#菅井友香[超话]#
大好きなみなさまへ
みなさんこんばんは
お元気ですか?
今日はいつも応援して下さる大切なみなさまにお伝えしたい事があり、
ブログを書かせて頂きました。
少し長くなってしまいますが
最後まで読んでくださったら嬉しいです。
私 菅井友香は、2022年のツアーファイナルをもって卒業させて頂くことになりました。
沢山考えた上での、前向きな卒業です!
本当は卒業をお伝えした上で、
アルバム発売を記念したミート&グリート初日を迎える事を予定して準備していました。
しかし今回、『W-KEYAKI FES.2022』を延期せざるを得なくなってしまいました。
このフェスをもって卒業する、尾関と葵をきちんと送り出してから発表させて頂くことになり
予定より遅いタイミングでお知らせさせて頂く形となりました。
みなさまにもっと早くお伝えしたくて心苦しかったのですが、ごめんなさい。
これまでの活動を少し振り返らせて頂くと
ちょうど7年前である
2015年8月21日
欅坂46の1期生メンバーに選んで頂きました。
あれから長い夢を見ているかのような
波乱万丈なアイドル人生を歩ませて頂いています!
私は小さい頃から自分が不器用であることに悩んできました。
将来について考えていた時
こんな自分でも誰かの力になって
生まれてきた意味を見つけられたらいいな
と思ってオーディションを受けました。
思い切って飛び込んだ世界では
人生において忘れられない貴重な体験を沢山させて頂きました。
大先輩である乃木坂46さんの存在もあり
恵まれた環境で活動させて頂けたこと、とても感謝しています。
数々の思い出深い素敵な楽曲に巡り合うことができたことは、嬉しかったことの一つです。
デビュー曲
『サイレントマジョリティー』には自分自身も背中を押して貰いました。
また、この道を選択しなければ巡り会えていなかったかもしれない一人一人との出逢いは、奇跡のように感じます。
応援してくださるBuddiesのみなさま、
日々熱心にサポートして下さっているスタッフのみなさま、
お仕事で出会った多くのみなさま、
尊敬する先輩方、ひらがなけやきとして仲間になってくれた日向坂46のみんな、
そしてかけがえのない存在である欅坂46・櫻坂46メンバーのみんな、、、
数えきれない程のご縁は、私にとって大切な大切な宝物です。
嬉しかったことが沢山あった分、
多くの試練や衝撃的な出来事、
自分だけの力ではどうにもならないことが次々と押し寄せ
活動を続けることが苦しくなった時期もありました。
キャプテンとしての責任を果たすために
時に孤独感や無力感に襲われることも有り、
何度も自分が嫌になりました。
そんな時、ありのままの私を受け入れて、一緒に喜んだり、時に悔しさをも共有して下さるみなさんがとってもとっても心強くて…
みなさんの存在がいつの日か自信に繋がり、
何にも代え難い原動力となっていました。
思い出すだけで胸が締め付けられるような経験も、
きっと全て必要な学びだったんだと思います。
誰もが認めるキャプテンらしいキャプテンにはなれなかったかもしれませんが、
私なりに考え尽くした上で
その都度最善だと思う行動をしてきました。
信じてついてきてくださったみなさん、
一緒に歩んでくれたメンバーのみんなに
沢山ありがとうを伝えたいです。
これまでの欅坂46・櫻坂46としての活動を通して
少しでも誰かの希望になることができていますように。
卒業を決断することができたのは、
信頼している戦友である1期生の存在と
可愛くて頼もしい2期生のみんなの成長を実感し、
安心してグループの未来を託したいと思えたからです。
そして、1人の人間として
今までの経験を大切にしながら
もう一度自分らしく、心に正直に生きたいという思いが芽生えました。
新たな挑戦に不安が無いわけではありません。
でも、欅坂46と櫻坂46がそうだったように、
勇気が要ると思う場所にこそ
新しくて楽しい世界や可能性が広がっていると信じています。
これからはもっと自分自身と向き合う時間を増やして
今までにない経験や挑戦を沢山して
想像もしていない事に出会ったり、新鮮な発見をしたりしながら、心の豊かな成熟した人になりたいです。
そして、誰かに感動や力をお届けする活動ができるよう、道を切り開いて行きたいです。
今後もみなさんと何かしらの形でお会いできるよう努力して行きます!
