#日常[超话]#
「 一人暮らし 」
二分之一的快乐
-
周六上了一天的课 累到快要失去意识
第二天还是爬起来出了门
好像只有这样才算真正完结全部都是工作的一周
吹着风晒着太阳 走在人群里
有一种矛盾但奇妙的安全感和孤独感
-
那就让珍贵的人生有得有失吧
#仓颉[音乐]#
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「 一人暮らし 」
二分之一的快乐
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周六上了一天的课 累到快要失去意识
第二天还是爬起来出了门
好像只有这样才算真正完结全部都是工作的一周
吹着风晒着太阳 走在人群里
有一种矛盾但奇妙的安全感和孤独感
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那就让珍贵的人生有得有失吧
#仓颉[音乐]#
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雪女
むかしむかしの、寒い寒い北国でのお話です。
あるところに、茂作(しげさく)とおの吉という木こりの親子が住んでいました。
この親子、山がすっぽり雪に包まれる頃になると、鉄砲を持って猟に出かけて行くのです。
ある日の事、親子はいつもの様に雪山へ入って行きましたが、いつの間にか空は黒雲に覆われて、吹雪(ふぶき)となりました。
二人は何とか、木こり小屋を見つけました。
「今夜はここで泊まるより、仕方あるめえ」
「うんだなあ」
チロチロと燃えるいろりの火に当たりながら、二人は昼間の疲れからか、すぐに眠り込んでしまいました。風の勢いで戸がガタンと開き、雪が舞い込んできます。
そして、いろりの火がフッと消えました。
「う~、寒い」
あまりの寒さに目を覚ましたおの吉は、その時、人影を見たのです。
「誰じゃ、そこにおるのは?」
そこに姿を現したのは、若く美しい女の人でした。「雪女!」
雪女は眠っている茂作のそばに立つと、口から白い息を吐きました。
茂作の顔に白い息がかかると、茂作の体はだんだんと白く変わっていきます。
そして眠ったまま、静かに息を引き取ってしまいました。
雪女は、今度はおの吉の方へと近づいて来ます。「たっ、助けてくれー!」
必死で逃げようとするおの吉に、なぜか雪女は優しく言いました。
「そなたはまだ若々しく、命が輝いています。
望み通り、助けてあげましょう。
でも、今夜の事をもしも誰かに話したら、その時は、そなたの美しい命は終わってしまいましょう」そう言うと雪女は、降りしきる雪の中に吸い込まれ様に消えてしまいました。
おの吉は、そのまま気を失ってしまいました。
やがて朝になり目が覚めたおの吉は、父の茂作が凍え死んでいるのを見つけたのです。
それから、一年がたちました。 ある大雨の日、おの吉の家の前に一人の女の人が立っていました。
「雨で、困っておいでじゃろう」
気立てのいいおの吉は、女の人を家に入れてやりました。
女の人は、お雪という名でした。
おの吉とお雪は夫婦になり、可愛い子どもにも恵まれて、それはそれは幸せでした。
けれど、ちょっと心配なのは、暑い日差しを受けると、お雪はフラフラと倒れてしまうのです。
でも、やさしいおの吉は、そんなお雪をしっかり助けて、仲良く暮らしていました。
そんなある日、針仕事をしているお雪の横顔を見て、おの吉はふっと遠い日の事を思い出したのです。
「のう、お雪。わしは以前に、お前の様に美しいおなごを見た事がある。
お前と、そっくりじゃった。
山で、吹雪にあっての。
その時じゃ、あれは確か、雪女」
すると突然、お雪が悲しそうに言いました。
「あなた、とうとう話してしまったのね。あれほど約束したのに」
「どうしたんだ、お雪!」
お雪の着物は、いつのまにか白く変わっています。雪女であるお雪は、あの夜の事を話されてしまったので、もう人間でいる事が出来ないのです。
「あなたの事は、いつまでも忘れません。
とても幸せでした。
子どもを、お願いしますよ。
・・・では、さようなら」
その時、戸がバタンと開いて、冷たい風が吹き込んできました。
そして、お雪の姿は消えたのです。
むかしむかしの、寒い寒い北国でのお話です。
あるところに、茂作(しげさく)とおの吉という木こりの親子が住んでいました。
この親子、山がすっぽり雪に包まれる頃になると、鉄砲を持って猟に出かけて行くのです。
ある日の事、親子はいつもの様に雪山へ入って行きましたが、いつの間にか空は黒雲に覆われて、吹雪(ふぶき)となりました。
二人は何とか、木こり小屋を見つけました。
「今夜はここで泊まるより、仕方あるめえ」
「うんだなあ」
チロチロと燃えるいろりの火に当たりながら、二人は昼間の疲れからか、すぐに眠り込んでしまいました。風の勢いで戸がガタンと開き、雪が舞い込んできます。
そして、いろりの火がフッと消えました。
「う~、寒い」
あまりの寒さに目を覚ましたおの吉は、その時、人影を見たのです。
「誰じゃ、そこにおるのは?」
そこに姿を現したのは、若く美しい女の人でした。「雪女!」
雪女は眠っている茂作のそばに立つと、口から白い息を吐きました。
茂作の顔に白い息がかかると、茂作の体はだんだんと白く変わっていきます。
そして眠ったまま、静かに息を引き取ってしまいました。
雪女は、今度はおの吉の方へと近づいて来ます。「たっ、助けてくれー!」
必死で逃げようとするおの吉に、なぜか雪女は優しく言いました。
