Rudel线✓
(一些剧透碎碎念/感想)
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关于改变命运这件事,应该怎么做呢
「我的命运由我自己决定」
-
「这次换我来守护你」
在这段时间回溯里 打破所有的不安与迷茫
他是她的光 是救赎
「你选择的这个未来,我也会一起朝着那个未来前进」
どこまでも。
どこまでも。
两个人的感情在这段时光里 是特别的 独一无二的 闪闪发光着的
「这就是我选择的未来」
是我们一起的 我们的未来。
「俺が【前回】きみにどんな気持ちを抱き、
どう死んでいったか【今回】の俺には分からない。
でも、これは自信を持って言おう」
「俺はどの未来でもきみに感謝し、きみを深く愛していたよ、ラチア」
最后知道了真相 改变这段命运真的太好了TT两个人都活了下来,大家都没事真的太好了
「愛してるよ」
「一緒に生きてくれて、ありがとう」
-
一些碎碎念
真的好喜欢Latchia 真的好好TT 聪明善良又坚强勇敢 行动力也很强(而且真的很可爱!!
Rudel也很聪明 好温柔好暖(立绘是真的帅啊TT
Rudel在Latchia的身边真的安全感满满啊TT
两个人真的都好好
Rudel有时候吃醋起来真的很可爱啊23333
(有时候因为害羞表达不够直接 和平时一本正经的他相比这种反差真的太可爱啦!
打到后面哈哈哈哈哈哈你这小子谈起恋爱来真的很会说啊(节选一些放评论区了 真的好磕呜呜呜呜TT
(还有接吻cg!!磕磕磕!!都给我磕起来!!aaa(已疯
有些cg氛围感也好好啊!放评论区了)
#时アポ#
(一些剧透碎碎念/感想)
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关于改变命运这件事,应该怎么做呢
「我的命运由我自己决定」
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「这次换我来守护你」
在这段时间回溯里 打破所有的不安与迷茫
他是她的光 是救赎
「你选择的这个未来,我也会一起朝着那个未来前进」
どこまでも。
どこまでも。
两个人的感情在这段时光里 是特别的 独一无二的 闪闪发光着的
「这就是我选择的未来」
是我们一起的 我们的未来。
「俺が【前回】きみにどんな気持ちを抱き、
どう死んでいったか【今回】の俺には分からない。
でも、これは自信を持って言おう」
「俺はどの未来でもきみに感謝し、きみを深く愛していたよ、ラチア」
最后知道了真相 改变这段命运真的太好了TT两个人都活了下来,大家都没事真的太好了
「愛してるよ」
「一緒に生きてくれて、ありがとう」
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一些碎碎念
真的好喜欢Latchia 真的好好TT 聪明善良又坚强勇敢 行动力也很强(而且真的很可爱!!
Rudel也很聪明 好温柔好暖(立绘是真的帅啊TT
Rudel在Latchia的身边真的安全感满满啊TT
两个人真的都好好
Rudel有时候吃醋起来真的很可爱啊23333
(有时候因为害羞表达不够直接 和平时一本正经的他相比这种反差真的太可爱啦!
