《【吐槽】7.4 麻烦阿常带图,谢谢阿常[爱你]。事情经过是这样:冲鸭补款的那几天在闲鱼跟一姑娘约好了雪碧换冲鸭,我要求她补了我想要的尺码和长度,约好到货之后溢价互拍我补差。约好的是同一天寄,由于我人在国外跟国内有时差,国内的晚上我才睡醒起来,她在当天国内中午1点的时候寄了》https://ml.mbd.baidu.com/r/d9Hf6ghlzW?f=wb&u=ba83a84fb93ad079
【楚天都市·沁园 | 武汉人 对于白沙洲的湖景生活 你可能并不了解】“湖水的流逝,瓦尔登湖上的冬去春来,松脂的芳香,鸟雀的啼鸣,无限神往。” 在《瓦尔登湖》中梭罗关于湖居的诗意描述,直到今天,读来依旧令人心动。
纵看历史,横看世界,“推窗见湖”几乎是全人类最为理想的生活方式,没有之一;而全球每600座城市只有一座城市湖区,湖居诗意受限于城市内湖的稀缺,注定是多数人期待,而只能被少数人拥有。
即便在有着“百湖之城”称号的武汉,也不例外。
随着开发的饱和,主城区内的一线湖居住宅逐渐减少,而一场世界级国际盛会改写了东湖一家独大的“城市绿心”局面,也让白沙洲的黄家湖畔脱颖而出,成为湖居生活新的代名词。
城市发展总是快于人的认知速度。提到白沙洲,居住环境总有一种差强人意的既定印象,而事实上,今日的白沙洲早已今非昔比。以黄家湖板块为原点,内外辐射,生态宜居红利不断释放。
颠覆
黄家湖板块弯道超车 成宜居新高地
时隔几年,再次来到白沙洲,记忆仿佛被颠覆——双向多车道的宽阔代替了昔日的坑洼泥泞;绿化带上葱茏的植被再也没有“灰头土脸”。过了三环线便是黄家湖,粼粼波光,空气里都透出几分甘甜和清新。
2019年城市国际盛会的举办,为黄家湖板块提供了弯道超车的发展契机。在城市布局中,能否融入中心城区取决于区域的有机生长,道路、交通是关键。
立体交通网络的完善,不仅缩短三镇主城区间的时间距离,也填平区域间的发展时差:5号线“高架段”现已全线贯通,未来将与多条轨道交通线路连接;现已通车的杨泗港长江大桥与白沙洲高架、鹦鹉洲长江大桥、二七长江大桥等,均可通达武汉三镇。
城市毛细血管的畅通,则盘活了板块内的人居价值:黄家湖大道双向八车道的华丽变身;三环线匝道烽胜路段双向通车,双李路、小黄家湖路双向六车道全线相连,沁园门口可直接上下三环,交通出行方便快捷。
与此同时,医疗和教育配套也在同步升级。白沙洲将引进两所三甲医院——湖北省妇幼保健院洪山院区、武汉大学人民医院洪山院区,已开工建设中。根据规划,白沙洲片区共建设6所中小学,洪山第五小学已经开学,能够满足片区居民的教育需求。
一边是生活配套的提档升级,一边是生态环境的颠覆跨越。黄家湖也是武汉城市内湖之一,水域面积达851公顷,相当于四分之一个东湖,黄家湖湿地公园是城区最大的带状河流型湿地公园,在武汉市被定位为具有原生态湿地特色的休闲公园。经过生态治理后,如今黄家湖生态公园湖水清清,白鹭成群。闭合成环的24公里环湖绿道,则为人居休闲、健身散步的不二之选。
超越
硬核产品有口皆碑 演绎湖居新生态
高楼林立、路网纵横、湖岸蜿蜒,都市的繁华与自然的静谧,在此融合。之于普通人,迎朝阳晨跑,携夕阳漫步,看月光把湖水浸透,已是湖居之美好。
而对于黄家湖北岸的楚天都市沁园业主而言,美好远不止于此。
