【daidaionline shop】
粉雪舞う季節が楽しみになる雪うさぎコーデ❄️
雪うさぎファミリー ハイネック付きスウェットトレーナー
&
Euro パウダーカラー チロリアンローズ柄 山道テープ チロルスカート
今晩更新のオンラインショップに掲載しました
https://t.cn/RPzMMuC
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#往復書簡#
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)×作詞家・小竹正人 往復書簡8
夜中の2時、愛猫を追って暗い地下室に向かう階段で
片寄から「大人とは?」について尋ねられていた小竹は、王道の質問に満を持して応えようとしていたが、好事魔多し。アクシデントに巻き込まれた。季節を先取りするカイダン……。
拝啓 片寄涼太様
まずは、ちょっとしたカイダン話を。
君も来訪したことがあるので知っていると思うが、我が家には暗い地下室がある。
数日前のことであった。夜中の2時に目が覚めトイレに行こうとした私は、一階から地下に行くドア(何日も開けていない)がほんの少し開いているのに気づいた。「空子(ソラコ、愛猫)が地下に行ってしまったのでは」と、心配になり、恐る恐る地下室へ行くドアを開き、真っ暗な地下への階段へ踏み出そうとしたその時私は……、
「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」
あろうことか階段の一番上から一番下まで(全12段)を転げ落ちてしまったのである。とっさに「落ちるもんか!」と、体をくるっと回転させるなどという余計な悪あがきをしたせいで、正面からではなく背中からド、ド、ドーッと。ゴン!バキッ!ドスッ!! と自分の体のあちこちをぶつけながら。途中で「これ、死ぬかもな」と走馬灯を見始めそうになった時、落下が終わり、小さく「ウッ」と声を漏らし私の体は静止した。
ほんの数秒間の出来事だったにも関わらず、体のあちこちに激痛を覚え、頭からはダラダラと血が流れていた。しばし錯乱状態に陥り、体を起こしてみると、何とか歩ける。途方に暮れながらも、とりあえず私はトイレに行った。
鏡を見たら顔面血だらけでホラーだったので、トイレットペーパーで顔を拭き、ばっさりと切れている側頭部にトイペを押し当て、ついでにしっかり用を足し(漏らさなくて本当に良かった)、めちゃくちゃ動揺していたので、気持ちを落ち着かせるために電子タバコで一服してから(傍らに空子がちょこんと座っていた)よろよろと事故現場に戻り、ところどころに付着している血痕をアルコール除菌ティッシュで拭いた(はい、私はちょっと潔癖症なんです)。
そして、右腕が全く動かないし、頭からの流血も止まらないので、「かったるいなあ」と思いつつ自分で救急車を呼び、病院へと運ばれた。
検査の結果、右肩を骨折、左足の指にヒビ、左側頭部の打撲、他にも体のあちこちを捻挫・打撲。病院を出たときには夜はすっかり明けて、ひるむくらい眩しい青空が広がっていた。
タクシーがなかなか(数十分)来なかったため、救急外来の入口付近にぼーっと立ちすくんでいたら、大きなガラスに映った自分の姿が見えた。頭には血が滲んだ包帯、腕には三角巾、遠目でもわかるくらいくっきりと手足に青痣や内出血。絵に描いたような満身創痍。今までの人生でこんな大怪我をしたことがなかったので、要らない自己顕示欲と露悪趣味から、私はスマホで自分の体のあちこちを撮影しました。
根がふざけているせいでしょうか、体の心配をするよりも、見たことのない悲惨な自分の姿を面白がってしまったのである。だって、ハロウィンでよく見かけるゾンビみたいな姿だったんですもの。これ、もし死んでいたら、「まあ、顔だけはなんの損傷もなくて……」と葬儀に参列してくれた人たちが目頭を熱くするよ、ホント。
「夢は叶う」とは断言できないけれど
と、自分の転落事故のことを書いていたら、君からの質問に答えるのを失念するところだった。そもそも救急病院の当直医に、「念のため一日入院しますか?」と言われ、「いいえ」と言い(だって面倒くさいから)、「出血が止まらないといけないので頭の傷をホッチキスで止めますか?」には、「嫌です」と答え(だって怖いから)、「2、3日は入浴を控えてくださいね」と念を押されたのに、帰宅してすぐにシャワーを浴びた私(だって潔癖症だから)に「大人」の定義を偉そうに語る資格があるのだろうか?
