仅是在一间几平方米的房间里将药粉装入西林瓶中。“这样的药物注射到身体里是有很大健康风险的。”
除此之外,由于我国有严格的药品准入机制,为了缩短研发时间、利用名牌效应,梁某和“杜博士”选择制假售假,其根源是医美市场蕴含的巨大商业利益。
相关专家认为,医美行业监管仍待进一步加强。天津社会科学院社会学研究所所长张宝义认为,医美行业乱象频发,说明医美行业监管方面仍存漏洞。他表示,仅仅依靠相关部门来进行监管还不够,需要发动行业协会等民间组织的力量,通过制定行业标准等方式来引导市场发展方向,从而加强管理。“行业协会能够从内部进行自我管理,这种管理要比政府部门的监管更直接。”
如何避免“踩坑”?相关专家给出了自己的建议。人们有医美方面的需求是非常正常的,但要尽量选择正规的医美机构进行美容和整形,检查相关机构和人员的从业资格,除此之外还要戒除“贪便宜”的思想。“这个案例之所以能够卖得这么好,还是因为售价比正品便宜很多,人们在挑选产品的时候切忌只看价格而忽略了质量,给自己带来不必要的风险。”杜颖说。(记者 尹思源)
(责任编辑:杨奕)
经济参考报 2021-04-07
近年来,“颜值经济”和“悦己消费”蓬勃增长,医美行业如雨后春笋方兴未艾。旺盛的需求不仅促进了市场的发展,也催生了不少行业乱象。一些爱美人士由于缺乏专业知识,频频“踩坑”。不久前,一起制造并销售假冒医美药品的案件在天津画上句号,再次为人们敲响了警钟。微整形缘何屡变“危整形”?医美药品造假何时休?
仿制假药装进国外包装身价暴涨千余倍
2020年2月1日,一起生产售卖假药的案件被移送至天津市红桥区人民检察院,经过调查人员的抽丝剥茧,一个跨越六省十地、销售额达数千万的犯罪团伙逐步浮出水面。
天津市红桥区人民检察院检察官杜颖介绍,梁某原为重庆某制药公司的技术员,2009年辞职后长期从事化妆品经营。近十年的“摸爬滚打”,练就了他敏锐的市场嗅觉。2018年初,他从同行嘴里听说了“保妥适”。
据同行介绍,“保妥适”是一种临床和美容用注射药品,产自美国,主打祛皱、瘦脸,耐受性高、稳定性强、致敏性较低,听说使用“保妥适”很烧钱,一针就要两三千,梁某动起了歪脑筋。
2018年7月,通过朋友的介绍,梁某认识了此前在生物制药公司任职的“杜博士”。经过反复试验,打磨出一套完整的制作方法:利用简单发酵得到的菌种,用高压设备收集菌种破菌,经过特殊处理得到目的蛋白,然后电泳系统定量。再加入化学物质分装稀释,加盖胶塞后放进冻干机冻干。这样,一瓶底价不足1元的仿冒“保妥适”肉毒素冻干粉就诞生了。
调查人员发现,部分仿冒产品分销到了孙某手中。为了以假乱真,孙某采用制装分离的模式,将冻干粉、说明书、标签、内托、包装盒分别寄送至仓库,由“自己人”进行包装,在外包装上用的是“保妥适”在国外销售的版本。
除此之外,该团伙还对销售人员进行简单的美容知识、包装工作培训,借助网络电商平台、微信群组、参加美博会推广等,销售们锁定目标人群,努力向外推销仿冒“保妥适”的A型肉毒毒素,产品流向众多“黑美容院”、个人整形工作室和广大消费者。
据了解,该产品在“黑美容院”售价普遍在1000元以上,利润翻了上千倍。
成立公司层层分销链条上下“各司其职”
“杜博士”成功研制出仿冒“保妥适”产品后,梁某自己进行了试用,感觉“效果和真的一样”,就将样品发放给客户试用,收获了一些好评。经过市场需求调查,“杜博士”和梁某计划将产业做大。
为此,从2018年底开始,二人陆续在山东日照、重庆永川、河北涿州的代工厂进行工艺试验,前后生产了几批向外销售。但由于设备问题产品合格率不高,且代工费高昂,于是二人投资100万余元成立公司进行批量生产。
