#健康要有文化素養 & 健康要有哲學頭腦#
日本の「食料」を学ぶ
Z世代と食の未来を考える
2022年10月29日(土)、30日(日)の2日間、
「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」が
東京・六本木ヒルズアリーナで開催されました。
参加したZ世代の食に対する価値や食の未来に対する思いを取材しました。
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」に潜入
ニッポンフードシフトとは?
近年、食の外部化・簡便化が進み、食とその背景にある農業や農村との繋がりを意識する機会がかつてより減っているのではないでしょうか。
将来にわたり日本の、自分たちの食を確かなものにするために、消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動する国民運動として、農林水産省は2021年から「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタートしました。
ニッポンフードシフトでは、日本の食を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうため、例えば、公式WEBサイトで取組事例の紹介や、公式noteにおける発信、吉本興業や無印良品、テレビ東京などと連携した情報発信など、官民協働による取組を進めています。
また、消費者と生産者や事業者とが出会い、交わることで、食への新たな気づきや発見を促し、意識や行動を変えていくためのきっかけ作りを目指すイベントとして、「NIPPON FOOD SHIFT FES.(以下 NFS FES.)」を2021年10月から全国各地で開催しています。
多くの人が訪れ、関心を持って参加
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」の会場を訪ねました。
2022年10月29日、30日の両日は天候にも恵まれ、会場となった東京都港区の六本木ヒルズアリーナにはたくさんの人。会場では2日間にわたって、終日多彩な発表やトークセッションが行われ、多くの展示・体験ブースやマルシェが並びました。
これまでほとんどの会場で中心的な役割を担い、トークセッションや展示・体験ブースなどで活躍しているのが、食の未来を担う1990年代後半から2000年代生まれのZ世代の若者たち。今回も参加したZ世代はそれぞれ、農業の生産現場などを体験し、全国の生産者たちと交流した経験を活かしてNFS FES.東京2022を盛り上げました。
Z世代の展示ブースをWATCH!
龍谷大学経営学部藤岡ゼミは、ぶどう山椒の一大産地である和歌山県有田川町において、学生がフィールドワークを行い、産地を未来につなげるために取り組んだ4年間についてトークセッションで発表しました。また、有田川町の農産物や加工品等、「ぶどう山椒をかけて食べるカレー」などオリジナル開発商品を販売するブース展示も行いました。
立正大学法学部の社会学・教育学の西谷ゼミでは、「Z世代が考える!『未来の食と農』教育プロジェクト」として、学生のフィールドワークや農業体験の様子、小学生との協働授業でグループ活動を行った様子を、ブース展示とトークセッションで発表しました。
多様な大学生のマーケティングチームとスイーツの専門学校生がコラボした「100日後にできるZ世代プロデュースカフェ」ではレシピカードを配布し、スイーツも販売。
未来を担うZ世代のアクションに注目
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」で、ひときわ目を引いたのは、京都芸術大学芸術学部情報デザイン学科の学生たちが手がけた「シ展。2022-2023」。選択科目の「情報デザインプロジェクト」(担当教員 服部滋樹教授/村川晃一郎講師)という講義の中で、学生たちは食料安全保障と価格転嫁について学びました。学びを深化させるために、さまざまなリサーチを、3人から4人1チームで行いました。10チームそれぞれに異なるテーマでプロジェクトを進め、その成果をまとめたものが今回のグループ展です。
タイトルの「シ展」とは、より良い未来に向ける“始点”であり、未来を支える“支点”でもあるといいます。さらに、思考を止めてしまえば、取り返しのつかない“死点”へと向かうことになるから、どんな“視点”をもって未来を創造するのか、自分たちの手に委ねられているというZ世代の思いを込めているのだそうです。
指導にあたった教員の村川晃一郎さんは次のように話してくれました。
「課題がどこにあるのか、どのようにしたら人に伝わり、また見た人の考え方が変わるのか。そういったことを、デザインを行う際に用いる思考や手法でひも解いていくと、新しいアプローチができるのではないかと思いました。デザインを学ぶ学生たちは、思考したものをアウトプットする能力を持っているので、食の問題に対してもきっと課題解決につなげられると思います」。
そこで、学生たちがどんな課題に取り組み、どのように感じたかを10チームそれぞれの代表者に聞きました。
京都芸術大学情報デザイン学科 情報デザインプロジェクト「シ展。2022-2023」のチームリーダーたち。後列左は指導にあたった村川さん
生産者を選んで野菜を購入する自動販売機
