さまざまな分野のクリエイターが、都会という場所にとらわれずに活躍している。アニメ「進撃の巨人」で作画監督を務めるなど人気作品に参加してきたアニメーターの富田恵美(とみためぐみ)さん(41)=黒潮町=と、気鋭の映画監督で、ミュージシャンとして2人組バンド「Bialystocks(ビアリストックス)」でも活動する甫木元空(ほきもとそら)さん(31)=四万十町。それぞれ数年前に高知に移住した2人は、のどかで自然豊かな土地から、広い世界に作品を発信している。
音楽・小説 多彩な活動 ルーツの地で何か撮りたい
「この子は難儀やったと思います。埼玉ではお父さんが逝って、高知ではお母さんが逝ってね…」。四万十町の山あいにある民家。甫木元さんの祖父、尊英(たかひで)さん(91)が、縁側の椅子にゆっくり腰掛けながら話し始めた。
甫木元さんは少し離れて、赤い実を付けたナンテンが植わる庭の方を黙って見つめている。
尊英さんは両手を膝に置き「まこと、つらかったことよねー。そんな気持ちが映画や小説にはよう出ちゅうと思います」。ちょっと間を置いて「ほんでも僕は…」と孫を見ながら「この子の作品は物語の筋が少し分かりにくいと思うがよ。もっと起承転結でよね、ピシャッとしたもんにせんといかんわね」。
小学校の元教員だった尊英さん。まるで担任の先生が教え子の作文を採点するかのような言葉に、甫木元さんが「ははっ」と声を上げて笑うと、にっこり優しい笑顔を向けた―。
埼玉県で市民ミュージカルなどの舞台演出をする父と、ピアノ講師をする母の間に生まれた甫木元さん。フォークソングや童謡がいつも自然と流れているような家庭で育った。2013年、がんを患っていた父と死別。その時に考えた死生観を作品化した長編映画「はるねこ」(16年)で監督、脚本、音楽を手掛けた。22年にバンド「Bialystocks」でポニーキャニオンのレーベルからデビューし、23年には新潮社から小説を出版。多才ぶりを発揮する気鋭が、なぜ同町で祖父と暮らすのか―。自宅を訪ねた。
甫木元さんが母・志津さんの故郷である同町に移り住んだのは17年。志津さんは甫木元さんより先に、1人暮らしの父をみるため実家に戻っていた。「母は来てすぐ、がんが見つかり、余命宣告を受けました。90歳近い祖父と末期がんの母、心配ですよね。それに僕のルーツの高知で何か撮りたいって思いがありました」
甫木元さんが手掛けた映画「はだかのゆめ」(22年)、同名小説(23年)は、尊英さんや21年に亡くなった志津さんと暮らした記録がベースになっている。
家の前の畑には菜花、大根、白菜、タマネギなどが植わっている。「みんなじいちゃんが作ってます。元気っすよねー、ほんと。90過ぎているんですけどね」。都会的な雰囲気をまとい、口数が少ない甫木元さんだが、尊英さんの話になるとうれしそうに話す。
「あの木ですね」。甫木元さんが指さす畑の向こうには、ネムノキが白い枝を広げている。「僕の寝る部屋からいつも見えるんです。芽吹き、花が咲いて、実を付け、葉が枯れて散っていく。窓の外の風景が四季と一緒に移り変わっていくさまが、高知に来ていとおしく感じられるようになりました」
「片付けられないでいる」という志津さんの机と椅子。甫木元さんはそっと腰掛ける。「父が亡くなり、今度は母も亡くなろうしている時、じいちゃんが『なるようにしかならん』みたいなことを言っていて…。どうにもならないことにはあらがおうとはせず、のみ込みながら、淡々と畑仕事をしたり、ブシュカンを搾って焼酎を飲んだり、朝ドラや大河ドラマを欠かさず見たり…」
そんな祖父の姿を目にして「近くの四万十川に架かる沈下橋のようだなって。台風が来たら来たで沈んでしまう沈下橋のような。僕の中でとても腑(ふ)に落ちたんです」。
