2024.03.08
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
Screens 網誌報導https://t.cn/A6Y1N7ii
選んでもらえるメディア作りを〜
東海テレビ『おっパン』Pが語る放送と配信の“これから”
原田泰造主演の土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第1話見逃し配信の再生回数が、1週間(1月7日~1月14日)で約89万回再生(TVerとFOD無料の合計値)を記録。2022年1月放送の『おいハンサム!!』初回の約78万回再生を超え、東海テレビ制作のドラマ初回放送としては歴代1位の再生回数(※配信数はビデオリサーチにて算出)となった。
【動画】『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』TVerで配信中!
本作の主人公である昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつ変わっていく本作。テレビにおいても「放送」や「配信」など、生活者がテレビコンテンツを楽しむ選択肢が増え、従来の視聴スタイルから変化が起きている。本作と重ね合わせながら、『おっパン』のプロデューサーである松本圭右氏にインタビュー。テレビマンとして考える放送と配信のこれからについて伺った。
■ターゲットに向けたリリースを意識
松本氏は東海テレビに入社後、報道部でニュースを担当。その後、ドラマ制作部へと異動となった。当時、東海テレビは“昼ドラ”を制作。先輩プロデューサーのもとでドラマ作りを学んだ。
単発ドラマでプロデューサーデビュー後、昼ドラでは様々なことを経験。現在、45歳の松本氏は「自信と挫折を繰り返しながら、なんだかんだと20年やらせていただいています」と自身の経歴を振り返った。
そんな松本氏が手がけているのが『おっパン』である。LINEマンガで連載中、脚本家の藤井清美氏に教えてもらったことをきっかけにドラマ化へと動いた。藤井氏は本ドラマの脚本を担当している。
改めて、松本氏にどんな作品なのかを問うと「常識に囚われた堅物の昭和のおじさん・沖田誠(原田)が、ある青年との出会いによって、自分の常識を(現代に合わせて)アップデートしていきます。アップデートする理由のひとつが、愛する家族のことを理解したいし、傷つけたくないという思いなんです。本作は、多様性というテーマのもと、LGBTQから、推し活、オタク活動など、趣味嗜好も取り扱っていますが、根本は人と人との結びつきの物語です。自分としては、おじさんが成長するロールプレイングドラマ、という印象で作らせていただいています」と述べた。
原作者の練馬ジム先生には、長文のメールで思いを伝えドラマ化が決定。松本氏は「原作では、言語化できていなかった感情、モヤッとしたものを明快に見させていただきました。答えというよりも、“どうしたらいいんだろう”と思えるきっかけをもらえたんです」と熱く語る。
東海テレビ制作のドラマ初回放送としては歴代1位の再生回数だった本作。新たに実施した施策はあったのだろうか。
「地上波テレビは一度しか流れませんが、配信があると、見てもらえる土壌が増えますよね。作り手としては、多くの人に見ていただいた方が嬉しいので、リリース作りを意識しました。放送前のリリースは4つに分け、原作ファン、ドラマファン、キャストファンなど、すべて違うターゲットに向けて作りました」
キャスティングも光った。「主演の原田さんをはじめ、FANTASTICSの中島颯太さん、東啓介さんなど、“この人が出ていたら見る”というファンを持っていらっしゃる方も多かったので、事前及びその俳優さんが注目される回の前には、告知だけではなく、キャストの声も届くリリース作りを意識しました。また、視聴者が感情移入できるポジションにいて、ファンも多い富田靖子さんと松下由樹さんは、デビュー作が一緒で、ガッツリお芝居をするのは40年ぶりだったそうなんです。せっかくなので、リリース用に対談を組ませていただきました。そうしてたくさんの入り口を設け、どこから入っても面白みを感じていただけるリリース作りを意識しましたね」。
とはいえ、内容が伴っていないとここまで結果を出すことができない。ドラマ作りにおいて意識したことはなんだったのだろうか。松本氏は「こういったドラマに陥りがちなのですが……」と前置きしたうえで、こう教えてくれた。
「『説教臭いドラマにだけはしないようにしよう』と言っていました。“こうあるべきだ”という見え方になった瞬間、原作の良さがなくなるし、見ている人たちも肩に力が入って楽しめなくなると思ったんです」
そしてもうひとつ。クランクイン前にキャストへ向けて、あることをしたと教えてくれた。それは“手紙”だった。
「主要レギュラーの方にはお手紙で『こういう企画で、なおかつこういうキャラクターのつもりです』と事前にお伝えさせていただきました。必ずしもその通りにしてほしいわけではなく、作り手としての思いを伝え、あとはお任せします……というかたちなので、そういう意味では、同じ方向を向いてくださったなと思います」
手紙は昼ドラ時代から実施していることで、先輩のやり方を真似たという。「手紙を書きながら、この企画をなぜやったのか、このキャラクターをどういうつもりで作ったのか、もう一度再確認できますし、たとえお渡ししなくても、手紙を書くことに意味があるなと思っています」と仕事をするうえでも、良い作用になっていると明かした。
