只要有一件始终坚信着的事,
就一定能够找到那扇门扉。
或许现在,还无法立刻带你一起离开。
但也无需哭泣,我正在缔造全新的未来。
现在就要放弃的话,还为时尚早。
一同去寻找开启门扉的钥匙吧。
就算此时,你无法于此重新开始。
我会从过去满怀着幸福,
奔赴向未来。
然后带着佩特猫一起,
敞开那扇永远通向盛夏的门扉。
『夏への扉』の元ネタ・由来
タイトルの元ネタはアメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉(The Door into Summer)』。日本で根強い人気を持つSF小説。主人公の愛猫のピートは冬になると家のいくつものドアを開け、どこかにあると信じる”夏への扉”を探しはじめる。
“冷凍睡眠により未来で目覚める主人公”、”未来から過去へのタイムトラベル”、”過去の変更”といったテーマを持つ作品で、愛猫ピート、親友の娘・リッキーを過去に残してきた主人公が過去に戻ろうと奮闘する。
エウレカは時間の中をさまよい、レントンは未来から過去へ、そして過去で生まれたアオ。スカブが過去に遡り、シークレットもスカブを追って過去へと時間を遡る。過去~未来の時間を行き来する最終話の一連のストーリーと、小説のテーマが一致していることから、これまでのタイトルのような楽曲が元ネタではないが、本小説が元ネタであると考えられる。
作曲家/SF作家の難波弘之の同名曲があるが、これは上記の小説『夏への扉』をモチーフにした曲。作曲は山下達郎、作詞は吉田美奈子。
歌詞には小説に登場する猫・ピートの名前が使われており、サビの「リッキー ティッキー タビー」というフレーズも小説の登場人物名前で、主人公のダニエルの親友の娘を指している。山下達郎も自身のアルバム『RIDE ON TIME』でこの曲を歌っている。
就一定能够找到那扇门扉。
或许现在,还无法立刻带你一起离开。
但也无需哭泣,我正在缔造全新的未来。
现在就要放弃的话,还为时尚早。
一同去寻找开启门扉的钥匙吧。
就算此时,你无法于此重新开始。
我会从过去满怀着幸福,
奔赴向未来。
然后带着佩特猫一起,
敞开那扇永远通向盛夏的门扉。
『夏への扉』の元ネタ・由来
タイトルの元ネタはアメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉(The Door into Summer)』。日本で根強い人気を持つSF小説。主人公の愛猫のピートは冬になると家のいくつものドアを開け、どこかにあると信じる”夏への扉”を探しはじめる。
“冷凍睡眠により未来で目覚める主人公”、”未来から過去へのタイムトラベル”、”過去の変更”といったテーマを持つ作品で、愛猫ピート、親友の娘・リッキーを過去に残してきた主人公が過去に戻ろうと奮闘する。
エウレカは時間の中をさまよい、レントンは未来から過去へ、そして過去で生まれたアオ。スカブが過去に遡り、シークレットもスカブを追って過去へと時間を遡る。過去~未来の時間を行き来する最終話の一連のストーリーと、小説のテーマが一致していることから、これまでのタイトルのような楽曲が元ネタではないが、本小説が元ネタであると考えられる。
作曲家/SF作家の難波弘之の同名曲があるが、これは上記の小説『夏への扉』をモチーフにした曲。作曲は山下達郎、作詞は吉田美奈子。
歌詞には小説に登場する猫・ピートの名前が使われており、サビの「リッキー ティッキー タビー」というフレーズも小説の登場人物名前で、主人公のダニエルの親友の娘を指している。山下達郎も自身のアルバム『RIDE ON TIME』でこの曲を歌っている。
https://t.cn/A6lV0RoW亀梨和也&菜々緒&三池崇史がラスト登壇!
そして・・・感謝のサプライズ!“怪物の木こりサンタ”からクリスマスプレゼント!