位于洪山区烽胜路延长线,黄家湖的北岸,便是楚天都市沁园。2016年至今,鲜有宣传,但市场口碑颇高。一番打听了解到,小区分为东西两个板块,其中东区已经交房,千户业主已入住,圈层确实非常的纯粹,以报社子弟、黄家湖大学城高校老师等高知人才为主。
黄家湖大学城的王老师,将第二套房买在了楚天都市沁园。他说在他眼里,中心城区虽然繁华热闹,但是灰尘和噪音,同样令人身心俱疲。而住在这里,却是一种离尘不离城的享受,傍晚和周末,出门就可以上黄家湖绿道,一家人在湖边走走,吸新鲜空气,舒活筋骨,才是生活该有的模样。
南向一线临湖,是报社职工小李选择这里的原因,也是楚天都市沁园湖居景观的一大优势。“正南向的观湖效果绝对是最好的,无论是在客厅还是卧室,推开窗就可以看到辽阔的湖面。”小李毫不讳言地说。
小区内外皆公园,回家就像是在度假。三面公园环绕,大片的园林植被,让焦虑和浮躁,立刻平复,这是从踏入楚天都市沁园的那一刻起,便有的感受。以西区为例,整体绿化面积达到了17000平米,园林景观分为樱花园、海棠园、茶花园等三块,九园十景的园林景观设计,让花期贯穿全年,春夏秋冬皆可嗅花香、赏美景。
居于湖,不止于湖。小区园林景观的打造,将外部市政绿地串联,南边黄家湖湿地公园,环湖绿道,北边青菱河公园。三级生态园林景观,是楚天都市沁园之于湖居价值的超越,更是其对于湖居新生态的重新诠释。
极致
临湖新品暗藏玄机 造湖景生活新路径
时间总是把最好的留到后面。楚天都市沁园西区A7号楼高层住宅,面市在即。作为临湖首排收官之作,会为武汉湖居生活带来怎么样的惊喜?几组数字已能说明其产品力的极致。
150米。众所周知,湖居住宅溢价的筹码是临湖的距离,“首排”、“最接近”成为稀缺中的稀缺资源。而在即将开盘的7号楼,便是真正意义上的一线临湖,与黄家湖的直线距离仅约为150米,首排不存在任何遮挡,不需要侧向看湖,意味着观湖视野更为极致。
109平米、127平米。户型对于居住体验感的作用不言而喻。7号楼推出两个户型:109平米三房和127平米三房,全部为正南向湖景户型。无论是客厅的通透还是阳台的纵向延伸,都让湖景净收眼底,午后阳光正好,阳台上一张桌子、一杯香茗,时间定格,每一帧都是一首小诗,一副画;高层的南向卧室里,躺在床上,视野与湖面持平,枕着湖水入眠,并非只是梦想。
临湖首排最后1栋。作为整个小区临湖首排的收官之作,7号楼不仅可以享受板块的发展红利、城市的生活配套,极致的景观视野,是品牌硬核产品力的集大成作品,将为武昌南三环,注入湖居生活的全新血液和生机。
“这是一个美妙的夜晚,全身只有一种感觉,每个毛孔都浸润着喜悦。作为大自然的一部分,我在其中任意来去。”梭罗在《瓦尔登湖》中的写意生活,在黄家湖畔,楚天都市沁园,或许只是日常。如果你不相信,不妨亲自前往,感受会更为真切。
纵看历史,横看世界,“推窗见湖”几乎是全人类最为理想的生活方式,没有之一;而全球每600座城市只有一座城市湖区,湖居诗意受限于城市内湖的稀缺,注定是多数人期待,而只能被少数人拥有。
即便在有着“百湖之城”称号的武汉,也不例外。
随着开发的饱和,主城区内的一线湖居住宅逐渐减少,而一场世界级国际盛会改写了东湖一家独大的“城市绿心”局面,也让白沙洲的黄家湖畔脱颖而出,成为湖居生活新的代名词。
城市发展总是快于人的认知速度。提到白沙洲,居住环境总有一种差强人意的既定印象,而事实上,今日的白沙洲早已今非昔比。以黄家湖板块为原点,内外辐射,生态宜居红利不断释放。
