#健康身体 健康地球 健康生活#
ユーグレナ由来の肥料研究を加速させよ。
微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業の実現
サステナビリティ達成を目指す
イノベーションの創出を
2021年4月、佐賀県佐賀市に微細藻類ユーグレナを活用した肥料の研究および、微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業の実現を目指すための研究用農地が誕生した。『サステナブルテック・ファーム』と名付けられたこの農地は、2000㎡の面積を有し、その広さはテニスコート約10面分になる。
これまでもユーグレナ社と佐賀市とは、2015年5月に開始した『B-DASHプロジェクト(国土交通省の下水道革新的技術実証事業)※1』という共同研究事業からつながりがあった。このプロジェクトでは、下水処理の過程で発生するCO2を有効活用し、微細藻類を飼料や肥料等へ利用する可能性を検討し、研究をしてきた。
使用する下水は佐賀市下水浄化センターの提供であるため、佐賀市とは密接に連携を図りながら研究を進めていた。その研究成果を活かして新たに資源循環型農業に関する研究を始めるために開設されたのが、この『サステナブルテック・ファーム』である。
※1 2015年5月13日のニュースリリース:「国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)での選定について
https://t.cn/A69mVtu5
佐賀市にある研究用農地『サステナブルテック・ファーム』
入社わずか5年目で所長に就任
少数精鋭の仲間とともに奮闘
『サステナブルテック・ファーム』がある資源サーキュラー技術研究所の所長は花城拓史である。花城は2017年4月に新卒仲間として入社し、その年の秋にはすでに佐賀拠点に配属となった生え抜きである。5年目となる2022年に所長に就任した。
「佐賀拠点に配属されて最初に取り組んだのは、『B-DASHプロジェクト』に関する研究です。下水を使って藻類を育てるという研究内容にすごく惹かれました。私はもともと大学の農学部で排水処理の研究をしていて、農学の知識が少しあったということもあり、そのまま現在の研究に携わることになりました」
入社5年目にして所長に就任し、周りからは大抜擢と称えられることもあったが、花城はあくまでフラットだ。
「資源サーキュラー技術研究所に所属する研究員は現在3人ぽっちの、少人数の施設ですし、私は佐賀にいるのが長いですからね。下水の研究をしているときから周辺の農家さんとたくさんコミュニケーションをとらせていただき、この土地に根付いた活動をしてきました。それにより、『サステナブルテック・ファーム』のための土地が確保でき、また研究を手伝ってくださる農家さんと関係を築くことができ、新たな研究を始めることができたんだと思います」
花城が『サステナブルテック・ファーム』で主に取り組んでいるのは、微細藻類ユーグレナやクロレラなどの原料を肥料として活用して野菜を育てた際に、その生育にどのような影響があるのかという研究だ。この微細藻類を原料とした肥料によって野菜がよく育ったときは、やはり研究者冥利に尽きるという。
「もちろん何の差も出ないときもありますが、やっぱり効果を目に見えて実感できるときは嬉しいですね」
研究の一環として育てる野菜は、コマツナ、ニンジンを始め、ジャガイモやトウガラシ、タマネギなど多岐に渡る。
「畑が2000㎡ありますから、少人数のメンバーだけでは農作業が大変なんですが、野菜がたくさん収穫できた際は東京の田町オフィスに送ったり、ポケットマルシェなどで販売したりしています」と花城は笑う。
田町オフィスに届いた『サステナブルテック・ファーム』産のジャガイモ
目指すは農業資材としてのユーグレナブランド
資源の循環につながる農業へ
以前より、ユーグレナ社では『バイオマスの5F』という事業戦略を推進している。この戦略は、Food(食料)、Fiber(繊維)、Feed(飼料)、Fertilizer(肥料)、Fuel(燃料)といった、バイオマスの5つの用途について、重量単価の高いものから低いものへと順次事業を展開していくことで、バイオマスの生産コスト低減とバイオマスの利用可能性の拡大を推進するというものだ。
バイオマスの5F
『サステナブルテック・ファーム』の研究は、5Fのうち“Fertilizer(肥料)”にあたり、新たな用途での微細藻類ユーグレナの活用が期待されている事業。社内でも注力している事業に携わることに対し、花城は静かな熱意を語る。
「『サステナブルテック・ファーム』ができたことはもちろん研究にとってはプラスの出来事です。ただ、あくまで研究用の農地ですので、私たちの目標である“微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業”を実現させるための一歩に過ぎません。目標を実現させるためには、まずは農業資材のなかにユーグレナブランドをつくることが先決。ここが今達成すべきファーストステップだと思っています。
ゆくゆくは、多くの人の中に『ユーグレナ社に廃棄物を持ち込めば廃棄コストを軽減でき、さらに、これまでただ廃棄していただけだったものを資源として有効活用してくれる』というイメージが浮かぶようになることが、私たちの理想です」
「サステナブルテック・ファーム」の研究者たちは今日も理想の未来を目指し、少数精鋭で奮闘している。研究が実を結ぶ日を、心待ちにしたい。
2023年1月掲出
ユーグレナ由来の肥料研究を加速させよ。