しかし、年齢的には立派な大人である私から涼太に言えることがあるとすれば、大人とは、「確固たる覚悟を持って何かを背負ったり守ったりできる人」だと思う。脅すわけではないが、まだ二十代の君はこれからますます見たくないものを見て知りたくないことを知り、その先で「覚悟」が決まる。
迷って我慢して妥協して無理をして、手放したくないものをたくさん手放しながら、背負うべき大切なものを手に入れていく。若かりし頃の葛藤やジレンマは、大人になったときに絶対に君の糧となっている。私の経験上、「あきらめなければ夢は叶う」とは断言できないけれど、頑張っていれば絶対に成果は出る。そして夢にも思わなかったような素晴らしいことが予期せぬタイミングで起こったりもする。過ぎていく日常の中で自分のアンテナを張り巡らせて、常に自分と周りを見て、正しい距離感で人と接していれば、「大人になるって悪くない」ときっと心から実感するようになる。ちなみに私は、なんの覚悟も持たずに、何も背負っていない大人が大嫌いだ。
……って、階段から落ちたスットコドッコイエピソードの後に言っても説得力に欠けるが、この文章を書きながら「居場所を見つけられずに砂を噛むような思いばかりしていた二十代の自分には絶対に戻りたくない」「大人になってよかった」と、思いのほか今の自分の幸せを君に再確認させてもらえた。満身創痍だけどな。サンキュー。
敬具
p1 8年前に書いた私の初めての小説「空に住む」が映画になりました。原作とは内容が異なるところがかなりありますが、とても素敵な映画です。是非!!
p2 ここ数年、外食はそんなに好きではなくなっているのですが、友人の経営するレストランを久しぶりに訪れたときのこのデザートに、「外食ってありがたいんだ」と、妙にしみじみしました
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)×作詞家・小竹正人 往復書簡8
夜中の2時、愛猫を追って暗い地下室に向かう階段で
片寄から「大人とは?」について尋ねられていた小竹は、王道の質問に満を持して応えようとしていたが、好事魔多し。アクシデントに巻き込まれた。季節を先取りするカイダン……。
拝啓 片寄涼太様
まずは、ちょっとしたカイダン話を。
君も来訪したことがあるので知っていると思うが、我が家には暗い地下室がある。
数日前のことであった。夜中の2時に目が覚めトイレに行こうとした私は、一階から地下に行くドア(何日も開けていない)がほんの少し開いているのに気づいた。「空子(ソラコ、愛猫)が地下に行ってしまったのでは」と、心配になり、恐る恐る地下室へ行くドアを開き、真っ暗な地下への階段へ踏み出そうとしたその時私は……、
「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」
あろうことか階段の一番上から一番下まで(全12段)を転げ落ちてしまったのである。とっさに「落ちるもんか!」と、体をくるっと回転させるなどという余計な悪あがきをしたせいで、正面からではなく背中からド、ド、ドーッと。ゴン!バキッ!ドスッ!! と自分の体のあちこちをぶつけながら。途中で「これ、死ぬかもな」と走馬灯を見始めそうになった時、落下が終わり、小さく「ウッ」と声を漏らし私の体は静止した。
ほんの数秒間の出来事だったにも関わらず、体のあちこちに激痛を覚え、頭からはダラダラと血が流れていた。しばし錯乱状態に陥り、体を起こしてみると、何とか歩ける。途方に暮れながらも、とりあえず私はトイレに行った。
