KinKi Kids、観客総動員数1000万人突破…「硝子の少年」から25年「自分たちらしさ」貫く
KinKi Kidsが25日、東京ドームでドームツアー「24451~The Story of Us~」の東京公演を開催した。デビュー前の1994年12月31日に日本武道館で行った初ライブから28年、503回目の公演で観客の総動員数が1000万人を突破。デビュー曲「硝子の少年」から来年1月18日発売の最新曲「The Story of Us」まで21曲を披露した堂本剛(43)と堂本光一(43)は、感謝の言葉を並べた。
5万5000本の青と赤のペンライトが揺れる光景に、2人が息をのんだ。「ここの一人ひとりに物語があって、今、一分一秒を共にしているのはすごいこと」と光一。剛も「皆さんの思いと愛がかなえてくださった」と言葉を重ねた。
「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」(64回)、「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」(45曲)など数々の記録を持つ2人が、また一つ金字塔を打ち立てた。この日の503回目の公演で、総動員数が1000万人を突破。剛は「思いを寄せてくださる方々の気持ちがあったからこそ」と言うと、光一も「途方もない数字に見合う言葉や感謝を伝えられているのかな」と感慨に浸った。
7月にデビュー25周年を迎えた。2人だからこそ駆け抜けられた四半世紀。剛は「いつも自分たちらしくいること。それに尽きる」。その「自分たちらしさ」を光一は「時代に流されないこと」と表現した。97年7月に「硝子の少年」でデビュー。光一は言う。「ダンスミュージックが流行している時代に、あの哀愁あふれる音楽。あれが、我々らしさなんじゃないかな」
21曲を披露 普遍的な楽曲で勝ち取った、普遍的な人気。2人で作詞・作曲した「The Story of Us」で開幕し、25年前のデビュー曲「硝子の少年」につなげ、計21曲を歌い上げた。剛は、キンキとしては6年ぶりにダンスも披露。17年に発症した突発性難聴の影響で「以前の振りは、めまいが起きる」ことから即興やオリジナルの振りではあったが「非常に大きな一歩。見えないものと闘っている人にも、少しでも勇気になれば」とうなずいた。
持ち味のMCも、もちろん健在。想定以上に暗転し、歌詞が見えないハプニングも笑いに変えた。
剛「暗すぎて。マジで焦ったわ」
光一「覚えてないとダメですけど、何も見えなくて」
剛「でも、昨日の反省会の言葉思い出したんです。あなたが『ちょっと明る過ぎる』って言ってたのを」
音楽、ダンス、トーク全てで魅了。ファンに最高のクリスマスプレゼントを届けた。
◆光一に聞く
―25年間を振り返って。
「あまり振り返るのは得意じゃないんですけど、ファンの皆さまやスタッフの方々などいろいろな支えを感じる一年でした。これだけ長くやれること自体、とんでもないこと。何よりずっとついてきてくれたファンの気持ちがすごいなって」
―2人で作詞・作曲した新曲も初披露。
「応援歌は『負けないで』(ZARD)とかいろいろあると思うんですけど、僕らは分かりやすい方向には行かなくて。それも、ある意味キンキらしい。やっぱり既定路線ではいかないな、と」
―来年以降見据える先は。
「少しずつ通常が戻ってきて、コロナ禍でも何歩か進めたかなって。長くやってきたかいがあったな、と。あまり先のことを見ていないし、とにかく今を一生懸命。時間は有限なので、一つ一つの景色を目に焼き付けていきたい」
◆剛に聞く
―25年を振り返って。
「今年は、たくさんの方々からお祝いのお言葉を頂いた。すごく深い、温かみのある一年だった」
―2人で作詞・作曲した新曲も初披露した。
「応援歌を作ろうと考えたんですけど、2人はそんなに元気なキャラクターじゃないので(笑い)。自分が幸せと思う裏には大変な人がいて。一緒に明るい未来へ行こうというメッセージを込めた」
―過去に発売した曲を今歌う心境は。