资金虽然到位,但人手不足的问题逐渐凸显,“杜博士”找到从事生物医药行业的几位“老朋友”,许诺高额报酬说服他们“技术入股”。几人明知这是生产假药,但想想“占股分红”带来的高额回报,还是壮起胆子干了起来。
在寻找上游“技术”支持时,梁某也没有闲着,从2018年底第一批仿冒产品制成开始,他就积极拓展下游销售渠道,逐渐寻找到几位医美行业的固定客户,并辗转联系到孙某对产品进行分销。
为了更好地进行销售,孙某等人在济宁市某别墅区租用了一幢别墅当“大本营”,并招募了多名年轻销售员向外销售。孙某向销售员们承诺:“产品没有统一价格,大家可以自行加价出售,差价归自己所有;你们只负责卖产品,发货和售后都由‘公司’负责。”
销售渠道打通,几位犯罪嫌疑人有了“成功”的错觉,但假冒产品总会露出马脚。一名家住天津市红桥区的消费者在购买和使用减肥产品后感到不适,怀疑买到了假药并报警。公安机关经侦查后分别在山东省济宁市、湖北省武汉市等多地将11名主要犯罪嫌疑人抓获,并缴获仿冒“保妥适”“粉毒”“白毒”等进口品牌的A型肉毒毒素5万余支。
2020年7月15日,天津市红桥区人民检察院以涉嫌生产、销售假药罪,对11名主要犯罪嫌疑人提起公诉。2020年10月15日,天津市红桥区人民法院全部采纳检察机关提出的诉讼请求,对11人分别判处有期徒刑及罚金。
医美乱象屡禁难绝爱美更要擦亮双眼
随着科技的发展,医疗美容已经从简单的保养变为了更为复杂的手术治疗,医疗美容也早已不再是明星的专属,越来越多的普通人开始尝试用医疗手段让自己的容貌变得更美。中国整形美容行业协会发布的年度报告预测,到2022年,中国整形市场规模将达到3000亿元,巨大的市场带动了相关行业的迅速发展,逐渐成了医美行业乱象丛生的温床。
杜颖介绍,随着近年来打击力度不断加强,医美行业制假售假手段越来越丰富,科技含量也越来越高。在这起案例中,研发生产团队全部具有博士和硕士学历,并且大多有生物工程专业背景,有药厂研发工作经历。“这个研制团队是非常专业的,运用了一些基因工程方面的手段进行仿制,经过专家鉴定,药品也有一定的瘦脸效果。”
有效果并不意味着安全。杜颖介绍,“杜博士”和其他研发生产人员在灌装药品时并不能保证无菌环境,仅仅是在一间几平方米的房间里将药粉装入西林瓶中。“这样的药物注射到身体里是有很大健康风险的。”
除此之外,由于我国有严格的药品准入机制,为了缩短研发时间、利用名牌效应,梁某和“杜博士”选择制假售假,其根源是医美市场蕴含的巨大商业利益。
相关专家认为,医美行业监管仍待进一步加强。天津社会科学院社会学研究所所长张宝义认为,医美行业乱象频发,说明医美行业监管方面仍存漏洞。他表示,仅仅依靠相关部门来进行监管还不够,需要发动行业协会等民间组织的力量,通过制定行业标准等方式来引导市场发展方向,从而加强管理。“行业协会能够从内部进行自我管理,这种管理要比政府部门的监管更直接。”
如何避免“踩坑”?相关专家给出了自己的建议。人们有医美方面的需求是非常正常的,但要尽量选择正规的医美机构进行美容和整形,检查相关机构和人员的从业资格,除此之外还要戒除“贪便宜”的思想。“这个案例之所以能够卖得这么好,还是因为售价比正品便宜很多,人们在挑选产品的时候切忌只看价格而忽略了质量,给自己带来不必要的风险。”杜颖说。(记者 尹思源)
(责任编辑:杨奕)
綾瀬はるか&西島秀俊 絶対的な信頼関係が生んだ“最強夫婦”の超絶アクション
特殊工作員の過去を隠して結婚した妻に、公安のエリートである夫が銃を突きつける。そんな絶体絶命の状況でも妻は余裕の笑みを浮かべ、「なんというスリル。やっぱりこの人を愛してる」と呟き、銃声が響く……。直木賞作家・金城一紀氏が原案と脚本を担当し、2017年に放送された大ヒットドラマ「奥様は、取り扱い注意」は、衝撃のカットで幕を閉じた。そして時を経て、夫婦の“その後”を描く劇場版が、3月19日に公開となる。“最強の夫婦”である伊佐山菜美と勇輝を演じたのは、綾瀬はるかと西島秀俊。共演歴があり、お互いを「お兄ちゃん」「はる坊」と呼び合うほど信頼関係を築いているふたりに、話を聞いた。(取材・文/編集部、写真/間庭裕基)
