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『美しい彼』萩原利久、八木勇征の衝撃の体力&ストイックさ明かす<インタビュー>
2023年4月9日 6時02分
@utsukare_mbs 美しい彼 劇場版美しい彼エターナル ひらきよ 八木勇征 萩原利久
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萩原利久、八木勇征
萩原利久、八木勇征 - 撮影:TOWA
萩原利久と八木勇征が、ダブル主演を務める映画『劇場版 美しい彼~eternal~』(公開中)への思いや、お互いに感じる“すごさ”を語った。
【動画】不穏なシーンも『劇場版 美しい彼~eternal~』予告 クライマックス編
本作は、「流浪の月」などで知られる小説家・凪良ゆうの人気同名小説をドラマ化した「美しい彼」の劇場版。ドラマのシーズン1(2021)では、無口で友だちがいない平良(萩原)と、人気者“キング”清居(八木)という真逆の高校生の初恋の物語が展開し、今年2月に放送されたシーズン2では、大学生の平良と俳優として活躍する清居が恋人となり同棲生活を送るも、想いがすれ違い互いを翻弄(ほんろう)するさまが描かれた。
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萩原利久
萩原利久 - 撮影:TOWA
劇場版では、著名なカメラマンに弟子入りをした平良、俳優として活躍の場を広げる清居の物語が繰り広げられるが、脚本を読んだ萩原は、「ドラマのシーズン2と同じ時期に脚本をいただいていたので、シーズン2から一気に読んだ感覚でした。大きいスクリーンでぜひ観てほしいと思えるシーンがありました」と振り返り、「シーズン2を撮ってる時も、どこか劇場版を意識していました」と語る。
八木は、「シーズン1では出てこなかった場所でのシーンがあり、酒井(麻衣)監督がどういうふうに撮ってくださるんだろう、と個人的にもワクワクしました。また『美しい彼』のいろいろな新しい世界観を覗けるんだろうな」と期待し、「脚本を読むなかで、『どういうふうに自分が演じよう』ではなく『清居ならどうするのか』というのを考えることができました。ト書きもとても情景がイメージしやすかった」と脚本の坪田文に感謝する。
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シーズン1の撮影から約1年後に、シーズン2と劇場版の撮影が行われた。役へのアプローチについて、萩原は「僕に関しては、あえて変えなかったです。変わらないところをちゃんと変わらずにやり続けられるか、という方がどちらかと言うと今回大事にしていた部分」と明かす。平良を取り巻く環境は変化していくが、「平良はすごく鈍感で良くも悪くも流されない子なので、この部分が変わってしまうと起こるはずのことが起こらなくなる。物事に対して、事件やできごとが自然に起きてほしいので、いかに変わらず、より自然にそこに持っていけるか」と考えたそうだ。
反対に八木は、シーズン1との違いを意識。「清居は、自分の『好き』と同じステージに平良を引っ張り上げていきたい、という気持ちが強い。それは、すれ違うたびに清居が毎度思うことなんです。シーズン1と違い、勇気を出してアプローチしていると感じました。違いを出すべきだと思い、そこに一生懸命になるようにしていました」
萩原利久、八木勇征
萩原利久、八木勇征 - 撮影:TOWA
また、本作の撮影とFANTASTICSのライブツアーを両立させるなど、多忙を極めた八木。「シーズン2と劇場版を撮っている時期に、ツアーのリハーサルを行い、後半から公演本番がスタートしました。そのときは身体的に結構きつかったですね。気持ちでは『いけるぞ』と思っていても、帰ったらすぐ気絶しちゃうということがありました。大変ではありましたが、毎日が本当に刺激的で、僕はめちゃくちゃ楽しかった。こういう経験ができたのも良かったですし、この経験により実際に音楽活動で活きていることが本当にたくさんあります。後悔はゼロで、やっていいことしかなかったです」と清々しい表情を見せる。
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そんな八木を、萩原は「すごいです!」と称賛。「僕は絶対できないです。体力的にもシンプルにきつそうだなと思います。時間はみんな24時間平等で、一人だけ多いわけでもない。(芝居と音楽活動で)使う脳も違う気がするし、やることなにをとっても全然違う。作品を二本縫う、とかとも世界が全然違いすぎると思います。『よくやれるなあ』『すごいな』しか出てこないです」と感心しきり。
八木勇征
八木勇征 - 撮影:TOWA