颠覆
黄家湖板块弯道超车 成宜居新高地
时隔几年,再次来到白沙洲,记忆仿佛被颠覆——双向多车道的宽阔代替了昔日的坑洼泥泞;绿化带上葱茏的植被再也没有“灰头土脸”。过了三环线便是黄家湖,粼粼波光,空气里都透出几分甘甜和清新。
2019年城市国际盛会的举办,为黄家湖板块提供了弯道超车的发展契机。在城市布局中,能否融入中心城区取决于区域的有机生长,道路、交通是关键。
立体交通网络的完善,不仅缩短三镇主城区间的时间距离,也填平区域间的发展时差:5号线“高架段”现已全线贯通,未来将与多条轨道交通线路连接;现已通车的杨泗港长江大桥与白沙洲高架、鹦鹉洲长江大桥、二七长江大桥等,均可通达武汉三镇。
城市毛细血管的畅通,则盘活了板块内的人居价值:黄家湖大道双向八车道的华丽变身;三环线匝道烽胜路段双向通车,双李路、小黄家湖路双向六车道全线相连,沁园门口可直接上下三环,交通出行方便快捷。
与此同时,医疗和教育配套也在同步升级。白沙洲将引进两所三甲医院——湖北省妇幼保健院洪山院区、武汉大学人民医院洪山院区,已开工建设中。根据规划,白沙洲片区共建设6所中小学,洪山第五小学已经开学,能够满足片区居民的教育需求。
一边是生活配套的提档升级,一边是生态环境的颠覆跨越。黄家湖也是武汉城市内湖之一,水域面积达851公顷,相当于四分之一个东湖,黄家湖湿地公园是城区最大的带状河流型湿地公园,在武汉市被定位为具有原生态湿地特色的休闲公园。经过生态治理后,如今黄家湖生态公园湖水清清,白鹭成群。闭合成环的24公里环湖绿道,则为人居休闲、健身散步的不二之选。
超越
硬核产品有口皆碑 演绎湖居新生态
高楼林立、路网纵横、湖岸蜿蜒,都市的繁华与自然的静谧,在此融合。之于普通人,迎朝阳晨跑,携夕阳漫步,看月光把湖水浸透,已是湖居之美好。
而对于黄家湖北岸的楚天都市沁园业主而言,美好远不止于此。
位于洪山区烽胜路延长线,黄家湖的北岸,便是楚天都市沁园。2016年至今,鲜有宣传,但市场口碑颇高。一番打听了解到,小区分为东西两个板块,其中东区已经交房,千户业主已入住,圈层确实非常的纯粹,以报社子弟、黄家湖大学城高校老师等高知人才为主。
黄家湖大学城的王老师,将第二套房买在了楚天都市沁园。他说在他眼里,中心城区虽然繁华热闹,但是灰尘和噪音,同样令人身心俱疲。而住在这里,却是一种离尘不离城的享受,傍晚和周末,出门就可以上黄家湖绿道,一家人在湖边走走,吸新鲜空气,舒活筋骨,才是生活该有的模样。
南向一线临湖,是报社职工小李选择这里的原因,也是楚天都市沁园湖居景观的一大优势。“正南向的观湖效果绝对是最好的,无论是在客厅还是卧室,推开窗就可以看到辽阔的湖面。”小李毫不讳言地说。
小区内外皆公园,回家就像是在度假。三面公园环绕,大片的园林植被,让焦虑和浮躁,立刻平复,这是从踏入楚天都市沁园的那一刻起,便有的感受。以西区为例,整体绿化面积达到了17000平米,园林景观分为樱花园、海棠园、茶花园等三块,九园十景的园林景观设计,让花期贯穿全年,春夏秋冬皆可嗅花香、赏美景。
居于湖,不止于湖。小区园林景观的打造,将外部市政绿地串联,南边黄家湖湿地公园,环湖绿道,北边青菱河公园。三级生态园林景观,是楚天都市沁园之于湖居价值的超越,更是其对于湖居新生态的重新诠释。
