ようやく。。新しいアルバムのレコーディングが始まりました。新しい場所、人、言葉、環境、不安と新鮮が混じって複雑で人生の新しいスパイスには悪くない。年季入った機材(2~30年前)もギターも色々状態は良くなく(信頼できる人がそばにいないのは寂しい)、最も年季入ったプレイヤーが一番ガタガタかもですが、何とか初日、4曲録り終えました。
前にも言われた事ありますが今回もエンジニア(彼もバンドでエレキ弾いてるらしい)が僕のギターのラインの音がマイクで録ったみたいにナチュラルだと驚いてました。日本が世界に誇る機材だと思います。ギターもピックアップも日本製で改めて素晴らしく、僕に合うように作ってもらえてるので他のものは仕事的には必要なく、ここ10年くらいそんなに調べてないけど、今でも世界中探しても他にはないような気もします。
今回は録音が終わったらその後の編集はいつもお世話になってるエンジニアの元への予定。
信頼できる人達がすぐそばにはいないけど、今でも繋がってて僕一人ではできないけど、彼らの力があって僕の作りたい音楽を作れる幸せ。改めてありがとうございます。日本人すげー!
録音の後はスタジオの近くにある東北料理屋へ。この地方の料理の店って個人的にあまりハズレがない。ただ夜遅くに油多く食べたので少し気持ち悪くなるお年頃。あと10年くらいしたら肉も食べれなくなるのかな。。今年はあと一回録音して残りは来年に持ち越し。時間的余裕もあるしマイペースにええもん録れますように。
※写真8~9、偶然ですが4年前の今日もレコーディング(日本)で帰りに王将行ってたみたいです。懐かしい。
前にも言われた事ありますが今回もエンジニア(彼もバンドでエレキ弾いてるらしい)が僕のギターのラインの音がマイクで録ったみたいにナチュラルだと驚いてました。日本が世界に誇る機材だと思います。ギターもピックアップも日本製で改めて素晴らしく、僕に合うように作ってもらえてるので他のものは仕事的には必要なく、ここ10年くらいそんなに調べてないけど、今でも世界中探しても他にはないような気もします。
今回は録音が終わったらその後の編集はいつもお世話になってるエンジニアの元への予定。
信頼できる人達がすぐそばにはいないけど、今でも繋がってて僕一人ではできないけど、彼らの力があって僕の作りたい音楽を作れる幸せ。改めてありがとうございます。日本人すげー!
録音の後はスタジオの近くにある東北料理屋へ。この地方の料理の店って個人的にあまりハズレがない。ただ夜遅くに油多く食べたので少し気持ち悪くなるお年頃。あと10年くらいしたら肉も食べれなくなるのかな。。今年はあと一回録音して残りは来年に持ち越し。時間的余裕もあるしマイペースにええもん録れますように。
※写真8~9、偶然ですが4年前の今日もレコーディング(日本)で帰りに王将行ってたみたいです。懐かしい。
●黎い人●
たまに怖くなる。
音とか言葉とか、形がない上に、ひとところに留めておけないものに夢中になって、それを生業にすることに。
普遍的な価値など無く、統一された規格もなく。
『好み』『感覚』『雰囲気』
…そんな、その時々の環境で幾らでも変わるもので価値を見出されて、対価を貰い、食べていく。
ゴトン
硬貨を入れれば、飲み物が出てくる自動販売機の前、缶を握りしめながら考える。
分かりやすい価値。
分かりやすい対価。
この1本に詰め込まれた技術、栄養、企業努力は、手のひらで感じる重さ以上のものだ。
こんなすごいものを生み出している人々がいるから、社会は成り立っているのだろう。
では、自分は?
学もなく技術もない自分が、根拠もなく吐き出さずにいられない音の塊。
なにもないところから作り出した、形のないもの。
頭の中にある混沌からひねり出したひとつのフレーズに、どれほどの価値があるのだろう。
そこに乗せる言葉に、どれほどの意味を持たせられるのだろう。
この声帯を震わせて吐き出す音を、どこの誰が聞いてくれるのだろう。
そんなものに、この手のひらの缶でいうところの数百、数千の価値が付けられることがあるということが、いまだにどこか現実離れしていると感じる。
そこまで考えて、理性が囁く。
警告音が鳴っていた。
我に返ってはいけないのだと。
本当にそんな価値があるのか?
この状況をいつまで続けていけるのか?
これができなくなったら、自分はどうやって生きていけばいいのか?
