初夏时节,日本柑橘类水果令人吃惊的品种丰度,从堺東站的一家超市中就能看出来。对我来说,它们的风味并不是最重要的事情,反倒是考究它们的来源更加有趣。
八朔(はっさく)
据说是1860年在广岛惠日山净土寺境内发现的品种。“八朔”名称来源有一说法的是,当时的住持小江惠德说:“八朔可以吃了”。
这里的“八朔”是“八月朔日”的简称,“朔日”是“一日”,八朔也就是“农历8月1日”。
但八朔的上市时期是4月~5月左右,8月30日左右吃还太早了[思考],有可能是当年生产大延迟?
カラマンダリン(Kara mandarin)
加利福尼亚大学的H.B.Frost博士于1915年用尾张系温州蜜柑和キングマンダリン(cam sành,Citrus reticulata × sinensis)杂交育成的品种,在1935年命名并发表,后在1955年引进日本。
甘夏(あまなつ)
据说是在1935年左右,在大分县的川野氏的园子里发现的夏蜜柑减酸品种,所以又被称为川野夏橙,1950年命名登录。
清見(きよみ)
由温州蜜柑(宫川早生)和特罗维塔甜橙杂交育成的品种,1979年命名登录。最初是在静冈县的果树试验场与津支场培育而得,并以附近的“清见泻”命名而来。
如今,清见已是很多优良柑橘新品种的亲本,如春峰,不知火,西之香、朱见、春美等等。
河内晩柑(かわちばんかん)
1935年在今熊本市西区河内町发现的一个柑橘变种,熟成季节较晚,所以命名“河内晚柑”。因为形状和风味都很像葡萄柚,所以又被称为“日本葡萄柚”。
美生柑、愛南ゴールド、宇和ゴールド、天草晩柑等都是河内晚柑的栽培品种。
日向夏(ひゅうがなつ)
1820年在宫崎县被发现一种柠檬黄色的柑橘,它最大的特点是连白瓤也可食用,口感松软,味道清甜,可以中和果实本身的酸味。
不知火(しらぬい)
最初是1972年在长崎县南岛原市的果树试验场,由清见和椪柑(中野3号)杂交育成的品种,后移植到原熊本县宇土郡不知火町广泛栽培,于是有了“不知火”这个名字。
不知火个头大,顶部有凸起,加上外皮粗糙,所以又有“丑橘”这个在国内熟悉的流通名。
セミノール(Seminole)
于1910年在美国佛罗里达州奥兰多的农业试验场,以邓肯葡萄柚和ダンシータンゼリン杂交育成的品种,名字来源于附近的水库。1955年引入日本,改良栽培至今。
サンフルーツ(Sun Fruit)
1962年于熊本县芦北郡的种植园发现的一个甘夏品种,又叫“新甘夏”,果皮比甘夏更为光滑,甜度也更高。
至于味道嘛,我只尝过其中三种(八朔、日向夏、宇和ゴールド),都是深浅不一的葡萄柚味[单身狗]。 https://t.cn/RPid8FQ
八朔(はっさく)
据说是1860年在广岛惠日山净土寺境内发现的品种。“八朔”名称来源有一说法的是,当时的住持小江惠德说:“八朔可以吃了”。
这里的“八朔”是“八月朔日”的简称,“朔日”是“一日”,八朔也就是“农历8月1日”。
但八朔的上市时期是4月~5月左右,8月30日左右吃还太早了[思考],有可能是当年生产大延迟?
