#横山玲奈[超话]#
200401 blog
きたがわぁ!
北川莉央ちゃんとどうぶつの森
通信したよ
わたしたちかわいいーーー♡笑
右がりおちゃんで左が私。
私は現実とは異なる自分にするぞーって思って笑
マイデザインでいただいたドレス着ました☆
そしたらお店にティアラが売ってて、
それもつけて完璧。
それよりも!北川の服かわいくない!?!?♡
めっちゃ好み...かわいい!
電話しながら通信してたんだけど、
北川と話すのがなんだかんだ久々で
話し込みすぎた笑
途中あつ森する手が止まってた笑
またやろーねー
あと昨日めっっっっっちゃ嬉しいことがあって、
やばい嬉しかったのね。
結構な夜だったんだけど
加賀楓ちゃんに電話したら出てくれてね、
そしたらちょうど鬼滅ラジヲを聴いてたらしくて
さすがだなと思いました!笑
おやすみー
横山玲奈
200401 blog
きたがわぁ!
北川莉央ちゃんとどうぶつの森
通信したよ
わたしたちかわいいーーー♡笑
右がりおちゃんで左が私。
私は現実とは異なる自分にするぞーって思って笑
マイデザインでいただいたドレス着ました☆
そしたらお店にティアラが売ってて、
それもつけて完璧。
それよりも!北川の服かわいくない!?!?♡
めっちゃ好み...かわいい!
電話しながら通信してたんだけど、
北川と話すのがなんだかんだ久々で
話し込みすぎた笑
途中あつ森する手が止まってた笑
またやろーねー
あと昨日めっっっっっちゃ嬉しいことがあって、
やばい嬉しかったのね。
結構な夜だったんだけど
加賀楓ちゃんに電話したら出てくれてね、
そしたらちょうど鬼滅ラジヲを聴いてたらしくて
さすがだなと思いました!笑
おやすみー
横山玲奈
「自粛いつまで」歓楽街悲鳴 三つの密、避けられず 立ち入り自粛要請・歌舞伎町
新型コロナウイルスの感染リスクが高いとして、東京都の小池百合子知事が立ち入り自粛を呼び掛けた「夜の街」。
日本有数の歓楽街である新宿・歌舞伎町では、接客業や飲食店の関係者から「自粛はいいが、いつまで続くのか」「自分たちにも生活がある」と悲鳴が上がった。
小池知事が記者会見を行った直後の30日午後9時すぎ。歌舞伎町で目につくのは飲食店やカラオケなどの客引きが大半で、閑散とした街頭に普段の喧噪(けんそう)は見られなかった。店舗の無料案内所に立っていた呼び込みの男性は、「見ての通り壊滅ですよ。お客さんになりそうな人が全然歩いていない」と苦笑した。
男性は都の自粛呼び掛けについて、「正直勘弁してくれとは思いますけど、だらだら営業しても赤字を垂れ流すだけですからね」とため息。周囲では時短営業や休業に踏み切った店も多く、「はっきり『行くな』と言ってもらったほうが店も休みやすい」と諦めたように話した。
小池知事が警戒を呼び掛けたのは、密集、密接、密閉の「三つの密」がそろう場所だ。あるキャバレーの関係者は「これまでその『密』を売りにしてきたのに。店内の消毒や体温管理はしているが、抜本的対策は無理だ」と顔をしかめる。労働組合「キャバクラユニオン」によると、営業日やシフトを減らしている店が多く、働く女性の収入も減少しているという。
狭い区画に木造の建物が密集する歌舞伎町1丁目の新宿ゴールデン街も、人通りは少なかった。ある小規模なバーに貼られていたのは、客の占師が書いたという「コロナ即滅疫病退散」のお札。バーの従業員は「売り上げは以前の4分の1。国や都が営業停止命令をしなくても、このままではどんどんつぶれていくと思う」と肩をすくめた。
写真:人通りが減った歌舞伎町一番街=30日夜、東京都新宿区
最終更新:3/31(火) 18:33時事通信
注:
リスク[1]【risk】
①予測できない危険。 「 -が大きい」
②損害を受ける可能性。
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
ちじ[1]【知事】
① 都道府県の長。当該の都道府県を統轄・代表し、都道府県の事務およびその権限に属する国や他の公共団体の事務を管理・執行する。任期四年、公選による。明治以降、官選による地方官として設けられていたが、1947年(昭和22)地方自治法の制定により現行のものとなる。 → 県令