自動販売機には生産者の情報のみを提示。その情報から生産者を選び、何が出てくるかわからない野菜との出合いを楽しんでもらうことが狙いです。会場では、協力してもらった8人の生産者の情報をフライヤーにまとめ、来場者に持ち帰ってもらいました。
オンラインで8人の生産者さんにインタビューしたのですが、知らないことだらけでとても勉強になりました。自動販売機なら野菜も気軽に買ってもらえるのではないかと思いました。
農産物のSNS型ショッピングアプリを開発
食をコミュニケーションツールと捉えて、農産物を贈り物として利用しやすくなるSNS型アプリ「わかば」を考案しました。「わかば」を使って生産者から購入した野菜をフォローしている人に送ることができ、また生産者の情報や直伝レシピも共有できます。
家族や友人には少し高価なものでも買ってあげたいと思うので、そんな気持ちを消費につなげられないかと考えました。農産物の情報の「いいね」が増えて、つながり合えるといいなと思います。
食の現状を回転パネルにデザインして問いかける
「食品添加物」「遺伝子組換え」「慣行農業と有機農業」「国産と輸入」「食料自給率」の5つのテーマについて調べ、是非や可否を述べるのではなく、すべての物事には裏表があることを踏まえ「あなたはどう思いますか」と意識喚起をする展示です。
自分が口にする食べ物のことを、私たちは本当にわかっているでしょうか。食にまつわるウワサや、知らずしらず形作られたイメージの「ホントのところ」を知り、見た人自身がこれからの食について考えてほしいです。
廃棄される野菜や果物に新たな価値を
廃棄される野菜を食べること以外で有効活用しようということから商品化を模索。野菜の色素を利用して自分たちで絵の具や石鹸、入浴剤などを製作。食品廃棄物から新素材を生み出すベンチャー企業の協力を得て、ごぼうなどから作った高強度の建材も展示しました。
今回は野菜について、食べられるのに捨てる部分の有効活用を考えましたが、ものづくりではいろいろな素材の廃棄物が出るので、そういった素材の有効活用も考えてみたいと思いました。
インスタグラムで適正な価格形成に向けた情報を発信
大手スーパーマーケットに取材に行き、食品の価値を正しく評価して販売する大切さを知ったことから、適正な価格形成を知ってもらうための展示パネルを作りました。展示を見た方が、適正な価格形成の大切さを広められるように、インスタグラムによる発信も行っています。
私たちのチームは、講義で初めて知った価格転嫁という言葉を消費者にとって一番身近な問題だと捉えました。スーパーの取り組みを見て、たくさんの人に知ってもらうべきだと思いました。
見切り品を気軽に手にしてもらうアプリを開発
賞味期限や消費期限が近いものや、規格外品などの見切り品に着目。見切り品を買ってポイントを貯め、それをこども食堂やフードバンクに寄付できるアプリ「ぴっくる」を考案。見切り品にはシールが貼ってあるので、それを店内で宝探しのように楽しんで探してほしいと考えました。
見た目や賞味期限が近いという理由で、まだ食べられるのに捨てられてしまう見切り品の中には魅力のある食品もたくさんあるし、十分手に取ってもらえる商品だということを知ってもらいたいです。
食料自給率をあげるために和食の文化、作法に着目
和食に親しみを持ち、和食を食べる頻度を増やすために、和食の作法や豆知識などをイラストで見せるフリーペーパーや展示を作成しました。和食の消費拡大から、食料自給率の上昇へつながればと考えています。
Z世代でも食べ物に対して値段で選ぶ人、写真映えを狙う人など価値観が違い、チームの中でもばらばらでした。それをどうやって一本化するか話し合って、テーマを作法や伝統に絞りました。
規格外野菜をそのまま販売するために
食品ロスの統計には、出荷前に廃棄される規格外野菜が含まれていないことを知ったことから規格外野菜のブランディングのために、みんなに注目してもらえ、ふっと笑えて親しんでもらえるキャッチコピーを考えてポスターを作りました。
コピーを考えるのは難しかったけれど、楽しんで取り組めました。「できそこ」というコピーは、形は規格外でも味や品質が「できそこないではない」という意味で「ない」を削ったものです。
規格外野菜や果物のジュースやスイーツの店
規格外野菜や果物を購入し、それをジュースやスイーツなどにして提供するカフェ店舗の内装やパッケージを展示。メニューもチームで考案しました。店名は「砦(toride)」。自分たちZ世代が食の問題の最後の砦になるという決意を込めたネーミングです。
規格外野菜をテーマにカフェづくりをしようと考えたのは、ごみの低減に取り組んでいる量り売りスーパー「斗々屋」にフィールドワークを行い、フードロスへの意識を多くの人に持ってもらう必要を感じたことがきっかけです。
地域支援型農業「CSA」を広めるために
消費者が農産物の購入費を先払いすることで生産者と消費者が相互に支え合う仕組み「CSA(Community Supported Agriculture)」の新しいバージョンとして、飲食店と契約して、誰もがCSAに参加できる場所づくりを考案。「食について考える、新しい居酒屋」の仕組みのデザインと店舗デザインを展示しました。
CSAのことを初めて知り、取り組んでいる生産者さんのお話にワクワクしました。農産物を買う時も、自分がきちんと選ぶことで状況が変わっていくことを知り、その大切さがわかりました。
推進パートナー募集
あなたもニッポンフードシフト!