カラマンダリン(Kara mandarin)
加利福尼亚大学的H.B.Frost博士于1915年用尾张系温州蜜柑和キングマンダリン(cam sành,Citrus reticulata × sinensis)杂交育成的品种,在1935年命名并发表,后在1955年引进日本。
甘夏(あまなつ)
据说是在1935年左右,在大分县的川野氏的园子里发现的夏蜜柑减酸品种,所以又被称为川野夏橙,1950年命名登录。
清見(きよみ)
由温州蜜柑(宫川早生)和特罗维塔甜橙杂交育成的品种,1979年命名登录。最初是在静冈县的果树试验场与津支场培育而得,并以附近的“清见泻”命名而来。
如今,清见已是很多优良柑橘新品种的亲本,如春峰,不知火,西之香、朱见、春美等等。
河内晩柑(かわちばんかん)
1935年在今熊本市西区河内町发现的一个柑橘变种,熟成季节较晚,所以命名“河内晚柑”。因为形状和风味都很像葡萄柚,所以又被称为“日本葡萄柚”。
美生柑、愛南ゴールド、宇和ゴールド、天草晩柑等都是河内晚柑的栽培品种。
日向夏(ひゅうがなつ)
1820年在宫崎县被发现一种柠檬黄色的柑橘,它最大的特点是连白瓤也可食用,口感松软,味道清甜,可以中和果实本身的酸味。
不知火(しらぬい)
最初是1972年在长崎县南岛原市的果树试验场,由清见和椪柑(中野3号)杂交育成的品种,后移植到原熊本县宇土郡不知火町广泛栽培,于是有了“不知火”这个名字。
不知火个头大,顶部有凸起,加上外皮粗糙,所以又有“丑橘”这个在国内熟悉的流通名。
セミノール(Seminole)
于1910年在美国佛罗里达州奥兰多的农业试验场,以邓肯葡萄柚和ダンシータンゼリン杂交育成的品种,名字来源于附近的水库。1955年引入日本,改良栽培至今。
サンフルーツ(Sun Fruit)
1962年于熊本县芦北郡的种植园发现的一个甘夏品种,又叫“新甘夏”,果皮比甘夏更为光滑,甜度也更高。
至于味道嘛,我只尝过其中三种(八朔、日向夏、宇和ゴールド),都是深浅不一的葡萄柚味[单身狗]。 https://t.cn/RPid8FQ
GARNET CRADLE 封盘
-
攻略顺:勅使川原透矢→白土枫→西连寺理人(主线skip)→樱沢辉一郎(skip)→サーリヤ
好感顺:サーリヤ>西连寺理人>白土枫>>>勅使川原透矢=樱沢辉一郎
因为剧情重复度太高+对樱沢的人设不太感兴趣+急着去见サーリヤ様所以skip了一条主线和一条全线,所以并不能算全通,之后要是有机会的话或许还会回头仔细看看西连寺线吧
非常喜欢这作的世界观和整体氛围,不知道是自己落入了他们的世界,还是恍惚间某些灵魂相似之处有所重叠。即便游戏叙述上存在许多不太满意的地方,但不可否认的是这一精神性于我而言意义非凡,得以掩盖一切瑕疵。实在是太朦胧又太美,只是看过一眼便足矣震慑心魄,放入最深最深难以触及之处珍藏数十年。
-
「サーリヤ、君の名前は夜に降る雨という意味なのよ?」
「乾いたオアシスの緑に銀色の雨が降って、宝石のように輝くの」
もし、そこに銀色の雨が降り注ぐなら、淡い月の光を映して輝くなら、それはどんなに美しい光景だろう
きっと、サーリヤのあ母さんはその美しい夜をサーリヤに見せたかったに違いないとーー思った。
「ファラーシャが歌ってくれた時にはあんなに優しく聞こえたのに、サーリヤが奏でる竪琴の音色はひどく寂しい。」
「月光に、音が溶けてしまいそうだった。」
「『それにとてもきれいな瞳ね。……お日様の瞳とお月様の瞳』」
「『今晩は——黒猫の王子様』」
眠りなさい 私の愛しい王子よ 何も恐れずに
もしもこの世界が貴方を閉じ込めでも
愛している 永遠に祈り続ける 鍵が開くまで
-
攻略顺:勅使川原透矢→白土枫→西连寺理人(主线skip)→樱沢辉一郎(skip)→サーリヤ
好感顺:サーリヤ>西连寺理人>白土枫>>>勅使川原透矢=樱沢辉一郎
因为剧情重复度太高+对樱沢的人设不太感兴趣+急着去见サーリヤ様所以skip了一条主线和一条全线,所以并不能算全通,之后要是有机会的话或许还会回头仔细看看西连寺线吧