さらに、萩原は八木のストイックさに驚いたようで、「努力家な面で言うと、朝7時とかに現場に来なきゃいけない日でも、その前にジムに行ってるっていう衝撃の体力と、衝撃のストイックさを持っていました。そこはシンプルにすごい。これから一日現場なのに、よくその前に! ちょっとでも寝たいじゃないですか、早起きしてジムに行ってから行くって、もう努力家以外のなにものでもないなって思ってました」
萩原の言葉に照れ笑いを浮かべつつ、八木は「自分でも『寝りゃいいじゃん』と思うんですが、やっている自分の方が自信を持ってその一日に臨めるんです。そこがブレてしまうと、『自分がいまどういうモチベーションでやっているんだろう』みたいなことを考えて、いろいろ崩れてきちゃう。いつも今までやってきたことを継続しているから、正常でいられる。『努力してるぞ俺』という感じじゃなくて、自分がブレないためにやっていただけです」と謙虚に語る。
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そして、萩原の俳優としてのすごさに言及。「僕はシーズン1のころから、利久のお芝居で勉強になっていることばかりでした。シーズン2に引き続き、『美しい彼』は二人で一緒にお芝居するシーンが圧倒的に多くて。ドライ(=リハーサル)を経て少しずつ変わっていくんですが、『このタイミングの時に動くとアクションが起きるんだな』と利久を見てると思うことがたくさんあるんです。僕はそれを受けて、自分の頭になかったお芝居がいろいろ出てきたりするので、もう毎度お勉強でした」と絶大な信頼を寄せていた。(編集部・梅山富美子)
シネマトゥデイ
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『美しい彼』萩原利久、八木勇征の衝撃の体力&ストイックさ明かす<インタビュー>
2023年4月9日 6時02分
@utsukare_mbs 美しい彼 劇場版美しい彼エターナル ひらきよ 八木勇征 萩原利久
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萩原利久、八木勇征
萩原利久、八木勇征 - 撮影:TOWA
萩原利久と八木勇征が、ダブル主演を務める映画『劇場版 美しい彼~eternal~』(公開中)への思いや、お互いに感じる“すごさ”を語った。
【動画】不穏なシーンも『劇場版 美しい彼~eternal~』予告 クライマックス編
本作は、「流浪の月」などで知られる小説家・凪良ゆうの人気同名小説をドラマ化した「美しい彼」の劇場版。ドラマのシーズン1(2021)では、無口で友だちがいない平良(萩原)と、人気者“キング”清居(八木)という真逆の高校生の初恋の物語が展開し、今年2月に放送されたシーズン2では、大学生の平良と俳優として活躍する清居が恋人となり同棲生活を送るも、想いがすれ違い互いを翻弄(ほんろう)するさまが描かれた。
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萩原利久
萩原利久 - 撮影:TOWA
劇場版では、著名なカメラマンに弟子入りをした平良、俳優として活躍の場を広げる清居の物語が繰り広げられるが、脚本を読んだ萩原は、「ドラマのシーズン2と同じ時期に脚本をいただいていたので、シーズン2から一気に読んだ感覚でした。大きいスクリーンでぜひ観てほしいと思えるシーンがありました」と振り返り、「シーズン2を撮ってる時も、どこか劇場版を意識していました」と語る。
八木は、「シーズン1では出てこなかった場所でのシーンがあり、酒井(麻衣)監督がどういうふうに撮ってくださるんだろう、と個人的にもワクワクしました。また『美しい彼』のいろいろな新しい世界観を覗けるんだろうな」と期待し、「脚本を読むなかで、『どういうふうに自分が演じよう』ではなく『清居ならどうするのか』というのを考えることができました。ト書きもとても情景がイメージしやすかった」と脚本の坪田文に感謝する。
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シーズン1の撮影から約1年後に、シーズン2と劇場版の撮影が行われた。役へのアプローチについて、萩原は「僕に関しては、あえて変えなかったです。変わらないところをちゃんと変わらずにやり続けられるか、という方がどちらかと言うと今回大事にしていた部分」と明かす。平良を取り巻く環境は変化していくが、「平良はすごく鈍感で良くも悪くも流されない子なので、この部分が変わってしまうと起こるはずのことが起こらなくなる。物事に対して、事件やできごとが自然に起きてほしいので、いかに変わらず、より自然にそこに持っていけるか」と考えたそうだ。