ニッポンフードシフトロゴ
ニッポンフードシフトの趣旨に賛同・共感するすべての企業、団体、個人を対象に、推進パートナーを募集しています。推進パートナーとして登録すると、ロゴマークを広告、名刺、商品などに使用できるほか、店頭やキャンペーンなどにも無償で利用することができます。さらに登録者が主催するイベントや催事において、「ニッポンフードシフト」の名義を使用することができます。登録については以下のサイトをご覧ください。
日本の「食料」を学ぶ
Z世代と食の未来を考える
2022年10月29日(土)、30日(日)の2日間、
「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」が
東京・六本木ヒルズアリーナで開催されました。
参加したZ世代の食に対する価値や食の未来に対する思いを取材しました。
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」に潜入
ニッポンフードシフトとは?
近年、食の外部化・簡便化が進み、食とその背景にある農業や農村との繋がりを意識する機会がかつてより減っているのではないでしょうか。
将来にわたり日本の、自分たちの食を確かなものにするために、消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動する国民運動として、農林水産省は2021年から「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタートしました。
ニッポンフードシフトでは、日本の食を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうため、例えば、公式WEBサイトで取組事例の紹介や、公式noteにおける発信、吉本興業や無印良品、テレビ東京などと連携した情報発信など、官民協働による取組を進めています。
また、消費者と生産者や事業者とが出会い、交わることで、食への新たな気づきや発見を促し、意識や行動を変えていくためのきっかけ作りを目指すイベントとして、「NIPPON FOOD SHIFT FES.(以下 NFS FES.)」を2021年10月から全国各地で開催しています。
多くの人が訪れ、関心を持って参加
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」の会場を訪ねました。
2022年10月29日、30日の両日は天候にも恵まれ、会場となった東京都港区の六本木ヒルズアリーナにはたくさんの人。会場では2日間にわたって、終日多彩な発表やトークセッションが行われ、多くの展示・体験ブースやマルシェが並びました。
これまでほとんどの会場で中心的な役割を担い、トークセッションや展示・体験ブースなどで活躍しているのが、食の未来を担う1990年代後半から2000年代生まれのZ世代の若者たち。今回も参加したZ世代はそれぞれ、農業の生産現場などを体験し、全国の生産者たちと交流した経験を活かしてNFS FES.東京2022を盛り上げました。
Z世代の展示ブースをWATCH!