极致
临湖新品暗藏玄机 造湖景生活新路径
时间总是把最好的留到后面。楚天都市沁园西区A7号楼高层住宅,面市在即。作为临湖首排收官之作,会为武汉湖居生活带来怎么样的惊喜?几组数字已能说明其产品力的极致。
150米。众所周知,湖居住宅溢价的筹码是临湖的距离,“首排”、“最接近”成为稀缺中的稀缺资源。而在即将开盘的7号楼,便是真正意义上的一线临湖,与黄家湖的直线距离仅约为150米,首排不存在任何遮挡,不需要侧向看湖,意味着观湖视野更为极致。
109平米、127平米。户型对于居住体验感的作用不言而喻。7号楼推出两个户型:109平米三房和127平米三房,全部为正南向湖景户型。无论是客厅的通透还是阳台的纵向延伸,都让湖景净收眼底,午后阳光正好,阳台上一张桌子、一杯香茗,时间定格,每一帧都是一首小诗,一副画;高层的南向卧室里,躺在床上,视野与湖面持平,枕着湖水入眠,并非只是梦想。
临湖首排最后1栋。作为整个小区临湖首排的收官之作,7号楼不仅可以享受板块的发展红利、城市的生活配套,极致的景观视野,是品牌硬核产品力的集大成作品,将为武昌南三环,注入湖居生活的全新血液和生机。
“这是一个美妙的夜晚,全身只有一种感觉,每个毛孔都浸润着喜悦。作为大自然的一部分,我在其中任意来去。”梭罗在《瓦尔登湖》中的写意生活,在黄家湖畔,楚天都市沁园,或许只是日常。如果你不相信,不妨亲自前往,感受会更为真切。
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めまいの原因|現代のめまい考
眩晕的原因 现代眩晕思考
めまいは、天井や自分自身がグルグル回るとか、体がフラフラ、フワフワするなどの状態を総称した病名です。日本国民の約7~10人にひとりは、なんらかの程度のめまいに悩んでいるとされており、現代病のひとつとして、注目されています。それでいて、一部の例外的とも言える脳や耳などの病気を除いて、その原因はいまだ不明です。 平衡機能を司る三半規管が耳にあること、耳鳴り、難聴などを合併すること、また突発性難聴後にめまいを来たす場合もあることなどから、耳鼻科が中心になって詳細な研究が行われてきました。その一方で、耳以外に脳や首が関与していることもあり、総合的な見地から「めまいは何処の病気か?」という原点に立って「めまいを見直す」ことが必要でしょう。 そのような見解にもとずき本書では、一般的な家庭医学書とは多少異なった観点からめまいや平衡機能障害について概説します。
1. めまい症状の構造
めまいの基本的な症状は眼振と呼ばれる眼球の異常運動や、体のバランス障害です。 しかし、それ以外の全身的な症状についての配慮も大切です。例えば、目の症状として、ものが二重に見える、光がまぶしい、目がチカチカする、目の奥が痛いなど、耳だけからは説明できない症状が多くあります。その他、うつ的な心理症状やまるで時差ボケのように昼間から眠いといった時間の認識障害もあります。そのように、めまい患者さんには、合併した症状の多いことから、めまいを多感覚器障害とする論旨が今日的でしょう。ところが、現実には、それらの症状を不定愁訴として軽視し、自律神経失調、更年期障害、さらには、ストレス、こころの病気、歳のせいなどと片付けられています。
2. メニエール伝説?
