#健康身体 健康地球 健康生活#
公開日:2021.04.20
最終更新日:2021.06.10
免疫力を上げてインフルエンザを予防しよう!毎年流行るインフルエンザのしくみも解説!
目次
インフルエンザとは
インフルエンザと免疫力の関係
インフルエンザ感染予防におすすめの飲み物5選!
まとめ
疑問
免疫力を上げることによってインフルエンザが予防できるって本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!免疫力を上げると、インフルエンザ感染予防の効果が期待できるんです!
納得
なるほど!インフルエンザにならないためにも、免疫力を上げることが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、インフルエンザと免疫力の関係をみていきましょう!
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。
インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
主に、大きな流行を起こすのは、A型とB型のインフルエンザウイルスが中心です。
インフルエンザウイルスは基本的に、12月~3月に流行しやすいです。
なぜなら、空気が乾燥している寒い期間に、インフルエンザウイルスはホコリとともに舞い上がりやすくなるからです。
インフルエンザの流行りやすい12月~3月には十分にウイルス対策をしましょう。
インフルエンザの症状
インフルエンザの症状には、咳やのどの痛み、高熱、全身のだるさ、食欲不振などがあります。
他にも、頭痛、関節痛、筋肉痛などの呼吸器外の症状も伴います。
合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎などがみられます。
インフルエンザと風邪の違い
一般的に、風邪はさまざまなウイルスによって起こります。
普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などの局所的な症状が比較的ゆっくりとあらわれるのが特徴で、全身症状はあまりみられません。
一方で、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
上で説明した風邪の症状に加え、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速にあらわれるのが特徴です。
このように、風邪とインフルエンザの症状はすごく似ていますが、風邪の症状に加えて全身の倦怠感などがみられるようであればかかりつけの病院を受診しましょう。
インフルエンザの種類
普段私たちがよく聞く「インフルエンザ」とは、大きく分けて季節性インフルエンザと新型インフルエンザの2種類あります。
ひとつ目の季節性インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの中でも、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
A型インフルエンザはその原因となるウイルスの免疫反応を引き起こさせるとても小さな物質が変化するため、毎年世界中で流行しています。
B型インフルエンザは、症状はA型と同じですが大きく異なる点がひとつあり、ヒトにしか感染しないという特徴があります。
C型インフルエンザは、1度感染すると、生涯効果的な免疫が獲得できるといわれています。
ふたつ目の新型インフルエンザとは、長い間流行しなかった新しいタイプのウイルスによるインフルエンザのことです。
新型ウイルスにはほとんどの人が抗体を持っていないので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大流行すると考えられています。
納得む
予防接種でワクチンを摂取する以外に、インフルエンザウイルス感染予防の対策はできるんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!体内の免疫を上げることでインフルエンザ感染の予防効果に期待ができます!
インフルエンザと免疫力の関係
日頃私たちの身の周りにはウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。
その有害なウイルスや細菌から私たちを守ってくれるのが免疫です。
免疫力とは
免疫力とは、その免疫の防御能力の強さのことです。
自分自身の免疫力が強ければ、しっかりと有害なウイルスや細菌から身を守ってくれます。
しかし免疫力が下がっていると、有害なウイルスや細菌から身を守れずに風邪を引いてしまったり、インフルエンザにかかってしまう可能性が高くなります。
自然免疫と獲得免疫
免疫には大きく分けて、自然免疫と獲得免疫があります。
ひとつ目の自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、身体の中に侵入してきた有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
ふたつ目の獲得免疫は一度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そして再び同じ有害物質が侵入してきた時に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
この獲得免疫のはたらきを利用しているのが、インフルエンザのワクチンです。
自然免疫と獲得免疫について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。
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獲得免疫とは?自然免疫やインフルエンザワクチンについて解説!
インフルエンザとワクチン
インフルエンザウイルスの予防接種は、獲得免疫のはたらきを利用してワクチンを作っています。
インフルエンザのワクチンは、毎年どのようなウイルスが流行るのか予測して作られます。
完全にインフルエンザを防ぐことは不可能かもしれませんが、ワクチンを摂取することによってインフルエンザの症状を軽くする効果が期待できます。
今現在予防接種で獲得できるワクチンは、A型2種類とB型2種類の計4種類です。
しかし、インフルエンザウイルスは毎年変化をしていて、92%くらい遺伝子が変化してしまうといわれています。
そのため、一度予防接種を受けて抗体を作っていても、インフルエンザウイルスが変わってしまうとワクチンによって得た免疫がはたらきにくくなってしまうのです。
納得
インフルエンザと免疫についてよくわかりました!免疫力を上げるためには何をしたらいいんですか?
