#井上小百合#
12年間、色んな思いを抱えてたり、抱えてなかったりする人、それぞれが色々な過ごし方をした3月11日だったことでしょう12年前はまだ地元と東京を行き来しながらお仕事していた16歳の春だった正直自分には何も出来ない気がしたでも今思うのは、会いたい人には会っておこう、有難うとごめんなさいは言えるとき言っておこう、備えよう、生きよう、生きててくれたら何でもいいです、ってことです復興とは何だろうと思う調べると【元の状態に戻ること】と出てくる目に見えるものだけでなく、色々な人の心までもが、元の状態に戻ることなんてないと思うけどないかもしれないけどね、私は今日も生きます
12年間、色んな思いを抱えてたり、抱えてなかったりする人、それぞれが色々な過ごし方をした3月11日だったことでしょう12年前はまだ地元と東京を行き来しながらお仕事していた16歳の春だった正直自分には何も出来ない気がしたでも今思うのは、会いたい人には会っておこう、有難うとごめんなさいは言えるとき言っておこう、備えよう、生きよう、生きててくれたら何でもいいです、ってことです復興とは何だろうと思う調べると【元の状態に戻ること】と出てくる目に見えるものだけでなく、色々な人の心までもが、元の状態に戻ることなんてないと思うけどないかもしれないけどね、私は今日も生きます
信笔写的一篇番外,给诸君聊作一观。(后附中文翻译)
夢
李玉
千鶴と別れてから、また夢の中で会いました。
大通りから曲って狭い小みちに入ると、森の木々がこんもりとおいしげり、あたりにはまったく人里はなれた気配がただよっていた。そこまで来るとわたしには例の田舎家が見えた。
見かけたところ、あまりみすぼらしくて、よほど徹底した田園詩人でなければ住めそうにも見えなかった。だが、その田舎ふうには気もちのよいところがあった。
野生のぶどうづるが家の一隅をゆたかな緑の葉でおおい、二、三本の樹木が大枝を家のうえにのばしているのもゆかしかった。見れば、玄関のあたりと、正面の芝生には、鉢植えの花がいくつか上品に配されている。小さな開き戸をあけると、小みちが灌木のしげみのなかをくねって玄関までつづいている。
わたしが近づくと、ちょうど歌の調べが聞えてきた。わたしは立ちどまり、耳をすました。千鹤の声だった。胸をうつような無邪気さで、私が格別好きな小曲を歌っているのだった。
ほがらかな、美しい顔が窓からのぞき、また引っこんだ。かるい足どりが聞えた。そして千鹤が小走りにかけだしてきて、わたしを出迎えた。
彼女は田園ふうなきれいな着物を着ていた。野の花を二つ三つ美しいかみの毛にさしていた。頬は生き生きと輝き、ほほえみに顔をほころばせていた。彼女が、こんなに愛らしく見えたことは今までになかった。
「まあ、李玉」と彼女は声をはずませた。「お帰りあそばせ。ほんとにずいぶんお待ちしましたのよ。路にかけだしていって、あなたのお帰りをお待ちしたりして。家のうらのきれいな木の下にテーブルを用意しましたわ。それから、とってもおいしい苺をつんできましたの。あなた、お好きでしょ。すてきなクリームもありますのよ。一緒につけて食べることもできます。このあたり、ほんとに気もちがよくって、静かですわ。」と千鹤は言って、自分の腕を私の腕の下にいれて、さもほがらかに私の顔を見あげた。「ああ、わたくしたち、ほんとうに幸福になれますわね」
私はものも言えず、涙が湧き出て仕方がなかった。私の生活はほんとうにめぐまれたものだったが、このときほど強く幸福感にひたった瞬間はない、と私はよくわたしに言ったものだ。
私はそっと、きれいな着物を着た彼女の両脇から手をまわして、胸に抱きしめてみる――抱きしめてやるのだ。千鹤はじっとしている。
「御免よ。そんなつもりじゃなかったんだけれど……。」
「うん、いいの。」
_______________________
梦
李玉 著
与千鹤分别后,我又在梦中见到了她。
我从马路边拐进了一条狭窄的小路,来到了一片繁茂的森林。森林中的树木郁郁葱葱,有一种远离尘嚣的清雅气息。来到此地,我一眼就看到了那一间乡野小屋。
乍一看去,房舍寒酸简陋,若非彻底放逸山林的田园诗人,不可入住其中。不过,这种纯粹的乡野风格,也有许多让人舒服的地方。