【クリスマス直前!公開後舞台挨拶イベントレポート】
公開後、SNS では「最後のエンドロールで鳥肌がブワーッと立ちました」「この手の作品を好む人程裏切られ、ラストは倫理について考えさせられる名作」「ヤバさよりもエモさを追い求めた泣けるドラマ」「とにかくラストまで目が離せない、サスペンスだけでない感動させる映画です」など、先読み不可能なストーリーでサスペンス映画に留まらない本作の展開と衝撃のラストに感動や驚愕の声が続々寄せられ、リピーターも続出!連日多くの感想や考察で盛り上がりを見せている本作。
そしてこの度、12月13日(水)に公開御礼の感謝を込めた最後の舞台挨拶を実施し、亀梨和也さん、菜々緒さん、三池崇史監督がラスト登壇!舞台挨拶では、皆様への感謝と共に公開後の反響や考察なども含めて『怪物の木こり』の魅力を語り尽くしました!また、もうすぐクリスマスということで、これまでキャスト&監督とプロモーション活動を共にしてきた怪物の木こりがサンタクロースになって登場!サンタクロースならぬ”木こりクロース“から登壇者へのサプライズプレゼントが贈られました!さらに、2023年を「怪物級の〇〇」で振り返る場面も!最後の舞台挨拶に相応しい華やかなイベントとなりました。
赤と緑が光るクリスマスカラーのペンライトを振る観客に迎えられ、亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登場すると、三池監督は「何回か観ていただいている方も多いと思いますが、まだまだ続くのでこれからもよろしくお願いします」、亀梨さんは「今日もお集まりいただきありがとうございます。楽しい会にしましょう!」、菜々緒さんは「楽しい会にしましょう」と挨拶。
会場にはすでに6回以上映画を観たというリピーターもいるほか「木こってくる」というワードが拡散されていることについて触れた亀梨さんは喜びを交えながら、「昨日、僕の両親が観に行ってくれて、『なんて言っていいかわからないけどよかった!もう一回行ってくる!』とメッセージが来ました」と明かしました。またSNSに寄せられた感想コメントの中には、キャスト陣の演技が素晴らしいという声も。菜々緒さんは「私が演じた戸城と、吉岡さんが演じた映美が逆のバージョンを見たかった、というコメントがあって。確かに、映美は原作だと冷たくてぶっきらぼうで、私のイメージに合っているのかなと感じる部分もありました」と発見があったことを明かすと亀梨さんも、「菜々緒さんが映美だったらシーズン2が始まりそうだなと(笑)想像力を掻き立てられます」とコメント。
前回の舞台挨拶では、SNSでエゴサーチして感想をチェックしていることを明かした亀梨さんと菜々緒さん。MCから「結末を知ったうえで観ると哀しさが増す」、「ラストシーンの別バージョンがあるとしたらどんなパターンがあっただろう」、「菜々緒さんの心臓の音を拾ってしまったという裏話、確かにそうなる」、「7回目は旦那さんと観ました」などといったSNSに寄せられたコメントが読み上げられると、菜々緒さんは「サイコパスやサスペンスというだけではなく、泣けるというのを打ち出していったらいいんじゃないか、という宣伝目線のコメントもありましたね」と明かし、さらに誰と一緒に観るのがおすすめかという話題になると、亀梨さんは「クリスマス近いからカップルで見ると良いんじゃないですかね。思わず『きゃっ!』といってしまいそうになるシーンもありますし、世の男性諸君、是非距離を縮めたい人と観に行ってみてください!」、そして三池監督は「まだ観てない人全員を連れて行ってほしい。サイコパスっぽい人を連れていってみて反応をみるのも面白いかも(笑)」とコメント。
