#浪花男子[超话]#
230810 hirunandesu_ntv_official
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今日のゲストMCは、木曜ヒルナンデス!準レギュラーの鈴木福 さんでした
なにわ男子 藤原丈一郎 さんと福さんの旅、後編!今回も綺麗な景色に美味しそうなもの、、時間がのんびり流れているようで素敵でした
そしてミーハー探検隊は最新ホテルを調査!お部屋からの景色やビュッフェに感動しまくりの楽しいロケでした✨バーでそれぞれ好きなイメージを伝えてノンアルコールカクテルを作って頂いたのも嬉しかったです(4枚目は横山隊長が撮った写真!岸さんの手にスカイツリーが乗るはずが、、おちゃめな隊長でした!)
そしてそして!世界一のスーパーキッズの皆さんがスタジオに!縄跳びにけん玉、、何がどうなっているのか分からないほどのスゴ技の連続でした
明日のヒルナンデスは〜?
①金曜3姉妹おしゃべり週末旅
所沢の古民家でバケーションレンタルを満喫!地元食材で絶品BBQ&最新技術を使ったプロジェクションマッピング
②着こなしカラーコーデバトル
東京ソラマチで前田典子・益若つばさ・菜波が3色使ったカラーコーデ対決
③ベストセラークイズ!
大ヒット書籍から日常に役立つ情報をクイズで紹介!
空を見たら明日の天気がわかる?「天気」にまつわる情報を大公開!
230810 hirunandesu_ntv_official
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今日のゲストMCは、木曜ヒルナンデス!準レギュラーの鈴木福 さんでした
なにわ男子 藤原丈一郎 さんと福さんの旅、後編!今回も綺麗な景色に美味しそうなもの、、時間がのんびり流れているようで素敵でした
そしてミーハー探検隊は最新ホテルを調査!お部屋からの景色やビュッフェに感動しまくりの楽しいロケでした✨バーでそれぞれ好きなイメージを伝えてノンアルコールカクテルを作って頂いたのも嬉しかったです(4枚目は横山隊長が撮った写真!岸さんの手にスカイツリーが乗るはずが、、おちゃめな隊長でした!)
そしてそして!世界一のスーパーキッズの皆さんがスタジオに!縄跳びにけん玉、、何がどうなっているのか分からないほどのスゴ技の連続でした
明日のヒルナンデスは〜?
①金曜3姉妹おしゃべり週末旅
所沢の古民家でバケーションレンタルを満喫!地元食材で絶品BBQ&最新技術を使ったプロジェクションマッピング
②着こなしカラーコーデバトル
東京ソラマチで前田典子・益若つばさ・菜波が3色使ったカラーコーデ対決
③ベストセラークイズ!
大ヒット書籍から日常に役立つ情報をクイズで紹介!
空を見たら明日の天気がわかる?「天気」にまつわる情報を大公開!
CLASSY 20230402 ALOHA
“B”にまつわるキーワードで、超特急・アロハの魅力を探る!【「B9」リリース記念インタビュー】
史上初メインダンサー&バックボーカルで活動する大人気グループ・超特急が、3月22日(水)にフルアルバム「B9」をリリース! 昨年オーディションを実施して新メンバー4人が加入し、9名体制としてはCLASSY.ONLINEに初登場。「B9」になぞらえて、“B”にまつわるキーワードで、メンバーの中身を掘り下げます。本日は、ヘルシーな笑顔&パフォーマンスが魅力的な新メンバー・アロハさんが登場!
週に2、3回は行く!と断言するお気に入りビューティスポット
―まずは“BEAUTY”。最近
―まずは“BEAUTY”。最近ハマっている美容について、教えてください!
サウナですね。サウナに行くと、肌がキレイになる! 週に2、3回は行きますね。行きつけは特になくて、整えられればどこでもOK。お仕事の後なら近くにあるサウナに行きますし、時間があるときは地元の友だちといっしょにサウナ付き温泉まで出かけたりもします!