打到后面哈哈哈哈哈哈你这小子谈起恋爱来真的很会说啊(节选一些放评论区了 真的好磕呜呜呜呜TT
(还有接吻cg!!磕磕磕!!都给我磕起来!!aaa(已疯
有些cg氛围感也好好啊!放评论区了)
#时アポ#
#日译中每日打卡#有感于”我在我生命每个阶段都尽力了“,坚持每天翻译打卡,日译中打卡第368天(2023/01/30),原文和图片均来自于NHK当日新闻。
ぜんざいを食べて健康や目標の成就願う「一休善哉」 京都
吃 “一休善哉”红豆年糕汤祈求健康平安心想事成 京都
「一休禅師(いっきゅうぜんじ)」ゆかりの京都府京田辺市にある寺で、ぜんざいを食べて健康や目標の成就を願う「一休善哉(いっきゅうぜんざい)」の行事が行われています。
位于京都府京田边市跟一休禅师有渊源的寺庙正在举办吃“一休善哉”红豆年糕汤祈求健康平安心想事成的活动。
京都府京田辺市にある「一休寺」では、寺でもちが入った小豆汁を食べた一休禅師が、「善哉此汁(よきかなこのしる)」と感想を話したことから「善哉(ぜんざい)」の名前がついたという言い伝えにちなんで、毎年、一休禅師の生まれた1月にぜんざいを食べる行事が行われています。
位于京都府京田边市的一休寺每年都会在一休禅师出生的1月份举办吃红豆年糕汤的活动。据说举办这个活动是为了纪念一个传说:据传一休禅师在寺庙里吃到加了年糕的红豆汤时感慨“此汁善哉”,为此人们将红豆年糕汤称为“善哉”。
行事に参加した人たちはまず、家族の健康や志望校合格などの願いや目標を絵馬に書き、一休禅師の像の前で祈とうを受け、ことし1年間、善い行いを心がけることを誓いました。
参加这一活动的人先在“绘马”上写上祝家人身体健康,希望考上理想大学等愿望和目标,然后在一休禅师像前接受祝祷,再发誓今年一年要将多行善事铭记于心。
そして絵馬を奉納したあと、寺から「ぜんざい」がふるまわれ、湯気の立つぜんざいをおいしそうにほおばっていました。
在供奉完“绘马”后,参加者接过寺庙提供的“善哉”,参加者们大口吃着看上去很好吃还冒着热气的红豆年糕汤。
大阪市から妻と訪れた70代の男性は、「コロナ前は毎年来ていたのですが、久しぶりに参加しました。1年健康に過ごせるように願いました」と話していました。
从大阪市和妻子一起来玩的七十多岁男性说道:“新冠前我每年都来,很久没来了。我许愿今年能健康平安”。
田辺宗弘副住職は、「絵馬を書いたあと温かいぜんざいでほっとした気持ちになってもらい、参拝者の1年の願いがかなうのを後押ししたい」と話していました。
田边宗弘副住持说道:“希望大家在写完绘马后再吃上一碗暖暖的红豆年糕汤能松一口气。希望参拜者能心想事成”。
ぜんざいを食べて健康や目標の成就願う「一休善哉」 京都
吃 “一休善哉”红豆年糕汤祈求健康平安心想事成 京都
「一休禅師(いっきゅうぜんじ)」ゆかりの京都府京田辺市にある寺で、ぜんざいを食べて健康や目標の成就を願う「一休善哉(いっきゅうぜんざい)」の行事が行われています。
位于京都府京田边市跟一休禅师有渊源的寺庙正在举办吃“一休善哉”红豆年糕汤祈求健康平安心想事成的活动。
京都府京田辺市にある「一休寺」では、寺でもちが入った小豆汁を食べた一休禅師が、「善哉此汁(よきかなこのしる)」と感想を話したことから「善哉(ぜんざい)」の名前がついたという言い伝えにちなんで、毎年、一休禅師の生まれた1月にぜんざいを食べる行事が行われています。
位于京都府京田边市的一休寺每年都会在一休禅师出生的1月份举办吃红豆年糕汤的活动。据说举办这个活动是为了纪念一个传说:据传一休禅师在寺庙里吃到加了年糕的红豆汤时感慨“此汁善哉”,为此人们将红豆年糕汤称为“善哉”。
行事に参加した人たちはまず、家族の健康や志望校合格などの願いや目標を絵馬に書き、一休禅師の像の前で祈とうを受け、ことし1年間、善い行いを心がけることを誓いました。
参加这一活动的人先在“绘马”上写上祝家人身体健康,希望考上理想大学等愿望和目标,然后在一休禅师像前接受祝祷,再发誓今年一年要将多行善事铭记于心。
そして絵馬を奉納したあと、寺から「ぜんざい」がふるまわれ、湯気の立つぜんざいをおいしそうにほおばっていました。
在供奉完“绘马”后,参加者接过寺庙提供的“善哉”,参加者们大口吃着看上去很好吃还冒着热气的红豆年糕汤。