ドラマ版では、正義感が強い新米主婦の菜美が、持ち前の賢さと行動力で主婦たちのトラブルを解決していった。しかし終盤で、IT企業の社員だと言っていた勇輝が、実は公安に所属しており、菜美を監視していたことが判明。ふたりは対立しながらも、お互いへの愛を再確認するが、菜美は公安の監視下で生きていく未来を受け入れられない。そんなすれ違いのなかで迎えた最終回の放送終了後、謎めいた結末をめぐり、綾瀬と西島のもとには大きな反響が寄せられたという。
綾瀬「いろんな意見を聞きましたが、人によってけっこうばらばらだった記憶があります。菜美は撃たれたのか、逃げたのか、ふたりとも死んでしまったのか、もしくは違う人が撃たれたのか……。見る人の解釈にお任せしようと思っていましたが、今回の劇場版では、あの後何が起きたのか描かれているので、種明かしになりますね」
西島「僕も『どうなってるんだ』と、周りに怒られたりもしました(笑)。映画ではまさにあのシーンの直後、ブラックアウトのその先が描かれているので、しっかり確認して頂けると思います。ただ僕個人としては、勇輝は菜美に銃を奪われて、撃たれて死んでしまったと考えたりもしましたが……それだと、ひどい結末かな(笑)。でも、他にもそう考えていた人がいたんですよね」
劇場版で描かれるのは、ドラマ最終回から半年後。ある事件で記憶喪失になった菜美は勇輝とともに、それぞれ桜井久実と裕司に名前を変えて、海辺の地方都市・珠海市で新生活を始めている。新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づく珠海市では、市長をはじめとする開発推進派と、美しい海を守るため調査基地の建設に異を唱える反対派の争いが日に日に激化。さらに開発の裏に、ロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることが発覚する。
ドラマ版から進化を遂げ、劇場版では国家間の陰謀や、公安警察の暗躍など、まさにスクリーンにふさわしい、スケールアップした物語が展開。同様に、綾瀬と西島がほぼスタントなしで挑むアクションもパワーアップしており、迫力満点で鮮烈なシーンが実現している。
綾瀬「ドラマでは、VS(対決)シーンはあったけど、共闘シーンはなかったんですよね。だから夫婦が一緒にタッグを組んで、指をクイクイッって動かすところ(菜美が戦いの前に見せるおなじみのポーズ)は、音楽も入ってくるし、『帰ってきた!』という感じがしましたね。兄ちゃんとのシーンは、割とスムーズにいったよね? たまに、ちょっと『遅いよ!』って言うことはあったけど」
西島「大体僕のせいになるんですよ(笑)。『お兄ちゃん遅い!』『いや、お前だろ!』みたいな。ふたりのアクションシーンは、難しいんですね。相手との距離と、カメラの位置が合っていないと、アクションがきれいにきまらないので」
綾瀬「兄ちゃんもアクションをやっているから、そういう意味では息が合っていたような気がする。あと、(ダメ出しを)言いやすいしね(笑)」
西島「言いやすいんですよ。他の役者さんだったら、『お前、もうちょっとさあ……』とか、あんな言い方はできない(笑)」
綾瀬「お互いの安心感と信頼感があるからこそ、できたアクションだと思います。(かつてドラマで)兄妹役を演じていて、ずっと『お兄ちゃん』と呼んでいるから、(夫婦役は)照れ臭かったよね?」