微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業の実現
サステナビリティ達成を目指す
イノベーションの創出を
2021年4月、佐賀県佐賀市に微細藻類ユーグレナを活用した肥料の研究および、微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業の実現を目指すための研究用農地が誕生した。『サステナブルテック・ファーム』と名付けられたこの農地は、2000㎡の面積を有し、その広さはテニスコート約10面分になる。
これまでもユーグレナ社と佐賀市とは、2015年5月に開始した『B-DASHプロジェクト(国土交通省の下水道革新的技術実証事業)※1』という共同研究事業からつながりがあった。このプロジェクトでは、下水処理の過程で発生するCO2を有効活用し、微細藻類を飼料や肥料等へ利用する可能性を検討し、研究をしてきた。
使用する下水は佐賀市下水浄化センターの提供であるため、佐賀市とは密接に連携を図りながら研究を進めていた。その研究成果を活かして新たに資源循環型農業に関する研究を始めるために開設されたのが、この『サステナブルテック・ファーム』である。
※1 2015年5月13日のニュースリリース:「国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)での選定について
https://t.cn/A69mVtu5
佐賀市にある研究用農地『サステナブルテック・ファーム』
入社わずか5年目で所長に就任
少数精鋭の仲間とともに奮闘
『サステナブルテック・ファーム』がある資源サーキュラー技術研究所の所長は花城拓史である。花城は2017年4月に新卒仲間として入社し、その年の秋にはすでに佐賀拠点に配属となった生え抜きである。5年目となる2022年に所長に就任した。
「佐賀拠点に配属されて最初に取り組んだのは、『B-DASHプロジェクト』に関する研究です。下水を使って藻類を育てるという研究内容にすごく惹かれました。私はもともと大学の農学部で排水処理の研究をしていて、農学の知識が少しあったということもあり、そのまま現在の研究に携わることになりました」
入社5年目にして所長に就任し、周りからは大抜擢と称えられることもあったが、花城はあくまでフラットだ。
「資源サーキュラー技術研究所に所属する研究員は現在3人ぽっちの、少人数の施設ですし、私は佐賀にいるのが長いですからね。下水の研究をしているときから周辺の農家さんとたくさんコミュニケーションをとらせていただき、この土地に根付いた活動をしてきました。それにより、『サステナブルテック・ファーム』のための土地が確保でき、また研究を手伝ってくださる農家さんと関係を築くことができ、新たな研究を始めることができたんだと思います」
花城が『サステナブルテック・ファーム』で主に取り組んでいるのは、微細藻類ユーグレナやクロレラなどの原料を肥料として活用して野菜を育てた際に、その生育にどのような影響があるのかという研究だ。この微細藻類を原料とした肥料によって野菜がよく育ったときは、やはり研究者冥利に尽きるという。
「もちろん何の差も出ないときもありますが、やっぱり効果を目に見えて実感できるときは嬉しいですね」
研究の一環として育てる野菜は、コマツナ、ニンジンを始め、ジャガイモやトウガラシ、タマネギなど多岐に渡る。
「畑が2000㎡ありますから、少人数のメンバーだけでは農作業が大変なんですが、野菜がたくさん収穫できた際は東京の田町オフィスに送ったり、ポケットマルシェなどで販売したりしています」と花城は笑う。
田町オフィスに届いた『サステナブルテック・ファーム』産のジャガイモ
目指すは農業資材としてのユーグレナブランド
資源の循環につながる農業へ
以前より、ユーグレナ社では『バイオマスの5F』という事業戦略を推進している。この戦略は、Food(食料)、Fiber(繊維)、Feed(飼料)、Fertilizer(肥料)、Fuel(燃料)といった、バイオマスの5つの用途について、重量単価の高いものから低いものへと順次事業を展開していくことで、バイオマスの生産コスト低減とバイオマスの利用可能性の拡大を推進するというものだ。
バイオマスの5F
『サステナブルテック・ファーム』の研究は、5Fのうち“Fertilizer(肥料)”にあたり、新たな用途での微細藻類ユーグレナの活用が期待されている事業。社内でも注力している事業に携わることに対し、花城は静かな熱意を語る。
「『サステナブルテック・ファーム』ができたことはもちろん研究にとってはプラスの出来事です。ただ、あくまで研究用の農地ですので、私たちの目標である“微細藻類ユーグレナを介した資源循環型農業”を実現させるための一歩に過ぎません。目標を実現させるためには、まずは農業資材のなかにユーグレナブランドをつくることが先決。ここが今達成すべきファーストステップだと思っています。
ゆくゆくは、多くの人の中に『ユーグレナ社に廃棄物を持ち込めば廃棄コストを軽減でき、さらに、これまでただ廃棄していただけだったものを資源として有効活用してくれる』というイメージが浮かぶようになることが、私たちの理想です」
「サステナブルテック・ファーム」の研究者たちは今日も理想の未来を目指し、少数精鋭で奮闘している。研究が実を結ぶ日を、心待ちにしたい。
2023年1月掲出
#健康身体 健康地球 健康生活#
正しいサウナの入り方は?知っておきたいマナーや注意点も解説!
目次
正しくサウナに入るためのポイント4選
知っておきたいサウナでのマナー
サウナに入る時の注意点
まとめ
疑問
今度サウナに行こうと思っているんですけど、サウナには正しい入り方があるんですか?