続いて、次に三池監督の作品に出演するとしたら、どのような役柄を演じてみたいか問われた亀梨さんは「時代モノとか呼んでもらえるようになったら嬉しいです」と、サイコパス弁護士とはまた違った役柄を希望!これまで三池監督の作品で個性的な役を演じてきた菜々緒さんは「この前吉岡(里帆)さんのラジオに出演させていただいたときに、きゅるきゅるの役をやってほしいって(笑)私も次はそんな役をできたら」と回答。これに対し、三池監督は「個人的には2人で是枝監督が撮るような作品とかに出てほしいですね。カンヌでレッドカーペットを歩いてほしいな。僕個人としても目指せ是枝監督!という感じです(笑)」と冗談を挟みながらコメントすると亀梨さんも「それ監督が言います?(笑)」と撮影からプロモーションまで長きに渡って時間を共にしてきたからこその息のぴったりあった様子を見せました。
また、もうすぐクリスマスということで、クリスマスの過ごし方について話題が及ぶと、亀梨さんは一ヵ月前からツリーを用意したり、家で食事する際もクリスマスのような音楽を流しているなどと準備万端だという。「当日は忙しいからどうなんでしょう。チキンは食べたいと思っています。ゆとりがあったら街を散歩して空気感を味わいたい!」とウキウキした様子でコメントし、菜々緒さんが「私はあたたかいところに逃げたいと思います」と言うと亀梨さんが「海外に行くの?菜々緒ちゃんはいつでも夏だから、海と温泉を求めて・・・。素晴らしいよ!」とここでも仲の良い掛け合いを見せました。
シッチェス国際映画祭への参加やジャパンプレミアなど、怒涛のプロモーションで過ごした2023年。年末を迎える今、映画にちなみ、「怪物級」という言葉で一年を振り返ってもらうと、菜々緒さんは「私にとって『怪物級に』成長できた一年でした。断捨離をしたり、仕事とプライベートのバランスをとっていったり、自分自身の一つの大きな括りとして怪物級に成長できたと感じています。来年に向けてさらに成長できるように頑張りたい」と意気込みを語り、亀梨さんは「僕は『怪物級に』様々な顔をもてた一年でした。映像作品だけでも4つ出演し、プロモーションやライブ、InstagramやYouTubeを始めたりしましたね。これから来年に向けて整えていけたらと思います」と、本編のサイコパス弁護士という役柄さながらに様々な顔をもち飛躍の一年となったことを明かしました。
改めて、本作が自身にとってどのような作品になったか問われると、菜々緒さんは「私自身が成長できて、新たなキャラクターに挑戦できたのは有難く、また三池組に呼んでいただけるよう、幅を広げられるよう精進したい」と自身のキャリアの中でも大きな転機となったそうで、亀梨さんも「シッチェスに行ったり、まだ経験していない感覚や景色が欲として湧き出てきて、僕自身も映画という場所で活躍したいと改めて自分と向き合えた時間でした」と振り返りました。
ここで、プロモーションを共にした亀梨さんと菜々緒さんに感謝を伝えたいと、サンタクロースの装いで花束のプレゼントを持った怪物の木こりがサプライズ登場! 三池監督から2人に花束が贈られ、「今日が最後の舞台挨拶ということで、1年前から撮影してやっと出来上がり、その後のプロモーションも、ものすごい勢いでやっていただいたので。スタッフ一同から感謝を込めて」と、それぞれ難役に挑んだ2人を労りました。監督からの言葉を受け亀梨さんは「本当に楽しかったです。公開されてからも色んな現場で声をかけてもらえて、三池監督の人柄を通して、素敵な出会いをいただきました」と感謝を伝え、菜々緒さんは感無量の様子で「緊張したり、大変な撮影もありましたが、いつも和やかに楽しい空気感を作ってくださるお2人のお陰で乗り越えられました。ありがとうございました」とコメント。
最後に代表して挨拶した亀梨さんは、「僕自身にとっても大切な作品になりました。こうして無事にみなさんに届けられて、たくさんの人と繋がることができました。これからも上映が続きますので、みなさんと共に育ってくれたら嬉しいです。怪物級に木こってくれたらと!」と、最後まで座長らしく、観客とスタッフに感謝の思いを語りイベントは終了しました。
そして・・・感謝のサプライズ!“怪物の木こりサンタ”からクリスマスプレゼント!
