anan(アンアン)2023/03/08号 No.2338[つながるチカラ/櫻井翔&菊池風磨]
https://t.cn/A6Cth5D9
櫻井翔 連続ドラマ「大病院占拠」表紙系列
Part 10
牙白!這個封面!__(´ཀ`」 ∠)_
嵐・櫻井翔&Sexy Zone菊池風磨「anan」で初バディ表紙 “先輩後輩を飛び越えた”互いへの思い語る
嵐の櫻井翔とSexy Zoneの菊池風磨が、3月1日発売の「anan」2338号の表紙に登場する。
櫻井翔&菊池風磨、バディ表紙&グラビアが実現
事務所の先輩後輩であり、大学の先輩後輩でもある櫻井と菊池は、プライベートで「アニキ」「風磨」と呼び合う特別な間柄。毎話予想もつかない展開と激しいアクションで話題となっている櫻井主演のドラマ『大病院占拠』では、物語のキーパーソンとなる青鬼役が菊池であることが明かされ、夢の初共演を果たした。
ドラマのクライマックス直前となる今回、2人は本誌の表紙に登場。特集テーマは、心地よい人間関係のためのコミュニケーション力にフォーカスを当てた「つながるチカラ」。まさに、特集にリンクするような熱い絆とつながりを10年にわたって先輩後輩として築き上げてきた2人だからこその世界。昨日今日の関係では表せない、スタッフもこの現場に立ち会えたことに胸が熱くなる。そんな多幸感溢れる表紙とグラビアを届ける。
また、ドラマクライマックス直前だからこそ叶ったこの企画。もちろん、2人でのバディ表紙は史上初。櫻井自身も、「まさか、2人で『anan』の表紙を飾るとは、夢にも思ってなかった」と言うほどの、まさに貴重で希少な“ドリームモーメント”。菊池は、撮影したショットを見つつ「遺影にしたいです!」と言うほど、この夢の逢瀬を楽しんだ様子。だれも入り込めない2人だけの激アツな空気感となっている。
櫻井翔、菊池風磨憧れの「芯のある強さ」見せる
今回のグラビアテーマは、「ON/OFF」。スタイリングはブラックのジャケットとボリューミーなアウターを羽織り、クールで大人っぽい空気を漂わせる。
「ON」ではシルバーの床とグラデーションの赤が印象的なバックと2シーターのブラックレザーソファにドカッと座る2つのシチュエーションで撮影。赤バックでは、櫻井のアウターを菊池と分け合うというポージングを見せ、ずっと菊池が憧れ続けた櫻井の「芯のある強さ」を感じさせた1枚となった。
同じくブラックレザーのソファでのカットは、櫻井が菊池を肩に手をかけ引き寄せたり、菊池が櫻井に背中を預けたり…とクールで艶っぽい瞬間にスタジオからは歓声が。
「OFF」では、一転して爆笑したり、櫻井が菊池の顎を掴み菊池さんがファニーな表情をしたり、普段の2人の距離感と空気感が伝わってくる。ラストは菊池が「遺影にしたい!」と言うほどお気に入りだった、モノクロの2ショット写真を撮影。サングラスをかけておどけたり、肩を並べて写る2人からにじむ、少しの気恥ずかしさと大きな喜びが感じられるカットとなった。
菊池風磨、櫻井翔への熱い思い語る
インタビューでは、ドラマ初共演について、お互いにとってどういう存在かに迫る。「事務所の後輩を飛び越えて弟みたいになった」(櫻井)、「僕の理想を体現する人」(菊池)と言う2人の親愛と尊敬がにじみ出る印象的なモーメントも。そしてドラマの“鬼”にちなんで、相手の「ここが、◯◯な鬼!」という質問に対しては、長年の付き合いだからこそわかる2人の思いを感じるものとなった。
さらに、ずっと背中を追い続けた櫻井への、菊池からの熱い思いもソロコメントで掲載する。
credit to modelpress編集部
#arashi# #sho# #2023# #drama# #dbs# #magazine# #anan#
arashi, sho, 2023, drama, dbs, magazine, anan
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櫻井翔 連続ドラマ「大病院占拠」表紙系列
