藤嶌果歩「撮った記憶もほぼ無いくらい眠たい状態で撮影したのでゆるゆる動画となっていますが気になる方は是非〜〜これ系の動画って本当は月末に出すべきですよね、もう11月になってるなんて信じられない!!最近は少し肌寒くなってきて早朝の冷えた空気を吸うのが大好きです。冬が来るんだなぁと思うとドキドキしてきちゃう⛄️寒くなって街がキラキラしてくるこの季節が一番好きです。今年の冬も素敵な思い出作りましょうね〜」
どうもこの夏なつは忙いそがしいことになりそうなので、梅雨つゆが明あける前まえに22日にちだけの夏休なつやすみを作つくった。何なにをしようかといろいろ考かんがえたあげく、上信越じょうしんえつ[1] のちょっとした山やまに登のぼることにした。前まえの日ひに車くるまで麓ふもと[2] の温泉おんせんに行いって、朝早あさはやくから登のぼり、夕方ゆうがたには降おりてこようというほんの遠えん足そく[3] 程てい度どの山登やまのぼりだが、それでも行いく前まえには結構けっこううきうきするものだ。
この山やま、最近さいきんやたらに流行りゅうこうしている深田久弥ふかだひさやの『「日本百名山にほんひゃくめいざん』」などにはもちろん入はいっていない地味じみな山やまで、標高ひょうこう[4] は2000メートルを少すこし越こえるくらい。冬ふゆこそ東ひがし側がわ[5] 斜しゃ面めん[6] がスキすきー客きゃくで賑にぎわう[7] が、夏なつに西側にしがわ[8] から登のぼる人ひとは多おおくはなさそうだ。
この山やま、最近さいきんやたらに流行りゅうこうしている深田久弥ふかだひさやの『「日本百名山にほんひゃくめいざん』」などにはもちろん入はいっていない地味じみな山やまで、標高ひょうこう[4] は2000メートルを少すこし越こえるくらい。冬ふゆこそ東ひがし側がわ[5] 斜しゃ面めん[6] がスキすきー客きゃくで賑にぎわう[7] が、夏なつに西側にしがわ[8] から登のぼる人ひとは多おおくはなさそうだ。
「蛙化現象」って何のこと?どう使う?意味が変わって流行語1位・・・ Z世代や専門家に取材してみた
現在の中学生ぐらいから20代半ばの「Z世代」の間で流行っているある言葉をご存じでしょうか。それは「蛙化現象」。特に女性の間でよく使われるそうです。でも、ちょっと世代が上の記者には今一つピンと来ないのが正直なところ。どんな場面で使うの?そもそもなんで「カエル」なの?素朴な疑問をZ世代の皆さんや専門家の方に聞いてみました。(デジタル編集部・小寺香菜子)
◆Z世代の流行語で1位に
この言葉を取り上げたのは、Z世代を研究するシンクタンク組織「Z総研」が6月に発表した「Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング」。「流行った言葉」部門で全体の54%を占め1位に輝いた。調査対象はZ世代の女性が中心で、中学生から26歳までの950人が回答した。
ちなみに、「蛙化現象」は「かえるかげんしょう」と読む。「恋愛感情や好意を抱いている相手のささいな言動が気になり、気持ちが急速に冷めてしまう」という意味で使われる。では、実際にどんな状況で使われるのだろうか。体験談を語ってもらった。
兵庫県内の大学4年の女性(22)は今年3月、アルバイト先のレストランで「いいな」と思っていた年上の男性と初めてのデートに行った。ふだん一緒に働く彼は、人気アイドルグループ「キング&プリンス」の高橋海人さんに似ており、ほんわかした印象で「かっこいいな」と思っていた。
◆私服に衝撃・・・「ダサい」
しかし、デート当日に待ち合わせ場所に現れた彼は「派手な柄シャツ」に「白いぴちぴちのズボン」姿だった。今までアルバイト先の制服姿しか見たことがなく、私服はこの日が初めてだった。「衝撃でした。イメージショックです。え、ちょっとなあ、古くない?みたいな」
友人に「これ、どう思う?」と話した。「それ、蛙化じゃない?」。正直少し気持ちが冷めたが「私服のダサさ」には目をつぶって交際しているという。
都内の大学3年の女性(21)は以前つきあっていた男性に「ケチな対応」を取られて「蛙化現象」を起こした。女性の誕生日にレストランで食事をした際、男性がいったん支払いをしたものの、女性に「割り勘は10円単位でいいよ」と告げ、レシートを渡してきたという。「マジか。ケチだな。誕生日くらいおごってほしかった」。気持ちはかなり冷め、結局その後別れてしまった。
◆どんな行動で蛙化?