―次は“BASIC”。ファッションにおいて「マイベーシック」と呼べる定番アイテムはありますか?
ストリート系ファッションがマイベーシックですね。昔からスケートボードやストリートダンスが好きなので、ファッションも似合う方向性に寄っていったんです。動きやすい服装が好きで、去年は真冬でもずっとパーカで過ごしていたほど(笑)。でも、大人っぽい服にもチャレンジしていきたいな、と思っていて、最近いいコートを買いました!
一口でペロリ。お気に入りの朝ごはんメニューは?
―今作「B9」のビジュアルにな
―今作「B9」のビジュアルになぞらえて、次は“BLACK&BIJOU”。今回の衣装やメークの感想は?
普段はストリート系ファッションしか着ないし、カラフルばっかりなので、こういう清楚な黒1色のコーデはどうだろう…と思ったんですが、着てみたら、意外とカッコいいな!と。鏡の前で見たときに、「こういう大人っぽのも似合うんじゃない?」と思って。実は、BASICの質問のときにお話ししたコートを買った理由にも繋がるんです。
(今作の衣装を手がけたカイさんが、「おー!そうだったんだ(笑)」とにっこり)
細身のパンツとかジャケットを着てみて、いいなと思って。今作の衣装は、私服にも影響を与えました!
―お次は“BRUSH UP”。最近、磨きをかけていることは?
車の駐車ですね。地元で乗っているのが、結構大きなアメ車なんですよ。駐車場の狭い・広いがあるじゃないですか。車幅が広いので、一発で、正確に、真っ直ぐ入れる運転技術に磨きをかけています。モニターはなくて、目視と勘のみ! あと、美しい右折や左折も大事です。曲がるときにアクセルを踏んじゃう人とか、いるじゃないですか。いっしょに乗る人が寝ていられるくらい居心地のよい運転を目指しています。
―次のBは“BREAKFAST”。お気に入りの朝食を教えて!
ホットドッグです。海外で見るようなでっかいヤツではなくて、半分くらいのサイズのミニホットドッグを親がよく作ってくれるんですよ。それがもう、美味しくて、美味しくて…❤︎ 一口でいっちゃいます!
新アルバムのビジュアルに感化され…新たなファッションに挑戦!
―“BUY”。最近買った、お気
―“BUY”。最近買った、お気に入りアイテムは?
先ほども話したコートです。生活に支障が出るくらい、ちょっとお高めのやつ。せっかく大人っぽいコートに挑戦するなら、ずっと着られるものがいいな、と思って。黒のトレンチコートで、今日も着てきました。
(リョウガさんからは「丈が長いやつ? あれ、カッコいいよね!」、カイさんは「肩幅があるから、似合っている!」と、側にいた2人からも大絶賛!)
―次は“BODY”。最近ハマっているボディケアについて、教えてください。
ジムに通っています。例えば、18時に終わる予定の仕事が、すごく順調にいって16時に終わったとしたら、この後ジムに行ける!とテンションが上がります。良いパフォーマンスのために、追い込んで筋トレを頑張っています!
―最後は“BOOM”! ずばり、今のマイブームは?
ずっとなんですけれど、スケートボード。最近は、超特急の活動をしていて絶対に怪我ができないので、あんまりできていないんですけど。昔からスケボーをしてきたから、東京オリンピックで日本人の選手が活躍を見せて、スケボーというスポーツが盛り上がっていることが、すごくうれしかった。地元でも、友だちが始めたり、スケーター人口が増えました! あとは、スケボーのイメージがよくなったのもうれしい。日本では、とにかく滑る音がうるさいみたいなイメージが強かったんですけれど、視線が変わってきましたと感じます。あ、でも「道でやったらダメですよ! 認可された場所、ちゃんとパークでやってください!」って、書いといてくださいね(笑)。
#超特急#
“B”にまつわるキーワードで、超特急・アロハの魅力を探る!【「B9」リリース記念インタビュー】
史上初メインダンサー&バックボーカルで活動する大人気グループ・超特急が、3月22日(水)にフルアルバム「B9」をリリース! 昨年オーディションを実施して新メンバー4人が加入し、9名体制としてはCLASSY.ONLINEに初登場。「B9」になぞらえて、“B”にまつわるキーワードで、メンバーの中身を掘り下げます。本日は、ヘルシーな笑顔&パフォーマンスが魅力的な新メンバー・アロハさんが登場!