Part 10
牙白!這個封面!__(´ཀ`」 ∠)_
嵐・櫻井翔&Sexy Zone菊池風磨「anan」で初バディ表紙 “先輩後輩を飛び越えた”互いへの思い語る
嵐の櫻井翔とSexy Zoneの菊池風磨が、3月1日発売の「anan」2338号の表紙に登場する。
櫻井翔&菊池風磨、バディ表紙&グラビアが実現
事務所の先輩後輩であり、大学の先輩後輩でもある櫻井と菊池は、プライベートで「アニキ」「風磨」と呼び合う特別な間柄。毎話予想もつかない展開と激しいアクションで話題となっている櫻井主演のドラマ『大病院占拠』では、物語のキーパーソンとなる青鬼役が菊池であることが明かされ、夢の初共演を果たした。
ドラマのクライマックス直前となる今回、2人は本誌の表紙に登場。特集テーマは、心地よい人間関係のためのコミュニケーション力にフォーカスを当てた「つながるチカラ」。まさに、特集にリンクするような熱い絆とつながりを10年にわたって先輩後輩として築き上げてきた2人だからこその世界。昨日今日の関係では表せない、スタッフもこの現場に立ち会えたことに胸が熱くなる。そんな多幸感溢れる表紙とグラビアを届ける。
また、ドラマクライマックス直前だからこそ叶ったこの企画。もちろん、2人でのバディ表紙は史上初。櫻井自身も、「まさか、2人で『anan』の表紙を飾るとは、夢にも思ってなかった」と言うほどの、まさに貴重で希少な“ドリームモーメント”。菊池は、撮影したショットを見つつ「遺影にしたいです!」と言うほど、この夢の逢瀬を楽しんだ様子。だれも入り込めない2人だけの激アツな空気感となっている。
櫻井翔、菊池風磨憧れの「芯のある強さ」見せる
今回のグラビアテーマは、「ON/OFF」。スタイリングはブラックのジャケットとボリューミーなアウターを羽織り、クールで大人っぽい空気を漂わせる。
「ON」ではシルバーの床とグラデーションの赤が印象的なバックと2シーターのブラックレザーソファにドカッと座る2つのシチュエーションで撮影。赤バックでは、櫻井のアウターを菊池と分け合うというポージングを見せ、ずっと菊池が憧れ続けた櫻井の「芯のある強さ」を感じさせた1枚となった。
同じくブラックレザーのソファでのカットは、櫻井が菊池を肩に手をかけ引き寄せたり、菊池が櫻井に背中を預けたり…とクールで艶っぽい瞬間にスタジオからは歓声が。
「OFF」では、一転して爆笑したり、櫻井が菊池の顎を掴み菊池さんがファニーな表情をしたり、普段の2人の距離感と空気感が伝わってくる。ラストは菊池が「遺影にしたい!」と言うほどお気に入りだった、モノクロの2ショット写真を撮影。サングラスをかけておどけたり、肩を並べて写る2人からにじむ、少しの気恥ずかしさと大きな喜びが感じられるカットとなった。
菊池風磨、櫻井翔への熱い思い語る
インタビューでは、ドラマ初共演について、お互いにとってどういう存在かに迫る。「事務所の後輩を飛び越えて弟みたいになった」(櫻井)、「僕の理想を体現する人」(菊池)と言う2人の親愛と尊敬がにじみ出る印象的なモーメントも。そしてドラマの“鬼”にちなんで、相手の「ここが、◯◯な鬼!」という質問に対しては、長年の付き合いだからこそわかる2人の思いを感じるものとなった。
さらに、ずっと背中を追い続けた櫻井への、菊池からの熱い思いもソロコメントで掲載する。
credit to modelpress編集部
#arashi# #sho# #2023# #drama# #dbs# #magazine# #anan#
arashi, sho, 2023, drama, dbs, magazine, anan
#八木勇征[超话]#
「沼る。港区女子高生」倉石えな(桜田ひより)と園宮蓮(八木勇征)の運命の出会い 推し活を通して動き出すストーリー【場面写真】
2023.02.24 公開
https://t.cn/A6C5RpEw
2月25日(土)14:30~ 日本テレビにてZドラマ第4弾「沼る。港区女子高生」の放送がスタート!