西島「はる坊と急に夫婦役ということになって、いまだにちょっと恥ずかしさがあるけどね(笑)。でもふたりが普通の夫婦じゃないので、その不思議な感じもいいんじゃないですか」
劇中には、最高のチームワークで大勢の敵をなぎ倒していく夫婦の共闘はもちろん、過去の因縁から、菜美に復讐を誓うロシアの諜報員ドラグノフと菜美の対決シーンもある。自身も様々な作品でアクションをこなしてきた西島の目に、綾瀬のアクションはどのように映ったのだろうか。
西島「ロシアの大男を、実際に菜美が倒す説得力は、すごいなと思いましたね。あれだけ大きい人が相手だったら、きっと僕が戦っても、よっぽどうまくやらないと、強さを見せられないと思います。そこは、はる坊のすごい身体能力が生かされているなと思いました」
綾瀬はドラマ版に引き続き、FBIの訓練にも導入されているという東南アジアの伝統武術カリと、プンチャック・シラットがベースのアクションに挑戦している。足技や関節技が多く、綾瀬は素早くしなやかな身のこなしで、華麗に敵をねじ伏せていく。
西島「僕もシラットを少しやったことがありますが、めちゃくちゃ難しくて。足を絡めて相手を倒すんですが、全然倒れないんですよ。タイミングと角度が合っていないと難しいから、本当にすごいなと。確かに女性だから、足や肘を使って戦わないと勝てないというリアリティがこめられていると思います。僕は1回、ドラマの時にはる坊から足の蹴りを受けましたが、けっこう痛かった(笑)」
綾瀬「すみません!」
西島「本当に効く蹴りですよ」
痛快なアクションシーンを交えながら、珠海市のエネルギー開発をめぐるサスペンスが描かれる一方で、菜美と勇輝の夫婦のドラマが丁寧に紡がれる。ドラマ版で互いの秘密が明らかになり、敵対する立場にあると知ったふたり。菜美の記憶喪失で、一時は穏やかな生活を手にするが、最後には夫婦がたどり着くそれぞれの“答え”が、切なさとともに提示される。
綾瀬「菜美が記憶を失っている時は、自分らしさや、自分がやりたいことが分かっていない状態。そのなかで旦那さんのために何かをしたり、自分なりの夢を探したりします。でも菜美の、本当のあるがままの姿というのは、曲がったことを正したいし、いくら旦那さんがダメと言っても助けにいくような、すごく正義感が強い女性。あるがままだからこそ、本人が生き生きと輝き出すから、無理をしていたら(関係は)続かないんだなと思います」
西島「勇輝は全てを知っているけれど、菜美はかつてどういう風に生活していたか、どういう風に(勇輝を)好きだったかということを、一切覚えていない。勇輝としては見守りつつ、でも菜美の記憶が戻ってしまうと、別れないといけない。だから記憶が戻ってほしくはないけれど、記憶が戻らないと本当の菜美ではないし、(菜美自身も)悩み続けているし、ということで葛藤する。そのあたりの葛藤は大事なところだなと思って演じていました。勇輝は、本当に自分を解放して生き生きしている菜美が好きなんです。だから、ドラマの時から危険なのは分かっているけど、どうしても惹かれてしまうというところがあったんだと思います」
お互いに嘘や秘密を抱えていても、ふたりが交わす視線や、共闘シーンでの息ぴったりの動きなどから、夫婦の確かな愛情が感じられる。枝見洋子プロデューサーの「ふたりのアクションシーンはすべて夫婦の愛情表現です」という言葉の通り、言葉や拳でぶつかり合うシーンにこそ、菜美と勇輝ならではの絆やつながりが見える。
綾瀬「言い合うシーン、楽しいよね。生き生きしていますよね」
西島「このふたりはどちらかというと、言い合ってケンカしたり、戦ったりしているときの方が、より結びつきが感じられるというか。正直に思いをぶつけて、そのあとお互いのことを考える、そういう関係ですね」