反対に八木は、シーズン1との違いを意識。「清居は、自分の『好き』と同じステージに平良を引っ張り上げていきたい、という気持ちが強い。それは、すれ違うたびに清居が毎度思うことなんです。シーズン1と違い、勇気を出してアプローチしていると感じました。違いを出すべきだと思い、そこに一生懸命になるようにしていました」
萩原利久、八木勇征
萩原利久、八木勇征 - 撮影:TOWA
また、本作の撮影とFANTASTICSのライブツアーを両立させるなど、多忙を極めた八木。「シーズン2と劇場版を撮っている時期に、ツアーのリハーサルを行い、後半から公演本番がスタートしました。そのときは身体的に結構きつかったですね。気持ちでは『いけるぞ』と思っていても、帰ったらすぐ気絶しちゃうということがありました。大変ではありましたが、毎日が本当に刺激的で、僕はめちゃくちゃ楽しかった。こういう経験ができたのも良かったですし、この経験により実際に音楽活動で活きていることが本当にたくさんあります。後悔はゼロで、やっていいことしかなかったです」と清々しい表情を見せる。
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そんな八木を、萩原は「すごいです!」と称賛。「僕は絶対できないです。体力的にもシンプルにきつそうだなと思います。時間はみんな24時間平等で、一人だけ多いわけでもない。(芝居と音楽活動で)使う脳も違う気がするし、やることなにをとっても全然違う。作品を二本縫う、とかとも世界が全然違いすぎると思います。『よくやれるなあ』『すごいな』しか出てこないです」と感心しきり。
八木勇征
八木勇征 - 撮影:TOWA
さらに、萩原は八木のストイックさに驚いたようで、「努力家な面で言うと、朝7時とかに現場に来なきゃいけない日でも、その前にジムに行ってるっていう衝撃の体力と、衝撃のストイックさを持っていました。そこはシンプルにすごい。これから一日現場なのに、よくその前に! ちょっとでも寝たいじゃないですか、早起きしてジムに行ってから行くって、もう努力家以外のなにものでもないなって思ってました」
萩原の言葉に照れ笑いを浮かべつつ、八木は「自分でも『寝りゃいいじゃん』と思うんですが、やっている自分の方が自信を持ってその一日に臨めるんです。そこがブレてしまうと、『自分がいまどういうモチベーションでやっているんだろう』みたいなことを考えて、いろいろ崩れてきちゃう。いつも今までやってきたことを継続しているから、正常でいられる。『努力してるぞ俺』という感じじゃなくて、自分がブレないためにやっていただけです」と謙虚に語る。
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そして、萩原の俳優としてのすごさに言及。「僕はシーズン1のころから、利久のお芝居で勉強になっていることばかりでした。シーズン2に引き続き、『美しい彼』は二人で一緒にお芝居するシーンが圧倒的に多くて。ドライ(=リハーサル)を経て少しずつ変わっていくんですが、『このタイミングの時に動くとアクションが起きるんだな』と利久を見てると思うことがたくさんあるんです。僕はそれを受けて、自分の頭になかったお芝居がいろいろ出てきたりするので、もう毎度お勉強でした」と絶大な信頼を寄せていた。(編集部・梅山富美子)
萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
“ぼっち”と“人気者”という、まったく境遇の違うふたりが恋に落ちる人気シリーズの『劇場版 美しい彼~eternal~』でW主演を務めたふたり。難役を通して育んだ、確かな信頼と固い友情――。
凪良ゆうの人気小説を2シーズンにわたってドラマ化してきた『美しい彼』は、日本はもちろん中国や韓国をはじめとした海外でも人気を博した話題作。4月に『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開を控えるなか、平良一成を演じた萩原利久さんのもとにも、その反響は届いていたよう。
「作品として純粋に評価してくださった方が多い印象でした。文化や言葉が違っていても、ふたりの物語にたくさんの人が共感してくれたことは嬉しかったです」(萩原さん)
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劇場版で加速する 個性的な二つのキャラ
すべての写真を見る
幼いころから周囲に馴染めない孤独な“ぼっち”の平良と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマの清居奏。交わるはずのない対照的なふたりは、高校で同じクラスになったことから急接近し、もどかしくも甘酸っぱい恋模様を繰り広げていく。タイトルの『美しい彼』とは平良から見た清居のこと。ひと目見た瞬間からその美しさに圧倒された平良は、清居にのめり込んでいく。
