#坂卷有纱[超话]#
来年は辰年
年女として、来年も精一杯精進します。
よろしくお願いいたします!
2023年、終わりますね。
今年はたくさんの出会いがあり、初めての経験をさせていただき、実りある1年になりました。
映画祭への出演やMV出演、舞台出演も初めての経験でした。
そして、仮面ライダーガッチャード。
私にとって初めての地上波出演です。
また、アーティストデビューも果たし、
自分で作詞した曲「素直にI love you を」
もリリースされました。
さらに、GMO「とくとくBB光」のイメージキャラクターに就任したり、初のグラビア撮影、表紙を飾ったりと、
役者以外でも初めての経験をさせていただきました。
これだけの様々な初めての経験ができたこと、本当に本当に、
2023年は私にとって貴重な年であり、
周りの方々への感謝を日々感じた年でした。
これからも役者として、出会った作品や関係者の皆様への感謝を忘れずに、自分の演じさせていただいたキャラクターと真摯に向き合い、愛を持って接していきます。
まだまだ成長途中の坂巻有紗ですが、
目標に向かって来年も一歩ずつ精進いたします!
どうか2024年も応援よろしくお願いします☺️
来年は辰年
年女として、来年も精一杯精進します。
よろしくお願いいたします!
2023年、終わりますね。
今年はたくさんの出会いがあり、初めての経験をさせていただき、実りある1年になりました。
映画祭への出演やMV出演、舞台出演も初めての経験でした。
そして、仮面ライダーガッチャード。
私にとって初めての地上波出演です。
また、アーティストデビューも果たし、
自分で作詞した曲「素直にI love you を」
もリリースされました。
さらに、GMO「とくとくBB光」のイメージキャラクターに就任したり、初のグラビア撮影、表紙を飾ったりと、
役者以外でも初めての経験をさせていただきました。
これだけの様々な初めての経験ができたこと、本当に本当に、
2023年は私にとって貴重な年であり、
周りの方々への感謝を日々感じた年でした。
これからも役者として、出会った作品や関係者の皆様への感謝を忘れずに、自分の演じさせていただいたキャラクターと真摯に向き合い、愛を持って接していきます。
まだまだ成長途中の坂巻有紗ですが、
目標に向かって来年も一歩ずつ精進いたします!
どうか2024年も応援よろしくお願いします☺️
生田絵梨花が明かす、劇中歌に込めた“願いの力”と“N”の発音「1番のサビはまだ自分に言い聞かせているような感覚」
長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面から描く、ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』(公開中)。どんな願いも叶う魔法の王国に暮らす少女、アーシャの日本版声優を務めたのは、ディズニー作品の声優が夢であったと話し 、劇中歌「ウィッシュ~この願い~」で伸びやかな歌声を響かせている生田絵梨花だ。
「映画公開後には、たくさんの人が作品の感想を伝えてくれました」
「ディズニーの声優は夢でしたし、特にこの作品に対してはやりたいという想いが強かったです」。そう話す生田は、アーシャ役をオーディションでつかんだ時には、「急に夢が現実になっても信じられなかった」と語り、ディズニー100周年記念作品での声優という大役への実感を得るのにタイムラグがあったこと明かす。
「声優が決まった後に、周りの皆さんに『おめでとう』と言っていただいてから、やっと実感が湧いてきて、どんどんと喜びがあふれ出てきました。誕生日以上に『おめでとう』と言っていただいた気がします(笑)。いままでの人生で一番反響がありました。その後、歌番組で楽曲を歌わせていただいた際には、『あれよかったね』『口ずさんじゃう』と言っていただけましたし、映画の公開後には作品の感想を伝えてくれる人がたくさんいらっしゃって。作品にまつわるすべての瞬間に反響があるのは、なかなかないことだなと思いました」。
生田が演じるアーシャは、国民すべての“願い”が、魔法を操る王様に支配されている真実を知ってしまったことから、みんなの願いを取り戻したいと星に願う少女だ。空から舞い降りてきた“願い星”のスターと共に王国に奇跡を巻き起こしていくのだが、そんなアーシャの魅力を聞いてみると、本作のクリス・バック監督とファウン・ヴィーラスンソーン監督が来日した日を振り返る。