野生的葡萄藤在房屋一角盘屈攀延,枝条遒劲,绿叶浓密。房子旁边的两三棵大树,那硕大的枝条摭覆于房顶之上,有种令人心旷神怡的美感。仔细一看,玄关附近以及正面的草坪上,还摆放着几盆雅致的盆栽花卉。打开小小的院门,一条小路在灌木丛中蜿蜒而去,一直延伸到玄关脚下。
我略一靠近,便听了优雅动听的歌声。于是我停下脚步,侧耳倾听,发现正是千鹤的声音。她唱着一首我特别喜欢的小曲,这天真动听音调,令人沉浸又感动。
这时,从窗户中露出一张美丽动人的面孔,向外看了看,很快就缩了回去,随即便有轻轻的脚步声传来,是千鹤小跑出来迎接我。
她穿着田园风格的漂亮和服,数朵野花插在秀发上,双眸澄澈有神,笑容满面,仿佛从来没有这么可爱过。
“啊,李玉!”她激动地嚷道:“你回来啦。我等了很久了呢。我曾跑到路边,去等你回来。我还在屋后的树下,准备了一张漂亮的桌子。另外,我还准备了很好吃的草莓,你喜欢吗?对了,这里还有很好吃的奶油呢,你可以一起蘸着吃。这里真的很舒服,也很安静呢。”千鹤一边说着,一边把自己的胳膊揽在我的臂弯处,欢喜地抬头看着我的脸。“啊,我们真的能一起幸福生活了。”
我无言以对,热泪盈眶。虽然我常对自己说,我的生活真的很幸运,但从未像此时此刻一样,有着如此强烈的幸福感。
我探出手去,从穿着漂亮和服的她两肋处,轻轻伸了过来,一把抱在她的胸前。没错,我就是要这样抱紧她。这时的千鹤,却是一动不动。
“对不起,其实我并不是想这样的……。”
“唔,没关系呢……”
夢
李玉
千鶴と別れてから、また夢の中で会いました。
大通りから曲って狭い小みちに入ると、森の木々がこんもりとおいしげり、あたりにはまったく人里はなれた気配がただよっていた。そこまで来るとわたしには例の田舎家が見えた。
見かけたところ、あまりみすぼらしくて、よほど徹底した田園詩人でなければ住めそうにも見えなかった。だが、その田舎ふうには気もちのよいところがあった。
野生のぶどうづるが家の一隅をゆたかな緑の葉でおおい、二、三本の樹木が大枝を家のうえにのばしているのもゆかしかった。見れば、玄関のあたりと、正面の芝生には、鉢植えの花がいくつか上品に配されている。小さな開き戸をあけると、小みちが灌木のしげみのなかをくねって玄関までつづいている。
わたしが近づくと、ちょうど歌の調べが聞えてきた。わたしは立ちどまり、耳をすました。千鹤の声だった。胸をうつような無邪気さで、私が格別好きな小曲を歌っているのだった。
ほがらかな、美しい顔が窓からのぞき、また引っこんだ。かるい足どりが聞えた。そして千鹤が小走りにかけだしてきて、わたしを出迎えた。
彼女は田園ふうなきれいな着物を着ていた。野の花を二つ三つ美しいかみの毛にさしていた。頬は生き生きと輝き、ほほえみに顔をほころばせていた。彼女が、こんなに愛らしく見えたことは今までになかった。
「まあ、李玉」と彼女は声をはずませた。「お帰りあそばせ。ほんとにずいぶんお待ちしましたのよ。路にかけだしていって、あなたのお帰りをお待ちしたりして。家のうらのきれいな木の下にテーブルを用意しましたわ。それから、とってもおいしい苺をつんできましたの。あなた、お好きでしょ。すてきなクリームもありますのよ。一緒につけて食べることもできます。このあたり、ほんとに気もちがよくって、静かですわ。」と千鹤は言って、自分の腕を私の腕の下にいれて、さもほがらかに私の顔を見あげた。「ああ、わたくしたち、ほんとうに幸福になれますわね」
私はものも言えず、涙が湧き出て仕方がなかった。私の生活はほんとうにめぐまれたものだったが、このときほど強く幸福感にひたった瞬間はない、と私はよくわたしに言ったものだ。
私はそっと、きれいな着物を着た彼女の両脇から手をまわして、胸に抱きしめてみる――抱きしめてやるのだ。千鹤はじっとしている。
「御免よ。そんなつもりじゃなかったんだけれど……。」
「うん、いいの。」
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梦
李玉 著
与千鹤分别后,我又在梦中见到了她。
我从马路边拐进了一条狭窄的小路,来到了一片繁茂的森林。森林中的树木郁郁葱葱,有一种远离尘嚣的清雅气息。来到此地,我一眼就看到了那一间乡野小屋。
乍一看去,房舍寒酸简陋,若非彻底放逸山林的田园诗人,不可入住其中。不过,这种纯粹的乡野风格,也有许多让人舒服的地方。
