cjlw生日存档

【2017】
琉唯とは“唯一の王”という意味であり、フランスでは王の名そのもの。
名前に相応しい存在感と素質を兼ね備えたteam柊のリーダー・辰己琉唯のお誕生日ですね。
月の光の強さと星の光の眩さを心の底からリスペクトする彼は、スタミュ界の美しくも爽やかなライバルです。
一方でナイト申渡との絡みにはもはや執念めいたものを感じる今日この頃。ひょっとしたら彼らは一緒に輪廻転生を何万回繰り返していて、色々な人生を経た結果、お隣同士で同い年の幼馴染という親密且つ角の立たない究極の形に辿り着き、今が一番楽しい時期なのでは?と思うことすらあります(笑)
月皇でなくてもやれやれ……と諦めてしまいがち。今際の際「また来世でね、栄吾!」「お待ちしてますよ、辰己」やるまで好きなだけ仲良くせい。
兎にも角にもおめでとう。 体には気を付けて!

【2018】
滑り込みになりましたがスタミュ界の眩しいトップ・オブ・スター・オブ・スター辰己琉唯の誕生日です。「きみは太陽」とか言って様になる男を私は2人位しか知りませんが、間違いなく彼はその内の一人でしょう。幼き頃虚弱だった辰己が今は駆けっこで星谷や空閑にも負けず元気でいることが嬉しいです。
去年はどんなことを書いたっけと思って遡ろうと思ったのですが無理でした……何となく星谷と月皇と申渡に触れたような? なので今年は別の人に触れようかと思ったのですが誰が良いだろうか、ね、栄吾。
第1期では柊門下だった辰己が第2期では鳳の影だったことが少し新鮮でした。思えば第1期が始まる前に出た一問一答にて、別々の舞台を通して間接的に関わりがあった2人が時を経て同じ舞台に立つ、とはドラマチックです。こうなると誰が言い出したか初代姫との会話もいつか書いてみたいものですね。
付き合いが長くなるほどに、彼の優しさと厳しさを知る――というような気がします。まさに“魅力的な人”。どんな役者さんになってゆくのか、どんな大人になってゆくのか、何だかとても楽しみな人です。おめでとう、まだ寒いので体には気を付けて!

【2019】
関わった人々を次々と狂わせてゆくジ・エレガンスの片割れ、辰己琉唯の誕生日。どうか月皇、負けないでおくれ。やれやれ。
スタミュ界には作中で迷い成長してゆく姿が顕著な人物がいる一方で、ブレない芯をしっかり持っている姿が印象的な人物がいます。天花寺や空閑、そして辰己は明らかな後者です。
(図)太く深く地に植わっており、周りにいる一座もろとも支えられるような芯を持つ天花寺。飾り気のないシンプルな棒だなあと思って触ると火傷するほど熱そうな芯を持つ空閑。そんな中、辰己の中にあるものは、細く透き通っていて、角度によっては見えないようで、光が射すと確実にそこに在るのだと目視できるほどの存在感を放ち、鋭利に先が尖っていて、触るとひやりと冷たそうで、しかし手を伸ばすと消えていて、何処かと探すと背後にスッと立っている、そういうものであるような感じがします。
そういう意味ではブレないとは少し違うのかもしれませんね。彼の中には自分の法律があり、それは非常に柔軟で、いつもそばにいる信頼できる人、新しく出会った素晴らしい人、他人の変化、それらによって影響を受け、いつも目まぐるしく変わっているのかもしれません。
ただ一つ決してブレないのは『自分に嘘をつかない』こと。変化と共に進化を続ける、色のない、美しい、辰己の心に聳える芯。触れたいような、触れると見失いそうで怖いような。星谷同様ここまで並走してきたスタミュカンパニーの仲間ですが、取り扱いは栄吾に学ばねばなりません(笑)。おめでとう。