週に2、3回は行く!と断言するお気に入りビューティスポット
―まずは“BEAUTY”。最近
―まずは“BEAUTY”。最近ハマっている美容について、教えてください!
サウナですね。サウナに行くと、肌がキレイになる! 週に2、3回は行きますね。行きつけは特になくて、整えられればどこでもOK。お仕事の後なら近くにあるサウナに行きますし、時間があるときは地元の友だちといっしょにサウナ付き温泉まで出かけたりもします!
―次は“BASIC”。ファッションにおいて「マイベーシック」と呼べる定番アイテムはありますか?
ストリート系ファッションがマイベーシックですね。昔からスケートボードやストリートダンスが好きなので、ファッションも似合う方向性に寄っていったんです。動きやすい服装が好きで、去年は真冬でもずっとパーカで過ごしていたほど(笑)。でも、大人っぽい服にもチャレンジしていきたいな、と思っていて、最近いいコートを買いました!
一口でペロリ。お気に入りの朝ごはんメニューは?
―今作「B9」のビジュアルにな
―今作「B9」のビジュアルになぞらえて、次は“BLACK&BIJOU”。今回の衣装やメークの感想は?
普段はストリート系ファッションしか着ないし、カラフルばっかりなので、こういう清楚な黒1色のコーデはどうだろう…と思ったんですが、着てみたら、意外とカッコいいな!と。鏡の前で見たときに、「こういう大人っぽのも似合うんじゃない?」と思って。実は、BASICの質問のときにお話ししたコートを買った理由にも繋がるんです。
(今作の衣装を手がけたカイさんが、「おー!そうだったんだ(笑)」とにっこり)
細身のパンツとかジャケットを着てみて、いいなと思って。今作の衣装は、私服にも影響を与えました!
―お次は“BRUSH UP”。最近、磨きをかけていることは?
車の駐車ですね。地元で乗っているのが、結構大きなアメ車なんですよ。駐車場の狭い・広いがあるじゃないですか。車幅が広いので、一発で、正確に、真っ直ぐ入れる運転技術に磨きをかけています。モニターはなくて、目視と勘のみ! あと、美しい右折や左折も大事です。曲がるときにアクセルを踏んじゃう人とか、いるじゃないですか。いっしょに乗る人が寝ていられるくらい居心地のよい運転を目指しています。
―次のBは“BREAKFAST”。お気に入りの朝食を教えて!
ホットドッグです。海外で見るようなでっかいヤツではなくて、半分くらいのサイズのミニホットドッグを親がよく作ってくれるんですよ。それがもう、美味しくて、美味しくて…❤︎ 一口でいっちゃいます!
新アルバムのビジュアルに感化され…新たなファッションに挑戦!
―“BUY”。最近買った、お気
―“BUY”。最近買った、お気に入りアイテムは?
先ほども話したコートです。生活に支障が出るくらい、ちょっとお高めのやつ。せっかく大人っぽいコートに挑戦するなら、ずっと着られるものがいいな、と思って。黒のトレンチコートで、今日も着てきました。
(リョウガさんからは「丈が長いやつ? あれ、カッコいいよね!」、カイさんは「肩幅があるから、似合っている!」と、側にいた2人からも大絶賛!)
―次は“BODY”。最近ハマっているボディケアについて、教えてください。
ジムに通っています。例えば、18時に終わる予定の仕事が、すごく順調にいって16時に終わったとしたら、この後ジムに行ける!とテンションが上がります。良いパフォーマンスのために、追い込んで筋トレを頑張っています!
