2023-03-02
木村拓哉、映画『レジェンド&バタフライ』大ヒットを掲げて熱田神宮へ凱旋。劇中で使用した刀を奉納
■イベントレポート
『レジェンド & バタフライ』 で熱田神宮を訪れるのは2度目。 1度目は、 公開前の1月21日、 今回同様、 主演 木村拓哉と大友啓史監督に加え、 伊藤英明も参加し、 映画のヒット祈願と して訪れた。 熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦 に勝利を収めた信長が奉納したとされている 【信長塀】 も見学した。 そして今回、映画の大 ヒットを受けて3月2日、 熱田神宮を再訪、 御礼参りすることとなった。
今回の再訪の目的は、 映画が無事ヒットを迎えた御礼参りであることと、 木村演じた織田信 長が当時 【信長塀】 を奉納した様に、 映画チームとして、 劇中で使用した刀を奉納すること だった。
熱田神宮到着後、 木村から宮司に 「前回の訪問で、 公開前のヒット祈願をさせて頂いた時、 宮司さんにいろんなお話をして頂きました。 実際に織田信長公が桶狭間に向かう前に熱田神 宮でお参りをして戦地に向かい、 勝利を収めて、 信長塀を奉納されたというお話を伺って、 大友監督とも話したのですが、 たくさんの方に映画を楽しんで頂いた暁には、真似事ではな いですが、お願い事だけをして、 そのまま終わりにするのは嫌だと思っていたので、 信長公 が信長塀を奉納された様に、 自分たちも御礼参りとして、 “ありがとうございました。 ”という ことでもう一度お伺いしたいという思いがありました。 そして、 その機会を頂けたというこ とで、劇中で信長公が桶狭間に向かう際に身に着けていた刀を熱田神宮様に奉納させて頂け たらと思いお持ちいたしました」 と、 感謝の意を述べ、 劇中で使用した刀を渡した。
宮司は「ありがとうございます。 まさに、 信長の再来ですね」と、丁重に刀を受け取った。 この刀は、神楽殿で行う奉告祭で改めて奉納され、 熱田神宮内に保管されることとなる。
また反対に、 熱田神宮側から、 信長が熱田神宮に奉納したと伝えられる、 普段は中々お目に かかれない貴重な名刀 「蜘蛛切丸」 を信長演じた木村にお披露目する場面も。 宮司からの説 明を受けて、刀を見た木村は「今日御礼参りに来なかったら、この刀にお会いできなかった ので、前回はこの刀の存在を知らなかったので、本当に良かったです。」と話し、貴重な刀 を目の前に、改めて、 信長ゆかりの“熱田神宮” に帰って来れた喜びを噛み締めた。
その後、本宮前にてお祓い・本殿にて参拝を行い、 1回目の訪問時には訪れなかった神聖な る“神楽殿”にて改めて、 大ヒット御礼の奉告祭が執り行われた。 厳かな雰囲気の中、 「祝詞 奏上」「神楽奉奏 みつるぎの舞」 と、 奉告の儀は正式に執り行われ、改めて、神前で大ヒ ットの奉告を行った。
そして、木村が映画で使用した太刀もこの奉告祭をもって、 正式に熱田神宮に奉納され、 今 後は熱田神宮内で保管されることとなった。 戦の前後で祈願・奉納と訪れた信長と正に同様 に、映画公開前のヒット祈願から、ヒット後の奉告祭 (奉納)を終えた木村は「また御礼参 りで伺いたいという思いは勝手に僕らがお伝えさせて頂いたことなのですが、 ヒット祈願を させて頂いて、 実際に多くのお客様に映画をご覧頂けて、そして、大ヒットという報告を持 って、御礼参りで熱田神宮さんに帰って来れたことを本当に嬉しく思いますし、 また御礼に 来なければいけないという位の思いです。 劇中の刀とは言え、 実際に奉納させて頂くことが できたこと、本当に感謝しております。 劇中で自分が使用してきた刀が神前に祀られているの を見て、自分の体の一部が神前にあげられているかのように感じました」と再訪させて頂い たことへの更なる感謝の意と、時代は違えど、 自身が演じた信長と同じ場所で実際に祈願か ら奉納まで行えたことでの高揚感を語った。
また、大友監督も「今回の御礼参りは、映画が完成した時、 初日を迎えた時に匹敵するくら いの、もしくはそれ以上の充足感があります。 」 と、 製作から丹精込めて作り上げてきた映 画で、信長同様に祈願から御礼参りまでしっかりとできたことの喜びを今一度噛み締めた。