ユーグレナ 鈴木
正しい順序でサウナを利用することで、よりリラックス効果などが高まると言われています。今回は、初心者の方にもぜひ知ってほしい、サウナの正しい入り方や、基本的なマナーについて解説していきましょう。
正しくサウナに入るためのポイント4選
サウナ
サウナには、リラックス効果や疲労回復効果など、健康に良いさまざまな効果があります。
正しい順序でサウナを利用することで、より効果を高めることができます。
以下で、正しいサウナの入り方について解説していきます。
サウナに入る前に水分補給をしておく
タオルを巻いた女性
サウナに入ると大量の汗が出るため、体内の水分が排出されます。
身体が水分不足になると脱水症状を引き起こす恐れがあるため、サウナに入る前にしっかり水分補給をしておきましょう。
また、事前に水分補給をしておくことで体内の水分が増加し、より汗をかきやすくなるというメリットもあります。
目安の時間を守る
サウナ
サウナに入る際は、滞在時間を目安の時間内に収めましょう。
目安の時間はサウナの温度によって異なるため、注意書きなどを確認し、身体が辛いと感じたらすぐに出ることが大切です。
また、サウナ内のどこに座るのかというのもポイントです。
サウナ内は上に行くほど高温であるため、最初は下段に座って身体を慣らすことをおすすめします。
脚の冷えが気になる場合は体操座りをするなどし、脚をなるべく上に上げると温まりやすくなります。
また、サウナハットや濡れたタオルを頭に乗せておくと、頭が熱から守られるためのぼせにくくなります。
水風呂に入る
水風呂
サウナで身体を温めた後は、水風呂に入りましょう。
水風呂に入って広がった血管を収縮させることで、サウナで低下した血圧を元に戻すことができます。
また、サウナと水風呂を行き来することで血圧が上下に変動を繰り返すため、正常な血圧を維持する効果も併せて期待できます。
ただし、身体が温まった状態で突然水風呂に入ると心臓に負担をかけてしまいますので、水風呂に入る前には、一旦身体に水をかけて慣らしておくようにしてください。
休憩を挟み、水分補給をする
休憩する女性
水風呂を出たらすぐにサウナに戻るのではなく、休憩を挟みましょう。
水風呂から上がったら、まずは湯冷めしないように身体を拭き、椅子に座って休んでください。
そうすることで自律神経が整います。
そしてサウナに戻る前には、脱水症状を防ぐために水分補給をしましょう。
サウナで疲れを癒したいという方は、リラックス効果をより高めるために、温冷交代浴(サウナ→水風呂→休憩を繰り返すこと)を3セットほど行うのがおすすめです。
また、上記でサウナと水風呂を行き来することにより、正常な血圧を維持する効果があることを解説しました。
そして、ユーグレナが高血圧症状を抑制することが研究によって示唆されています。
ユーグレナはワカメや昆布の仲間である藻の一種で、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれており、最近注目のスーパーフードです。
研究結果について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
アイコンこちらの記事も読まれています
ユーグレナの摂取により、高血圧症状の抑制を示唆する研究結果を確認しました。
納得
初心者の人が知っておくべき、サウナでのNG行動やマナーはありますか?
ユーグレナ 鈴木
サウナはみんなで楽しむ場所ですので、「こうしたほうが周囲の人も気持よくサウナを使えるよ」というものがいくつかありますね。
知っておきたいサウナでのマナー
サウナ
サウナでは汗をかくため、マナーを守って周りの人を不快にさせないことが大切です。
以下で、知っておきたいサウナでのマナーについて解説していきます。
髪や身体を洗ってからサウナに入る
シャワ
髪や身体を洗わずにサウナに入ってしまうと、汗とともに汚れも流れ出てしまいます。
サウナは多くの人が利用するので、清潔に保つために身体の汚れを落としてから入りましょう。
シャワーを浴びたら、水気を拭き取ってからサウナに入りましょう。
サウナでタオルを絞らない
タオルを絞る
サウナの中でタオルを絞り、周りを濡らすことはマナー違反です。
サウナで汗をかくと、退出する頃にはタオルが汗や水分で濡れているため、絞りたくなるかもしれません。
しかし、汗で周りを汚してしまうと他の利用者に迷惑がかかるため、サウナでタオルを絞ることはやめましょう。
また、のぼせ防止のために濡れたタオルをサウナに持ち込む場合もありますが、その場合は、床が濡れてしまわないように事前に絞っておくようにしてください。
タオルやマットを敷いてから座る
サウナマット
サウナの椅子に直で座ると、汗で汚れてしまい、次の人が困ってしまいます。
自分が座る場所にはタオルやマットを敷き、次の人が気持ちよく使えるように配慮しましょう。
また、タオルやマットで場所取りをする行為もNGです。たとえ人が少なくても、サウナから出るときは、自分のいた場所は次の利用者に譲るというつもりでいてください。
汗を流してから水風呂に入る
桶
サウナから出た後、汗を流さずに水風呂に入ることはマナー違反です。
汗をかいたまま水風呂に入ると水が汚れてしまい、周りに迷惑がかかります。
そのため、身体の汗を流してから水風呂に入るようにしましょう。
納得
基本的には、「周囲の人に気を配る」という意識があれば、初心者の人でもサウナを楽しめるんですね。
ユーグレナ 鈴木
「私語を避ける」というのも、暗黙のマナーです。たとえ友人と一緒に入っても、サウナでは静かに過ごしましょうね。
サウナに入る時の注意点
サウナ
安全にサウナを利用するためには、いくつか注意点があります。
以下で、サウナに入る際の注意点を解説します。
水分不足に注意する
水分
サウナで汗をかくと、体内の水分が排出されます。
水分不足になると脱水症状を起こす恐れがあるため、注意が必要です。
たっぷりと汗をかいた後はミネラルが不足しがちなので、ミネラルウォーターや麦茶などの飲み物で水分補給をすることをおすすめします。
サウナを利用する際はこまめに休憩を挟み、水分補給をするようにしましょう。
長時間の利用は避ける
砂時計
サウナに長時間滞在することは、熱中症などの原因になるため避けましょう。
サウナを利用する時間の目安は、100度程度の高温サウナであれば5分、50度程度のサウナであれば10分程度です。
熱中症の症状には、めまいや立ちくらみ、頭痛、筋肉の痺れなどがあります。
目安の時間内であっても、苦しいと感じたら我慢せずに休憩し、水分補給をすることが大切です。
サウナに入る際は目安の時間を参考に、安全に利用しましょう。
飲酒後はサウナに入らない
日本酒
上記で解説したように、サウナで身体が温まると血管が広がるため、血圧が下がります。
アルコールの摂取後も血管が広がり、一時的に血圧が下がった状態になります。
そのため、飲酒後にサウナに入ると急激に血圧が下がる可能性があるため注意が必要です。
また、アルコールの代謝には水分が必要です。
サウナに入ると体内の水分が排出されるため、アルコールが分解されにくくなり、健康にも良くありません。
飲酒後のサウナは危険なので避けるようにしましょう。
納得
サウナ初心者の方は、特に注意していきたいですね。
ユーグレナ 鈴木
「意地を張って苦しいのにサウナから出ない」という方も中にはいらっしゃいますが、「苦しい」と思った時に素直に涼みに行くという柔軟さが何よりも大切です。
まとめ
身体を拭く女性
当記事では、正しいサウナの入り方や知っておきたいマナーについて解説しました。
サウナを安全に利用するために、水分補給や休憩が大切であることなどを理解いただけたかと思います。
マナーもしっかりと守り、正しい順序でサウナを利用しましょう。
納得
サウナは敷居が高いと思っていましたが、「周囲の利用者に気を配る」という意識があれば、楽しく利用できそうですね。
ユーグレナ 鈴木
初心者の方は、体調管理には気を付けて、“我慢比べ”をせずに、自分に合ったスタイルでサウナを楽しんでくださいね。また、サウナは体力も使うので、是非ユーグレナを含んだ飲み物などで水分や栄養補給も忘れずに!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
正しいサウナの入り方は?知っておきたいマナーや注意点も解説!