この日は高知県立美術館で行われる個展の開幕日。支度する甫木元さんに、尊英さんが声を掛ける。「空よ。晩ご飯は戻らんか? 魚、さばこうと思いゆうけんど。そうか、夜はイベントか」
「じゃあ行ってくる」と玄関の引き戸に手を掛ける甫木元さんを「おい、空」と呼び止める尊英さん。わざわざ靴を履き、近寄って目を見つめ「無理はな、し過ぎられんぞ」と話す。甫木元さんはちょっと照れくさそうに「うん」と一言だけ返して家を後にした―。
「高知は不便ですよ。レコーディングや打ち合わせなんかは東京ですから。でも、なるようになるでしょう。移り住んで7年になろうとしていますが、映画も音楽も小説も、僕が描いたのは高知で暮らす日常の風景です。それに、じいちゃんがいますしね」(久保俊典)
ほきもと・そら 埼玉県越生(おごせ)町生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。在学中に「EUREKA ユリイカ」などで知られる映画監督の故・青山真治のゼミ生として教えを受けた。主な監督作品として、同町を舞台にした「はるねこ」(2016年)、四万十町での移住生活を投影した「はだかのゆめ」(22年)がある。19年にバンド「Bialystocks」を結成。23年には「はだかのゆめ」の原案である同名小説を刊行した。
音楽・小説 多彩な活動 ルーツの地で何か撮りたい
「この子は難儀やったと思います。埼玉ではお父さんが逝って、高知ではお母さんが逝ってね…」。四万十町の山あいにある民家。甫木元さんの祖父、尊英(たかひで)さん(91)が、縁側の椅子にゆっくり腰掛けながら話し始めた。
甫木元さんは少し離れて、赤い実を付けたナンテンが植わる庭の方を黙って見つめている。
尊英さんは両手を膝に置き「まこと、つらかったことよねー。そんな気持ちが映画や小説にはよう出ちゅうと思います」。ちょっと間を置いて「ほんでも僕は…」と孫を見ながら「この子の作品は物語の筋が少し分かりにくいと思うがよ。もっと起承転結でよね、ピシャッとしたもんにせんといかんわね」。
小学校の元教員だった尊英さん。まるで担任の先生が教え子の作文を採点するかのような言葉に、甫木元さんが「ははっ」と声を上げて笑うと、にっこり優しい笑顔を向けた―。
埼玉県で市民ミュージカルなどの舞台演出をする父と、ピアノ講師をする母の間に生まれた甫木元さん。フォークソングや童謡がいつも自然と流れているような家庭で育った。2013年、がんを患っていた父と死別。その時に考えた死生観を作品化した長編映画「はるねこ」(16年)で監督、脚本、音楽を手掛けた。22年にバンド「Bialystocks」でポニーキャニオンのレーベルからデビューし、23年には新潮社から小説を出版。多才ぶりを発揮する気鋭が、なぜ同町で祖父と暮らすのか―。自宅を訪ねた。
甫木元さんが母・志津さんの故郷である同町に移り住んだのは17年。志津さんは甫木元さんより先に、1人暮らしの父をみるため実家に戻っていた。「母は来てすぐ、がんが見つかり、余命宣告を受けました。90歳近い祖父と末期がんの母、心配ですよね。それに僕のルーツの高知で何か撮りたいって思いがありました」
甫木元さんが手掛けた映画「はだかのゆめ」(22年)、同名小説(23年)は、尊英さんや21年に亡くなった志津さんと暮らした記録がベースになっている。
家の前の畑には菜花、大根、白菜、タマネギなどが植わっている。「みんなじいちゃんが作ってます。元気っすよねー、ほんと。90過ぎているんですけどね」。都会的な雰囲気をまとい、口数が少ない甫木元さんだが、尊英さんの話になるとうれしそうに話す。
「あの木ですね」。甫木元さんが指さす畑の向こうには、ネムノキが白い枝を広げている。「僕の寝る部屋からいつも見えるんです。芽吹き、花が咲いて、実を付け、葉が枯れて散っていく。窓の外の風景が四季と一緒に移り変わっていくさまが、高知に来ていとおしく感じられるようになりました」