メニエール病の由来は、1861年フランスの内科医メニエールが、めまいを患っていた少女の遺体を解剖し、「内耳に出血があった」と発表したことです。当時、めまいは脳の病気と考えらており、耳との関連を指摘したメニエールの報告は画期的な内容でした。その後、温度が異なる水を耳に注ぎ込むと、めまいの基本症状のひとつである眼振が起きる事実も確認され、「めまいは耳から」とするメニエールの説が、近年までの医療界に定着したのです。 その基本理論は内耳にたまったリンパ液が「『突然』破裂する」あるいは「オーバーフローする」というものですが、その考え方は、内リンパ水腫を確認したとする数少ない解剖所見報告を中心にして普及してきました。ところが、不思議なことは、そんな水腫の存在や破裂現場が実際の患者さんで観察されたことは殆どないことです。さらに、仮に、内リンパ水腫が生じているとしても、そのような病態のそもそもの原因
が追究されるべきでしょう。 最近では、メニエール病にとって代わったようによく使われる病名として「良性発作性頭位めまい症」があります。これは三半規管の中に、耳石と呼ばれる石ころが生じ、頭や体の位置を変換することによりアチコチと転
がって、眼振を生じるとする考え方です。皮肉なことに、この耳石を実際の患者さんで観察した研究者は世界中にほとんどいません。面白い考え方ですが、まるでドラマのようです。頭の位置を換えることにより影響を受けるのは耳だけではありません。当り前のことですが、首も背筋も動くことが軽視されています。 「めまい=メニエール病」あるいは「めまいは耳の病気」と思って診療を受けることには注意してください。
3. 脳MR上の「白質病変」
もし、耳がめまいの大きな原因でなければ、それでは脳は一体どうなっているのでしょうか?筆者のところを受診するほぼ全てのめまい患者さんに脳MRを施行し、脳の状態を調べました。最近になって脳の検査として普及してきているのは、MRという磁力と生体各部位での反応の差を原理とした検査法です。以前からのCTがエックス線を用いているのと異なり、MRはCTより詳しい写真が得られます。そうしますと、意外なことに従来言われているような小脳、視床、大脳側頭葉などを含めためまいの原因となる脳病変が見られることは数パーセント以内ときわめて稀なものであることが判ってきました。耳の場合と同様に、従来の考え方では脳とめまいの原因とを関連づけて充分に説明できません。 ところが、MRを用いてめまい患者さんの脳を観察してみますと、そのような従来、重視されていた脳の病気ではなく、「白質病変」と言われる所見がMR上に高率に見られます。現在、筆者はMR上の大脳白質での変化がめまいの脳における病態の主要な鍵を握っていると考えています。
4.軽視されてきた頚性めまい
めまいに悩んでいる人々の80%以上には、首の凝りや痛みがあります。肩こりではなく首こりです。「めまいが起こる前に首が痛くなった」「首の付け根から後頭部が重く感じた」と訴える人が多く、こうした首の自覚症状が強いタイプは、「頚性めまい」と呼ぶべきだろうと私は考えています。ところが、こうした「頚性めまい」の考え方には、否定的な意見が多いのが現状です。しかし、米国には「めまいの改善には、首のこりの治療がきわめて有効だ」とする研究報告もあり、私どもも、頚部のマッサージ治療によって約3週間以内に約70%の患者さんに治療効果が見られています。 首あるいは頚部は脳と全身とを結んでいる重要な“連絡路”です。血管や神経が集中しているだけでなく、脳と脊髄や全身をつなぐ脊髄液を含む体液循環の“関所”に相当する部位です。(図5) さらに、頚部には星状神経節といわれる自律神経の重要な部分があります。めまい患者さんには脊髄液が通っているくも膜下腔が狭くなっていることがしばしば見られます。
このくも膜下腔狭少の病気への関連性の解釈は困難です。この部位から、平衡機能に関連した前庭神経への神経伝達障害が生じているとか、脊髄神経を圧迫しているとすることや、それ以外に首や背すじから脳へつながる脳脊髄液の流れを障害しているとも考えられます。そうすれば仮説的ではありますが、脳MR上の白質病変といわれる恐らく水分の多い状態と対応している可能性があります。脳、耳、目などの多感覚器障害としての原因が複雑なめまい治療に取り組む上で、脊髄液の流れを視野に入れて、「首の重要性」を見直すことは、めまいの原因解明上の大きな手がかりのひとつでしょう。