「監督とお話した時に、『いままでのディズニー作品のキャラクターは自分のために星に願うことがあったけれど、アーシャは“人のため”に願える女の子』だということを聞いて、それがアーシャの強さなんだと感じました。アーシャ自身は信じる力が強いだけで、特別な能力を持っているわけだはない。だから、きっと誰もがアーシャになれるんじゃないかなと思います」と目を輝かせながら教えてくれた。
「オーディションに臨むうえでパワーになったのは、山寺さんの言葉です」
子ヤギのバレンティノを演じた山寺宏一とは、2022年に生田がゲスト声優として参加した『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』で共演をしている。「キャストが決まる前から、今回の作品にも山寺さんはきっと参加されると思っていたんです」と話す生田は、山寺との再共演について笑顔で振り返る。
「『山寺さんにまたお会いしたい』という“願い”も込めて、このオーディションを頑張っていました。実際に再会できた時はとてもうれしかったです。1年前にご一緒した時には、山寺さんが取材で私のことをすごく褒めてくださって、それがいまも心に残っていました。プロフェッショナルな方々がいるなかで背中を押すために言ってくれたんだと思いますが、山寺さんのこの言葉は、オーディションに臨むうえでパワーになりました」と顔をほころばせた。
さらに作品に絡めて“いま、叶えたい願い”を聞いてみると、「私、本作のインタビューで答えてきた願いが叶っているんですよ。最近だと『ラーメンを食べに行きたい』と話したんですが、それもつい先日、無事に叶いました(笑)」と打ち明ける。
10月のお披露目イベントでも叶えたい願いを聞かれたという生田。「考えていなかった質問だったので、慌てて『ミョウガを食べられるようになりたい』って言っちゃったんです(笑)。そのことをたまたま見てくださっていたお店の方が、私は頼んでいないけれど、ミョウガを出してくれて。しかも、ほかの料理に混ぜたものだったので、食べることができたんです!ミョウガ単体ではまだダメなのですが、甘く見れば、願いは叶いました(笑)。『ミョウガ単体で食べられるようになりたい』ことが、今後叶えたい願いですね」。
「夢が叶った一年ですが、叶えて『はい、終わり』ということではない」
本作以外にも、ミュージカル、ドラマ、映画と多方面で活躍した2023年。生田は「忙しくさせてもらいました。山がありすぎて、山脈を登山していたような感覚です。山を越えてもまた山がある。そういった意味では、足腰が鍛えられたと思います」と振り返りつつ、「そのなかでもディズニー声優はやっぱり大きい出来事でした。夢が叶った一年ですね」としみじみ。
そして「夢は叶えられたんですが、叶えて『はい、終わり』ということじゃない」と続ける。「今度はその次に繋げられるように、自分がより感情を伝えられるような人間になるため、地道に頑張っていきたいです」と向上心を忘れない。そんな生田に、本作を二度、三度と楽しむための注目点を聞いてみると「たくさんありますが、意外と知られてないと思うのは、スターの表情や仕草がミッキーマウスをモチーフにしているということですかね。とってもチャーミングで、どこか親近感が湧くのはきっとそれが理由。意識して見ていただけたら、楽しんでもらえると思います」と微笑んだ。
「強い願いの力を歌う楽曲ですが、冒頭はまだアーシャにも迷いがあるんです」
作品内だけでなく、本作のイベントや音楽番組でもたびたび披露をしている劇中歌「ウィッシュ~この願い~」。特に「あきらめることはない」と歌う場面での、「ない」のフレーズが力強く、印象的だ。生田は「たしかによく言われます(笑)。けど、最初はそんなに『ない』を意識して強くしようと思っていたわけじゃないんです」と話し始めた。
「自然に心情が乗っていって、結果的に強くなっていったということなんですけど、言われているうちに、最近は『ない』の“N”の発音がより強く、溜め気味になっているところはあるかもしれません(笑)」と言いながらも、「一番大事にしているのは、楽曲の一連の流れです」と口にする。