「当時は時間に追われて、歌詞を深読みしていなかった。(『硝子の少年』を作曲した山下)達郎さんが『40、50歳でも歌えるように』とおっしゃっていましたけど、まさに今がそう。10代の時は背伸びして歌っていた。今は、歌詞の意味や深みを染み入るように歌っていますけど、キンキの曲は本当に難しくて。それをクリアしていく達成感はありますけど、毎回緊張しますね」
KinKi Kidsが25日、東京ドームでドームツアー「24451~The Story of Us~」の東京公演を開催した。デビュー前の1994年12月31日に日本武道館で行った初ライブから28年、503回目の公演で観客の総動員数が1000万人を突破。デビュー曲「硝子の少年」から来年1月18日発売の最新曲「The Story of Us」まで21曲を披露した堂本剛(43)と堂本光一(43)は、感謝の言葉を並べた。
5万5000本の青と赤のペンライトが揺れる光景に、2人が息をのんだ。「ここの一人ひとりに物語があって、今、一分一秒を共にしているのはすごいこと」と光一。剛も「皆さんの思いと愛がかなえてくださった」と言葉を重ねた。
「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」(64回)、「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」(45曲)など数々の記録を持つ2人が、また一つ金字塔を打ち立てた。この日の503回目の公演で、総動員数が1000万人を突破。剛は「思いを寄せてくださる方々の気持ちがあったからこそ」と言うと、光一も「途方もない数字に見合う言葉や感謝を伝えられているのかな」と感慨に浸った。
7月にデビュー25周年を迎えた。2人だからこそ駆け抜けられた四半世紀。剛は「いつも自分たちらしくいること。それに尽きる」。その「自分たちらしさ」を光一は「時代に流されないこと」と表現した。97年7月に「硝子の少年」でデビュー。光一は言う。「ダンスミュージックが流行している時代に、あの哀愁あふれる音楽。あれが、我々らしさなんじゃないかな」
21曲を披露 普遍的な楽曲で勝ち取った、普遍的な人気。2人で作詞・作曲した「The Story of Us」で開幕し、25年前のデビュー曲「硝子の少年」につなげ、計21曲を歌い上げた。剛は、キンキとしては6年ぶりにダンスも披露。17年に発症した突発性難聴の影響で「以前の振りは、めまいが起きる」ことから即興やオリジナルの振りではあったが「非常に大きな一歩。見えないものと闘っている人にも、少しでも勇気になれば」とうなずいた。
持ち味のMCも、もちろん健在。想定以上に暗転し、歌詞が見えないハプニングも笑いに変えた。
剛「暗すぎて。マジで焦ったわ」
光一「覚えてないとダメですけど、何も見えなくて」
剛「でも、昨日の反省会の言葉思い出したんです。あなたが『ちょっと明る過ぎる』って言ってたのを」
音楽、ダンス、トーク全てで魅了。ファンに最高のクリスマスプレゼントを届けた。
◆光一に聞く
―25年間を振り返って。
「あまり振り返るのは得意じゃないんですけど、ファンの皆さまやスタッフの方々などいろいろな支えを感じる一年でした。これだけ長くやれること自体、とんでもないこと。何よりずっとついてきてくれたファンの気持ちがすごいなって」
―2人で作詞・作曲した新曲も初披露。
「応援歌は『負けないで』(ZARD)とかいろいろあると思うんですけど、僕らは分かりやすい方向には行かなくて。それも、ある意味キンキらしい。やっぱり既定路線ではいかないな、と」
―来年以降見据える先は。
「少しずつ通常が戻ってきて、コロナ禍でも何歩か進めたかなって。長くやってきたかいがあったな、と。あまり先のことを見ていないし、とにかく今を一生懸命。時間は有限なので、一つ一つの景色を目に焼き付けていきたい」
◆剛に聞く
―25年を振り返って。
「今年は、たくさんの方々からお祝いのお言葉を頂いた。すごく深い、温かみのある一年だった」
―2人で作詞・作曲した新曲も初披露した。
「応援歌を作ろうと考えたんですけど、2人はそんなに元気なキャラクターじゃないので(笑い)。自分が幸せと思う裏には大変な人がいて。一緒に明るい未来へ行こうというメッセージを込めた」