最後に木村は「今回の奉納に際しては、 個人的な参拝ではなく、 奉納させて頂く劇中の刀を 京都から持ってきてくれたスタッフもいらっしゃいますし、監督にもご一緒して頂いてます が、この作品に携わった全てのスタッフ・出演者の代表として、 しっかりと御礼することが できたと思います」 と述べ、 大友監督と共に 『レジェンド&バタフライ』 に関わったすべて の人間の代表者としての感謝を熱く語り、 御礼参りを終えた。
https://t.cn/A6CJKGsi
木村拓哉、映画『レジェンド&バタフライ』大ヒットを掲げて熱田神宮へ凱旋。劇中で使用した刀を奉納
■イベントレポート
『レジェンド & バタフライ』 で熱田神宮を訪れるのは2度目。 1度目は、 公開前の1月21日、 今回同様、 主演 木村拓哉と大友啓史監督に加え、 伊藤英明も参加し、 映画のヒット祈願と して訪れた。 熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦 に勝利を収めた信長が奉納したとされている 【信長塀】 も見学した。 そして今回、映画の大 ヒットを受けて3月2日、 熱田神宮を再訪、 御礼参りすることとなった。
今回の再訪の目的は、 映画が無事ヒットを迎えた御礼参りであることと、 木村演じた織田信 長が当時 【信長塀】 を奉納した様に、 映画チームとして、 劇中で使用した刀を奉納すること だった。
熱田神宮到着後、 木村から宮司に 「前回の訪問で、 公開前のヒット祈願をさせて頂いた時、 宮司さんにいろんなお話をして頂きました。 実際に織田信長公が桶狭間に向かう前に熱田神 宮でお参りをして戦地に向かい、 勝利を収めて、 信長塀を奉納されたというお話を伺って、 大友監督とも話したのですが、 たくさんの方に映画を楽しんで頂いた暁には、真似事ではな いですが、お願い事だけをして、 そのまま終わりにするのは嫌だと思っていたので、 信長公 が信長塀を奉納された様に、 自分たちも御礼参りとして、 “ありがとうございました。 ”という ことでもう一度お伺いしたいという思いがありました。 そして、 その機会を頂けたというこ とで、劇中で信長公が桶狭間に向かう際に身に着けていた刀を熱田神宮様に奉納させて頂け たらと思いお持ちいたしました」 と、 感謝の意を述べ、 劇中で使用した刀を渡した。
宮司は「ありがとうございます。 まさに、 信長の再来ですね」と、丁重に刀を受け取った。 この刀は、神楽殿で行う奉告祭で改めて奉納され、 熱田神宮内に保管されることとなる。
また反対に、 熱田神宮側から、 信長が熱田神宮に奉納したと伝えられる、 普段は中々お目に かかれない貴重な名刀 「蜘蛛切丸」 を信長演じた木村にお披露目する場面も。 宮司からの説 明を受けて、刀を見た木村は「今日御礼参りに来なかったら、この刀にお会いできなかった ので、前回はこの刀の存在を知らなかったので、本当に良かったです。」と話し、貴重な刀 を目の前に、改めて、 信長ゆかりの“熱田神宮” に帰って来れた喜びを噛み締めた。
その後、本宮前にてお祓い・本殿にて参拝を行い、 1回目の訪問時には訪れなかった神聖な る“神楽殿”にて改めて、 大ヒット御礼の奉告祭が執り行われた。 厳かな雰囲気の中、 「祝詞 奏上」「神楽奉奏 みつるぎの舞」 と、 奉告の儀は正式に執り行われ、改めて、神前で大ヒ ットの奉告を行った。
そして、木村が映画で使用した太刀もこの奉告祭をもって、 正式に熱田神宮に奉納され、 今 後は熱田神宮内で保管されることとなった。 戦の前後で祈願・奉納と訪れた信長と正に同様 に、映画公開前のヒット祈願から、ヒット後の奉告祭 (奉納)を終えた木村は「また御礼参 りで伺いたいという思いは勝手に僕らがお伝えさせて頂いたことなのですが、 ヒット祈願を させて頂いて、 実際に多くのお客様に映画をご覧頂けて、そして、大ヒットという報告を持 って、御礼参りで熱田神宮さんに帰って来れたことを本当に嬉しく思いますし、 また御礼に 来なければいけないという位の思いです。 劇中の刀とは言え、 実際に奉納させて頂くことが できたこと、本当に感謝しております。 劇中で自分が使用してきた刀が神前に祀られているの を見て、自分の体の一部が神前にあげられているかのように感じました」と再訪させて頂い たことへの更なる感謝の意と、時代は違えど、 自身が演じた信長と同じ場所で実際に祈願か ら奉納まで行えたことでの高揚感を語った。