■“変わる”ことを厭わない世代が作る今後のテレビ
もはや配信でドラマを見るのは当たり前になってきた昨今。制作者として、どんなことを感じているのか。
松本氏は、昭和とは生活様式が変わり、昔のように父親がビールを片手にナイター中継を見る……という時代は二度とないかもしれない、と語る。
「その中でどうやって“選んでもらうメディアになるのか、選んでもらえるソフトを作るのか”ということしかないと思います」
もちろん「自分で探さなくても触れられる」というテレビの良さもあるが、いずれはそういう見方すらもされなくなるかもしれない、と松本氏。「あえてテレビをチョイスしてもらえるものを作らないといけない、というのは、 危機感ではなく、今後あるべき姿としてイメージしています」と未来を見据えた。
ここで、ふと疑問が湧いた。まだ配信がなかったテレビの時代を知る松本氏にとって「変わること」に躊躇はなかったのか、ということだ。新しいことへの挑戦は恐怖がつきものであるが、松本氏は歩みを止めない。
「たとえば、主人公の誠はバブル期に片足を突っ込んでいる世代ですが、当時の成功体験もあるので、なかなかそこから抜け出せなかったと思うんです。(過去の誠のように)頑なに変わらない人が周りにいると、“自分は変わらなきゃな”と律することができる、というのはあるかもしれません」
続けて「“変わっていくのが当たり前”というのは、私のような40代前半〜中盤世代の強みかなと思います」と松本氏。「同世代を見ても、“こうでなければいけない”と思っている人間が誰もいないので、変わって当たり前だし、そこに乗るか乗らないかだけだと思うんですよね。今のテレビ業界を苦難とも感じていないですし、“そうなるよな。じゃあどうしよう”と、すぐに頭を切り替えられたのは大きいと思います」。
松本氏が、今回の現場で初めて行ったという「当事者キャスティング」にも触れておきたい。原作には登場しない、誠の娘・萌(大原梓)の大学の友人役に、車椅子ユーザーの俳優・田﨑花歩を呼んだのだ。
「ふだん生活をしていても、車椅子の方や白杖を持った方っていらっしゃるじゃないですか。でも、ドラマは、美男美女で作られた美しい世界になりがち。本当の“世界の美しさ”ってそういうことではなくて、いろんなことをひっくるめたリアルな美しさだと思うんです。そこをちゃんと描きたいな、と」
ドラマ的に車椅子であることの理由はない。ただ、そんな友達が大学にいる世界観でこのドラマを作りたかった、と松本Pは語る。
「田﨑さんは、小さい頃、ドラマや舞台を見るのが好きだったけど、ドラマの世界には健常者しかおらず、選択肢として(俳優になる)想像すらしたことがなかった、とおっしゃっていました。すごく重い言葉だなと思いましたね。見せる側が意識していなくても、『あなたたちには無理ですよ』と伝わるような作り方をしていたんだと思ったんです。今後、こうしたキャスティングを続けることで『私にもそういう道があるんじゃないか』と思ってくれる子供たちが1人でも増えれば可能性は広がるし、そういう時代を作っていかなきゃいけないな、と思いました」
終盤に向けて盛り上がっていく『おっパン』。見どころを伺うと、こんな答えが返ってきた。
「こういう人には“こうであるべき”みたいなカテゴライズされた答えなんて1つもなくて、それぞれの対話でいろんな物事が見えてくるドラマになっています。『人と人とのつながりって、めんどくさいけどいいよね』というところを感じてもらえたら嬉しいですね。最後、誠と彼を毛嫌いしていた家族が、一致団結して友達のために頑張るストーリーラインもあるので、沖田家の可愛らしさと頑張りを最後まで見届けていただけたら幸いです」
最後に、テレビマンとしての“今後”についても問うた。
「配信を含め、ものすごく贅沢で楽しい時代だと思うので、その中で選んでもらえるメディアとして生き残れるように頑張りたいです。どんなかたちであれ、面白いものを作れば、そこにはお客さんがいらっしゃると思うので、最後の最後までお客さんに対してだけは誠実にものづくりをやっていきたいです。本当は『おっパン』のような企画が通らない時代が来るのが一番いいなと思っていますね。会社に企画書を出したときに『何を当たり前のことを言ってんだ』と言われる時代になったら、本当の意味で良いのかな、と。せっかくメディアの世界にいるので、お父さん世代も含めて、みんなが生きやすい世の中を作れるといいなと思っています」
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
Screens 網誌報導https://t.cn/A6Y1N7ii
選んでもらえるメディア作りを〜
東海テレビ『おっパン』Pが語る放送と配信の“これから”
原田泰造主演の土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)の第1話見逃し配信の再生回数が、1週間(1月7日~1月14日)で約89万回再生(TVerとFOD無料の合計値)を記録。2022年1月放送の『おいハンサム!!』初回の約78万回再生を超え、東海テレビ制作のドラマ初回放送としては歴代1位の再生回数(※配信数はビデオリサーチにて算出)となった。
【動画】『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』TVerで配信中!
