川村壱馬さん(THE RAMPAGE)が語る、20歳の頃のこと。「当時も、今も、僕は熱い気持ちで夢を追いかけ続けています。」
*节选自nonno 2023年9月号 川村壱馬論。
**川村壱馬の、20歳の頃
僕は2017年1月7日に20歳の誕生日を迎えました。
THE RAMPAGEがメジャーデビューをしたのは、まさにその直後で。それ以来、2、0、1、7の数字は自分の中で意味のあるものに。ラッキーナンバーのような感覚で、普段から大事にしています。
友達から借りたEXILEさんのアルバム『願いの塔』。
初めてそれを聴いた中学3年生の頃、心が震え、自分もこの感動を届けることができる人間になりたいと思った。
音楽を専門的に学ぶために、普通高校をやめた。腹をくくり、覚悟を決めて、本気で夢を追いかけてきた。「VOCAL BATTLE AUDITION 4」に挑んだ時、正直、自分よりも歌がうまい人はたくさんいたはず。でも、夢への熱い思い、ハートだけは負けない自信がありました。
2014年にオーディションに合格し、THE RAMPAGEを結成。ようやく立てた夢のスタート地点。
でも「ここからだ」と思ったその先は決して順風満帆ではなくて。デビュー前には約1年の活動休止期間を経験。
先輩方のライブの裏方として衣装を洗濯したり、楽屋を掃除したり、サポートメンバーであるEXPG(ダンススクール)の生徒さんたちに弁当を配ったり……。本音を言えば、死ぬほど悔しかった。
そんな日々の中で見た、今でも忘れられない光景があります。
あれは三代目 J SOUL BROTHERSさんの西武ドーム(現・ベルーナドーム)でのライブ。
会場には吹き抜け部分があるにもかかわらず、三代目 J SOUL BROTHERSさんがステージに上がった瞬間、信じられないほどの大きさで歓声が鳴り響いて。
それを舞台裏で聞いた時、気持ちが腐りかけていた僕は心から思った。「絶対、オレもあのステージに立ちたい」って。
あの日、夢をつかみたい気持ちがもっともっと高まった。苦しい毎日の中で貪欲になれたからこそ、成長することもできた。あのままデビューしていたら、今の自分はいなかったかもしれない。
当時も、今も、僕は熱い気持ちで夢を追いかけ続けています。
*节选自nonno 2023年9月号 川村壱馬論。
**川村壱馬の、20歳の頃
僕は2017年1月7日に20歳の誕生日を迎えました。
THE RAMPAGEがメジャーデビューをしたのは、まさにその直後で。それ以来、2、0、1、7の数字は自分の中で意味のあるものに。ラッキーナンバーのような感覚で、普段から大事にしています。
友達から借りたEXILEさんのアルバム『願いの塔』。
初めてそれを聴いた中学3年生の頃、心が震え、自分もこの感動を届けることができる人間になりたいと思った。
音楽を専門的に学ぶために、普通高校をやめた。腹をくくり、覚悟を決めて、本気で夢を追いかけてきた。「VOCAL BATTLE AUDITION 4」に挑んだ時、正直、自分よりも歌がうまい人はたくさんいたはず。でも、夢への熱い思い、ハートだけは負けない自信がありました。
2014年にオーディションに合格し、THE RAMPAGEを結成。ようやく立てた夢のスタート地点。
でも「ここからだ」と思ったその先は決して順風満帆ではなくて。デビュー前には約1年の活動休止期間を経験。
先輩方のライブの裏方として衣装を洗濯したり、楽屋を掃除したり、サポートメンバーであるEXPG(ダンススクール)の生徒さんたちに弁当を配ったり……。本音を言えば、死ぬほど悔しかった。
そんな日々の中で見た、今でも忘れられない光景があります。
あれは三代目 J SOUL BROTHERSさんの西武ドーム(現・ベルーナドーム)でのライブ。
会場には吹き抜け部分があるにもかかわらず、三代目 J SOUL BROTHERSさんがステージに上がった瞬間、信じられないほどの大きさで歓声が鳴り響いて。
それを舞台裏で聞いた時、気持ちが腐りかけていた僕は心から思った。「絶対、オレもあのステージに立ちたい」って。
あの日、夢をつかみたい気持ちがもっともっと高まった。苦しい毎日の中で貪欲になれたからこそ、成長することもできた。あのままデビューしていたら、今の自分はいなかったかもしれない。
当時も、今も、僕は熱い気持ちで夢を追いかけ続けています。
#king&prince# #高桥海人# 、若林正恭を演じて役抜けず 森本慎太郎は山里亮太役の影響でトーク上達 『だが、情熱はある』インタビュー
人気グループ・King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)とSixTONESの森本慎太郎がW主演する日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(毎週日曜 後10:30)。現在6話まで放送され、物語も終盤へ向かっていくが、これまで演じてきて自身に何か変化が起きたかどうか、高橋と森本の2人に聞いた。
同ドラマは、高橋が演じるオードリー・若林正恭と、森本が演じる南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた実話に基づいた物語。それぞれのコンビでブレイクしつつも負の感情を抱えたふたりが出会い、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成するストーリー。
――今回の役柄が私生活に影響を及ぼすことはありましたか?