「そなたはまだ若々しく、命が輝いています。
望み通り、助けてあげましょう。
でも、今夜の事をもしも誰かに話したら、その時は、そなたの美しい命は終わってしまいましょう」そう言うと雪女は、降りしきる雪の中に吸い込まれ様に消えてしまいました。
おの吉は、そのまま気を失ってしまいました。
やがて朝になり目が覚めたおの吉は、父の茂作が凍え死んでいるのを見つけたのです。
それから、一年がたちました。 ある大雨の日、おの吉の家の前に一人の女の人が立っていました。
「雨で、困っておいでじゃろう」
気立てのいいおの吉は、女の人を家に入れてやりました。
女の人は、お雪という名でした。
おの吉とお雪は夫婦になり、可愛い子どもにも恵まれて、それはそれは幸せでした。
けれど、ちょっと心配なのは、暑い日差しを受けると、お雪はフラフラと倒れてしまうのです。
でも、やさしいおの吉は、そんなお雪をしっかり助けて、仲良く暮らしていました。
そんなある日、針仕事をしているお雪の横顔を見て、おの吉はふっと遠い日の事を思い出したのです。
「のう、お雪。わしは以前に、お前の様に美しいおなごを見た事がある。
お前と、そっくりじゃった。
山で、吹雪にあっての。
その時じゃ、あれは確か、雪女」
すると突然、お雪が悲しそうに言いました。
「あなた、とうとう話してしまったのね。あれほど約束したのに」
「どうしたんだ、お雪!」
お雪の着物は、いつのまにか白く変わっています。雪女であるお雪は、あの夜の事を話されてしまったので、もう人間でいる事が出来ないのです。
「あなたの事は、いつまでも忘れません。
とても幸せでした。
子どもを、お願いしますよ。
・・・では、さようなら」
その時、戸がバタンと開いて、冷たい風が吹き込んできました。
そして、お雪の姿は消えたのです。
#健康身体 健康地球 健康生活#
〔 老いをみるまなざし〕
第9回 妻と娘に囲まれて―幸せな老人―
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
講演会があった。
私は基調講演で「老人の幸福について」しゃべった。
講演が終わると、司会をしていた40歳代の女性が、私に質問した。「両親との3人暮らしなのですが、父親が定年退職してから毎日家でゴロゴロしていて困っています。どうしたらいいでしょうか」
私はこの頃、思いついた言葉をそのまま口に出してしまうことが多くなった。その美人司会者に言ってしまった。
「あなたのお父さんは妻と娘に一日中監視されているんですね。幸福そうに見えるんですが、そういう老人が一番つらい思いをしてるんですよ」
予期せぬ答えに司会者は、困った。そして「その通りです」と言って泣きだしそうな顔をしてうつむいてしまった。
私も困ったが、その場を和らげるにふさわしい言葉を見つけ出せずに更に困った。
気まずい沈黙が生まれた。
老人の外形的なケアの形態として健康な妻と独身の娘に介護してもらうのは理想的にみえる。
女の子供を持たない私は、老後を家族に頼るという幻想を抱くことを許されずに生きてきた。
しかし娘を子供に持つ父親は私の想像とは異なった体験をしているようである。
私のクリニックへ通ってくる糖尿病の患者に70代の3人の男たちがいる。3人に共通しているのは定年まではエリートサラリーマンであったことである。
妻は毎日が楽しくてしょうがない人たちである。娘たちはそれぞれに一人娘でキャリアを積んだ40歳代で独身である。
女たちに囲まれた夫たちは家事をしたことがない。「掃除や洗濯など男のやることではない」と誰に教わったわけでもないのに、勝手にそう思って暮らしてきた。ご飯を電気釜で炊くことすらできないので、生きるに必要な栄養素は妻か娘がいないと途切れてしまう。
彼らの娘たちが保育園に通っていた頃の保育目標には「自分のことは自分でできる子」と書いてあった筈だ。
娘はそうなったが、父親は「自分のことを自分でできない老人」になってしまった。
妻と娘が長い時間をかけて「自分のことを自分でできない男」に育ててきたのである。
そして定年になった。
「自分のことを自分でできない男」が毎日家に居るようになった。
妻の一人が私のクリニックへ来た時に言った。
「お昼だけでもどこかへ行って欲しいわ。朝から晩まで家の中に居られたらうっとうしいの。なんでもいいから外で食べていらっしゃいって言うんですけどね。私の作ったものが美味しいなんて言われると気が狂いそう。」
妻たちは男たちが抗いようのない道徳感の持ち主である。亭主を責め立てる。
「毎日テレビばかりみて生活するのはよくないでしょ。趣味を持ちなさいよ。間食はやめなさい。お酒なんてもってのほか。背中なんか掻くな!!っていうの。」男たちは老人性皮膚乾燥症で、いつも全身が痒いのだ。
彼女たちは自分のことが心配なのである。
お父さんの糖尿病が悪化して入院ともなれば、娘は父のために時間を割かなければならなくなる。夫が動けなくなったら妻はプールへ行けないのである。
二人に連れられて私の外来にくるお父さんは、弱っている。
背中を掻きながらぶつぶつと独り言を言う。
「酒なんか飲まんですよ。ほんのちょっとしか。こそこそと甘いものを食べるなんて情けないですわ。それも妻に止められて娘にも監視されて、たまらんですわ。」
診察室を出がけに躓きそうになった夫に妻が言った。
「そら! シッカリ前を見て歩くのよ。よたよたするんじゃないの!!。」
私は心の中でエールを送った。
元気を出しな。お父さん。そして自分のことは自分でできるようになりな!