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
ひめい[0]【悲鳴】
( 名 ) スル
① 驚いた時、恐ろしい時、困った時などに高く声をあげること。また、その叫び声。 「きゃあという-」 「また〱-する新太を/いさなとり 露伴」
② 悲しみ泣き叫ぶこと。また、その声。 「家鶏は窮屈なる籠に-す/愛弟通信 独歩」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
悲鳴を上げる
① 悲しみ・驚き・恐ろしさで叫ぶ。
② なきごとをいう。弱音をはく。 「苦情の殺到に-・げる」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
かんさん[0]【閑散】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
①ひっそりと静まりかえっている・こと(さま)。 「 -とした店」
②ひまで手持ちぶさたなこと。 「 -の身の隠居は/二人女房 紅葉」
③相場で、取引高が少なく市場がひまなこと。
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
くしょう[0]【苦笑】
( 名 ) スル
〔「苦笑(にがわらい)」を音読してできた語〕
心中の不快や動揺などをまぎらす笑い。 「 -をもらす」 「痛い所をつかれて-する」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
だらだら[1]
( 副 ) スル
① 血や汗などが流れ出るさま。 「 -(と)血が出る」
② 粘りけのあるものが流れ出るさま。 「 -(と)はちみつがびんから流れ出た」
③ ゆるやかな傾斜のつづくさま。 「 -(と)した坂」
④ きまりなく長々と続くさま。また、物事をのろのろとするさま。 「工期が-(と)のびる」 「 -した態度」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
新型コロナウイルスの感染リスクが高いとして、東京都の小池百合子知事が立ち入り自粛を呼び掛けた「夜の街」。
日本有数の歓楽街である新宿・歌舞伎町では、接客業や飲食店の関係者から「自粛はいいが、いつまで続くのか」「自分たちにも生活がある」と悲鳴が上がった。
小池知事が記者会見を行った直後の30日午後9時すぎ。歌舞伎町で目につくのは飲食店やカラオケなどの客引きが大半で、閑散とした街頭に普段の喧噪(けんそう)は見られなかった。店舗の無料案内所に立っていた呼び込みの男性は、「見ての通り壊滅ですよ。お客さんになりそうな人が全然歩いていない」と苦笑した。
男性は都の自粛呼び掛けについて、「正直勘弁してくれとは思いますけど、だらだら営業しても赤字を垂れ流すだけですからね」とため息。周囲では時短営業や休業に踏み切った店も多く、「はっきり『行くな』と言ってもらったほうが店も休みやすい」と諦めたように話した。
小池知事が警戒を呼び掛けたのは、密集、密接、密閉の「三つの密」がそろう場所だ。あるキャバレーの関係者は「これまでその『密』を売りにしてきたのに。店内の消毒や体温管理はしているが、抜本的対策は無理だ」と顔をしかめる。労働組合「キャバクラユニオン」によると、営業日やシフトを減らしている店が多く、働く女性の収入も減少しているという。
狭い区画に木造の建物が密集する歌舞伎町1丁目の新宿ゴールデン街も、人通りは少なかった。ある小規模なバーに貼られていたのは、客の占師が書いたという「コロナ即滅疫病退散」のお札。バーの従業員は「売り上げは以前の4分の1。国や都が営業停止命令をしなくても、このままではどんどんつぶれていくと思う」と肩をすくめた。
写真:人通りが減った歌舞伎町一番街=30日夜、東京都新宿区
最終更新:3/31(火) 18:33時事通信
注:
リスク[1]【risk】
①予測できない危険。 「 -が大きい」
②損害を受ける可能性。