「タイトルを背負うという、あまりにも大きなハードルを提示されているのに、こんなに違和感なく、文句を言わせない説得力で演じ切れたのはすごいよね」(萩原さん)
そう絶賛する萩原さんに対し、清居を演じた八木勇征さんは、嬉しそうに照れ笑い。FANTASTICSのメンバーとして活動している八木さんにとって、初めての主演作となる。
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「お話をいただいたときは『ぜひぜひお願いします!』という感じ。どんな作品であっても答えは『YES』でした。酒井(麻衣)監督からは事前に映画『ブロークバック・マウンテン』を観てほしいと言われていたので、準備段階からいろんなことを吸収して役を作り上げました」(八木さん)
萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
裏テーマは、いかにかわいらしく見せられるか
シャツ 36,300円/エルイージェイ、パンツ 42,900円/セラー ドアー、シューズ 25,300円/アーロン(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
すべての写真を見る
男性同士のラブストーリーを演じるのは、子役から活動をし、多くの役柄を演じてきた萩原さんにとっても初めてのこと。
「平良というキャラクターをしっかり考えた上で『やってみたい』と思えたんです。どういう表現をしてどういう画になるのか、考える時間をたっぷりいただいてから決断するステップを踏めたことは、ありがたかったです」(萩原さん)
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高校での出会いを経て大学4年生になった平良と、芸能事務所に所属し俳優としての道を歩み始めた清居。劇場版では、一軒家で同棲生活を始めたふたりの幸せな日常が描かれていく。と同時に、恋人になったにもかかわらず、清居のグッズをこっそり溜め込んだり、怪しさ満点の変装で出待ちをして、他のファンから“不審くん”というあだ名をつけられるなど、平良の清居への狂信ぶりはドライブ感を増していく。
「平良になるときに意識していた裏テーマは、かわいらしく見せることでした。真面目にやりすぎると“キモい”の域に行ってやばい人だと思われてしまう(笑)。そこを“キモかわいい”にしないと、観ている方に受け入れてもらえないし、ふたりを好きになってもらえないと思ったんです」(萩原さん)
ただし、その微妙なラインを探るのは至難の業だったよう。
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「コミカルな部分を出しつつ、ファンタジーに見えるようにも意識しました。あとは素直なところ。清居に対する平良の想いには下心がないんです。生々しくないよう濁らない素直さを意識しました」(萩原さん)
ニット 151,800円、パンツ 400,400円、シューズ 118,000円/すべてマルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス)
この物語の面白さは、平良の一方的な恋心を描くのではなく、清居の視点から見た平良への想いも丁寧に紡がれていくこと。クールで美しく、俺様な態度の清居の内面が、実は乙女のように繊細なことが次々と明かされていく。そして対等な恋人関係を望む清居の願い虚しく、神を崇めるかのように接する平良との関係は、想いが強くなるほどすれ違ってしまう。
「平良に比べたら、清居は人間としてまともだと思うんですけど、実は究極のツンデレだからどっちもどっち。素直になりきれないのが彼のかわいらしさでもあるので、そこは意識して演じました。平良は自分を絶対に曲げることがないので、結局は清居が寄り添う形になります。ヒロインは完全に、僕が演じた清居なんです(笑)」(八木さん)
お互いを「利久」、「勇征」と呼び合うふたりは2歳違い。萩原さんが「自分が年下だってこと忘れてた。だいぶ失礼だね」と言うと、すかさず「そんなことないよ」と八木さんがフォロー。演じた“ひらきよ”を地で行く仲のよさだ。
「利久に対して『お兄ちゃんでいなきゃ』と思わなかったし、僕が作品の中で清居でいられたのは完全に利久のおかげです。お芝居においては大先輩だし、いつだって引っ張ってくれていました」(八木さん)
シーズン1が放送されたときには、なんとふたりきりで鑑賞会をしたというエピソードも。
「撮影中から一緒にごはんに行きたいねと話していたので、お酒を飲みながら1話を観たんです。その店はカラオケもできたのですが、利久はスタンドマイクを使って大好きな玉置浩二さんを熱唱したりして(笑)。最高でした!」(八木さん)
ふたりが恋よりも盲目になるものは?