図:老いをみるまなざし_第9回妻と娘に囲まれて_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
〔 老いをみるまなざし〕
第9回 妻と娘に囲まれて―幸せな老人―
井口 昭久(いぐち あきひさ)
愛知淑徳大学健康医療科学部教授
講演会があった。
私は基調講演で「老人の幸福について」しゃべった。
講演が終わると、司会をしていた40歳代の女性が、私に質問した。「両親との3人暮らしなのですが、父親が定年退職してから毎日家でゴロゴロしていて困っています。どうしたらいいでしょうか」
私はこの頃、思いついた言葉をそのまま口に出してしまうことが多くなった。その美人司会者に言ってしまった。
「あなたのお父さんは妻と娘に一日中監視されているんですね。幸福そうに見えるんですが、そういう老人が一番つらい思いをしてるんですよ」
予期せぬ答えに司会者は、困った。そして「その通りです」と言って泣きだしそうな顔をしてうつむいてしまった。
私も困ったが、その場を和らげるにふさわしい言葉を見つけ出せずに更に困った。
気まずい沈黙が生まれた。
老人の外形的なケアの形態として健康な妻と独身の娘に介護してもらうのは理想的にみえる。
女の子供を持たない私は、老後を家族に頼るという幻想を抱くことを許されずに生きてきた。
しかし娘を子供に持つ父親は私の想像とは異なった体験をしているようである。
私のクリニックへ通ってくる糖尿病の患者に70代の3人の男たちがいる。3人に共通しているのは定年まではエリートサラリーマンであったことである。
妻は毎日が楽しくてしょうがない人たちである。娘たちはそれぞれに一人娘でキャリアを積んだ40歳代で独身である。
女たちに囲まれた夫たちは家事をしたことがない。「掃除や洗濯など男のやることではない」と誰に教わったわけでもないのに、勝手にそう思って暮らしてきた。ご飯を電気釜で炊くことすらできないので、生きるに必要な栄養素は妻か娘がいないと途切れてしまう。
彼らの娘たちが保育園に通っていた頃の保育目標には「自分のことは自分でできる子」と書いてあった筈だ。
娘はそうなったが、父親は「自分のことを自分でできない老人」になってしまった。
妻と娘が長い時間をかけて「自分のことを自分でできない男」に育ててきたのである。
そして定年になった。
「自分のことを自分でできない男」が毎日家に居るようになった。
妻の一人が私のクリニックへ来た時に言った。
「お昼だけでもどこかへ行って欲しいわ。朝から晩まで家の中に居られたらうっとうしいの。なんでもいいから外で食べていらっしゃいって言うんですけどね。私の作ったものが美味しいなんて言われると気が狂いそう。」
妻たちは男たちが抗いようのない道徳感の持ち主である。亭主を責め立てる。
「毎日テレビばかりみて生活するのはよくないでしょ。趣味を持ちなさいよ。間食はやめなさい。お酒なんてもってのほか。背中なんか掻くな!!っていうの。」男たちは老人性皮膚乾燥症で、いつも全身が痒いのだ。
彼女たちは自分のことが心配なのである。
お父さんの糖尿病が悪化して入院ともなれば、娘は父のために時間を割かなければならなくなる。夫が動けなくなったら妻はプールへ行けないのである。
二人に連れられて私の外来にくるお父さんは、弱っている。
背中を掻きながらぶつぶつと独り言を言う。
「酒なんか飲まんですよ。ほんのちょっとしか。こそこそと甘いものを食べるなんて情けないですわ。それも妻に止められて娘にも監視されて、たまらんですわ。」
診察室を出がけに躓きそうになった夫に妻が言った。
「そら! シッカリ前を見て歩くのよ。よたよたするんじゃないの!!。」
私は心の中でエールを送った。
元気を出しな。お父さん。そして自分のことは自分でできるようになりな!
図:老いをみるまなざし_第9回妻と娘に囲まれて_挿絵
(イラスト:茶畑和也)
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