―最後は“BOOM”! ずばり、今のマイブームは?
ずっとなんですけれど、スケートボード。最近は、超特急の活動をしていて絶対に怪我ができないので、あんまりできていないんですけど。昔からスケボーをしてきたから、東京オリンピックで日本人の選手が活躍を見せて、スケボーというスポーツが盛り上がっていることが、すごくうれしかった。地元でも、友だちが始めたり、スケーター人口が増えました! あとは、スケボーのイメージがよくなったのもうれしい。日本では、とにかく滑る音がうるさいみたいなイメージが強かったんですけれど、視線が変わってきましたと感じます。あ、でも「道でやったらダメですよ! 認可された場所、ちゃんとパークでやってください!」って、書いといてくださいね(笑)。
#超特急#
木村拓哉、歴史と共に大きくなる信長像を「できるだけ生身の人間にしたかった」https://t.cn/A69TAZxd
東映創立70周年記念作品として、日本映画界最高峰のキャスト、スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)で、主演として誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を演じた木村拓哉。撮影現場には「いいものを作りたい」という制作陣の欲求が溢れていたと笑顔を浮かべる木村に、信長役への思いや本作を映画館で観る醍醐味、綾瀬はるかとの3度目の共演について、さらに本作で改めて感じた織田信長という人物の魅力を語ってもらった。
「これまでの信長にはない人間味を強く感じました」
木村が織田信長を演じるのは、時代劇初出演となった1998年放送のテレビドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」以来、約25年ぶり。今作では、うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長の激動の生涯を、圧倒的な存在感で表現している。「濃姫と出会ったことにより、自分のなかにはなかった引き出しを授けられた気がしています。彼女と出会っていなくても、信長は自国を守りすごく幸せな人生を送ったとは思うんです。濃姫は見た目も美しく、結婚相手として申し分ない相手だけど、政略結婚だったので、好きとか愛しているという感情なんて最初はまったくありません。それが『お前の父親が危ないなら俺は助けに行くぞ!』というメンタルに変わっていく。そうさせたのは彼女との出会いであり、彼女の存在そのもの。しかも本作では、信長の弱さみたいな部分も描かれていて、これまでの信長にはない人間味を強く感じました」と新しい信長像に触れた。
うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長を演じた木村拓哉
信長の魅力について、本作でも描かれている比叡山焼き討ちのシーンを引き合いに出しつつ「“皆殺し”という言葉を生み出してしまった信長ですが、その命を下した後に『悪いのはお前たちではなく命令した自分だ』と家臣に伝えます。どこか自虐に近い覚悟のようなものを感じました。本当は天下もなにも取っていないのに、なぜここまで魅力的なのかは正直僕も分かりません。でも、掘れば掘るほどおもしろいし、ものすごく素敵。言い伝えにも幅がありすぎるから、今後も描こうという人が現れれば(いろいろな角度から)描ける人物だと思います」とを分析した。
信長が実はうつけを“演じていた”という説については「本当のところは、正直わからないですよね」と話し、「もし、うつけを演じていたとしたら、そこまで自分をプロデュースしている人が当時いたのだろうか…と思うけれど、あえて丈の短い袴をはき、腰に縄を締めるファッションなんて、普通はしないはず。ノーマルな頭ではあのアイデアは浮かばないから、『傾(かぶ)く』という要素もどこかしらにあった気もするし、本当に演じていたのだとしたら、相当なデザイナーでありプロデュース力を持っていると思います(笑)」と微笑んだ。