【高橋】 打ち合わせや雑誌のインタビューで話していると、“いま若林でしょ?”ってめっちゃツッコまれます。
【森本】 わかる!しかも半笑いで(笑)
【高橋】 今は若林さんとして会話をしている時間が多いからか、自然と。まだ撮影中だから、そうして馴染むことはすごく良いことだと思うけど、終わった後が怖い。高橋海人が若林正恭さんにかぶされてしまう気がして。今までは俳優さんの“役が抜けなくなる”みたいな話を聞いて“どういうこと?”って思っていたけど、たぶんコレだ…って。
【高橋】 慎ちゃんは元が早いから、より一層だよね。
【高橋】 若林さんの感情に近づくために、自分のことを考えるようにもなりました。自分はこのときこう思ってたな、この気持ちはちょっと似てるな、とか。そうやって考えていると、割と根っこが似てるのかなって、勝手ながら。
――周囲の反響で印象に残っていることはありますか?
【高橋】 うれしかったのが、木村拓哉さんが見てくださったこと。1話をリアタイしてくれたんです。
【森本】 マジ!?うれしい!
【高橋】 1話が終わった後に、“似てるけど似てない、すごくいいドラマだな”って。“最後まで駆け抜けろよ”って言ってくださった。こんな追い風ないよなって思いました。
――俳優として学びになった部分は?
【高橋】 そもそも今生きて輝いている人を再現することが初めてだったんですけど、情報が身近にたくさんあって、本人の連絡先も知ってる、その中で演じる楽しさを知りました。すでにある答えにどれくらい近づけていくか、その塩梅をチューニングしていく作業も楽しいし、誰かを再現するのってとても楽しい。あとはこの作品の特徴だと思うんですけど、感情の描き方が生々しいので、自分と向き合える。俺だったらこういうことを考えるな…とか、自分はどういうヤツなのか、改めて自分と向き合うきっかけをもらえた。とてつもない良い経験をさせてもらえていると思います。
【森本】 山里さんは僕とは何もかもが違う人間だから、今回は完全に山里さんに合わせにいかなきゃいけない。僕は努力をしない人で、山里さんは努力の天才、そこも真逆だし、全く知らなかった感情や行動を知って役作りをすることが今後に生きると思う。
【高橋】 今まで自分が知らなかった感情を知っていくわけだもんね。
【森本】 第二の人格ができた感じ。
【高橋】 第二人格が山里さんて、めちゃくちゃ武器(笑)
【森本】 これを自分のものにできたら何段階もステージが上がっていくんだろうなって、とてもいい経験だと思います。
――最後に、今後の見どころを教えてください。
【高橋】 これからどうなるのか、いろんな案があるみたいで、マジでみんな知らないんですよ。
【森本】 すでに最初の構想とは違うので。
【高橋】 どういう展開になっていくのか、毎回、台本が来るのが怖くもあり楽しくもある。
【森本】 2人が何話で合流するのかも分からない。
【高橋】 でもやってて楽しいし、現場の士気もすごく高い。監督を含めスタッフみんなが情熱と愛とリアリティーを持って臨んでいるので、それに鼓舞される。部屋とかスゴいよね?。
【高橋】 劇中には出てこないけど、机の中に若林さんが昔集めていた消しゴムのフィギュアが入っていたり、聴いてた楽曲とか、見えないところまで全て再現されてる。そういうスタッフさんの愛を見たときに、うやむやでやってらんないよなって、それに応えなきゃなって。こんなにありがたい現場はなかなかないと思います。
【高橋】 この団結感と情熱を持ったまま最後までやり切れたら、みんなで満足のいく作品を作れたっていう達成感が得られると思うので、今は1話1話、丁寧に頑張っています。
人気グループ・King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)とSixTONESの森本慎太郎がW主演する日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(毎週日曜 後10:30)。現在6話まで放送され、物語も終盤へ向かっていくが、これまで演じてきて自身に何か変化が起きたかどうか、高橋と森本の2人に聞いた。
同ドラマは、高橋が演じるオードリー・若林正恭と、森本が演じる南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた実話に基づいた物語。それぞれのコンビでブレイクしつつも負の感情を抱えたふたりが出会い、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成するストーリー。
――今回の役柄が私生活に影響を及ぼすことはありましたか?
