今度の日曜日(5月7日)、ことしの3歳マイル王を決める"NHKマイルカップ"が、東京都府中市の東京競馬場で開催されます。1マイルは1600m。この距離を得意とする馬をマイラーと呼びます。今月行われる2400mの日本ダービーやオークスより、距離の短いレースに適性を見出し、スピードに自信のある馬たちが集まります。去年は、ダノンスコーピオンが直線の叩き合いを制してクビ差で勝利しました。毎年、このレースは混戦と言われますが、やはり今年もそういう声が聞かれます。どんなレースになるでしょうか。
須貝きゅう舎からは2頭が出走
朝日杯フューチュリティステークスで優勝 ドルチェモア
G1を6勝したゴールドシップを手掛け、現在は、白毛のG1馬ソダシなどを管理する須貝尚介きゅう舎からは「ドルチェモア」と「カルロヴェローチェ」の2頭が出走予定です。
まずは、今回、唯一のG1馬ドルチェモア。去年12月に行われた2歳のG1レース、朝日杯フューチュリティステークスを勝利。好スタートから先行し、残り200mで抜け出して、ビッグタイトルを手にしました。3戦3勝で、去年のJRA最優秀2歳牡馬にも選ばれました。
須貝尚介調教師(左から2人目)ことしの「きさらぎ賞」より
ただ、前走はそこから3か月以上ぶりのレースで、7着と初めて敗れました。この時は、これまで見せなかった「逃げ」のレースでした。須貝調教師は「前走は、行く形になってしまった。一回叩いた(レースに出走した)ことで、朝日杯の時の状態に戻っている」と話し、予定とは少し違った競馬になってしまったことと、そこからの復調を感じさせました。手綱をとるのは、16年目の三浦皇成騎手。ドルチェモアに初めて騎乗します。若くして注目を集める存在でしたが、JRAのG1は110回騎乗しながら未勝利。悲願の初制覇に向けて、チャンスがやってきました。
前走重賞で2着に入ったカルロヴェローチェも、NHKマイルカップ制覇を目指します。騎手はオーストラリアの名手、ダミアン・レーン。人気を集めそうです。須貝調教師は「世界の一流ジョッキー。(レース前最後の調教は)本来のこの馬の動き。いい所を引き出してくれれば」と、期待を寄せています。
ユニークな馬名で話題の2頭
今レースには、ユニークな名前で注目を集める馬が2頭います。まずは「エエヤン」。西日本出身で、現在、大阪に住んでいる私にとって、なじみのある言葉で、クスッと笑ってしまいます。先月、前哨戦のG2ニュージーランドトロフィーを快勝。1月から3連勝でNHKマイルカップに臨みます。管理する15年目の伊藤大士調教師は、これまでG1勝利はありません。「ようやく大きな舞台で印のつく(評価される)馬に携われて、調教師冥利(みょうり)に尽きる。気性の成長がすごく大きい」と手ごたえを感じています。
オオバンブルマイ
さらには「オオバンブルマイ」。こちらは、スケールの大きさを感じさせますね!4戦3勝で、重賞を2勝しています。鞍上は名手・武豊ジョッキー。馬名については、「わかりやすくて、勝ってそうなればいいなと思いますね」と、笑顔でコメントしました。さらに、オオバンブルマイの特徴は、体重が400㎏台前半で小柄。吉村圭司調教師は「数字以上に体を大きく見せる馬。筋肉も立派になってきている。顔は小さくて、かわいい顔をしていますよ」と話してくれました。馬名、馬体、そして、キュートな顔!ぜひ、注目してください!
中継では東京1600mのタフさを模型でご紹介
中継で使用する東京競馬場の模型
東京競馬場の特徴と言えば、長い直線。およそ520mです。先月、皐月賞が行われた中山競馬場は310mですので、かなりの違いがあります。ですから、東京競馬場は、より追い込み馬の末脚が生かしやすいコースと言われています。ただ、特徴はそれだけではないようです。解説の鈴木康弘元調教師は、東京1600mについて、「難しく、非常にきついコース」と表現しています。どの辺りがポイントなのか、模型を使って、詳しく解説いただきます!
栗東トレーニングセンター
滋賀県の栗東トレーニングセンターに取材に訪れたこの日は、非常に良い天気でした。6時前は10度を下回っていましたが、どんどん気温が上昇し、すぐに2桁を越えました。週末の東京は、雨の予報もあります。雨が降れば馬場は悪くなります。取材を進めると、天候を気にする陣営もありました。東京1600m、天候がどうか、馬場がどうか。様々な要素が勝敗をわけそうです。
各陣営を取材していると、大一番のこのレースを目標にしてきたという声が多く聞かれました。「世代最強マイラー」の称号はどの馬に!