本作にかけられた総製作費は20億円。出会った当初はまるで水と油のような関係だった信長と濃姫が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えるなかで絆を築き上げ、「天下統一」という夢に向かい奔走していく様子、そして夫婦愛のもどかしさと切なさを圧倒的な映像美で描き出す。圧巻のスケールを堪能できる本作の撮影現場はまるで「楽園のような場所」だったと微笑む。「太秦の東映撮影所のゲートを潜った瞬間から、作品に関わるすべての人から“撮影現場が大好きで、いいものを作りたい”というシンプルな欲求を感じました。普段自分がホームとして身を置く“江戸”とは違う独特の空気が京都の太秦に漂っている気がしました。あの場所にいる映画人は、監督のカットがかかりOKを出す前から、各々のセクションで、各々の目線でのOKを出すんです。それぞれの部署のスタッフさんからアイコンタクトや、見えるか見えない位置からのサムズアップをいただいた時が『ここは楽園だ』と感じる瞬間でした。鼻の中が真っ黒になるほど埃まみれになりながらのスタジオ撮影でしたが、あの瞬間に沸き起こる感情はなににも代え難いものでした」と満面の笑みを浮かべる。
濃姫役を演じた綾瀬については「ものすごいパフォーマンスができる人」とキッパリ。「“そこにいること”がすごく大切だと思わせてくれる存在です。だからこそ、喪失感をとんでもなく感じさせてくれるのだと思います。スタッフさんからもすごく愛されていました。なぜ愛されているのか。それは演技でみんなを納得させられるから。例えば『こんな動きは絶対できないだろう』と思ったシーンでも、全然動けちゃうんです。普段は『みんなが言ってること、わかってるのかな?』って疑っちゃうリアクションなのに(笑)、いざ本番でセッションすると『あ、ちゃんと伝わってた』と実感させられる。現場のスタッフさんから愛されるのは、彼女が“できる人”だからだと思います」。
「できるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」
古沢良太の脚本については「世界観は読んですぐに理解できたし、すごくおもしろかった」と振り返る木村。役作りにおいては古沢が描く信長像を取り入れたうえで、一旦切り崩したと明かす。「脚本のなかで練り上げられた信長をそのまま演じるのではなく、撮影現場で練り上げる信長にしたいという自分の欲求がありました。撮影現場で地図的な役割を果たす脚本のなかでの信長は、やっぱりどこか存在がでかく感じて。信長という偉人は、歴史と共に皮一枚ずつでかくなっている存在だけど、僕自身はできるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」と、信長像の作り方を解説した。
古沢ならではと言える描写の本能寺の変については「これまで観たこともない展開でやっていてワクワクしました。観てくださった方が『こんな感じで描くんだ』と思っているところに『え?』という感じで続く展開は、まるで夢から覚めるような感覚を突きつけられる気がしています。それがどう受け止められるのか。プラスになるかマイナスになるのかはわかりません。見たことのない形なので」と率直な感想を教えてくれた。
映画館の大きなスクリーンで観たくなる、大友啓史監督ならではのダイナミックな映像について「一枚の絵画に例えていうと、隅から隅まで全部着色しているような描き方です」と語った木村。「映画を観る方たちが、そこまで気づいてくださるのか…と思うくらい、とにかく細かな演出が施されています。例えば、大気の色。照明の色をより美しくするために、大気に色をつけています。そういうこだわりは、スタッフさん全体にもしっかり伝わっています。(台本で)1ページもないシーンなのに、出演者が喉を痛めないスモークを開発しようというスタッフさんがいるし、セットのなかに撒いたスモークが均一化した瞬間にカメラマンが走り出しますとか、スタジオ中のレールを集めて200mまでワンカットで撮れますと準備する部署もある。そういう本気とこだわりが集まった現場だから、監督も喜びながら撮影できるのだと実感しました」とこだわりの詰まった現場の様子を丁寧に教えてくれた。
「映画館に観客を戻したい」という大友監督の思いが詰まった本作。主演として最強のプロジェクトに関わった木村が本作を通じて伝えたいことについて、あくまで「観る人に委ねる」と前置きしながらも「言える時、伝えられる時に気持ちを伝えることの大切さ」だという。「信長と濃姫という歴史上の人物を拝借したうえで、今回はラブストーリーを描いています。政略結婚だった彼らから、恋愛結婚の多い現代の我々が学べることは、非常に少ないとは思います。こじつけになっちゃうかもしれないけれど、結婚して一緒になるということはその人の背景も一緒になるということ。自分が結婚する相手を産んでくれた両親だったり、その兄弟だったり。相手の背景とも一緒になるというのが、2人から学べることの一つかなと思っています」と現代に生きる我々が信長&濃姫の関係から学べることについての持論を語った。