きっと1人になっても、櫻坂の楽曲にあるように、
思ったよりも寂しくないはずです。
卒業の日まであと約2ヶ月。
どんな時も協力してくれた家族をはじめ
沢山の方々に支えて頂き、今があります。
ここからの時間は
今そばにいてくださる方はもちろん
ここまで連れてきてくださった全ての方々への感謝を伝える時間にしたいなと思っています。
9月から始まる全国ツアーでは6都市も回らせて頂ける予定です!
それぞれの場所で、皆さまのお顔を見ながら、今までの感謝を込めて精一杯パフォーマンスをさせて頂きます。
一緒に忘れられない時間を過ごすことが出来たら嬉しいです。
そして、最後のステージが、櫻坂46としてもう一度みんなで立つことが夢だった東京ドームであること、
本当にありがたく幸せです!
沢山の方々のご尽力のお陰であの場所に立てる事に感謝しながら、
大好きなメンバーと共に7年間の集大成のパフォーマンスが出来るよう準備して行きたいと思います‼︎
ツアーファイナルとして、
櫻坂の今後が楽しみになるようなライブに出来たらと思っているので
1人でも多くの方に見届けて頂けたら嬉しいです
また、沢山応援してくださった皆さんに卒業のことを知って頂いた上で直接お礼をお伝えしたかったので
追加でミート&グリートを開催して頂ける事にもなりました!
ご負担をおかけしてしまうかもしれませんが
ぜひお話しに来てくださったら嬉しいです☺︎
詳細が決まり次第、お伝えさせて頂きますね。
櫻坂46の菅井友香でいられる最後の一瞬まで、少しでもグループの力になりたいです。
一日一日を大切に、心を込めて過ごしますので
ずっとずっと見守っていて下さったら嬉しいです。
これからも櫻坂46の応援、よろしくお願いします!
長くなってしまいましたが
最後までお読み頂きありがとうございました。
大好きなみなさまへ
みなさんこんばんは
お元気ですか?
今日はいつも応援して下さる大切なみなさまにお伝えしたい事があり、
ブログを書かせて頂きました。
少し長くなってしまいますが
最後まで読んでくださったら嬉しいです。
私 菅井友香は、2022年のツアーファイナルをもって卒業させて頂くことになりました。
沢山考えた上での、前向きな卒業です!
本当は卒業をお伝えした上で、
アルバム発売を記念したミート&グリート初日を迎える事を予定して準備していました。
しかし今回、『W-KEYAKI FES.2022』を延期せざるを得なくなってしまいました。
このフェスをもって卒業する、尾関と葵をきちんと送り出してから発表させて頂くことになり
予定より遅いタイミングでお知らせさせて頂く形となりました。
みなさまにもっと早くお伝えしたくて心苦しかったのですが、ごめんなさい。
これまでの活動を少し振り返らせて頂くと
ちょうど7年前である
2015年8月21日
欅坂46の1期生メンバーに選んで頂きました。
あれから長い夢を見ているかのような
波乱万丈なアイドル人生を歩ませて頂いています!