大阪市から妻と訪れた70代の男性は、「コロナ前は毎年来ていたのですが、久しぶりに参加しました。1年健康に過ごせるように願いました」と話していました。
从大阪市和妻子一起来玩的七十多岁男性说道:“新冠前我每年都来,很久没来了。我许愿今年能健康平安”。
田辺宗弘副住職は、「絵馬を書いたあと温かいぜんざいでほっとした気持ちになってもらい、参拝者の1年の願いがかなうのを後押ししたい」と話していました。
田边宗弘副住持说道:“希望大家在写完绘马后再吃上一碗暖暖的红豆年糕汤能松一口气。希望参拜者能心想事成”。
木村拓哉、歴史と共に大きくなる信長像を「できるだけ生身の人間にしたかった」https://t.cn/A69TAZxd
東映創立70周年記念作品として、日本映画界最高峰のキャスト、スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)で、主演として誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を演じた木村拓哉。撮影現場には「いいものを作りたい」という制作陣の欲求が溢れていたと笑顔を浮かべる木村に、信長役への思いや本作を映画館で観る醍醐味、綾瀬はるかとの3度目の共演について、さらに本作で改めて感じた織田信長という人物の魅力を語ってもらった。
「これまでの信長にはない人間味を強く感じました」
木村が織田信長を演じるのは、時代劇初出演となった1998年放送のテレビドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」以来、約25年ぶり。今作では、うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長の激動の生涯を、圧倒的な存在感で表現している。「濃姫と出会ったことにより、自分のなかにはなかった引き出しを授けられた気がしています。彼女と出会っていなくても、信長は自国を守りすごく幸せな人生を送ったとは思うんです。濃姫は見た目も美しく、結婚相手として申し分ない相手だけど、政略結婚だったので、好きとか愛しているという感情なんて最初はまったくありません。それが『お前の父親が危ないなら俺は助けに行くぞ!』というメンタルに変わっていく。そうさせたのは彼女との出会いであり、彼女の存在そのもの。しかも本作では、信長の弱さみたいな部分も描かれていて、これまでの信長にはない人間味を強く感じました」と新しい信長像に触れた。
うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長を演じた木村拓哉
信長の魅力について、本作でも描かれている比叡山焼き討ちのシーンを引き合いに出しつつ「“皆殺し”という言葉を生み出してしまった信長ですが、その命を下した後に『悪いのはお前たちではなく命令した自分だ』と家臣に伝えます。どこか自虐に近い覚悟のようなものを感じました。本当は天下もなにも取っていないのに、なぜここまで魅力的なのかは正直僕も分かりません。でも、掘れば掘るほどおもしろいし、ものすごく素敵。言い伝えにも幅がありすぎるから、今後も描こうという人が現れれば(いろいろな角度から)描ける人物だと思います」とを分析した。
信長が実はうつけを“演じていた”という説については「本当のところは、正直わからないですよね」と話し、「もし、うつけを演じていたとしたら、そこまで自分をプロデュースしている人が当時いたのだろうか…と思うけれど、あえて丈の短い袴をはき、腰に縄を締めるファッションなんて、普通はしないはず。ノーマルな頭ではあのアイデアは浮かばないから、『傾(かぶ)く』という要素もどこかしらにあった気もするし、本当に演じていたのだとしたら、相当なデザイナーでありプロデュース力を持っていると思います(笑)」と微笑んだ。