取材・文/タナカシノブ
東映創立70周年記念作品として、日本映画界最高峰のキャスト、スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)で、主演として誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を演じた木村拓哉。撮影現場には「いいものを作りたい」という制作陣の欲求が溢れていたと笑顔を浮かべる木村に、信長役への思いや本作を映画館で観る醍醐味、綾瀬はるかとの3度目の共演について、さらに本作で改めて感じた織田信長という人物の魅力を語ってもらった。
「これまでの信長にはない人間味を強く感じました」
木村が織田信長を演じるのは、時代劇初出演となった1998年放送のテレビドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」以来、約25年ぶり。今作では、うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長の激動の生涯を、圧倒的な存在感で表現している。「濃姫と出会ったことにより、自分のなかにはなかった引き出しを授けられた気がしています。彼女と出会っていなくても、信長は自国を守りすごく幸せな人生を送ったとは思うんです。濃姫は見た目も美しく、結婚相手として申し分ない相手だけど、政略結婚だったので、好きとか愛しているという感情なんて最初はまったくありません。それが『お前の父親が危ないなら俺は助けに行くぞ!』というメンタルに変わっていく。そうさせたのは彼女との出会いであり、彼女の存在そのもの。しかも本作では、信長の弱さみたいな部分も描かれていて、これまでの信長にはない人間味を強く感じました」と新しい信長像に触れた。
うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長を演じた木村拓哉
信長の魅力について、本作でも描かれている比叡山焼き討ちのシーンを引き合いに出しつつ「“皆殺し”という言葉を生み出してしまった信長ですが、その命を下した後に『悪いのはお前たちではなく命令した自分だ』と家臣に伝えます。どこか自虐に近い覚悟のようなものを感じました。本当は天下もなにも取っていないのに、なぜここまで魅力的なのかは正直僕も分かりません。でも、掘れば掘るほどおもしろいし、ものすごく素敵。言い伝えにも幅がありすぎるから、今後も描こうという人が現れれば(いろいろな角度から)描ける人物だと思います」とを分析した。
信長が実はうつけを“演じていた”という説については「本当のところは、正直わからないですよね」と話し、「もし、うつけを演じていたとしたら、そこまで自分をプロデュースしている人が当時いたのだろうか…と思うけれど、あえて丈の短い袴をはき、腰に縄を締めるファッションなんて、普通はしないはず。ノーマルな頭ではあのアイデアは浮かばないから、『傾(かぶ)く』という要素もどこかしらにあった気もするし、本当に演じていたのだとしたら、相当なデザイナーでありプロデュース力を持っていると思います(笑)」と微笑んだ。
本作にかけられた総製作費は20億円。出会った当初はまるで水と油のような関係だった信長と濃姫が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えるなかで絆を築き上げ、「天下統一」という夢に向かい奔走していく様子、そして夫婦愛のもどかしさと切なさを圧倒的な映像美で描き出す。圧巻のスケールを堪能できる本作の撮影現場はまるで「楽園のような場所」だったと微笑む。「太秦の東映撮影所のゲートを潜った瞬間から、作品に関わるすべての人から“撮影現場が大好きで、いいものを作りたい”というシンプルな欲求を感じました。普段自分がホームとして身を置く“江戸”とは違う独特の空気が京都の太秦に漂っている気がしました。あの場所にいる映画人は、監督のカットがかかりOKを出す前から、各々のセクションで、各々の目線でのOKを出すんです。それぞれの部署のスタッフさんからアイコンタクトや、見えるか見えない位置からのサムズアップをいただいた時が『ここは楽園だ』と感じる瞬間でした。鼻の中が真っ黒になるほど埃まみれになりながらのスタジオ撮影でしたが、あの瞬間に沸き起こる感情はなににも代え難いものでした」と満面の笑みを浮かべる。