私は小さい頃から自分が不器用であることに悩んできました。
将来について考えていた時
こんな自分でも誰かの力になって
生まれてきた意味を見つけられたらいいな
と思ってオーディションを受けました。
思い切って飛び込んだ世界では
人生において忘れられない貴重な体験を沢山させて頂きました。
大先輩である乃木坂46さんの存在もあり
恵まれた環境で活動させて頂けたこと、とても感謝しています。
数々の思い出深い素敵な楽曲に巡り合うことができたことは、嬉しかったことの一つです。
デビュー曲
『サイレントマジョリティー』には自分自身も背中を押して貰いました。
また、この道を選択しなければ巡り会えていなかったかもしれない一人一人との出逢いは、奇跡のように感じます。
応援してくださるBuddiesのみなさま、
日々熱心にサポートして下さっているスタッフのみなさま、
お仕事で出会った多くのみなさま、
尊敬する先輩方、ひらがなけやきとして仲間になってくれた日向坂46のみんな、
そしてかけがえのない存在である欅坂46・櫻坂46メンバーのみんな、、、
数えきれない程のご縁は、私にとって大切な大切な宝物です。
嬉しかったことが沢山あった分、
多くの試練や衝撃的な出来事、
自分だけの力ではどうにもならないことが次々と押し寄せ
活動を続けることが苦しくなった時期もありました。
キャプテンとしての責任を果たすために
時に孤独感や無力感に襲われることも有り、
何度も自分が嫌になりました。
そんな時、ありのままの私を受け入れて、一緒に喜んだり、時に悔しさをも共有して下さるみなさんがとってもとっても心強くて…
みなさんの存在がいつの日か自信に繋がり、
何にも代え難い原動力となっていました。
思い出すだけで胸が締め付けられるような経験も、
きっと全て必要な学びだったんだと思います。
誰もが認めるキャプテンらしいキャプテンにはなれなかったかもしれませんが、
私なりに考え尽くした上で
その都度最善だと思う行動をしてきました。
信じてついてきてくださったみなさん、
一緒に歩んでくれたメンバーのみんなに
沢山ありがとうを伝えたいです。
これまでの欅坂46・櫻坂46としての活動を通して
少しでも誰かの希望になることができていますように。
卒業を決断することができたのは、
信頼している戦友である1期生の存在と
可愛くて頼もしい2期生のみんなの成長を実感し、
安心してグループの未来を託したいと思えたからです。
そして、1人の人間として
今までの経験を大切にしながら
もう一度自分らしく、心に正直に生きたいという思いが芽生えました。
新たな挑戦に不安が無いわけではありません。
でも、欅坂46と櫻坂46がそうだったように、
勇気が要ると思う場所にこそ
新しくて楽しい世界や可能性が広がっていると信じています。
これからはもっと自分自身と向き合う時間を増やして
今までにない経験や挑戦を沢山して
想像もしていない事に出会ったり、新鮮な発見をしたりしながら、心の豊かな成熟した人になりたいです。
そして、誰かに感動や力をお届けする活動ができるよう、道を切り開いて行きたいです。
今後もみなさんと何かしらの形でお会いできるよう努力して行きます!
きっと1人になっても、櫻坂の楽曲にあるように、
思ったよりも寂しくないはずです。
卒業の日まであと約2ヶ月。
どんな時も協力してくれた家族をはじめ
沢山の方々に支えて頂き、今があります。
ここからの時間は
今そばにいてくださる方はもちろん
ここまで連れてきてくださった全ての方々への感謝を伝える時間にしたいなと思っています。
9月から始まる全国ツアーでは6都市も回らせて頂ける予定です!
それぞれの場所で、皆さまのお顔を見ながら、今までの感謝を込めて精一杯パフォーマンスをさせて頂きます。
一緒に忘れられない時間を過ごすことが出来たら嬉しいです。
そして、最後のステージが、櫻坂46としてもう一度みんなで立つことが夢だった東京ドームであること、
本当にありがたく幸せです!
沢山の方々のご尽力のお陰であの場所に立てる事に感謝しながら、
大好きなメンバーと共に7年間の集大成のパフォーマンスが出来るよう準備して行きたいと思います‼︎
ツアーファイナルとして、
櫻坂の今後が楽しみになるようなライブに出来たらと思っているので
1人でも多くの方に見届けて頂けたら嬉しいです
また、沢山応援してくださった皆さんに卒業のことを知って頂いた上で直接お礼をお伝えしたかったので
追加でミート&グリートを開催して頂ける事にもなりました!
ご負担をおかけしてしまうかもしれませんが
ぜひお話しに来てくださったら嬉しいです☺︎
詳細が決まり次第、お伝えさせて頂きますね。
櫻坂46の菅井友香でいられる最後の一瞬まで、少しでもグループの力になりたいです。
一日一日を大切に、心を込めて過ごしますので
ずっとずっと見守っていて下さったら嬉しいです。
これからも櫻坂46の応援、よろしくお願いします!