【高橋】 打ち合わせや雑誌のインタビューで話していると、“いま若林でしょ?”ってめっちゃツッコまれます。
【森本】 わかる!しかも半笑いで(笑)
【高橋】 今は若林さんとして会話をしている時間が多いからか、自然と。まだ撮影中だから、そうして馴染むことはすごく良いことだと思うけど、終わった後が怖い。高橋海人が若林正恭さんにかぶされてしまう気がして。今までは俳優さんの“役が抜けなくなる”みたいな話を聞いて“どういうこと?”って思っていたけど、たぶんコレだ…って。
【高橋】 慎ちゃんは元が早いから、より一層だよね。
【高橋】 若林さんの感情に近づくために、自分のことを考えるようにもなりました。自分はこのときこう思ってたな、この気持ちはちょっと似てるな、とか。そうやって考えていると、割と根っこが似てるのかなって、勝手ながら。
――周囲の反響で印象に残っていることはありますか?
【高橋】 うれしかったのが、木村拓哉さんが見てくださったこと。1話をリアタイしてくれたんです。
【森本】 マジ!?うれしい!
【高橋】 1話が終わった後に、“似てるけど似てない、すごくいいドラマだな”って。“最後まで駆け抜けろよ”って言ってくださった。こんな追い風ないよなって思いました。
――俳優として学びになった部分は?
【高橋】 そもそも今生きて輝いている人を再現することが初めてだったんですけど、情報が身近にたくさんあって、本人の連絡先も知ってる、その中で演じる楽しさを知りました。すでにある答えにどれくらい近づけていくか、その塩梅をチューニングしていく作業も楽しいし、誰かを再現するのってとても楽しい。あとはこの作品の特徴だと思うんですけど、感情の描き方が生々しいので、自分と向き合える。俺だったらこういうことを考えるな…とか、自分はどういうヤツなのか、改めて自分と向き合うきっかけをもらえた。とてつもない良い経験をさせてもらえていると思います。
【森本】 山里さんは僕とは何もかもが違う人間だから、今回は完全に山里さんに合わせにいかなきゃいけない。僕は努力をしない人で、山里さんは努力の天才、そこも真逆だし、全く知らなかった感情や行動を知って役作りをすることが今後に生きると思う。
【高橋】 今まで自分が知らなかった感情を知っていくわけだもんね。
【森本】 第二の人格ができた感じ。
【高橋】 第二人格が山里さんて、めちゃくちゃ武器(笑)
【森本】 これを自分のものにできたら何段階もステージが上がっていくんだろうなって、とてもいい経験だと思います。
――最後に、今後の見どころを教えてください。
【高橋】 これからどうなるのか、いろんな案があるみたいで、マジでみんな知らないんですよ。
【森本】 すでに最初の構想とは違うので。
【高橋】 どういう展開になっていくのか、毎回、台本が来るのが怖くもあり楽しくもある。
【森本】 2人が何話で合流するのかも分からない。
【高橋】 でもやってて楽しいし、現場の士気もすごく高い。監督を含めスタッフみんなが情熱と愛とリアリティーを持って臨んでいるので、それに鼓舞される。部屋とかスゴいよね?。
【高橋】 劇中には出てこないけど、机の中に若林さんが昔集めていた消しゴムのフィギュアが入っていたり、聴いてた楽曲とか、見えないところまで全て再現されてる。そういうスタッフさんの愛を見たときに、うやむやでやってらんないよなって、それに応えなきゃなって。こんなにありがたい現場はなかなかないと思います。
【高橋】 この団結感と情熱を持ったまま最後までやり切れたら、みんなで満足のいく作品を作れたっていう達成感が得られると思うので、今は1話1話、丁寧に頑張っています。
元乃木坂46・中田花奈プロに密着、「BEAST Japanext」を盛り上げる熱い麻雀愛が明らかに
ドラフト会議の際にはトレンド入りも果たした、新しくMリーグへ参入を果たすBS放送局「BSJapanext」のチーム「BEAST Japanext」(毎週水曜夜10:00-11:00、BSJapanext)。その動向を追う番組「~MリーグNo.1への道~ BEAST ROAD」が、7月19日に放送された。今回は元乃木坂46のメンバーである中田花奈への密着回「中田花奈プロの素顔大公開SP」。彼女が経営する雀荘の魅力と、“同業者からみる中田”の姿が明らかになった。
【写真】カメラにキュートなキメ顔を向ける元乃木坂46・中田花奈プロ
■中田花奈プロの素顔に密着