目次
正しくサウナに入るためのポイント4選
知っておきたいサウナでのマナー
サウナに入る時の注意点
まとめ
疑問
今度サウナに行こうと思っているんですけど、サウナには正しい入り方があるんですか?
ユーグレナ 鈴木
正しい順序でサウナを利用することで、よりリラックス効果などが高まると言われています。今回は、初心者の方にもぜひ知ってほしい、サウナの正しい入り方や、基本的なマナーについて解説していきましょう。
正しくサウナに入るためのポイント4選
サウナ
サウナには、リラックス効果や疲労回復効果など、健康に良いさまざまな効果があります。
正しい順序でサウナを利用することで、より効果を高めることができます。
以下で、正しいサウナの入り方について解説していきます。
サウナに入る前に水分補給をしておく
タオルを巻いた女性
サウナに入ると大量の汗が出るため、体内の水分が排出されます。
身体が水分不足になると脱水症状を引き起こす恐れがあるため、サウナに入る前にしっかり水分補給をしておきましょう。
また、事前に水分補給をしておくことで体内の水分が増加し、より汗をかきやすくなるというメリットもあります。
目安の時間を守る
サウナ
サウナに入る際は、滞在時間を目安の時間内に収めましょう。
目安の時間はサウナの温度によって異なるため、注意書きなどを確認し、身体が辛いと感じたらすぐに出ることが大切です。
また、サウナ内のどこに座るのかというのもポイントです。
サウナ内は上に行くほど高温であるため、最初は下段に座って身体を慣らすことをおすすめします。
脚の冷えが気になる場合は体操座りをするなどし、脚をなるべく上に上げると温まりやすくなります。
また、サウナハットや濡れたタオルを頭に乗せておくと、頭が熱から守られるためのぼせにくくなります。
水風呂に入る
水風呂
サウナで身体を温めた後は、水風呂に入りましょう。
水風呂に入って広がった血管を収縮させることで、サウナで低下した血圧を元に戻すことができます。
また、サウナと水風呂を行き来することで血圧が上下に変動を繰り返すため、正常な血圧を維持する効果も併せて期待できます。
ただし、身体が温まった状態で突然水風呂に入ると心臓に負担をかけてしまいますので、水風呂に入る前には、一旦身体に水をかけて慣らしておくようにしてください。
休憩を挟み、水分補給をする
休憩する女性
水風呂を出たらすぐにサウナに戻るのではなく、休憩を挟みましょう。
水風呂から上がったら、まずは湯冷めしないように身体を拭き、椅子に座って休んでください。
そうすることで自律神経が整います。
そしてサウナに戻る前には、脱水症状を防ぐために水分補給をしましょう。
サウナで疲れを癒したいという方は、リラックス効果をより高めるために、温冷交代浴(サウナ→水風呂→休憩を繰り返すこと)を3セットほど行うのがおすすめです。
また、上記でサウナと水風呂を行き来することにより、正常な血圧を維持する効果があることを解説しました。
そして、ユーグレナが高血圧症状を抑制することが研究によって示唆されています。
ユーグレナはワカメや昆布の仲間である藻の一種で、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれており、最近注目のスーパーフードです。
研究結果について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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ユーグレナの摂取により、高血圧症状の抑制を示唆する研究結果を確認しました。
納得
初心者の人が知っておくべき、サウナでのNG行動やマナーはありますか?