【2020】
賢いサル、優しくて懐っこいイヌ、強いだけでなくネコ科らしいわんぱくさも持ち合わせるトラ、可愛くてちょっと怖がりなウサギ。そんな干支の中で少しばかり異質、アジアではどことなく神聖な存在でありながら、西洋では悪の権化のようでもある、神秘的で勇ましいドラゴン。辰己琉唯の誕生日でした。
第3期まで書いてみての辰己の印象は、何となく取り違えられたteam鳳っ子のようだなあという感じ。演者としての辰己の本質は、柊より鳳に似ているのかもしれません。鳳と辰己の『沈黙のディアローグ』を聴いた時、一度、もしも辰己がteam鳳に入っていたらどうだったろうか…と想像したことがあります。
辰己は持ち前の柔軟性と実は旺盛な好奇心とチャレンジ精神を鳳に容赦なく刺激され、もしかすると今以上に自由に溌剌と、固定概念をぶち壊す勢いで、とんでもないミュージカルスーパースターへの階段を大股跳びのショートカットで駆け上がり、鳳は――演者を目指すのをやめていたかもなあと思いました。
自分が思い描いていた理想、演者としてのスタイルを、活き活きと体現して結果を残していった辰己を見届けて、綾薙教育も捨てたもんじゃないなと先生にでもなりそうだなと感じます。それはそれで良い人生な気もしますが、今の鳳を知る身としては、ほんの少し寂しい気がしますね。
何より柊は――辰己(率いる今のteam柊)と出会っていなければ、今より少し頑なな柊だったと思います。用意された人生を寄り道なしでまっすぐ進んで行く、演者である前に柊家の跡取りである柊。自分の為の我儘など、決して言わない柊。指導者として心満たされた鳳との距離も、縮まらないままだったかも。
そして辰己も柊と出会っていなければ今の辰己にはなりえなかったろうと、3期まで書いてみて改めて思います。彼の本質はチャレンジャー。もしteam柊でなかったら(ましてや鳳門下であったなら(笑))、ひたすらに上を目指し未知の世界を求めるのに夢中で、周りを見ることなど惜しんでいた気がします。
辰己はスター・オブ・スターというトップを取り、柊という、決して奢らず決して他者を蔑ろにしない優れた王の背を見て、帝王学を学んだのです。何者にも打ち砕かれない強固な剣を常に厳しく己に向けて、他者へは柔らかな笑顔を向ける。自分が主役であるより、より良いカンパニーの一員である事を望む。
彼が持って生まれたもの、そして柊から教えられたこと、それらを武器に、時には声をあげて敵に立ち向かい、時には冷静に自分と異なる考え方に耳を傾け、ライバルと「戦いたい」とぶつかっていった、第3期の辰己。
星谷と鳳が運命の出会いを果たし、互いの人生が強烈に輝く唯一の『今』になったように、彼らほどドラマチックな出会いの場面ではなかったものの(笑)辰己と柊もまた、運命的に出会い、出会ったからこその特別な未来が拓けたのだと思うと……辰己は立派な『スタミュ』の主人公でした。
物腰柔らかく誰に対しても誠意とリスペクトを忘ない一方で、友人達にとんでもキャッチフレーズを付けたり、星谷の前で鳳パイセンを切り裂きジャック呼ばわりするなど、無邪気に毒のシャボン玉を吹いて歩いたりもする彼。存外出来上がりきっていない、まだまだ成長中の男の子。好きです。おめでとう。

#张极[超话]##张极0203生日快乐#

[蛋糕][蛋糕]十二岁生日快乐[蛋糕][蛋糕]

12歳のお誕生日おめでとう!

歌声がとても綺麗な张极[兔子]

これからの活躍を楽しみにしています[羞嗒嗒]
ディズニーに行った時に、バースデーシール書いてもらいました[爱你]

#野村万斋[超话]# 【人間国宝】野村万作さん【現代の狂言師】野村萬斎さんによる夢の一夜!- 平清盛公生誕900年記念 嚴島神社奉納『宮島狂言』

西日本豪雨で被害を受けた広島の地で開催「平清盛公生誕900年記念 嚴島神社奉納『宮島狂言』」

地震、暴風雨と度重なる自然災害が続いています。人間は、自然の恩恵を受けるなら、その負の面である災害も、ある意味受け入れなくてはならない、ということなのでしょうか。

東日本大震災のあと、被災地では、流された衣装や太鼓を可能な限り探し出し、「しし踊り」等の民俗芸能が、早い時期に復興したそうです。東北の民俗芸能の多くが、鎮魂供養というテーマを抱えており、日本文化の中で、芸能や巡礼が、厳しい状況において、精神的に多くの人々の心を支えてきた歴史があります。自然とともに生きていく日本が、災害からどのように復興するのか、その役割として、心を支える芸能の力は大きいのかもしれません。
野村萬斎さんが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式の総合統括に就任された際、「鎮魂」と「再生」が芸能の重要な部分であり、その精神を復興五輪において生かすことを話されていました。

西日本豪雨で大きな被害を受けた広島の地で、また自然災害からの度重なる再生により蘇ってきた広島県廿日市市にある嚴島神社の能舞台で、野村万作さん、野村萬斎さんの「平清盛公生誕900年記念 嚴島神社奉納『宮島狂言』」(主催:SAP社)が行われることに、大きな意義を感じます。