番組では、まず中田の経営する雀荘を紹介するVTRが流される。元乃木坂46を卒業後、2021年にプロ雀士となった中田花奈プロ。そんな中田プロが営む雀荘「Chun.」は東京都港区赤坂の繁華街に2021年6月にオープンした。店内には雀荘のイメージとはかけ離れたグリーンやイエローといったネオン照明の明かりに包まれ、バーカウンターやカフェスペースも設置。雀荘であることを忘れてしまいそうなオシャレな空間になっている。
なぜ、このようなオシャレな雀荘をはじめようとおもったのだろうか。スタッフのインタビューによると、元々麻雀が大好きだった中田プロは「入りづらい雀荘が多い」と感じていたという。Mリーグを見て麻雀に興味を持った人たちが、入りやすい場所になってほしいという願いを込めてこの場所を作ったのだ。
スポーツバーを意識した造りになっており、対局放送を見れるように大画面モニターを設置している同店。店内奥にはゆったりと麻雀ができるように個室が用意されていたり、カフェスペースの横にお店のロゴがデザインされたネオンが光っているなど、店内の随所に彼女ならではのこだわりが光る。
ちなみに同店のロゴは、椿の花と鳥が組み合わさったような意匠。中田は音読みが「チュン」である「椿」と、「チュンチュン」鳴きそうな小鳥が羽ばたきそうな様子から、「お店が上に飛び立っていくように」とイメージを明かした。
店内ではドライカレー・ティラミス・コーヒーゼリーなど、中田プロが考案した食事メニューを楽しめる。夏にピッタリで女性に人気なスイカジュースなどもあり、麻雀をしない人でも楽しめるようになっている。
こだわりが詰まったお店に来ていた常連客に話を聞くと、アイドル時代から中田プロのファンだったことがきっかけで麻雀を始めた人や、麻雀に興味を持ち始めた人ばかり。彼女の存在が若い世代に与える影響は大きいようだ。
雀士としての活動だけでなく芸能活動もしている多忙な中田プロ。しかし汚れた麻雀牌の掃除、通称“卓掃”といったお店のオープン準備も中田プロが行っているという。忙しいからと準備を人任せにせず、ひたむきに自分の雀荘を良くしようと努力していることが伺える。
そうした努力を続ける中田プロにMリーグでの目標を聞くと、「目標は高くしておきたいので、MVP」と頼もしいコメントが。「頑張るしかないです」と言いながら笑顔を見せ、VTRを結んだ。
■中田プロ、ドラフト指名の瞬間の心境
今年のMリーグドラフト会議は中田プロを始め、新たに7名のMリーガーが誕生した。その裏側、中田プロ指名の瞬間を同番組に解説として出演しているお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが捉えていた。彼のYouTubeチャンネルのカメラは、独自に中田へ密着。
場所はもちろん、中田が営む雀荘「Chun.」。ドラフト会議1時間前の中田プロは、プロになってからの2年間で目立った活動がないことから、「正直選ばれる気がしていない」と語っていた。
しかしドラフト会議で見事名前が呼ばれたその瞬間、嬉しさと安心からか涙を流す場面も。常連客たちに見守られながら、Mリーガーの仲間入りを果たした中田プロは、「私にしかできないことってきっとMリーグの中でもあると思う」と語る。その表情はどこか自信に満ちているような気がした。
乃木坂46でアイドルをしていた中田プロ。アイドルという異業種からプロ雀士への転身は、相当なプレッシャーがあったのではないだろうか。それでも地道に努力を続け、業界への貢献を続けていたことが実り、今回Mリーガーとしての仲間入りを果たした。持ち味のメンゼンで高打点を狙う一撃必殺スタイルは、女流プロの大先輩である仲田加南プロからも高い評価を得ている。
雀荘「Chun.」の経営を始め、特に人を呼び込む力の強さはピカイチの中田。メンバー随一のSNSフォロワー数などで、チーム人気をけん引する役割には期待ができそうだ。「麻雀といえばおじさんのスポーツ」といったイメージを払拭するためにも、リーグでひときわ輝く活躍を期待したい。
ドラフト会議の際にはトレンド入りも果たした、新しくMリーグへ参入を果たすBS放送局「BSJapanext」のチーム「BEAST Japanext」(毎週水曜夜10:00-11:00、BSJapanext)。その動向を追う番組「~MリーグNo.1への道~ BEAST ROAD」が、7月19日に放送された。今回は元乃木坂46のメンバーである中田花奈への密着回「中田花奈プロの素顔大公開SP」。彼女が経営する雀荘の魅力と、“同業者からみる中田”の姿が明らかになった。