ユーグレナ 鈴木
身近にある飲み物で、インフルエンザ感染予防のための免疫力アップが可能です!次で、免疫力を上げるための効果的な飲み物を5つ紹介していきます。
インフルエンザ感染予防におすすめの飲み物5選!
飲み物でさらに効果的にインフルエンザウイルスの感染の予防対策をしましょう!
ココア
ココアの原料である、カカオマスにはカカオポリフェノールが多く含まれています。
ココアのインフルエンザウイルスに対する研究を行ったところ、ココアに含まれるカカオポリフェノールにはインフルエンザの感染を抑える効果があるということがわかりました。
その理由として、ココアには免疫を活性化させるはたらきがあるといわれています。
ココアによって活性化させられる免疫は、2つあり、NK(ナチュラルキラー)細胞と獲得免疫があります。
ひとつ目のNK細胞とは、身体の中をパトロールしていて、がん細胞やウイルスに感染した細胞を発見するとその細胞を攻撃し殺す役割がある細胞です。
ふたつ目の獲得免疫のはたらきには、一度侵入した有害物質の情報を記憶し、抗体で素早く有害物質に対処するという特徴があります。
日常的にココアを取り入れることによって、これらのはたらきが活性化されるのでインフルエンザウイルス感染の予防につながります。
ココアについてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
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ココアで免疫力を上げよう!ココアの栄養素や効果、ココア以外のおすすめの飲み物を紹介!
紅茶
紅茶に含まれているテアフラビンと呼ばれる成分には、インフルエンザ感染を著しく低下させるはたらきがあることが実験によって明らかになっています。
この実験によるとテアフラビンの最大の特徴として、従来型や新型を問わず、インフルエンザウイルスの感染力を抑える効果に期待ができます。
さらに、免疫力を高めるはたらきがあるレモンを加えるとインフルエンザだけでなく風邪の予防にもなるのでおすすめです。
ただしミルクを加えると、ミルクのたんぱく質に取り込まれてしまうのでテアフラビンの効果がなくなるといわれています。
ユーグレナ飲料
ユーグレナはワカメや昆布などと同じ藻の一種です。
つまり、ユーグレナ飲料は栄養素を豊富に含む藻類と近い性質を持つため、適度に摂取することで、免疫力をアップさせ、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます。
ユーグレナは商品としてそのまま飲めるスムージータイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるのでオンラインショップなどで探してみてください。
また、ユーグレナはインフルエンザに効果が期待できるという研究がいくつかあります。
詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
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1、微細藻類ユーグレナ粉末の抽出物がインフルエンザウイルスの増殖抑制に寄与することを確認しました細胞の防御機構を活性化し、根本から元気なカラダを支える可能性
2、 微細藻類ユーグレナの継続摂取により、免疫伝達物質の産生が促進され、インフルエンザ症状が緩和される効果示唆を確認しました
3、微細藻類ユーグレナの継続摂取によりインフルエンザ症状の緩和を示唆する研究結果を確認しました
ヨーグルト飲料
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力をアップさせる上で非常に重要です。
インフルエンザウイルスの侵入を防ぐために、乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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ヨーグルトで免疫力を高めよう!免疫力を上げる乳酸菌とその効果を紹介
納得
ココアと紅茶がインフルエンザに効果的なのは意外でした!
ユーグレナ 鈴木
ぜひ、インフルエンザ感染予防のためにこれらの飲み物を日常的に取り入れてみてください!
まとめ
インフルエンザウイルスは、日々変化し続けていてワクチンだけでは対策がむずかしいということがわかりましたね。
ワクチンで防ぎきれないインフルエンザウイルスは、身近にある飲み物で免疫力を上げて感染予防対策を心がけていきましょう。
また、インフルエンザウイルスが流行しやすい乾燥している寒い季節に、暖かい飲み物を飲んで対策をしましょう!
納得
インフルエンザのしくみと予防について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、インフルエンザ感染予防のために免疫力を上げていきましょう!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
公開日:2021.04.20
最終更新日:2021.06.10
免疫力を上げてインフルエンザを予防しよう!毎年流行るインフルエンザのしくみも解説!
目次
インフルエンザとは
インフルエンザと免疫力の関係
インフルエンザ感染予防におすすめの飲み物5選!
まとめ
疑問
免疫力を上げることによってインフルエンザが予防できるって本当ですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!免疫力を上げると、インフルエンザ感染予防の効果が期待できるんです!
納得
なるほど!インフルエンザにならないためにも、免疫力を上げることが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、インフルエンザと免疫力の関係をみていきましょう!