最後に、綾瀬と西島にそれぞれ、パートナーとしての勇輝と菜美の印象について、教えてもらった。
綾瀬「勇輝さんはすごく優しいし、どうにか菜美とうまくやろうとしてくれていて、良い旦那さんだよね?」
西島「そう思います。でもけっこう騙されやすかったりして。たぶんめちゃくちゃ人を信じやすくて、良い人なんですよ」
綾瀬「そうだね、やっぱり菜美の方が上手だね(笑)」
西島「菜美は魅力的だと思います。他に似た人がいなくて、本当に自由な魂を持っていて、どこにも属していない。自分も含め、誰の言うことも聞かず、心のままに生きているというのは、すごく魅力的だと思いますね」
https://t.cn/A6t161ml
特殊工作員の過去を隠して結婚した妻に、公安のエリートである夫が銃を突きつける。そんな絶体絶命の状況でも妻は余裕の笑みを浮かべ、「なんというスリル。やっぱりこの人を愛してる」と呟き、銃声が響く……。直木賞作家・金城一紀氏が原案と脚本を担当し、2017年に放送された大ヒットドラマ「奥様は、取り扱い注意」は、衝撃のカットで幕を閉じた。そして時を経て、夫婦の“その後”を描く劇場版が、3月19日に公開となる。“最強の夫婦”である伊佐山菜美と勇輝を演じたのは、綾瀬はるかと西島秀俊。共演歴があり、お互いを「お兄ちゃん」「はる坊」と呼び合うほど信頼関係を築いているふたりに、話を聞いた。(取材・文/編集部、写真/間庭裕基)
ドラマ版では、正義感が強い新米主婦の菜美が、持ち前の賢さと行動力で主婦たちのトラブルを解決していった。しかし終盤で、IT企業の社員だと言っていた勇輝が、実は公安に所属しており、菜美を監視していたことが判明。ふたりは対立しながらも、お互いへの愛を再確認するが、菜美は公安の監視下で生きていく未来を受け入れられない。そんなすれ違いのなかで迎えた最終回の放送終了後、謎めいた結末をめぐり、綾瀬と西島のもとには大きな反響が寄せられたという。
綾瀬「いろんな意見を聞きましたが、人によってけっこうばらばらだった記憶があります。菜美は撃たれたのか、逃げたのか、ふたりとも死んでしまったのか、もしくは違う人が撃たれたのか……。見る人の解釈にお任せしようと思っていましたが、今回の劇場版では、あの後何が起きたのか描かれているので、種明かしになりますね」
西島「僕も『どうなってるんだ』と、周りに怒られたりもしました(笑)。映画ではまさにあのシーンの直後、ブラックアウトのその先が描かれているので、しっかり確認して頂けると思います。ただ僕個人としては、勇輝は菜美に銃を奪われて、撃たれて死んでしまったと考えたりもしましたが……それだと、ひどい結末かな(笑)。でも、他にもそう考えていた人がいたんですよね」
劇場版で描かれるのは、ドラマ最終回から半年後。ある事件で記憶喪失になった菜美は勇輝とともに、それぞれ桜井久実と裕司に名前を変えて、海辺の地方都市・珠海市で新生活を始めている。新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づく珠海市では、市長をはじめとする開発推進派と、美しい海を守るため調査基地の建設に異を唱える反対派の争いが日に日に激化。さらに開発の裏に、ロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることが発覚する。
ドラマ版から進化を遂げ、劇場版では国家間の陰謀や、公安警察の暗躍など、まさにスクリーンにふさわしい、スケールアップした物語が展開。同様に、綾瀬と西島がほぼスタントなしで挑むアクションもパワーアップしており、迫力満点で鮮烈なシーンが実現している。