「確かにこの3本柱は僕にとっての清居ですね。今日も朝5時からマンチェスター・シティの試合を見てきたんですけど、負けてしまったのでだいぶ落ち込みました」(萩原さん)
しょんぼりする姿を見て、「やばい、アゲてこアゲてこ!」と盛り上げる八木さん。実は彼にも、萩原さんと同じように熱中している趣味がある。
「仕事終わりに行くサウナのことを考えると、なんでも頑張れるんです。サウナ後に水風呂に入ってから外気浴をするのですが、本当にすべてのことがどうでもよくなるし、整っている隣の人を見るだけでも幸せな気持ちになれる。サウナはきっと、世界平和に繋がると思います。これ、本当です。僕の場合サウナ後のごはんまでがワンセット。コッテリ系ラーメンでもいいし、サウナの聖地“北欧”のカレーも食べたいなあ」(八木さん)
ひとしきり熱弁すると、ハッと我に返って「喋りすぎた」と苦笑い。「いつか利久も連れて行きたい」と言われた萩原さんも「おー! ごはん込みで行こう!」とノリノリだった。作品の世界線を軽やかに飛び越え、リアルに友達として絆を深め合ったふたり。その事実だけで、作品を愛するファンにとっての“世界平和”は、いとも簡単に実現されたはずだ。
萩原利久(はぎわら・りく)
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『3年A組-今から皆さんは人質です-』連続テレビ小説『エール』映画『花束みたいな恋をした』などに出演。映画『おとななじみ』が5月12日に公開予定。1st写真集『R』が発売したばかり。
八木勇征(やぎ・ゆうせい)
1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年にFANTASTICSのメンバーにボーカルとして加入。ドラマ『ばかやろうのキス』、『沼る。港区女子高生』、舞台『脳内ポイズンベリー』映画『HiGH&LOW THE WORST X』『イチケイのカラス』に出演。
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
“ぼっち”と“人気者”という、まったく境遇の違うふたりが恋に落ちる人気シリーズの『劇場版 美しい彼~eternal~』でW主演を務めたふたり。難役を通して育んだ、確かな信頼と固い友情――。
凪良ゆうの人気小説を2シーズンにわたってドラマ化してきた『美しい彼』は、日本はもちろん中国や韓国をはじめとした海外でも人気を博した話題作。4月に『劇場版 美しい彼~eternal~』の公開を控えるなか、平良一成を演じた萩原利久さんのもとにも、その反響は届いていたよう。
「作品として純粋に評価してくださった方が多い印象でした。文化や言葉が違っていても、ふたりの物語にたくさんの人が共感してくれたことは嬉しかったです」(萩原さん)
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幼いころから周囲に馴染めない孤独な“ぼっち”の平良と、学校のカースト頂点に君臨する圧倒的カリスマの清居奏。交わるはずのない対照的なふたりは、高校で同じクラスになったことから急接近し、もどかしくも甘酸っぱい恋模様を繰り広げていく。タイトルの『美しい彼』とは平良から見た清居のこと。ひと目見た瞬間からその美しさに圧倒された平良は、清居にのめり込んでいく。
「タイトルを背負うという、あまりにも大きなハードルを提示されているのに、こんなに違和感なく、文句を言わせない説得力で演じ切れたのはすごいよね」(萩原さん)
そう絶賛する萩原さんに対し、清居を演じた八木勇征さんは、嬉しそうに照れ笑い。FANTASTICSのメンバーとして活動している八木さんにとって、初めての主演作となる。
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萩原利久 × 八木勇征【全文公開】
“ひらきよ”を地で行く仲のよさ!