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、毎年世界中で流行がみられています。
インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
主に、大きな流行を起こすのは、A型とB型のインフルエンザウイルスが中心です。
インフルエンザウイルスは基本的に、12月~3月に流行しやすいです。
なぜなら、空気が乾燥している寒い期間に、インフルエンザウイルスはホコリとともに舞い上がりやすくなるからです。
インフルエンザの流行りやすい12月~3月には十分にウイルス対策をしましょう。
インフルエンザの症状
インフルエンザの症状には、咳やのどの痛み、高熱、全身のだるさ、食欲不振などがあります。
他にも、頭痛、関節痛、筋肉痛などの呼吸器外の症状も伴います。
合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎などがみられます。
インフルエンザと風邪の違い
一般的に、風邪はさまざまなウイルスによって起こります。
普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などの局所的な症状が比較的ゆっくりとあらわれるのが特徴で、全身症状はあまりみられません。
一方で、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
上で説明した風邪の症状に加え、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速にあらわれるのが特徴です。
このように、風邪とインフルエンザの症状はすごく似ていますが、風邪の症状に加えて全身の倦怠感などがみられるようであればかかりつけの病院を受診しましょう。
インフルエンザの種類
普段私たちがよく聞く「インフルエンザ」とは、大きく分けて季節性インフルエンザと新型インフルエンザの2種類あります。
ひとつ目の季節性インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの中でも、A型、B型、C型の3種類に分けられます。
A型インフルエンザはその原因となるウイルスの免疫反応を引き起こさせるとても小さな物質が変化するため、毎年世界中で流行しています。
B型インフルエンザは、症状はA型と同じですが大きく異なる点がひとつあり、ヒトにしか感染しないという特徴があります。
C型インフルエンザは、1度感染すると、生涯効果的な免疫が獲得できるといわれています。
ふたつ目の新型インフルエンザとは、長い間流行しなかった新しいタイプのウイルスによるインフルエンザのことです。
新型ウイルスにはほとんどの人が抗体を持っていないので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大流行すると考えられています。
納得む
予防接種でワクチンを摂取する以外に、インフルエンザウイルス感染予防の対策はできるんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!体内の免疫を上げることでインフルエンザ感染の予防効果に期待ができます!
インフルエンザと免疫力の関係
日頃私たちの身の周りにはウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。
その有害なウイルスや細菌から私たちを守ってくれるのが免疫です。
免疫力とは
免疫力とは、その免疫の防御能力の強さのことです。
自分自身の免疫力が強ければ、しっかりと有害なウイルスや細菌から身を守ってくれます。
しかし免疫力が下がっていると、有害なウイルスや細菌から身を守れずに風邪を引いてしまったり、インフルエンザにかかってしまう可能性が高くなります。
自然免疫と獲得免疫
免疫には大きく分けて、自然免疫と獲得免疫があります。
ひとつ目の自然免疫は元々人の身体に備わっているしくみです。
自然免疫に含まれる免疫細胞は、身体の中に侵入してきた有害物質をいち早く認識し、攻撃することで有害物質を排除します。
ふたつ目の獲得免疫は一度侵入した有害物質の情報を記憶するという特徴があります。
この記憶した情報を使って1週間から2週間かけて抗体を作ります。
そして再び同じ有害物質が侵入してきた時に、抗体で素早く有害物質に対処することができるのです。
この獲得免疫のはたらきを利用しているのが、インフルエンザのワクチンです。
自然免疫と獲得免疫について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。
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インフルエンザとワクチン
インフルエンザウイルスの予防接種は、獲得免疫のはたらきを利用してワクチンを作っています。
インフルエンザのワクチンは、毎年どのようなウイルスが流行るのか予測して作られます。
完全にインフルエンザを防ぐことは不可能かもしれませんが、ワクチンを摂取することによってインフルエンザの症状を軽くする効果が期待できます。
今現在予防接種で獲得できるワクチンは、A型2種類とB型2種類の計4種類です。
しかし、インフルエンザウイルスは毎年変化をしていて、92%くらい遺伝子が変化してしまうといわれています。
そのため、一度予防接種を受けて抗体を作っていても、インフルエンザウイルスが変わってしまうとワクチンによって得た免疫がはたらきにくくなってしまうのです。
納得
インフルエンザと免疫についてよくわかりました!免疫力を上げるためには何をしたらいいんですか?
ユーグレナ 鈴木
身近にある飲み物で、インフルエンザ感染予防のための免疫力アップが可能です!次で、免疫力を上げるための効果的な飲み物を5つ紹介していきます。
インフルエンザ感染予防におすすめの飲み物5選!