怖くなる。
怖くなる。
怖くて怖くて仕方がない。
よく冷えた冬の風が、すっと頭の中に吹き込んで、我に返りそうになるこの瞬間が、本当に苦手だった。
昔からそうだった。
大きな問題もなく、恙無く行っているときにこそ、後ろ向きな考えが頭をもたげる、悪い癖。
手の中の缶をもう一度握って、プルタブを開け、一口飲む。
ブラックコーヒーの苦みが、じんわりと胃に染み込んで行く気がした。
多分、我に返ったら負けなんだろう。
作り出す側のプライド、自尊心、自己肯定。
あいにく、生まれてこの方、それら全てと縁が薄かった。
拘りが強いだけ、対応力がないだけ、他にできることがないだけ。
自分はただ、頭の中の混沌から音と言葉を不格好に繋いで紡いで、吐き出しているだけ。
でもその『だけ』に、価値があると思ってくれている人たちのために、眠れなくなるほど考えて、これでいいのかと自問自答して、才能がないぞと囁く悪魔と戦って、頭をかきむしりながら、五線譜に向き合う。
それはまるで、くらいくらい、夜の道をたった一人で歩いているような、終わりのない孤独な作業だ。
ようやくの思いでそれを乗り越えたとしても、新しいものを世に出すときには、未だに嫌だな、恥ずかしいな、という思いと戦っていると告白したら、怒られるだろうか。
……でも。
それでも。
在る瞬間、たったひとフレーズがふと浮かんで、その暗闇に光が差し込む時がある。
これは……すごくいいんじゃないか?
いい感じ、だと思う。
俺って、天才なんじゃないだろうか。
その瞬間の圧倒的な達成感と、無敵の時間といったら、まるで新世界の神になったような気分だ。
もちろん、一夜明けたら、もしくはたった数瞬後には、我に返るのだけれど。
そんなこと、誰にも言えないし、言ったこともないけれど。
でもその一筋の光を、同じように見出してくれる仲間がいるから、自分は未だにここにいるのだと思う。
HAPPY BIRTHDAY 自分。
このフレーズを、世界に生みだせて良かった。
そう思える瞬間が、あともう少し。
願わくば、できるだけ長く。
どうか、続きますように。
#羽柴玄尉生誕祭2023#
#くろいひと#
#ものつくりの黎明#
#ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
たまに怖くなる。
音とか言葉とか、形がない上に、ひとところに留めておけないものに夢中になって、それを生業にすることに。
普遍的な価値など無く、統一された規格もなく。
『好み』『感覚』『雰囲気』
…そんな、その時々の環境で幾らでも変わるもので価値を見出されて、対価を貰い、食べていく。
ゴトン
硬貨を入れれば、飲み物が出てくる自動販売機の前、缶を握りしめながら考える。
分かりやすい価値。
分かりやすい対価。
この1本に詰め込まれた技術、栄養、企業努力は、手のひらで感じる重さ以上のものだ。
こんなすごいものを生み出している人々がいるから、社会は成り立っているのだろう。
では、自分は?
学もなく技術もない自分が、根拠もなく吐き出さずにいられない音の塊。
なにもないところから作り出した、形のないもの。
頭の中にある混沌からひねり出したひとつのフレーズに、どれほどの価値があるのだろう。
そこに乗せる言葉に、どれほどの意味を持たせられるのだろう。
この声帯を震わせて吐き出す音を、どこの誰が聞いてくれるのだろう。
そんなものに、この手のひらの缶でいうところの数百、数千の価値が付けられることがあるということが、いまだにどこか現実離れしていると感じる。
そこまで考えて、理性が囁く。
警告音が鳴っていた。
我に返ってはいけないのだと。
本当にそんな価値があるのか?
この状況をいつまで続けていけるのか?
これができなくなったら、自分はどうやって生きていけばいいのか?