また、大友監督も「今回の御礼参りは、映画が完成した時、 初日を迎えた時に匹敵するくら いの、もしくはそれ以上の充足感があります。 」 と、 製作から丹精込めて作り上げてきた映 画で、信長同様に祈願から御礼参りまでしっかりとできたことの喜びを今一度噛み締めた。
最後に木村は「今回の奉納に際しては、 個人的な参拝ではなく、 奉納させて頂く劇中の刀を 京都から持ってきてくれたスタッフもいらっしゃいますし、監督にもご一緒して頂いてます が、この作品に携わった全てのスタッフ・出演者の代表として、 しっかりと御礼することが できたと思います」 と述べ、 大友監督と共に 『レジェンド&バタフライ』 に関わったすべて の人間の代表者としての感謝を熱く語り、 御礼参りを終えた。
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木村拓哉、織田信長ゆかりの名刀「蜘蛛切丸」と対面 熱田神宮凱旋
2023-03-03 09:30 ORICON NEWS
公開中の映画『レジェンド&バタフライ』で織田信長を演じた木村拓哉が2日午前、愛知県にある熱田神宮を訪れ、劇中で使用した刀を奉納した。また、織田信長が熱田神宮に奉納したとされる名刀「蜘蛛切丸」にも対面。同日午後には、名古屋市内の映画館で舞台あいさつも実施した。
誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いた同映画。熱田神宮は信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、公開前にもヒット祈願で訪れており、今回は、公開32日間で興行収入22億円を突破(2月27日時点)する大ヒットを果たした“御礼参り”。桶狭間の戦いで勝利を収めた信長は信長塀を奉納したとされていることにならって、映画チームとして劇中で使用した刀を奉納することにしたのだ。
熱田神宮到着後、木村から宮司に「前回の訪問で、公開前のヒット祈願をさせていただいた時、宮司さんにいろいろなお話をしていただきました。実際に織田信長公が桶狭間に向かう前に熱田神宮でお参りをして戦地に向かい、勝利を収めて、信長塀を奉納されたというお話を伺って、大友監督とも話したのですが、たくさんの方に映画を楽しんでいただいた暁には、真似事ではないですが、お願い事だけをして、そのまま終わりにするのは嫌だと思っていた」と、経緯を説明。
続けて、「信長公が信長塀を奉納されたように、自分たちも御礼参りとして、“ありがとうございました。”という事でもう一度お伺いしたいという思いがありました。そして、その機会をいただけたということで、劇中で信長公が桶狭間に向かう際に身に着けていた刀を熱田神宮様に奉納させていただけたらと思いお持ちいたしました」と、感謝の意を述べ、劇中で使用した刀を手渡した。
宮司は「ありがとうございます。まさに、信長の再来ですね」と、丁重に刀を受け取った。そして、熱田神宮側から、信長が熱田神宮に奉納したと伝えられる、普段は中々お目にかかれない貴重な名刀「蜘蛛切丸」を信長演じた木村に披露。
「蜘蛛切丸」は、桶狭間合戦が行われた永禄3年(1560年)に、信長が熱田社に奉納したと伝えられる刀で、号の由来は、杉の木の下で持ち主が眠っていた時、毒蜘蛛に襲われたが、この刀が独りでに抜け出て毒蜘蛛を斬りつけたという伝承による。熱田神宮所蔵する「痣丸」「熱田国信」と合わせて「熱田三剣」と呼ばれる脇差しだ。
宮司からの説明を受けて木村は「今日御礼参りに来なかったら、この刀にお会いできなかったので、前回はこの刀の存在を知らなかったので、本当に良かったです」と、貴重な刀を目の前に、改めて、信長ゆかりの“熱田神宮”に帰って来ることができた喜びを噛みしめていた。
なお、木村たちが奉納した刀は、劇中で信長が桶狭間の戦いに勝利して清州へ帰城した後、家臣らとともに勝どきを上げるシーンで身に付けていた太刀であり、本物。刀剣の正確な制作年数は分かってはいないが、美術刀剣製造会社の関係者による見立てでは約65年前に岐阜で作られたものだと言う。職人も不明(故人ではないかとも)だが、『風雲児 織田信長』(1959年)をはじめとする数々の時代劇で主役たちの装身具として使われてきた実績がある。