飲み物でさらに効果的にインフルエンザウイルスの感染の予防対策をしましょう!
ココア
ココアの原料である、カカオマスにはカカオポリフェノールが多く含まれています。
ココアのインフルエンザウイルスに対する研究を行ったところ、ココアに含まれるカカオポリフェノールにはインフルエンザの感染を抑える効果があるということがわかりました。
その理由として、ココアには免疫を活性化させるはたらきがあるといわれています。
ココアによって活性化させられる免疫は、2つあり、NK(ナチュラルキラー)細胞と獲得免疫があります。
ひとつ目のNK細胞とは、身体の中をパトロールしていて、がん細胞やウイルスに感染した細胞を発見するとその細胞を攻撃し殺す役割がある細胞です。
ふたつ目の獲得免疫のはたらきには、一度侵入した有害物質の情報を記憶し、抗体で素早く有害物質に対処するという特徴があります。
日常的にココアを取り入れることによって、これらのはたらきが活性化されるのでインフルエンザウイルス感染の予防につながります。
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紅茶
紅茶に含まれているテアフラビンと呼ばれる成分には、インフルエンザ感染を著しく低下させるはたらきがあることが実験によって明らかになっています。
この実験によるとテアフラビンの最大の特徴として、従来型や新型を問わず、インフルエンザウイルスの感染力を抑える効果に期待ができます。
さらに、免疫力を高めるはたらきがあるレモンを加えるとインフルエンザだけでなく風邪の予防にもなるのでおすすめです。
ただしミルクを加えると、ミルクのたんぱく質に取り込まれてしまうのでテアフラビンの効果がなくなるといわれています。
ユーグレナ飲料
ユーグレナはワカメや昆布などと同じ藻の一種です。
つまり、ユーグレナ飲料は栄養素を豊富に含む藻類と近い性質を持つため、適度に摂取することで、免疫力をアップさせ、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます。
ユーグレナは商品としてそのまま飲めるスムージータイプや、水や牛乳に溶かして飲むパウダータイプ、ビタミン剤のように飲むサプリメントタイプがあります。
自分に合った方法で摂取できるのでオンラインショップなどで探してみてください。
また、ユーグレナはインフルエンザに効果が期待できるという研究がいくつかあります。
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1、微細藻類ユーグレナ粉末の抽出物がインフルエンザウイルスの増殖抑制に寄与することを確認しました細胞の防御機構を活性化し、根本から元気なカラダを支える可能性
2、 微細藻類ユーグレナの継続摂取により、免疫伝達物質の産生が促進され、インフルエンザ症状が緩和される効果示唆を確認しました
3、微細藻類ユーグレナの継続摂取によりインフルエンザ症状の緩和を示唆する研究結果を確認しました
ヨーグルト飲料
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力をアップさせる上で非常に重要です。
インフルエンザウイルスの侵入を防ぐために、乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
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納得
ココアと紅茶がインフルエンザに効果的なのは意外でした!
ユーグレナ 鈴木
ぜひ、インフルエンザ感染予防のためにこれらの飲み物を日常的に取り入れてみてください!
まとめ
インフルエンザウイルスは、日々変化し続けていてワクチンだけでは対策がむずかしいということがわかりましたね。
ワクチンで防ぎきれないインフルエンザウイルスは、身近にある飲み物で免疫力を上げて感染予防対策を心がけていきましょう。
また、インフルエンザウイルスが流行しやすい乾燥している寒い季節に、暖かい飲み物を飲んで対策をしましょう!
納得
インフルエンザのしくみと予防について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、インフルエンザ感染予防のために免疫力を上げていきましょう!
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
#健康身体 健康地球 健康生活#
公開日:2021.04.20
最終更新日:2021.06.10
自己免疫疾患とアレルギー疾患って違うの?自己免疫疾患とアレルギー疾患について徹底解説!
目次
自己免疫疾患とは
アレルギー疾患とは
アレルギー疾患の分類
自己免疫疾患とアレルギー疾患の違い
免疫力を維持するのに効果的な飲み物4選!
まとめ
疑問
自己免疫疾患という病気があると聞いたんですが、どんな病気なんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!本来、自分の身体を守る免疫機能が何らかの異常を起こして、自分の身体を傷つけてしまう病気のことをいいます!
納得
なるほど!アレルギーとは違うんですか?
ユーグレナ鈴 木
はい!とても似ていますが、違います!それではまず、その2つがどのような病気なのかを説明していきますね!