5. 水流不全症の概念
過去において、めまいの説明のなかで椎骨動脈血流不全症とする表現が多く用いられていますが、「水」を中心としたいわば「水流不全症」という概念こそ、今後のめまい学の新しい方向、あるいは難聴、耳鳴りの原因説明につながるものとも考えています。ちなみに東洋医学ではめまいのことを「水毒」とか「水滞」として把握されています。「首」を通過点とした水の流れに配慮する必要があるでしょう。
かつて、著書の中で、めまいを「脳内地震」として、脳内のエネルギーの暴発するようなメカニズムが突然のめまいの原因になっているとする唐突な考え方を紹介しましたが、最近では、脳だけではなく、耳、目、躯幹を含む全身的な部分での全身的あるいは局所的な「津波」のような現象がおきているかと想像することもあります。
めまいの原因|現代のめまい考
眩晕的原因 现代眩晕思考
めまいは、天井や自分自身がグルグル回るとか、体がフラフラ、フワフワするなどの状態を総称した病名です。日本国民の約7~10人にひとりは、なんらかの程度のめまいに悩んでいるとされており、現代病のひとつとして、注目されています。それでいて、一部の例外的とも言える脳や耳などの病気を除いて、その原因はいまだ不明です。 平衡機能を司る三半規管が耳にあること、耳鳴り、難聴などを合併すること、また突発性難聴後にめまいを来たす場合もあることなどから、耳鼻科が中心になって詳細な研究が行われてきました。その一方で、耳以外に脳や首が関与していることもあり、総合的な見地から「めまいは何処の病気か?」という原点に立って「めまいを見直す」ことが必要でしょう。 そのような見解にもとずき本書では、一般的な家庭医学書とは多少異なった観点からめまいや平衡機能障害について概説します。
1. めまい症状の構造
めまいの基本的な症状は眼振と呼ばれる眼球の異常運動や、体のバランス障害です。 しかし、それ以外の全身的な症状についての配慮も大切です。例えば、目の症状として、ものが二重に見える、光がまぶしい、目がチカチカする、目の奥が痛いなど、耳だけからは説明できない症状が多くあります。その他、うつ的な心理症状やまるで時差ボケのように昼間から眠いといった時間の認識障害もあります。そのように、めまい患者さんには、合併した症状の多いことから、めまいを多感覚器障害とする論旨が今日的でしょう。ところが、現実には、それらの症状を不定愁訴として軽視し、自律神経失調、更年期障害、さらには、ストレス、こころの病気、歳のせいなどと片付けられています。
2. メニエール伝説?
メニエール病の由来は、1861年フランスの内科医メニエールが、めまいを患っていた少女の遺体を解剖し、「内耳に出血があった」と発表したことです。当時、めまいは脳の病気と考えらており、耳との関連を指摘したメニエールの報告は画期的な内容でした。その後、温度が異なる水を耳に注ぎ込むと、めまいの基本症状のひとつである眼振が起きる事実も確認され、「めまいは耳から」とするメニエールの説が、近年までの医療界に定着したのです。 その基本理論は内耳にたまったリンパ液が「『突然』破裂する」あるいは「オーバーフローする」というものですが、その考え方は、内リンパ水腫を確認したとする数少ない解剖所見報告を中心にして普及してきました。ところが、不思議なことは、そんな水腫の存在や破裂現場が実際の患者さんで観察されたことは殆どないことです。さらに、仮に、内リンパ水腫が生じているとしても、そのような病態のそもそもの原因
が追究されるべきでしょう。 最近では、メニエール病にとって代わったようによく使われる病名として「良性発作性頭位めまい症」があります。これは三半規管の中に、耳石と呼ばれる石ころが生じ、頭や体の位置を変換することによりアチコチと転