非常喜欢这作的世界观和整体氛围,不知道是自己落入了他们的世界,还是恍惚间某些灵魂相似之处有所重叠。即便游戏叙述上存在许多不太满意的地方,但不可否认的是这一精神性于我而言意义非凡,得以掩盖一切瑕疵。实在是太朦胧又太美,只是看过一眼便足矣震慑心魄,放入最深最深难以触及之处珍藏数十年。
-
「サーリヤ、君の名前は夜に降る雨という意味なのよ?」
「乾いたオアシスの緑に銀色の雨が降って、宝石のように輝くの」
もし、そこに銀色の雨が降り注ぐなら、淡い月の光を映して輝くなら、それはどんなに美しい光景だろう
きっと、サーリヤのあ母さんはその美しい夜をサーリヤに見せたかったに違いないとーー思った。
「ファラーシャが歌ってくれた時にはあんなに優しく聞こえたのに、サーリヤが奏でる竪琴の音色はひどく寂しい。」
「月光に、音が溶けてしまいそうだった。」
「『それにとてもきれいな瞳ね。……お日様の瞳とお月様の瞳』」
「『今晩は——黒猫の王子様』」
眠りなさい 私の愛しい王子よ 何も恐れずに
もしもこの世界が貴方を閉じ込めでも
愛している 永遠に祈り続ける 鍵が開くまで
【「映画ネメシス」特別インタビュー】広瀬すず&櫻井翔、“夢”から辿るそれぞれの正義
https://t.cn/A6CsfVZA
広瀬すずと櫻井翔が主演し、江口洋介らと共演する人気ドラマの劇場版「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」が、3月31日に封切られる。映画.comでは、2021年4月期の連続ドラマ時から厚い信頼関係でタッグを組んできた広瀬と櫻井に話を聞いた。(取材・文/大塚史貴、写真/根田拓也)
「ネメシス」は、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手の美神アンナ(広瀬)、ポンコツだが人望に厚い自称“天才探偵”の風真尚希(櫻井)が、栗田一秋(江口)が社長を務める探偵事務所「ネメシス」に寄せられる難解な依頼に挑む物語。映画版の舞台は、ドラマ最終話から2年後。依頼がピタリと止まり経営難に陥った探偵事務所「ネメシス」は、雑居ビル屋上の小さな事務所へ移転しているという設定だ。
物語は、アンナと風真が誘拐されたペットの犬を奪い返して欲しいという高額報酬の依頼を引き受けるところから始まる。その頃から、アンナは仲間たちが死んでいく悪夢を毎晩見るようになる。そして、「窓」と名乗る正体不明の男(佐藤浩市)の出現をきっかけに、大切な仲間たちが次々と生命の危機にさらされていく……。
■広瀬と櫻井は難解な脚本をどう読み解いたのか
今作の脚本を務めるのは、「アンフェア」シリーズなどミステリーの名手として知られる秦建日子氏。連続ドラマでは総監督を務め、全10話のうち7話の演出を手がけた入江悠がメガホンをとり、秦氏が仕掛けた複雑なトリックの数々を映像に昇華してみせた。だが、広瀬と櫻井はこの脚本を、初見で完全に理解することは出来なかったと明かす。
広瀬「最初に読んだときは、よく分かりませんでした。私だけなのかな? と思って現場へ行ったら、皆さんも同様に『分からない』って。いい現場だなって思いました(笑)。どのシーンも、監督が入る前に説明してくださるので、やりながら徐々に理解していくのですが、でもやっぱり分からなくなったりしました。
もともと映画を主戦場にしているチームがドラマを作っていたので、今回の脚本からはドラマ以上に『やっぱり映画だな』と思える画力が映像を通して感じることができました。時間の使い方が映画は違うので、『こんな風になったのか!』と、今まで自分がやってきた作品とは全く異なるテイストに仕上がっているのは、見ていて新鮮でしたね」
櫻井「脚本を読んで面白いなとは思ったんですが、文字で読んで面白いのと映像にするイメージが出来るかは別の話。脚本として入り組んでいて面白い、難しくて面白い、不思議な感じがして面白い……という要素が詰まっていたんですが、映像になったときにどうなるんだろう? とは思っていました。実際に観てみると、映像でないと出来ない表現が多かったと思いますし、脚本からより立体的になっていましたね」