自己免疫疾患とは
自己免疫疾患
まず免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、その身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、無害な自分の身体を攻撃してしまうことを自己免疫疾患といいます。
自己免疫疾患になってしまう理由は明らかにされていませんが、ストレスなどが関係しているともいわれています。
自己免疫疾患でみられる症状は、身体全体に及びます。
症状の例として、手足が腫れたり、傷んだりしてしまう関節リウマチなどがあげられます。
自己免疫疾患については、こちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
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自己免疫疾患って何?自己免疫疾患の原因や予防するために大切なことを解説!
納得
なるほど!自己免疫疾患についてよくわかりました!
ユーグレナ 鈴木
はい!次は、アレルギー疾患について説明していきますね!
アレルギー疾患とは
アレルギー疾患
上でも説明したように、免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、アレルギー疾患とは、外から侵入してくる無害な物質にまで反応してしまいアレルギー症状が引き起こされてしまうこといいます。
外から侵入してくる有害物質といっても、花粉やほこりなどさまざまなものが原因として考えられます。
アレルギーの種類とともに、どのような症状があらわれるのか説明していきます。
納得
なるほど!アレルギー疾患とは、このように発症してしまうんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、アレルギーの種類について説明していきますね!
アレルギー疾患の分類
アレルギー分類
アレルギー疾患とは、外から入ってきた無害な物質に対して身体の免疫が反応してしまうことをいいます。
アレルギー疾患には、どの物質に反応するのかによって異なる症状があらわれます。
そして、アレルギーの種類は、大きく分けて4つあります。
Ⅰ型
1型
Ⅰ型アレルギーとは、即時型アレルギーともいわれています。
アレルギーの原因である抗原との接触後、短時間で起こる反応です。
本来の免疫の役割は、外から入ってきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃し身体を守ることです。
ですが、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫が過剰に反応してしまうことでアレルギー反応が起きてしまうのが、Ⅰ型アレルギーの特徴です。
Ⅰ型アレルギーの代表例としては、花粉症、アトピー性皮膚炎やハウスダストアレルギーなどがあげられます。
Ⅱ型
2型
Ⅱ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と、身体を守る役割を持つ抗体と補体の3つが結合した細胞が襲撃を受けてしまう反応です。
Ⅱ型アレルギーの代表例としては、自己免疫性溶血貧血などがあげられます。
自己免疫性溶血貧血とは、自分の赤血球に結合する抗体が作られることによって赤血球が破壊され貧血の症状を起こしてしまう病気です。
Ⅲ型
3型
Ⅲ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と身体を守る役割を持つ抗体が結合した物質がたくさん作られすぎてしまうことによって引き起こされます。
処理できなかった抗原と抗体結合した物質がたくさん蓄積されすぎてしまうことで、アレルギーを発症します。
Ⅲ型アレルギーの代表例としては、全身性エリテマトーデスなどがあげられます。
全身性エリテマトーデスも、本来ウイルスや細菌などの有害物質から身体を守るはずの免疫が自分の身体を傷つけてしまう病気です。
この病気の症状として、全身倦怠感や関節炎、皮膚にできる赤い発疹などがこの病気にみられる症状です。
Ⅳ型
4型
Ⅳ型アレルギーは、アレルギー反応が出現するまでの時間が長いことが特徴です。
先ほど説明したⅠ~Ⅲのアレルギーが補体などと関係がある反応であるのに対して、Ⅳ型はT細胞などの免疫が関与します。
アレルギーの原因である抗原と、T細胞が結合することによって、身体を傷つけてしまう物質が作られてしまいます。
Ⅳ型アレルギーの代表例としては、金属アレルギーなどがあげられます。
納得
なるほど!アレルギーにもそれぞれ異なる特徴があるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は、自己免疫疾患とアレルギー疾患の違いについて説明します!
自己免疫疾患とアレルギー疾患の違い
違い
自己免疫疾患は、身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、自分自身を攻撃してしまう病気です。
一方で、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫機能がはたらいてしまう病気です。
この2つの病気の大きな違いは、免疫が体内の物質に反応するのか、外から侵入してきた物質に反応するのかです。
もちろん、免疫力が低いと身体を守れませんし、高ければ高いほど良いというわけでもありません。
これらの病気を予防するためには、免疫力のバランスを維持させることが大切です。
そのためにもまずは、基盤となる免疫力が備わっていないといけません。
納得
なるほど!どちらも免疫力が大切な役割を果たすんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、免疫力を維持するのに効果的な飲み物を紹介していきます!
免疫力を維持するのに効果的な飲み物4選!