本作にかけられた総製作費は20億円。出会った当初はまるで水と油のような関係だった信長と濃姫が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えるなかで絆を築き上げ、「天下統一」という夢に向かい奔走していく様子、そして夫婦愛のもどかしさと切なさを圧倒的な映像美で描き出す。圧巻のスケールを堪能できる本作の撮影現場はまるで「楽園のような場所」だったと微笑む。「太秦の東映撮影所のゲートを潜った瞬間から、作品に関わるすべての人から“撮影現場が大好きで、いいものを作りたい”というシンプルな欲求を感じました。普段自分がホームとして身を置く“江戸”とは違う独特の空気が京都の太秦に漂っている気がしました。あの場所にいる映画人は、監督のカットがかかりOKを出す前から、各々のセクションで、各々の目線でのOKを出すんです。それぞれの部署のスタッフさんからアイコンタクトや、見えるか見えない位置からのサムズアップをいただいた時が『ここは楽園だ』と感じる瞬間でした。鼻の中が真っ黒になるほど埃まみれになりながらのスタジオ撮影でしたが、あの瞬間に沸き起こる感情はなににも代え難いものでした」と満面の笑みを浮かべる。
濃姫役を演じた綾瀬については「ものすごいパフォーマンスができる人」とキッパリ。「“そこにいること”がすごく大切だと思わせてくれる存在です。だからこそ、喪失感をとんでもなく感じさせてくれるのだと思います。スタッフさんからもすごく愛されていました。なぜ愛されているのか。それは演技でみんなを納得させられるから。例えば『こんな動きは絶対できないだろう』と思ったシーンでも、全然動けちゃうんです。普段は『みんなが言ってること、わかってるのかな?』って疑っちゃうリアクションなのに(笑)、いざ本番でセッションすると『あ、ちゃんと伝わってた』と実感させられる。現場のスタッフさんから愛されるのは、彼女が“できる人”だからだと思います」。
「できるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」
古沢良太の脚本については「世界観は読んですぐに理解できたし、すごくおもしろかった」と振り返る木村。役作りにおいては古沢が描く信長像を取り入れたうえで、一旦切り崩したと明かす。「脚本のなかで練り上げられた信長をそのまま演じるのではなく、撮影現場で練り上げる信長にしたいという自分の欲求がありました。撮影現場で地図的な役割を果たす脚本のなかでの信長は、やっぱりどこか存在がでかく感じて。信長という偉人は、歴史と共に皮一枚ずつでかくなっている存在だけど、僕自身はできるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」と、信長像の作り方を解説した。
古沢ならではと言える描写の本能寺の変については「これまで観たこともない展開でやっていてワクワクしました。観てくださった方が『こんな感じで描くんだ』と思っているところに『え?』という感じで続く展開は、まるで夢から覚めるような感覚を突きつけられる気がしています。それがどう受け止められるのか。プラスになるかマイナスになるのかはわかりません。見たことのない形なので」と率直な感想を教えてくれた。
映画館の大きなスクリーンで観たくなる、大友啓史監督ならではのダイナミックな映像について「一枚の絵画に例えていうと、隅から隅まで全部着色しているような描き方です」と語った木村。「映画を観る方たちが、そこまで気づいてくださるのか…と思うくらい、とにかく細かな演出が施されています。例えば、大気の色。照明の色をより美しくするために、大気に色をつけています。そういうこだわりは、スタッフさん全体にもしっかり伝わっています。(台本で)1ページもないシーンなのに、出演者が喉を痛めないスモークを開発しようというスタッフさんがいるし、セットのなかに撒いたスモークが均一化した瞬間にカメラマンが走り出しますとか、スタジオ中のレールを集めて200mまでワンカットで撮れますと準備する部署もある。そういう本気とこだわりが集まった現場だから、監督も喜びながら撮影できるのだと実感しました」とこだわりの詰まった現場の様子を丁寧に教えてくれた。
「映画館に観客を戻したい」という大友監督の思いが詰まった本作。主演として最強のプロジェクトに関わった木村が本作を通じて伝えたいことについて、あくまで「観る人に委ねる」と前置きしながらも「言える時、伝えられる時に気持ちを伝えることの大切さ」だという。「信長と濃姫という歴史上の人物を拝借したうえで、今回はラブストーリーを描いています。政略結婚だった彼らから、恋愛結婚の多い現代の我々が学べることは、非常に少ないとは思います。こじつけになっちゃうかもしれないけれど、結婚して一緒になるということはその人の背景も一緒になるということ。自分が結婚する相手を産んでくれた両親だったり、その兄弟だったり。相手の背景とも一緒になるというのが、2人から学べることの一つかなと思っています」と現代に生きる我々が信長&濃姫の関係から学べることについての持論を語った。