その後、本宮前にてお祓い・本殿にて参拝を行い、1 回目の訪問時には訪れなかった神聖なる“神楽殿”にて改めて、大ヒット御礼の奉告祭が執り行われた。厳かな雰囲気の中、「祝詞奏上」「神楽奉奏 みつるぎの舞」と、奉告の儀は正式に執り行われ、改めて、神前で大ヒットの奉告を行った。そして、木村が映画で使用した太刀もこの奉告祭をもって、正式に熱田神宮に奉納され、今後は熱田神宮内で保管される事となった。戦の前後で祈願・奉納と訪れた信長と正に同様に、映画公開前の ヒット祈願から、ヒット後の奉告祭(奉納)を終えた木村は「また御礼参りで伺いたいという思いは勝手に僕らがお伝えさせて頂いた事なのですが、ヒット祈願をさせて頂いて、実際に多くのお客様に映画をご覧頂けて、そして、大ヒットという報告を持って、御礼参りで熱田神宮さんに帰って来れた事を本当に嬉しくはそれ以上の充足感があります。」と、製作から丹精込めて作り上げてきた映画で、信長同様に祈願から御礼参りまでしっかりと出来た事の喜びを今一度噛み締めた。
最後に木村は「今回の奉納に際しては、個人的な参拝ではなく、奉納させて頂く劇中の刀を京都から持ってきてくれたスタッフもいらっしゃいますし、監督にもご一緒して頂いてますが、この作品に携わった全てのスタッフ・出演者の代表として、しっかりと御礼する事が出来たと思います。」と述べ、大友監督と共に『レジェンド&バタフライ』に関わったすべての人間の代表者としての感謝を熱く語り、御礼参りを終えた。
御礼参りの後、同じく愛知県の「ミッドランドシネマ名古屋空港」に移動し、今度はお客様の前で大ヒット御礼舞台あいさつを行った。映画公開されてからは、初の名古屋への凱旋という事で、たくさんの拍手と歓声の中、登壇した木村拓哉と大友監督。 まずは、木村からお客様に向けて「皆さんのおかげで長い間上映が出来ております。また東海地方に戻って来れて嬉しく思います」と感謝を伝えた。大友監督は「殿と尾張に来れて本当にうれしいです!」と信長ゆかりの地・名古屋への凱旋を喜んだ。
織田信長のゆかりの地であるここ名古屋では勿論、3 月 2 日時点で公開から 34 日を経て、全国動員173 万人・興行収入 22億円を突破と、全国各地に“レジェバタ旋風”を巻き起こし大ヒットともなっている本作の周りからの反響について問われると、木村は「今、別の作品の撮影をさせて頂いているのですが、その共演の方々やスタッフや、スタジオで久しぶりに会うスタッフからも、ただ“お疲れ様”というだけでなく、 “観に行ったよ!”と伝えてくださったり、プライベートの友人も、みんな客席に座った状態での映画のチケットや、今回の映画オリジナルの“織田ちん袋”だったりを写真付きで送ってくれますね。大人しめの方はそういった写真送ってくださるんですが、すごいロックバンドの方とかはポスターの前で思いっきりガーっと構えた写真を送ってくれて、流石“ウルトラソウル!”だなと思いました(笑)」と周囲からの反響や、親交のあるロックスターからの報告を明かすと、すかさず MC から「どなたか特定出来てしまいますね」とツッコミが入り、客席からは笑い声がこぼれた。更に木村は「あと、凄いビックリしたのが、たまに行くサウナの中で顔なじみのご年配の先輩の方が入ってきて、『木村さん観に行きました!』と言われて、ありがとうございます。と返したら、『あの一つだけ言いたい事あるんですけどいいですか...』と言われて、何ですか?と聞いたら、『あのラブシーンはもっといって欲しかったな』って言われて、男 2 人裸になっている状態で何を言い出すんだろうと思ったんですけど、本当にしっかり観てくださっているんだなという感じがすごく伝わって来て、嬉しかったです」とサウナでの出来事を明かし、会場は更なる盛り上がりを見せた。
2023-03-03 09:30 ORICON NEWS
公開中の映画『レジェンド&バタフライ』で織田信長を演じた木村拓哉が2日午前、愛知県にある熱田神宮を訪れ、劇中で使用した刀を奉納した。また、織田信長が熱田神宮に奉納したとされる名刀「蜘蛛切丸」にも対面。同日午後には、名古屋市内の映画館で舞台あいさつも実施した。
誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いた同映画。熱田神宮は信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、公開前にもヒット祈願で訪れており、今回は、公開32日間で興行収入22億円を突破(2月27日時点)する大ヒットを果たした“御礼参り”。桶狭間の戦いで勝利を収めた信長は信長塀を奉納したとされていることにならって、映画チームとして劇中で使用した刀を奉納することにしたのだ。
熱田神宮到着後、木村から宮司に「前回の訪問で、公開前のヒット祈願をさせていただいた時、宮司さんにいろいろなお話をしていただきました。実際に織田信長公が桶狭間に向かう前に熱田神宮でお参りをして戦地に向かい、勝利を収めて、信長塀を奉納されたというお話を伺って、大友監督とも話したのですが、たくさんの方に映画を楽しんでいただいた暁には、真似事ではないですが、お願い事だけをして、そのまま終わりにするのは嫌だと思っていた」と、経緯を説明。
続けて、「信長公が信長塀を奉納されたように、自分たちも御礼参りとして、“ありがとうございました。”という事でもう一度お伺いしたいという思いがありました。そして、その機会をいただけたということで、劇中で信長公が桶狭間に向かう際に身に着けていた刀を熱田神宮様に奉納させていただけたらと思いお持ちいたしました」と、感謝の意を述べ、劇中で使用した刀を手渡した。
宮司は「ありがとうございます。まさに、信長の再来ですね」と、丁重に刀を受け取った。そして、熱田神宮側から、信長が熱田神宮に奉納したと伝えられる、普段は中々お目にかかれない貴重な名刀「蜘蛛切丸」を信長演じた木村に披露。
「蜘蛛切丸」は、桶狭間合戦が行われた永禄3年(1560年)に、信長が熱田社に奉納したと伝えられる刀で、号の由来は、杉の木の下で持ち主が眠っていた時、毒蜘蛛に襲われたが、この刀が独りでに抜け出て毒蜘蛛を斬りつけたという伝承による。熱田神宮所蔵する「痣丸」「熱田国信」と合わせて「熱田三剣」と呼ばれる脇差しだ。
宮司からの説明を受けて木村は「今日御礼参りに来なかったら、この刀にお会いできなかったので、前回はこの刀の存在を知らなかったので、本当に良かったです」と、貴重な刀を目の前に、改めて、信長ゆかりの“熱田神宮”に帰って来ることができた喜びを噛みしめていた。
なお、木村たちが奉納した刀は、劇中で信長が桶狭間の戦いに勝利して清州へ帰城した後、家臣らとともに勝どきを上げるシーンで身に付けていた太刀であり、本物。刀剣の正確な制作年数は分かってはいないが、美術刀剣製造会社の関係者による見立てでは約65年前に岐阜で作られたものだと言う。職人も不明(故人ではないかとも)だが、『風雲児 織田信長』(1959年)をはじめとする数々の時代劇で主役たちの装身具として使われてきた実績がある。
その後、本宮前にてお祓い・本殿にて参拝を行い、1 回目の訪問時には訪れなかった神聖なる“神楽殿”にて改めて、大ヒット御礼の奉告祭が執り行われた。厳かな雰囲気の中、「祝詞奏上」「神楽奉奏 みつるぎの舞」と、奉告の儀は正式に執り行われ、改めて、神前で大ヒットの奉告を行った。そして、木村が映画で使用した太刀もこの奉告祭をもって、正式に熱田神宮に奉納され、今後は熱田神宮内で保管される事となった。戦の前後で祈願・奉納と訪れた信長と正に同様に、映画公開前の ヒット祈願から、ヒット後の奉告祭(奉納)を終えた木村は「また御礼参りで伺いたいという思いは勝手に僕らがお伝えさせて頂いた事なのですが、ヒット祈願をさせて頂いて、実際に多くのお客様に映画をご覧頂けて、そして、大ヒットという報告を持って、御礼参りで熱田神宮さんに帰って来れた事を本当に嬉しくはそれ以上の充足感があります。」と、製作から丹精込めて作り上げてきた映画で、信長同様に祈願から御礼参りまでしっかりと出来た事の喜びを今一度噛み締めた。
最後に木村は「今回の奉納に際しては、個人的な参拝ではなく、奉納させて頂く劇中の刀を京都から持ってきてくれたスタッフもいらっしゃいますし、監督にもご一緒して頂いてますが、この作品に携わった全てのスタッフ・出演者の代表として、しっかりと御礼する事が出来たと思います。」と述べ、大友監督と共に『レジェンド&バタフライ』に関わったすべての人間の代表者としての感謝を熱く語り、御礼参りを終えた。