本作の主人公である昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつ変わっていく本作。テレビにおいても「放送」や「配信」など、生活者がテレビコンテンツを楽しむ選択肢が増え、従来の視聴スタイルから変化が起きている。本作と重ね合わせながら、『おっパン』のプロデューサーである松本圭右氏にインタビュー。テレビマンとして考える放送と配信のこれからについて伺った。
■ターゲットに向けたリリースを意識
松本氏は東海テレビに入社後、報道部でニュースを担当。その後、ドラマ制作部へと異動となった。当時、東海テレビは“昼ドラ”を制作。先輩プロデューサーのもとでドラマ作りを学んだ。
単発ドラマでプロデューサーデビュー後、昼ドラでは様々なことを経験。現在、45歳の松本氏は「自信と挫折を繰り返しながら、なんだかんだと20年やらせていただいています」と自身の経歴を振り返った。
そんな松本氏が手がけているのが『おっパン』である。LINEマンガで連載中、脚本家の藤井清美氏に教えてもらったことをきっかけにドラマ化へと動いた。藤井氏は本ドラマの脚本を担当している。
改めて、松本氏にどんな作品なのかを問うと「常識に囚われた堅物の昭和のおじさん・沖田誠(原田)が、ある青年との出会いによって、自分の常識を(現代に合わせて)アップデートしていきます。アップデートする理由のひとつが、愛する家族のことを理解したいし、傷つけたくないという思いなんです。本作は、多様性というテーマのもと、LGBTQから、推し活、オタク活動など、趣味嗜好も取り扱っていますが、根本は人と人との結びつきの物語です。自分としては、おじさんが成長するロールプレイングドラマ、という印象で作らせていただいています」と述べた。
原作者の練馬ジム先生には、長文のメールで思いを伝えドラマ化が決定。松本氏は「原作では、言語化できていなかった感情、モヤッとしたものを明快に見させていただきました。答えというよりも、“どうしたらいいんだろう”と思えるきっかけをもらえたんです」と熱く語る。
東海テレビ制作のドラマ初回放送としては歴代1位の再生回数だった本作。新たに実施した施策はあったのだろうか。
「地上波テレビは一度しか流れませんが、配信があると、見てもらえる土壌が増えますよね。作り手としては、多くの人に見ていただいた方が嬉しいので、リリース作りを意識しました。放送前のリリースは4つに分け、原作ファン、ドラマファン、キャストファンなど、すべて違うターゲットに向けて作りました」
キャスティングも光った。「主演の原田さんをはじめ、FANTASTICSの中島颯太さん、東啓介さんなど、“この人が出ていたら見る”というファンを持っていらっしゃる方も多かったので、事前及びその俳優さんが注目される回の前には、告知だけではなく、キャストの声も届くリリース作りを意識しました。また、視聴者が感情移入できるポジションにいて、ファンも多い富田靖子さんと松下由樹さんは、デビュー作が一緒で、ガッツリお芝居をするのは40年ぶりだったそうなんです。せっかくなので、リリース用に対談を組ませていただきました。そうしてたくさんの入り口を設け、どこから入っても面白みを感じていただけるリリース作りを意識しましたね」。
とはいえ、内容が伴っていないとここまで結果を出すことができない。ドラマ作りにおいて意識したことはなんだったのだろうか。松本氏は「こういったドラマに陥りがちなのですが……」と前置きしたうえで、こう教えてくれた。
「『説教臭いドラマにだけはしないようにしよう』と言っていました。“こうあるべきだ”という見え方になった瞬間、原作の良さがなくなるし、見ている人たちも肩に力が入って楽しめなくなると思ったんです」
そしてもうひとつ。クランクイン前にキャストへ向けて、あることをしたと教えてくれた。それは“手紙”だった。
「主要レギュラーの方にはお手紙で『こういう企画で、なおかつこういうキャラクターのつもりです』と事前にお伝えさせていただきました。必ずしもその通りにしてほしいわけではなく、作り手としての思いを伝え、あとはお任せします……というかたちなので、そういう意味では、同じ方向を向いてくださったなと思います」