ほかにも、渋谷駅前などでZ世代20人以上に直撃し「自分や身近な人が実際に遭遇して蛙化現象を起こした」「もし自分が遭遇したら蛙化を起こす」という相手の行動の例について聞いてみた。結果は以下の通り。
・「お母さんのことをママと呼ぶ」
・「運転が下手で、駐車券が取れずにドアを開けたり、駐車で何度も切り返しをしたりする」
・「いつも家の近くまで一緒に帰ってくれていたが、面倒だったと後から言われた」
・「交通費がかかっているからと、食事代を多めに払うよう要求された」
・「俺は欠点がない、などナルシストな発言」
・「走り方が変だった」
・「転んだ後にスカしている」
・「学園祭で公開告白をされた」
・「フードコートでおぼんを持ってきょろきょろしている」
・「酒癖が悪い」
・「タバコを吸っていた」
・「共通の友人の容姿を悪く言っていた」
・「一緒にライブに行く約束をして、チケットを2人分購入した後にドタキャンされた」
大半は女性から見た男性の行動だが、最後の2項目は男性から見た女性の言動だった。
本来は別の意味だった
そもそも「蛙化現象」はいつ誕生した用語なのか。2004年の日本心理学会大会発表論文集第68回をひもとくと「女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象」と題した論文が掲載されている。
そこでは、ある男性に好意を持つ女性がいて、その男性も自分に好意を持っていることが分かると生理的な嫌悪感を抱いてしまう現象を「蛙化現象」と名づけている。
◆「両思いに気づいて蛙化」→「相手のささいな言動で蛙化」
なぜ「蛙」なのかについては、お姫様の前に現れたカエルが王子様に変身するグリム童話の「蛙の王様」を挙げ、逆に王子様がカエルに変身するかのようなこれらの事例について「蛙化」と命名したとしている。
この考え方でポイントとなるのは「好きだった相手が自分のことを好きになる」という点で、相手の言動の良しあしは直接関係ない。実は、Z世代より少し上の世代の記者もそう思っていた。
ところが、今回取材した限りでは「好きな相手のちょっとした言動に冷めてしまう」という意味で使う例がほとんどだった。取材に応じたZ世代の多くも「以前は、両思いになると冷めるという意味で使っていた」としつつ「最近は『相手のささいな言動で冷める』という意味で使うようになった」と答えた。
◆SNSや「推し活」の影響か
蛙化現象について発表のある埼玉学園大(埼玉県川口市)人間学部心理学科の川久保惇准教授も「少なくとも2年前には、意味が変化していたように思う」と話す。
川久保准教授は、新しい意味の「蛙化現象」が若者の間で共感を集めている理由については複数の理由を挙げた。まずは「SNSの影響があるのでは」と分析する。「今の若者は加工し、理想化した写真をインスタグラムやTikTok(ティックトック)に上げる。相手の写真も理想化しすぎてしまっていて、リアルで会ったときに理想とずれていると急に冷めてしまうこともあるだろう」と話す。
他にも「推し活」の流行も挙げ「架空のキャラクターを対象にすることがある推し活で、理想の存在である推しとリアルな人間との差を感じ、相手の些細な失敗も気になってしまうのでは」と語る。さらに、「人間関係の作り方」もあり、近年マッチングアプリの利用が多いことについて「アプリに登録する写真や自己PRなどは基本的にプラスに見せようとする。そういった情報の中で欠点が見えると、つい冷めることがあるのかもしれません」。
ちなみに今回の取材を通じて、自分のほんのちょっとした言動が原因で相手に嫌われると、かなり心が傷つく人も多いような気がした。そのことを川久保准教授に聞いてみると「蛙化現象が流行したからといって、今の若い学生が恋愛関係的なものが苦手かというと、そうでもなさそうな気がします」と冷静な見方を示してくれた。対処法については「結局は相手のささいな欠点を気にせずに、長期的に相手と向き合うような関係性を築くことに尽きる」と語った。
現在の中学生ぐらいから20代半ばの「Z世代」の間で流行っているある言葉をご存じでしょうか。それは「蛙化現象」。特に女性の間でよく使われるそうです。でも、ちょっと世代が上の記者には今一つピンと来ないのが正直なところ。どんな場面で使うの?そもそもなんで「カエル」なの?素朴な疑問をZ世代の皆さんや専門家の方に聞いてみました。(デジタル編集部・小寺香菜子)
◆Z世代の流行語で1位に
この言葉を取り上げたのは、Z世代を研究するシンクタンク組織「Z総研」が6月に発表した「Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング」。「流行った言葉」部門で全体の54%を占め1位に輝いた。調査対象はZ世代の女性が中心で、中学生から26歳までの950人が回答した。
ちなみに、「蛙化現象」は「かえるかげんしょう」と読む。「恋愛感情や好意を抱いている相手のささいな言動が気になり、気持ちが急速に冷めてしまう」という意味で使われる。では、実際にどんな状況で使われるのだろうか。体験談を語ってもらった。
兵庫県内の大学4年の女性(22)は今年3月、アルバイト先のレストランで「いいな」と思っていた年上の男性と初めてのデートに行った。ふだん一緒に働く彼は、人気アイドルグループ「キング&プリンス」の高橋海人さんに似ており、ほんわかした印象で「かっこいいな」と思っていた。
◆私服に衝撃・・・「ダサい」
しかし、デート当日に待ち合わせ場所に現れた彼は「派手な柄シャツ」に「白いぴちぴちのズボン」姿だった。今までアルバイト先の制服姿しか見たことがなく、私服はこの日が初めてだった。「衝撃でした。イメージショックです。え、ちょっとなあ、古くない?みたいな」
友人に「これ、どう思う?」と話した。「それ、蛙化じゃない?」。正直少し気持ちが冷めたが「私服のダサさ」には目をつぶって交際しているという。
都内の大学3年の女性(21)は以前つきあっていた男性に「ケチな対応」を取られて「蛙化現象」を起こした。女性の誕生日にレストランで食事をした際、男性がいったん支払いをしたものの、女性に「割り勘は10円単位でいいよ」と告げ、レシートを渡してきたという。「マジか。ケチだな。誕生日くらいおごってほしかった」。気持ちはかなり冷め、結局その後別れてしまった。
◆どんな行動で蛙化?