―過去に発売した曲を今歌う心境は。
「当時は時間に追われて、歌詞を深読みしていなかった。(『硝子の少年』を作曲した山下)達郎さんが『40、50歳でも歌えるように』とおっしゃっていましたけど、まさに今がそう。10代の時は背伸びして歌っていた。今は、歌詞の意味や深みを染み入るように歌っていますけど、キンキの曲は本当に難しくて。それをクリアしていく達成感はありますけど、毎回緊張しますね」
堂本剛「僕たちには僕たちの物語」自分たちらしさ貫いた25年間 累計動員数1000万人到達
▽堂本剛
25周年は、いろんな方々からお祝いのお言葉とお気持ちをいただきました。感謝の気持ちを持ちながら、非常に懐かしい人たちとも交流することができて。すごく深い、特別な、温かみのある1年でした。
1000万人という数字は、本当に思いを寄せてくださって、ご来場くださる全ての方々のお気持ちがあったからこそですので。いつも皆さんとつながりながら過ごしてきて、いろんな楽しい景色を見てきて。そういう記録や数字を目の当たりにすると、本当に幸せだなと思います。
僕たちは場所を提供してもらって、自分たちらしく立つだけですので。ご来場できない方々も含めて、気持ちをつなげてステージには立っております。特にコロナ禍になってからはその思いが強いです。
これまでの25年間は「自分たちらしい」っていう、それに尽きるかなと思います。僕たちには僕たちの物語があるし、光一には光一の、僕には僕の物語があるし。皆さんと同じで。2人の旅だからこそ出会えた人もいますし、1人の旅だから出会えた人もいますし。シンプルなんです。でもその中は、もう本当に濃縮な、さまざまなドラマがありますから。
コロナの時代がどうなっていくか誰も分からないですし、先のことは想像できない。だから想像に時間を費やすよりは、やっぱり「今」が一番大事。今日のこのステージが大事だし、その都度選択する言葉、パフォーマンス、歌、それがやっぱりそれが生きてるなって感じるし。それを感じられる時間の連続があったらいいなと、振り返れば振り返るほど思いました。
堂本光一「世界一マナーいいんじゃ」共に時代を歩むファンに感謝 累計動員数1000万人到達
▽堂本光一
25周年にあたって、あらためてそのファンの皆さんだったり、スタッフの方だったり、久しぶりに会う方々もいたりして。支えみたいなものをすごく感じる1年でした。
東京ドームという場所でこれだけ(この日で64回目)長く多くやれるっていうこと自体も、あらためてとんでもないことだなと思います。何よりもすごいのは、それだけずっとついて来てくださったファンの皆さんです。
コロナ禍で、状況に合わせた演出をさせていただいている中でも、ファンの皆さんがそれに合わせて楽しんでくれて、空気を作ってくれるんです。ある意味、世界一マナーのいいファンなんじゃないかなって。勝手に思っています。長くやってきたかいがあったというか。ファンの皆さんと共に時代を歩めてるんだな、と感じます。
1000万人というのは、あらためて数字にされるととてつもない数字ですよね。じゃあ、やっぱりそれに見合ったことをしたいなと。25周年というのもそうですけど、自分はちゃんと感謝を伝えられているんだろうか、お返しができているんだろうか、という思いが大きいですね。
昔からそうなんですけど、先のことはあんまり考えていないんです。とにかく、いい「今」を、ね。一生懸命生きることなので。まあ、それはこれからも変わらないんです。でもやっぱり時間は無限じゃないですし、それこそ今日の東京ドームに立った時もそうですけど、時代と共に景色も変わっていくので。1つ1つの景色とか、そういうものを大事にしていきたいです。
▽堂本剛
25周年は、いろんな方々からお祝いのお言葉とお気持ちをいただきました。感謝の気持ちを持ちながら、非常に懐かしい人たちとも交流することができて。すごく深い、特別な、温かみのある1年でした。