「片付けられないでいる」という志津さんの机と椅子。甫木元さんはそっと腰掛ける。「父が亡くなり、今度は母も亡くなろうしている時、じいちゃんが『なるようにしかならん』みたいなことを言っていて…。どうにもならないことにはあらがおうとはせず、のみ込みながら、淡々と畑仕事をしたり、ブシュカンを搾って焼酎を飲んだり、朝ドラや大河ドラマを欠かさず見たり…」
そんな祖父の姿を目にして「近くの四万十川に架かる沈下橋のようだなって。台風が来たら来たで沈んでしまう沈下橋のような。僕の中でとても腑(ふ)に落ちたんです」。
この日は高知県立美術館で行われる個展の開幕日。支度する甫木元さんに、尊英さんが声を掛ける。「空よ。晩ご飯は戻らんか? 魚、さばこうと思いゆうけんど。そうか、夜はイベントか」
「じゃあ行ってくる」と玄関の引き戸に手を掛ける甫木元さんを「おい、空」と呼び止める尊英さん。わざわざ靴を履き、近寄って目を見つめ「無理はな、し過ぎられんぞ」と話す。甫木元さんはちょっと照れくさそうに「うん」と一言だけ返して家を後にした―。
「高知は不便ですよ。レコーディングや打ち合わせなんかは東京ですから。でも、なるようになるでしょう。移り住んで7年になろうとしていますが、映画も音楽も小説も、僕が描いたのは高知で暮らす日常の風景です。それに、じいちゃんがいますしね」(久保俊典)
ほきもと・そら 埼玉県越生(おごせ)町生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。在学中に「EUREKA ユリイカ」などで知られる映画監督の故・青山真治のゼミ生として教えを受けた。主な監督作品として、同町を舞台にした「はるねこ」(2016年)、四万十町での移住生活を投影した「はだかのゆめ」(22年)がある。19年にバンド「Bialystocks」を結成。23年には「はだかのゆめ」の原案である同名小説を刊行した。
【新闻】高橋ひかる、ドラマ初共演の中島健人からの言葉に感銘「頼りがいのある兄貴」
女優の高橋ひかるが昨年12月7日、オスカープロモーション所属のタレントが東京・明治記念館に集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。インタビューでは、幅広い世代に認知されたことを実感する一年だったという2023年の活躍を振り返りつつ、1月9日スタートのドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜23:00~)で共演する中島健人の印象的な言葉を教えてくれた。
多岐にわたる活躍を見せた2023年は「役と向き合うことが多かった」
――2023年はドラマはもちろん、舞台や吹き替え声優、番組MCなど様々なジャンルで活躍されました。振り返ってみてどんな一年でしたか?
色んなお仕事をしつつも、プライベートも充実させることができた一年でした。お芝居では、主演を務めさせていただいた『ハレーションラブ』(テレビ朝日系)でラブサスペンスというジャンルに挑戦、舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』では、舞台で初めて続編に参加させていただきました。
そして、現在撮影中の2024年1月期『リビングの松永さん』ではラブコメディと、それぞれ幅広い役柄・作品に出会えたなと実感しています。お芝居以外でもバラエティ番組など、様々なジャンルにチャレンジさせていただいているのは例年と変わらず嬉しいです。ただ特に2023年はお芝居に時間を割くことが多かったので、役と向き合うことが多かった一年でした。
幅広い世代からの認知を実感
――お仕事の幅が広かった分、いろんな世代の方の目に触れる機会も多かったと思いますが実感としてはいかがでしょうか?