長くなってしまいましたが
最後までお読み頂きありがとうございました。
hiroko0131tahara ・
ずっと探していたアルバム
この引越しの最中に
たまたま18年間も大切に
保管して下さっていた方から
心温まるお手紙と共に
送られてきた
正に今が人生の節目の
私たちにとって
かけがえのないこのアルバムが
色褪せることなく私の手元に
返ってくるなんて。。。
目には見えない何かを
感じずにはいられなかった
改めて
生かされている日々に
感謝する私です
#あれから22年
#ずっと宝物
#こんな私をママにしてくれて
#ありがとうと
#何年経っても
#心の奥底で思っている
#産まれてきた以上
#みんな一人一人の
#尊いヒトであり
#どこで暮らしていても
#同じ呼吸をしている
#初代片岡千之助[超话]#
ずっと探していたアルバム
この引越しの最中に
たまたま18年間も大切に
保管して下さっていた方から
心温まるお手紙と共に
送られてきた
正に今が人生の節目の
私たちにとって
かけがえのないこのアルバムが
色褪せることなく私の手元に
返ってくるなんて。。。
目には見えない何かを
感じずにはいられなかった
改めて
生かされている日々に
感謝する私です
#あれから22年
#ずっと宝物
#こんな私をママにしてくれて
#ありがとうと
#何年経っても
#心の奥底で思っている
#産まれてきた以上
#みんな一人一人の
#尊いヒトであり
#どこで暮らしていても
#同じ呼吸をしている
#初代片岡千之助[超话]#
破水桶挑出满径花开#为什么情侣会很在乎仪式感##彩铅##街拍#
从前有一位挑水夫,有两个水桶,分别吊在扁担的两头,他每天都去很远的小河给主人挑水。
水運びを仕事にして暮らしている男がいました。彼は毎日、二つの水入れを一本のさおの両側につけて、肩にかけ、離れた川に行って、水をくんで主人の所に持って行きます。
他每天赚的钱只够当日的伙食,没有一点余钱。
稼いだお金はその日の食料費でなくなってしまうので、彼は他にお金をまわす余裕が全然ありませんでした。
两个水桶都用了很久,其中一个桶子漏水,另一个还没有破不漏水。
長く使った水入れはもう古くなっていて、一つはひびが入って水が漏れてしまいます。ですが、もう一つはまだ壊れてなくて、水漏れすることなく運ぶ事が出来ました。
在每趟长途的挑运之后,完好无缺的桶子,总是能将满满一种桶水从溪边送到主人家中,但是有裂缝的桶子到达主人家时,却剩下半桶水。
彼はいつも両方の水入れにいっぱい川の水をくみましたが、主人の家に着く時には、片方の水は道中で漏れてしまって、半分しか残っていませんでした。
破桶子对于自己的缺陷则非常羞愧,他为只能负起责任的一半,感到非常难过。
ひびの入った水入れは自分に与えられた仕事を半分しか果たせなくて、とてもくやしくてたまりませんでした。
完好无缺的桶子,总是能将满满一种桶水从溪边送到主人家中,总是很满足。
もう片方の水入れは、与えられた仕事をしっかり果たして、いつも満足していました。
饱尝了两年失败的苦楚,破桶子终于忍不住,在小溪旁对挑水夫说:“我很惭愧,必须向你道歉。”
二年ほど経ったある日のことです。川辺に水汲みへ行き、男はちょっと一休みしていました。ひびの入った水入れは男に言いました「どうか私を許して下さい。この二年間、自分は迷惑ばかりかけています。情けないです」
“为什么呢?”挑水夫问道:“你为什么觉得惭愧?”
男は尋ねました。「どうかしたのかい」
“过去两年,因为水从我这边一路的漏,我只能送半桶水到你主人家,我的缺陷,使你作了全部的工作,却只收到一半的成果。”破桶子说。
「私は水を半分しか運べません。そのせいで、あなたは働いたのに見合うお金をもらえません。
こんな役に立たない私を使い続けてもらって、申し訳ないと思っています」
挑水夫替破桶子感到难过,他满有爱心地说:“我们回到主人家的路上,我要你留意路旁盛开的花朵。”
男は疲れ果てた水入れをかわいそうに思って、言いました。
「これから主人の家へ水を運んで帰るまで、道沿いに咲いている花をよく見てみなよ。とてもきれいだ」
果真,他们走在山坡上,破桶子眼前一亮,看到缤纷的花朵,开满路的一旁,沐浴在温暖的阳光之下,这景象使他开心了很多!