怖くなる。
怖くなる。
怖くて怖くて仕方がない。
よく冷えた冬の風が、すっと頭の中に吹き込んで、我に返りそうになるこの瞬間が、本当に苦手だった。
昔からそうだった。
大きな問題もなく、恙無く行っているときにこそ、後ろ向きな考えが頭をもたげる、悪い癖。
手の中の缶をもう一度握って、プルタブを開け、一口飲む。
ブラックコーヒーの苦みが、じんわりと胃に染み込んで行く気がした。
多分、我に返ったら負けなんだろう。
作り出す側のプライド、自尊心、自己肯定。
あいにく、生まれてこの方、それら全てと縁が薄かった。
拘りが強いだけ、対応力がないだけ、他にできることがないだけ。
自分はただ、頭の中の混沌から音と言葉を不格好に繋いで紡いで、吐き出しているだけ。
でもその『だけ』に、価値があると思ってくれている人たちのために、眠れなくなるほど考えて、これでいいのかと自問自答して、才能がないぞと囁く悪魔と戦って、頭をかきむしりながら、五線譜に向き合う。
それはまるで、くらいくらい、夜の道をたった一人で歩いているような、終わりのない孤独な作業だ。
ようやくの思いでそれを乗り越えたとしても、新しいものを世に出すときには、未だに嫌だな、恥ずかしいな、という思いと戦っていると告白したら、怒られるだろうか。
……でも。
それでも。
在る瞬間、たったひとフレーズがふと浮かんで、その暗闇に光が差し込む時がある。
これは……すごくいいんじゃないか?
いい感じ、だと思う。
俺って、天才なんじゃないだろうか。
その瞬間の圧倒的な達成感と、無敵の時間といったら、まるで新世界の神になったような気分だ。
もちろん、一夜明けたら、もしくはたった数瞬後には、我に返るのだけれど。
そんなこと、誰にも言えないし、言ったこともないけれど。
でもその一筋の光を、同じように見出してくれる仲間がいるから、自分は未だにここにいるのだと思う。
HAPPY BIRTHDAY 自分。
このフレーズを、世界に生みだせて良かった。
そう思える瞬間が、あともう少し。
願わくば、できるだけ長く。
どうか、続きますように。
#羽柴玄尉生誕祭2023#
#くろいひと#
#ものつくりの黎明#
#ᶫᵒᵛᵉ♡pionix#
2023.12.19
GQ PROMOTION
Sho Hirano meets Louis Vuitton Pre-Fall Show
平野紫耀の目に映った、香港とルイ・ヴィトンのプレフォールコレクション
11月30日に香港で行われたルイ・ヴィトンのプレフォール メンズコレクションに、平野紫耀がゲストとして来場。ファレル・ウィリアムスによるコレクションは、彼の目にどう映っただろうか。会場に向かう前の様子からお気に入りのルックまで、コメントとともに独占取材。
写真・Yasuyuki Takagi 文と編集・橋田真木(GQ)
「会場に入ってから終わるまで、体感で3分ほどだったと思うくらい、あっという間の出来事でした。すべてを忘れて見入ってしまいましたね。それくらい楽しかったです」 ──ショー後の取材で、平野が開口一番発した言葉だった。
ファレル・ウィリアムスによるルイ・ヴィトンの2度目のショーが開催されたのは、11月30日。場所は、香港特別行政区のヴィクトリア・ハーバーだ。平野にとって、ラグジュアリーブランドのファッションショーの参加はこれが初めて。そして、香港を訪れるのも初だという。
ダミエ柄のスーツを纏い、香港のスペシャルな一夜を堪能
「香港には初めて来ました。歴史的な建物とモダンな建物がミックスされていて、どこを眺めても絵になる面白い街ですね。都会的な雰囲気かと思えば、一歩入るとカルチャー的スポットが広がっていたり」
ショー会場となったヴィクトリア・ハーバーにも、まさに香港を象徴するような風景が広がる。空高くそびえ立つ摩天楼の夜景や、その前に広がる海、そして水面には港全体のカラフルな光が反射し、ショーのために用意されたルイ・ヴィトンの船も行き交う。そんな香港のスペシャルな一夜に平野が選んだ服は、ダミエ柄のスーツだ。
「ラックにかかっている時は、ちょっと派手かも?と思ったんですけど、実際に着てみると、とてもシックにまとまっていて。クラシックなスタイルの中にグリーンという色の遊びが入っているところが、とても気に入っています。靴は厚底のブーツで一見シンプルなんですけど、ソールに細かなデザインが施されていてクールですね」
アクセサリー類にもこだわりを
スーツに合わせた小物類は、ヴィヴィッドなイエローが目をひくダミエ柄のスクエアバッグと、シルバーやパールのジュエリー。
「ジュエリーはかなり重ね付けをしているんですけど、シルバーとパールでまとめているし、一つひとつのアイテムが上品なので、じゃらついてみえない。こういったレイヤードって、カジュアルな服のほうが合うのかなと思っていたんですけど、今日みたいなフォーマルなスーツでもスタイルミックスがうまくできるんですね。新しい発見でした」
いざ、会場へ!