【クリスマス直前!公開後舞台挨拶イベントレポート】
公開後、SNS では「最後のエンドロールで鳥肌がブワーッと立ちました」「この手の作品を好む人程裏切られ、ラストは倫理について考えさせられる名作」「ヤバさよりもエモさを追い求めた泣けるドラマ」「とにかくラストまで目が離せない、サスペンスだけでない感動させる映画です」など、先読み不可能なストーリーでサスペンス映画に留まらない本作の展開と衝撃のラストに感動や驚愕の声が続々寄せられ、リピーターも続出!連日多くの感想や考察で盛り上がりを見せている本作。
そしてこの度、12月13日(水)に公開御礼の感謝を込めた最後の舞台挨拶を実施し、亀梨和也さん、菜々緒さん、三池崇史監督がラスト登壇!舞台挨拶では、皆様への感謝と共に公開後の反響や考察なども含めて『怪物の木こり』の魅力を語り尽くしました!また、もうすぐクリスマスということで、これまでキャスト&監督とプロモーション活動を共にしてきた怪物の木こりがサンタクロースになって登場!サンタクロースならぬ”木こりクロース“から登壇者へのサプライズプレゼントが贈られました!さらに、2023年を「怪物級の〇〇」で振り返る場面も!最後の舞台挨拶に相応しい華やかなイベントとなりました。
赤と緑が光るクリスマスカラーのペンライトを振る観客に迎えられ、亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登場すると、三池監督は「何回か観ていただいている方も多いと思いますが、まだまだ続くのでこれからもよろしくお願いします」、亀梨さんは「今日もお集まりいただきありがとうございます。楽しい会にしましょう!」、菜々緒さんは「楽しい会にしましょう」と挨拶。
会場にはすでに6回以上映画を観たというリピーターもいるほか「木こってくる」というワードが拡散されていることについて触れた亀梨さんは喜びを交えながら、「昨日、僕の両親が観に行ってくれて、『なんて言っていいかわからないけどよかった!もう一回行ってくる!』とメッセージが来ました」と明かしました。またSNSに寄せられた感想コメントの中には、キャスト陣の演技が素晴らしいという声も。菜々緒さんは「私が演じた戸城と、吉岡さんが演じた映美が逆のバージョンを見たかった、というコメントがあって。確かに、映美は原作だと冷たくてぶっきらぼうで、私のイメージに合っているのかなと感じる部分もありました」と発見があったことを明かすと亀梨さんも、「菜々緒さんが映美だったらシーズン2が始まりそうだなと(笑)想像力を掻き立てられます」とコメント。
前回の舞台挨拶では、SNSでエゴサーチして感想をチェックしていることを明かした亀梨さんと菜々緒さん。MCから「結末を知ったうえで観ると哀しさが増す」、「ラストシーンの別バージョンがあるとしたらどんなパターンがあっただろう」、「菜々緒さんの心臓の音を拾ってしまったという裏話、確かにそうなる」、「7回目は旦那さんと観ました」などといったSNSに寄せられたコメントが読み上げられると、菜々緒さんは「サイコパスやサスペンスというだけではなく、泣けるというのを打ち出していったらいいんじゃないか、という宣伝目線のコメントもありましたね」と明かし、さらに誰と一緒に観るのがおすすめかという話題になると、亀梨さんは「クリスマス近いからカップルで見ると良いんじゃないですかね。思わず『きゃっ!』といってしまいそうになるシーンもありますし、世の男性諸君、是非距離を縮めたい人と観に行ってみてください!」、そして三池監督は「まだ観てない人全員を連れて行ってほしい。サイコパスっぽい人を連れていってみて反応をみるのも面白いかも(笑)」とコメント。