ほかにも、渋谷駅前などでZ世代20人以上に直撃し「自分や身近な人が実際に遭遇して蛙化現象を起こした」「もし自分が遭遇したら蛙化を起こす」という相手の行動の例について聞いてみた。結果は以下の通り。
・「お母さんのことをママと呼ぶ」
・「運転が下手で、駐車券が取れずにドアを開けたり、駐車で何度も切り返しをしたりする」
・「いつも家の近くまで一緒に帰ってくれていたが、面倒だったと後から言われた」
・「交通費がかかっているからと、食事代を多めに払うよう要求された」
・「俺は欠点がない、などナルシストな発言」
・「走り方が変だった」
・「転んだ後にスカしている」
・「学園祭で公開告白をされた」
・「フードコートでおぼんを持ってきょろきょろしている」
・「酒癖が悪い」
・「タバコを吸っていた」
・「共通の友人の容姿を悪く言っていた」
・「一緒にライブに行く約束をして、チケットを2人分購入した後にドタキャンされた」
大半は女性から見た男性の行動だが、最後の2項目は男性から見た女性の言動だった。
本来は別の意味だった
そもそも「蛙化現象」はいつ誕生した用語なのか。2004年の日本心理学会大会発表論文集第68回をひもとくと「女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象」と題した論文が掲載されている。
そこでは、ある男性に好意を持つ女性がいて、その男性も自分に好意を持っていることが分かると生理的な嫌悪感を抱いてしまう現象を「蛙化現象」と名づけている。
◆「両思いに気づいて蛙化」→「相手のささいな言動で蛙化」
なぜ「蛙」なのかについては、お姫様の前に現れたカエルが王子様に変身するグリム童話の「蛙の王様」を挙げ、逆に王子様がカエルに変身するかのようなこれらの事例について「蛙化」と命名したとしている。
この考え方でポイントとなるのは「好きだった相手が自分のことを好きになる」という点で、相手の言動の良しあしは直接関係ない。実は、Z世代より少し上の世代の記者もそう思っていた。
ところが、今回取材した限りでは「好きな相手のちょっとした言動に冷めてしまう」という意味で使う例がほとんどだった。取材に応じたZ世代の多くも「以前は、両思いになると冷めるという意味で使っていた」としつつ「最近は『相手のささいな言動で冷める』という意味で使うようになった」と答えた。
◆SNSや「推し活」の影響か
蛙化現象について発表のある埼玉学園大(埼玉県川口市)人間学部心理学科の川久保惇准教授も「少なくとも2年前には、意味が変化していたように思う」と話す。
川久保准教授は、新しい意味の「蛙化現象」が若者の間で共感を集めている理由については複数の理由を挙げた。まずは「SNSの影響があるのでは」と分析する。「今の若者は加工し、理想化した写真をインスタグラムやTikTok(ティックトック)に上げる。相手の写真も理想化しすぎてしまっていて、リアルで会ったときに理想とずれていると急に冷めてしまうこともあるだろう」と話す。
他にも「推し活」の流行も挙げ「架空のキャラクターを対象にすることがある推し活で、理想の存在である推しとリアルな人間との差を感じ、相手の些細な失敗も気になってしまうのでは」と語る。さらに、「人間関係の作り方」もあり、近年マッチングアプリの利用が多いことについて「アプリに登録する写真や自己PRなどは基本的にプラスに見せようとする。そういった情報の中で欠点が見えると、つい冷めることがあるのかもしれません」。
ちなみに今回の取材を通じて、自分のほんのちょっとした言動が原因で相手に嫌われると、かなり心が傷つく人も多いような気がした。そのことを川久保准教授に聞いてみると「蛙化現象が流行したからといって、今の若い学生が恋愛関係的なものが苦手かというと、そうでもなさそうな気がします」と冷静な見方を示してくれた。対処法については「結局は相手のささいな欠点を気にせずに、長期的に相手と向き合うような関係性を築くことに尽きる」と語った。
✋热门推荐