その通り、丘を登っていると、道端にきれいな野花が咲いていて、太陽の光に温かく照らされていろのが見えました。それを眺めて水入れは少し慰められました。
但是,走到小路的尽头,它又难受了,因为一半的水又在路上漏掉了!破桶子再次向挑水夫道歉。
しかし、男の主人の家へ着くと、悔しい気持と悲しい気持が入り混じって蒸し返してきて、水入れはまた男に謝りました。
挑水夫温和地说:“你有没有注意到小路两旁,只有你的那一边有花,好桶子的那一边却没有开花呢?我明白你有缺陷,因此我善加利用,在你那边的路旁撒了花种,每回我从溪边来,你就替我一路浇了花!两年来,这些美丽的花朵装饰了主人的餐桌。如果你不是这个样子,主人的桌上也没有这么好看的花朵了!”
男は水入れに言いました。「気がついたかな…。花がいっぱい咲いていたのは道の片側だけで、反対側には全然なかった。お前にひびが入っているのを知って、私はわざとお前をかついでいる側に種を蒔いたんだ。毎回私たちが川から帰る時、お前は知らず知らずに水をまいてくれていたんだ。二年続けて、私はそのきれいな花をつんで、主人の机に飾って生けている。それはお前のおかげだよ。そうじゃなければ、主人の部屋にはきれいな花などなくて、寂しかっただろうよ」
ひび割れた水瓶
これはインドの水配達人の話です。
彼は、棒の両端に水瓶をかけ、
首の上に担いで水を配達していました。
両端にかけた水瓶のうち、
ひとつはひびが入っていました。
もうひとつの方はひびもかけたところもない、
完全な水瓶でした。
完全な水瓶は、川から遠い道のりだった
のにもかかわらず、いつも
満タンの水を運ぶことができました。
ところがひび割れた方は、
川から家に着くまでに、水が半分に
減ってしまうのでした。
二年間、毎日このようにして、
配達人はご主人様のところまで水
瓶一杯半の水を運び続けました。
もちろん、完全だった方の水瓶は、
自分の仕事を誇りに思いました。
目的通り、一滴も取りこぼさずに
水を運ぶことができたからです。
けれども、ひび割れた方の水瓶は、
哀れにも自分の落ち度を恥じていました。
「作られた目的の半分しか果たせない」と、
惨めだったのです。
こうして二年間もの間、辛い思いで
失敗し続けた後、ある日のこと、
川のほとりでひび割れた水瓶が
配達人に話しかけました。
「自分が恥ずかしいのです。
あなたにひとこと謝りたくて。」
「なぜ?」配達人は聞きました。
「何を恥ずかしがるというの?」
「私は、この二年間というもの、
いつも自分の容量の半分しか水を
運ぶことができませんでした。
この横っ腹にひびが入っていて、
ご主人様の家に向かう道々、
ずっと水が染み出してしまうのです。
私の落ち度のせいで、あなたはこんなに
働いてるのに、それ相応の成果を
得ることができません。」水瓶は答えました。
配達人は、古ぼけた水瓶のことで
心を痛め、憐れみに満ちた様子で
言いました。
「川からご主人様のお家へ戻る道沿いに、
ずっときれいな花々が咲
いていることに目をとめてほしいんだ。」
なるほど、丘に上る道の途中で古ぼけた
水瓶は気づいたのです。
お日様に暖かく照らし出された
道端の雑草の花。それは幾らか水瓶の
心を明るくしました。けれども、
道の終わりまで来て、やっぱり
なんだか良くない感じがしました。
なぜかというと、その花々は、道
の片側にしか咲いていなかったのです。
そこで水瓶は、その失敗に
ついてもう一度配達人に謝りました。
配達人は水瓶に言いました。
「あの花は、君のぶら下がっている方の
道端だけに咲いていて、もう一つの水瓶が
下がっている方には咲いていないことに
気づいたかな。
私は君の水漏れに気づいてはいたけど、
それも良いとしていた。
その理由が、あの道端の花なんだ。
私は道の片方の端、君をぶら下げた方の端に、
花の種を植えた。そして毎日、川から帰ってく
る道々、君がその種に水を注いだ。
この二年間、道端の美しい花々をつんで、
ご主人様のテーブルを飾ることができた。
ありのままの君をなくして、彼は家の中をこ