続いて、次に三池監督の作品に出演するとしたら、どのような役柄を演じてみたいか問われた亀梨さんは「時代モノとか呼んでもらえるようになったら嬉しいです」と、サイコパス弁護士とはまた違った役柄を希望!これまで三池監督の作品で個性的な役を演じてきた菜々緒さんは「この前吉岡(里帆)さんのラジオに出演させていただいたときに、きゅるきゅるの役をやってほしいって(笑)私も次はそんな役をできたら」と回答。これに対し、三池監督は「個人的には2人で是枝監督が撮るような作品とかに出てほしいですね。カンヌでレッドカーペットを歩いてほしいな。僕個人としても目指せ是枝監督!という感じです(笑)」と冗談を挟みながらコメントすると亀梨さんも「それ監督が言います?(笑)」と撮影からプロモーションまで長きに渡って時間を共にしてきたからこその息のぴったりあった様子を見せました。
また、もうすぐクリスマスということで、クリスマスの過ごし方について話題が及ぶと、亀梨さんは一ヵ月前からツリーを用意したり、家で食事する際もクリスマスのような音楽を流しているなどと準備万端だという。「当日は忙しいからどうなんでしょう。チキンは食べたいと思っています。ゆとりがあったら街を散歩して空気感を味わいたい!」とウキウキした様子でコメントし、菜々緒さんが「私はあたたかいところに逃げたいと思います」と言うと亀梨さんが「海外に行くの?菜々緒ちゃんはいつでも夏だから、海と温泉を求めて・・・。素晴らしいよ!」とここでも仲の良い掛け合いを見せました。
シッチェス国際映画祭への参加やジャパンプレミアなど、怒涛のプロモーションで過ごした2023年。年末を迎える今、映画にちなみ、「怪物級」という言葉で一年を振り返ってもらうと、菜々緒さんは「私にとって『怪物級に』成長できた一年でした。断捨離をしたり、仕事とプライベートのバランスをとっていったり、自分自身の一つの大きな括りとして怪物級に成長できたと感じています。来年に向けてさらに成長できるように頑張りたい」と意気込みを語り、亀梨さんは「僕は『怪物級に』様々な顔をもてた一年でした。映像作品だけでも4つ出演し、プロモーションやライブ、InstagramやYouTubeを始めたりしましたね。これから来年に向けて整えていけたらと思います」と、本編のサイコパス弁護士という役柄さながらに様々な顔をもち飛躍の一年となったことを明かしました。
改めて、本作が自身にとってどのような作品になったか問われると、菜々緒さんは「私自身が成長できて、新たなキャラクターに挑戦できたのは有難く、また三池組に呼んでいただけるよう、幅を広げられるよう精進したい」と自身のキャリアの中でも大きな転機となったそうで、亀梨さんも「シッチェスに行ったり、まだ経験していない感覚や景色が欲として湧き出てきて、僕自身も映画という場所で活躍したいと改めて自分と向き合えた時間でした」と振り返りました。
ここで、プロモーションを共にした亀梨さんと菜々緒さんに感謝を伝えたいと、サンタクロースの装いで花束のプレゼントを持った怪物の木こりがサプライズ登場! 三池監督から2人に花束が贈られ、「今日が最後の舞台挨拶ということで、1年前から撮影してやっと出来上がり、その後のプロモーションも、ものすごい勢いでやっていただいたので。スタッフ一同から感謝を込めて」と、それぞれ難役に挑んだ2人を労りました。監督からの言葉を受け亀梨さんは「本当に楽しかったです。公開されてからも色んな現場で声をかけてもらえて、三池監督の人柄を通して、素敵な出会いをいただきました」と感謝を伝え、菜々緒さんは感無量の様子で「緊張したり、大変な撮影もありましたが、いつも和やかに楽しい空気感を作ってくださるお2人のお陰で乗り越えられました。ありがとうございました」とコメント。
最後に代表して挨拶した亀梨さんは、「僕自身にとっても大切な作品になりました。こうして無事にみなさんに届けられて、たくさんの人と繋がることができました。これからも上映が続きますので、みなさんと共に育ってくれたら嬉しいです。怪物級に木こってくれたらと!」と、最後まで座長らしく、観客とスタッフに感謝の思いを語りイベントは終了しました。
2023.12.13 音人的彩虹P
KinKi Kidsの『P album』は希望で溢れてる――絶え間ない挑戦がもたらした新境地と新たな輝き