東京競馬場では、5週連続でG1レースが行われます。月末には競馬の祭典「日本ダービー」も開催されます。競馬関係者、そして、私たちファンにとっても、心躍る日々が続きます。まずは、NHKマイルカップ。NHKの中継で、どうぞお楽しみください。
須貝きゅう舎からは2頭が出走
朝日杯フューチュリティステークスで優勝 ドルチェモア
G1を6勝したゴールドシップを手掛け、現在は、白毛のG1馬ソダシなどを管理する須貝尚介きゅう舎からは「ドルチェモア」と「カルロヴェローチェ」の2頭が出走予定です。
まずは、今回、唯一のG1馬ドルチェモア。去年12月に行われた2歳のG1レース、朝日杯フューチュリティステークスを勝利。好スタートから先行し、残り200mで抜け出して、ビッグタイトルを手にしました。3戦3勝で、去年のJRA最優秀2歳牡馬にも選ばれました。
須貝尚介調教師(左から2人目)ことしの「きさらぎ賞」より
ただ、前走はそこから3か月以上ぶりのレースで、7着と初めて敗れました。この時は、これまで見せなかった「逃げ」のレースでした。須貝調教師は「前走は、行く形になってしまった。一回叩いた(レースに出走した)ことで、朝日杯の時の状態に戻っている」と話し、予定とは少し違った競馬になってしまったことと、そこからの復調を感じさせました。手綱をとるのは、16年目の三浦皇成騎手。ドルチェモアに初めて騎乗します。若くして注目を集める存在でしたが、JRAのG1は110回騎乗しながら未勝利。悲願の初制覇に向けて、チャンスがやってきました。
前走重賞で2着に入ったカルロヴェローチェも、NHKマイルカップ制覇を目指します。騎手はオーストラリアの名手、ダミアン・レーン。人気を集めそうです。須貝調教師は「世界の一流ジョッキー。(レース前最後の調教は)本来のこの馬の動き。いい所を引き出してくれれば」と、期待を寄せています。
ユニークな馬名で話題の2頭
今レースには、ユニークな名前で注目を集める馬が2頭います。まずは「エエヤン」。西日本出身で、現在、大阪に住んでいる私にとって、なじみのある言葉で、クスッと笑ってしまいます。先月、前哨戦のG2ニュージーランドトロフィーを快勝。1月から3連勝でNHKマイルカップに臨みます。管理する15年目の伊藤大士調教師は、これまでG1勝利はありません。「ようやく大きな舞台で印のつく(評価される)馬に携われて、調教師冥利(みょうり)に尽きる。気性の成長がすごく大きい」と手ごたえを感じています。
オオバンブルマイ
さらには「オオバンブルマイ」。こちらは、スケールの大きさを感じさせますね!4戦3勝で、重賞を2勝しています。鞍上は名手・武豊ジョッキー。馬名については、「わかりやすくて、勝ってそうなればいいなと思いますね」と、笑顔でコメントしました。さらに、オオバンブルマイの特徴は、体重が400㎏台前半で小柄。吉村圭司調教師は「数字以上に体を大きく見せる馬。筋肉も立派になってきている。顔は小さくて、かわいい顔をしていますよ」と話してくれました。馬名、馬体、そして、キュートな顔!ぜひ、注目してください!
中継では東京1600mのタフさを模型でご紹介
中継で使用する東京競馬場の模型
東京競馬場の特徴と言えば、長い直線。およそ520mです。先月、皐月賞が行われた中山競馬場は310mですので、かなりの違いがあります。ですから、東京競馬場は、より追い込み馬の末脚が生かしやすいコースと言われています。ただ、特徴はそれだけではないようです。解説の鈴木康弘元調教師は、東京1600mについて、「難しく、非常にきついコース」と表現しています。どの辺りがポイントなのか、模型を使って、詳しく解説いただきます!
栗東トレーニングセンター
滋賀県の栗東トレーニングセンターに取材に訪れたこの日は、非常に良い天気でした。6時前は10度を下回っていましたが、どんどん気温が上昇し、すぐに2桁を越えました。週末の東京は、雨の予報もあります。雨が降れば馬場は悪くなります。取材を進めると、天候を気にする陣営もありました。東京1600m、天候がどうか、馬場がどうか。様々な要素が勝敗をわけそうです。
各陣営を取材していると、大一番のこのレースを目標にしてきたという声が多く聞かれました。「世代最強マイラー」の称号はどの馬に!
