成田空港 国際線の旅客便数 コロナ前の半分以下にとどまる
2022年12月09日 12時47分
新型コロナウイルスの水際対策の緩和による外国人観光客の受け入れ再開から10日で半年ですが、成田空港の国際線の旅客便数はコロナ前の半分以下で、特に中国の路線は「ゼロコロナ」政策の影響で4分の1にとどまっています。
空港内の飲食店などのテナントもコロナ前の6割程度しか営業できておらず、関係者は早く中国の利用客が戻ることを期待しています。
成田空港会社によりますと、ことし10月の国際線の旅客便の発着回数は6800回余りで、コロナ前の2019年の同じ時期の47%にとどまっています。
路線別で見るとアメリカやカナダなどの太平洋線は67%、ベトナムやシンガポールなどのアジア線は66%、韓国線は55%などと、ある程度回復傾向にあります。
一方、コロナ前、一国としては発着回数が最も多かった中国線は24%にとどまっていて、成田空港会社は厳しい行動制限などを伴う「ゼロコロナ」政策が続いてきた影響とみています。
便数の回復の遅れは、飲食店やおみやげ店、日用品店など空港内のテナントにも大きな影響を及ぼしています。
コロナ前は、店舗が460余りありましたが、今月3日時点で2割近くにあたる87店舗が撤退しました。
残りの店舗も一部が休業したままで、現在営業している店舗はコロナ前のおよそ6割にとどまっていて、空港関係者からは早く中国の利用客が戻ることを期待する声が上がっています。
成田空港内にある免税店の一つ、「Fa−So−La TAX FREE AKIHABARA」は、コロナ前は売り上げのおよそ半分が中国人の利用客によるものだったということですが、旅客便数が減った影響で売り上げが一時、感染拡大前の1割を切るまでに落ち込みました。
半年前の外国人観光客の受け入れ再開以降、利用客は増えつつありますが、中国線の便の再開が期待より進まないなか、売り上げは以前の半分程度にとどまっています。
多くの外国人観光客などが訪れることを想定してレジを増やしましたが、一部は使われていません。
店を運営するNAAリテイリング営業第一部の伊藤勇人総支配人は「もともと中国からのお客様の購買力は非常に高く、いわゆる“爆買い”もあったので、そのお客様がいないのは大きな痛手だ。はやく元に戻って買い物を楽しんで欲しい」と話していました。
2022年12月09日 12時47分
新型コロナウイルスの水際対策の緩和による外国人観光客の受け入れ再開から10日で半年ですが、成田空港の国際線の旅客便数はコロナ前の半分以下で、特に中国の路線は「ゼロコロナ」政策の影響で4分の1にとどまっています。
空港内の飲食店などのテナントもコロナ前の6割程度しか営業できておらず、関係者は早く中国の利用客が戻ることを期待しています。
成田空港会社によりますと、ことし10月の国際線の旅客便の発着回数は6800回余りで、コロナ前の2019年の同じ時期の47%にとどまっています。
路線別で見るとアメリカやカナダなどの太平洋線は67%、ベトナムやシンガポールなどのアジア線は66%、韓国線は55%などと、ある程度回復傾向にあります。
一方、コロナ前、一国としては発着回数が最も多かった中国線は24%にとどまっていて、成田空港会社は厳しい行動制限などを伴う「ゼロコロナ」政策が続いてきた影響とみています。
便数の回復の遅れは、飲食店やおみやげ店、日用品店など空港内のテナントにも大きな影響を及ぼしています。
コロナ前は、店舗が460余りありましたが、今月3日時点で2割近くにあたる87店舗が撤退しました。
残りの店舗も一部が休業したままで、現在営業している店舗はコロナ前のおよそ6割にとどまっていて、空港関係者からは早く中国の利用客が戻ることを期待する声が上がっています。
成田空港内にある免税店の一つ、「Fa−So−La TAX FREE AKIHABARA」は、コロナ前は売り上げのおよそ半分が中国人の利用客によるものだったということですが、旅客便数が減った影響で売り上げが一時、感染拡大前の1割を切るまでに落ち込みました。
半年前の外国人観光客の受け入れ再開以降、利用客は増えつつありますが、中国線の便の再開が期待より進まないなか、売り上げは以前の半分程度にとどまっています。
多くの外国人観光客などが訪れることを想定してレジを増やしましたが、一部は使われていません。
店を運営するNAAリテイリング営業第一部の伊藤勇人総支配人は「もともと中国からのお客様の購買力は非常に高く、いわゆる“爆買い”もあったので、そのお客様がいないのは大きな痛手だ。はやく元に戻って買い物を楽しんで欲しい」と話していました。
ロッテ・中村奨 4年契約で更改 FA取得で悩むも残留決断
ロッテの中村奨吾内野手(30)が19日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約で更改したことを明かした。
今季は4月に国内FA権を取得。行使か残留かで悩んだが、最終的には球団の来季優勝の力になるための必要戦力として要請され、大型契約に踏み切った。中村奨は「2、3度、話し合いの場を設けさせていただいて、マリーンズにとって必要な選手で、マリーンズで一緒に優勝目指して頑張ってもらいたいと言っていただいたので、そういう思いで契約をさせていただきました」と球団から熱い残留要請を受けたことを明かした。
中村奨は今季不動の二塁手として138試合に出場し打率・257、12本塁打、68打点の成績を残していた。
ロッテの中村奨吾内野手(30)が19日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約で更改したことを明かした。