龍谷大学経営学部藤岡ゼミは、ぶどう山椒の一大産地である和歌山県有田川町において、学生がフィールドワークを行い、産地を未来につなげるために取り組んだ4年間についてトークセッションで発表しました。また、有田川町の農産物や加工品等、「ぶどう山椒をかけて食べるカレー」などオリジナル開発商品を販売するブース展示も行いました。
立正大学法学部の社会学・教育学の西谷ゼミでは、「Z世代が考える!『未来の食と農』教育プロジェクト」として、学生のフィールドワークや農業体験の様子、小学生との協働授業でグループ活動を行った様子を、ブース展示とトークセッションで発表しました。
多様な大学生のマーケティングチームとスイーツの専門学校生がコラボした「100日後にできるZ世代プロデュースカフェ」ではレシピカードを配布し、スイーツも販売。
未来を担うZ世代のアクションに注目
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」で、ひときわ目を引いたのは、京都芸術大学芸術学部情報デザイン学科の学生たちが手がけた「シ展。2022-2023」。選択科目の「情報デザインプロジェクト」(担当教員 服部滋樹教授/村川晃一郎講師)という講義の中で、学生たちは食料安全保障と価格転嫁について学びました。学びを深化させるために、さまざまなリサーチを、3人から4人1チームで行いました。10チームそれぞれに異なるテーマでプロジェクトを進め、その成果をまとめたものが今回のグループ展です。
タイトルの「シ展」とは、より良い未来に向ける“始点”であり、未来を支える“支点”でもあるといいます。さらに、思考を止めてしまえば、取り返しのつかない“死点”へと向かうことになるから、どんな“視点”をもって未来を創造するのか、自分たちの手に委ねられているというZ世代の思いを込めているのだそうです。
指導にあたった教員の村川晃一郎さんは次のように話してくれました。
「課題がどこにあるのか、どのようにしたら人に伝わり、また見た人の考え方が変わるのか。そういったことを、デザインを行う際に用いる思考や手法でひも解いていくと、新しいアプローチができるのではないかと思いました。デザインを学ぶ学生たちは、思考したものをアウトプットする能力を持っているので、食の問題に対してもきっと課題解決につなげられると思います」。
そこで、学生たちがどんな課題に取り組み、どのように感じたかを10チームそれぞれの代表者に聞きました。
京都芸術大学情報デザイン学科 情報デザインプロジェクト「シ展。2022-2023」のチームリーダーたち。後列左は指導にあたった村川さん
生産者を選んで野菜を購入する自動販売機
自動販売機には生産者の情報のみを提示。その情報から生産者を選び、何が出てくるかわからない野菜との出合いを楽しんでもらうことが狙いです。会場では、協力してもらった8人の生産者の情報をフライヤーにまとめ、来場者に持ち帰ってもらいました。
オンラインで8人の生産者さんにインタビューしたのですが、知らないことだらけでとても勉強になりました。自動販売機なら野菜も気軽に買ってもらえるのではないかと思いました。
農産物のSNS型ショッピングアプリを開発
食をコミュニケーションツールと捉えて、農産物を贈り物として利用しやすくなるSNS型アプリ「わかば」を考案しました。「わかば」を使って生産者から購入した野菜をフォローしている人に送ることができ、また生産者の情報や直伝レシピも共有できます。
家族や友人には少し高価なものでも買ってあげたいと思うので、そんな気持ちを消費につなげられないかと考えました。農産物の情報の「いいね」が増えて、つながり合えるといいなと思います。
食の現状を回転パネルにデザインして問いかける
「食品添加物」「遺伝子組換え」「慣行農業と有機農業」「国産と輸入」「食料自給率」の5つのテーマについて調べ、是非や可否を述べるのではなく、すべての物事には裏表があることを踏まえ「あなたはどう思いますか」と意識喚起をする展示です。
自分が口にする食べ物のことを、私たちは本当にわかっているでしょうか。食にまつわるウワサや、知らずしらず形作られたイメージの「ホントのところ」を知り、見た人自身がこれからの食について考えてほしいです。
廃棄される野菜や果物に新たな価値を
廃棄される野菜を食べること以外で有効活用しようということから商品化を模索。野菜の色素を利用して自分たちで絵の具や石鹸、入浴剤などを製作。食品廃棄物から新素材を生み出すベンチャー企業の協力を得て、ごぼうなどから作った高強度の建材も展示しました。
今回は野菜について、食べられるのに捨てる部分の有効活用を考えましたが、ものづくりではいろいろな素材の廃棄物が出るので、そういった素材の有効活用も考えてみたいと思いました。
インスタグラムで適正な価格形成に向けた情報を発信
大手スーパーマーケットに取材に行き、食品の価値を正しく評価して販売する大切さを知ったことから、適正な価格形成を知ってもらうための展示パネルを作りました。展示を見た方が、適正な価格形成の大切さを広められるように、インスタグラムによる発信も行っています。
私たちのチームは、講義で初めて知った価格転嫁という言葉を消費者にとって一番身近な問題だと捉えました。スーパーの取り組みを見て、たくさんの人に知ってもらうべきだと思いました。
見切り品を気軽に手にしてもらうアプリを開発
賞味期限や消費期限が近いものや、規格外品などの見切り品に着目。見切り品を買ってポイントを貯め、それをこども食堂やフードバンクに寄付できるアプリ「ぴっくる」を考案。見切り品にはシールが貼ってあるので、それを店内で宝探しのように楽しんで探してほしいと考えました。