難役を通して育んだ、信頼と固い友情
CULTURE
2時間前
裏テーマは、いかにかわいらしく見せられるか
シャツ 36,300円/エルイージェイ、パンツ 42,900円/セラー ドアー、シューズ 25,300円/アーロン(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
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男性同士のラブストーリーを演じるのは、子役から活動をし、多くの役柄を演じてきた萩原さんにとっても初めてのこと。
「平良というキャラクターをしっかり考えた上で『やってみたい』と思えたんです。どういう表現をしてどういう画になるのか、考える時間をたっぷりいただいてから決断するステップを踏めたことは、ありがたかったです」(萩原さん)
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「平良になるときに意識していた裏テーマは、かわいらしく見せることでした。真面目にやりすぎると“キモい”の域に行ってやばい人だと思われてしまう(笑)。そこを“キモかわいい”にしないと、観ている方に受け入れてもらえないし、ふたりを好きになってもらえないと思ったんです」(萩原さん)
ただし、その微妙なラインを探るのは至難の業だったよう。
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ニット 151,800円、パンツ 400,400円、シューズ 118,000円/すべてマルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス)
この物語の面白さは、平良の一方的な恋心を描くのではなく、清居の視点から見た平良への想いも丁寧に紡がれていくこと。クールで美しく、俺様な態度の清居の内面が、実は乙女のように繊細なことが次々と明かされていく。そして対等な恋人関係を望む清居の願い虚しく、神を崇めるかのように接する平良との関係は、想いが強くなるほどすれ違ってしまう。
「平良に比べたら、清居は人間としてまともだと思うんですけど、実は究極のツンデレだからどっちもどっち。素直になりきれないのが彼のかわいらしさでもあるので、そこは意識して演じました。平良は自分を絶対に曲げることがないので、結局は清居が寄り添う形になります。ヒロインは完全に、僕が演じた清居なんです(笑)」(八木さん)
お互いを「利久」、「勇征」と呼び合うふたりは2歳違い。萩原さんが「自分が年下だってこと忘れてた。だいぶ失礼だね」と言うと、すかさず「そんなことないよ」と八木さんがフォロー。演じた“ひらきよ”を地で行く仲のよさだ。
「利久に対して『お兄ちゃんでいなきゃ』と思わなかったし、僕が作品の中で清居でいられたのは完全に利久のおかげです。お芝居においては大先輩だし、いつだって引っ張ってくれていました」(八木さん)
シーズン1が放送されたときには、なんとふたりきりで鑑賞会をしたというエピソードも。
「撮影中から一緒にごはんに行きたいねと話していたので、お酒を飲みながら1話を観たんです。その店はカラオケもできたのですが、利久はスタンドマイクを使って大好きな玉置浩二さんを熱唱したりして(笑)。最高でした!」(八木さん)
ふたりが恋よりも盲目になるものは?
「確かにこの3本柱は僕にとっての清居ですね。今日も朝5時からマンチェスター・シティの試合を見てきたんですけど、負けてしまったのでだいぶ落ち込みました」(萩原さん)
しょんぼりする姿を見て、「やばい、アゲてこアゲてこ!」と盛り上げる八木さん。実は彼にも、萩原さんと同じように熱中している趣味がある。
「仕事終わりに行くサウナのことを考えると、なんでも頑張れるんです。サウナ後に水風呂に入ってから外気浴をするのですが、本当にすべてのことがどうでもよくなるし、整っている隣の人を見るだけでも幸せな気持ちになれる。サウナはきっと、世界平和に繋がると思います。これ、本当です。僕の場合サウナ後のごはんまでがワンセット。コッテリ系ラーメンでもいいし、サウナの聖地“北欧”のカレーも食べたいなあ」(八木さん)
ひとしきり熱弁すると、ハッと我に返って「喋りすぎた」と苦笑い。「いつか利久も連れて行きたい」と言われた萩原さんも「おー! ごはん込みで行こう!」とノリノリだった。作品の世界線を軽やかに飛び越え、リアルに友達として絆を深め合ったふたり。その事実だけで、作品を愛するファンにとっての“世界平和”は、いとも簡単に実現されたはずだ。
萩原利久(はぎわら・りく)
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『3年A組-今から皆さんは人質です-』連続テレビ小説『エール』映画『花束みたいな恋をした』などに出演。映画『おとななじみ』が5月12日に公開予定。1st写真集『R』が発売したばかり。
八木勇征(やぎ・ゆうせい)
1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年にFANTASTICSのメンバーにボーカルとして加入。ドラマ『ばかやろうのキス』、『沼る。港区女子高生』、舞台『脳内ポイズンベリー』映画『HiGH&LOW THE WORST X』『イチケイのカラス』に出演。
[20周年]MegaHouse23年9月 发光雕像 Ultimate Article 假面骑士FAIZ 再贩
Ultimate Article 仮面ライダーファイズ 【再販】
30,800円(税込)
至高のディテールとギミックを兼ね備えた迫力のスケール!ご好評頂いておりますUAシリーズより、今なお高い人気を誇る平成仮面ライダー4作目「仮面ライダー555」より仮面ライダーファイズが再登場!
商品詳細
クリムゾンスマッシュ 「Standing by」。
至高のディテールとギミックを兼ね備えた迫力のスケール!