飲み物
上で説明した通り、自己免疫疾患やアレルギー疾患を予防するためには、免疫力を維持することが大切です。
そのためにも、基礎となる免疫力が備わっていないといけません。
そこで、免疫力を維持する効果が見込める飲み物を4つ紹介します。
ユーグレナ飲料
ユーグレナ飲料
ユーグレナには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つのに非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力維持につながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで、免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
さらに、Ⅰ型アレルギーの症状であるアトピー性皮膚炎にも効果がある可能性があることも研究によってわかっています。
以下の記事で研究内容について紹介していますのでぜひご覧ください。
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パラミロンの8週間の継続摂取で免疫のバランスの調整を行うことを示唆する研究結果が確認されました
パラミロンの摂取でアトピー性皮膚炎の症状を緩和することを示唆する研究結果が確認されました
ヨーグルト飲料
ヨーグルト飲料
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つ上で非常に重要です。
乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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生姜ジュース
生姜ジュース
生姜にはジンゲロールやショウガオールといった免疫機能を活性化させる栄養素が含まれています。
まず、ジンゲロールは、免疫細胞のひとつである白血球を増やすことで免疫力を維持する効果に期待ができます。
さらに、ジンゲロールは殺菌作用や頭痛を抑える作用があります。
ただ、ジンゲロールは酸素に弱い性質を持っているので、空気に触れないように液体に入れると良いです。
次に、ショウガオールは血行を良くすることで、免疫細胞が身体を循環する手助けをするので、免疫力の維持に効果的です。
また、ショウガオールには痛みの原因となる成分を抑制するはたらきがあり、冷え性や痛みの改善に役立ちます。
つまり、温かい生姜ジュースにすることでジンゲロールが酸化するのを防ぎつつ、ショウガオールと温かさで血流を潤滑にするので、免疫力のバランスを保つ大きな効果が見込めます。
生姜に関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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緑茶
緑茶
緑茶には、カテキンやカフェイン、テアニンといった栄養素が含まれています。
特に緑茶の中でも有名な栄養素としてカテキンがあります。
カテキンは強い抗酸化作用と抗菌作用を持っています。
抗酸化作用は、免疫力を下げる原因の活性酸素を減らす役割があるので、免疫力を保つ効果が期待されています。
抗菌作用は、細菌やウイルスから身体を守るためにはたらくので、カテキンの含まれている緑茶を摂取することで免疫力を維持する効果が期待できます。
緑茶に関しては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
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納得
なるほど!これらの飲み物を飲んで免疫力のバランスを保つことが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!免疫力を維持して、自己免疫疾患やアレルギー疾患の予防をしましょう!
まとめ
まとめ
自己免疫疾患が、免疫機能の異常により自分の身体を傷つけてしまうのに対して、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質に反応してしまうという違いがあります。
これらを予防するためにはまず、身体を守るための免疫が機能していないといけません。
上で紹介した、免疫力を維持する飲み物を積極的に取り入れてみてください。
納得
今日は自己免疫疾患とアレルギー疾患について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
いえいえ、免疫力を維持するためにこれらの飲み物を飲んでみてください。
納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
現在、ユーグレナ社研究開発担当の執行役員として、微細藻類ユーグレナの生産およびヘルスケア部門における利活用に関する研究等に携わる。
マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院客員教授、東北大学・未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授を兼任。
東北大学病院ユーグレナ免疫機能研究拠点研究責任者。
公開日:2021.04.20
最終更新日:2021.06.10
自己免疫疾患とアレルギー疾患って違うの?自己免疫疾患とアレルギー疾患について徹底解説!
目次
自己免疫疾患とは
アレルギー疾患とは
アレルギー疾患の分類
自己免疫疾患とアレルギー疾患の違い
免疫力を維持するのに効果的な飲み物4選!
まとめ
疑問
自己免疫疾患という病気があると聞いたんですが、どんな病気なんですか?
ユーグレナ 鈴木
はい!本来、自分の身体を守る免疫機能が何らかの異常を起こして、自分の身体を傷つけてしまう病気のことをいいます!
納得
なるほど!アレルギーとは違うんですか?
ユーグレナ鈴 木
はい!とても似ていますが、違います!それではまず、その2つがどのような病気なのかを説明していきますね!
自己免疫疾患とは
自己免疫疾患
まず免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、その身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、無害な自分の身体を攻撃してしまうことを自己免疫疾患といいます。
自己免疫疾患になってしまう理由は明らかにされていませんが、ストレスなどが関係しているともいわれています。
自己免疫疾患でみられる症状は、身体全体に及びます。
症状の例として、手足が腫れたり、傷んだりしてしまう関節リウマチなどがあげられます。
自己免疫疾患については、こちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
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自己免疫疾患って何?自己免疫疾患の原因や予防するために大切なことを解説!
