日中関係や中国についてのニュースを月1回お届けしている
『日本と中国』の日中友好新聞様でインタビュー記事が掲載されています。日中交流に携わる様々な分野の方を紹介するページに登場してます。
遡れば高校生から始まった中国とのご縁。
社会人になってから単身で台湾に語学留学。
2019年から中国広州に住み現在に至るまでをお話しさせて頂きました。
ご縁を頂いた通訳の小百合さん、ライターの小金澤さん、どうもありがとうございます
在日本发布的日中友好报纸上有我了。
很感谢做翻译的小百合小姐和记者小金泽小姐。https://t.cn/A6G3go1l#広州##日本人##日籍演员# 古川智子#guangzhou#

【はっけよい！上海の商業施設に巨大な「お相撲さん」登場】上海市静安区の某商業施設にある日本料理レストラン街に19日、高さ2メートルの「相撲力士」像が2体設置され、買い物客の注目を集めている。この「お相撲さん」は「まわし」姿でがっぷりと四つに組んでいるが、その表情はどことなくユーモラスに見える。相撲の起源は中国の春秋時代に遡る。春秋時代から秦・漢時代までは「角抵」と呼ばれ、唐代に日本に伝わり、今では日本の国技となっている。アマチュアではなく職業力士による競技は「大相撲」と呼ばれている。https://t.cn/A6GRAlMS

霜降
每次都写、二十四節気
#罗小黑战记#

「はい、師父！」
　一口齧った黄色い柿を、小黑は私に差し出す。
　紅葉と秋の味覚を若水と一瞬に楽しんでいた。秋の山は黄色と赤で彩られ、茶色の枯れ葉は足元で鳴く。赤い実、黄色い実、冬に向けて動物達は種を運び蓄える。
　川は魚が遡上し、新しい命を育む。
　若水が木を揺らして取った黄色い柿と、私が鉄片で取ったオレンジ色の柿を、一口ずつ齧った小黑は、初めて桃を食べた時のように、大きな目を輝かせた。
　そうして差し出された黄色い柿に、无限は首を振る。
「小黑が食べなさい」
　食べかけだし。
　小黑は、きょとんと目を丸くした。
「だって、こっちの方が美味しいもん！」
　今度は、无限が目を丸くした。
　そうか、美味しいものを私にくれようとしているのか。なら、頂かないといけないな。
　无限は、汁が少し垂れた柿を小黑から貰い、齧った。硬めの柿の歯応えと、爽やかな甘さが喉を潤す。
　素敵な服装の若水が顔を赤くして、无限に両手で柿を差し出す。
「わ、私の柿も、无限さま」
「うん、ありがとう。でも、若水が食べなさい。お腹いっぱいだし」
「あっ、あ〜！」
　若水は口惜しげに、しかし嬉しそうに、柿を齧る。
　柿の甘やかな匂いが、秋風に漂っていた。