生田は「強い願いの力を歌う楽曲ですが、冒頭はまだアーシャにも『信じた道は正しいのか』という迷いがあるんです。1番も2番もサビの歌詞は一緒なんですが、1番のサビはまだ自分に言い聞かせているような感覚」と、曲中で変化していくアーシャの心理を分析。
「大サビの一歩手前にある『一人じゃないから』というフレーズは、劇中でアーシャのお父さんの姿が目に一瞬映るシーンです。大切な人を思う気持ちが、『進んでいくんだ』という覚悟に変わっていく。そうやって1曲が一つのストーリーのようになっているので、毎回、歌う時には、ちゃんとその道筋を通っていけるように意識しています」と劇中の展開を歌声に反映させていることを教えてくれた。
長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面から描く、ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』(公開中)。どんな願いも叶う魔法の王国に暮らす少女、アーシャの日本版声優を務めたのは、ディズニー作品の声優が夢であったと話し 、劇中歌「ウィッシュ~この願い~」で伸びやかな歌声を響かせている生田絵梨花だ。
「映画公開後には、たくさんの人が作品の感想を伝えてくれました」
「ディズニーの声優は夢でしたし、特にこの作品に対してはやりたいという想いが強かったです」。そう話す生田は、アーシャ役をオーディションでつかんだ時には、「急に夢が現実になっても信じられなかった」と語り、ディズニー100周年記念作品での声優という大役への実感を得るのにタイムラグがあったこと明かす。
「声優が決まった後に、周りの皆さんに『おめでとう』と言っていただいてから、やっと実感が湧いてきて、どんどんと喜びがあふれ出てきました。誕生日以上に『おめでとう』と言っていただいた気がします(笑)。いままでの人生で一番反響がありました。その後、歌番組で楽曲を歌わせていただいた際には、『あれよかったね』『口ずさんじゃう』と言っていただけましたし、映画の公開後には作品の感想を伝えてくれる人がたくさんいらっしゃって。作品にまつわるすべての瞬間に反響があるのは、なかなかないことだなと思いました」。
生田が演じるアーシャは、国民すべての“願い”が、魔法を操る王様に支配されている真実を知ってしまったことから、みんなの願いを取り戻したいと星に願う少女だ。空から舞い降りてきた“願い星”のスターと共に王国に奇跡を巻き起こしていくのだが、そんなアーシャの魅力を聞いてみると、本作のクリス・バック監督とファウン・ヴィーラスンソーン監督が来日した日を振り返る。
「監督とお話した時に、『いままでのディズニー作品のキャラクターは自分のために星に願うことがあったけれど、アーシャは“人のため”に願える女の子』だということを聞いて、それがアーシャの強さなんだと感じました。アーシャ自身は信じる力が強いだけで、特別な能力を持っているわけだはない。だから、きっと誰もがアーシャになれるんじゃないかなと思います」と目を輝かせながら教えてくれた。
「オーディションに臨むうえでパワーになったのは、山寺さんの言葉です」
子ヤギのバレンティノを演じた山寺宏一とは、2022年に生田がゲスト声優として参加した『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』で共演をしている。「キャストが決まる前から、今回の作品にも山寺さんはきっと参加されると思っていたんです」と話す生田は、山寺との再共演について笑顔で振り返る。
「『山寺さんにまたお会いしたい』という“願い”も込めて、このオーディションを頑張っていました。実際に再会できた時はとてもうれしかったです。1年前にご一緒した時には、山寺さんが取材で私のことをすごく褒めてくださって、それがいまも心に残っていました。プロフェッショナルな方々がいるなかで背中を押すために言ってくれたんだと思いますが、山寺さんのこの言葉は、オーディションに臨むうえでパワーになりました」と顔をほころばせた。