特に朝にやっているTBSラジオ『パンサー向井のふらっと』の影響が大きくて。ご年配の方から学生の方まで幅広い方に聴いていただいているので、公園などで撮影をしていると、「『ふらっと』のお姉ちゃんやろ?」と話しかけていただけたりして、嬉しかったです。
また、街中で歩いていて、『ポケモンとどこいく!?』(テレビ東京)を観てくださっているご家族から声をかけていただいて。これまでやってきたお仕事がだんだんと積み重なって、様々な世代の方に届いているのが嬉しいですし、自分としてもいろんなことを知って成長できている気がしています。
――最近は英会話にも興味があるそうですね。
英会話に行きたいです! 今は友達の中での英会話。英語を話せる友達と話をしたり、LINEを英語で送ったりして、英語と触れ合う時間を増やしているところです。お仕事で海外に行けたらそれももちろんいいなと思いますが、字幕なしで洋画が観たいんです。日本語字幕だとリアルな表現というより、翻訳する人によって変わってくる部分もあると思うから、自分なりにどう感じるのかということを知りたくて、勉強しています。
――プライベートで海外旅行に行きたいですか?
いつか行きたい! 海外にはお仕事以外で行ったことがないので、全然想像できないんですけど憧れはあります。行ってみたいのはニューヨーク! ブロードウェイで観劇したいですね。
中島健人とドラマ『リビングの松永さん』で共演
――いいですね! また先ほどのお話にもありましたが、今年はドラマ『リビングの松永さん』への出演も決定しています。撮影中とのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?
中島健人さんとはドラマでは初共演。バラエティでは共演したことがあるのですが、それもかなり前だったので、ほぼ初めまして状態でした。中島さんに私のイメージを聞いたら、「すごく行間がぎゅ~っと凝縮された人」と。しゃべりがぎゅっとしていて、短い間にいっぱいしゃべる人と思われていたみたいで(笑)。間違いないですし、当時は今よりも若かったので、より早口だったんだろうなと反省です……(笑)。中島さんからも「今の方がいいんじゃない?」と言っていただけたので、よかった~と思って(笑)。
お仕事の話もさせてもらいますし、生き方とかいろんなお話を聞いても返してくださるので、お芝居だけではなくて人生の面でも勉強になるし、頼りがいのある兄貴だなと思います!
――中島さんからの言葉で印象的だったものは?
「SNSがんばれ!」です(笑)。写真を撮ってもらったんですけど、めっちゃ上手いんですよ! ご自身も研究されているからだと思うんですが、マネージャーさんとかにも「こういう風に撮って」と指示を出されているみたいで。ご自身が美しいだけではなくて、そういう努力があるからメディアに出ている姿やSNSで見る姿がとても素敵なんだなと感じて、尊敬しています!
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
女優の高橋ひかるが昨年12月7日、オスカープロモーション所属のタレントが東京・明治記念館に集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。インタビューでは、幅広い世代に認知されたことを実感する一年だったという2023年の活躍を振り返りつつ、1月9日スタートのドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜23:00~)で共演する中島健人の印象的な言葉を教えてくれた。
多岐にわたる活躍を見せた2023年は「役と向き合うことが多かった」
――2023年はドラマはもちろん、舞台や吹き替え声優、番組MCなど様々なジャンルで活躍されました。振り返ってみてどんな一年でしたか?
色んなお仕事をしつつも、プライベートも充実させることができた一年でした。お芝居では、主演を務めさせていただいた『ハレーションラブ』(テレビ朝日系)でラブサスペンスというジャンルに挑戦、舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』では、舞台で初めて続編に参加させていただきました。
そして、現在撮影中の2024年1月期『リビングの松永さん』ではラブコメディと、それぞれ幅広い役柄・作品に出会えたなと実感しています。お芝居以外でもバラエティ番組など、様々なジャンルにチャレンジさせていただいているのは例年と変わらず嬉しいです。ただ特に2023年はお芝居に時間を割くことが多かったので、役と向き合うことが多かった一年でした。
幅広い世代からの認知を実感
――お仕事の幅が広かった分、いろんな世代の方の目に触れる機会も多かったと思いますが実感としてはいかがでしょうか?