ユーグレナ 鈴木
サウナはみんなで楽しむ場所ですので、「こうしたほうが周囲の人も気持よくサウナを使えるよ」というものがいくつかありますね。
知っておきたいサウナでのマナー
サウナ
サウナでは汗をかくため、マナーを守って周りの人を不快にさせないことが大切です。
以下で、知っておきたいサウナでのマナーについて解説していきます。
髪や身体を洗ってからサウナに入る
シャワ
髪や身体を洗わずにサウナに入ってしまうと、汗とともに汚れも流れ出てしまいます。
サウナは多くの人が利用するので、清潔に保つために身体の汚れを落としてから入りましょう。
シャワーを浴びたら、水気を拭き取ってからサウナに入りましょう。
サウナでタオルを絞らない
タオルを絞る
サウナの中でタオルを絞り、周りを濡らすことはマナー違反です。
サウナで汗をかくと、退出する頃にはタオルが汗や水分で濡れているため、絞りたくなるかもしれません。
しかし、汗で周りを汚してしまうと他の利用者に迷惑がかかるため、サウナでタオルを絞ることはやめましょう。
また、のぼせ防止のために濡れたタオルをサウナに持ち込む場合もありますが、その場合は、床が濡れてしまわないように事前に絞っておくようにしてください。
タオルやマットを敷いてから座る
サウナマット
サウナの椅子に直で座ると、汗で汚れてしまい、次の人が困ってしまいます。
自分が座る場所にはタオルやマットを敷き、次の人が気持ちよく使えるように配慮しましょう。
また、タオルやマットで場所取りをする行為もNGです。たとえ人が少なくても、サウナから出るときは、自分のいた場所は次の利用者に譲るというつもりでいてください。
汗を流してから水風呂に入る
桶
サウナから出た後、汗を流さずに水風呂に入ることはマナー違反です。
汗をかいたまま水風呂に入ると水が汚れてしまい、周りに迷惑がかかります。
そのため、身体の汗を流してから水風呂に入るようにしましょう。
納得
基本的には、「周囲の人に気を配る」という意識があれば、初心者の人でもサウナを楽しめるんですね。
ユーグレナ 鈴木
「私語を避ける」というのも、暗黙のマナーです。たとえ友人と一緒に入っても、サウナでは静かに過ごしましょうね。
サウナに入る時の注意点
サウナ
安全にサウナを利用するためには、いくつか注意点があります。
以下で、サウナに入る際の注意点を解説します。
水分不足に注意する
水分
サウナで汗をかくと、体内の水分が排出されます。
水分不足になると脱水症状を起こす恐れがあるため、注意が必要です。
たっぷりと汗をかいた後はミネラルが不足しがちなので、ミネラルウォーターや麦茶などの飲み物で水分補給をすることをおすすめします。
サウナを利用する際はこまめに休憩を挟み、水分補給をするようにしましょう。
長時間の利用は避ける
砂時計
サウナに長時間滞在することは、熱中症などの原因になるため避けましょう。
サウナを利用する時間の目安は、100度程度の高温サウナであれば5分、50度程度のサウナであれば10分程度です。
熱中症の症状には、めまいや立ちくらみ、頭痛、筋肉の痺れなどがあります。
目安の時間内であっても、苦しいと感じたら我慢せずに休憩し、水分補給をすることが大切です。
サウナに入る際は目安の時間を参考に、安全に利用しましょう。
飲酒後はサウナに入らない
日本酒
上記で解説したように、サウナで身体が温まると血管が広がるため、血圧が下がります。
アルコールの摂取後も血管が広がり、一時的に血圧が下がった状態になります。
そのため、飲酒後にサウナに入ると急激に血圧が下がる可能性があるため注意が必要です。
また、アルコールの代謝には水分が必要です。
サウナに入ると体内の水分が排出されるため、アルコールが分解されにくくなり、健康にも良くありません。
飲酒後のサウナは危険なので避けるようにしましょう。
納得
サウナ初心者の方は、特に注意していきたいですね。
ユーグレナ 鈴木
「意地を張って苦しいのにサウナから出ない」という方も中にはいらっしゃいますが、「苦しい」と思った時に素直に涼みに行くという柔軟さが何よりも大切です。
まとめ
身体を拭く女性
当記事では、正しいサウナの入り方や知っておきたいマナーについて解説しました。
サウナを安全に利用するために、水分補給や休憩が大切であることなどを理解いただけたかと思います。
マナーもしっかりと守り、正しい順序でサウナを利用しましょう。
納得
サウナは敷居が高いと思っていましたが、「周囲の利用者に気を配る」という意識があれば、楽しく利用できそうですね。
ユーグレナ 鈴木
初心者の方は、体調管理には気を付けて、“我慢比べ”をせずに、自分に合ったスタイルでサウナを楽しんでくださいね。また、サウナは体力も使うので、是非ユーグレナを含んだ飲み物などで水分や栄養補給も忘れずに!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
#健康身体 健康地球 健康生活#
公開日:2021.12.21
最終更新日:2021.12.22
マスクで肌荒れしないための対策は?肌荒れの原因や対処法も詳しく解説!
目次
マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因
マスクで肌荒れしないための対策5選
マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法3選
まとめ
疑問
マスクをつけると肌が荒れてしまうんですが、何か対策はありますか?
ユーグレナ 鈴木
肌への刺激が少ないマスクを選んだり、肌をしっかりと保湿したりすることで、マスクによる肌荒れを防ぐことができます。
納得
今日からすぐに実践できる対策について、もっと詳しく知りたいです。
ユーグレナ 鈴木
では、マスクで肌荒れしてしまう原因と具体的な対策について解説します!
マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因
マスクによる肌荒れに悩む女性
マスクによる肌荒れには、主に3つの原因が考えられます。
原因をよく知ることで具体的な対策につなげていくことができます。
以下で、マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因について解説します。
肌が乾燥して敏感になる
肌トラブルに悩む女性
マスクの内側は湿度が高くなるため、肌が保湿されているかのように感じますが、実はマスクをつけていると肌は乾燥しやすくなります。
なぜならマスクの内側にある水分は、肌の表面にある水分も一緒に蒸発させてしまうからです。
そのため、マスクを外した際に肌の内部までも急激に乾燥し、肌が敏感な状態になってしまうのです。
マスクの摩擦により肌のバリア機能が弱まる
:鏡を見る女性
マスクの摩擦は、マスクをつけた状態で話したり、マスクのずれを直したりする時に起こります。
本来、肌の表面にある角質には、紫外線や雑菌などの刺激から肌をバリアする役割があります。
しかし、マスクの摩擦によって少しずつ角質が削られてしまいます。
角質が削られると肌のバリア機能が弱まるため、肌荒れやかぶれなどの炎症の原因になるのです。
マスクの内側で雑菌が繁殖する
マスクをする女性
マスクの内側は息によって湿度が上がり、蒸れた状態になります。
湿った状態が続くと過剰に皮脂が分泌され、雑菌が繁殖してしまいます。
その雑菌の中には、皮脂をエサとするアクネ菌も含まれているため、肌トラブルが起こりやすくなる可能性があります。
納得
マスク着用時は、「乾燥」「摩擦」「湿気」の3つの点に注意する必要があるのですね。どのように対策していけばよいのでしょうか?
ユーグレナ 鈴木
以下では、すぐに実践できる具体的な対策方法を5つご紹介します。
マスクで肌荒れしないための対策5選
マスクを持つ女性
少しの工夫で、マスクの肌トラブルを回避することができます。
以下で、マスクで肌荒れしないための対策5選を解説します。
肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶ
マスク
摩擦やかゆみなど、肌への刺激を感じるマスクは肌荒れの原因になります。
そのため、肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶことが大切です。
肌への刺激が少ない素材は、布やガーゼがおすすめです。
ただし、ウイルス感染を防ぐ目的の場合は不織布のマスクが最も効果的とされていますので、マスクを使う場面や肌の状態によって使い分けるようにしましょう。
肌を保湿して乾燥を防ぐ
肌をケアする女性
肌を保湿して乾燥を防ぐことで、肌のバリア機能を正常に保つことができます。
上記で解説したように、マスクの内側の水分は肌の水分とともに蒸発してしまいます。
特にマスクを外した直後は急激に肌が乾燥しやすいため、スキンケアをして乾燥を防ぐことが大切です。
洗顔料やクレンジング剤は保湿力の高いものを選び、化粧水や乳液で念入りに肌を保湿しましょう。
こまめに汗や皮脂を拭き取る
スキンケアをする女性
マスクをつけていると内側が蒸れるため、汗や皮脂が出やすくなります。
雑菌の繁殖による肌荒れやあせもなどの肌トラブルを防ぐため、こまめに汗や皮脂を拭き取ることが大切です。
摩擦が起こると肌が傷ついてしまいますので、汗や皮脂を拭き取る際はティッシュやハンカチなどで軽く押さえるようにしましょう。
また、マスク自体が湿っている場合は、新しいものに取り替えると衛生的です。
栄養バランスの良い食事をする
バランスの良い食事
肌を健康に保つためには、栄養バランスの良い食事をすることも大切です。
栄養が偏っていると肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
バランスの良い食事の基準として、厚生労働省では食事バランスガイドを作成しています。
ぜひ参考にしてみてください。
食事バランスガイド
出典:食事バランスガイド(基本編)
食事バランスガイドでは「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」を1日にどれくらい摂取したらよいかがわかります。
例えば主食であれば、1日あたりごはん中盛りを4杯程度が目安です。
野菜類である副菜では、1日あたりサラダや味噌汁であれば、5杯程度が目安となっています。
この食事バランスガイドを参考に栄養バランスに気をつけ、肌トラブルを防ぎましょう。
また、栄養バランスの良い食事について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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栄養バランスの良い食事って?身体に必要な栄養素とバランスの良い食生活のために必要なことについて解説!
十分な睡眠をとる
眠る女性
十分な睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促されます。
肌のターンオーバーが乱れると、肌をバリアする役割のある角質を新しく入れ替えることができません。
古い角質が肌の表面に残っていると、肌が摩擦などに対してデリケートな状態になるため、マスクによる肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
肌のターンオーバーは、午後10時から午前2時にかけて活発になりますので、十分な睡眠をとって、肌のバリア機能を強化しましょう。
また、肌トラブルを予防する上で、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
ユーグレナには、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
そして、ユーグレナには肌の免疫力を高め、肌トラブルを予防する効果が期待できます。
ユーグレナと肌の免疫力について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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加水分解ユーグレナエキスが、肌の免疫力を高め、肌トラブルの予防や保湿力の向上に寄与する可能性を確認しました。
納得
実際に肌荒れが起きてしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?できるだけ早めに肌を綺麗にする方法などはありますか?
ユーグレナ 鈴木
マスクを着用していれば、どうしても肌トラブルは避けられません。以下では肌荒れトラブルを最小限に留める対処方法についてご紹介します。
マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法3選
肌荒れに悩む女性
マスクで肌荒れが起こってしまっても、トラブルが小さいうちに対処すれば、良くなるまでのスピードは早まるはずです。
以下で、マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法について解説します。
肌を保湿し、清潔に保つ
スキンケアする女性
マスクで肌荒れが起きてしまった場合は、クリームなどで保湿をし、肌を清潔に保つことが大切です。
荒れた状態の肌はバリア機能が低下しており、健康な肌よりも乾燥や雑菌などの影響を受けやすくなっています。
肌に刺激を与えないように優しく洗顔をし、保湿する際も優しく肌に触れるようにしましょう。
ビタミンを摂取する
ビタミン
肌荒れを対処するには、ビタミンB群やビタミンCを摂取することも効果的です。
ビタミンB群のうち、特に肌荒れに効果的なのが、レバーや青魚などに含まれるビタミンB2です。
ビタミンB2には、肌を作る基となるたんぱく質などの代謝を手助けし、肌のターンオーバーを促す役割があります。
肌のターンオーバーが促進されることで細胞の回復が早まり、肌荒れを改善する効果が期待できるのです。
また、皮脂の分泌をコントロールするはたらきのあるビタミンB6や、コラーゲンを生成することに必要なビタミンCも、肌荒れの改善に効果的です。
ビタミンB6は豚肉や豆類、ビタミンCは果物や野菜から摂取することができます。
そして、ビタミンを摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、今回紹介したビタミンB群やビタミンCなどを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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ユーグレナの成分を知りたい!どのような効果が期待できるのか解説!