1000万人という数字は、本当に思いを寄せてくださって、ご来場くださる全ての方々のお気持ちがあったからこそですので。いつも皆さんとつながりながら過ごしてきて、いろんな楽しい景色を見てきて。そういう記録や数字を目の当たりにすると、本当に幸せだなと思います。
僕たちは場所を提供してもらって、自分たちらしく立つだけですので。ご来場できない方々も含めて、気持ちをつなげてステージには立っております。特にコロナ禍になってからはその思いが強いです。
これまでの25年間は「自分たちらしい」っていう、それに尽きるかなと思います。僕たちには僕たちの物語があるし、光一には光一の、僕には僕の物語があるし。皆さんと同じで。2人の旅だからこそ出会えた人もいますし、1人の旅だから出会えた人もいますし。シンプルなんです。でもその中は、もう本当に濃縮な、さまざまなドラマがありますから。
コロナの時代がどうなっていくか誰も分からないですし、先のことは想像できない。だから想像に時間を費やすよりは、やっぱり「今」が一番大事。今日のこのステージが大事だし、その都度選択する言葉、パフォーマンス、歌、それがやっぱりそれが生きてるなって感じるし。それを感じられる時間の連続があったらいいなと、振り返れば振り返るほど思いました。
堂本光一「世界一マナーいいんじゃ」共に時代を歩むファンに感謝 累計動員数1000万人到達
▽堂本光一
25周年にあたって、あらためてそのファンの皆さんだったり、スタッフの方だったり、久しぶりに会う方々もいたりして。支えみたいなものをすごく感じる1年でした。
東京ドームという場所でこれだけ(この日で64回目)長く多くやれるっていうこと自体も、あらためてとんでもないことだなと思います。何よりもすごいのは、それだけずっとついて来てくださったファンの皆さんです。
コロナ禍で、状況に合わせた演出をさせていただいている中でも、ファンの皆さんがそれに合わせて楽しんでくれて、空気を作ってくれるんです。ある意味、世界一マナーのいいファンなんじゃないかなって。勝手に思っています。長くやってきたかいがあったというか。ファンの皆さんと共に時代を歩めてるんだな、と感じます。
1000万人というのは、あらためて数字にされるととてつもない数字ですよね。じゃあ、やっぱりそれに見合ったことをしたいなと。25周年というのもそうですけど、自分はちゃんと感謝を伝えられているんだろうか、お返しができているんだろうか、という思いが大きいですね。
昔からそうなんですけど、先のことはあんまり考えていないんです。とにかく、いい「今」を、ね。一生懸命生きることなので。まあ、それはこれからも変わらないんです。でもやっぱり時間は無限じゃないですし、それこそ今日の東京ドームに立った時もそうですけど、時代と共に景色も変わっていくので。1つ1つの景色とか、そういうものを大事にしていきたいです。
KinKi Kids累計動員1000万人超え、503公演目で節目「らしさ」貫く全21曲熱唱
KinKi Kidsが25日、CDデビュー25周年コンサートの東京ドーム2日目公演を開催した。過去行ってきた全503公演の累計動員数が、この日で1000万人を超えた。あらためてファンへの感謝を伝え、「キンキらしさ」を貫く全21曲を熱唱した。
◇ ◇ ◇
赤と青に光る「K」の形をした巨大セットの後ろから、堂本光一(43)堂本剛(43)の2人が登場した。剛は「メリークリスマス! 今日は皆さんと楽しいクリスマスにしようと思ってます」、光一は「今日という大事な日に、僕たちのために時間を使ってくださりありがとうございます」とあいさつ。97年発売のデビュー曲「硝子の少年」を歌い、5万5000人から拍手を浴びた。
デビュー前の94年に開催した初コンサート以来、累計1000万人を動員した。光一は「途方もない、想像もできない数字。こんな私たちについて来てくれてありがとうございます。チケット代とかいろいろ想像して。みんなの愛が詰まっている」と感謝。剛は「コロナという時代にこれだけたくさんの人の前でライブができる。かなえてくれたのは皆さんです」と伝えた。