2007年、KinKi KidsがCDデビュー10周年を迎えた年にリリースされたアルバム『φ』(ファイ)。デビュー当時からずっと『A album』『B album』『C album』……とアルファベット順に名付けてきた彼らにとって、この作品はタイトルを含め、それまでのアルバムとは一線を画すものだった。ブラックミュージックの要素をふんだんに取り入れた楽曲「lOve in the φ」から始まり、ラストはバラード曲「永遠に」。ジャンルに囚われることなくさまざまな楽曲に挑戦したことがわかりやすく提示された作品で、初めて一聴した時、自分の知らなかったKinKi Kidsが凝縮されていて衝撃を受けたことを憶えている。多彩な楽曲を唄いこなせるのは、ひたむきに音楽に向き合い続け、作品をリリースするごとに新しい挑戦を重ねてきた2人だからこそ。それに、さまざまなジャンルを縦横無尽に行き交うという意味では、「どこにも属さない集合体」という意味を持つタイトルに相応しい作品だと思った。
それから16年。まるで『φ』を聴いた時のように〈こんなKinKi Kids、知らなかった!〉と感動に打ち震えたり、KinKi Kidsの表現に無限の可能性を感じられる作品に再び出逢うことができた。それが本日リリースされた通算17枚目のアルバム――『P album』だ。「ジャンルレスな Piece[=音楽]がちりばめられたアルバム」と謳っているだけあって、新しいアプローチが随所に見られる本作。聴いているとつい身体を揺らしたくなるようなEDM調の楽曲が多く収録されていて、それだけでも新鮮だが、突如ラップが繰り出されたりと(しかもまったく違和感がない)2人の挑戦はこちらの想像の範疇を軽々と超えてくる。だから、本作を聴いていると楽しくて仕方がないのだ。
2人のヴォーカリストとしての進化にも触れておきたい。夜の深い時間にハマるようなメロウで艶のあるヴォーカルがとにかく美しくて、アルバムをリピートするたび、つい聴き惚れてしまう。基本的にオケが抑え目なので、ある意味歌唱力に大きく左右される楽曲ばかりが並んでいるが、どれも圧巻の歌声で聴く者の心を惹きつけてしまうのは流石としか言いようがない。それに、2人の声の重なり方も史上最高レベルだと思っている。それぞれの個性が反発し合うどころか、一つの人格に成るような感覚を覚えてしまうが、きっとそれは26年という月日がもたらしたものの一つなのだろう。
共同プロデューサーである堂島孝平の仕事ぶりにも改めて脱帽してしまう。楽曲提供などを含めれば20年以上前からKinKi Kidsに携わり続け、2016年から共同プロデューサーを務めている彼は、もはやKinKi Kidsの進化に欠かせない存在である。本作を制作する上でどんな話し合いが行われたのかはわからないが、多彩な楽曲に挑戦させたのは、KinKi Kidsが26年の間に築いてきた表現力に堂島孝平が絶大な信頼を寄せているからであって、光一と剛もそこに対して誇りを持っているから、数々の実験的な試みに賛同したのではないかと思っている。堂島が作詩作曲した「アン/ペア」や「One of a kind」なども、あまりにも素晴らしい。
名曲揃いの本作だが、特筆すべきは剛が作詩を手がけた「無重力みたいな愛」だ。作曲は堂島で、弾むようなホーン隊の音色、そして愛に溢れたストレートな歌詩が、聴くたびに温かい気持ちにさせてくれる。
〈心はひとつだから/君と僕はどんな日も見つめ合っている〉
〈ずっとずっといよう一緒に/離れずに愛しよう〉
この歌詩に込められた想いは知らないけれど、私はKinKi Kidsを愛する人たちに向けたメッセージとして受け取った。それは私自身が、2人が積み上げてきたものの尊さを日々実感していて、彼らのあずかり知らないところで彼らが積み上げてきたものが壊されることを危惧していたり、壊されてたまるか、なんて勝手に闘志を燃やす瞬間があるのも要因だと思う。しかし、自分を含めグループの今後に少なからず不安を抱いている人々に対して、2人は音楽を通じて、「僕らの絆や積み上げてきたものは、そう簡単に壊れるものじゃない。だから安心してほしい」と語りかけてくれているようにも聴こえる。都合の良すぎる解釈にすぎないが、どうしたって、KinKi Kidsと彼らを愛する人々にとってのお守りのような楽曲にしか聴こえないのだ。