手紙は昼ドラ時代から実施していることで、先輩のやり方を真似たという。「手紙を書きながら、この企画をなぜやったのか、このキャラクターをどういうつもりで作ったのか、もう一度再確認できますし、たとえお渡ししなくても、手紙を書くことに意味があるなと思っています」と仕事をするうえでも、良い作用になっていると明かした。
■“変わる”ことを厭わない世代が作る今後のテレビ
もはや配信でドラマを見るのは当たり前になってきた昨今。制作者として、どんなことを感じているのか。
松本氏は、昭和とは生活様式が変わり、昔のように父親がビールを片手にナイター中継を見る……という時代は二度とないかもしれない、と語る。
「その中でどうやって“選んでもらうメディアになるのか、選んでもらえるソフトを作るのか”ということしかないと思います」
もちろん「自分で探さなくても触れられる」というテレビの良さもあるが、いずれはそういう見方すらもされなくなるかもしれない、と松本氏。「あえてテレビをチョイスしてもらえるものを作らないといけない、というのは、 危機感ではなく、今後あるべき姿としてイメージしています」と未来を見据えた。
ここで、ふと疑問が湧いた。まだ配信がなかったテレビの時代を知る松本氏にとって「変わること」に躊躇はなかったのか、ということだ。新しいことへの挑戦は恐怖がつきものであるが、松本氏は歩みを止めない。
「たとえば、主人公の誠はバブル期に片足を突っ込んでいる世代ですが、当時の成功体験もあるので、なかなかそこから抜け出せなかったと思うんです。(過去の誠のように)頑なに変わらない人が周りにいると、“自分は変わらなきゃな”と律することができる、というのはあるかもしれません」
続けて「“変わっていくのが当たり前”というのは、私のような40代前半〜中盤世代の強みかなと思います」と松本氏。「同世代を見ても、“こうでなければいけない”と思っている人間が誰もいないので、変わって当たり前だし、そこに乗るか乗らないかだけだと思うんですよね。今のテレビ業界を苦難とも感じていないですし、“そうなるよな。じゃあどうしよう”と、すぐに頭を切り替えられたのは大きいと思います」。
松本氏が、今回の現場で初めて行ったという「当事者キャスティング」にも触れておきたい。原作には登場しない、誠の娘・萌(大原梓)の大学の友人役に、車椅子ユーザーの俳優・田﨑花歩を呼んだのだ。
「ふだん生活をしていても、車椅子の方や白杖を持った方っていらっしゃるじゃないですか。でも、ドラマは、美男美女で作られた美しい世界になりがち。本当の“世界の美しさ”ってそういうことではなくて、いろんなことをひっくるめたリアルな美しさだと思うんです。そこをちゃんと描きたいな、と」
ドラマ的に車椅子であることの理由はない。ただ、そんな友達が大学にいる世界観でこのドラマを作りたかった、と松本Pは語る。
「田﨑さんは、小さい頃、ドラマや舞台を見るのが好きだったけど、ドラマの世界には健常者しかおらず、選択肢として(俳優になる)想像すらしたことがなかった、とおっしゃっていました。すごく重い言葉だなと思いましたね。見せる側が意識していなくても、『あなたたちには無理ですよ』と伝わるような作り方をしていたんだと思ったんです。今後、こうしたキャスティングを続けることで『私にもそういう道があるんじゃないか』と思ってくれる子供たちが1人でも増えれば可能性は広がるし、そういう時代を作っていかなきゃいけないな、と思いました」
終盤に向けて盛り上がっていく『おっパン』。見どころを伺うと、こんな答えが返ってきた。
「こういう人には“こうであるべき”みたいなカテゴライズされた答えなんて1つもなくて、それぞれの対話でいろんな物事が見えてくるドラマになっています。『人と人とのつながりって、めんどくさいけどいいよね』というところを感じてもらえたら嬉しいですね。最後、誠と彼を毛嫌いしていた家族が、一致団結して友達のために頑張るストーリーラインもあるので、沖田家の可愛らしさと頑張りを最後まで見届けていただけたら幸いです」
最後に、テレビマンとしての“今後”についても問うた。