御礼参りの後、同じく愛知県の「ミッドランドシネマ名古屋空港」に移動し、今度はお客様の前で大ヒット御礼舞台あいさつを行った。映画公開されてからは、初の名古屋への凱旋という事で、たくさんの拍手と歓声の中、登壇した木村拓哉と大友監督。 まずは、木村からお客様に向けて「皆さんのおかげで長い間上映が出来ております。また東海地方に戻って来れて嬉しく思います」と感謝を伝えた。大友監督は「殿と尾張に来れて本当にうれしいです!」と信長ゆかりの地・名古屋への凱旋を喜んだ。
織田信長のゆかりの地であるここ名古屋では勿論、3 月 2 日時点で公開から 34 日を経て、全国動員173 万人・興行収入 22億円を突破と、全国各地に“レジェバタ旋風”を巻き起こし大ヒットともなっている本作の周りからの反響について問われると、木村は「今、別の作品の撮影をさせて頂いているのですが、その共演の方々やスタッフや、スタジオで久しぶりに会うスタッフからも、ただ“お疲れ様”というだけでなく、 “観に行ったよ!”と伝えてくださったり、プライベートの友人も、みんな客席に座った状態での映画のチケットや、今回の映画オリジナルの“織田ちん袋”だったりを写真付きで送ってくれますね。大人しめの方はそういった写真送ってくださるんですが、すごいロックバンドの方とかはポスターの前で思いっきりガーっと構えた写真を送ってくれて、流石“ウルトラソウル!”だなと思いました(笑)」と周囲からの反響や、親交のあるロックスターからの報告を明かすと、すかさず MC から「どなたか特定出来てしまいますね」とツッコミが入り、客席からは笑い声がこぼれた。更に木村は「あと、凄いビックリしたのが、たまに行くサウナの中で顔なじみのご年配の先輩の方が入ってきて、『木村さん観に行きました!』と言われて、ありがとうございます。と返したら、『あの一つだけ言いたい事あるんですけどいいですか...』と言われて、何ですか?と聞いたら、『あのラブシーンはもっといって欲しかったな』って言われて、男 2 人裸になっている状態で何を言い出すんだろうと思ったんですけど、本当にしっかり観てくださっているんだなという感じがすごく伝わって来て、嬉しかったです」とサウナでの出来事を明かし、会場は更なる盛り上がりを見せた。
木村拓哉、『レジェンド&バタフライ』“本能寺の変”撮影の舞台裏を明かす
俳優・歌手の木村拓哉が2日、愛知・ミッドランドシネマ名古屋空港で映画『レジェンド&バタフライ』の大友啓史監督とともに大ヒット御礼舞台あいさつを行った。この日の午前中に名古屋市内の熱田神宮へ御礼参りをした足で、今度は観客に大ヒットの御礼を伝えることに。木村は「皆さんのおかげで長い間上映が出来ております。また東海地方に戻って来れてうれしく思います」と感謝。大友監督は「殿と尾張に来れて本当にうれしいです!」と織田信長ゆかりの地・名古屋への凱旋を喜んだ。
1月27日の封切りから3月2日までの34日を経て、全国動員173万人・興行収入22億円を突破するヒットとなっている本作について、木村は「今、別の作品の撮影をさせていただいているのですが、その共演の方々やスタッフや、スタジオで久しぶりに会うスタッフからも、ただ“お疲れ様”というだけでなく、“観に行ったよ!”と伝えてくださったり、プライベートの友人も、みんな客席に座った状態での映画のチケットや、今回の映画オリジナルの“織田ちん袋”だったりを写真付きで送ってくれますね」と、周囲の反応を具体的に語った。
続けて「おとなしめの方はそういった写真送ってくださるんですが、ロックバンドの方とかはポスターの前で思いっきりガーっと構えた写真を送ってくれて、さすが“ウルトラソウル!”だなと思いました(笑)」と、親交のあるロックスターからの報告を明かすと、すかさずMCから「どなたか特定出来てしまいますね」とツッコミが入り、客席からは笑い声がこぼれた。
さらに木村は「ビックリしたのが、たまに行くサウナの中で顔なじみのご年配の先輩の方が入ってきて、『木村さん観に行きました!』と言われて、『ありがとうございます』と返したら、『あの一つだけ言いたいことがあるんですけどいいですか…』と言われて、『何ですか?』と聞いたら、『あのラブシーンはもっといってほしかったな』って。男2人裸になっている状態で何を言い出すんだろうと思ったんですけど、本当にしっかり観てくださっているんだなという感じがすごく伝わって来て、うれしかったです」とサウナでの出来事を明かし、会場はさらに盛り上がった。