主演は桜田ひより。桜田が演じるのは、色が普通の人の100倍見える色覚を持つ倉石えな。第1話、八木勇征演じる完璧男子のタレント・園宮蓮と運命の出会いを果たし、その瞬間からえなの生活に色が溢れだす。
蓮との出会いから、過去のできごとにより絵を描くことを封印していたえなは、絵を描く衝動が止められずキャンバスにむかう。推し活を通してストーリーが動き出す。
当記事では第1話のあらすじと場面写真を公開!
また、2月22日(水)からTVerで配信中の恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」は「沼る。港区女子高生」作中で実際に登場する配信番組でもある。2つの作品はクロスオーバーしながらストーリーが進んでいく。
■「沼る。港区女子高生」第1話あらすじ
東京都港区の「明青学塾大学付属高校」に通う倉石えな(桜田ひより)は、色が普通の人の100倍見える色覚を持つギフテッドな女の子。
しかし、過去のできごとから絵を描くことを封印。現在は、外資系会社の取締役を務める父・保(丸山智己)と二人暮らしをしている。
えなの彼氏は「ミスター明青」の高森悠真(豊田裕大)。悠真や親友・斎藤麻里香(吉田美月喜)らと高校生活を満喫し、この春卒業をむかえる。
また、悠真に柚月琴奈(矢吹奈子)が近づこうとする様子も見られるが……。
そんな中、恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」収録が学内で行われることに。完璧男子のタレント・園宮蓮(八木勇征)の姿を見たえなは、封印していた「描きたい」気持ちを抑えきれなくなり……。
【Zドラマとは】
「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由なカタチで描き出すドラマプロジェクト。
Zドラマでは「かじるドラマ」と名付けた短尺の縦型ショート動画コンテンツを各SNSプラットフォームで配信。出演者によるVlogや本編ドラマを濃縮した映像を先行配信。スキマ時間でZドラマコンテンツを楽しめ、地上波放送、TVerでは長尺の「浸るドラマ」として、ドラマをより深く楽しめます。
●第1弾Zドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」 / 2022年春
●第2弾Zドラマ「ばかやろうのキス」/2022年夏
●第3弾Zドラマ「やり直したいファーストキス」/2022年夏
●第4弾Zドラマ「沼る。港区女子高生」/2023年2月25日放送スタート
●第5弾Zドラマ恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」/2023年2月22日配信スタート
【番組概要】
2月25日14:30放送スタート/関東ローカル
毎週土曜日 昼14:30-15:00 ※一部、変更の場合あり。
放送後よりTVer、Hulu、日テレTADA ほかにて配信
出演 桜田ひより 豊田裕大 吉田美月喜 矢吹奈子 / 山下幸輝 松本怜生 横田未来 山口綺羅 らん / 八木勇征 / 岡本玲 中川大輔 遊井亮子 丸山智己
【スタッフ】
演出 後藤庸介
脚本 山岡潤平
チーフプロデューサー 原浩生
企画/プロデューサー 鈴木努
プロデューサー 篠塚雅也 戸谷志帆梨(AX-ON) 前畑祥子(UUUM)
協力プロデューサー 難波利昭
音楽プロデューサー 栗田慎太郎
音楽 富貴晴美
ビジネスプロデューサー 平岡辰太朗
コンテンツプロデューサー 駒場舜(vivito)
アシスタントプロデューサー 永島佑太郎(UUUM) 大溝恵(UUUM)
制作プロダクション AX-ON
制作協力 UUUM
製作著作 日本テレビ
「沼る。港区女子高生」倉石えな(桜田ひより)と園宮蓮(八木勇征)の運命の出会い 推し活を通して動き出すストーリー【場面写真】
2023.02.24 公開
https://t.cn/A6C5RpEw
2月25日(土)14:30~ 日本テレビにてZドラマ第4弾「沼る。港区女子高生」の放送がスタート!