今季は4月に国内FA権を取得。行使か残留かで悩んだが、最終的には球団の来季優勝の力になるための必要戦力として要請され、大型契約に踏み切った。中村奨は「2、3度、話し合いの場を設けさせていただいて、マリーンズにとって必要な選手で、マリーンズで一緒に優勝目指して頑張ってもらいたいと言っていただいたので、そういう思いで契約をさせていただきました」と球団から熱い残留要請を受けたことを明かした。
中村奨は今季不動の二塁手として138試合に出場し打率・257、12本塁打、68打点の成績を残していた。
西武FA・森 オリックス決定的!! 4年総額16億円の大型契約提示、地元大阪への思いも強く
西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した森友哉捕手(27)のオリックス移籍が決定的となっていることが14日、複数の球団関係者の話で分かった。球界屈指の打てる捕手に対し、オリックスは11日の交渉解禁後、4年総額16億円の大型契約を提示していた。地元・大阪でのプレーと野球選手としての成長を求めており、両者の思いが合致した。
悩みに悩んでいた森のオリックスへの移籍が決定的となったことが、複数の球団関係者の話で分かった。両者は11日の交渉解禁後に接触。オリックスは獲得への熱意を伝え、4年総額16億円の大型契約を提示していた。
森は1日にFA権行使を表明した際に「球団の方と話をさせていただく中で、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています」と揺れる胸中を明かしていた。
13年ドラフト1位で西武に入団し、18、19年に正捕手としてリーグ連覇に貢献。19年は打率・329で史上4人目の「捕手での首位打者」に輝いた。球界を代表する捕手に育ててくれた西武に強い恩義を感じる一方で、数年前から故郷でプレーすることへの思いも吐露していた。大阪府堺市出身で、小6時にオリックスJr.の投手兼捕手として12球団ジュニアトーナメントで優勝。大阪桐蔭2年時には1学年上の阪神・藤浪とのバッテリーで甲子園春夏連覇を達成した。
今季日本一に輝いたオリックスは、主砲の吉田正のポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性が高まっている。チーム最多の66試合でスタメンマスクをかぶった伏見も日本ハムへの移籍が決定的で、森は左の強打者&扇の要と、攻守にわたって是が非でも欲しい選手だった。西武も宣言残留も認める方針で複数年の大型契約を用意し慰留に全力を尽くしていたが、森は地元への思いと、野球選手としてのさらなる成長を願い、新天地へ活躍の場を求める。
◇森 友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日生まれ、大阪府出身の27歳。大阪桐蔭では2年春から4季連続甲子園出場し、2年時は正捕手として春夏連覇。13年ドラフト1位で西武入団。19年に打率・329で首位打者を獲得し、リーグ優勝に貢献。MVPに輝いた。今季は102試合で打率・251、8本塁打、38打点。1メートル70、85キロ。右投げ左打ち。
西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した森友哉捕手(27)のオリックス移籍が決定的となっていることが14日、複数の球団関係者の話で分かった。球界屈指の打てる捕手に対し、オリックスは11日の交渉解禁後、4年総額16億円の大型契約を提示していた。地元・大阪でのプレーと野球選手としての成長を求めており、両者の思いが合致した。
悩みに悩んでいた森のオリックスへの移籍が決定的となったことが、複数の球団関係者の話で分かった。両者は11日の交渉解禁後に接触。オリックスは獲得への熱意を伝え、4年総額16億円の大型契約を提示していた。
森は1日にFA権行使を表明した際に「球団の方と話をさせていただく中で、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています」と揺れる胸中を明かしていた。
13年ドラフト1位で西武に入団し、18、19年に正捕手としてリーグ連覇に貢献。19年は打率・329で史上4人目の「捕手での首位打者」に輝いた。球界を代表する捕手に育ててくれた西武に強い恩義を感じる一方で、数年前から故郷でプレーすることへの思いも吐露していた。大阪府堺市出身で、小6時にオリックスJr.の投手兼捕手として12球団ジュニアトーナメントで優勝。大阪桐蔭2年時には1学年上の阪神・藤浪とのバッテリーで甲子園春夏連覇を達成した。
今季日本一に輝いたオリックスは、主砲の吉田正のポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性が高まっている。チーム最多の66試合でスタメンマスクをかぶった伏見も日本ハムへの移籍が決定的で、森は左の強打者&扇の要と、攻守にわたって是が非でも欲しい選手だった。西武も宣言残留も認める方針で複数年の大型契約を用意し慰留に全力を尽くしていたが、森は地元への思いと、野球選手としてのさらなる成長を願い、新天地へ活躍の場を求める。
◇森 友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日生まれ、大阪府出身の27歳。大阪桐蔭では2年春から4季連続甲子園出場し、2年時は正捕手として春夏連覇。13年ドラフト1位で西武入団。19年に打率・329で首位打者を獲得し、リーグ優勝に貢献。MVPに輝いた。今季は102試合で打率・251、8本塁打、38打点。1メートル70、85キロ。右投げ左打ち。
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