濃姫役を演じた綾瀬については「ものすごいパフォーマンスができる人」とキッパリ。「“そこにいること”がすごく大切だと思わせてくれる存在です。だからこそ、喪失感をとんでもなく感じさせてくれるのだと思います。スタッフさんからもすごく愛されていました。なぜ愛されているのか。それは演技でみんなを納得させられるから。例えば『こんな動きは絶対できないだろう』と思ったシーンでも、全然動けちゃうんです。普段は『みんなが言ってること、わかってるのかな?』って疑っちゃうリアクションなのに(笑)、いざ本番でセッションすると『あ、ちゃんと伝わってた』と実感させられる。現場のスタッフさんから愛されるのは、彼女が“できる人”だからだと思います」。
「できるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」
古沢良太の脚本については「世界観は読んですぐに理解できたし、すごくおもしろかった」と振り返る木村。役作りにおいては古沢が描く信長像を取り入れたうえで、一旦切り崩したと明かす。「脚本のなかで練り上げられた信長をそのまま演じるのではなく、撮影現場で練り上げる信長にしたいという自分の欲求がありました。撮影現場で地図的な役割を果たす脚本のなかでの信長は、やっぱりどこか存在がでかく感じて。信長という偉人は、歴史と共に皮一枚ずつでかくなっている存在だけど、僕自身はできるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」と、信長像の作り方を解説した。
古沢ならではと言える描写の本能寺の変については「これまで観たこともない展開でやっていてワクワクしました。観てくださった方が『こんな感じで描くんだ』と思っているところに『え?』という感じで続く展開は、まるで夢から覚めるような感覚を突きつけられる気がしています。それがどう受け止められるのか。プラスになるかマイナスになるのかはわかりません。見たことのない形なので」と率直な感想を教えてくれた。
映画館の大きなスクリーンで観たくなる、大友啓史監督ならではのダイナミックな映像について「一枚の絵画に例えていうと、隅から隅まで全部着色しているような描き方です」と語った木村。「映画を観る方たちが、そこまで気づいてくださるのか…と思うくらい、とにかく細かな演出が施されています。例えば、大気の色。照明の色をより美しくするために、大気に色をつけています。そういうこだわりは、スタッフさん全体にもしっかり伝わっています。(台本で)1ページもないシーンなのに、出演者が喉を痛めないスモークを開発しようというスタッフさんがいるし、セットのなかに撒いたスモークが均一化した瞬間にカメラマンが走り出しますとか、スタジオ中のレールを集めて200mまでワンカットで撮れますと準備する部署もある。そういう本気とこだわりが集まった現場だから、監督も喜びながら撮影できるのだと実感しました」とこだわりの詰まった現場の様子を丁寧に教えてくれた。
「映画館に観客を戻したい」という大友監督の思いが詰まった本作。主演として最強のプロジェクトに関わった木村が本作を通じて伝えたいことについて、あくまで「観る人に委ねる」と前置きしながらも「言える時、伝えられる時に気持ちを伝えることの大切さ」だという。「信長と濃姫という歴史上の人物を拝借したうえで、今回はラブストーリーを描いています。政略結婚だった彼らから、恋愛結婚の多い現代の我々が学べることは、非常に少ないとは思います。こじつけになっちゃうかもしれないけれど、結婚して一緒になるということはその人の背景も一緒になるということ。自分が結婚する相手を産んでくれた両親だったり、その兄弟だったり。相手の背景とも一緒になるというのが、2人から学べることの一つかなと思っています」と現代に生きる我々が信長&濃姫の関係から学べることについての持論を語った。
取材・文/タナカシノブ
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