鏡を見たら顔面血だらけでホラーだったので、トイレットペーパーで顔を拭き、ばっさりと切れている側頭部にトイペを押し当て、ついでにしっかり用を足し(漏らさなくて本当に良かった)、めちゃくちゃ動揺していたので、気持ちを落ち着かせるために電子タバコで一服してから(傍らに空子がちょこんと座っていた)よろよろと事故現場に戻り、ところどころに付着している血痕をアルコール除菌ティッシュで拭いた(はい、私はちょっと潔癖症なんです)。
そして、右腕が全く動かないし、頭からの流血も止まらないので、「かったるいなあ」と思いつつ自分で救急車を呼び、病院へと運ばれた。
検査の結果、右肩を骨折、左足の指にヒビ、左側頭部の打撲、他にも体のあちこちを捻挫・打撲。病院を出たときには夜はすっかり明けて、ひるむくらい眩しい青空が広がっていた。
タクシーがなかなか(数十分)来なかったため、救急外来の入口付近にぼーっと立ちすくんでいたら、大きなガラスに映った自分の姿が見えた。頭には血が滲んだ包帯、腕には三角巾、遠目でもわかるくらいくっきりと手足に青痣や内出血。絵に描いたような満身創痍。今までの人生でこんな大怪我をしたことがなかったので、要らない自己顕示欲と露悪趣味から、私はスマホで自分の体のあちこちを撮影しました。
根がふざけているせいでしょうか、体の心配をするよりも、見たことのない悲惨な自分の姿を面白がってしまったのである。だって、ハロウィンでよく見かけるゾンビみたいな姿だったんですもの。これ、もし死んでいたら、「まあ、顔だけはなんの損傷もなくて……」と葬儀に参列してくれた人たちが目頭を熱くするよ、ホント。
「夢は叶う」とは断言できないけれど
と、自分の転落事故のことを書いていたら、君からの質問に答えるのを失念するところだった。そもそも救急病院の当直医に、「念のため一日入院しますか?」と言われ、「いいえ」と言い(だって面倒くさいから)、「出血が止まらないといけないので頭の傷をホッチキスで止めますか?」には、「嫌です」と答え(だって怖いから)、「2、3日は入浴を控えてくださいね」と念を押されたのに、帰宅してすぐにシャワーを浴びた私(だって潔癖症だから)に「大人」の定義を偉そうに語る資格があるのだろうか?
しかし、年齢的には立派な大人である私から涼太に言えることがあるとすれば、大人とは、「確固たる覚悟を持って何かを背負ったり守ったりできる人」だと思う。脅すわけではないが、まだ二十代の君はこれからますます見たくないものを見て知りたくないことを知り、その先で「覚悟」が決まる。
迷って我慢して妥協して無理をして、手放したくないものをたくさん手放しながら、背負うべき大切なものを手に入れていく。若かりし頃の葛藤やジレンマは、大人になったときに絶対に君の糧となっている。私の経験上、「あきらめなければ夢は叶う」とは断言できないけれど、頑張っていれば絶対に成果は出る。そして夢にも思わなかったような素晴らしいことが予期せぬタイミングで起こったりもする。過ぎていく日常の中で自分のアンテナを張り巡らせて、常に自分と周りを見て、正しい距離感で人と接していれば、「大人になるって悪くない」ときっと心から実感するようになる。ちなみに私は、なんの覚悟も持たずに、何も背負っていない大人が大嫌いだ。
……って、階段から落ちたスットコドッコイエピソードの後に言っても説得力に欠けるが、この文章を書きながら「居場所を見つけられずに砂を噛むような思いばかりしていた二十代の自分には絶対に戻りたくない」「大人になってよかった」と、思いのほか今の自分の幸せを君に再確認させてもらえた。満身創痍だけどな。サンキュー。
敬具
p1 8年前に書いた私の初めての小説「空に住む」が映画になりました。原作とは内容が異なるところがかなりありますが、とても素敵な映画です。是非!!