主演は桜田ひより。桜田が演じるのは、色が普通の人の100倍見える色覚を持つ倉石えな。第1話、八木勇征演じる完璧男子のタレント・園宮蓮と運命の出会いを果たし、その瞬間からえなの生活に色が溢れだす。
蓮との出会いから、過去のできごとにより絵を描くことを封印していたえなは、絵を描く衝動が止められずキャンバスにむかう。推し活を通してストーリーが動き出す。
当記事では第1話のあらすじと場面写真を公開!
また、2月22日(水)からTVerで配信中の恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」は「沼る。港区女子高生」作中で実際に登場する配信番組でもある。2つの作品はクロスオーバーしながらストーリーが進んでいく。
■「沼る。港区女子高生」第1話あらすじ
東京都港区の「明青学塾大学付属高校」に通う倉石えな(桜田ひより)は、色が普通の人の100倍見える色覚を持つギフテッドな女の子。
しかし、過去のできごとから絵を描くことを封印。現在は、外資系会社の取締役を務める父・保(丸山智己)と二人暮らしをしている。
えなの彼氏は「ミスター明青」の高森悠真(豊田裕大)。悠真や親友・斎藤麻里香(吉田美月喜)らと高校生活を満喫し、この春卒業をむかえる。
また、悠真に柚月琴奈(矢吹奈子)が近づこうとする様子も見られるが……。
そんな中、恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」収録が学内で行われることに。完璧男子のタレント・園宮蓮(八木勇征)の姿を見たえなは、封印していた「描きたい」気持ちを抑えきれなくなり……。
【Zドラマとは】
「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由なカタチで描き出すドラマプロジェクト。
Zドラマでは「かじるドラマ」と名付けた短尺の縦型ショート動画コンテンツを各SNSプラットフォームで配信。出演者によるVlogや本編ドラマを濃縮した映像を先行配信。スキマ時間でZドラマコンテンツを楽しめ、地上波放送、TVerでは長尺の「浸るドラマ」として、ドラマをより深く楽しめます。
●第1弾Zドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」 / 2022年春
●第2弾Zドラマ「ばかやろうのキス」/2022年夏
●第3弾Zドラマ「やり直したいファーストキス」/2022年夏
●第4弾Zドラマ「沼る。港区女子高生」/2023年2月25日放送スタート
●第5弾Zドラマ恋愛デスマッチ「国宝級彼氏オーディション」/2023年2月22日配信スタート
【番組概要】
2月25日14:30放送スタート/関東ローカル
毎週土曜日 昼14:30-15:00 ※一部、変更の場合あり。
放送後よりTVer、Hulu、日テレTADA ほかにて配信
出演 桜田ひより 豊田裕大 吉田美月喜 矢吹奈子 / 山下幸輝 松本怜生 横田未来 山口綺羅 らん / 八木勇征 / 岡本玲 中川大輔 遊井亮子 丸山智己
【スタッフ】
演出 後藤庸介
脚本 山岡潤平
チーフプロデューサー 原浩生
企画/プロデューサー 鈴木努
プロデューサー 篠塚雅也 戸谷志帆梨(AX-ON) 前畑祥子(UUUM)
協力プロデューサー 難波利昭
音楽プロデューサー 栗田慎太郎
音楽 富貴晴美
ビジネスプロデューサー 平岡辰太朗
コンテンツプロデューサー 駒場舜(vivito)
アシスタントプロデューサー 永島佑太郎(UUUM) 大溝恵(UUUM)
制作プロダクション AX-ON
制作協力 UUUM
製作著作 日本テレビ
男子バレー世界最高峰の舞台イタリア 石川祐希はホームの大歓声を背に堂々とプレー
田中夕子2023年2月24日 10:50
世界最高峰の舞台。イタリア・ミラノのホームアリーナ、アリアンツクラウドの5000名を超える大歓声の中でも、石川祐希は風格すら漂わせていた。
2月19日、ミラノ対トレンティーノ。20時半の試合開始直前、スターティングンメンバーがコールされ、石川の名が呼ばれると最も多くの歓声と拍手が沸き起こる。