んなに素敵に飾ってくれる花を手にする
ことはできなかったであろうよ。」
誰でも一人一人、その人しかないユニークな
欠点を持っています。
私たちは皆、ひび割れた水瓶なのです。
けれどもし、私たちがそのことを受け入れるなら、
主は、私たちの欠点そのものを御父のテーブルを
飾るための器として用いてくださいます。
神様の偉大なる秩序において無駄となるものは
何一つないのです。彼らを認めなさい。
そして主が彼らを用いられ得るのですから。
私たちの弱さの中にこそ、主の御力が見出される
ことを踏まえることによって大胆に
出かけて行きなさい。
「彼にあって、全ての人に約束された
神の契約は『しかり。』だからです。」
从前有一位挑水夫,有两个水桶,分别吊在扁担的两头,他每天都去很远的小河给主人挑水。
水運びを仕事にして暮らしている男がいました。彼は毎日、二つの水入れを一本のさおの両側につけて、肩にかけ、離れた川に行って、水をくんで主人の所に持って行きます。
他每天赚的钱只够当日的伙食,没有一点余钱。
稼いだお金はその日の食料費でなくなってしまうので、彼は他にお金をまわす余裕が全然ありませんでした。
两个水桶都用了很久,其中一个桶子漏水,另一个还没有破不漏水。
長く使った水入れはもう古くなっていて、一つはひびが入って水が漏れてしまいます。ですが、もう一つはまだ壊れてなくて、水漏れすることなく運ぶ事が出来ました。
在每趟长途的挑运之后,完好无缺的桶子,总是能将满满一种桶水从溪边送到主人家中,但是有裂缝的桶子到达主人家时,却剩下半桶水。
彼はいつも両方の水入れにいっぱい川の水をくみましたが、主人の家に着く時には、片方の水は道中で漏れてしまって、半分しか残っていませんでした。
破桶子对于自己的缺陷则非常羞愧,他为只能负起责任的一半,感到非常难过。
ひびの入った水入れは自分に与えられた仕事を半分しか果たせなくて、とてもくやしくてたまりませんでした。
完好无缺的桶子,总是能将满满一种桶水从溪边送到主人家中,总是很满足。
もう片方の水入れは、与えられた仕事をしっかり果たして、いつも満足していました。
饱尝了两年失败的苦楚,破桶子终于忍不住,在小溪旁对挑水夫说:“我很惭愧,必须向你道歉。”
二年ほど経ったある日のことです。川辺に水汲みへ行き、男はちょっと一休みしていました。ひびの入った水入れは男に言いました「どうか私を許して下さい。この二年間、自分は迷惑ばかりかけています。情けないです」
“为什么呢?”挑水夫问道:“你为什么觉得惭愧?”
男は尋ねました。「どうかしたのかい」
“过去两年,因为水从我这边一路的漏,我只能送半桶水到你主人家,我的缺陷,使你作了全部的工作,却只收到一半的成果。”破桶子说。
「私は水を半分しか運べません。そのせいで、あなたは働いたのに見合うお金をもらえません。
こんな役に立たない私を使い続けてもらって、申し訳ないと思っています」
挑水夫替破桶子感到难过,他满有爱心地说:“我们回到主人家的路上,我要你留意路旁盛开的花朵。”
男は疲れ果てた水入れをかわいそうに思って、言いました。
「これから主人の家へ水を運んで帰るまで、道沿いに咲いている花をよく見てみなよ。とてもきれいだ」
果真,他们走在山坡上,破桶子眼前一亮,看到缤纷的花朵,开满路的一旁,沐浴在温暖的阳光之下,这景象使他开心了很多!
その通り、丘を登っていると、道端にきれいな野花が咲いていて、太陽の光に温かく照らされていろのが見えました。それを眺めて水入れは少し慰められました。
但是,走到小路的尽头,它又难受了,因为一半的水又在路上漏掉了!破桶子再次向挑水夫道歉。
しかし、男の主人の家へ着くと、悔しい気持と悲しい気持が入り混じって蒸し返してきて、水入れはまた男に謝りました。
挑水夫温和地说:“你有没有注意到小路两旁,只有你的那一边有花,好桶子的那一边却没有开花呢?我明白你有缺陷,因此我善加利用,在你那边的路旁撒了花种,每回我从溪边来,你就替我一路浇了花!两年来,这些美丽的花朵装饰了主人的餐桌。如果你不是这个样子,主人的桌上也没有这么好看的花朵了!”