接近する大型台風により、2日間の公演は、残念ながら2018年9月29日のみの公演となりましたが、雨が降りしきる中、多くの観客が海を渡り、嚴島神社を訪れました。

凄みの中に気品と美しさが見える野村万作さんの「川上」

雨の雫が見える能舞台に、野村万作さんが、ゆっくり杖を突きながら歩を進め登場されました。万作さんが、海外でもたびたび上演し好評を得るなど、力を入れられている「川上」の独特の世界に観客をいざないます。

吉野の里に住む盲目の男が、霊験あらたかな川上の地蔵に参籠(さんろう)した甲斐があって、目が開きます。しかし、引き替えに悪縁の妻を離別せよとのお告げを受けます。妻は腹を立てて地蔵をののしり、別れないと言い張ります。一般的な「笑いの芸術」としての狂言のイメージとは趣を異にした、夫婦の絆、緊迫に満ちた人間と運命の対峙を描いていきます。

87歳とは思えない力強い声、心の動きにより巧みに変化する顔の表情、写実的な情景を表現する所作に、凄みの中に気品と何とも言えない美しさがあります。

目が見えるようになって新たな人生に向かう気持ちと、別れずに連れ添っていきたいと懇願する妻への深い愛情。何を思い、何を感じるかは、観る人の状況や心理状態により、響く部分や解釈は違い、現代の世相にもつながる究極の選択です。緊迫する展開や揺れる心情の中にも、一貫して感じる包み込まれるような安心感はどこからくるのでしょうか。まさに解脱の境地に入ったような万作さんの揺るぐことのない表現に全てを委ね、自分自身の心の動きが映し出されます。

物語にくぎ付けになって五感が刺激される!?野村萬斎さんの「彦市ばなし」

「川上」の余韻が冷めぬ舞台に、六世野村万蔵さん、二世野村万作さん、二人の人間国宝を祖父、父にもち、生まれながらにして継承する役目を担った野村萬斎さんが、釣り竿を持って登場します。

背負った大きな宿命から逃げずに生きてきた覚悟は、その歩き方、真っすぐに伸びた背筋、そして舞台の空気を変える圧倒的な存在感にあらわれます。
狂言師としての活躍はもちろん、現代劇や映画、ドラマの話題作に次々と出演し、圧倒する声と所作で見る者を惹き付ける萬斎さんですが、特にシェイクスピア作品の取り組みは日本のみならず海外にも影響を与え、また海外に活躍の場を広げている多くの日本人にも力を与えているのではないでしょうか。私自身、ビジネスの現場で、東と西の文化や方法論の違いに戸惑いを感じていた時、どのビジネス書よりも、決してぶれない中心軸を置く、萬斎さんの作品や言葉に触れることにより、日本人の感性やアイデンティテイに対する誇りを再起しました。狂言そのものを海外で展開するだけではなく、世界共通言語ともいえるシェイクスピア作品を、狂言の手法や技術で表現することにより、“古典を現代に生かす”という独自のスタンスで解釈し、より狂言そのものの強さを発信しています。私たちは、現代劇や映画、またシェイクスピア作品に感動し、萬斎さんの軸足にある狂言に大きな興味を持ち、その魅力に取りつかれていきます。

今回の嚴島神社を舞台にした演目は、熊本県の昔話をもとに木下順二原作の民話劇「彦市ばなし」です。天狗の子から隠れ蓑をだまし取ったウソつきの名人、彦市。父親の大天狗からの仕返しを恐れて、今度はお城の殿様から天狗の面をせしめ、さらに河童を釣ってみせるからと大天狗の好きな鯨の肉を手に入れました。これで万事順調に進むはずが・・・。

雨音の中においても、萬斎さんの声は力強く響き、何とも憎むことができないウソつき名人の彦市の動きにくぎ付けになり、子天狗、殿様と展開するやり取りに、五感が刺激されます。もともと持っている三人の背景は違うはずなのに、狂言の喜劇の視点から演じられると、全く平等に映り、3人がアーティスティックスイミングのように揃って泳ぎ去っていく様には、心温かくなるものがありました。

素手の芸とも呼ばれる狂言。場面設定や人物像を、演者の声色やボディランゲージから想像します。見る側も、受動ではなく、どれだけ能動的になるかにより、楽しみ方も違ってくるでしょう。萬斎さんは、2020年東京五輪という舞台の上で、益々世界の人々をつなぐ大きな役割を担います。古典と現代をつなぎ、人と自然をつなぎ、“笑顔”を創り出すプロフェッショナル、狂言師 野村萬斎さんの手によって、「和の伝統芸術」が、時代や国を越えることが、また証明されるでしょう。


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