冒頭で46枚目シングル「The Story of Us」(来年1月18日)を歌い、表題曲で初めて2人がともに作詞・作曲を手掛けた。剛は「応援歌と言われて作ったんですけど、2人とも明るいタイプではないので…。壮大なテーマに話が広がっていった」と笑った。光一も「分かりやすい曲にはならなかった。まあそれもキンキらしいかな」とほほ笑んだ。
大みそかには「第73回NHK紅白歌合戦」も控えている。剛は「ファンの皆さんの前はいったん今年最後。こうして締められるのはよかったです」とあらためて感謝した。【横山慧】
○…剛は、有観客では16年以来約6年ぶりとなるダンスパフォーマンスも披露した。17年に突発性難聴と診断されて以来、一部の演出をセーブしている経緯がある。「移動したりしながら瞬時に体を合わせて歌うのは、僕的には非常に厳しかったりするんですけど、個人的には大きな1歩を進めています」と明かした。「目に見えない痛みや葛藤ではあると思うんですけど、今の世の中でさまざまな傷や痛みと共に過ごしている方にとって、少しでも勇気になればいいなと思います」と呼び掛けた。
○…ライブの中盤「KANZAI BOYA」で、2人が黒い帽子を被ってサングラスを着け、19年に亡くなったジャニー喜多川氏のものまねを披露した。その後のMCでも、剛が「ユーは誰だよ? 僕のまねするなよ!」と訴えると光一も「何言ってるんだよ。この世にジャニーは1人しかいない。僕が僕だよ!」と言い張り、“ダブルジャニーさん”の応酬で爆笑を誘った。
KinKi Kidsが25日、CDデビュー25周年コンサートの東京ドーム2日目公演を開催した。過去行ってきた全503公演の累計動員数が、この日で1000万人を超えた。あらためてファンへの感謝を伝え、「キンキらしさ」を貫く全21曲を熱唱した。
◇ ◇ ◇
赤と青に光る「K」の形をした巨大セットの後ろから、堂本光一(43)堂本剛(43)の2人が登場した。剛は「メリークリスマス! 今日は皆さんと楽しいクリスマスにしようと思ってます」、光一は「今日という大事な日に、僕たちのために時間を使ってくださりありがとうございます」とあいさつ。97年発売のデビュー曲「硝子の少年」を歌い、5万5000人から拍手を浴びた。
デビュー前の94年に開催した初コンサート以来、累計1000万人を動員した。光一は「途方もない、想像もできない数字。こんな私たちについて来てくれてありがとうございます。チケット代とかいろいろ想像して。みんなの愛が詰まっている」と感謝。剛は「コロナという時代にこれだけたくさんの人の前でライブができる。かなえてくれたのは皆さんです」と伝えた。
冒頭で46枚目シングル「The Story of Us」(来年1月18日)を歌い、表題曲で初めて2人がともに作詞・作曲を手掛けた。剛は「応援歌と言われて作ったんですけど、2人とも明るいタイプではないので…。壮大なテーマに話が広がっていった」と笑った。光一も「分かりやすい曲にはならなかった。まあそれもキンキらしいかな」とほほ笑んだ。
大みそかには「第73回NHK紅白歌合戦」も控えている。剛は「ファンの皆さんの前はいったん今年最後。こうして締められるのはよかったです」とあらためて感謝した。【横山慧】
○…剛は、有観客では16年以来約6年ぶりとなるダンスパフォーマンスも披露した。17年に突発性難聴と診断されて以来、一部の演出をセーブしている経緯がある。「移動したりしながら瞬時に体を合わせて歌うのは、僕的には非常に厳しかったりするんですけど、個人的には大きな1歩を進めています」と明かした。「目に見えない痛みや葛藤ではあると思うんですけど、今の世の中でさまざまな傷や痛みと共に過ごしている方にとって、少しでも勇気になればいいなと思います」と呼び掛けた。
○…ライブの中盤「KANZAI BOYA」で、2人が黒い帽子を被ってサングラスを着け、19年に亡くなったジャニー喜多川氏のものまねを披露した。その後のMCでも、剛が「ユーは誰だよ? 僕のまねするなよ!」と訴えると光一も「何言ってるんだよ。この世にジャニーは1人しかいない。僕が僕だよ!」と言い張り、“ダブルジャニーさん”の応酬で爆笑を誘った。
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