男は水入れに言いました。「気がついたかな…。花がいっぱい咲いていたのは道の片側だけで、反対側には全然なかった。お前にひびが入っているのを知って、私はわざとお前をかついでいる側に種を蒔いたんだ。毎回私たちが川から帰る時、お前は知らず知らずに水をまいてくれていたんだ。二年続けて、私はそのきれいな花をつんで、主人の机に飾って生けている。それはお前のおかげだよ。そうじゃなければ、主人の部屋にはきれいな花などなくて、寂しかっただろうよ」
ひび割れた水瓶
これはインドの水配達人の話です。
彼は、棒の両端に水瓶をかけ、
首の上に担いで水を配達していました。
両端にかけた水瓶のうち、
ひとつはひびが入っていました。
もうひとつの方はひびもかけたところもない、
完全な水瓶でした。
完全な水瓶は、川から遠い道のりだった
のにもかかわらず、いつも
満タンの水を運ぶことができました。
ところがひび割れた方は、
川から家に着くまでに、水が半分に
減ってしまうのでした。
二年間、毎日このようにして、
配達人はご主人様のところまで水
瓶一杯半の水を運び続けました。
もちろん、完全だった方の水瓶は、
自分の仕事を誇りに思いました。
目的通り、一滴も取りこぼさずに
水を運ぶことができたからです。
けれども、ひび割れた方の水瓶は、
哀れにも自分の落ち度を恥じていました。
「作られた目的の半分しか果たせない」と、
惨めだったのです。
こうして二年間もの間、辛い思いで
失敗し続けた後、ある日のこと、
川のほとりでひび割れた水瓶が
配達人に話しかけました。
「自分が恥ずかしいのです。
あなたにひとこと謝りたくて。」
「なぜ?」配達人は聞きました。
「何を恥ずかしがるというの?」
「私は、この二年間というもの、
いつも自分の容量の半分しか水を
運ぶことができませんでした。
この横っ腹にひびが入っていて、
ご主人様の家に向かう道々、
ずっと水が染み出してしまうのです。
私の落ち度のせいで、あなたはこんなに
働いてるのに、それ相応の成果を
得ることができません。」水瓶は答えました。
配達人は、古ぼけた水瓶のことで
心を痛め、憐れみに満ちた様子で
言いました。
「川からご主人様のお家へ戻る道沿いに、
ずっときれいな花々が咲
いていることに目をとめてほしいんだ。」
なるほど、丘に上る道の途中で古ぼけた
水瓶は気づいたのです。
お日様に暖かく照らし出された
道端の雑草の花。それは幾らか水瓶の
心を明るくしました。けれども、
道の終わりまで来て、やっぱり
なんだか良くない感じがしました。
なぜかというと、その花々は、道
の片側にしか咲いていなかったのです。
そこで水瓶は、その失敗に
ついてもう一度配達人に謝りました。
配達人は水瓶に言いました。
「あの花は、君のぶら下がっている方の
道端だけに咲いていて、もう一つの水瓶が
下がっている方には咲いていないことに
気づいたかな。
私は君の水漏れに気づいてはいたけど、
それも良いとしていた。
その理由が、あの道端の花なんだ。
私は道の片方の端、君をぶら下げた方の端に、
花の種を植えた。そして毎日、川から帰ってく
る道々、君がその種に水を注いだ。
この二年間、道端の美しい花々をつんで、
ご主人様のテーブルを飾ることができた。
ありのままの君をなくして、彼は家の中をこ
んなに素敵に飾ってくれる花を手にする
ことはできなかったであろうよ。」
誰でも一人一人、その人しかないユニークな
欠点を持っています。
私たちは皆、ひび割れた水瓶なのです。
けれどもし、私たちがそのことを受け入れるなら、
主は、私たちの欠点そのものを御父のテーブルを
飾るための器として用いてくださいます。
神様の偉大なる秩序において無駄となるものは
何一つないのです。彼らを認めなさい。
そして主が彼らを用いられ得るのですから。
私たちの弱さの中にこそ、主の御力が見出される
ことを踏まえることによって大胆に
出かけて行きなさい。
「彼にあって、全ての人に約束された
神の契約は『しかり。』だからです。」
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