「配信を含め、ものすごく贅沢で楽しい時代だと思うので、その中で選んでもらえるメディアとして生き残れるように頑張りたいです。どんなかたちであれ、面白いものを作れば、そこにはお客さんがいらっしゃると思うので、最後の最後までお客さんに対してだけは誠実にものづくりをやっていきたいです。本当は『おっパン』のような企画が通らない時代が来るのが一番いいなと思っていますね。会社に企画書を出したときに『何を当たり前のことを言ってんだ』と言われる時代になったら、本当の意味で良いのかな、と。せっかくメディアの世界にいるので、お父さん世代も含めて、みんなが生きやすい世の中を作れるといいなと思っています」
#我很喜欢你那你呢#
看了第十集剧情介绍,我希望瑞树不要告白,我希望瑞树就祝荣枝幸福就好了,[微笑],结局还是荣枝曾我啊,又没有悬念[微笑]
お互いに自分を必要としてくれる人がいる場所に居ようと別れを決断した栄枝(簡秀吉)と曽我(西山潤)。 自分から別れを切り出したものの、すぐには立ち直れない栄枝の前にまたしても瑞樹(奥野壮)が現れる。瑞樹は曽我との思い出の場所ばかり連れ回して、衝撃の告白をする…!?
一方、栄枝は誕生日を迎え、数代(村瀬紗英)や要(堀家一希)、常連たちが誕生日パーティーを開いてくれる中、東京にいる曽我から小包が届き…。 出張で大阪に来ていた曽我は、栄枝に会わずに帰ろうとしていたところを数代に捕まり、「たまえ」に行くことを促されるが、そこには…?
すれ違い続けてきた2人のムズキュンラブストーリーはどんな結末を迎えるのか!?
看了第十集剧情介绍,我希望瑞树不要告白,我希望瑞树就祝荣枝幸福就好了,[微笑],结局还是荣枝曾我啊,又没有悬念[微笑]
お互いに自分を必要としてくれる人がいる場所に居ようと別れを決断した栄枝(簡秀吉)と曽我(西山潤)。 自分から別れを切り出したものの、すぐには立ち直れない栄枝の前にまたしても瑞樹(奥野壮)が現れる。瑞樹は曽我との思い出の場所ばかり連れ回して、衝撃の告白をする…!?
一方、栄枝は誕生日を迎え、数代(村瀬紗英)や要(堀家一希)、常連たちが誕生日パーティーを開いてくれる中、東京にいる曽我から小包が届き…。 出張で大阪に来ていた曽我は、栄枝に会わずに帰ろうとしていたところを数代に捕まり、「たまえ」に行くことを促されるが、そこには…?
すれ違い続けてきた2人のムズキュンラブストーリーはどんな結末を迎えるのか!?
2024.03.07
TVLIFE(テレビライフ公式)
@tv_life 網誌報導
FANTASTICS堀夏喜、現場での筋トレが本編採用「体を動かしていないとムズムズしてきちゃって(笑)」『スパイの人事部』インタビュー
『スパイの人事部』(CBC 3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分/CBCローカル・TVer、U-NEXTで配信あり)で主演を務めるFANTASTICSの堀夏喜さんにインタビュー。共演者の印象や見どころなどを聞きました。
本作はスパイ組織の人事部が活躍する一風変わったお仕事ドラマ。日本の安全を秘密裏に守る「スパイ組織・N’IA(エヌ・アイ・エー)」。そんなスパイ組織の中にも、一般企業と同じように人事部員が働いている。
主人公は、最近人事部に異動になった元すご腕スパイ・守田守(堀)。守田は、外資系企業で人事を担当していたプロフェッショナル・滝川まどか(山崎紘菜)、広報部を希望していたが人事部に配属された新入社員・玉木香奈(大原優乃)、問題を起こしたくない人事部長・神宮司竜太郎(近江谷太朗)と共に、最前線で国家の危機を救うスパイたちの悩みに向き合っていく。
◆今回初主演ということで、抜擢されたときの心境を教えてください。
最初に話を聞いたときは本当にうれしかったです。これまで演技のお仕事をさせていただく中で、主演というポジションは初めて。ただグループの中で、主演をやっているメンバーが何人かいたので、自分がようやくそういったポジションに来れてうれしいなと。あとはメンバーが主演を張っているところを見てきたので、どういう雰囲気なのかは大体聞いていたり、見ていたりしたので、そこまで変にプレッシャーを感じることなく、そして監督もすごく伸び伸びやらせてくださったので、気負うことなくできたかなと思います。
◆出身が愛知県ということで、CBCで主演ということもさらに気合が入りましたか?