見どころの多い今作だが、とりわけ本格的なアクションシーンは更にアップデートされている。カークラッシュのシーンではCGを使うことなく、実際に公道を封鎖して撮影。昨今では道路の全面封鎖はハードルが高く、関東近郊で敢行することは容易ではない。だが映画の舞台が神奈川・横浜ということもあり、“横浜感”を損なわないロケーションで行われたという。
ふたりは、プロのカースタントが運転する究極の蛇行運転に実車しており、本編ではリアルな(?)悲鳴をあげている。「カーアクションがありましたね!」と、映画ならではの見どころを聞かれて身を乗り出した広瀬。櫻井も、「凄かったよねえ。カースタントの運転する車に乗って、何テイクも。めちゃくちゃ面白かったですよ」と同調する。
クライマックスの壮大なアクションシーンは、入江監督をして「背景や人物が入れ替わっていく映像は、撮影の手法を含めてかなり複雑で、映画だからこそ成立するものだと思います」と語るほどの力の入れよう。櫻井も「テレビの画面の大きさで観るよりも、スクリーンで観た方が浮遊感みたいなものも感じられると思う」と見どころに推す。
■櫻井翔が幼少期から決まって見る怖い夢
また、今作のキーワードのひとつとして「夢」が挙げられる。広瀬は、仕事に関する夢を見ることはよくあるという。
広瀬「セリフを覚えながら寝てしまうと、夢の中でそのシーンを撮影しています(笑)」
櫻井「面白いね。俺はそういうの、ないなあ。セリフを覚えずに現場へ行くとか、歌も踊りも覚えていないのに急にコンサートに呼ばれるとか、なにひとつ勉強していないのに試験を受けなくちゃいけない……、というのはあるけどね。でも、セリフを覚えていない夢とか、見ないの?」
広瀬「私は現実的な夢しか見ないです。子どもの頃は、爆弾が転がってきて死んでしまう夢というのはあって、あまりの衝撃で目が覚めたので、いまでも覚えています。ヒヤヒヤした夢でいうと、それくらいかもしれません」
櫻井「子どもの頃からよく見る怖い夢とかってなかった? 俺はね、円形の流れるプールでずっと流れているっていう夢。超怖いよ、ずっと流れていて陸に上がれないんだから(笑)」
■女優デビュー10年目、広瀬すずの心の変遷
櫻井のオチは広瀬だけでなく、取材陣の爆笑を誘った。それにしても、今作には個性あふれる登場人物が多数登場するが、映画では「それぞれの正義」というものに焦点が当てられている。ふたりにとって、表現者としていま考える「正義」がどのようなものなのか聞いてみた。
櫻井「『ネメシス』を撮り終えたあと、すずちゃんが出演する野田秀樹さん演出の舞台『Q:A Night At The Kabuki Inspired by A Night At The Opera』を観に行ったんです。すごく良かった。何が良かったかというと、そこにかけた情熱が漏れ伝わってくるからだと思うんです。そこに至るまでの準備なのか、傾けた思いなのか分からないですが、出るものがひとつだとしてもそのプロセスが伝わってくるようなものというのが、受け手として強く感じることができたんです」
広瀬「好きだからやっている、ということですかね……。どれだけ周囲から『向いているよ』と言われても、私が好きじゃなかったらやめてしまうと思うんです。この仕事だけでなく、好きなことは貫きたいなって感じています。その気持ちだけは、嘘つくのをやめようって。やらなきゃじゃなくて、やりたい。表現するというものに関しては、自分に嘘をつきながらやり続ける必要がないものだと思うから」
――今年は女優デビューから10年になります。その思いに辿り着くまでに、どのような変遷を辿ったのですか?
広瀬「やめたいな、中途半端だな、やめられなくなってきたな、という感覚です。流されている感じもしませんし、この10年で感覚は180度、ぐるっと変わった気がします」
――櫻井さんは俳優業に対しての考え方の変化はありますか?