そして、ラストに収録されている「明日のピース」。映画のエンドロールを想起させるスロウなナンバーで、「無重力みたいな愛」に通ずるような前向きで温かい言葉がここにも並んでいる。
〈キミといる 終わらない 世界で/愛ある 未来へ/今日と言う明日のピースを繋ごう〉
「無重力みたいな愛」や「明日のピース」で彼らが伝えたいことの正解は、自分にはわからない。本人にインタビューをさせてもらったわけでもないし、あくまで憶測にすぎないけれど、こういった純度100%の愛が感じられる楽曲を終盤に持ってくるところがKinKi Kidsらしいなと思った。普段は照れ隠しから本音を隠すこともあるが、ここぞという時には真正面からメッセージを投げかけてくれる。それこそがKinKi Kidsなのだ。
そして『P album』のリリースからわずか2週間後、今度は47枚目のシングル「シュレーディンガー」がリリースされるが、驚くべきことに、そこでも2人は新境地を開拓している。どんな状況下であってもKinKi Kidsとして挑戦することを諦めたくない――そんな強い想いが感じられる2人の姿勢や作品から、私『音楽と人』2023年3月号のインタビューを思い出した。
「たぶんKinKi Kidsは完成しないまま、ずっと続いていくんですよ」
別々にインタビューを実施したにもかかわらず、それぞれの口から自然と出てきたこの言葉に、やはり二言はないのだろう。
最後に、本作を一通り聴き終えたあとは、ぜひ『A album』から『P album』まで順番に聴いてみてほしい。光一と剛がいくつもの挑戦を重ねてKinKi Kidsを大切に磨き続けてきたことも、彼らと私たちで積み上げてきたピースは、誰にも崩せやしない揺るぎないものであることも、きっと実感できるはずだから。
KinKi Kidsの『P album』は希望で溢れてる――絶え間ない挑戦がもたらした新境地と新たな輝き
2007年、KinKi KidsがCDデビュー10周年を迎えた年にリリースされたアルバム『φ』(ファイ)。デビュー当時からずっと『A album』『B album』『C album』……とアルファベット順に名付けてきた彼らにとって、この作品はタイトルを含め、それまでのアルバムとは一線を画すものだった。ブラックミュージックの要素をふんだんに取り入れた楽曲「lOve in the φ」から始まり、ラストはバラード曲「永遠に」。ジャンルに囚われることなくさまざまな楽曲に挑戦したことがわかりやすく提示された作品で、初めて一聴した時、自分の知らなかったKinKi Kidsが凝縮されていて衝撃を受けたことを憶えている。多彩な楽曲を唄いこなせるのは、ひたむきに音楽に向き合い続け、作品をリリースするごとに新しい挑戦を重ねてきた2人だからこそ。それに、さまざまなジャンルを縦横無尽に行き交うという意味では、「どこにも属さない集合体」という意味を持つタイトルに相応しい作品だと思った。
それから16年。まるで『φ』を聴いた時のように〈こんなKinKi Kids、知らなかった!〉と感動に打ち震えたり、KinKi Kidsの表現に無限の可能性を感じられる作品に再び出逢うことができた。それが本日リリースされた通算17枚目のアルバム――『P album』だ。「ジャンルレスな Piece[=音楽]がちりばめられたアルバム」と謳っているだけあって、新しいアプローチが随所に見られる本作。聴いているとつい身体を揺らしたくなるようなEDM調の楽曲が多く収録されていて、それだけでも新鮮だが、突如ラップが繰り出されたりと(しかもまったく違和感がない)2人の挑戦はこちらの想像の範疇を軽々と超えてくる。だから、本作を聴いていると楽しくて仕方がないのだ。
2人のヴォーカリストとしての進化にも触れておきたい。夜の深い時間にハマるようなメロウで艶のあるヴォーカルがとにかく美しくて、アルバムをリピートするたび、つい聴き惚れてしまう。基本的にオケが抑え目なので、ある意味歌唱力に大きく左右される楽曲ばかりが並んでいるが、どれも圧巻の歌声で聴く者の心を惹きつけてしまうのは流石としか言いようがない。それに、2人の声の重なり方も史上最高レベルだと思っている。それぞれの個性が反発し合うどころか、一つの人格に成るような感覚を覚えてしまうが、きっとそれは26年という月日がもたらしたものの一つなのだろう。