そうですね。地元の放送局というのはすごくうれしいですし、家族もいつも見ているので、いい知らせができてうれしいです。
◆ご自身の役柄について教えてください。
守田守という、最近までスパイとして最前線に出向いていたけども、人事部に異動になり、まだちょっと最前線のスパイに未練があるような。人事部になじめているのか、なじめていないのかが分からないような役どころになっています。
◆収録を振り返って、今の心境は?
全3話ということで収録の期間も短くて、怒涛の撮影だったなという感じです。登場人物も絞られていたこともあって、すごくチームワークを感じるような撮影になったなと思ってますし、本当の一つの企業の部署の一員というか、そんな人間関係も生まれて、すごく楽しい現場でした。
◆堀さんが現場のセットで筋トレをしていたのを見た監督が、筋トレを実際にシーンに取り入れられたそうですが、その経緯を教えてください。
普段からずっと体を動かしているというのもありますが、撮影がツアー期間中だったので、体を動かしていないとムズムズしてきちゃって(笑)。それでたまたま柱があったので筋トレをしていたら、みんなが面白がってくれて。もともと筋トレのシーンをワンカット入れようかみたいな話を監督がしていたのですが、その話がだんだん膨らんでいって、「懸垂から始めよう」「腕立てもしちゃおう」と守田の日常のような感じになっていきました。
◆共演者の方々の印象は?
部長役の近江谷さんは同じLDH所属なんですけど、今回が初めましてで。部長の役柄的にちょっと抜けているところがある感じだったのですが、近江谷さんいわく普段の自分と重なるところがあるらしく、ちょっとおちゃめなところが普段からある方だなと。最年長の方にもかかわらず、みんなに積極的に話しかけてくれて、たまにちょっと親父ギャグ的なことを言って、場の雰囲気を明るくしてくれたので、すごく頼れて愛される方です。
香奈役の大原さんは、普段から明るい方で、タイトなスケジュールも大原さんの笑顔で乗り越えられたんじゃないかみたいなところもあります。役柄的にも天真らんまんな感じだったので、そういうところにも救われた部分があるかなと思います。
まどか役の山崎さんは後から撮影に合流だったのですが、役柄と同じようにスマートに撮影へ入って来られたので、最初はめちゃくちゃカッコいいクールな方だなと思っていました。ですが、だんだん撮影が進んでいくとすごくフレンドリーで壁のない方というか、みんなとしゃべるんですけど、打ち解けるのが一番早くて、初日なのにお互いツッコミ合えるぐらいになっていたので、コミュニケーション能力がすごいなというギャップが印象的でした。
◆主演だからこそ、立ち居振る舞いで意識したことはありますか?
あえてこうしようと臨んだところはあまりなかったですが、性格的に気負うとちょっと固くなっちゃうタイプなので、あえてフラットに臨むことは意識しました。ですが、タイトなスケジュールということもあったので、なるべく行動はキビキビとしようというのは決めていましたし、役柄自体も元スパイということで、ちょっと体育会系という印象があったので、ハキハキと元気はつらつみたいなところは普段から終始それでいようと思って現場に臨んでいました。あとは、皆さんと積極的に会話するようにしたので、それなりにみんなとコミュニケーションが取れたのかなと思ってます。
◆参考にしたスパイはいますか?