公開から1ヶ月が経ったということで、今までネタバレを避けるために語ってこなかった「本能寺の変」のシーンについても言及。木村は「スケジュール的には厳しかったですが、セットに行けば、しっかりとした本能寺の内装が出来上がっていますし、明智軍がいて、信長に仕えていた者がいて、みんなのスタンバイはしっかり出来上がっていて、本当にスタジオに入って5分、10分しないうちに、ただのスタジオの空気じゃなくなっていった。今から生死の境を進まなきゃいけない現場なんだなと空間になっていったので、撮影が始まれば全然問題なかったです」と語った。
大友監督から“本能寺の変の終盤に相手の首をとるシーン”の話について振られた木村は「1万人対30~40人の中で、攻め込まれてきた時に、この武装した相手全員を一瞬でいいから止められないかなと監督がおっしゃって、自分の中でいろいろ考えたんですけど、言葉をいくら発しても何を言っても届かないだろうなと思い、自分と斬り合っていた相手を投げて倒した流れで、膝を使って相手の首をドッと落として、何にも言わないでフッと掲げたら、みんなどういうリアクションになるだろうなと思って、現場でフッと掲げたら、みんなビタっと止まったので、大丈夫だと思った」と貴重な撮影秘話も披露した。
この話を受けて大友監督は、「この首を落とすシーンは、戦国時代の命をかけた戦いのギリギリの中で出た判断なので、現代的な価値から言うと『エグっ、サイコ…』という感じで、この時代の信長のクライマックスを描く上ではこれ以上のアイデアはなかなか無いと思う」と、手応えを語っていた。
本作が「本能寺の変が起こったとされる6月に企画発表会見」、「信長とゆかり深い岐阜でのお祭り」、「今回の熱田神宮への再訪」と映画のPRでありながら、織田信長の歴史に直接触れて回るように、本作に関わって来た日々について問われると、木村は「自分でもびっくりするくらいのめぐりあわせがあって、440年ぶりの皆既月食が起こって、前の皆既月食は、信長公が帰蝶と共に岐阜城にいた頃で、たまたまだとは思うんですけど、そういういろんな偶然が重なっていたので、逆にこういう作品にこういうタイミングで自分が参加できたこと、すべてをひっくるめて感謝していますし、こうやって監督と一緒に、全国いろいろな場所で映画を観るお客さんの表情を見ることができて、本当にやって良かったなと思われる時間の連続でした」と、感慨深く振り返っていた。
最後に大友監督は「今日は本当に殿を見た皆様のリアクションを観て、本当に僕も幸せになりました」とにっこり。木村は「僕もTwitterやインスタグラムに目を通していると、6回目、12回目の“追いバタ”(レジェバタ)ですとか、前は一人でしたが、今日は旦那と、かみさんと、息子と、娘と一緒にとか、スクリーンに映し出されるモノは毎回同じな筈なんですが、自分の気持ちが通じ合っている人と一緒に作品を受け取ると、観た後の気持ちや泣いてしまう場所がなんで毎回違うんだろうというような皆さんの意見や言葉を目にして、すごくありがたいと思っています。今後もお時間があったら、何度もこの二人(信長と濃姫)を抱きしめてほしいと思います」と、呼びかけていた。
ORICON NEWS
俳優・歌手の木村拓哉が2日、愛知・ミッドランドシネマ名古屋空港で映画『レジェンド&バタフライ』の大友啓史監督とともに大ヒット御礼舞台あいさつを行った。この日の午前中に名古屋市内の熱田神宮へ御礼参りをした足で、今度は観客に大ヒットの御礼を伝えることに。木村は「皆さんのおかげで長い間上映が出来ております。また東海地方に戻って来れてうれしく思います」と感謝。大友監督は「殿と尾張に来れて本当にうれしいです!」と織田信長ゆかりの地・名古屋への凱旋を喜んだ。
1月27日の封切りから3月2日までの34日を経て、全国動員173万人・興行収入22億円を突破するヒットとなっている本作について、木村は「今、別の作品の撮影をさせていただいているのですが、その共演の方々やスタッフや、スタジオで久しぶりに会うスタッフからも、ただ“お疲れ様”というだけでなく、“観に行ったよ!”と伝えてくださったり、プライベートの友人も、みんな客席に座った状態での映画のチケットや、今回の映画オリジナルの“織田ちん袋”だったりを写真付きで送ってくれますね」と、周囲の反応を具体的に語った。