共同プロデューサーである堂島孝平の仕事ぶりにも改めて脱帽してしまう。楽曲提供などを含めれば20年以上前からKinKi Kidsに携わり続け、2016年から共同プロデューサーを務めている彼は、もはやKinKi Kidsの進化に欠かせない存在である。本作を制作する上でどんな話し合いが行われたのかはわからないが、多彩な楽曲に挑戦させたのは、KinKi Kidsが26年の間に築いてきた表現力に堂島孝平が絶大な信頼を寄せているからであって、光一と剛もそこに対して誇りを持っているから、数々の実験的な試みに賛同したのではないかと思っている。堂島が作詩作曲した「アン/ペア」や「One of a kind」なども、あまりにも素晴らしい。
名曲揃いの本作だが、特筆すべきは剛が作詩を手がけた「無重力みたいな愛」だ。作曲は堂島で、弾むようなホーン隊の音色、そして愛に溢れたストレートな歌詩が、聴くたびに温かい気持ちにさせてくれる。
〈心はひとつだから/君と僕はどんな日も見つめ合っている〉
〈ずっとずっといよう一緒に/離れずに愛しよう〉
この歌詩に込められた想いは知らないけれど、私はKinKi Kidsを愛する人たちに向けたメッセージとして受け取った。それは私自身が、2人が積み上げてきたものの尊さを日々実感していて、彼らのあずかり知らないところで彼らが積み上げてきたものが壊されることを危惧していたり、壊されてたまるか、なんて勝手に闘志を燃やす瞬間があるのも要因だと思う。しかし、自分を含めグループの今後に少なからず不安を抱いている人々に対して、2人は音楽を通じて、「僕らの絆や積み上げてきたものは、そう簡単に壊れるものじゃない。だから安心してほしい」と語りかけてくれているようにも聴こえる。都合の良すぎる解釈にすぎないが、どうしたって、KinKi Kidsと彼らを愛する人々にとってのお守りのような楽曲にしか聴こえないのだ。
そして、ラストに収録されている「明日のピース」。映画のエンドロールを想起させるスロウなナンバーで、「無重力みたいな愛」に通ずるような前向きで温かい言葉がここにも並んでいる。
〈キミといる 終わらない 世界で/愛ある 未来へ/今日と言う明日のピースを繋ごう〉
「無重力みたいな愛」や「明日のピース」で彼らが伝えたいことの正解は、自分にはわからない。本人にインタビューをさせてもらったわけでもないし、あくまで憶測にすぎないけれど、こういった純度100%の愛が感じられる楽曲を終盤に持ってくるところがKinKi Kidsらしいなと思った。普段は照れ隠しから本音を隠すこともあるが、ここぞという時には真正面からメッセージを投げかけてくれる。それこそがKinKi Kidsなのだ。
そして『P album』のリリースからわずか2週間後、今度は47枚目のシングル「シュレーディンガー」がリリースされるが、驚くべきことに、そこでも2人は新境地を開拓している。どんな状況下であってもKinKi Kidsとして挑戦することを諦めたくない――そんな強い想いが感じられる2人の姿勢や作品から、私『音楽と人』2023年3月号のインタビューを思い出した。
「たぶんKinKi Kidsは完成しないまま、ずっと続いていくんですよ」
別々にインタビューを実施したにもかかわらず、それぞれの口から自然と出てきたこの言葉に、やはり二言はないのだろう。
最後に、本作を一通り聴き終えたあとは、ぜひ『A album』から『P album』まで順番に聴いてみてほしい。光一と剛がいくつもの挑戦を重ねてKinKi Kidsを大切に磨き続けてきたことも、彼らと私たちで積み上げてきたピースは、誰にも崩せやしない揺るぎないものであることも、きっと実感できるはずだから。
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