「ユーキ! ユーキ!」
声出し応援も当たり前に日常に戻ったホームアリーナで、石川自身も「アリアンツ(クラウド)でこれだけ人が入った中で戦うのは自分も初めて」と言う環境下、浮つくことも臆することもなく堂々とコートに立つ。
その前節、12日のピアツェンツァ戦ではチーム主将のマッテオ・ピアーノが欠場し、急遽キャプテンマークをつけた。もちろん日本人選手としては初めてのことであり、これまでも石川は通算得点や出場試合数など日本人選手として初めての快挙を成し遂げてきた。だが目に見える数字だけでなく、すでにミドルブロッカーのピアーノが後衛での不在時にはゲームキャプテンを務めている事実はチームの中でリーダーシップを持つ選手として認められた証でもある。
そしてプレーオフを争う大事な一戦でも、チーム内で主軸として出場するだけでなくコート内も完全に石川はリーダーとしてチームの中心にいた。現在3位のトレンティーナとの試合でも、サイドアウトの応酬が繰り広げられながらも相手にブレイクされた場面や、絶好のチャンスでブロックポイントを喫した場面など、一気に流れが傾いてもおかしくない状況をその都度流さず、選手をコート内に集め、声をかける姿が見られた。
負けられない一戦のマッチポイントで迎えた絶好の場面
リーグ戦も終盤に差し掛かり、上位8チームが進出するプレーオフ争いも佳境を迎える中、3位のトレンティーノに対し、石川が所属するミラノは現在8位。より多くの勝ち点を得て、プレーオフ進出を確かなものにするためにも負けられない一戦だった。
だが序盤、まず先行したのはトレンティーノだ。5対10と5点を先行した場面でミラノは最初のタイムアウトを要求する。追う展開が続く中、石川の冷静なプレーが流れを引き寄せる。
前衛レフトから攻撃に入るも、トスがやや短く低くなったところで無理に打つのではなく的確にリバウンドでチャンスボールをつなぐ。そのラリーをミラノが制し12対15と点差を縮め、続いて石川のブロックポイントで13対15と追い上げる。サーブでプレッシャーをかけ、スパイクコースをふさいで相手のミスを誘い、ジワジワと点差を縮め、終盤に逆転すると、3枚ブロックが立ち並ぶ中を自ら決め24対21。会場からのミラノコールが響く中、最後は相手のサーブミスで25対22と逆転で第1セットを先取。続く第2セットも前半はリードされたが中盤に追いつき、デュースの末に26対24で連取し、勝利に王手をかけた。同じく僅差が続いた第3セットは23対25で落としたが、第4セットは石川のサーブからブレイクを重ね、前衛だけでなくバックアタックやブロックが3枚揃う中でハイセットを打ち切る活躍で得点を重ね、石川のレフトからのスパイクで24対21とマッチポイントをつかむ。
勝利まであと1点。会場の熱気も最高潮に盛り上がる中、点差を詰められたが23対24の場面で、フィニッシュを決めるべきトスは石川に上がった。
これ以上ない絶好の場面――。
チャンスを生かせなかった石川「無理に打ちにいってしまった」
だが、その1本が石川にとってはこの試合で最も悔やまれる1本になった。セッターのサーブから始まるS1ローテ、本来のレフト側ではなくライト側から攻撃を仕掛けるローテーションで、ライトから放った石川のスパイクは、相手ブロックに止められ24対24、リードを失いデュースへともつれ込んだ。21対24から5連続失点を喫し、24対26。勝利をつかんだ状況からの逆転を喫し、第5セットも石川のサーブで崩しながらつなぎのプレーにミスが出てブレイクしきれなかったところから一気に連続失点を喫し8対15。石川の表情に悔しさが浮かぶ。
「トスが高くなかった中、無理に打ちにいってしまいました。そこでもうちょっとうまく処理をしなければいけなかったと思うし、セッター以外のハイセットはリバウンドを取ったり、点数につなげることができていた中で、いいトスじゃない状況、低いトスの時にも無理やり打ちに行ってシャットを食らったり、ミスをするケースが多かった。それが4セット目の最後も出てしまったし、あそこで締めて勝たなければいけない試合だった。無理に打ちに行ってしまったことは、僕個人としての反省点です」