取材・文/タナカシノブ
東映創立70周年記念作品として、日本映画界最高峰のキャスト、スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)で、主演として誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長を演じた木村拓哉。撮影現場には「いいものを作りたい」という制作陣の欲求が溢れていたと笑顔を浮かべる木村に、信長役への思いや本作を映画館で観る醍醐味、綾瀬はるかとの3度目の共演について、さらに本作で改めて感じた織田信長という人物の魅力を語ってもらった。
「これまでの信長にはない人間味を強く感じました」
木村が織田信長を演じるのは、時代劇初出演となった1998年放送のテレビドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」以来、約25年ぶり。今作では、うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長の激動の生涯を、圧倒的な存在感で表現している。「濃姫と出会ったことにより、自分のなかにはなかった引き出しを授けられた気がしています。彼女と出会っていなくても、信長は自国を守りすごく幸せな人生を送ったとは思うんです。濃姫は見た目も美しく、結婚相手として申し分ない相手だけど、政略結婚だったので、好きとか愛しているという感情なんて最初はまったくありません。それが『お前の父親が危ないなら俺は助けに行くぞ!』というメンタルに変わっていく。そうさせたのは彼女との出会いであり、彼女の存在そのもの。しかも本作では、信長の弱さみたいな部分も描かれていて、これまでの信長にはない人間味を強く感じました」と新しい信長像に触れた。
うつけと呼ばれていた16歳の頃から“本能寺の変”に至るまでの信長を演じた木村拓哉
信長の魅力について、本作でも描かれている比叡山焼き討ちのシーンを引き合いに出しつつ「“皆殺し”という言葉を生み出してしまった信長ですが、その命を下した後に『悪いのはお前たちではなく命令した自分だ』と家臣に伝えます。どこか自虐に近い覚悟のようなものを感じました。本当は天下もなにも取っていないのに、なぜここまで魅力的なのかは正直僕も分かりません。でも、掘れば掘るほどおもしろいし、ものすごく素敵。言い伝えにも幅がありすぎるから、今後も描こうという人が現れれば(いろいろな角度から)描ける人物だと思います」とを分析した。
信長が実はうつけを“演じていた”という説については「本当のところは、正直わからないですよね」と話し、「もし、うつけを演じていたとしたら、そこまで自分をプロデュースしている人が当時いたのだろうか…と思うけれど、あえて丈の短い袴をはき、腰に縄を締めるファッションなんて、普通はしないはず。ノーマルな頭ではあのアイデアは浮かばないから、『傾(かぶ)く』という要素もどこかしらにあった気もするし、本当に演じていたのだとしたら、相当なデザイナーでありプロデュース力を持っていると思います(笑)」と微笑んだ。
本作にかけられた総製作費は20億円。出会った当初はまるで水と油のような関係だった信長と濃姫が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えるなかで絆を築き上げ、「天下統一」という夢に向かい奔走していく様子、そして夫婦愛のもどかしさと切なさを圧倒的な映像美で描き出す。圧巻のスケールを堪能できる本作の撮影現場はまるで「楽園のような場所」だったと微笑む。「太秦の東映撮影所のゲートを潜った瞬間から、作品に関わるすべての人から“撮影現場が大好きで、いいものを作りたい”というシンプルな欲求を感じました。普段自分がホームとして身を置く“江戸”とは違う独特の空気が京都の太秦に漂っている気がしました。あの場所にいる映画人は、監督のカットがかかりOKを出す前から、各々のセクションで、各々の目線でのOKを出すんです。それぞれの部署のスタッフさんからアイコンタクトや、見えるか見えない位置からのサムズアップをいただいた時が『ここは楽園だ』と感じる瞬間でした。鼻の中が真っ黒になるほど埃まみれになりながらのスタジオ撮影でしたが、あの瞬間に沸き起こる感情はなににも代え難いものでした」と満面の笑みを浮かべる。