肌荒れがひどい場合は皮膚科で診察を受ける
肌を診てもらう女性
肌荒れがひどく、スキンケアなどで対処できない場合は、早めに皮膚科で診察を受けることが大切です。
マスクの内側は蒸れて雑菌が繁殖しやすいため、細菌やウイルスが原因で肌荒れが起きる場合があります。
細菌やウイルスによる肌荒れには、抗菌薬などの症状に合った薬が必要であるため、皮膚科で処方してもらいましょう。
まとめ
マスク姿の女性
当記事では、マスクで肌荒れしないための対策や、肌荒れしてしまった場合の対処法などについて解説しました。
マスクによる肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選んだり、肌を保湿するなどの対策が効果的であることを理解いただけたかと思います。
マスクをつけると肌トラブルが起こりやすいため、解説した対策を実践してみてください。
納得
大なり小なり、マスクの肌荒れはどうしても避けられないものと考えて、日ごろから地道にスキンケアをしていくことが大切なのですね。
ユーグレナ 鈴木
「肌荒れになりやすい」という敏感肌の方は、不織布マスクの下に肌に優しいガーゼを挟むとよいかもしれません。自分の肌に合った方法を試してみてくださいね!また、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
納得
はい、詳しく教えていただき、ありがとうございました!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
公開日:2021.12.21
最終更新日:2021.12.22
マスクで肌荒れしないための対策は?肌荒れの原因や対処法も詳しく解説!
目次
マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因
マスクで肌荒れしないための対策5選
マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法3選
まとめ
疑問
マスクをつけると肌が荒れてしまうんですが、何か対策はありますか?
ユーグレナ 鈴木
肌への刺激が少ないマスクを選んだり、肌をしっかりと保湿したりすることで、マスクによる肌荒れを防ぐことができます。
納得
今日からすぐに実践できる対策について、もっと詳しく知りたいです。
ユーグレナ 鈴木
では、マスクで肌荒れしてしまう原因と具体的な対策について解説します!
マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因
マスクによる肌荒れに悩む女性
マスクによる肌荒れには、主に3つの原因が考えられます。
原因をよく知ることで具体的な対策につなげていくことができます。
以下で、マスクで肌荒れしてしまう主な3つの原因について解説します。
肌が乾燥して敏感になる
肌トラブルに悩む女性
マスクの内側は湿度が高くなるため、肌が保湿されているかのように感じますが、実はマスクをつけていると肌は乾燥しやすくなります。
なぜならマスクの内側にある水分は、肌の表面にある水分も一緒に蒸発させてしまうからです。
そのため、マスクを外した際に肌の内部までも急激に乾燥し、肌が敏感な状態になってしまうのです。
マスクの摩擦により肌のバリア機能が弱まる
:鏡を見る女性
マスクの摩擦は、マスクをつけた状態で話したり、マスクのずれを直したりする時に起こります。
本来、肌の表面にある角質には、紫外線や雑菌などの刺激から肌をバリアする役割があります。
しかし、マスクの摩擦によって少しずつ角質が削られてしまいます。
角質が削られると肌のバリア機能が弱まるため、肌荒れやかぶれなどの炎症の原因になるのです。
マスクの内側で雑菌が繁殖する
マスクをする女性
マスクの内側は息によって湿度が上がり、蒸れた状態になります。
湿った状態が続くと過剰に皮脂が分泌され、雑菌が繁殖してしまいます。
その雑菌の中には、皮脂をエサとするアクネ菌も含まれているため、肌トラブルが起こりやすくなる可能性があります。
納得
マスク着用時は、「乾燥」「摩擦」「湿気」の3つの点に注意する必要があるのですね。どのように対策していけばよいのでしょうか?