単に勝てる試合を落としただけでなく、最高の環境で戦えたにも関わらず取り切れなかった。しかも満員のホームゲーム、自身にとっても「これほど人が入ったのは初めて」という環境だったからこそ、余計に悔しさは募る。
「こういう中で勝てば勝つほど、お客さんも入ってくると思うので。勝利することが、必要だったと思います」
カップ戦準決勝で再戦する相手に石川はリベンジを果たせるか
だが試合直後であるにも関わらず、述べる敗因は明確で、自身の感情だけに留まらない。「反省」と悔やむ1本もトスの状況やそこに対して自身がどうあるべきだったか、という対処策も含め、自己分析も的確。さらに反省はプレーのみに留まらず、プロ選手として「見せる」ことを意識していて、ただ単に「惜しかった」「勝てなくて悔しい」だけでなく、石川の言葉からは「次は絶対に同じ轍は踏まない」という決意も感じられた。
そして、まさにリベンジを果たすべき絶好の舞台は、すぐにやってくる。
2月25日。イタリア国内のカップ戦であるコッパ・イタリアのファイナルラウンドがローマで開催され、昨年末の準々決勝でルーベ・チヴィタノーヴァに勝利したミラノが、昨年に続いて進出を決めた準決勝で対戦するのがトレンティーノだ。
取り切れなかった1点を、次こそ確実に取り切る。決められなかったフィニッシュを決めるべく、自らのプレーにフォーカスすることはもちろんだが、チームを勝たせるためにどう振る舞うか。この敗戦から間もなく迎える次の戦いへどうつなげていくのか。
石川が見せるリーダーシップは、日本代表のみに留まらない。世界最高峰の舞台でも健在だ。その強さが、頂点を決めるトーナメント戦でどんな風に発揮されるのか。楽しみは増すばかりだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
田中夕子2023年2月24日 10:50
世界最高峰の舞台。イタリア・ミラノのホームアリーナ、アリアンツクラウドの5000名を超える大歓声の中でも、石川祐希は風格すら漂わせていた。
2月19日、ミラノ対トレンティーノ。20時半の試合開始直前、スターティングンメンバーがコールされ、石川の名が呼ばれると最も多くの歓声と拍手が沸き起こる。
「ユーキ! ユーキ!」
声出し応援も当たり前に日常に戻ったホームアリーナで、石川自身も「アリアンツ(クラウド)でこれだけ人が入った中で戦うのは自分も初めて」と言う環境下、浮つくことも臆することもなく堂々とコートに立つ。
その前節、12日のピアツェンツァ戦ではチーム主将のマッテオ・ピアーノが欠場し、急遽キャプテンマークをつけた。もちろん日本人選手としては初めてのことであり、これまでも石川は通算得点や出場試合数など日本人選手として初めての快挙を成し遂げてきた。だが目に見える数字だけでなく、すでにミドルブロッカーのピアーノが後衛での不在時にはゲームキャプテンを務めている事実はチームの中でリーダーシップを持つ選手として認められた証でもある。
そしてプレーオフを争う大事な一戦でも、チーム内で主軸として出場するだけでなくコート内も完全に石川はリーダーとしてチームの中心にいた。現在3位のトレンティーナとの試合でも、サイドアウトの応酬が繰り広げられながらも相手にブレイクされた場面や、絶好のチャンスでブロックポイントを喫した場面など、一気に流れが傾いてもおかしくない状況をその都度流さず、選手をコート内に集め、声をかける姿が見られた。
負けられない一戦のマッチポイントで迎えた絶好の場面
リーグ戦も終盤に差し掛かり、上位8チームが進出するプレーオフ争いも佳境を迎える中、3位のトレンティーノに対し、石川が所属するミラノは現在8位。より多くの勝ち点を得て、プレーオフ進出を確かなものにするためにも負けられない一戦だった。
だが序盤、まず先行したのはトレンティーノだ。5対10と5点を先行した場面でミラノは最初のタイムアウトを要求する。追う展開が続く中、石川の冷静なプレーが流れを引き寄せる。