さらに作品に絡めて“いま、叶えたい願い”を聞いてみると、「私、本作のインタビューで答えてきた願いが叶っているんですよ。最近だと『ラーメンを食べに行きたい』と話したんですが、それもつい先日、無事に叶いました(笑)」と打ち明ける。
10月のお披露目イベントでも叶えたい願いを聞かれたという生田。「考えていなかった質問だったので、慌てて『ミョウガを食べられるようになりたい』って言っちゃったんです(笑)。そのことをたまたま見てくださっていたお店の方が、私は頼んでいないけれど、ミョウガを出してくれて。しかも、ほかの料理に混ぜたものだったので、食べることができたんです!ミョウガ単体ではまだダメなのですが、甘く見れば、願いは叶いました(笑)。『ミョウガ単体で食べられるようになりたい』ことが、今後叶えたい願いですね」。
「夢が叶った一年ですが、叶えて『はい、終わり』ということではない」
本作以外にも、ミュージカル、ドラマ、映画と多方面で活躍した2023年。生田は「忙しくさせてもらいました。山がありすぎて、山脈を登山していたような感覚です。山を越えてもまた山がある。そういった意味では、足腰が鍛えられたと思います」と振り返りつつ、「そのなかでもディズニー声優はやっぱり大きい出来事でした。夢が叶った一年ですね」としみじみ。
そして「夢は叶えられたんですが、叶えて『はい、終わり』ということじゃない」と続ける。「今度はその次に繋げられるように、自分がより感情を伝えられるような人間になるため、地道に頑張っていきたいです」と向上心を忘れない。そんな生田に、本作を二度、三度と楽しむための注目点を聞いてみると「たくさんありますが、意外と知られてないと思うのは、スターの表情や仕草がミッキーマウスをモチーフにしているということですかね。とってもチャーミングで、どこか親近感が湧くのはきっとそれが理由。意識して見ていただけたら、楽しんでもらえると思います」と微笑んだ。
「強い願いの力を歌う楽曲ですが、冒頭はまだアーシャにも迷いがあるんです」
作品内だけでなく、本作のイベントや音楽番組でもたびたび披露をしている劇中歌「ウィッシュ~この願い~」。特に「あきらめることはない」と歌う場面での、「ない」のフレーズが力強く、印象的だ。生田は「たしかによく言われます(笑)。けど、最初はそんなに『ない』を意識して強くしようと思っていたわけじゃないんです」と話し始めた。
「自然に心情が乗っていって、結果的に強くなっていったということなんですけど、言われているうちに、最近は『ない』の“N”の発音がより強く、溜め気味になっているところはあるかもしれません(笑)」と言いながらも、「一番大事にしているのは、楽曲の一連の流れです」と口にする。
生田は「強い願いの力を歌う楽曲ですが、冒頭はまだアーシャにも『信じた道は正しいのか』という迷いがあるんです。1番も2番もサビの歌詞は一緒なんですが、1番のサビはまだ自分に言い聞かせているような感覚」と、曲中で変化していくアーシャの心理を分析。
「大サビの一歩手前にある『一人じゃないから』というフレーズは、劇中でアーシャのお父さんの姿が目に一瞬映るシーンです。大切な人を思う気持ちが、『進んでいくんだ』という覚悟に変わっていく。そうやって1曲が一つのストーリーのようになっているので、毎回、歌う時には、ちゃんとその道筋を通っていけるように意識しています」と劇中の展開を歌声に反映させていることを教えてくれた。
山田孝之《阁楼的拉杰》访问。
仲里依紗×山田孝之、こどもと観たい映画『屋根裏のラジャー』「しっかり向き合いたい」「どんなことを思うのか聞いてみたい」
『メアリと魔女の花』(2017年)以来6年ぶりとなるスタジオポノックの長編アニメーション映画最新作『屋根裏のラジャー』が、15日から全国で公開されている。愛を失くした少女アマンダと、彼女が生み出した“想像の友達(イマジナリ)”が、現実と想像が交錯する大冒険を繰り広げる。
アマンダと共に屋根裏部屋で想像の世界を駆け回っていたラジャー。しかし、ある日、アマンダとラジャーは離れ離れになってしまう。やがてラジャーは避けられない運命――人間に忘れられると、この世界から消えていくことを知る。失意のラジャーがたどり着いたのは、人間たちに忘れさられたイマジナリたちが身を寄せ合って暮らすイマジナリの町だった。ラジャーは屈することなく運命に立ち向かうことを決意し、冒険へと旅立っていく。