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
ちじ[1]【知事】
① 都道府県の長。当該の都道府県を統轄・代表し、都道府県の事務およびその権限に属する国や他の公共団体の事務を管理・執行する。任期四年、公選による。明治以降、官選による地方官として設けられていたが、1947年(昭和22)地方自治法の制定により現行のものとなる。 → 県令
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
ひめい[0]【悲鳴】
( 名 ) スル
① 驚いた時、恐ろしい時、困った時などに高く声をあげること。また、その叫び声。 「きゃあという-」 「また〱-する新太を/いさなとり 露伴」
② 悲しみ泣き叫ぶこと。また、その声。 「家鶏は窮屈なる籠に-す/愛弟通信 独歩」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
悲鳴を上げる
① 悲しみ・驚き・恐ろしさで叫ぶ。
② なきごとをいう。弱音をはく。 「苦情の殺到に-・げる」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
かんさん[0]【閑散】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
①ひっそりと静まりかえっている・こと(さま)。 「 -とした店」
②ひまで手持ちぶさたなこと。 「 -の身の隠居は/二人女房 紅葉」
③相場で、取引高が少なく市場がひまなこと。
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
くしょう[0]【苦笑】
( 名 ) スル
〔「苦笑(にがわらい)」を音読してできた語〕
心中の不快や動揺などをまぎらす笑い。 「 -をもらす」 「痛い所をつかれて-する」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
だらだら[1]
( 副 ) スル
① 血や汗などが流れ出るさま。 「 -(と)血が出る」
② 粘りけのあるものが流れ出るさま。 「 -(と)はちみつがびんから流れ出た」
③ ゆるやかな傾斜のつづくさま。 「 -(と)した坂」
④ きまりなく長々と続くさま。また、物事をのろのろとするさま。 「工期が-(と)のびる」 「 -した態度」
出典:『三省堂 大辞林 第三版』
『にっかり青江 篝火講談~夏虫の戯れ~』
「交わりは軽薄な者と結ぶ事なかれ。」
そんな戒めで終わる物語がかつてあった。軽薄なモノには価値がない。それは同意するけど、羨ましくもあるね。だって僕は、君に強く握られたり、撫でられたりはしても、結果、切ることしかできない。鍔迫りの痛み、押し込む圧、刃こぼれさせる興奮はあっても、交わりとはどういう感触なのか、知ることができないからね。
(トントン)おやおや、お出ましだね。
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、フフフフ…うん、良い子だ。綺麗な景色だよ。
「丑三つ」時というのかい?死人が騒ぐそうだ。なぜその刻に集うのか、昼、日向の陽光の中で恨みがましく現れたらいいじゃないか。太陽と月光、僕の刀身(からだ)に反射し、その魂を照らされることに違いはないのにね。
ところで、「人魂(ヒトダマ)」と「幽霊」の違いを知ってるかい?姿があるものと、魂のままの炎…フフ。成仏できずに、彷徨えば彷徨うほどに形を無くしてゆく、と思うだろう?逆なんだ。この世にしがみつき、念が深く、ドス黒くなればなるほど、かつての姿、こうでありたかった輪郭がはっきりとしてくるらしい。つまりね、人魂はまだ純粋な存在ってことさ。女性に触れたことのない青年のようにね。欲望が単純で、幼く、愚かで!
(唄)
ひ、ふ、み、よ!
さて、何を語ろうか。
さてさて何を聞きたいかな?
綺麗な景色に魅せられて、
うっかり口走るかもしれないね。
うっかり!うっかり!
うっかり!うっかり!