納得
なるほど!自己免疫疾患についてよくわかりました!
ユーグレナ 鈴木
はい!次は、アレルギー疾患について説明していきますね!
アレルギー疾患とは
アレルギー疾患
上でも説明したように、免疫には、身体の中に侵入してきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃するというはたらきがあります。
そして、アレルギー疾患とは、外から侵入してくる無害な物質にまで反応してしまいアレルギー症状が引き起こされてしまうこといいます。
外から侵入してくる有害物質といっても、花粉やほこりなどさまざまなものが原因として考えられます。
アレルギーの種類とともに、どのような症状があらわれるのか説明していきます。
納得
なるほど!アレルギー疾患とは、このように発症してしまうんですね。
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、アレルギーの種類について説明していきますね!
アレルギー疾患の分類
アレルギー分類
アレルギー疾患とは、外から入ってきた無害な物質に対して身体の免疫が反応してしまうことをいいます。
アレルギー疾患には、どの物質に反応するのかによって異なる症状があらわれます。
そして、アレルギーの種類は、大きく分けて4つあります。
Ⅰ型
1型
Ⅰ型アレルギーとは、即時型アレルギーともいわれています。
アレルギーの原因である抗原との接触後、短時間で起こる反応です。
本来の免疫の役割は、外から入ってきた細菌やウイルスなどの有害物質を攻撃し身体を守ることです。
ですが、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫が過剰に反応してしまうことでアレルギー反応が起きてしまうのが、Ⅰ型アレルギーの特徴です。
Ⅰ型アレルギーの代表例としては、花粉症、アトピー性皮膚炎やハウスダストアレルギーなどがあげられます。
Ⅱ型
2型
Ⅱ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と、身体を守る役割を持つ抗体と補体の3つが結合した細胞が襲撃を受けてしまう反応です。
Ⅱ型アレルギーの代表例としては、自己免疫性溶血貧血などがあげられます。
自己免疫性溶血貧血とは、自分の赤血球に結合する抗体が作られることによって赤血球が破壊され貧血の症状を起こしてしまう病気です。
Ⅲ型
3型
Ⅲ型アレルギーは、アレルギーの原因である抗原と身体を守る役割を持つ抗体が結合した物質がたくさん作られすぎてしまうことによって引き起こされます。
処理できなかった抗原と抗体結合した物質がたくさん蓄積されすぎてしまうことで、アレルギーを発症します。
Ⅲ型アレルギーの代表例としては、全身性エリテマトーデスなどがあげられます。
全身性エリテマトーデスも、本来ウイルスや細菌などの有害物質から身体を守るはずの免疫が自分の身体を傷つけてしまう病気です。
この病気の症状として、全身倦怠感や関節炎、皮膚にできる赤い発疹などがこの病気にみられる症状です。
Ⅳ型
4型
Ⅳ型アレルギーは、アレルギー反応が出現するまでの時間が長いことが特徴です。
先ほど説明したⅠ~Ⅲのアレルギーが補体などと関係がある反応であるのに対して、Ⅳ型はT細胞などの免疫が関与します。
アレルギーの原因である抗原と、T細胞が結合することによって、身体を傷つけてしまう物質が作られてしまいます。
Ⅳ型アレルギーの代表例としては、金属アレルギーなどがあげられます。
納得
なるほど!アレルギーにもそれぞれ異なる特徴があるんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!次は、自己免疫疾患とアレルギー疾患の違いについて説明します!
自己免疫疾患とアレルギー疾患の違い
違い
自己免疫疾患は、身体を守るための免疫が正常に機能しなくなり、自分自身を攻撃してしまう病気です。
一方で、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質にまで免疫機能がはたらいてしまう病気です。
この2つの病気の大きな違いは、免疫が体内の物質に反応するのか、外から侵入してきた物質に反応するのかです。
もちろん、免疫力が低いと身体を守れませんし、高ければ高いほど良いというわけでもありません。
これらの病気を予防するためには、免疫力のバランスを維持させることが大切です。
そのためにもまずは、基盤となる免疫力が備わっていないといけません。
納得
なるほど!どちらも免疫力が大切な役割を果たすんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!それでは、免疫力を維持するのに効果的な飲み物を紹介していきます!
免疫力を維持するのに効果的な飲み物4選!