綾瀬「ドラマでは、VS(対決)シーンはあったけど、共闘シーンはなかったんですよね。だから夫婦が一緒にタッグを組んで、指をクイクイッって動かすところ(菜美が戦いの前に見せるおなじみのポーズ)は、音楽も入ってくるし、『帰ってきた!』という感じがしましたね。兄ちゃんとのシーンは、割とスムーズにいったよね? たまに、ちょっと『遅いよ!』って言うことはあったけど」
西島「大体僕のせいになるんですよ(笑)。『お兄ちゃん遅い!』『いや、お前だろ!』みたいな。ふたりのアクションシーンは、難しいんですね。相手との距離と、カメラの位置が合っていないと、アクションがきれいにきまらないので」
綾瀬「兄ちゃんもアクションをやっているから、そういう意味では息が合っていたような気がする。あと、(ダメ出しを)言いやすいしね(笑)」
西島「言いやすいんですよ。他の役者さんだったら、『お前、もうちょっとさあ……』とか、あんな言い方はできない(笑)」
綾瀬「お互いの安心感と信頼感があるからこそ、できたアクションだと思います。(かつてドラマで)兄妹役を演じていて、ずっと『お兄ちゃん』と呼んでいるから、(夫婦役は)照れ臭かったよね?」
西島「はる坊と急に夫婦役ということになって、いまだにちょっと恥ずかしさがあるけどね(笑)。でもふたりが普通の夫婦じゃないので、その不思議な感じもいいんじゃないですか」
劇中には、最高のチームワークで大勢の敵をなぎ倒していく夫婦の共闘はもちろん、過去の因縁から、菜美に復讐を誓うロシアの諜報員ドラグノフと菜美の対決シーンもある。自身も様々な作品でアクションをこなしてきた西島の目に、綾瀬のアクションはどのように映ったのだろうか。
西島「ロシアの大男を、実際に菜美が倒す説得力は、すごいなと思いましたね。あれだけ大きい人が相手だったら、きっと僕が戦っても、よっぽどうまくやらないと、強さを見せられないと思います。そこは、はる坊のすごい身体能力が生かされているなと思いました」
綾瀬はドラマ版に引き続き、FBIの訓練にも導入されているという東南アジアの伝統武術カリと、プンチャック・シラットがベースのアクションに挑戦している。足技や関節技が多く、綾瀬は素早くしなやかな身のこなしで、華麗に敵をねじ伏せていく。
西島「僕もシラットを少しやったことがありますが、めちゃくちゃ難しくて。足を絡めて相手を倒すんですが、全然倒れないんですよ。タイミングと角度が合っていないと難しいから、本当にすごいなと。確かに女性だから、足や肘を使って戦わないと勝てないというリアリティがこめられていると思います。僕は1回、ドラマの時にはる坊から足の蹴りを受けましたが、けっこう痛かった(笑)」
綾瀬「すみません!」
西島「本当に効く蹴りですよ」
痛快なアクションシーンを交えながら、珠海市のエネルギー開発をめぐるサスペンスが描かれる一方で、菜美と勇輝の夫婦のドラマが丁寧に紡がれる。ドラマ版で互いの秘密が明らかになり、敵対する立場にあると知ったふたり。菜美の記憶喪失で、一時は穏やかな生活を手にするが、最後には夫婦がたどり着くそれぞれの“答え”が、切なさとともに提示される。
綾瀬「菜美が記憶を失っている時は、自分らしさや、自分がやりたいことが分かっていない状態。そのなかで旦那さんのために何かをしたり、自分なりの夢を探したりします。でも菜美の、本当のあるがままの姿というのは、曲がったことを正したいし、いくら旦那さんがダメと言っても助けにいくような、すごく正義感が強い女性。あるがままだからこそ、本人が生き生きと輝き出すから、無理をしていたら(関係は)続かないんだなと思います」