櫻井「僕は何年かに1度しか映画には出ていないからなあ。今回も『ラプラスの魔女』以来5年ぶりになるんですが、この数年は広瀬すずとしか映画に出ていないんですよ(笑)。そういうペースなので、変化というほどのものではないですが、楽しいですよ。20年くらい前は、『ああ楽しいな』と思えるよりも『悔しいな』『納得できなかったな』ということのほうが多いけど、今また楽しいと思えるようになったのは大きいんじゃないですかね」
ふたりのテンポの良い会話からは、互いに全幅の信頼を寄せていることがうかがえる。また、広瀬にとって連続ドラマからの映画化というパターンは、初めてのケースだっただけに、尚更だろう。ふたりとも多忙なため、次に相まみえるのがいつになるのか見当もつかないが、映画ファンを「あっ」と言わせてくれる新たな役どころで再び対峙する日がくることを願わずにはいられない。
#arashi##sho##2023##interview##movie##nemesis#
arashi, sho, 2023, interview, movie, nemesis
https://t.cn/A6CsfVZA
広瀬すずと櫻井翔が主演し、江口洋介らと共演する人気ドラマの劇場版「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」が、3月31日に封切られる。映画.comでは、2021年4月期の連続ドラマ時から厚い信頼関係でタッグを組んできた広瀬と櫻井に話を聞いた。(取材・文/大塚史貴、写真/根田拓也)
「ネメシス」は、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手の美神アンナ(広瀬)、ポンコツだが人望に厚い自称“天才探偵”の風真尚希(櫻井)が、栗田一秋(江口)が社長を務める探偵事務所「ネメシス」に寄せられる難解な依頼に挑む物語。映画版の舞台は、ドラマ最終話から2年後。依頼がピタリと止まり経営難に陥った探偵事務所「ネメシス」は、雑居ビル屋上の小さな事務所へ移転しているという設定だ。
物語は、アンナと風真が誘拐されたペットの犬を奪い返して欲しいという高額報酬の依頼を引き受けるところから始まる。その頃から、アンナは仲間たちが死んでいく悪夢を毎晩見るようになる。そして、「窓」と名乗る正体不明の男(佐藤浩市)の出現をきっかけに、大切な仲間たちが次々と生命の危機にさらされていく……。
■広瀬と櫻井は難解な脚本をどう読み解いたのか
今作の脚本を務めるのは、「アンフェア」シリーズなどミステリーの名手として知られる秦建日子氏。連続ドラマでは総監督を務め、全10話のうち7話の演出を手がけた入江悠がメガホンをとり、秦氏が仕掛けた複雑なトリックの数々を映像に昇華してみせた。だが、広瀬と櫻井はこの脚本を、初見で完全に理解することは出来なかったと明かす。
広瀬「最初に読んだときは、よく分かりませんでした。私だけなのかな? と思って現場へ行ったら、皆さんも同様に『分からない』って。いい現場だなって思いました(笑)。どのシーンも、監督が入る前に説明してくださるので、やりながら徐々に理解していくのですが、でもやっぱり分からなくなったりしました。
もともと映画を主戦場にしているチームがドラマを作っていたので、今回の脚本からはドラマ以上に『やっぱり映画だな』と思える画力が映像を通して感じることができました。時間の使い方が映画は違うので、『こんな風になったのか!』と、今まで自分がやってきた作品とは全く異なるテイストに仕上がっているのは、見ていて新鮮でしたね」
櫻井「脚本を読んで面白いなとは思ったんですが、文字で読んで面白いのと映像にするイメージが出来るかは別の話。脚本として入り組んでいて面白い、難しくて面白い、不思議な感じがして面白い……という要素が詰まっていたんですが、映像になったときにどうなるんだろう? とは思っていました。実際に観てみると、映像でないと出来ない表現が多かったと思いますし、脚本からより立体的になっていましたね」
見どころの多い今作だが、とりわけ本格的なアクションシーンは更にアップデートされている。カークラッシュのシーンではCGを使うことなく、実際に公道を封鎖して撮影。昨今では道路の全面封鎖はハードルが高く、関東近郊で敢行することは容易ではない。だが映画の舞台が神奈川・横浜ということもあり、“横浜感”を損なわないロケーションで行われたという。