前衛レフトから攻撃に入るも、トスがやや短く低くなったところで無理に打つのではなく的確にリバウンドでチャンスボールをつなぐ。そのラリーをミラノが制し12対15と点差を縮め、続いて石川のブロックポイントで13対15と追い上げる。サーブでプレッシャーをかけ、スパイクコースをふさいで相手のミスを誘い、ジワジワと点差を縮め、終盤に逆転すると、3枚ブロックが立ち並ぶ中を自ら決め24対21。会場からのミラノコールが響く中、最後は相手のサーブミスで25対22と逆転で第1セットを先取。続く第2セットも前半はリードされたが中盤に追いつき、デュースの末に26対24で連取し、勝利に王手をかけた。同じく僅差が続いた第3セットは23対25で落としたが、第4セットは石川のサーブからブレイクを重ね、前衛だけでなくバックアタックやブロックが3枚揃う中でハイセットを打ち切る活躍で得点を重ね、石川のレフトからのスパイクで24対21とマッチポイントをつかむ。
勝利まであと1点。会場の熱気も最高潮に盛り上がる中、点差を詰められたが23対24の場面で、フィニッシュを決めるべきトスは石川に上がった。
これ以上ない絶好の場面――。
チャンスを生かせなかった石川「無理に打ちにいってしまった」
だが、その1本が石川にとってはこの試合で最も悔やまれる1本になった。セッターのサーブから始まるS1ローテ、本来のレフト側ではなくライト側から攻撃を仕掛けるローテーションで、ライトから放った石川のスパイクは、相手ブロックに止められ24対24、リードを失いデュースへともつれ込んだ。21対24から5連続失点を喫し、24対26。勝利をつかんだ状況からの逆転を喫し、第5セットも石川のサーブで崩しながらつなぎのプレーにミスが出てブレイクしきれなかったところから一気に連続失点を喫し8対15。石川の表情に悔しさが浮かぶ。
「トスが高くなかった中、無理に打ちにいってしまいました。そこでもうちょっとうまく処理をしなければいけなかったと思うし、セッター以外のハイセットはリバウンドを取ったり、点数につなげることができていた中で、いいトスじゃない状況、低いトスの時にも無理やり打ちに行ってシャットを食らったり、ミスをするケースが多かった。それが4セット目の最後も出てしまったし、あそこで締めて勝たなければいけない試合だった。無理に打ちに行ってしまったことは、僕個人としての反省点です」
単に勝てる試合を落としただけでなく、最高の環境で戦えたにも関わらず取り切れなかった。しかも満員のホームゲーム、自身にとっても「これほど人が入ったのは初めて」という環境だったからこそ、余計に悔しさは募る。
「こういう中で勝てば勝つほど、お客さんも入ってくると思うので。勝利することが、必要だったと思います」
カップ戦準決勝で再戦する相手に石川はリベンジを果たせるか
だが試合直後であるにも関わらず、述べる敗因は明確で、自身の感情だけに留まらない。「反省」と悔やむ1本もトスの状況やそこに対して自身がどうあるべきだったか、という対処策も含め、自己分析も的確。さらに反省はプレーのみに留まらず、プロ選手として「見せる」ことを意識していて、ただ単に「惜しかった」「勝てなくて悔しい」だけでなく、石川の言葉からは「次は絶対に同じ轍は踏まない」という決意も感じられた。
そして、まさにリベンジを果たすべき絶好の舞台は、すぐにやってくる。
2月25日。イタリア国内のカップ戦であるコッパ・イタリアのファイナルラウンドがローマで開催され、昨年末の準々決勝でルーベ・チヴィタノーヴァに勝利したミラノが、昨年に続いて進出を決めた準決勝で対戦するのがトレンティーノだ。
取り切れなかった1点を、次こそ確実に取り切る。決められなかったフィニッシュを決めるべく、自らのプレーにフォーカスすることはもちろんだが、チームを勝たせるためにどう振る舞うか。この敗戦から間もなく迎える次の戦いへどうつなげていくのか。
石川が見せるリーダーシップは、日本代表のみに留まらない。世界最高峰の舞台でも健在だ。その強さが、頂点を決めるトーナメント戦でどんな風に発揮されるのか。楽しみは増すばかりだ。
Victoria#伊莎喀娃的新闻#
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