見た目や賞味期限が近いという理由で、まだ食べられるのに捨てられてしまう見切り品の中には魅力のある食品もたくさんあるし、十分手に取ってもらえる商品だということを知ってもらいたいです。
食料自給率をあげるために和食の文化、作法に着目
和食に親しみを持ち、和食を食べる頻度を増やすために、和食の作法や豆知識などをイラストで見せるフリーペーパーや展示を作成しました。和食の消費拡大から、食料自給率の上昇へつながればと考えています。
Z世代でも食べ物に対して値段で選ぶ人、写真映えを狙う人など価値観が違い、チームの中でもばらばらでした。それをどうやって一本化するか話し合って、テーマを作法や伝統に絞りました。
規格外野菜をそのまま販売するために
食品ロスの統計には、出荷前に廃棄される規格外野菜が含まれていないことを知ったことから規格外野菜のブランディングのために、みんなに注目してもらえ、ふっと笑えて親しんでもらえるキャッチコピーを考えてポスターを作りました。
コピーを考えるのは難しかったけれど、楽しんで取り組めました。「できそこ」というコピーは、形は規格外でも味や品質が「できそこないではない」という意味で「ない」を削ったものです。
規格外野菜や果物のジュースやスイーツの店
規格外野菜や果物を購入し、それをジュースやスイーツなどにして提供するカフェ店舗の内装やパッケージを展示。メニューもチームで考案しました。店名は「砦(toride)」。自分たちZ世代が食の問題の最後の砦になるという決意を込めたネーミングです。
規格外野菜をテーマにカフェづくりをしようと考えたのは、ごみの低減に取り組んでいる量り売りスーパー「斗々屋」にフィールドワークを行い、フードロスへの意識を多くの人に持ってもらう必要を感じたことがきっかけです。
地域支援型農業「CSA」を広めるために
消費者が農産物の購入費を先払いすることで生産者と消費者が相互に支え合う仕組み「CSA(Community Supported Agriculture)」の新しいバージョンとして、飲食店と契約して、誰もがCSAに参加できる場所づくりを考案。「食について考える、新しい居酒屋」の仕組みのデザインと店舗デザインを展示しました。
CSAのことを初めて知り、取り組んでいる生産者さんのお話にワクワクしました。農産物を買う時も、自分がきちんと選ぶことで状況が変わっていくことを知り、その大切さがわかりました。
推進パートナー募集
あなたもニッポンフードシフト!
ニッポンフードシフトロゴ
ニッポンフードシフトの趣旨に賛同・共感するすべての企業、団体、個人を対象に、推進パートナーを募集しています。推進パートナーとして登録すると、ロゴマークを広告、名刺、商品などに使用できるほか、店頭やキャンペーンなどにも無償で利用することができます。さらに登録者が主催するイベントや催事において、「ニッポンフードシフト」の名義を使用することができます。登録については以下のサイトをご覧ください。
智慧心语[心]
周五愉快 2024年3月1日
说起暖被褥,我就想起我爱人经常会给我儿子暖被褥。我家孩子在外面玩,我爱人就说,妈妈给你暖被子去。因为孩子单独一个小床,床上也没电褥子,所以她就会给孩子暖被褥。我就想,其实小时候父母都给我们暖过被子,只是我们长大了,就不记得了。我们家儿子如果把他睡的地方尿湿了,我爱人就会把儿子抱到我们中间来,她去睡到湿的地方,这让我也觉得很感动。
——秦东魁 Happy Friday Mar 1,2024When it comes to warming up bed, I remember that my wife often helps my son to warm up bed. When my child played outside, my wife said, “Mommy will give you a warm bed.” Since the child was in a small bed, there was no mattress on his bed, so my wife would warm the bed. In fact, when we were in childhood, our parents also warmed beds for us. But we almost have forgotten that thing when we have grown up. If my son wetted his sleeping place, and my wife would put our child on another place, and she would go to sleep in the wet place, which moved me a lot.——Qin Dongkui
韩语翻译:이불 보온이라고 하면 제 아내가 제 아들에게 자주 이불을 보온해 주는 것을 떠올립니다. 우리 아이가 밖에서 놀고 있는데 아내가 엄마가 이불 따뜻하게 해 주러 가라고 했습니다. 작은 침대가 따로 있고 침대에도 전기요가 없어 이불을 따뜻하게 해 주는 것입니다. 사실 어렸을 때 부모님께서 이불을 따뜻하게 해 주셨는데 우리가 크니까 기억이 안 납니다. 우리 아들이 잘 곳을 오줌으로 적셔버리면 아내가 아들을 우리 사이에 껴안고 와서 젖은 곳에서 잔다는 것도 감동이었습니다.