僕、スパイ映画が大好きで、「007」や「ミッション:インポッシブル」などいろいろ見てきていたので、スパイに憧れがありました。劇中ではオフィス用のスーツを着ることが多いのですが、少しだけ現場に出ている作業服みたいなものを着る機会があって、その時のために、ちょっと肉体派がいいなと思って、体は絞るというより、大きさキープすることを意識しました。なので誰かをイメージしたということはないですが、“スパイ=マッチョ”というすごくざっくりとしたイメージを自分の中では持っていました(笑)。
◆最初にお話を受けたときにイメージしたスパイと、この話の中で出てくるスパイというのはイメージが重なったところはありましたか?
スパイと聞くと、肉体派でいろいろ動きがあってというイメージだったのですが、このドラマだと人事部なので、やはりオフィスが多いなというのがギャップだったなと思います。スパイを見せる隙間がわりと少なかったんで、その数少ないそういう機会にどれだけ現役のスパイだったんだぞというのを見せられるか、そういうところはちょっと大事だったかなと思います。
◆最後に見どころをお願いします。
僕が演じる守田守が、いろんな出来事を乗り越えていった先に、人事部に対してどういう感情の変化を持つのかを見ていただきたいです。そして、スパイという名前はついていますが、人事部にフォーカスを当てるとすごくなじみやすく、皆さんが普段働いていて共感できるような切り口がたくさんある作品になっていると思うので、そういったところにもぜひ注目していただけたらうれしいです。
番組情報
『スパイの人事部』(全3話)
CBC
2024年3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分
<配信>
TVer:各話放送翌日の正午より配信
U-NEXT:各話放送後より配信
※U-NEXTでは、トークやメイキング映像を収録したオリジナルスピンオフ番組を独占配信
出演:堀夏喜(FANTASTICS)、山崎紘菜、大原優乃、近江谷太朗
主題歌:Girls²「Make My Day」
番組HP:https://t.cn/A6YTsuZK
©CBC
TVLIFE(テレビライフ公式)
@tv_life 網誌報導
FANTASTICS堀夏喜、現場での筋トレが本編採用「体を動かしていないとムズムズしてきちゃって(笑)」『スパイの人事部』インタビュー
『スパイの人事部』(CBC 3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分/CBCローカル・TVer、U-NEXTで配信あり)で主演を務めるFANTASTICSの堀夏喜さんにインタビュー。共演者の印象や見どころなどを聞きました。
本作はスパイ組織の人事部が活躍する一風変わったお仕事ドラマ。日本の安全を秘密裏に守る「スパイ組織・N’IA(エヌ・アイ・エー)」。そんなスパイ組織の中にも、一般企業と同じように人事部員が働いている。
主人公は、最近人事部に異動になった元すご腕スパイ・守田守(堀)。守田は、外資系企業で人事を担当していたプロフェッショナル・滝川まどか(山崎紘菜)、広報部を希望していたが人事部に配属された新入社員・玉木香奈(大原優乃)、問題を起こしたくない人事部長・神宮司竜太郎(近江谷太朗)と共に、最前線で国家の危機を救うスパイたちの悩みに向き合っていく。
◆今回初主演ということで、抜擢されたときの心境を教えてください。
最初に話を聞いたときは本当にうれしかったです。これまで演技のお仕事をさせていただく中で、主演というポジションは初めて。ただグループの中で、主演をやっているメンバーが何人かいたので、自分がようやくそういったポジションに来れてうれしいなと。あとはメンバーが主演を張っているところを見てきたので、どういう雰囲気なのかは大体聞いていたり、見ていたりしたので、そこまで変にプレッシャーを感じることなく、そして監督もすごく伸び伸びやらせてくださったので、気負うことなくできたかなと思います。
◆出身が愛知県ということで、CBCで主演ということもさらに気合が入りましたか?
そうですね。地元の放送局というのはすごくうれしいですし、家族もいつも見ているので、いい知らせができてうれしいです。
◆ご自身の役柄について教えてください。
守田守という、最近までスパイとして最前線に出向いていたけども、人事部に異動になり、まだちょっと最前線のスパイに未練があるような。人事部になじめているのか、なじめていないのかが分からないような役どころになっています。
◆収録を振り返って、今の心境は?