にっかり…
播磨国に学者がいたんだ。名前は左門と言ってね。ある日、左門は行き倒れの旅人を助けたんだ。看病の甲斐あってね、旅人は回復し、自らの身の上を語ったのさ。
「私は、出雲国の出身で、宗右衛門と申す者。主の命で近江国へ向かっていた最中に、主家は攻め滅ぼされ、路頭に迷い、病を経て、もはやこれまでと覚悟を決めていたところで、こうして貴方に命を救われた。この御恩には一生をかけて報いたい。」
二人は意気投合してね。ついには義兄弟の契りを結んだんだ。宗右衛門が兄で、左門が弟。しばらくの間、二人は一緒に暮らしたのさ。
花が散り、季節は夏に流れたある日、宗右衛門は言った。
「主家が滅びたとはいえ、出雲の様子が気になる。一度様子を見に行きたい。」
「分かりました、兄上。ではお戻りはいつになりましょう。」
宗右衛門は不安そうに見つめる左門に向かって、「心配するな。秋を過ぎることはないよ」と微笑んだんだ。
左門は食い下がり、「秋はいつになりましょう。約束をして頂きたい!」
宗右衛門は答えた。「重陽の節句。九月九日に必ず帰る」、とね。
そうして宗右衛門は出雲に帰っていたのさ。
日々は過ぎ、野菊が咲き、九月になった。約束の九日。左門はいつもより早く起きて掃除をし、白菊を生けて、宗右衛門の帰りを待った。その日は雲ひとつない青空が広がっていた。太陽が中天にかかる。が、待ち人は来ない。やがて日は落ち、気がつけば月だけが左門を照らしていた。そのうち月までもが山の端に隠れ、諦めかけて家の中へ入ろうとしたその時…
(トントン)
黒い影が立っていた。(暗転)よ~く見ると、それは宗右衛門だったのさ。左門は踊りそうになる心を抑え、宗右衛門を家の中へ招き入れた。宗右衛門は頷くばかりで何も言わない。左門は酒や料理で宗右衛門をもてなそうとしたが、宗右衛門はそれらの物にも手をつけず、ただただ黙っていた。長い沈黙の後に、ようやく宗右衛門が語り出した。
「左門よ。私はもうこの世の者ではないのだ。出雲の地で、私は囚われの身となった。逃れる術はない。約束の日は刻一刻と迫ってくる。左門との約束を違えるわけにはいけない。悩み苦しんだ末に、はたと気がついた!魂ならば、千里の道をも超えられる!約束を果たしに来たんだ。菊の節句の約束。自害をして、風に乗ってね…」
二人の目から涙が溢れた。宗右衛門が「今が永訣の時」と呟き、姿が見えなくなった。左門は声を立てずに泣き続けたってわけさ。
(唄)
渦を巻くように 輪を描けば
さながら一輪の菊
咲き乱れよ 散り乱れよ
菊花輪舞クルクル回る
菊花輪舞チリチリ散り
咲き乱れよ 散り乱れよ
咲き誇れよ 散るその時まで
(トントン)
お名残惜しゅうはございますが、丁度時間と相成りました。
(唄)
綺麗な景色に魅せられて、
うっかり喋り過ぎたようだね。
うっかり!うっかり!
うっかり!うっかり!
にっかり…
僕はにっかり青江。触れられぬものを恐るよりも、この身に障るものの毒をゆっくり味わいながら、惜別の喜びに身を任せるよ。
「夏虫の 身をいたづらに なすことも ひとつ思ひに よりてなりけり」
うん、僕はそう思うよ。
「交わりは軽薄な者と結ぶ事なかれ。」
そんな戒めで終わる物語がかつてあった。軽薄なモノには価値がない。それは同意するけど、羨ましくもあるね。だって僕は、君に強く握られたり、撫でられたりはしても、結果、切ることしかできない。鍔迫りの痛み、押し込む圧、刃こぼれさせる興奮はあっても、交わりとはどういう感触なのか、知ることができないからね。
(トントン)おやおや、お出ましだね。
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、フフフフ…うん、良い子だ。綺麗な景色だよ。
「丑三つ」時というのかい?死人が騒ぐそうだ。なぜその刻に集うのか、昼、日向の陽光の中で恨みがましく現れたらいいじゃないか。太陽と月光、僕の刀身(からだ)に反射し、その魂を照らされることに違いはないのにね。
ところで、「人魂(ヒトダマ)」と「幽霊」の違いを知ってるかい?姿があるものと、魂のままの炎…フフ。成仏できずに、彷徨えば彷徨うほどに形を無くしてゆく、と思うだろう?逆なんだ。この世にしがみつき、念が深く、ドス黒くなればなるほど、かつての姿、こうでありたかった輪郭がはっきりとしてくるらしい。つまりね、人魂はまだ純粋な存在ってことさ。女性に触れたことのない青年のようにね。欲望が単純で、幼く、愚かで!