ホテルで準備が整ったら、いざショー会場へ。「映像でしか見たことがない世界だったので、参加できると聞いた時はすごく楽しみでした」と初のコレクションへ参加が決まった時の気持ちを振り返ってくれた。
会場に到着すると、各国から集結したセレブリティたちと交流をしたり、メディアの取材を受けたりと、大忙しだ。フロントロウで隣になったのは、中国の歌手・ジャスティン(中央)や、俳優・バイ・ジンティン(右)たち。
そして、南国の夜を彷彿とさせる空間の中、いよいよショーがスタート。今回のプレフォールコレクションのテーマである「ハワイから香港へ」を体現する、セーラーハットを被った船乗りをイメージしたマリンルックやスーツ、アロハシャツをモダンに解釈したプリント柄などが次々と登場した。
その中でも、平野のお気に入りのルックはどれだったのだろう? ショーが終わって振り返ってもらった。
平野紫耀のお気に入りルック3
「まず、ブラウンとベージュのブルゾンがとても気に入りました。ベージュがもともと好きで、黄色や紫の花の刺繍を施したカラーアクセントも素敵です。僕の名前にも“紫”という字が入っていることもあって、つい紫には反応してしまうんです(笑)。それから、黒のストライプのセットアップも、上品さとカジュアルさを兼ね備えていて素晴らしかったです。コートにハーフパンツを合わせるという意外性も驚きましたし、よく見るとストライプはパールを連ねて作られていて! その遊び心が心に刺さりましたね。もう1ルックは、アロハプリント柄のスーツです。モノグラムとともに、椰子の木や波のようなプリントが描かれていて、パッと見シックに見えるけれど、よく見るとユーモアが感じられる。モデルさんもすごいオーラを放っていますよね。僕もこの方くらいの年齢になった時にも、こういうクールな着こなしができる男性になっていたいですね」
ファレル・ウィリアムスとも挨拶を交わす
ショーの後には、ファレル・ウィリアムスに会う時間もあったという。「ショー直後に直接ご挨拶をさせていただきました。ほんの少しの時間でしたけど、『素晴らしいショーを拝見できてありがとうございました』と伝えることができました! ファレルの音楽はもちろん大好きですし、『Happy』などは何度も聴いているので、感動しましたね」
ショー全体を振り返って
「今回のショー全体を振り返ってみると、まず、音楽とファッションはこんなにも相性がいいんだという新鮮な驚きがありました。ファレルがブランドを手掛けていることもあって、音楽からも全体のコンセプトが伝わってきました。そして、服はヴィヴィッドな色のルックや、ポップなスタイルもたくさんあった。『あ、ここまでやっちゃっていいんだ』と思いましたし、新しいスタイルに挑戦することで自信にも繋がっていくのかなと感じました。これからいろんな服にチャレンジしていきたくなりましたね。
そして、演出にも感動しました。実際の砂やLEDで波を表現した映像がフロアに広がっていたり、最後はドローンで空に光を浮かべる演出も! とにかく目が忙しかった。瞬きする時間がなかったです(笑)」
GQ PROMOTION
Sho Hirano meets Louis Vuitton Pre-Fall Show
平野紫耀の目に映った、香港とルイ・ヴィトンのプレフォールコレクション
11月30日に香港で行われたルイ・ヴィトンのプレフォール メンズコレクションに、平野紫耀がゲストとして来場。ファレル・ウィリアムスによるコレクションは、彼の目にどう映っただろうか。会場に向かう前の様子からお気に入りのルックまで、コメントとともに独占取材。
写真・Yasuyuki Takagi 文と編集・橋田真木(GQ)
「会場に入ってから終わるまで、体感で3分ほどだったと思うくらい、あっという間の出来事でした。すべてを忘れて見入ってしまいましたね。それくらい楽しかったです」 ──ショー後の取材で、平野が開口一番発した言葉だった。
ファレル・ウィリアムスによるルイ・ヴィトンの2度目のショーが開催されたのは、11月30日。場所は、香港特別行政区のヴィクトリア・ハーバーだ。平野にとって、ラグジュアリーブランドのファッションショーの参加はこれが初めて。そして、香港を訪れるのも初だという。
ダミエ柄のスーツを纏い、香港のスペシャルな一夜を堪能
「香港には初めて来ました。歴史的な建物とモダンな建物がミックスされていて、どこを眺めても絵になる面白い街ですね。都会的な雰囲気かと思えば、一歩入るとカルチャー的スポットが広がっていたり」