続けて「おとなしめの方はそういった写真送ってくださるんですが、ロックバンドの方とかはポスターの前で思いっきりガーっと構えた写真を送ってくれて、さすが“ウルトラソウル!”だなと思いました(笑)」と、親交のあるロックスターからの報告を明かすと、すかさずMCから「どなたか特定出来てしまいますね」とツッコミが入り、客席からは笑い声がこぼれた。
さらに木村は「ビックリしたのが、たまに行くサウナの中で顔なじみのご年配の先輩の方が入ってきて、『木村さん観に行きました!』と言われて、『ありがとうございます』と返したら、『あの一つだけ言いたいことがあるんですけどいいですか…』と言われて、『何ですか?』と聞いたら、『あのラブシーンはもっといってほしかったな』って。男2人裸になっている状態で何を言い出すんだろうと思ったんですけど、本当にしっかり観てくださっているんだなという感じがすごく伝わって来て、うれしかったです」とサウナでの出来事を明かし、会場はさらに盛り上がった。
公開から1ヶ月が経ったということで、今までネタバレを避けるために語ってこなかった「本能寺の変」のシーンについても言及。木村は「スケジュール的には厳しかったですが、セットに行けば、しっかりとした本能寺の内装が出来上がっていますし、明智軍がいて、信長に仕えていた者がいて、みんなのスタンバイはしっかり出来上がっていて、本当にスタジオに入って5分、10分しないうちに、ただのスタジオの空気じゃなくなっていった。今から生死の境を進まなきゃいけない現場なんだなと空間になっていったので、撮影が始まれば全然問題なかったです」と語った。
大友監督から“本能寺の変の終盤に相手の首をとるシーン”の話について振られた木村は「1万人対30~40人の中で、攻め込まれてきた時に、この武装した相手全員を一瞬でいいから止められないかなと監督がおっしゃって、自分の中でいろいろ考えたんですけど、言葉をいくら発しても何を言っても届かないだろうなと思い、自分と斬り合っていた相手を投げて倒した流れで、膝を使って相手の首をドッと落として、何にも言わないでフッと掲げたら、みんなどういうリアクションになるだろうなと思って、現場でフッと掲げたら、みんなビタっと止まったので、大丈夫だと思った」と貴重な撮影秘話も披露した。
この話を受けて大友監督は、「この首を落とすシーンは、戦国時代の命をかけた戦いのギリギリの中で出た判断なので、現代的な価値から言うと『エグっ、サイコ…』という感じで、この時代の信長のクライマックスを描く上ではこれ以上のアイデアはなかなか無いと思う」と、手応えを語っていた。
本作が「本能寺の変が起こったとされる6月に企画発表会見」、「信長とゆかり深い岐阜でのお祭り」、「今回の熱田神宮への再訪」と映画のPRでありながら、織田信長の歴史に直接触れて回るように、本作に関わって来た日々について問われると、木村は「自分でもびっくりするくらいのめぐりあわせがあって、440年ぶりの皆既月食が起こって、前の皆既月食は、信長公が帰蝶と共に岐阜城にいた頃で、たまたまだとは思うんですけど、そういういろんな偶然が重なっていたので、逆にこういう作品にこういうタイミングで自分が参加できたこと、すべてをひっくるめて感謝していますし、こうやって監督と一緒に、全国いろいろな場所で映画を観るお客さんの表情を見ることができて、本当にやって良かったなと思われる時間の連続でした」と、感慨深く振り返っていた。
最後に大友監督は「今日は本当に殿を見た皆様のリアクションを観て、本当に僕も幸せになりました」とにっこり。木村は「僕もTwitterやインスタグラムに目を通していると、6回目、12回目の“追いバタ”(レジェバタ)ですとか、前は一人でしたが、今日は旦那と、かみさんと、息子と、娘と一緒にとか、スクリーンに映し出されるモノは毎回同じな筈なんですが、自分の気持ちが通じ合っている人と一緒に作品を受け取ると、観た後の気持ちや泣いてしまう場所がなんで毎回違うんだろうというような皆さんの意見や言葉を目にして、すごくありがたいと思っています。今後もお時間があったら、何度もこの二人(信長と濃姫)を抱きしめてほしいと思います」と、呼びかけていた。
ORICON NEWS
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