西島「勇輝は全てを知っているけれど、菜美はかつてどういう風に生活していたか、どういう風に(勇輝を)好きだったかということを、一切覚えていない。勇輝としては見守りつつ、でも菜美の記憶が戻ってしまうと、別れないといけない。だから記憶が戻ってほしくはないけれど、記憶が戻らないと本当の菜美ではないし、(菜美自身も)悩み続けているし、ということで葛藤する。そのあたりの葛藤は大事なところだなと思って演じていました。勇輝は、本当に自分を解放して生き生きしている菜美が好きなんです。だから、ドラマの時から危険なのは分かっているけど、どうしても惹かれてしまうというところがあったんだと思います」
お互いに嘘や秘密を抱えていても、ふたりが交わす視線や、共闘シーンでの息ぴったりの動きなどから、夫婦の確かな愛情が感じられる。枝見洋子プロデューサーの「ふたりのアクションシーンはすべて夫婦の愛情表現です」という言葉の通り、言葉や拳でぶつかり合うシーンにこそ、菜美と勇輝ならではの絆やつながりが見える。
綾瀬「言い合うシーン、楽しいよね。生き生きしていますよね」
西島「このふたりはどちらかというと、言い合ってケンカしたり、戦ったりしているときの方が、より結びつきが感じられるというか。正直に思いをぶつけて、そのあとお互いのことを考える、そういう関係ですね」
最後に、綾瀬と西島にそれぞれ、パートナーとしての勇輝と菜美の印象について、教えてもらった。
綾瀬「勇輝さんはすごく優しいし、どうにか菜美とうまくやろうとしてくれていて、良い旦那さんだよね?」
西島「そう思います。でもけっこう騙されやすかったりして。たぶんめちゃくちゃ人を信じやすくて、良い人なんですよ」
綾瀬「そうだね、やっぱり菜美の方が上手だね(笑)」
西島「菜美は魅力的だと思います。他に似た人がいなくて、本当に自由な魂を持っていて、どこにも属していない。自分も含め、誰の言うことも聞かず、心のままに生きているというのは、すごく魅力的だと思いますね」
https://t.cn/A6t161ml
#新车情报局# 【宝马推iDrive新系统iD8】
今年是iDrive车机系统诞生20周年,这套新系统将会冠以iD8的称号,以崭新的形象和功能面世。
iD8最大的亮点就是全面升级的信息处理能力,由于iX是宝马首款5G汽车,进而能够处理更为复杂和庞大的车辆信息,这意味着车辆将先于驾驶者提前了解到更多信息,例如危险警告、预测目的地的停车位等。
其次,iD8作为全新的iDrive系统,操作界面有了大的变化,我们看到了经典的卡片式菜单以全新面貌回归,并且每一个卡片上的内容都是实时动态显示,清晰易读。
另外,在iD8中,宝马的智能语音助理IPA还将有很大升级,依托强大的信息处理能力,IPA能够更加智能地与车内乘员沟通,开启更强大的闲聊模式,如同一个真实存在的朋友陪伴左右。#汽车资讯#
今年是iDrive车机系统诞生20周年,这套新系统将会冠以iD8的称号,以崭新的形象和功能面世。
iD8最大的亮点就是全面升级的信息处理能力,由于iX是宝马首款5G汽车,进而能够处理更为复杂和庞大的车辆信息,这意味着车辆将先于驾驶者提前了解到更多信息,例如危险警告、预测目的地的停车位等。
其次,iD8作为全新的iDrive系统,操作界面有了大的变化,我们看到了经典的卡片式菜单以全新面貌回归,并且每一个卡片上的内容都是实时动态显示,清晰易读。
另外,在iD8中,宝马的智能语音助理IPA还将有很大升级,依托强大的信息处理能力,IPA能够更加智能地与车内乘员沟通,开启更强大的闲聊模式,如同一个真实存在的朋友陪伴左右。#汽车资讯#
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