ふたりは、プロのカースタントが運転する究極の蛇行運転に実車しており、本編ではリアルな(?)悲鳴をあげている。「カーアクションがありましたね!」と、映画ならではの見どころを聞かれて身を乗り出した広瀬。櫻井も、「凄かったよねえ。カースタントの運転する車に乗って、何テイクも。めちゃくちゃ面白かったですよ」と同調する。
クライマックスの壮大なアクションシーンは、入江監督をして「背景や人物が入れ替わっていく映像は、撮影の手法を含めてかなり複雑で、映画だからこそ成立するものだと思います」と語るほどの力の入れよう。櫻井も「テレビの画面の大きさで観るよりも、スクリーンで観た方が浮遊感みたいなものも感じられると思う」と見どころに推す。
■櫻井翔が幼少期から決まって見る怖い夢
また、今作のキーワードのひとつとして「夢」が挙げられる。広瀬は、仕事に関する夢を見ることはよくあるという。
広瀬「セリフを覚えながら寝てしまうと、夢の中でそのシーンを撮影しています(笑)」
櫻井「面白いね。俺はそういうの、ないなあ。セリフを覚えずに現場へ行くとか、歌も踊りも覚えていないのに急にコンサートに呼ばれるとか、なにひとつ勉強していないのに試験を受けなくちゃいけない……、というのはあるけどね。でも、セリフを覚えていない夢とか、見ないの?」
広瀬「私は現実的な夢しか見ないです。子どもの頃は、爆弾が転がってきて死んでしまう夢というのはあって、あまりの衝撃で目が覚めたので、いまでも覚えています。ヒヤヒヤした夢でいうと、それくらいかもしれません」
櫻井「子どもの頃からよく見る怖い夢とかってなかった? 俺はね、円形の流れるプールでずっと流れているっていう夢。超怖いよ、ずっと流れていて陸に上がれないんだから(笑)」
■女優デビュー10年目、広瀬すずの心の変遷
櫻井のオチは広瀬だけでなく、取材陣の爆笑を誘った。それにしても、今作には個性あふれる登場人物が多数登場するが、映画では「それぞれの正義」というものに焦点が当てられている。ふたりにとって、表現者としていま考える「正義」がどのようなものなのか聞いてみた。
櫻井「『ネメシス』を撮り終えたあと、すずちゃんが出演する野田秀樹さん演出の舞台『Q:A Night At The Kabuki Inspired by A Night At The Opera』を観に行ったんです。すごく良かった。何が良かったかというと、そこにかけた情熱が漏れ伝わってくるからだと思うんです。そこに至るまでの準備なのか、傾けた思いなのか分からないですが、出るものがひとつだとしてもそのプロセスが伝わってくるようなものというのが、受け手として強く感じることができたんです」
広瀬「好きだからやっている、ということですかね……。どれだけ周囲から『向いているよ』と言われても、私が好きじゃなかったらやめてしまうと思うんです。この仕事だけでなく、好きなことは貫きたいなって感じています。その気持ちだけは、嘘つくのをやめようって。やらなきゃじゃなくて、やりたい。表現するというものに関しては、自分に嘘をつきながらやり続ける必要がないものだと思うから」
――今年は女優デビューから10年になります。その思いに辿り着くまでに、どのような変遷を辿ったのですか?
広瀬「やめたいな、中途半端だな、やめられなくなってきたな、という感覚です。流されている感じもしませんし、この10年で感覚は180度、ぐるっと変わった気がします」
――櫻井さんは俳優業に対しての考え方の変化はありますか?
櫻井「僕は何年かに1度しか映画には出ていないからなあ。今回も『ラプラスの魔女』以来5年ぶりになるんですが、この数年は広瀬すずとしか映画に出ていないんですよ(笑)。そういうペースなので、変化というほどのものではないですが、楽しいですよ。20年くらい前は、『ああ楽しいな』と思えるよりも『悔しいな』『納得できなかったな』ということのほうが多いけど、今また楽しいと思えるようになったのは大きいんじゃないですかね」
ふたりのテンポの良い会話からは、互いに全幅の信頼を寄せていることがうかがえる。また、広瀬にとって連続ドラマからの映画化というパターンは、初めてのケースだっただけに、尚更だろう。ふたりとも多忙なため、次に相まみえるのがいつになるのか見当もつかないが、映画ファンを「あっ」と言わせてくれる新たな役どころで再び対峙する日がくることを願わずにはいられない。
#arashi##sho##2023##interview##movie##nemesis#
arashi, sho, 2023, interview, movie, nemesis
✋热门推荐