俄语翻译:Говоря о согревании одеяла, я вспомнил, что моя жена часто согревала одеяло для сына. Когда наш ребенок играл на улице, и моя жена сказала, «мама идет в согревание тебе одеяло.» Поскольку у ребенка была одна маленькая кровать, и на кровати не было электрогрелки, она согревала одеяло для ребенка. Я подумал, что на самом деле, когда мы были маленькими, наши родители согревали одеяла для нас, но когда мы выросли, мы не помнили. Если бы наш сын намочил место, где он спал, моя жена привела бы его к нам, и она пошла спать на мокром месте, что также тронуло меня.
日语翻译:布団を温めるといえば、妻がよく息子の布団を温めていたことを思い出す。子どもが外で遊んでいると、妻が「ママ、布団を温めてあげよう」と言う。 その時、息子は小さなベッドに一人で寝ていて、ベッドには電気マットレスもなかったからだ。そういえば、私たちが小さい頃は親が布団を温めてくれていたのに、大人になってからはその記憶がない。息子が寝ている場所でおねしょをしたとき、妻は私たちの間に息子を運び、自分も濡れた場所に行って寝ていたことも印象的だった
周五愉快 2024年3月1日
说起暖被褥,我就想起我爱人经常会给我儿子暖被褥。我家孩子在外面玩,我爱人就说,妈妈给你暖被子去。因为孩子单独一个小床,床上也没电褥子,所以她就会给孩子暖被褥。我就想,其实小时候父母都给我们暖过被子,只是我们长大了,就不记得了。我们家儿子如果把他睡的地方尿湿了,我爱人就会把儿子抱到我们中间来,她去睡到湿的地方,这让我也觉得很感动。
——秦东魁 Happy Friday Mar 1,2024When it comes to warming up bed, I remember that my wife often helps my son to warm up bed. When my child played outside, my wife said, “Mommy will give you a warm bed.” Since the child was in a small bed, there was no mattress on his bed, so my wife would warm the bed. In fact, when we were in childhood, our parents also warmed beds for us. But we almost have forgotten that thing when we have grown up. If my son wetted his sleeping place, and my wife would put our child on another place, and she would go to sleep in the wet place, which moved me a lot.——Qin Dongkui
韩语翻译:이불 보온이라고 하면 제 아내가 제 아들에게 자주 이불을 보온해 주는 것을 떠올립니다. 우리 아이가 밖에서 놀고 있는데 아내가 엄마가 이불 따뜻하게 해 주러 가라고 했습니다. 작은 침대가 따로 있고 침대에도 전기요가 없어 이불을 따뜻하게 해 주는 것입니다. 사실 어렸을 때 부모님께서 이불을 따뜻하게 해 주셨는데 우리가 크니까 기억이 안 납니다. 우리 아들이 잘 곳을 오줌으로 적셔버리면 아내가 아들을 우리 사이에 껴안고 와서 젖은 곳에서 잔다는 것도 감동이었습니다.
俄语翻译:Говоря о согревании одеяла, я вспомнил, что моя жена часто согревала одеяло для сына. Когда наш ребенок играл на улице, и моя жена сказала, «мама идет в согревание тебе одеяло.» Поскольку у ребенка была одна маленькая кровать, и на кровати не было электрогрелки, она согревала одеяло для ребенка. Я подумал, что на самом деле, когда мы были маленькими, наши родители согревали одеяла для нас, но когда мы выросли, мы не помнили. Если бы наш сын намочил место, где он спал, моя жена привела бы его к нам, и она пошла спать на мокром месте, что также тронуло меня.