東京競馬場では、5週連続でG1レースが行われます。月末には競馬の祭典「日本ダービー」も開催されます。競馬関係者、そして、私たちファンにとっても、心躍る日々が続きます。まずは、NHKマイルカップ。NHKの中継で、どうぞお楽しみください。
【京都新聞杯・厩舎直送】「本当に能力は高いと思っています」 和田竜との新コンビ&京都替わりで反撃狙うマイネルラウレア
マイネルラウレア(牡・宮)は前走のGⅠ皐月賞で14着に大敗。デビューからの連勝は2でストップしたものの、休み明け、初コース、一気のメンバー強化だったことを踏まえれば、初黒星も仕方がないだろう。
「前回は完調手前の状態でしたし、いろいろと条件が悪かったので。今回、改めてですね」と巻き返しへ期待を寄せるのは荻須助手。ひと叩きされて体調は確実にアップ。1日朝の気配も良く、カイバをしっかりと食べていた。
「前回よりは、いい状態でレースに出走できると思います。調整は順調ですし、上向いていますよ、状態は。本当に能力は高いと思っていますし、京都コースなら走りやすいのではないでしょうか」と同助手は締めくくった。
今週の最終追いには和田竜が騎乗予定。新コンビで初の重賞制覇にチャレンジする。
マイネルラウレア(牡・宮)は前走のGⅠ皐月賞で14着に大敗。デビューからの連勝は2でストップしたものの、休み明け、初コース、一気のメンバー強化だったことを踏まえれば、初黒星も仕方がないだろう。
「前回は完調手前の状態でしたし、いろいろと条件が悪かったので。今回、改めてですね」と巻き返しへ期待を寄せるのは荻須助手。ひと叩きされて体調は確実にアップ。1日朝の気配も良く、カイバをしっかりと食べていた。
「前回よりは、いい状態でレースに出走できると思います。調整は順調ですし、上向いていますよ、状態は。本当に能力は高いと思っていますし、京都コースなら走りやすいのではないでしょうか」と同助手は締めくくった。
今週の最終追いには和田竜が騎乗予定。新コンビで初の重賞制覇にチャレンジする。
渡辺翔太起用へSBC湘南美容クリニック関係者「最高のキャスティング」
アイドルグループ『Snow Man』で“しょっぴー”の愛称で親しまれる渡辺翔太(30)がSBC湘南美容クリニックの新CMキャラクターに就任したことが18日、発表。同日開催されたSBC湘南美容クリニック『男性美容医療』新CM発表会にて、SBCマーケティング株式会社の代表取締役社長・片寄裕之氏が渡辺へ言及する一幕もあった。
渡辺は今回、グループではなく初単独TVCMとなり、壇上で片寄氏は、同社の施術の効果を広く伝えるために「誰にこれをオススメ頂くか、非常に社内でも議論しました。最終的には『Snow Man』の渡辺翔太さんに、キャラクターをご就任頂くことを、お受け頂けると決まりまして、私どもも非常に嬉しく思っております」と、笑みがこぼれる。
さらに片寄氏は、「渡辺翔太さんといえば『Snow Man』という日本を代表するアイドルグループでございますし、そのなかでも渡辺翔太さんが美容男子ということで、TVでもインターネットでも注目を集めていらっしゃる方でございます。日本全国の女性だけではなく、男性にも美容男子と注目されている渡辺さんから、湘南のポロッと抜け落ちる医療脱毛をPRして頂くのは、この上ない最高のキャスティングがかなったなと私ども思っております」と、期待を寄せていた。
今回の発表にあわせて、新TVCM『ポロっと取れる脱毛』篇、『ひざ下の脱毛』篇がそれぞれ15秒、30秒で22日より関東圏で順次放送となることもアナウンスされた。
アイドルグループ『Snow Man』で“しょっぴー”の愛称で親しまれる渡辺翔太(30)がSBC湘南美容クリニックの新CMキャラクターに就任したことが18日、発表。同日開催されたSBC湘南美容クリニック『男性美容医療』新CM発表会にて、SBCマーケティング株式会社の代表取締役社長・片寄裕之氏が渡辺へ言及する一幕もあった。
渡辺は今回、グループではなく初単独TVCMとなり、壇上で片寄氏は、同社の施術の効果を広く伝えるために「誰にこれをオススメ頂くか、非常に社内でも議論しました。最終的には『Snow Man』の渡辺翔太さんに、キャラクターをご就任頂くことを、お受け頂けると決まりまして、私どもも非常に嬉しく思っております」と、笑みがこぼれる。
さらに片寄氏は、「渡辺翔太さんといえば『Snow Man』という日本を代表するアイドルグループでございますし、そのなかでも渡辺翔太さんが美容男子ということで、TVでもインターネットでも注目を集めていらっしゃる方でございます。日本全国の女性だけではなく、男性にも美容男子と注目されている渡辺さんから、湘南のポロッと抜け落ちる医療脱毛をPRして頂くのは、この上ない最高のキャスティングがかなったなと私ども思っております」と、期待を寄せていた。
今回の発表にあわせて、新TVCM『ポロっと取れる脱毛』篇、『ひざ下の脱毛』篇がそれぞれ15秒、30秒で22日より関東圏で順次放送となることもアナウンスされた。
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