飲み物
上で説明した通り、自己免疫疾患やアレルギー疾患を予防するためには、免疫力を維持することが大切です。
そのためにも、基礎となる免疫力が備わっていないといけません。
そこで、免疫力を維持する効果が見込める飲み物を4つ紹介します。
ユーグレナ飲料
ユーグレナ飲料
ユーグレナには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。
免疫に関わる細胞の6割以上が腸に存在しているので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つのに非常に重要です。
食物繊維の腸内環境を整える効果から、食物繊維の摂取は免疫力維持につながるといわれています。
さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。
食物繊維は野菜や穀類、豆類などに多く含まれていますが、その中でもユーグレナが特におすすめです。
ユーグレナには特有成分であり食物繊維の一種でもあるパラミロンが多く含まれています。
パラミロンを継続的に摂取することで、免疫のバランスを調整してくれる可能性があるということが研究により明らかになりました。
さらに、Ⅰ型アレルギーの症状であるアトピー性皮膚炎にも効果がある可能性があることも研究によってわかっています。
以下の記事で研究内容について紹介していますのでぜひご覧ください。
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パラミロンの8週間の継続摂取で免疫のバランスの調整を行うことを示唆する研究結果が確認されました
パラミロンの摂取でアトピー性皮膚炎の症状を緩和することを示唆する研究結果が確認されました
ヨーグルト飲料
ヨーグルト飲料
ヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
乳酸菌は腸に達すると腸内の悪玉菌を抑えて、有害な物質が作られるのを防ぐという、腸内環境を整えるはたらきがあります。
腸は人間の免疫作用に大きく影響する免疫細胞が多く集まっています。
ですので、腸内環境を整えることは免疫力のバランスを保つ上で非常に重要です。
乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを飲み物として摂取することによって、効果的に免疫力を上げることが期待できます。
ヨーグルトについては以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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ヨーグルトで免疫力を高めよう!免疫力を上げる乳酸菌とその効果を紹介
生姜ジュース
生姜ジュース
生姜にはジンゲロールやショウガオールといった免疫機能を活性化させる栄養素が含まれています。
まず、ジンゲロールは、免疫細胞のひとつである白血球を増やすことで免疫力を維持する効果に期待ができます。
さらに、ジンゲロールは殺菌作用や頭痛を抑える作用があります。
ただ、ジンゲロールは酸素に弱い性質を持っているので、空気に触れないように液体に入れると良いです。
次に、ショウガオールは血行を良くすることで、免疫細胞が身体を循環する手助けをするので、免疫力の維持に効果的です。
また、ショウガオールには痛みの原因となる成分を抑制するはたらきがあり、冷え性や痛みの改善に役立ちます。
つまり、温かい生姜ジュースにすることでジンゲロールが酸化するのを防ぎつつ、ショウガオールと温かさで血流を潤滑にするので、免疫力のバランスを保つ大きな効果が見込めます。
生姜に関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
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生姜で免疫力アップ!免疫に関連する生姜の栄養素と4つの嬉しい効能を解説!
緑茶
緑茶
緑茶には、カテキンやカフェイン、テアニンといった栄養素が含まれています。
特に緑茶の中でも有名な栄養素としてカテキンがあります。
カテキンは強い抗酸化作用と抗菌作用を持っています。
抗酸化作用は、免疫力を下げる原因の活性酸素を減らす役割があるので、免疫力を保つ効果が期待されています。
抗菌作用は、細菌やウイルスから身体を守るためにはたらくので、カテキンの含まれている緑茶を摂取することで免疫力を維持する効果が期待できます。
緑茶に関しては以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
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緑茶で免疫力を大幅アップ!緑茶のさまざまな効能も紹介!
納得
なるほど!これらの飲み物を飲んで免疫力のバランスを保つことが大切なんですね!
ユーグレナ 鈴木
そうなんです!免疫力を維持して、自己免疫疾患やアレルギー疾患の予防をしましょう!
まとめ
まとめ
自己免疫疾患が、免疫機能の異常により自分の身体を傷つけてしまうのに対して、アレルギー疾患は、外から侵入してきた無害な物質に反応してしまうという違いがあります。
これらを予防するためにはまず、身体を守るための免疫が機能していないといけません。
上で紹介した、免疫力を維持する飲み物を積極的に取り入れてみてください。
納得
今日は自己免疫疾患とアレルギー疾患について教えていただきありがとうございました!
ユーグレナ 鈴木
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納得
はい、ありがとうございます!
鈴木 健吾
監修:鈴木 健吾(研究開発担当 執行役員)
東京大学農学部生物システム工学専修を卒業。
2005年8月、取締役研究開発部長としてユーグレナ創業に参画、同年12月に、世界初となる微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。
2016年東京大学大学院博士(農学)学位取得、2019年に北里大学大学院博士(医学)学位取得。
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