特に朝にやっているTBSラジオ『パンサー向井のふらっと』の影響が大きくて。ご年配の方から学生の方まで幅広い方に聴いていただいているので、公園などで撮影をしていると、「『ふらっと』のお姉ちゃんやろ?」と話しかけていただけたりして、嬉しかったです。
また、街中で歩いていて、『ポケモンとどこいく!?』(テレビ東京)を観てくださっているご家族から声をかけていただいて。これまでやってきたお仕事がだんだんと積み重なって、様々な世代の方に届いているのが嬉しいですし、自分としてもいろんなことを知って成長できている気がしています。
――最近は英会話にも興味があるそうですね。
英会話に行きたいです! 今は友達の中での英会話。英語を話せる友達と話をしたり、LINEを英語で送ったりして、英語と触れ合う時間を増やしているところです。お仕事で海外に行けたらそれももちろんいいなと思いますが、字幕なしで洋画が観たいんです。日本語字幕だとリアルな表現というより、翻訳する人によって変わってくる部分もあると思うから、自分なりにどう感じるのかということを知りたくて、勉強しています。
――プライベートで海外旅行に行きたいですか?
いつか行きたい! 海外にはお仕事以外で行ったことがないので、全然想像できないんですけど憧れはあります。行ってみたいのはニューヨーク! ブロードウェイで観劇したいですね。
中島健人とドラマ『リビングの松永さん』で共演
――いいですね! また先ほどのお話にもありましたが、今年はドラマ『リビングの松永さん』への出演も決定しています。撮影中とのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?
中島健人さんとはドラマでは初共演。バラエティでは共演したことがあるのですが、それもかなり前だったので、ほぼ初めまして状態でした。中島さんに私のイメージを聞いたら、「すごく行間がぎゅ~っと凝縮された人」と。しゃべりがぎゅっとしていて、短い間にいっぱいしゃべる人と思われていたみたいで(笑)。間違いないですし、当時は今よりも若かったので、より早口だったんだろうなと反省です……(笑)。中島さんからも「今の方がいいんじゃない?」と言っていただけたので、よかった~と思って(笑)。
お仕事の話もさせてもらいますし、生き方とかいろんなお話を聞いても返してくださるので、お芝居だけではなくて人生の面でも勉強になるし、頼りがいのある兄貴だなと思います!
――中島さんからの言葉で印象的だったものは?
「SNSがんばれ!」です(笑)。写真を撮ってもらったんですけど、めっちゃ上手いんですよ! ご自身も研究されているからだと思うんですが、マネージャーさんとかにも「こういう風に撮って」と指示を出されているみたいで。ご自身が美しいだけではなくて、そういう努力があるからメディアに出ている姿やSNSで見る姿がとても素敵なんだなと感じて、尊敬しています!
#高桥光[超话]##高桥光##髙橋ひかる#
2022.2.14 情人节ss
【p1】
☆バレンタインスピーチ大会・pioniX編☆
士「え。ツキプロさんの企画に俺たちも含まれんの?」
呂「パイオとしてはツキプロ所属でもあるし!俺たちが聞きたいし!!」
零「☝️彼が張り切って手を挙げていたよ」
士「ちょっとww呂庵さんww」
玄(何かあったか…?)