濃姫役を演じた綾瀬については「ものすごいパフォーマンスができる人」とキッパリ。「“そこにいること”がすごく大切だと思わせてくれる存在です。だからこそ、喪失感をとんでもなく感じさせてくれるのだと思います。スタッフさんからもすごく愛されていました。なぜ愛されているのか。それは演技でみんなを納得させられるから。例えば『こんな動きは絶対できないだろう』と思ったシーンでも、全然動けちゃうんです。普段は『みんなが言ってること、わかってるのかな?』って疑っちゃうリアクションなのに(笑)、いざ本番でセッションすると『あ、ちゃんと伝わってた』と実感させられる。現場のスタッフさんから愛されるのは、彼女が“できる人”だからだと思います」。
「できるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」
古沢良太の脚本については「世界観は読んですぐに理解できたし、すごくおもしろかった」と振り返る木村。役作りにおいては古沢が描く信長像を取り入れたうえで、一旦切り崩したと明かす。「脚本のなかで練り上げられた信長をそのまま演じるのではなく、撮影現場で練り上げる信長にしたいという自分の欲求がありました。撮影現場で地図的な役割を果たす脚本のなかでの信長は、やっぱりどこか存在がでかく感じて。信長という偉人は、歴史と共に皮一枚ずつでかくなっている存在だけど、僕自身はできるだけ生身の人間にしたいという思いがありました」と、信長像の作り方を解説した。
古沢ならではと言える描写の本能寺の変については「これまで観たこともない展開でやっていてワクワクしました。観てくださった方が『こんな感じで描くんだ』と思っているところに『え?』という感じで続く展開は、まるで夢から覚めるような感覚を突きつけられる気がしています。それがどう受け止められるのか。プラスになるかマイナスになるのかはわかりません。見たことのない形なので」と率直な感想を教えてくれた。
映画館の大きなスクリーンで観たくなる、大友啓史監督ならではのダイナミックな映像について「一枚の絵画に例えていうと、隅から隅まで全部着色しているような描き方です」と語った木村。「映画を観る方たちが、そこまで気づいてくださるのか…と思うくらい、とにかく細かな演出が施されています。例えば、大気の色。照明の色をより美しくするために、大気に色をつけています。そういうこだわりは、スタッフさん全体にもしっかり伝わっています。(台本で)1ページもないシーンなのに、出演者が喉を痛めないスモークを開発しようというスタッフさんがいるし、セットのなかに撒いたスモークが均一化した瞬間にカメラマンが走り出しますとか、スタジオ中のレールを集めて200mまでワンカットで撮れますと準備する部署もある。そういう本気とこだわりが集まった現場だから、監督も喜びながら撮影できるのだと実感しました」とこだわりの詰まった現場の様子を丁寧に教えてくれた。
「映画館に観客を戻したい」という大友監督の思いが詰まった本作。主演として最強のプロジェクトに関わった木村が本作を通じて伝えたいことについて、あくまで「観る人に委ねる」と前置きしながらも「言える時、伝えられる時に気持ちを伝えることの大切さ」だという。「信長と濃姫という歴史上の人物を拝借したうえで、今回はラブストーリーを描いています。政略結婚だった彼らから、恋愛結婚の多い現代の我々が学べることは、非常に少ないとは思います。こじつけになっちゃうかもしれないけれど、結婚して一緒になるということはその人の背景も一緒になるということ。自分が結婚する相手を産んでくれた両親だったり、その兄弟だったり。相手の背景とも一緒になるというのが、2人から学べることの一つかなと思っています」と現代に生きる我々が信長&濃姫の関係から学べることについての持論を語った。
取材・文/タナカシノブ
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