野生的葡萄藤在房屋一角盘屈攀延,枝条遒劲,绿叶浓密。房子旁边的两三棵大树,那硕大的枝条摭覆于房顶之上,有种令人心旷神怡的美感。仔细一看,玄关附近以及正面的草坪上,还摆放着几盆雅致的盆栽花卉。打开小小的院门,一条小路在灌木丛中蜿蜒而去,一直延伸到玄关脚下。
我略一靠近,便听了优雅动听的歌声。于是我停下脚步,侧耳倾听,发现正是千鹤的声音。她唱着一首我特别喜欢的小曲,这天真动听音调,令人沉浸又感动。
这时,从窗户中露出一张美丽动人的面孔,向外看了看,很快就缩了回去,随即便有轻轻的脚步声传来,是千鹤小跑出来迎接我。
她穿着田园风格的漂亮和服,数朵野花插在秀发上,双眸澄澈有神,笑容满面,仿佛从来没有这么可爱过。
“啊,李玉!”她激动地嚷道:“你回来啦。我等了很久了呢。我曾跑到路边,去等你回来。我还在屋后的树下,准备了一张漂亮的桌子。另外,我还准备了很好吃的草莓,你喜欢吗?对了,这里还有很好吃的奶油呢,你可以一起蘸着吃。这里真的很舒服,也很安静呢。”千鹤一边说着,一边把自己的胳膊揽在我的臂弯处,欢喜地抬头看着我的脸。“啊,我们真的能一起幸福生活了。”
我无言以对,热泪盈眶。虽然我常对自己说,我的生活真的很幸运,但从未像此时此刻一样,有着如此强烈的幸福感。
我探出手去,从穿着漂亮和服的她两肋处,轻轻伸了过来,一把抱在她的胸前。没错,我就是要这样抱紧她。这时的千鹤,却是一动不动。
“对不起,其实我并不是想这样的……。”
“唔,没关系呢……”
犬と地球がくだけちる
最期に咲いたあの花は真上を向いた向日葵
季節を忘れた地球が無理して咲かせた一輪
ガラクタしかないのに猫はにゃーにゃーうーふぎゃーと鳴いた
雨は降って地上に恋した
傘のない僕らは濡れた
そうさ行こうぜ
何もない世界で何も持たないでさ
さぁ行こうぜ
何処にも行く宛なんかなくてもさ
最後の夢を見て翔んだ飛行機が空から堕ちて
赤い空が濁った後に猫は犬を従えた
そうさ行こうぜ
あの飛行機が堕ちた場所へにゃーわんと
さぁ行こうぜ
翔べない空を愛した僕らがさ
朽ちた東京タワーが月の引力で直ったらしい
それを祝すイエローストーンは犬もろとも弾け散った
そうさ行こうぜ
「た~まワン」と散った犬に手を振ったら
さぁ行こうぜ
家来を失った猫を連れてさ
腫れた太陽の影から北極星が堕ちてきた
猫は急いで砂を掘り北極星を埋めたのに
ギターになって蘇った
静けさと雨が混じって君が姿を現した
「最期の向日葵の元へ連れてって」と君は言った
そうさ行こうぜ
砂の飛沫が流星に変わる前に
さぁ行こうぜ
最早この後全てが終わりでも
にゃーにゃーにゃーにゃー
にゃにゃにゃーにゃー
事切れそうな世界だ
それでも僕らは愛すのみ
地球は徐々に砕け散って向日葵だけ残った
そうさ行こうぜ
何もない世界で何も持たないでさ
さぁ行こうぜ
君と僕と猫で向日葵までさ
その後はどうしようか
犬を弔って一緒に違う星へ行こうか
ロケットで
最期に咲いたあの花は真上を向いた向日葵
季節を忘れた地球が無理して咲かせた一輪
ガラクタしかないのに猫はにゃーにゃーうーふぎゃーと鳴いた
雨は降って地上に恋した
傘のない僕らは濡れた
そうさ行こうぜ
何もない世界で何も持たないでさ
さぁ行こうぜ
何処にも行く宛なんかなくてもさ
最後の夢を見て翔んだ飛行機が空から堕ちて
赤い空が濁った後に猫は犬を従えた
そうさ行こうぜ
あの飛行機が堕ちた場所へにゃーわんと
さぁ行こうぜ
翔べない空を愛した僕らがさ
朽ちた東京タワーが月の引力で直ったらしい
それを祝すイエローストーンは犬もろとも弾け散った
そうさ行こうぜ
「た~まワン」と散った犬に手を振ったら
さぁ行こうぜ
家来を失った猫を連れてさ
腫れた太陽の影から北極星が堕ちてきた
猫は急いで砂を掘り北極星を埋めたのに
ギターになって蘇った
静けさと雨が混じって君が姿を現した
「最期の向日葵の元へ連れてって」と君は言った
そうさ行こうぜ
砂の飛沫が流星に変わる前に
さぁ行こうぜ
最早この後全てが終わりでも
にゃーにゃーにゃーにゃー
にゃにゃにゃーにゃー
事切れそうな世界だ
それでも僕らは愛すのみ
地球は徐々に砕け散って向日葵だけ残った
そうさ行こうぜ
何もない世界で何も持たないでさ
さぁ行こうぜ
君と僕と猫で向日葵までさ
その後はどうしようか
犬を弔って一緒に違う星へ行こうか
ロケットで
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