#バレスピ##アフターバレンタイン#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
【p2】
呂「こちらが、からあげが食べたくなるノーヒント画像となります」
士「本気で、答えは1mmも伝わらないのに、からあげ感はビシバシと感じますね」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
【p3】
☆バレンタインスピーチ大会・pioniX編結果発表☆
零「さ〜て、誰の語りが聞けるかな?」
玄「からあげの方がまだ語れる気がする」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
☆バレンタインスピーチ大会・pioniX【士欧】☆
零「うちは士欧か」
士「こういうヒキだけは妙に良いんだよな…。
どうせならまったく想像がつかない玄尉のバレンタインエピソード聞きたかった~」
玄「俺はお前の話が楽しみだけどな?」
呂「さあ、いってみよ~!」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
士「よし、じゃ、バレンタインイベントの話。ジュニア時代にバレンタインデー当日の握手会があって、そこに参加してた時、地方遠征で北海道から来た子がいた。地方から来る子自体は珍しくないけど、北海道とか沖縄は遠い分だけやっぱりちょっと珍しい」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
士「握手会は少し話もできるから『こんにちは~』って話しかけたんだけど、その子は全然話さない。緊張してるのかなって思ってたら、ぽそっと
『…北海道』
だけ聞こえた。すごく緊張してたんだろうね。声が震えてた。中学生くらい。そんな遠くからって驚いた」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
士「驚いたし、嬉しかったよね。
『遠くからありがとう』
『すごく嬉しい』
って言ったと思う。その子はやっと笑ってくれて、お母さんと一緒に来たって教えてくれた。誕生日プレゼント代わりにお願いしたんだって。一年に一回のお願いが俺との握手。うわってなった」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
士「サボってるつもりは今も昔もないけど、ちゃんとしなきゃなって改めて思った。1年に1回のお願いに見合うような男じゃなきゃダメだってね。
…そんな、ちょっと青臭い懐かしいジュニア時代のバレンタインデー」
呂「泣いた˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚」
零「いい話だな」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
玄「…あとでチョコレート、やる」
士「なんで(笑)。でもありがとう」
呂「皆ハッピーになって~˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚」
零「感激屋がすごいことになってます(笑)。皆さんのバレンタインも素敵な思い出に彩られていますように」
一同「ハッピーバレンタイン!」
#バレスピ ##アフターバレンタイン##ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
p4
IG
【p1】
☆バレンタインスピーチ大会・pioniX編☆
士「え。ツキプロさんの企画に俺たちも含まれんの?」
呂「パイオとしてはツキプロ所属でもあるし!俺たちが聞きたいし!!」
零「☝️彼が張り切って手を挙げていたよ」
士「ちょっとww呂庵さんww」
玄(何かあったか…?)
#バレスピ##アフターバレンタイン#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
【p2】
呂「こちらが、からあげが食べたくなるノーヒント画像となります」
士「本気で、答えは1mmも伝わらないのに、からあげ感はビシバシと感じますね」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
【p3】
☆バレンタインスピーチ大会・pioniX編結果発表☆
零「さ〜て、誰の語りが聞けるかな?」
玄「からあげの方がまだ語れる気がする」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
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☆バレンタインスピーチ大会・pioniX【士欧】☆
零「うちは士欧か」
士「こういうヒキだけは妙に良いんだよな…。
どうせならまったく想像がつかない玄尉のバレンタインエピソード聞きたかった~」
玄「俺はお前の話が楽しみだけどな?」
呂「さあ、いってみよ~!」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
士「よし、じゃ、バレンタインイベントの話。ジュニア時代にバレンタインデー当日の握手会があって、そこに参加してた時、地方遠征で北海道から来た子がいた。地方から来る子自体は珍しくないけど、北海道とか沖縄は遠い分だけやっぱりちょっと珍しい」
#バレスピ##アフターバレンタイン#
士「握手会は少し話もできるから『こんにちは~』って話しかけたんだけど、その子は全然話さない。緊張してるのかなって思ってたら、ぽそっと
『…北海道』
だけ聞こえた。すごく緊張してたんだろうね。声が震えてた。中学生くらい。そんな遠くからって驚いた」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
士「驚いたし、嬉しかったよね。
『遠くからありがとう』
『すごく嬉しい』
って言ったと思う。その子はやっと笑ってくれて、お母さんと一緒に来たって教えてくれた。誕生日プレゼント代わりにお願いしたんだって。一年に一回のお願いが俺との握手。うわってなった」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
士「サボってるつもりは今も昔もないけど、ちゃんとしなきゃなって改めて思った。1年に1回のお願いに見合うような男じゃなきゃダメだってね。
…そんな、ちょっと青臭い懐かしいジュニア時代のバレンタインデー」
呂「泣いた˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚」
零「いい話だな」
#バレスピ ##アフターバレンタイン#
玄「…あとでチョコレート、やる」
士「なんで(笑)。でもありがとう」
呂「皆ハッピーになって~˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚」
零「感激屋がすごいことになってます(笑)。皆さんのバレンタインも素敵な思い出に彩られていますように」
一同「ハッピーバレンタイン!」
#バレスピ ##アフターバレンタイン##ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
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