全3話ということで収録の期間も短くて、怒涛の撮影だったなという感じです。登場人物も絞られていたこともあって、すごくチームワークを感じるような撮影になったなと思ってますし、本当の一つの企業の部署の一員というか、そんな人間関係も生まれて、すごく楽しい現場でした。
◆堀さんが現場のセットで筋トレをしていたのを見た監督が、筋トレを実際にシーンに取り入れられたそうですが、その経緯を教えてください。
普段からずっと体を動かしているというのもありますが、撮影がツアー期間中だったので、体を動かしていないとムズムズしてきちゃって(笑)。それでたまたま柱があったので筋トレをしていたら、みんなが面白がってくれて。もともと筋トレのシーンをワンカット入れようかみたいな話を監督がしていたのですが、その話がだんだん膨らんでいって、「懸垂から始めよう」「腕立てもしちゃおう」と守田の日常のような感じになっていきました。
◆共演者の方々の印象は?
部長役の近江谷さんは同じLDH所属なんですけど、今回が初めましてで。部長の役柄的にちょっと抜けているところがある感じだったのですが、近江谷さんいわく普段の自分と重なるところがあるらしく、ちょっとおちゃめなところが普段からある方だなと。最年長の方にもかかわらず、みんなに積極的に話しかけてくれて、たまにちょっと親父ギャグ的なことを言って、場の雰囲気を明るくしてくれたので、すごく頼れて愛される方です。
香奈役の大原さんは、普段から明るい方で、タイトなスケジュールも大原さんの笑顔で乗り越えられたんじゃないかみたいなところもあります。役柄的にも天真らんまんな感じだったので、そういうところにも救われた部分があるかなと思います。
まどか役の山崎さんは後から撮影に合流だったのですが、役柄と同じようにスマートに撮影へ入って来られたので、最初はめちゃくちゃカッコいいクールな方だなと思っていました。ですが、だんだん撮影が進んでいくとすごくフレンドリーで壁のない方というか、みんなとしゃべるんですけど、打ち解けるのが一番早くて、初日なのにお互いツッコミ合えるぐらいになっていたので、コミュニケーション能力がすごいなというギャップが印象的でした。
◆主演だからこそ、立ち居振る舞いで意識したことはありますか?
あえてこうしようと臨んだところはあまりなかったですが、性格的に気負うとちょっと固くなっちゃうタイプなので、あえてフラットに臨むことは意識しました。ですが、タイトなスケジュールということもあったので、なるべく行動はキビキビとしようというのは決めていましたし、役柄自体も元スパイということで、ちょっと体育会系という印象があったので、ハキハキと元気はつらつみたいなところは普段から終始それでいようと思って現場に臨んでいました。あとは、皆さんと積極的に会話するようにしたので、それなりにみんなとコミュニケーションが取れたのかなと思ってます。
◆参考にしたスパイはいますか?
僕、スパイ映画が大好きで、「007」や「ミッション:インポッシブル」などいろいろ見てきていたので、スパイに憧れがありました。劇中ではオフィス用のスーツを着ることが多いのですが、少しだけ現場に出ている作業服みたいなものを着る機会があって、その時のために、ちょっと肉体派がいいなと思って、体は絞るというより、大きさキープすることを意識しました。なので誰かをイメージしたということはないですが、“スパイ=マッチョ”というすごくざっくりとしたイメージを自分の中では持っていました(笑)。
◆最初にお話を受けたときにイメージしたスパイと、この話の中で出てくるスパイというのはイメージが重なったところはありましたか?
スパイと聞くと、肉体派でいろいろ動きがあってというイメージだったのですが、このドラマだと人事部なので、やはりオフィスが多いなというのがギャップだったなと思います。スパイを見せる隙間がわりと少なかったんで、その数少ないそういう機会にどれだけ現役のスパイだったんだぞというのを見せられるか、そういうところはちょっと大事だったかなと思います。
◆最後に見どころをお願いします。
僕が演じる守田守が、いろんな出来事を乗り越えていった先に、人事部に対してどういう感情の変化を持つのかを見ていただきたいです。そして、スパイという名前はついていますが、人事部にフォーカスを当てるとすごくなじみやすく、皆さんが普段働いていて共感できるような切り口がたくさんある作品になっていると思うので、そういったところにもぜひ注目していただけたらうれしいです。
番組情報
『スパイの人事部』(全3話)
CBC
2024年3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分
<配信>
TVer:各話放送翌日の正午より配信
U-NEXT:各話放送後より配信
※U-NEXTでは、トークやメイキング映像を収録したオリジナルスピンオフ番組を独占配信
出演:堀夏喜(FANTASTICS)、山崎紘菜、大原優乃、近江谷太朗
主題歌:Girls²「Make My Day」
番組HP:https://t.cn/A6YTsuZK
©CBC
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