ショー会場となったヴィクトリア・ハーバーにも、まさに香港を象徴するような風景が広がる。空高くそびえ立つ摩天楼の夜景や、その前に広がる海、そして水面には港全体のカラフルな光が反射し、ショーのために用意されたルイ・ヴィトンの船も行き交う。そんな香港のスペシャルな一夜に平野が選んだ服は、ダミエ柄のスーツだ。
「ラックにかかっている時は、ちょっと派手かも?と思ったんですけど、実際に着てみると、とてもシックにまとまっていて。クラシックなスタイルの中にグリーンという色の遊びが入っているところが、とても気に入っています。靴は厚底のブーツで一見シンプルなんですけど、ソールに細かなデザインが施されていてクールですね」
アクセサリー類にもこだわりを
スーツに合わせた小物類は、ヴィヴィッドなイエローが目をひくダミエ柄のスクエアバッグと、シルバーやパールのジュエリー。
「ジュエリーはかなり重ね付けをしているんですけど、シルバーとパールでまとめているし、一つひとつのアイテムが上品なので、じゃらついてみえない。こういったレイヤードって、カジュアルな服のほうが合うのかなと思っていたんですけど、今日みたいなフォーマルなスーツでもスタイルミックスがうまくできるんですね。新しい発見でした」
いざ、会場へ!
ホテルで準備が整ったら、いざショー会場へ。「映像でしか見たことがない世界だったので、参加できると聞いた時はすごく楽しみでした」と初のコレクションへ参加が決まった時の気持ちを振り返ってくれた。
会場に到着すると、各国から集結したセレブリティたちと交流をしたり、メディアの取材を受けたりと、大忙しだ。フロントロウで隣になったのは、中国の歌手・ジャスティン(中央)や、俳優・バイ・ジンティン(右)たち。
そして、南国の夜を彷彿とさせる空間の中、いよいよショーがスタート。今回のプレフォールコレクションのテーマである「ハワイから香港へ」を体現する、セーラーハットを被った船乗りをイメージしたマリンルックやスーツ、アロハシャツをモダンに解釈したプリント柄などが次々と登場した。
その中でも、平野のお気に入りのルックはどれだったのだろう? ショーが終わって振り返ってもらった。
平野紫耀のお気に入りルック3
「まず、ブラウンとベージュのブルゾンがとても気に入りました。ベージュがもともと好きで、黄色や紫の花の刺繍を施したカラーアクセントも素敵です。僕の名前にも“紫”という字が入っていることもあって、つい紫には反応してしまうんです(笑)。それから、黒のストライプのセットアップも、上品さとカジュアルさを兼ね備えていて素晴らしかったです。コートにハーフパンツを合わせるという意外性も驚きましたし、よく見るとストライプはパールを連ねて作られていて! その遊び心が心に刺さりましたね。もう1ルックは、アロハプリント柄のスーツです。モノグラムとともに、椰子の木や波のようなプリントが描かれていて、パッと見シックに見えるけれど、よく見るとユーモアが感じられる。モデルさんもすごいオーラを放っていますよね。僕もこの方くらいの年齢になった時にも、こういうクールな着こなしができる男性になっていたいですね」
ファレル・ウィリアムスとも挨拶を交わす
ショーの後には、ファレル・ウィリアムスに会う時間もあったという。「ショー直後に直接ご挨拶をさせていただきました。ほんの少しの時間でしたけど、『素晴らしいショーを拝見できてありがとうございました』と伝えることができました! ファレルの音楽はもちろん大好きですし、『Happy』などは何度も聴いているので、感動しましたね」
ショー全体を振り返って
「今回のショー全体を振り返ってみると、まず、音楽とファッションはこんなにも相性がいいんだという新鮮な驚きがありました。ファレルがブランドを手掛けていることもあって、音楽からも全体のコンセプトが伝わってきました。そして、服はヴィヴィッドな色のルックや、ポップなスタイルもたくさんあった。『あ、ここまでやっちゃっていいんだ』と思いましたし、新しいスタイルに挑戦することで自信にも繋がっていくのかなと感じました。これからいろんな服にチャレンジしていきたくなりましたね。
そして、演出にも感動しました。実際の砂やLEDで波を表現した映像がフロアに広がっていたり、最後はドローンで空に光を浮かべる演出も! とにかく目が忙しかった。瞬きする時間がなかったです(笑)」
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