ご好評頂いておりますUAシリーズより、放映20周年を経て、
今なお高い人気を誇る平成仮面ライダー4作目「仮面ライダー555」より仮面ライダーファイズが再登場!
約30㎝のビッグスケール、細部まで緻密に再現されたディテールで圧倒的な存在感を誇ります。
またファイズの特徴でもあるLED発光ギミックを搭載!
スイッチON1で頭部アルティメットファインダーと右脚のフォトンストリームが全発光。
ON2への切り替えで、右脚の流体エネルギー「フォトンブラッド」が腰下から足元に順次リレー発光!
必殺技「クリムゾンスマッシュ」の待機状態「エクシードチャージ」を作中さながらに再現します!
また、右脚発光部以外の、全身を漲るフォトンストリームは蓄光塗料を採用し、
暗所でぼんやりと赤い光を放ちます。
台座用シールは2種(作品ロゴ・スマートブレインロゴ)付属!
ファイズファン納得の臨場感をお手元でお楽しみください。
------------------------------------------------------------------------------------------------
【セット内容】
・彩色済み完成品
・専用台座
・台座用シール(2種)付属
※LEDギミック内蔵(頭部アルティメットファインダー発光、右脚部フォトンブラッドリレー発光)
※フォトンストリーム(赤ライン)蓄光塗料採用
※単4乾電池×3(別売り)
【商品素材】
フィギュア本体:PVC・ABS
台座:ABS
【対象年齢】
15才以上
【商品サイズ】
全高約300mm
【ご注文受付数】
お一人様3個まで
※ご注文1回につき、1個購入可。3個購入時は3回分の手続きが必要。
【商品の取り扱い】
プレミアムバンダイ、あみあみ、でじたみん、ボークス、イエローサブマリン(一部店舗を除く) 限定
※その他一般小売店での販売はございません。
【作品名】
仮面ライダー555
【発売元】
株式会社メガハウス
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※写真は開発中のものです。
Ultimate Article 仮面ライダーファイズ 【再販】
30,800円(税込)
至高のディテールとギミックを兼ね備えた迫力のスケール!ご好評頂いておりますUAシリーズより、今なお高い人気を誇る平成仮面ライダー4作目「仮面ライダー555」より仮面ライダーファイズが再登場!
商品詳細
クリムゾンスマッシュ 「Standing by」。
至高のディテールとギミックを兼ね備えた迫力のスケール!
ご好評頂いておりますUAシリーズより、放映20周年を経て、
今なお高い人気を誇る平成仮面ライダー4作目「仮面ライダー555」より仮面ライダーファイズが再登場!
約30㎝のビッグスケール、細部まで緻密に再現されたディテールで圧倒的な存在感を誇ります。
またファイズの特徴でもあるLED発光ギミックを搭載!
スイッチON1で頭部アルティメットファインダーと右脚のフォトンストリームが全発光。
ON2への切り替えで、右脚の流体エネルギー「フォトンブラッド」が腰下から足元に順次リレー発光!
必殺技「クリムゾンスマッシュ」の待機状態「エクシードチャージ」を作中さながらに再現します!
また、右脚発光部以外の、全身を漲るフォトンストリームは蓄光塗料を採用し、
暗所でぼんやりと赤い光を放ちます。
台座用シールは2種(作品ロゴ・スマートブレインロゴ)付属!
ファイズファン納得の臨場感をお手元でお楽しみください。
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【セット内容】
・彩色済み完成品
・専用台座
・台座用シール(2種)付属
※LEDギミック内蔵(頭部アルティメットファインダー発光、右脚部フォトンブラッドリレー発光)
※フォトンストリーム(赤ライン)蓄光塗料採用
※単4乾電池×3(別売り)
【商品素材】
フィギュア本体:PVC・ABS
台座:ABS
【対象年齢】
15才以上
【商品サイズ】
全高約300mm
【ご注文受付数】
お一人様3個まで
※ご注文1回につき、1個購入可。3個購入時は3回分の手続きが必要。
【商品の取り扱い】
プレミアムバンダイ、あみあみ、でじたみん、ボークス、イエローサブマリン(一部店舗を除く) 限定
※その他一般小売店での販売はございません。
【作品名】
仮面ライダー555
【発売元】
株式会社メガハウス
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※写真は開発中のものです。
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