p2 ここ数年、外食はそんなに好きではなくなっているのですが、友人の経営するレストランを久しぶりに訪れたときのこのデザートに、「外食ってありがたいんだ」と、妙にしみじみしました
AMUSE發布-三浦春馬に関するお知らせ(2020年9月4日)
https://t.cn/A64VnkcR
ファンの皆さま、関係各位
平素より、三浦春馬を応援いただき有難うございます。
2020年7月18日に三浦春馬 (享年30歳) が旅立ってから、本日 四十九日を迎えました。
既にご報告のとおり、葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、密葬というかたちで執り行わせていただきました。
四十九日の間、弊社として大切な仲間との突然の別れに、深い悲しみを覚え混迷する中、その事実を受け止めるべく喪に服しておりました。
共に歩んできた16年間を振り返ると、アーティストと所属事務所の関係を超え、一緒に夢を追ってきた彼のことを、どこまで深く理解できていたのか、スタッフ一同 自問自答しつつ深い自責の念に駆られております。
結果として、三浦春馬という傑出したアーティストを守ることができなかったことを、会社としてファンの皆さまに心よりお詫び申し上げます。
また、四十九日の間、様々な憶測による報道や、事実ではない情報に基づく誹謗中傷等により、皆さまに行き場のない悲しい思いをさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
この期間、様々なお声をいただいておりましたが、情報に誤りがないよう、事実関係を把握し整理することに努めて参りました。同時に、彼が情熱を持って取り組んでいた仕事の今後や、これまでに関わってきた様々な作品を、どのように世に届けるかということについて、関係者の方々と話し合いを重ねて参りました。
四十九日を迎えた本日、現時点で弊社が把握しております経緯、確認しております情報をご報告させていただきたいと存じます。
【当日の経緯について】
午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネージャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。インターフォンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。応急手当をするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました。
その後、警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました。
一部報道で「撮影現場に本人が現れないため、マネージャーが不審に思い自宅に確認に行った」と報じられておりますが、仕事の際にはマネージャーが送迎しておりますので、そのような事実はございません。
【遺書の存在について】
警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴ったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした。
そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへ遺した文章や、遺書なども結果として見つかっておりません。
【仕事の進め方について】
仕事の進め方に関しては、出演のオファーをいただいた時点で、スケジュール、作品の持つ意味合い、そして本人の思いなども含めて、その都度、本人と担当マネージャーとの間で丁寧に話し合いながら進めて参りました。
なお、一部報道に「留学を中止して帰国するようにマネージャーが指示した」といった内容の記事がございましたが、そのような事実はございません。
【三浦春馬の作品について】
取り組んで参りました作品で未公開のものに関しては、関係者の皆さまと協議を重ね、放送、公開に向けて調整を進めさせていただいております。ファンの皆さまからは、過去に出演した作品の映像化に関するご要望も多数いただいております。特に、お問い合わせの多かったブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に関しましては、権利の問題で全編映像化は叶わなかったものの、ブロードウェイサイドの皆さまのご厚意で、15分程度の特別映像を後日アップさせていただく事となりました。
また、完売しておりました『キンキーブーツ』サントラCDに関しては、再プレスを行い、本日よりネット通販でご購入いただける状況が整っております。
その他の出演作品に関しても、引き続き関係各所と検討を進めて参ります。
なお今後、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
【「お別れの会」について】
現在、想いを届けていただく場所とし立ち上げさせていただいた「追悼サイト」へ、毎日、多くのファンの皆さまから沢山のメッセージをいただいております。
「お別れの会」に関しては、応援してくださった皆さまの沢山の愛で溢れる場にできるよう、2020年内の実施を予定しております。新型コロナウイルス感染の拡大状況を見ながら、実施の日程や方法を検討しておりますので、詳細が決まり次第、改めてお伝えさせていただきます。
【誹謗中傷に関する改めてのお願い】
ご心痛の中にいらっしゃるご遺族や友人のプライベートを詮索するような記事の掲載、そのための過剰な取材行為、弊社所属アーティスト及びマネージャー等に対するネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして改めてお控えいただけますようお願い申し上げます。
四十九日を迎えた現在においても、かけがえのないアーティストであり大切な仲間を失った現実と、深い悲しみに向き合い、その責任を重く受け止めております。
今後も、弊社所属アーティスト、スタッフの心身を守る為、より一層の環境作りに努めて参る所存です。
ファンの皆さまにおかれましては、これからも彼自身の作品や、その姿が皆さまの中で輝き続ける事を心より願っております。