(唄)
ひ、ふ、み、よ!
さて、何を語ろうか。
さてさて何を聞きたいかな?
綺麗な景色に魅せられて、
うっかり口走るかもしれないね。
うっかり!うっかり!
うっかり!うっかり!
にっかり…
播磨国に学者がいたんだ。名前は左門と言ってね。ある日、左門は行き倒れの旅人を助けたんだ。看病の甲斐あってね、旅人は回復し、自らの身の上を語ったのさ。
「私は、出雲国の出身で、宗右衛門と申す者。主の命で近江国へ向かっていた最中に、主家は攻め滅ぼされ、路頭に迷い、病を経て、もはやこれまでと覚悟を決めていたところで、こうして貴方に命を救われた。この御恩には一生をかけて報いたい。」
二人は意気投合してね。ついには義兄弟の契りを結んだんだ。宗右衛門が兄で、左門が弟。しばらくの間、二人は一緒に暮らしたのさ。
花が散り、季節は夏に流れたある日、宗右衛門は言った。
「主家が滅びたとはいえ、出雲の様子が気になる。一度様子を見に行きたい。」
「分かりました、兄上。ではお戻りはいつになりましょう。」
宗右衛門は不安そうに見つめる左門に向かって、「心配するな。秋を過ぎることはないよ」と微笑んだんだ。
左門は食い下がり、「秋はいつになりましょう。約束をして頂きたい!」
宗右衛門は答えた。「重陽の節句。九月九日に必ず帰る」、とね。
そうして宗右衛門は出雲に帰っていたのさ。
日々は過ぎ、野菊が咲き、九月になった。約束の九日。左門はいつもより早く起きて掃除をし、白菊を生けて、宗右衛門の帰りを待った。その日は雲ひとつない青空が広がっていた。太陽が中天にかかる。が、待ち人は来ない。やがて日は落ち、気がつけば月だけが左門を照らしていた。そのうち月までもが山の端に隠れ、諦めかけて家の中へ入ろうとしたその時…
(トントン)
黒い影が立っていた。(暗転)よ~く見ると、それは宗右衛門だったのさ。左門は踊りそうになる心を抑え、宗右衛門を家の中へ招き入れた。宗右衛門は頷くばかりで何も言わない。左門は酒や料理で宗右衛門をもてなそうとしたが、宗右衛門はそれらの物にも手をつけず、ただただ黙っていた。長い沈黙の後に、ようやく宗右衛門が語り出した。
「左門よ。私はもうこの世の者ではないのだ。出雲の地で、私は囚われの身となった。逃れる術はない。約束の日は刻一刻と迫ってくる。左門との約束を違えるわけにはいけない。悩み苦しんだ末に、はたと気がついた!魂ならば、千里の道をも超えられる!約束を果たしに来たんだ。菊の節句の約束。自害をして、風に乗ってね…」
二人の目から涙が溢れた。宗右衛門が「今が永訣の時」と呟き、姿が見えなくなった。左門は声を立てずに泣き続けたってわけさ。
(唄)
渦を巻くように 輪を描けば
さながら一輪の菊
咲き乱れよ 散り乱れよ
菊花輪舞クルクル回る
菊花輪舞チリチリ散り
咲き乱れよ 散り乱れよ
咲き誇れよ 散るその時まで
(トントン)
お名残惜しゅうはございますが、丁度時間と相成りました。
(唄)
綺麗な景色に魅せられて、
うっかり喋り過ぎたようだね。
うっかり!うっかり!
うっかり!うっかり!
にっかり…
僕はにっかり青江。触れられぬものを恐るよりも、この身に障るものの毒をゆっくり味わいながら、惜別の喜びに身を任せるよ。
「夏虫の 身をいたづらに なすことも ひとつ思ひに よりてなりけり」
うん、僕はそう思うよ。
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