ラジャーがイマジナリの町で出会う少女エミリの声を仲里依紗、ラジャーをイマジナリの町へ導く怪しげな猫のジンザンを山田孝之が演じている。2人に本作の感想を聞いた。
――まず、それぞれ演じたキャラクターについて聞かせてください。
【仲】エミリはイマジナリの町のみんなに慕われるリーダー的存在。たぶんみんなが思う私の役者としてのイメージは、元気ではつらつとした女の子だと思いますし、声もちょっとボーイッシュなので、エミリみたいなキャラクターはすごくなじみやすかったです。
【山田】「みんな、行くよ!」って引っ張ってくれる姉貴みたいなエミリのキャラクターと仲さんのイメージはぴったりだったと僕も思います。今回の作品、ボイスキャストとキャラクターがすごくハマっていたし、キャラクターと顔が似ている人を選んだのかなって思ったくらい。寺尾聰さんと老犬が似てるというのは…犬と飼い主が似るみたいな(笑)。
【仲】寺尾さんも似ているし、山田さんもジンザンに似てますよ。
【山田】えっ?ビジュアル込みでキャスティングしたんですかね(笑)。
――山田さんは、スタジオジブリ作品『猫の恩返し』で猫の王子・ルーン、NHKアニメ『マヌールのゆうべ』で猫のスナックのママ、同局アニメ『夜廻り猫』で主人公の猫・遠藤平蔵と猫役を演じ、今回で4度目の猫役ですね。
【山田】猫役のオファーは、断る理由がないですよね。ジンザンはラジャーを導く役目を担っていたけれど、ジンザンも人間に忘れさられたイマジナリ。背中を押したり、グイグイ引っ張ったりするようなキャラクターではなく、最後は自分で判断して決めて、自分で一歩踏み出さないと何も変わらないということが伝わればいいな、と思っていました。
――完成した作品を観ていかがでしたか?
【仲】現実の世界とは異なる想像の世界が生き生きとダイナミックに描かれていて、すごくすてきな作品に参加させてもらったな、と思っています。イマジナリの町には本当にたくさんのイマジナリがいて、みんなポップでかわいい。特にお気に入りなのが、「小雪ちゃん」という名前のピンク色の大きなカバのイマジナリ。動くたびにキュッキュッという音がしてすごくかわいい。見た目もゴムっぽいんですよね。
【山田】映像は綺麗だし、キャラクターもそれぞれ魅力的で、冒険のわくわく感もあって、その中にちょっと胸が苦しくなるような心に刺さる場面もあって、人の心の微細な動きが描かれていて、すごく気持ちを持っていかれました。
【仲】私はこの作品でイマジナリという言葉を知ったんですが、ちょうどアマンダと同じくらいの時に、まわりの人の話し声がすごく早口に聞こえて、何を言っているのかよくわからない時期があったことを思い出したんです。いつの間にか直っていたので、たぶん身体の成長に感覚が追いつかなかったんだと思うけど、こどもの頃のことをけっこう忘れちゃっているなって。自分の息子も意味不明なことをしゃべることがあるけど、それも彼にとっては大事なことなのかもな、と気づけたのはこの作品のおかげですね。こどもの発想、秘められた可能性を狭めるようなことがないように、しっかり向き合いたいと思わせてくれる作品だと思います。
【山田】僕も試写を見終わった後、息子と映画館に見に行こうと思いました。純粋に息子に見せたい、と思ったし、彼が見てどんなことを思うのか聞いてみたいです。あと、しばらく経って、次にこの作品を見るのが楽しみだな、と思いました。映画に限らないですけど、本や音楽、景色でも、見方や感じ方ってその時々で変わるじゃないですか。1年後か5年後か10年後かわからないですけど、次に『屋根裏のラジャー』を見た時、自分は何を思うんだろう、と。映画を見終わった後にそういうことを思ったことはなかなかないことでした。
#山田孝之##山田孝之[超话]#
仲里依紗×山田孝之、こどもと観たい映画『屋根裏のラジャー』「しっかり向き合いたい」「どんなことを思うのか聞いてみたい」
『メアリと魔女の花』(2017年)以来6年ぶりとなるスタジオポノックの長編アニメーション映画最新作『屋根裏のラジャー』が、15日から全国で公開されている。愛を失くした少女アマンダと、彼女が生み出した“想像の友達(イマジナリ)”が、現実と想像が交錯する大冒険を繰り広げる。