【写真】カメラにキュートなキメ顔を向ける元乃木坂46・中田花奈プロ
■中田花奈プロの素顔に密着
番組では、まず中田の経営する雀荘を紹介するVTRが流される。元乃木坂46を卒業後、2021年にプロ雀士となった中田花奈プロ。そんな中田プロが営む雀荘「Chun.」は東京都港区赤坂の繁華街に2021年6月にオープンした。店内には雀荘のイメージとはかけ離れたグリーンやイエローといったネオン照明の明かりに包まれ、バーカウンターやカフェスペースも設置。雀荘であることを忘れてしまいそうなオシャレな空間になっている。
なぜ、このようなオシャレな雀荘をはじめようとおもったのだろうか。スタッフのインタビューによると、元々麻雀が大好きだった中田プロは「入りづらい雀荘が多い」と感じていたという。Mリーグを見て麻雀に興味を持った人たちが、入りやすい場所になってほしいという願いを込めてこの場所を作ったのだ。
スポーツバーを意識した造りになっており、対局放送を見れるように大画面モニターを設置している同店。店内奥にはゆったりと麻雀ができるように個室が用意されていたり、カフェスペースの横にお店のロゴがデザインされたネオンが光っているなど、店内の随所に彼女ならではのこだわりが光る。
ちなみに同店のロゴは、椿の花と鳥が組み合わさったような意匠。中田は音読みが「チュン」である「椿」と、「チュンチュン」鳴きそうな小鳥が羽ばたきそうな様子から、「お店が上に飛び立っていくように」とイメージを明かした。
店内ではドライカレー・ティラミス・コーヒーゼリーなど、中田プロが考案した食事メニューを楽しめる。夏にピッタリで女性に人気なスイカジュースなどもあり、麻雀をしない人でも楽しめるようになっている。
こだわりが詰まったお店に来ていた常連客に話を聞くと、アイドル時代から中田プロのファンだったことがきっかけで麻雀を始めた人や、麻雀に興味を持ち始めた人ばかり。彼女の存在が若い世代に与える影響は大きいようだ。
雀士としての活動だけでなく芸能活動もしている多忙な中田プロ。しかし汚れた麻雀牌の掃除、通称“卓掃”といったお店のオープン準備も中田プロが行っているという。忙しいからと準備を人任せにせず、ひたむきに自分の雀荘を良くしようと努力していることが伺える。
そうした努力を続ける中田プロにMリーグでの目標を聞くと、「目標は高くしておきたいので、MVP」と頼もしいコメントが。「頑張るしかないです」と言いながら笑顔を見せ、VTRを結んだ。
■中田プロ、ドラフト指名の瞬間の心境
今年のMリーグドラフト会議は中田プロを始め、新たに7名のMリーガーが誕生した。その裏側、中田プロ指名の瞬間を同番組に解説として出演しているお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいが捉えていた。彼のYouTubeチャンネルのカメラは、独自に中田へ密着。
場所はもちろん、中田が営む雀荘「Chun.」。ドラフト会議1時間前の中田プロは、プロになってからの2年間で目立った活動がないことから、「正直選ばれる気がしていない」と語っていた。
しかしドラフト会議で見事名前が呼ばれたその瞬間、嬉しさと安心からか涙を流す場面も。常連客たちに見守られながら、Mリーガーの仲間入りを果たした中田プロは、「私にしかできないことってきっとMリーグの中でもあると思う」と語る。その表情はどこか自信に満ちているような気がした。
乃木坂46でアイドルをしていた中田プロ。アイドルという異業種からプロ雀士への転身は、相当なプレッシャーがあったのではないだろうか。それでも地道に努力を続け、業界への貢献を続けていたことが実り、今回Mリーガーとしての仲間入りを果たした。持ち味のメンゼンで高打点を狙う一撃必殺スタイルは、女流プロの大先輩である仲田加南プロからも高い評価を得ている。
雀荘「Chun.」の経営を始め、特に人を呼び込む力の強さはピカイチの中田。メンバー随一のSNSフォロワー数などで、チーム人気をけん引する役割には期待ができそうだ。「麻雀といえばおじさんのスポーツ」といったイメージを払拭するためにも、リーグでひときわ輝く活躍を期待したい。
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