ユーグレナ 鈴木
以下では、すぐに実践できる具体的な対策方法を5つご紹介します。
マスクで肌荒れしないための対策5選
マスクを持つ女性
少しの工夫で、マスクの肌トラブルを回避することができます。
以下で、マスクで肌荒れしないための対策5選を解説します。
肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶ
マスク
摩擦やかゆみなど、肌への刺激を感じるマスクは肌荒れの原因になります。
そのため、肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選ぶことが大切です。
肌への刺激が少ない素材は、布やガーゼがおすすめです。
ただし、ウイルス感染を防ぐ目的の場合は不織布のマスクが最も効果的とされていますので、マスクを使う場面や肌の状態によって使い分けるようにしましょう。
肌を保湿して乾燥を防ぐ
肌をケアする女性
肌を保湿して乾燥を防ぐことで、肌のバリア機能を正常に保つことができます。
上記で解説したように、マスクの内側の水分は肌の水分とともに蒸発してしまいます。
特にマスクを外した直後は急激に肌が乾燥しやすいため、スキンケアをして乾燥を防ぐことが大切です。
洗顔料やクレンジング剤は保湿力の高いものを選び、化粧水や乳液で念入りに肌を保湿しましょう。
こまめに汗や皮脂を拭き取る
スキンケアをする女性
マスクをつけていると内側が蒸れるため、汗や皮脂が出やすくなります。
雑菌の繁殖による肌荒れやあせもなどの肌トラブルを防ぐため、こまめに汗や皮脂を拭き取ることが大切です。
摩擦が起こると肌が傷ついてしまいますので、汗や皮脂を拭き取る際はティッシュやハンカチなどで軽く押さえるようにしましょう。
また、マスク自体が湿っている場合は、新しいものに取り替えると衛生的です。
栄養バランスの良い食事をする
バランスの良い食事
肌を健康に保つためには、栄養バランスの良い食事をすることも大切です。
栄養が偏っていると肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
バランスの良い食事の基準として、厚生労働省では食事バランスガイドを作成しています。
ぜひ参考にしてみてください。
食事バランスガイド
出典:食事バランスガイド(基本編)
食事バランスガイドでは「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」を1日にどれくらい摂取したらよいかがわかります。
例えば主食であれば、1日あたりごはん中盛りを4杯程度が目安です。
野菜類である副菜では、1日あたりサラダや味噌汁であれば、5杯程度が目安となっています。
この食事バランスガイドを参考に栄養バランスに気をつけ、肌トラブルを防ぎましょう。
また、栄養バランスの良い食事について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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十分な睡眠をとる
眠る女性
十分な睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促されます。
肌のターンオーバーが乱れると、肌をバリアする役割のある角質を新しく入れ替えることができません。
古い角質が肌の表面に残っていると、肌が摩擦などに対してデリケートな状態になるため、マスクによる肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
肌のターンオーバーは、午後10時から午前2時にかけて活発になりますので、十分な睡眠をとって、肌のバリア機能を強化しましょう。
また、肌トラブルを予防する上で、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
ユーグレナには、身体に良い59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
そして、ユーグレナには肌の免疫力を高め、肌トラブルを予防する効果が期待できます。
ユーグレナと肌の免疫力について、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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加水分解ユーグレナエキスが、肌の免疫力を高め、肌トラブルの予防や保湿力の向上に寄与する可能性を確認しました。
納得
実際に肌荒れが起きてしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?できるだけ早めに肌を綺麗にする方法などはありますか?
ユーグレナ 鈴木
マスクを着用していれば、どうしても肌トラブルは避けられません。以下では肌荒れトラブルを最小限に留める対処方法についてご紹介します。
マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法3選
肌荒れに悩む女性
マスクで肌荒れが起こってしまっても、トラブルが小さいうちに対処すれば、良くなるまでのスピードは早まるはずです。
以下で、マスクで肌荒れが起きてしまった時の対処方法について解説します。
肌を保湿し、清潔に保つ
スキンケアする女性
マスクで肌荒れが起きてしまった場合は、クリームなどで保湿をし、肌を清潔に保つことが大切です。
荒れた状態の肌はバリア機能が低下しており、健康な肌よりも乾燥や雑菌などの影響を受けやすくなっています。
肌に刺激を与えないように優しく洗顔をし、保湿する際も優しく肌に触れるようにしましょう。
ビタミンを摂取する
ビタミン
肌荒れを対処するには、ビタミンB群やビタミンCを摂取することも効果的です。
ビタミンB群のうち、特に肌荒れに効果的なのが、レバーや青魚などに含まれるビタミンB2です。
ビタミンB2には、肌を作る基となるたんぱく質などの代謝を手助けし、肌のターンオーバーを促す役割があります。
肌のターンオーバーが促進されることで細胞の回復が早まり、肌荒れを改善する効果が期待できるのです。
また、皮脂の分泌をコントロールするはたらきのあるビタミンB6や、コラーゲンを生成することに必要なビタミンCも、肌荒れの改善に効果的です。
ビタミンB6は豚肉や豆類、ビタミンCは果物や野菜から摂取することができます。
そして、ビタミンを摂取するにはユーグレナもおすすめです。
ユーグレナには、今回紹介したビタミンB群やビタミンCなどを含む59種類の栄養素がバランス良く含まれています。
ユーグレナに含まれている成分や、ユーグレナに期待できる嬉しい効果について、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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ユーグレナの成分を知りたい!どのような効果が期待できるのか解説!
肌荒れがひどい場合は皮膚科で診察を受ける
肌を診てもらう女性
肌荒れがひどく、スキンケアなどで対処できない場合は、早めに皮膚科で診察を受けることが大切です。
マスクの内側は蒸れて雑菌が繁殖しやすいため、細菌やウイルスが原因で肌荒れが起きる場合があります。
細菌やウイルスによる肌荒れには、抗菌薬などの症状に合った薬が必要であるため、皮膚科で処方してもらいましょう。
まとめ
マスク姿の女性
当記事では、マスクで肌荒れしないための対策や、肌荒れしてしまった場合の対処法などについて解説しました。
マスクによる肌荒れを防ぐには、肌への刺激が少ない素材のマスクを選んだり、肌を保湿するなどの対策が効果的であることを理解いただけたかと思います。
マスクをつけると肌トラブルが起こりやすいため、解説した対策を実践してみてください。
納得
大なり小なり、マスクの肌荒れはどうしても避けられないものと考えて、日ごろから地道にスキンケアをしていくことが大切なのですね。
ユーグレナ 鈴木
「肌荒れになりやすい」という敏感肌の方は、不織布マスクの下に肌に優しいガーゼを挟むとよいかもしれません。自分の肌に合った方法を試してみてくださいね!また、ユーグレナを摂取することもおすすめです。
納得
はい、詳しく教えていただき、ありがとうございました!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。 2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。 2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。 現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。 東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
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