日语翻译:布団を温めるといえば、妻がよく息子の布団を温めていたことを思い出す。子どもが外で遊んでいると、妻が「ママ、布団を温めてあげよう」と言う。 その時、息子は小さなベッドに一人で寝ていて、ベッドには電気マットレスもなかったからだ。そういえば、私たちが小さい頃は親が布団を温めてくれていたのに、大人になってからはその記憶がない。息子が寝ている場所でおねしょをしたとき、妻は私たちの間に息子を運び、自分も濡れた場所に行って寝ていたことも印象的だった
光熱費0円、無料こたつの作り方
発泡スチロールに入れたおがくずに、自宅で出る食物残渣(しょくもつざんさ)を投入し、毎日撹拌(かくはん)していると、少しずつ発酵熱を出してきます。
食物残渣は、少々濡(ぬ)れていても構(かま)いません。
発酵を促進(そくしん)させるのに魚のアラ(内臓やエラ)を入れます。
終わったら、手を洗って殺菌して下さい。
ごみ袋に使う大きめのビニール袋を残さの上に引き、足を入れ、その上からタオルケットや、バスタオル等を掛けます。
電源の無い場所でも一日中、適温(てきおん)な暖(あたた)かさが持続します。また、ビニール袋に入れて布団の中やこたつの中に入れれば、24時間3ヶ月ほど暖かく、暖房費0円で越冬出来ます。毎日、袋の中を毎日開けて攪拌(かくはん)して下さい。
熱が下がれば、魚のアラ(内臓やエラ)を入れれば熱が再び上がり、
熱くなり過ぎた場合は、上に掛ける布団やタオルケット等を外すと下がります。
お好みに合わせて、温度を調節して下さい。
https://t.cn/A6jpghQ4ビデオ)
発酵が終わると、オリジナル有機堆肥が出来、そのままの発泡スチロールをベランダ等へ置き、家庭菜園で使用し、自分だけのオリジナル野菜を作って楽しんで下さい。
環境や、子供の食育にも良く、実践教材にもなります。
被災時には、発酵熱で料理も出来ます。
少しですが、皆が行えば原子力発電に頼らないエネルギーとして、空気や水質も汚れない環境が実現し、未来の人々へ良いプレゼントが出来ます。
災害時の簡易トイレとしても使用可能で、攪拌すれば匂いも消えます。
また、尿は、ポリタンクに入れておくと、メタンガスが自然と発生しますので、お湯を沸かす事も出来ます。
暖めたお湯を、残さの上に置いて置けば、ずっと暖かいままです。
自然はいつも私たちを助けてくれています。
私たちも、自然を大切にして生きていきましょう。
発泡スチロールに入れたおがくずに、自宅で出る食物残渣(しょくもつざんさ)を投入し、毎日撹拌(かくはん)していると、少しずつ発酵熱を出してきます。
食物残渣は、少々濡(ぬ)れていても構(かま)いません。
発酵を促進(そくしん)させるのに魚のアラ(内臓やエラ)を入れます。
終わったら、手を洗って殺菌して下さい。
ごみ袋に使う大きめのビニール袋を残さの上に引き、足を入れ、その上からタオルケットや、バスタオル等を掛けます。
電源の無い場所でも一日中、適温(てきおん)な暖(あたた)かさが持続します。また、ビニール袋に入れて布団の中やこたつの中に入れれば、24時間3ヶ月ほど暖かく、暖房費0円で越冬出来ます。毎日、袋の中を毎日開けて攪拌(かくはん)して下さい。
熱が下がれば、魚のアラ(内臓やエラ)を入れれば熱が再び上がり、
熱くなり過ぎた場合は、上に掛ける布団やタオルケット等を外すと下がります。
お好みに合わせて、温度を調節して下さい。
https://t.cn/A6jpghQ4ビデオ)
発酵が終わると、オリジナル有機堆肥が出来、そのままの発泡スチロールをベランダ等へ置き、家庭菜園で使用し、自分だけのオリジナル野菜を作って楽しんで下さい。
環境や、子供の食育にも良く、実践教材にもなります。
被災時には、発酵熱で料理も出来ます。
少しですが、皆が行えば原子力発電に頼らないエネルギーとして、空気や水質も汚れない環境が実現し、未来の人々へ良いプレゼントが出来ます。
災害時の簡易トイレとしても使用可能で、攪拌すれば匂いも消えます。
また、尿は、ポリタンクに入れておくと、メタンガスが自然と発生しますので、お湯を沸かす事も出来ます。
暖めたお湯を、残さの上に置いて置けば、ずっと暖かいままです。
自然はいつも私たちを助けてくれています。
私たちも、自然を大切にして生きていきましょう。
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