がって、眼振を生じるとする考え方です。皮肉なことに、この耳石を実際の患者さんで観察した研究者は世界中にほとんどいません。面白い考え方ですが、まるでドラマのようです。頭の位置を換えることにより影響を受けるのは耳だけではありません。当り前のことですが、首も背筋も動くことが軽視されています。 「めまい=メニエール病」あるいは「めまいは耳の病気」と思って診療を受けることには注意してください。
3. 脳MR上の「白質病変」
もし、耳がめまいの大きな原因でなければ、それでは脳は一体どうなっているのでしょうか?筆者のところを受診するほぼ全てのめまい患者さんに脳MRを施行し、脳の状態を調べました。最近になって脳の検査として普及してきているのは、MRという磁力と生体各部位での反応の差を原理とした検査法です。以前からのCTがエックス線を用いているのと異なり、MRはCTより詳しい写真が得られます。そうしますと、意外なことに従来言われているような小脳、視床、大脳側頭葉などを含めためまいの原因となる脳病変が見られることは数パーセント以内ときわめて稀なものであることが判ってきました。耳の場合と同様に、従来の考え方では脳とめまいの原因とを関連づけて充分に説明できません。 ところが、MRを用いてめまい患者さんの脳を観察してみますと、そのような従来、重視されていた脳の病気ではなく、「白質病変」と言われる所見がMR上に高率に見られます。現在、筆者はMR上の大脳白質での変化がめまいの脳における病態の主要な鍵を握っていると考えています。
4.軽視されてきた頚性めまい
めまいに悩んでいる人々の80%以上には、首の凝りや痛みがあります。肩こりではなく首こりです。「めまいが起こる前に首が痛くなった」「首の付け根から後頭部が重く感じた」と訴える人が多く、こうした首の自覚症状が強いタイプは、「頚性めまい」と呼ぶべきだろうと私は考えています。ところが、こうした「頚性めまい」の考え方には、否定的な意見が多いのが現状です。しかし、米国には「めまいの改善には、首のこりの治療がきわめて有効だ」とする研究報告もあり、私どもも、頚部のマッサージ治療によって約3週間以内に約70%の患者さんに治療効果が見られています。 首あるいは頚部は脳と全身とを結んでいる重要な“連絡路”です。血管や神経が集中しているだけでなく、脳と脊髄や全身をつなぐ脊髄液を含む体液循環の“関所”に相当する部位です。(図5) さらに、頚部には星状神経節といわれる自律神経の重要な部分があります。めまい患者さんには脊髄液が通っているくも膜下腔が狭くなっていることがしばしば見られます。
このくも膜下腔狭少の病気への関連性の解釈は困難です。この部位から、平衡機能に関連した前庭神経への神経伝達障害が生じているとか、脊髄神経を圧迫しているとすることや、それ以外に首や背すじから脳へつながる脳脊髄液の流れを障害しているとも考えられます。そうすれば仮説的ではありますが、脳MR上の白質病変といわれる恐らく水分の多い状態と対応している可能性があります。脳、耳、目などの多感覚器障害としての原因が複雑なめまい治療に取り組む上で、脊髄液の流れを視野に入れて、「首の重要性」を見直すことは、めまいの原因解明上の大きな手がかりのひとつでしょう。
5. 水流不全症の概念
過去において、めまいの説明のなかで椎骨動脈血流不全症とする表現が多く用いられていますが、「水」を中心としたいわば「水流不全症」という概念こそ、今後のめまい学の新しい方向、あるいは難聴、耳鳴りの原因説明につながるものとも考えています。ちなみに東洋医学ではめまいのことを「水毒」とか「水滞」として把握されています。「首」を通過点とした水の流れに配慮する必要があるでしょう。
かつて、著書の中で、めまいを「脳内地震」として、脳内のエネルギーの暴発するようなメカニズムが突然のめまいの原因になっているとする唐突な考え方を紹介しましたが、最近では、脳だけではなく、耳、目、躯幹を含む全身的な部分での全身的あるいは局所的な「津波」のような現象がおきているかと想像することもあります。
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