2020年9月4日
https://t.cn/A64VnkcR
ファンの皆さま、関係各位
平素より、三浦春馬を応援いただき有難うございます。
2020年7月18日に三浦春馬 (享年30歳) が旅立ってから、本日 四十九日を迎えました。
既にご報告のとおり、葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、密葬というかたちで執り行わせていただきました。
四十九日の間、弊社として大切な仲間との突然の別れに、深い悲しみを覚え混迷する中、その事実を受け止めるべく喪に服しておりました。
共に歩んできた16年間を振り返ると、アーティストと所属事務所の関係を超え、一緒に夢を追ってきた彼のことを、どこまで深く理解できていたのか、スタッフ一同 自問自答しつつ深い自責の念に駆られております。
結果として、三浦春馬という傑出したアーティストを守ることができなかったことを、会社としてファンの皆さまに心よりお詫び申し上げます。
また、四十九日の間、様々な憶測による報道や、事実ではない情報に基づく誹謗中傷等により、皆さまに行き場のない悲しい思いをさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
この期間、様々なお声をいただいておりましたが、情報に誤りがないよう、事実関係を把握し整理することに努めて参りました。同時に、彼が情熱を持って取り組んでいた仕事の今後や、これまでに関わってきた様々な作品を、どのように世に届けるかということについて、関係者の方々と話し合いを重ねて参りました。
四十九日を迎えた本日、現時点で弊社が把握しております経緯、確認しております情報をご報告させていただきたいと存じます。
【当日の経緯について】
午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネージャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。インターフォンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。応急手当をするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました。
その後、警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました。
一部報道で「撮影現場に本人が現れないため、マネージャーが不審に思い自宅に確認に行った」と報じられておりますが、仕事の際にはマネージャーが送迎しておりますので、そのような事実はございません。
【遺書の存在について】
警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴ったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした。
そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへ遺した文章や、遺書なども結果として見つかっておりません。
【仕事の進め方について】
仕事の進め方に関しては、出演のオファーをいただいた時点で、スケジュール、作品の持つ意味合い、そして本人の思いなども含めて、その都度、本人と担当マネージャーとの間で丁寧に話し合いながら進めて参りました。
なお、一部報道に「留学を中止して帰国するようにマネージャーが指示した」といった内容の記事がございましたが、そのような事実はございません。
【三浦春馬の作品について】
取り組んで参りました作品で未公開のものに関しては、関係者の皆さまと協議を重ね、放送、公開に向けて調整を進めさせていただいております。ファンの皆さまからは、過去に出演した作品の映像化に関するご要望も多数いただいております。特に、お問い合わせの多かったブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に関しましては、権利の問題で全編映像化は叶わなかったものの、ブロードウェイサイドの皆さまのご厚意で、15分程度の特別映像を後日アップさせていただく事となりました。
また、完売しておりました『キンキーブーツ』サントラCDに関しては、再プレスを行い、本日よりネット通販でご購入いただける状況が整っております。
その他の出演作品に関しても、引き続き関係各所と検討を進めて参ります。
なお今後、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
【「お別れの会」について】
現在、想いを届けていただく場所とし立ち上げさせていただいた「追悼サイト」へ、毎日、多くのファンの皆さまから沢山のメッセージをいただいております。
「お別れの会」に関しては、応援してくださった皆さまの沢山の愛で溢れる場にできるよう、2020年内の実施を予定しております。新型コロナウイルス感染の拡大状況を見ながら、実施の日程や方法を検討しておりますので、詳細が決まり次第、改めてお伝えさせていただきます。
【誹謗中傷に関する改めてのお願い】
ご心痛の中にいらっしゃるご遺族や友人のプライベートを詮索するような記事の掲載、そのための過剰な取材行為、弊社所属アーティスト及びマネージャー等に対するネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして改めてお控えいただけますようお願い申し上げます。
四十九日を迎えた現在においても、かけがえのないアーティストであり大切な仲間を失った現実と、深い悲しみに向き合い、その責任を重く受け止めております。
今後も、弊社所属アーティスト、スタッフの心身を守る為、より一層の環境作りに努めて参る所存です。
ファンの皆さまにおかれましては、これからも彼自身の作品や、その姿が皆さまの中で輝き続ける事を心より願っております。
2020年9月4日
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