アマンダと共に屋根裏部屋で想像の世界を駆け回っていたラジャー。しかし、ある日、アマンダとラジャーは離れ離れになってしまう。やがてラジャーは避けられない運命――人間に忘れられると、この世界から消えていくことを知る。失意のラジャーがたどり着いたのは、人間たちに忘れさられたイマジナリたちが身を寄せ合って暮らすイマジナリの町だった。ラジャーは屈することなく運命に立ち向かうことを決意し、冒険へと旅立っていく。
ラジャーがイマジナリの町で出会う少女エミリの声を仲里依紗、ラジャーをイマジナリの町へ導く怪しげな猫のジンザンを山田孝之が演じている。2人に本作の感想を聞いた。
――まず、それぞれ演じたキャラクターについて聞かせてください。
【仲】エミリはイマジナリの町のみんなに慕われるリーダー的存在。たぶんみんなが思う私の役者としてのイメージは、元気ではつらつとした女の子だと思いますし、声もちょっとボーイッシュなので、エミリみたいなキャラクターはすごくなじみやすかったです。
【山田】「みんな、行くよ!」って引っ張ってくれる姉貴みたいなエミリのキャラクターと仲さんのイメージはぴったりだったと僕も思います。今回の作品、ボイスキャストとキャラクターがすごくハマっていたし、キャラクターと顔が似ている人を選んだのかなって思ったくらい。寺尾聰さんと老犬が似てるというのは…犬と飼い主が似るみたいな(笑)。
【仲】寺尾さんも似ているし、山田さんもジンザンに似てますよ。
【山田】えっ?ビジュアル込みでキャスティングしたんですかね(笑)。
――山田さんは、スタジオジブリ作品『猫の恩返し』で猫の王子・ルーン、NHKアニメ『マヌールのゆうべ』で猫のスナックのママ、同局アニメ『夜廻り猫』で主人公の猫・遠藤平蔵と猫役を演じ、今回で4度目の猫役ですね。
【山田】猫役のオファーは、断る理由がないですよね。ジンザンはラジャーを導く役目を担っていたけれど、ジンザンも人間に忘れさられたイマジナリ。背中を押したり、グイグイ引っ張ったりするようなキャラクターではなく、最後は自分で判断して決めて、自分で一歩踏み出さないと何も変わらないということが伝わればいいな、と思っていました。
――完成した作品を観ていかがでしたか?
【仲】現実の世界とは異なる想像の世界が生き生きとダイナミックに描かれていて、すごくすてきな作品に参加させてもらったな、と思っています。イマジナリの町には本当にたくさんのイマジナリがいて、みんなポップでかわいい。特にお気に入りなのが、「小雪ちゃん」という名前のピンク色の大きなカバのイマジナリ。動くたびにキュッキュッという音がしてすごくかわいい。見た目もゴムっぽいんですよね。
【山田】映像は綺麗だし、キャラクターもそれぞれ魅力的で、冒険のわくわく感もあって、その中にちょっと胸が苦しくなるような心に刺さる場面もあって、人の心の微細な動きが描かれていて、すごく気持ちを持っていかれました。
【仲】私はこの作品でイマジナリという言葉を知ったんですが、ちょうどアマンダと同じくらいの時に、まわりの人の話し声がすごく早口に聞こえて、何を言っているのかよくわからない時期があったことを思い出したんです。いつの間にか直っていたので、たぶん身体の成長に感覚が追いつかなかったんだと思うけど、こどもの頃のことをけっこう忘れちゃっているなって。自分の息子も意味不明なことをしゃべることがあるけど、それも彼にとっては大事なことなのかもな、と気づけたのはこの作品のおかげですね。こどもの発想、秘められた可能性を狭めるようなことがないように、しっかり向き合いたいと思わせてくれる作品だと思います。
【山田】僕も試写を見終わった後、息子と映画館に見に行こうと思いました。純粋に息子に見せたい、と思ったし、彼が見てどんなことを思うのか聞いてみたいです。あと、しばらく経って、次にこの作品を見るのが楽しみだな、と思いました。映画に限らないですけど、本や音楽、景色でも、見方や感じ方ってその時々で変わるじゃないですか。1年後か5年後か10年後かわからないですけど、次に『屋根裏のラジャー』を見た時、自分は何を思うんだろう、と。映画を見終わった後にそういうことを思ったことはなかなかないことでした。
#山田孝之##山田孝之[超话]#
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